JPS6333421A - コポリアミドカ−ボネ−トおよび環状芳香族ポリカ−ボネ−トオリゴマ−からのその製造方法 - Google Patents

コポリアミドカ−ボネ−トおよび環状芳香族ポリカ−ボネ−トオリゴマ−からのその製造方法

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JPS6333421A
JPS6333421A JP14545687A JP14545687A JPS6333421A JP S6333421 A JPS6333421 A JP S6333421A JP 14545687 A JP14545687 A JP 14545687A JP 14545687 A JP14545687 A JP 14545687A JP S6333421 A JPS6333421 A JP S6333421A
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bis
bischloroformate
divalent
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JP14545687A
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トマス・レーン・エバンズ
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General Electric Co
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General Electric Co
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G69/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic amide link in the main chain of the macromolecule
    • C08G69/44Polyester-amides

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  • Organic Chemistry (AREA)
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  • Polyamides (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は縮合共重合体およびその製造方法に関し、より
詳細にはコポリアミドカーボネートに関する。
米国特許箱4,431,795号に、ラクタムをアルカ
リ性触媒の存在下で、環状脂肪族カーボネート単量体と
反応させることによって製造した共重合体が記載されて
いる。生成物はブロック共重合体でなく、主としてラン
ダム共重合体で、実質的な割合でウレタンおよびカルボ
ン酸エステル基を含有すると説明されている。この生成
物は、プラスチック、接着剤、可塑剤およびラッカーと
して有用であるとも説明されている。
芳香族重合体が大抵は脂肪族重合体より剛性が高いこと
は周知である。剛性が増大するとともに、幾つかの特性
、特に高温での熱安定性および耐薬品性が増大する。し
たがって、上記特許の共重合体と似ているが、芳香族基
を実質的な割合で含む共重合体の製造方法を開発するの
が有利である。
したがって本発明の主要な目的は、芳香族基を含々する
コポリアミドカーボネートを提供することにある。
別の目的は、このようなコポリアミドカーボネートの製
造に好都合な方法を提供することにある。
他の目的は一部は自明であり、一部は以下の説明から明
らかになるであろう。
本発明の第1の観点によれば、本発明は、次式: %式%) の構造単位を含み、式中のR1は炭素原子数約2−20
の鎖を含む二価の脂肪族炭化水素または置換炭化水素基
で、R2基の合計数の約60%以上が二価の芳香族有機
基で、その残りが脂肪族、脂環式または芳香族有機基で
あるコポリアミドカーボネートに関する。
本発明のコポリアミドカーボネート中のR1基は、二価
の脂肪族炭化水素または置換炭化水素基である。R1上
に存在する置換基はすべて、R1基の性質または反応性
に実質的に影響を与えてはならず、置換基の例には、ハ
ロ、ヒドロキシ、アルコキシ、アシルオキシ、シアノ、
カルボアルコキシおよびアミドかある。R1基は通常炭
化水素基で、アルキレン基とするのが好ましい。RIJ
Jは式Iの結合手の間に炭素原子成約2−20、好まし
くは約4−12の鎖を含む。
R22!の合計数の約60%以上が芳香族基で、その残
りが脂肪族、脂環式、芳香族またC嘘それらの混合物で
、脂肪族または脂環式基は一般に約8個以下の炭素原子
を含aする。R2基は置換基、たとえばハロ、ニトロ、
アルコキシ、ラクトンなどを含んでもよい。しかしすべ
てのR2基が炭化水素基であることが最も多い。
環状オリゴマー混合物中のR2基の合計数の約80%以
上が芳香族であるのが好ましく、上記R2基のすべてが
芳香族であるのが最も望ましい。
芳香族R2基は好ましくは次式: %式% で表わされ、式中のA1およびA2はそれぞれ二価の単
環式芳香族基、Ylは架橋基で、Ylの1個または2個
の原子がAIとA2の間に介在する。
式■の自由結合手は通常、Ylに対してA1およびA2
のメタまたはバラ位にある。
式■では、A1およびA2基は非置換フェニレンまたは
その置換誘導体とすることができ、置換基(1つ又はそ
れ以」二)にはたとえば、アルキル、アルケニル、ハロ
(特にクロロおよび/またはブロモ)、ニトロ、アルコ
キシなどがある。非置換フェニレン基が好ましい。A1
とA2の両方ともp−フェニレンであるのが好ましいが
、両方ども0−またはm−フェニレンであったり、片方
が〇−またはm−フェニレンで、他方がp−フェニレン
であってもよい。
架橋基Y1はその1個または2個の原子、好ましくは1
個の原子がA1とA2の間に介在する基である。Ylは
炭化水素基であることが最も多く、特に飽和基、たとえ
ばメチレン、シクロへキシルメチレン、2− [2,2
,1] −ビシクロへブチルメチレン、エチレン、イソ
プロピリデン、ネオペンチリデン、シクロへキシリデン
、シクロペンタデシリデン、シクロドデシリデンまたは
アダマンチリデン、特にgeo+−アルキレン(アルキ
リデン)基である。しかしYl基は、不飽和基でも、炭
素および水素以外の原子を含む基、たとえば2゜2−ジ
クロロエチリデン、カルボニル、フタリジリデン、オキ
シ、チオ、スルホキシおよびスルホンでもよい。
R2基は、弐HO−R2−OHのジヒドロキシ化合物、
特にジヒドロキシ芳香族化合物、そして好ましくは式H
O−AI −Yl −A2−OHのビスフェノールから
誘導されたものと考えることができる。
以下にジヒドロキシ化合物の例を挙げる。
エチレングリコール プロピレングリコール 1.3−プロパンジオール 1.4−ブタンジオール 1.6−ヘキサンジオール 1、R2−ドデカンジオール 2−エチル−1,10−デカンジオール2−ブテン−1
,4−ジオール 1.3−シクロベンタンジオール 1.3−シクロヘキサンジオール 1.4−シクロヘキサンジオール 1.4−ビス(ヒドロキシメチル)ベンゼン(これはエ
チレングリコールのビニローブで同様の特性を有する) レゾルシノール 4−ブロモレゾルシノール ヒドロキノン 4.4′ −ジヒドロキシビフェニル 1.6−シヒドロキシナフタレン 2.6−シヒドロキシナフタレン ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタンビス(4−ヒド
ロキシフェニル)ジフェニルメタン ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1−ナフチルメタン 1、R−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン 1.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン 1、R−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1−フェニ
ルエタン 2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン(「
ビスフェノールAJ) 2−(4−ヒドロキシフェニル’)−2−(3−ヒドロ
キシフェニル)プロパン 2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ブタン 1、R−ビス(4−ヒドロキシフェニル)イソブタン 1、R−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサ
ン 1、R−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロドデカ
ン トランス−2,3−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−
2−ブテン 2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)アダマンタン α、α′−ビス(4−ヒドロキシフェニル)トルエン ビス(4−ヒドロキシフェニル)アセトニトリル 2.2−ビス(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル)
プロパン 2.2−ビス(3−エチル−4−ヒドロキシフェニル)
プロパン 2.2−ビス(3−n−プロピル−4−ヒドロキシフェ
ニル)プロパン 2.2−ビス(3−イソプロピル−4−ヒドロキシフェ
ニル)プロパン 2.2−ビス(3−8−ブチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロパン 2.2−ビス(3−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロパン 2.2−ビス(3−シクロへキシル−4−ヒドロキシフ
ェニル)プロパン 2.2−ビス(3−アリル−4−ヒドロキシフェニル)
プロパン 2.2−ビス(3−メトキシ−4−ヒドロキシフェニル
)プロパン 2.2−ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)プロパン 2.2−ビス(2,3,5,6−テトラメチル−4−ヒ
ドロキシフェニル)プロパン 2.2−ビス(3,5−ジクロロ−4−ヒドロキシフェ
ニル)プロパン 2.2−ビス(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフェ
ニル)プロパン 2.2−ビス(2,6−ジプロモー3,5−ジメチル−
4−ヒドロキシフェニル)プロパンα、α−ビス(4−
ヒドロキシフェニル)トルエン α、α、α′、α′−テトラメチル−α、α′−ビス(
4−ヒドロキシフェニル)−p−キシレン 2.2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)へキサフルオ
ロプロパン 1、R−ジクロロ−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)エチレン 1、R−ジブロモ−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)エチレン 1、R−ジクロロ−2,2−ビス(5−フェノキシ−4
−ヒドロキシフェニル)エチレン4.4′−ジヒドロキ
シベンゾフェノン3.3−ビス−(4−ヒドロキシフェ
ニル)−2−ブタノン 1.6−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)−1,6−
ヘキサンジオン ビス(4−ヒドロキシフェニル)エーテルビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)スルフィドビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)スルホキシドビス(4−ヒドロキシフェニル)
スルホンビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)スルホン 9.9−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フルオレン 2.7−シヒドロキシビレン 6.6′−ジヒドロキシ−3,3,3’ 、3’−テト
ラメチルスビロ(ビス)インダン(「スピロビインダン
ビスフェノール」) 3.3−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フタリド 2.6−ジヒドロキシジベンゾ−p−ジオキシン 2、δ−ジヒドロキシチアントレン 2.7−シヒドロキシフエノキサジン 2.7−シヒドロキシー9,10−ジメチルフェナジン 3.6−シヒドロキシジベンゾフラン 3.6−シヒドロキシジベンゾチオフエン2.7−シヒ
ドロキシカルバゾール。
入手しやすく、本発明の口約に特に適していることから
、ビスフェノールAが好適なことが多い。
式IおよびHの構造単位は、任意の、そしてすべての可
能な組合せで存在することができる。したがって本発明
のコポリアミドカーボネートは、1V数の式Iの相互連
結成分からなるポリアミド鎖、および同様に式■の相互
連結成分からなるポリカーボネート鎖を、それぞれいろ
いろな割合および長さで含むことができる。本発明のコ
ポリアミドカーボネートは、アミド−カーボネート交換
の結果、次式: %式% のカルバメートおよびエステル成分も含有することがで
きる。
本発明のコポリアミドカーボネートは、(A)次式の少
なくとも1種のラクタム1式中のR1は上記定義の通り
]を塩基性試薬と反応させて陰イオン性中間体を形成し
、そして(B)上記中間体を次式の少なくとも1種の環
状ポリカーボネートオリゴマー [式中のR2は上記定義の通り、nは2−約30]と反
応させる工程を含む方法によって製造することができる
。この方法は第二の観点の発明である。
多数の公知のラクタムのどれでも1種以上を使用するこ
とができる。R1が炭素原子数約4−12の直鎖アルキ
レンであるものが好ましい。ラクタムの例には、ビバロ
ラクタム、δ−バレロラクタム、ε−カプロラクタムお
よびラウロラクタムがあり、これらのラクタムではR1
はそれぞれCH,= C(CH3)2、(CH,)4、
(CH2)5および(CH2)I+である。ε−カプロ
ラクタムが特に好ましい。
塩基性試薬には無機塩基、たとえばアルカリおよびアル
カリ土類金属およびそれらの水素化物、水酸化物、炭酸
塩およびアルコキシド、および有機強塩基、たとえば水
酸化テトラアルキルアンモニウム、グアニジン、および
有機金属化合物、たとえばグリニヤール試薬および有機
リチウム試薬がある。アルカリ金属水素化物、特に水素
化ナトリウムが好ましい。
環状ポリカーボネートオリゴマーには、米国特許第3、
R55.683号、第3,386.954号、第3,2
74.214号および第3,422、R19号に開示さ
れた種類の二量体、三量体および四量体がある。ヨーロ
ッパ特許出願第162.379号および米国特許出願第
871641号に開示された種類の環状ポリカーボネー
トオリゴマー混合物も本発明の範囲に含まれる。
このような環状オリゴマー混合物は、本質的に、重合度
が2−約30、好ましくは2−約20であるオリゴマー
からなり、その混合物の大部分が重合度約12以下、さ
らに大部分が重合度約15以下である。これらの組成物
は重合度の異なるオリゴマーの混合物であるため、単一
の化合物、たとえば対応する環状三量体と比べて融点が
相対的に低い。環状オリゴマー混合物は一般に300℃
以上の温度で大抵は225℃以上の温度で液体である。
環状オリゴマー混合物は線状オリゴマーを極めて低い割
合で含有する。このような線状オリゴマーは一般に約1
0重量%以下存在し、約5重量%以下存在することが多
い。環状オリゴマー混合物は通常、重合度が約30より
大きい(線状または環状)重合体も低い含有率(大抵は
30%以下、好ましくは約20%以下)で含有する。こ
のような重合体を以下では「高重合体」と称する。これ
らの特性は、環状オリゴマー混合物の比較的低い融点お
よび粘度とあいまって、特に以下に説明する高分子量樹
脂用の樹脂前駆物質としての有用性に寄与している。
これらの混合物は、次式: %式%) を存する少なくとも1種のとスハロホルメートを用いる
縮合反応によって製造することができる。
式中のR2は上記定義の通り、Xは塩素または臭素であ
る。この縮合反応は、実質的に無極性の有機液体への上
記化合物の溶液を、特定の群の第三アミンおよびアルカ
リ金属水酸化物水溶液と接触させたときに、界面で生じ
る。他の化合物、たとえば次式: のオリゴマーが存在してもよい。ここでR2およびXは
上記定義の通り、nは小さな数、たとえば約1−4であ
る。
式■のX基は塩素または臭素とすることができるが、X
が塩素であるビスクロロホルメートが最も入手しやすく
、したがってビスクロロホルメートを使用するのが好ま
しい。なお、以下ではビスクロロホルメートに言及する
ことが多いが、かわりに他のビスハロホルメートを使用
するのも適当である。
ビスクロロホルメートは、実質的に純粋な単離された形
態で用いることができる。しかし、ビスクロロホルメー
ト粗生成物を使用するのが好ましいことが多い。適当な
粗生成物が、ビスクロロホルメートの製造方法として公
知の任意の方法で製造できる。1種以上のビスフェノー
ルを実質的に不活性な有機液体の存在下でホスゲンと反
応させるのが代表的である。
このようなビスクロロホルメート粗生成物は、ビスフェ
ノールビスクロロホルメートの他に、ビスクロロホルメ
ートのオリゴマーも含有することができる。粗生成物の
大部分はビスクロロホルメートの単量体、二量体および
三量体からなることが最も多い。上述のビスクロロホル
メートのいずれかに対応するビスクロロホルメートの更
に大きなオリゴマーおよびモノクロロホルメートが存在
してもよいが、痕跡量のみ存在するのが好ましい。
環状オリゴマーの製造に有用な第三アミン(ここでは「
第三」とはN−H結合がないことを示す)は、一般に親
油性のアミン(すなわち有機溶媒特に本発明のオリゴマ
ーの製造方法で使用、有機溶媒中に可溶で活性が高い)
、特にポリカーボネートの形成に有用なものである。た
とえば米国特許箱4,217.438号および第4,3
68.315号に開示された第三アミンを参照されたい
これらの第三アミンには、脂肪族アミン、たとえばトリ
エチルアミン、トリーn−プロピルアミン、ジエチル−
n−プロピルアミンおよびトリーn−ブチルアミン、お
よび高度に求核性の複素環式アミン、たとえば4−ジメ
チルアミノピリジン(本発明の目的には活性アミン基を
1個だけ含む)がある。アミンとして好適なのは、反応
系の有機相に選択的に溶解するもの、すなわち有機相−
水性相分配係数が1より大きいものである。このような
アミンが好ましいのは、環状オリゴマー混合物の形成に
アミンとビスクロロホルメートの緊密な接触が必要であ
るからである。このようなアミンは大抵は約6測量」二
、好ましくは約6−14個の炭素原子を含む。
アミンとして最も有用なのは、1および2位の炭素原子
に枝分れのないトリアルキルアミンである。特に好適な
のは、アルキル基が約4個以下の炭素原子を含むトリー
n−アルキルアミンである。
トリエチルアミンは、特に入手しやすく低価格で、線状
オリゴマーおよび高重合体の含量の少ない生成物の製造
に有効であることから、最も好ましい。
アルカリまたはアルカリ土類金属の水酸化物または炭酸
塩の水溶液(以下では「金属塩基」と呼ぶこともある)
として適当なものには、水酸化リチウム、ナトリウム、
カリウムまたはカルシウム、または炭酸ナトリウムまた
はカリウムがある。入手が容易で比較的低価格であるこ
とから、水酸化ナトリウムが好ましい。溶液の濃度は臨
界的ではないが、約0.2−16Mとすることができる
環状オリゴマーの製造方法で第4の必須成分は、水と二
相系を形成する実質的に無極性の有機液体である。液体
が上述の特性を有するならば、液体が何であるかは重要
ではない。液体には、たとえば芳香族炭化水素、たとえ
ばトルエンおよびキシレン;置換芳香族炭化水素、たと
えばクロロベンゼン、O−ジクロロベンゼンおよびニト
ロベンゼン;塩素化脂肪族炭化水素、たとえばクロロホ
ルムおよび塩化メチレン;および以上の化合物とエーテ
ル、たとえばテトラヒドロフランとの混合物がある。一
般に塩化メチレンが好適である。
環状オリゴマーを製造するには、試薬と成分を、ビスク
ロロホルメートが低濃度で存在するような条件で、接触
状態に保つ。大量の有機液体を必要とする実際の高希釈
条件を用いることもできるが、コストと便利さの理由か
ら大抵は好ましくない。
そのかわりに、当業者に公知の疑似高希釈条件を用いる
ことができる。たとえば、このような方法の一態様では
、ビスクロロホルメートと必要に応じて他の試薬を、溶
剤の入った反応容器に徐々に加える。
反応1g度は一般に約0−50°Cの範囲とする。
反応温度は約0−40℃とすることが最も多く、好まし
くは20−40℃である。
高重合体および不溶性および/または処理しにくい副生
物に対する環状オリゴマーの収率と純度を最高にするに
は、ビスクロロホルメートを溶解するのに使用した液体
を含めた反応系内の有機液体11当り約1.5モル以下
のビスクロロホルメートを使用するのが好ましい。好ま
しくは約0゜003−1.0モルのビスクロロホルメー
トを使用する。
試薬のモル割合も収率と純度を最大にするための重要な
条件である。単独使用のビスクロロホルメート(ビスフ
ェノールビスクロロホルメートとして計算)に対するア
ミンのモル比を約0、R:1から1.0:1、多くの場
合約0、R5:1から0.681とするのが好ましく、
また金属塩基対ビスクロロホルメートのモル比を約1.
5:1から3:1、多くの場合約2:1から3=1とす
るのが好ましい。
オリゴマー混合物を、系内に存在する高重合体および不
溶性物質の少なくとも一部から分離することが必要また
は望ましいことがある。金属塩基に他の試薬を加えその
外は好適な条件や材料割合を用いると、(有機液体中の
溶液として得られる)環状オリゴマー混合物は高重合体
および不溶性物質を、30重量%以下含有するのが代表
的で、約20重量%以下含有することが多い、以下に詳
述する好適な条件をすべて用いると、生成物はこのよう
な物質を10%あるいはそれ以下しか含有しない。環状
オリゴマー混合物を用いる用途によっては、分離工程が
不要なこともある。
このような分離が必要なときは通常の操作によって行う
ことができ、たとえば固体または溶液状の粗生成物を、
上記不純物に対する非溶剤と混合すればよい。非溶剤の
例には、ケトン、たとえばアセトンおよびメチルイソブ
チルケトンおよびエステル、たとえば酢酸メチルおよび
酢酸エチルがある。非溶剤としてはアセトンが特に好ま
しい。
環状オリゴマーの回収とは通常、単に環状オリゴマーを
希釈剤から(通常の方法、たとえば減圧蒸発によって)
分離し、そして必要に応じて高重合体および他の不純物
から分離することを意味する。前述したように、回収の
精度は生成物の最終用途のような変数に依存する。
環状ビスフェノールAポリカーボネートオリゴマー混合
物は、重合度が2−12のオリゴマーを含み、実質的に
すべてが重合度2−6で、その約50−70重量%が重
合度2−5の範囲にあることを確かめた。上記混合物は
一般に、製造したまま、または必要に応じて高重合体お
よび/または不溶物を分はして使用するのが好ましい。
環状オリゴマー混合物の製造を以下の実施例によって例
示する。実施例中のすべての部およびパーセントは、特
記しない限り重量基準である。温度は摂氏である。分子
量は特記しない限り重量平均であり、ゲル浸透クロマト
グラフィーによってポリスチレン標準試料に対して測定
した。
ビスフェノールAビスクロロホルメートを以下の手順に
したがって、水酸化ナトリウム水溶液およびトリエチル
アミンと有機液体(実施例7ではクロロホルム、それ以
外のすべての実施例では塩化メチレン)中で反応させた
。ビスクロロホルメートを有機液体の使用量の半分に溶
解し、反応混合物の残りにゆるやかにかきまぜながら徐
々に加えた。トリエチルアミンは、実施例1−10およ
び12では全量を最初から反応容器中に存在させ、実施
例14−16ではビスクロロホルメートと同時に徐々に
加え、そして実施例11,13、R7および18では、
ビスクロロホルメートの添加開始時およびその添加中2
0%の間隔をおいて等量ずつ添加した。水酸化ナトリウ
ムの使用量は、ビスクロロホルメート1モル当り2.4
モルとした。
ビスクロロホルメートを全部加え終った後、混合物を約
2分間かきまぜ、わずかに過剰な1M塩酸を加えること
により、反応を停止した。有機液体の溶液を、希塩酸で
2回洗い、相分離紙を通して濾過することによって乾燥
し、減圧下で蒸発させた。残留物をテトラヒドロフラン
に溶解し、アセトンを添加することによって高重合体を
沈澱させた。
実施例1−18の反応条件を、高重合体の沈澱の前に生
成物中に存在する環状ポリカーボネートオリゴマーの概
略%(重量%)とともに第1表に示す。環状オリゴマー
混合物の重量平均分子量は約1300で、これは平均重
合度的5、Rに対応する。
第1表 ビスクロロホルメート の量(ミリモル)/  ビスクロロホルメート NaO
Hの1     100            2 
      0.3132     100     
       2       0.6253    
 100            2       2
.54     10(122,5 510022,5 G      100            2  
     2.57     100        
    2       2.58     100 
           2       2.59  
   100            1      
  2.510     200          
  4       2.511     500  
         10       2.512  
   500           10      
 2.513     500           
10       2.514     500   
        10       2.515   
  500           10       
2.51B      500           
10       2.517     500   
        10       2.518   
  500           10       
2.5アミン対ビスクロ           生成物
中のロホルメートの       添加時間 オリゴマ
ーモル比      温 度  (分)   (%)0
.5      20    30   970.5 
     20    30   950.5    
  35    55   930.5      0
    30   770.5      20   
 30   870.5      35    30
   780.5      50    30   
880.25      20    30   74
0.2      20    15   750.5
      20    30   880.25  
    25    105   830.25   
   25    105   780.25    
  25    105   830.25     
 25    105   870.29      
30    90   780.25      30
    20   750.25    40−45 
  105   79・0.4      25   
 105   79実施例 19 ビスフェノールAぐスクロロホルメート(2゜0ミルモ
ル)を塩化メチレン中で、水酸化ナトリウム水溶液およ
び4−ジメチルアミノピリジンと反応させた。塩化メチ
レン11当り66.ロアミリモルのビスフェノール八を
用い、水酸化ナトリウム水溶液の濃度を5.0Mとし、
反応温度を約25℃とした以外は、用いた手順は実施例
1と同じである。生成物は85%の環状オリゴマーを含
有していた。
実施例 20 ビスフェノールAビスクロロホルメート粗生成物を分析
したところ、 ビスクロロホルメート単量体 58% ビスクロロホルメートニ量体 26% ビスクロロホルメート三二体 10% であり、平均重合度が約1,5であった。ビスクロロホ
ルメート単量体換算で800ミリモルのビスクロロホル
メート単量体およびオリゴマーを含有する量の粗生成物
を、塩化メチレンの全使用量の1/2に溶解した溶液と
、450m1の5Mの水酸化ナトリウム水溶液とを、3
7分間にわたってかきまぜながら、塩化メチレンの残量
を含む反応容器に加えた。ビスクロロホルメートの全量
は、塩化メチレン11当たり400ミリモルとした。
ビスクロロホルメートを添加する間25%の間隔をおい
て、200ミリモルのトリエチルアミンを等口ずつ加え
た。反応温度のピークは37°Cであった。実施例1−
18と同様に処理したところ、32%の環状ポリカーボ
ネートオリゴマーを含有する生成物が得られた。
実施例 21 使用したビスクロロホルメート粗組成物は、大体二ロ体
に相当するビスフェノールAビスクロロホルメート組成
物であった。
300m1のモートン(Morton)フラスコに12
3m1の塩化メチレン、10m1の水、2mlの4.9
Mの水酸化ナトリウム水溶液、1、R6m1のトリエチ
ルアミンおよび5mlの0.66MのビスフェノールA
ニナトリウム塩水溶液を入れた。混合物をかきまぜなが
ら加熱還流し、この間40m1のビスクロロホルメート
溶液を37分間にわたって添加した。同時に、追加の3
5m1のビスフェノールAニナトリウム塩溶液を32分
間にわたって加え、10m1の水酸化ナトリウム溶液を
30分間にわたって加え、そして0.36m1のトリエ
チルアミンを10等分して3.5分ごとに加えた。数分
間かきまぜ続けた後、水性相と有機相を分離し、水性層
を塩化メチレンで洗った。有機相を一緒にして希水酸化
ナトリウム水溶液で1回、塩酸で2回、再度水酸化ナト
リウムで1回、水で2回洗い、硫酸マグネシウム上で乾
燥した。−過、減圧ストリッピング、そしてオーブン乾
燥を行ったところ、約89%の環状オリゴマーを含有す
る所望の環状オリゴマー混合物からなる白色固形物が得
られた。
本発明の方法の工程Aでは、ある程度重合が生じるまで
、ラクタムを塩基性試薬と約25−200℃、好ましく
は約90−150℃の範囲の温度に加熱するのが代表的
である。反応は通常の化学反応容器または適当な成形ま
たは押出装置で行うことができる。
工程Aで形成される中間体は、代表的には陰イオン性ポ
リアミドである。工程Bでは、上記中間体を少なくとも
1種の上述の環状ポリカーボネートオリゴマーと反応さ
せる。反応は通常工程Aで用いる範囲の温度で行うのが
好都合である。
反応物質の相対割合は、生成物に望まれる分子量および
他の特性に応じて、広い範囲で変えることができる。ラ
クタム1モル当り約1−100ミリ当量のアルカリ性試
薬を使用することが最も多い。環状オリゴマー(構造単
位基準)対ラクタムのモル比は約0.5:1から約5=
1とすることができる。
反応は所望に応じて、実質的に不活性な有機希釈剤中で
行うことができる。代表的な希釈剤には、トルエン、キ
シレン、クロロベンゼン、0−ジクロロベンゼンおよび
塩化メチレンがある。反応は塊状で行うこともできる。
本発明のコポリアミドカーボネートの製造を以下の実施
例によって説明する。
実施例 22 25hg(2,21ミリモル)のε−カプロラクタムを
、窒素雰囲気中で140℃に加熱することにより溶融し
た。9mg(0,375ミリモル)の水素化ナトリウム
を加え、1.5時間にわたって加熱を続けた。次に実施
例21の生成物と同様の環状ビスフェノールAポリカー
ボネートオリゴマー混合物100mgを加えた。0.5
時間加熱を続けたところ、その間に反応混合物が増粘す
るのが認められた。さらに900■gの環状ポリカーボ
ネートオリゴマー混合物(構造単位に基づいて全部で3
.9tミリモル)を加え、反応混合物を250℃で6時
間加熱したところ、粘度がさらに上昇するのが認められ
た。生成物は有機溶剤に不溶で、赤外線およびDSC分
析により、カルバメート結合を含む著しく相互交換した
生成物であることがわかった。
本発明のコポリアミドカーボネートは、プラスチック、
接着剤およびラッカーとして用いることができる。当業
者には他の用途も明らかであろう。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次式: ▲数式、化学式、表等があります▼および ▲数式、化学式、表等があります▼ の構造単位を含み、式中のR^1は炭素原子数約2−2
    0の鎖を含む二価の脂肪族炭化水素または置換炭化水素
    基で、R^2基の合計数の約60%以上が二価の芳香族
    有機基で、その残りが脂肪族、脂環式または芳香族有機
    基である、コポリアミドカーボネート。 2、R^1がアルキレン基である特許請求の範囲第1項
    記載の組成物。 3、R^2基が次式: −A^1−Y^1−A^2− で表わされ、式中のA^1およびA^2がそれぞれ二価
    の単環式芳香族基で、Y^1は架橋基で、その1個また
    は2個の原子がA^1とA^2の間に介在する特許請求
    の範囲第2項記載の組成物。 4、R^1が炭素原子数約4−12の鎖を含む特許請求
    の範囲第3項記載の組成物。 5、A^1とA^2がそれぞれp−フェニレン、Y^1
    がイソプロピリデンである特許請求の範囲第4項記載の
    組成物。 6、R^1が(CH_2)_5である特許請求の範囲第
    5項記載の組成物。 7、(A)次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ の少なくとも1種のラクタム[式中のR^1は炭素原子
    数約2−20の鎖を含む二価の脂肪族炭化水素または置
    換炭化水素基である]を塩基性試薬と反応させて陰イオ
    ン性中間体を形成し、そして(B)上記中間体を、次式
    : ▲数式、化学式、表等があります▼ の少なくとも1種の環状ポリカーボネートオリゴマー[
    R^2基の合計数の約60%以上が二価の芳香族有機基
    で、その残りが脂肪族、脂環式または芳香族有機基で、
    nは2−約30である]と反応させる工程を含むコポリ
    アミドカーボネートの製造方法。 8、環状ポリカーボネートオリゴマーの混合物を用いる
    特許請求の範囲第7項記載の方法。 9、塩基性試薬がアルカリ金属水素化物である特許請求
    の範囲第8項記載の方法。 10、R^1がアルキレン基である特許請求の範囲第9
    項記載の方法。 11、R^2基が次式: (III)−A^1−Y^1−A^2− で表わされ、式中のA^1およびA^2がそれぞれ二価
    の単環式芳香族基で、Y^1は架橋基で、その1個また
    は2個の原子がA^1とA^2の間に介在する特許請求
    の範囲第10項記載の方法。 12、R^1が炭素原子数約4−12の鎖を含む特許請
    求の範囲第11項記載の方法。 13、工程Aを約90−150℃の範囲の温度で行う特
    許請求の範囲第12項記載の方法。 14、工程Bを約90−150℃の範囲の温度で行う特
    許請求の範囲第13項記載の方法。 15、A^1およびA^2がそれぞれp−フェニレン、
    Y^1がイソプロピリデンである特許請求の範囲第14
    項記載の方法。 16、R^1が(CH_2)_5である特許請求の範囲
    第15項記載の方法。 17、工程AおよびBを溶融状態で行う特許請求の範囲
    第16項記載の方法。
JP14545687A 1986-06-16 1987-06-12 コポリアミドカ−ボネ−トおよび環状芳香族ポリカ−ボネ−トオリゴマ−からのその製造方法 Pending JPS6333421A (ja)

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