JPS6333319A - 養毛・育毛剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は生ｌ生委のエキスを有効成分として含有してな
る養毛・育毛剤に関する。

（従来の技術） 従来より各種の薬効成分を配合した養毛・育毛剤が知ら
れている。薬効成分としては角質、表皮系に作用する角
質溶解剤、殺菌剤、消炎剤としてサリチル酸、尿素、レ
ゾルシン、グリチルリチン酸、紫根エキスなど、毛母細
胞及びその周辺系に作用する細胞試活剤としてモノニト
ログアヤコール；セリン、メチオニンなどのアミノ酸類
、パントテン！ｌ！誘導体（メラニン合成触媒剤）、エ
ストラジオールなどの女性ホルモンなど、末梢血管拡張
、血行促進作用剤として、塩化カルプロニウム、センブ
リ抽出物、レイソーケン、ビタミンＥ１アセチルコリン
誘導体など、皮膚機能亢進剤のセファランチン、湿潤剤
の尿素などが配合され、脱毛予防などに用いられている
ことは周知のとおりである。また奇数の炭素鎖長を有す
る脂肪酸又はその誘導体、あるいは奇数炭素鎖長を有す
る脂肪族アルコール又はその誘導体を有効成分とする養
毛・育毛剤等が特開昭５９−２７８０９号、特開昭６１
−５００７＠に開示されている。しかしこれら従来用い
られた薬効成分は少量の添加では充分な効果が得られず
、又多ωに配合すると、ある程度の効果が得られるもの
の適用部位に不快な刺激を与え、ざらに連続使用すると
皮膚炎を起す場合もある。これら薬効成分に１１持され
た効果は、脱毛の予防、発毛の促進、薄毛の予防と育毛
、フケ、カユミを防止し、頭皮を清潔に保つ、頭皮・毛
髪の保健、清涼な使用感などである。市販の養毛・育毛
剤は前記薬効成分を適宜に組合せ、これを使用したとき
、好しくは連用したとき、常に頭皮を健やかに保ち、老
化を少しでも遅ら往る予防効果とさらに養毛効果を奏す
べく構成されたものである。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、これら薬効成分を含有する従来の養毛・
育毛剤では、フケ、カユミ、抜毛などの予防及び防止、
発毛や育毛の促進についていまだに満足すべぎ効果を発
揮するものは得られていない。

一方脱毛の原因は、現在判明している原因の中の遺伝、
自律神経系の失調などの特異なものを別とすれば、頭皮
機能のアンバランス（フケ、カユミの増大、細菌感染）
、皮脂腺、毛根のホルモンアンバラス（男性ホルモン過
多、皮脂過剰）、毛球部の新陳代謝機能の低下（血流低
下、毛母細胞の機能低下）などとされている。従って脱
毛の原因となっていると思われる「頭皮」　「皮脂腺」
「毛根」　「毛球部」などに薬剤が効果的に動きＩＥ常
なかたちに戻ずことができれば脱毛を防ぎ発毛を促進づ
るものと考えることができる。

本発明の目的は、前記のように、実際的に顕著な養毛・
育毛効果を右する養毛・育毛剤を提供することである。

（問題点を解決するための手段） 本発明名は、上記目的を達成するために鋭意研究の結果
、生薑のエキスが毛髪頭皮等に対して何んらの弊害をな
すことなく、しかも養毛・育毛に対し著効のあることを
見出し本発明を完成するに至った。

即ち、本発明は生￥５のエキスを有効成分として含有す
ることを特徴とする養毛・育毛剤である。

本発明に適用される１差は別名生量であり、又、古くは
クレノハジカミ、更に英語ではジンジャ−と呼ばれ、非
常になじみ深い食品でもある。生Ｉは国産品外国産品の
如何を問わず、且つその収穫される時節も問わず適用で
きる。また生ｌはは莱っき新生委、ひね生量、芽生旧な
どの各種のものが使用でき、さらに特に有効に使用され
る部分は根茎部分である。

本発明に適用される土量のエキスとは生Ｍ（の根茎部な
ど）をそのまま細かく切って圧縮して得られるしぼり汁
そのもの、又は、すりおろした後濾過して得た絞り汁、
更には、根茎部から有機溶剤等で抽出して得たいわゆる
エキスのことを云う。

本発明で用いる生■のエキス、例えば生薑の絞り汁は、
そのまま定期的に毛髪、頭毛にふりかけてマツサージす
る方法でも養毛・育毛の効果がある。本発明の養毛・育
毛剤は、このように効果的な生薑のエキスを有効成分と
して含有するものである。本発明の養毛・育毛剤は生菌
エキスに、従来の養毛・育毛剤に配合されているような
アルコール類、湿潤剤または／および保湿剤、油性成分
などを配合してなる。本発明の養毛・育毛剤に使用され
る１Ｍエキスの配合量は、本発明の養毛・育毛剤全量に
対して０．１〜３重偕部であり、さらに好ましくは１〜
２重量部である。０．１重量部以下では養毛・育毛効果
が低減してしまうので好ましくない。又３ｍ８部を越え
ても、その効果は更に向上しない。

配合成分の、アルコール類としては、一般にエタノール
が使用され、通常、４０〜９０重吊部、好ましくは６０
〜８０重吊部である。９０重量部を越えると毛髪中の油
分が抽出されてしまって硬化するので好ましくはない。

湿潤剤保湿剤としてグリセリン、プロピレングリコール
、ソルビトール、ピロリドンカルボン酸、ポリペブタイ
ド、アミノ酸などを用いることができ、その配合量の第
四はおよそ５〜１５重吊部である。又、脱脂された毛髪
に適度な油を与え軟かなつやのある髪にするための油性
成分、例えばヒマン油、脂肪酸エステル、スクワラン、
流動パラフィン、ラノリンなどを適宜配合してもよい。

更に塗布時に澗涼感をさらに強めるためｐ−メントール
などを０．０５〜０．２重量部加えてもよい。又頭皮刺
激剤としてトウガラシチンキ、フケ、カユミ、防止剤と
してシカプリル酸ピリドキシンなどを配合してもよい。

この場合同時に殺菌剤を併用するとざらに右効である。

（実施例） 以下、実施例および比較例により、本発明の養毛・育毛
剤を具体的に説明する。本発明はこれらの例に限定され
るものではない。なお、以下において部及び％は特記し
ない限り重量基準による。

生Ｎエスキ製造例 本発明に適用される生薑エキスの抽出例を示す。

なおこの抽出方法は基本的には第１０改正日本薬局方解
説四記載の方法によるものである。

抽出例１ 一般に市販されている１００ｇの生１１生委の根茎部を
すりおろし遠心分離にかけ濾液部をそのまま生値、生麦
の抽出エキス成分となした。

抽出例２ 一般に市販されている１００ｇの生薑、生麦の根茎部を
すりおろし、１Ｎのエタノールで約５時間５０℃にて温
浸抽出する。この抽出操作を３回゛　くり返し得られた
抽出液を合わせて減圧下４０℃以下で濃縮し粗生成物を
作製する。この粗生成物を１００ＭＲの熱湯に溶解させ
濾過し得た濾液を冷却後２００ｄのエタノールと混合攪
拌し、この操作を５回くり返寸。これより得られるエタ
ノール層を集め減圧下で溶媒を留去し残渣を水に溶解し
て再結品をくり返し目的とする生鼠、生麦の抽出エキス
成分を得る。収量は約１ｇである。

抽出例３ 一般に市販されている１００ｇの生■、生麦の根茎部を
すりおろし、アセトンと水との混液（１：１）５ρにて
空温で２日問抽出を行なう。この抽出操作を３回くり返
し得られた抽出液を合わせ減圧下４０℃以下で濃縮して
粗生成物を作製する。

この粗生成物をエタノールで再抽出を行ない抽出液を減
圧下５０℃で濃縮しこの濃縮物を温湯（８０〜１００℃
）に溶解させ濾過する。この濾液より水を除去して生ｌ
、生麦の抽出エキス成分を得る。収量は約１．２９゜ 抽出例４ 一般に市販されている１００ｇの生薑、生麦の根茎部を
すりおろし、アセトンと水の混液（３ニア）５ｇにて室
温で２日間抽出を行なう。この抽出操作を３回くり返し
得られた抽出液を合わせ減圧下４０℃以下で濃縮して粗
生成物を作製する。

この粗生成物をエタノールで再抽出を行ない抽出液を減
圧下で濃縮し次に濃縮物を温湯（８０〜１００℃）に溶
解させ不溶物を濾過する。この操作を３回くり返す。濾
液より水を除去して主１、生麦の抽出エキスを得る。収
量は約１．５ｇである。

実施例および比較例 第１表に示すように養毛・育毛剤を調整し、養毛・育毛
試験を行なった。その結果を第２表に示した。

養毛・育毛剤の調整方法は、通常、一般に行なわれてい
る調整方法、即ち常温でエタノール中に攪拌しながら、
香料などは可溶化剤に溶解して加え、順次各成分を加え
て溶解する。水相はキレート剤等を精製水に加えて溶解
する。エタノール相に水相を攪拌しながら加えて均一に
した後濾過する。

得られた養毛剤の試験方法は次のとおりである。

体重２５０〜３５０９のハートレー系雄モルモットの背
部を除毛し、除毛部に被試験料を１週間に３回づつ４週
間塗布した。除毛後１週間から４週間の間の毛の長さ、
試験期間中の１週間で伸びる毛の長さについて、各被試
験料毎に２０本を測定し、平均値を求めた。

この結果より本発明の生菫のエキス成分を含有する養毛
剤を塗布したモルモットの毛の成長の速度は、他の従来
の薬効成分を含有する養毛剤を塗布したモルモット及び
対照として薬効成分を全く含まないエタノールを塗布し
たモルモットに比べ極めて顕著であり、養毛・育毛効果
を有することがわかる。

（発明の効果） 本発明の養毛・育毛剤は天然物である生■を有効成分と
するため安全であり、しかもその作用が効果的で養毛・
育毛の具体的効果が従来の養毛・育毛剤に比較して明確
に現れることが期待でき養毛・育毛の目的で養毛・育毛
剤として、又同じ目的のために他の洗浄剤、トリートメ
ント剤などに配合されて利用される。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 生薑のエキスを有効成分として含有することを特徴とす
   る養毛・育毛剤。