JPS6333164Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6333164Y2 JPS6333164Y2 JP1980115999U JP11599980U JPS6333164Y2 JP S6333164 Y2 JPS6333164 Y2 JP S6333164Y2 JP 1980115999 U JP1980115999 U JP 1980115999U JP 11599980 U JP11599980 U JP 11599980U JP S6333164 Y2 JPS6333164 Y2 JP S6333164Y2
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- sample holder
- cylindrical body
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- elastic
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 7
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- 238000001073 sample cooling Methods 0.000 claims 1
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- 229910052738 indium Inorganic materials 0.000 description 1
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Landscapes
- Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はオージエ分析装置、X線マイクロアナ
ライザ、或は2次イオン質量分析装置の元素分析
装置に於いて、サンプルを冷却するに使用される
冷却装置に関する。
ライザ、或は2次イオン質量分析装置の元素分析
装置に於いて、サンプルを冷却するに使用される
冷却装置に関する。
従来、真空室内に、サンプルホルダに支承させ
てサンプルを設け、該サンプルに電子やイオンの
ビームを照射してその組成元素の分析をすること
が行なわれており、前記オージエ分析装置等がそ
の分析装置として用いられているが、該サンプル
は分析に際し電子やイオンのビームの照射により
多少とも昇温し勝ちで、正確なデータをとり難い
不都合があり、該サンプルを冷却することが望ま
れる。
てサンプルを設け、該サンプルに電子やイオンの
ビームを照射してその組成元素の分析をすること
が行なわれており、前記オージエ分析装置等がそ
の分析装置として用いられているが、該サンプル
は分析に際し電子やイオンのビームの照射により
多少とも昇温し勝ちで、正確なデータをとり難い
不都合があり、該サンプルを冷却することが望ま
れる。
また、低温において温度による特性の変化を測
定する装置では、サンプルに温度変化を与えるた
めに、液体ヘリウム等の冷媒を収めた容器へ該サ
ンプルを接合した金属支持体を熱伝導度の大きい
インジユウム圧着板を介して接触させることが行
なわれている(特公昭47−39433)が、これは容
器、金属支持体及び圧着板が共に比較的剛体であ
るので、その接触の程度を変えることはかなり大
きいな力を必要として簡単には行なえない。
定する装置では、サンプルに温度変化を与えるた
めに、液体ヘリウム等の冷媒を収めた容器へ該サ
ンプルを接合した金属支持体を熱伝導度の大きい
インジユウム圧着板を介して接触させることが行
なわれている(特公昭47−39433)が、これは容
器、金属支持体及び圧着板が共に比較的剛体であ
るので、その接触の程度を変えることはかなり大
きいな力を必要として簡単には行なえない。
本考案はこうした不都合等を解決し、わずかな
力で元素分析されるサンプルを冷却制御出来る装
置を提供することを目的とするもので、真空室1
内に、サンプルホルダ2に支承させてサンプル3
を設け、該サンプルホルダ2と接離自在に超低温
冷媒を収容した室4を有する筒状体6を設けるよ
うにし、該サンプル3に電子やイオンのビームを
照射してその組成元素の分析をするものに於い
て、該筒状体6のサンプルホルダ2と接触する先
端部に、該サンプルホルダ2の面に接触する略半
球状の曲面を有し且つ放射状のスリツト5aを該
曲面に施して分割弾性片5cを形成した金属製の
弾性キヤツプ5を設けたことを特徴とする。
力で元素分析されるサンプルを冷却制御出来る装
置を提供することを目的とするもので、真空室1
内に、サンプルホルダ2に支承させてサンプル3
を設け、該サンプルホルダ2と接離自在に超低温
冷媒を収容した室4を有する筒状体6を設けるよ
うにし、該サンプル3に電子やイオンのビームを
照射してその組成元素の分析をするものに於い
て、該筒状体6のサンプルホルダ2と接触する先
端部に、該サンプルホルダ2の面に接触する略半
球状の曲面を有し且つ放射状のスリツト5aを該
曲面に施して分割弾性片5cを形成した金属製の
弾性キヤツプ5を設けたことを特徴とする。
該弾性キヤツプ5は、第3図に見られるよう
に、弾性金属板をしぼり加工して略半球状の曲面
を形成し、その頂面にスリツト5aを放射状に施
すことにより複数の分割弾性片5cを形成するよ
うにした、該弾性キヤツプ5は、サンプルホルダ
2の上側の真空室1の開口7を挿通して上下動自
在に設けた筒状体6の先端部に嵌合され、外周か
らバンド5bで締付けして固定されるようにし
た。
に、弾性金属板をしぼり加工して略半球状の曲面
を形成し、その頂面にスリツト5aを放射状に施
すことにより複数の分割弾性片5cを形成するよ
うにした、該弾性キヤツプ5は、サンプルホルダ
2の上側の真空室1の開口7を挿通して上下動自
在に設けた筒状体6の先端部に嵌合され、外周か
らバンド5bで締付けして固定されるようにし
た。
8は真空室1の開口7の外側面に固定した端
板、12は該端板8に下端が回転自在に取付けさ
れ且つ筒状体6と平行に設けられた送り螺子、9
は筒状体6の上部外周に設けた外筒18に固定し
たフランジ、10は該送り螺子12に挿通された
移動板、11は該フランジ9の外周に複数個所の
ボルト19で固定されたリングを示す。また14
は端板8とフランジ9とに両端を固定されて該筒
状帯6を外周からシールするベローズを示し、該
ベローズ14の弾力性で筒状体6及びこれと一体
のリング11が図面上方へと持上ることを移動部
材10に設けた傾動調節用螺子13が該リング1
1の上面に当接することにより阻止するようにし
た。15は液体窒素や液体空気の超低温の冷媒を
先端が盲蓋6aで塞がれた筒状体6内へ導入する
流入口、16は該冷媒の流出口、17は送り螺子
12に旋回を与えるつまみである。
板、12は該端板8に下端が回転自在に取付けさ
れ且つ筒状体6と平行に設けられた送り螺子、9
は筒状体6の上部外周に設けた外筒18に固定し
たフランジ、10は該送り螺子12に挿通された
移動板、11は該フランジ9の外周に複数個所の
ボルト19で固定されたリングを示す。また14
は端板8とフランジ9とに両端を固定されて該筒
状帯6を外周からシールするベローズを示し、該
ベローズ14の弾力性で筒状体6及びこれと一体
のリング11が図面上方へと持上ることを移動部
材10に設けた傾動調節用螺子13が該リング1
1の上面に当接することにより阻止するようにし
た。15は液体窒素や液体空気の超低温の冷媒を
先端が盲蓋6aで塞がれた筒状体6内へ導入する
流入口、16は該冷媒の流出口、17は送り螺子
12に旋回を与えるつまみである。
その作動を説明するに、筒状体6の室4内に流
入口15を介して冷媒を導入し、つまみ17によ
り送り螺子12に旋回を与えると移動部材10が
該送り螺子12に沿つて下降する。該移動部材1
0の下降に伴い調節用螺子13に押され、リング
11、フランジ9及び筒状体6がベローズ14の
弾性に抗して下降し、該筒状体6の先端に取付け
た弾性キヤツプ5の頂面がサンプルホルダ2に圧
接すると、サンプル3の熱は該ホルダ2、弾性キ
ヤツプ5を介して筒状体6へと流れるのでサンプ
ル3が冷却され、この状態でサンプル3へその組
成元素を例えばオージエ分析すべく電子ビームを
照射すれば該サンプル3の昇温が防止され、正確
な分析を行なえる。この場合、筒状体6の下降距
離を大きくすれば弾性キヤツプ5の分割弾性片5
cがたわみ、サンプルホルダ2との接触面積が増
大するのでその冷却量が大きくなり、サンプル3
を更に低い温度となし得、またサンプルホルダ2
が第4図示のように筒状体6に対して傾斜状態で
あつても、分割弾性片5cの弾性でこれをサンプ
ルホルダ2に広い面積で接触させ得られ不都合な
く冷却することが出来、分割弾性片5cは小さい
力でたわむので操作性が良い。
入口15を介して冷媒を導入し、つまみ17によ
り送り螺子12に旋回を与えると移動部材10が
該送り螺子12に沿つて下降する。該移動部材1
0の下降に伴い調節用螺子13に押され、リング
11、フランジ9及び筒状体6がベローズ14の
弾性に抗して下降し、該筒状体6の先端に取付け
た弾性キヤツプ5の頂面がサンプルホルダ2に圧
接すると、サンプル3の熱は該ホルダ2、弾性キ
ヤツプ5を介して筒状体6へと流れるのでサンプ
ル3が冷却され、この状態でサンプル3へその組
成元素を例えばオージエ分析すべく電子ビームを
照射すれば該サンプル3の昇温が防止され、正確
な分析を行なえる。この場合、筒状体6の下降距
離を大きくすれば弾性キヤツプ5の分割弾性片5
cがたわみ、サンプルホルダ2との接触面積が増
大するのでその冷却量が大きくなり、サンプル3
を更に低い温度となし得、またサンプルホルダ2
が第4図示のように筒状体6に対して傾斜状態で
あつても、分割弾性片5cの弾性でこれをサンプ
ルホルダ2に広い面積で接触させ得られ不都合な
く冷却することが出来、分割弾性片5cは小さい
力でたわむので操作性が良い。
このように本考案によるときは、超低温冷媒を
収めた筒状体6の先端に略半球状の曲面を有し且
つ分割弾性片5cを有する金属製の弾性キヤツプ
5を設けるようにしたので、筒状体6の移動距離
に応じてサンプルホルダ2と弾性キヤツプ5との
接触面積が変わりサンプル3の温度を任意に制御
することが出来、弾性キヤツプ5の分割弾性片5
cをたわませる程度の小さい力で操作すればよい
ので、操作性が良く、傾いたサンプルホルダ2の
冷却面に対しても弾性キヤツプ5の弾性で大きな
接触面積が得られ使用上便利である等の効果があ
る。
収めた筒状体6の先端に略半球状の曲面を有し且
つ分割弾性片5cを有する金属製の弾性キヤツプ
5を設けるようにしたので、筒状体6の移動距離
に応じてサンプルホルダ2と弾性キヤツプ5との
接触面積が変わりサンプル3の温度を任意に制御
することが出来、弾性キヤツプ5の分割弾性片5
cをたわませる程度の小さい力で操作すればよい
ので、操作性が良く、傾いたサンプルホルダ2の
冷却面に対しても弾性キヤツプ5の弾性で大きな
接触面積が得られ使用上便利である等の効果があ
る。
第1図は本案装置の1例の一部を截除した正面
図、第2図はその上面図、第3図は弾性キヤツプ
の斜視図、第4図はその作動状態の一部の側面図
である。 1……真空室、2……サンプルホルダ、3……
サンプル、4……室、5……弾性キヤツプ、5a
……スリツト、5c……分割弾性片、6……筒状
体。
図、第2図はその上面図、第3図は弾性キヤツプ
の斜視図、第4図はその作動状態の一部の側面図
である。 1……真空室、2……サンプルホルダ、3……
サンプル、4……室、5……弾性キヤツプ、5a
……スリツト、5c……分割弾性片、6……筒状
体。
Claims (1)
- 真空室1内に、サンプルホルダ2に支承させて
サンプル3を設け、該サンプルホルダ2と接離自
在に超低温冷媒を収容した室4を有する筒状体6
を設けるようにし、該サンプル3に電子やイオン
のビームを照射してその組成元素の分析をするも
のに於いて、該筒状体6のサンプルホルダ2と接
触する先端部に、該サンプルホルダ2の面に接触
する略半球状の曲面を有し且つ放射状のスリツト
5aを該曲面に施して分割弾性片5cを形成した
金属製の弾性キヤツプ5を設けたことを特徴とす
る元素分析装置に於けるサンプル冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980115999U JPS6333164Y2 (ja) | 1980-08-18 | 1980-08-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980115999U JPS6333164Y2 (ja) | 1980-08-18 | 1980-08-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5739348U JPS5739348U (ja) | 1982-03-03 |
JPS6333164Y2 true JPS6333164Y2 (ja) | 1988-09-05 |
Family
ID=29476893
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980115999U Expired JPS6333164Y2 (ja) | 1980-08-18 | 1980-08-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6333164Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62109746A (ja) * | 1985-11-02 | 1987-05-20 | 本田技研工業株式会社 | 梱包装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4827353A (ja) * | 1971-08-13 | 1973-04-11 |
-
1980
- 1980-08-18 JP JP1980115999U patent/JPS6333164Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4827353A (ja) * | 1971-08-13 | 1973-04-11 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5739348U (ja) | 1982-03-03 |
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