JPS6332599A - 音声符号化装置 - Google Patents

音声符号化装置

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JPS6332599A
JPS6332599A JP61175910A JP17591086A JPS6332599A JP S6332599 A JPS6332599 A JP S6332599A JP 61175910 A JP61175910 A JP 61175910A JP 17591086 A JP17591086 A JP 17591086A JP S6332599 A JPS6332599 A JP S6332599A
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JP
Japan
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circuit
sound source
time series
source pulse
pulse
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JP61175910A
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Inventor
良二 鈴木
博之 直野
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、音声の蓄積伝送や移動通信を高能率に行なう
音声符号化装置に関するものである。
従来の技術 従来より、高能率の音声符号化装置は、移動通信におけ
る周波数高域圧縮、音声蓄積におけるメモリ量の削減な
らびに音声伝送における低ビツトレート化を実現するも
のとして注目されている。
音声11e(kb工t/秒〕以下の伝送速度で符号化す
る音声符号化装置の代表的な方法として、マルチ・パル
ス・リニア・プレデイクチイブ・コーチング(Mult
i pulse L P G )がB、 S、人ta1
らにより提案されている(例えば、「ア ニューモデル
 オプ エルピーシ−エキサイティジョン フォー プ
ロデューシイング ナチュラルサウンデイング スピー
チ アット ロー ビット   レイ ト j  (a
  new  model  of  LPGICxc
itation for Producing nat
ural SoundlngSpeech at LI
OW Bit Rate IGASP  予稿集198
2  P614〜Ps17))。この方法は駆動音源に
複数個のパルスを用い、声道特性を表現するのに線形予
測係数を用いたものである。
以下図面を5照しながら、上述したような従来の音声符
号化装置について説明を行なう:第4図は従来の音声符
号化装置の構成を示すものである。
第4図において、601は音声信号を入力する入力端子
、502は音声信号から合成音声音差し引き誤差信号を
出力する減算回路、503は誤差信号に聴感上の重み付
けを行なう聴感重み付け回路、604は重み付け誤差信
号を最小化する音源パルスの振幅と位置を求める誤差最
小化回路、605は音源パルスを発生する音源パルス発
生回路、506は線形予測符号化Linear Pre
dictive Coding(以下hpcと略称する
)係数(aパラメータ)により音声を合成するLPG合
成回路である。
以上のように構成された音声符号化装置について、以下
その動作について説明する。
まず、LPG合成回路506は音源パルスにより励振さ
れて台底音声全発生する。次に減算回路502は入力端
子501から入力した音声信号から前記合成音声を差し
引き、誤差信号全発生する。
セして聴感重み付け回路503は第(1)式に示すよう
に、聴覚のマスキング効果を用いて、誤差信号に聴感上
の重み付けを行なう。
ただし、ak:第に次の線形予測係数(aパラメータ) γ:O≦γ≦1なる定数 さらに誤差最小化回路504は重み付けされた誤差信号
の2乗平均値を最小化するように、音源パルスの振幅と
位置を求め、音源パルス発生回路506に音源パルスの
振幅と位置の情報を送る。
そして音源パルス発生回路505は音源パルスの振幅と
位置の情報から音源パルス時系列を発生し、LPG合成
回路606を励振する。このように、これら一連の処理
はanalysis −by −5ynthesis手
法により、誤差信号が最小になるように繰り返し行なわ
れ、最終的に得られた音源パルスの振幅と位置を音源信
号とする。
しかしながら、上記のような構成および方法では処理量
が非常に多いという問題を有していた。
この問題を解決しようという他の従来の技術としては、
例えば特開昭59−116794号公報に示されている
ように「音声符号化方式とそれに供する装置」がある。
以下図面全参照しながら、他の従来の音声符号化装置に
ついて説明を行なう。
第5図は従来の音声符号化装置の構成を示すものである
。第5図において、601は入力端子、602は音声信
号時系列を1フレーム(例えば2o(msec))分蓄
積するバッフツメモリ回路、603は音声のスペクトル
包絡特性を示す偏自己相関係数(Kパラメータ)を求め
るにパラメータ計算回路、604はにパラメータを所定
の量子化ビット数で符号化するにパラメータ符号化回路
、605は符号化されたにパラメータおよび音源パルス
の情報を送出するマルチプレクサ、606はにパラメー
タに基づく音声のスペクトル包絡特性を聴感重み付けし
た特性に対応するインパルス応答時系列を求めるインパ
ルス応答計算回路、607は音声信号に聴感上の重み付
けを行なう聴感重み付け回路、60Bは現フレームより
1フレーム前に求められた音源パルスによる現フレーム
への影響の成分を生成する合成フィルタ回路、609は
インパルス応答の自己相関関数を求める自己相関関数計
算回路、610は重み付けされた音声信号時系列とイン
パルス応答時系列との相互相関関数を求める相互相関関
数計算回路、611は音声信号時系列から現フレームよ
り1フレーム前に求められた音源パルスによる現フレー
ムへの影響を取り除く減算回路、612は音源パルスの
振幅と位置を求める音源パルス計算回路、613は音源
パルス全所定の量子化ピント数で符号化する音源パルス
符号化回路、614は現フレームより1フレーム前の音
源パルス全発生する音源パルス発生回路、ら15はマル
チプレクサからの符号化された情報を出する出力端子で
ある。
以上のように溝底された音声符号化装置について、以下
その動作について説明する。
まず入力端子601から入力された音声信号時系列X 
(n)はバッファメモリ回路602に1フレ一ム分蓄積
され、Kパラメータ計算回路603はそのフレームのに
パラメータ全計算し、求められたにパラメータはにパラ
メータ符号化回路604により所定のビット数に符号化
され、マルチプレクサ605.インパルス応答計算回路
606、聴感重み付け回路6o了および合成フィルタ回
路608に出力される。次に、インパルス応答計算回路
606は第(2)式に示すように合成フィルタ回路60
Bと第(1)式の特性を持つ聴感重み付け回路607の
縦続接続からなるフィルタHw(Z)のインパルス応答
hw(n)k求め、自己相関関数計算回路609および
相互相関関数計算回路610に出力する。なお、線形予
測係数(aパラメータ)は偏自己相関係数(Kパラメー
タ)を変換することにより求められる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・(2)そして、自己相関関数計算回路609
は第(3)式に示すようにhy(n)の自己相関関数R
hh(m) i計算し、Rhh(m) ’に音源パルス
計算回路612に出力する。
ただし、m:遅れ時間 0≦m(N n:フレーム長 また、減算回路611はバッファメモリ回路602に蓄
積された音声信号時系列X(n)から、合成フィルタ回
路608の出力時系列を1フレ一ム分減算することによ
り、現フレームより1フレーム前に求められた音源パル
スによる現フレームへの影響を取り除き、その減算結果
e(n)’を聴感重み付け回路607に出力する。聴感
重み付け回路607は第(1)式に示したような特性W
(Z) k持ち、聴覚のマスキング効果を用いて、減算
結果6(n)に聴感上の重み付けを行ない、得られた6
w(n)k相互相関関数計算回路610に出力する。相
互相関関数計算回路610は第(4)式に示すように6
w(n)とhw (n )とを入力し、相互相関関数ψ
hx(n)を計算し、これを音源パルス計算回路613
に出力する。
ただし、m:遅れ時間 0≦m (N 次に、音源パルス計算回路612は第(5)式に示すよ
うに、自己相関関数Rhh(m)と相互相関関数ψhx
(m)からgi(In)をフレーム内の各サンプルにつ
いて計算し、Igi(mi)It最大とするようなm1
f音源パルスの位置とし、その時のgl(mよ)を音源
パルスの振幅とする。この操作を繰り返して、音源パル
スの振幅と位置全1不ずつ求めていく。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・(5)ただしgl:フレーム内の1番目に立つ
音源パルスの振幅 mi:1番目の音源パルスのフレーム内のサンプル位置 音源パルスの振幅と位置は音源パルス符号化回路613
に出力される。音源パルス符号化回路613では音源パ
ルスの振幅g4(mi)と位置mi’に所定のピット数
で符号化し、マルチプレクサ605および音源パルス発
生回路614に出力する。音源パルス発生回路614は
符号化された音源パルスがら、位置miに振幅gi(m
i)のパルスをもつ音源パルス列全1フレーム分計算し
、これにさらに1フレ一ム分の0を付加して2フレーム
の長さにし、これを合成フィルタ回路608に出力する
。合成フィルタ回路608は、Kパラメータ符号化回路
604から符号化されたにパラメータを入力して音声の
スペクトル包絡特性を持ったフィルタを構成し、音源パ
ルス発生回路614からの音源パルス列で駆動して、現
フレームより1フレーム前の音源パルスによる影響の成
分全求め、減算回路611に出力する。次にマルチプレ
クサ605はにパラメータ符号化回路604の出力符号
と、音源パルス符号化回路613の出力符号を入力し、
これら全組み合わせて、出力端子615から通信路へ出
力する。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような構成および方法でも特に第
(5)式の音源パルスを求める時の処理量が非常に多い
という問題点を有していた。
本発明は上記問題点に鑑み、音質全あまり劣化させずに
処理量を削減することのできる音声符号化装置を提供す
るものである。
問題点全解決するだめの手段 この目的を達成するために本発明の音声符号化装置は、
ある一定時間の音声信号時系列から短時間スペクトル包
絡特性を抽出するスペクトル分析回路と、音声信号時系
列のピッチ特性を抽出するピッチ抽出回路と、音声信号
時系列から前記スペクトル分析回路で求められたスペク
トル包絡特性を取シ除いた残差信号時系列を前記ピッチ
抽出回路で求められたピッチ周期に同期してピッチ周期
当たり1本以上の複数のパルスで表現することにより圧
縮する音源圧縮回路とを備え、また、前記音源圧縮回路
は、過去に求められた音源パルスによる現時点への影響
の時系列を発生する合成フィルタ回路と、音声信号時系
列から前記合成フィルタ回路で発生した合成信号時系列
を差し引くことにより過去に求められた音源パルスによ
る現時点への影響を取り除く第1の減算回路と、前記第
1の減算回路の出力信号時系列罠聴感上の重み付け全行
なう聴感重み付け回路と、前記スペクトル分析回路の出
力に基づいて短時間スペクトル包絡特性全聴感重み付け
した特性に対応するインパルス応答時系列全求めるイン
パルス応答計算回路と、前記聴感重み付け回路の出力信
号時系列と前記インパルス応答計算回路で求められたイ
ンパルス応答時系列との相互相関関数2求める相互相関
関数計算回路と、前記インパルス応答計算回路で求めら
れたインパルス応答時系列の自己相関関数を求める自己
相関関数計算回路と、前記相互相関関数計算回路で求め
られた相互相関関数と前記自己相関関数計算回路で求め
られた自己相関関数と前記ピンチ抽出回路で求められた
ピッチ特性とそれまでに求1っている音源パルスとに基
づいて新たな音源パルスを求める音源パルス計算回路と
を備え、また、前記音源パルス計算回路は、前記ピッチ
抽出回路で求められたピッチ周期で複数の小区間に分割
され前記相互相関関数計算回路で求められた相互相関関
数を記憶する記憶回路と、駆動音源であるところのパル
スが求まる毎にそのパルスの振幅と前記自己相関関数計
算回路で求められた自己相関関数との積算2行なう積算
回路と、前記記憶回路の内容から前記積算回路の出力2
差し引いて相互相関関数からすでに求められた音源パル
スの影響を取り除く第2の減算回路と、前記記憶回路の
1つの小区間の内容から最大絶対値を求めてその最大絶
対値から求められる音源パルスの影響?前記第2の減算
回路により取り除いた後に前記記憶回路の別の小区間か
ら最大絶対値全求めるという操作を全ての音源パルスが
求まるまで繰り返す最大値探索回路と、前記最大値探索
回路で求められた最大絶対値が得られる場所の前記記憶
回路の内容全前記自己相関関数計算回路で求められた零
次の自己相関関数で除することにより音源パルスの振幅
を求める除算回路とを備えた構成となっている。
作用 本発明はこの構成によって、記憶回路全ピッチ周期の長
さの小区間C以下これ全サブフレームと呼ぶ)に分割す
ることによって、音源パルスの振@g工(mi)および
位置mi f求めるために、第(@式で示したgl(m
l)の最大絶対値全探索する時に、探索する範囲が(ピ
ッチ周期)/(フレーム長)になることにより処理量が
減り、さらに、あるサブフレームで音源パルス全1本求
めたら、次は別のサブフレームで音源パルスを求めると
いうふうに、音源パルスをサブフレーム毎に1本づつ求
めるようにすることにより、サブフレーム化したことに
よる音質の劣化を防ぐことになる。
実施例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。第1図は本発明の一実施例における音声符号化
装置の構成を示すものである。第1図において、101
は入力端子、102はバッファメモリ回路、103はス
ペクトル分析回路であるところのにパラメータ計算回路
、104はにパラメータ符号化回路、105は音声信号
のピッチ全抽出するピッチ抽出回路、106はにパラメ
ータiaパラメータに変換するに/a変換回路、107
はインパルス応答計算回路、108は聴感重み付け回路
、109は合成フィルタ回路、110は自己相関関数計
算回路、111は相互相関関数計算回路、112は音源
パルス計算回路、113は音源パルス符号化回路、11
4は音源パルス発生回路、116はマルチプレクサ、1
16は出力端子である。
第2図は本発明の一実施例における音源パルス計算回路
112の構成を示すものである。第2図において、20
0はピンチ周期を入力するピッチ周期入力端子、201
は相互相関関数全入力する相互相関関数入力端子、20
2は自己相関関数全入力する自己相関関数入力端子、2
03は相互相関関数を記憶しピッチ周期の長さの複数の
サブフレームに分割された記憶回路、204は記憶回路
203から1つのサブフレームを選択するスイッチ、2
o5は1つのサブフレームの相互相関関数ψhx(m)
の最大絶対値を求める最大値探索回路、206は最大値
探索回路205で求められた相互相関関数ψhx(m)
’(i=o次の自己相関関数Rhh(0)で除算するこ
とにより音源パルスの振幅g1(m工)を求める除算回
路、2o了は相互相関関数ψhx (m)からすでに求
められた音源パルスの影響?取り除く減算回路、208
は新たな音源パルスが求まる毎に音源パルスの振幅g1
(ml)と自己相関関数Rhh(m)の積算を行なう積
算回路、209は音源パルスの位置m1出力する音源パ
ルス位置出力端子、210は音源パルスの振幅gi(”
i)’を出力する音源パルス振幅出力端子である。
以上のように横取された音声符号化装置について、以下
その動作について説明する。
まず、入力端子101から入力された音声信号時系列X
(n) Idバッファメモリ回路102に1フレ一ム分
蓄積され、Kパラメータ計算回路103はそのフレーム
の偏自己相関係a(Kパラメータ)全計算し、求められ
たにパラメータはにノ(ラメータ符号化回路104によ
り所定のピント数で符号化され、マルチプレクサ115
、K / s変換回路106および合成フィルタ回路1
09に出力される。また音声信号時系列からスペクトル
包絡特性の除かれた残差信号はにパラメータ計算回路1
03からピッチ抽出回路105に出力され、ピッチ抽出
回路105は残差信号から音声信号時系列のピッチを抽
出し、音源パルス計算回路112に出力する。次に符号
化された偏自己相関係fi(Kパラメータ)はK / 
h変換回路1oθで線形予測係数(hパラメータ)に変
換され、インパルス応答計算回路107および聴感重み
付け回路108に出力される。インパルス応答計算回路
107は、第(2)式に示した特性を持つ合成フィルタ
回路109と第(1)式に示した特性を持つ聴感重み付
け回路108の縦続接続からなるフィルタHw (Z 
)のインパルス応答hw(n)k求め、自己相関関数計
算回路110および相互相関関数計算回路111に出力
する。そして自己相関関数計算回路110は第(3)式
に示したように、hw(n)の自己相関関数Rhh(m
)を計算し、Rhh(m)’r音源パルス計算回路11
2に出力する。また、減算回路117はバッファメモリ
回路102に蓄積された音声信号時系列X(n)から、
合成フィルタ回路109の出入時系列全1フレ一ム分減
算することにより、現フレームより1フレーム前に求め
られた音源パルスによる現フレームへの影響を取り除き
、その減算結果2(n)を聴感重み付け回路108に出
力する。聴感重み付け回路10Bは、第(1)式に示し
たような特性W (Z)k持ち、聴覚のマスキング効果
音用いて、減算結果β(n)に聴感上の重み付け全行な
い、得られたJw(n)k相互相関関数計算回路111
に出力する。相互相関関数計算回路111は第(4)式
に示したように2w(n)とり、(n)とを入力し、相
互相関関数ψh工(m) k計算し、これを音源パルス
計算回路112に出力する。次に、音源パルス計算回路
112は第(6)式に示したように、自己相関間v、F
thh (m)と相互相関関数ψhx’(m)からgi
(ml)tフレーム内の各サンプルについて計算シ、l
 gi(mi) l k最大とするようなml全音源パ
ルスの位置とし、その時のgi(mi)’に音源パルス
の振幅とする。この操作?繰り返して、音源パルスの振
幅と位置全1本づつ求めていく。ただしIg工(mよ)
1の最大争の探索は、ピッチ抽出回路105から送られ
てくるピッチ周期に同期して行なわれる。音源パルス計
算回路112で求められた音源パルスの振幅g1(mi
)と位置miの情徹は音源パルス符号化回路113に出
力され、所定のビット数で符号化された後、マルチプレ
クサ116および音源パルス発生回路114に出力され
る。音源パルス発生回路114は符号化された音源パル
スから、位置m1に振幅g1(mi)のパルスを持つ音
源パルス列を1フレーム分求め、これにさらに1フレ一
ム分の零を付加して2フレ一ム分の長さとし、これ全合
成フィルタ回路109に出力する。合成フィルタ回路1
09は、Kパラメータ符号化回路104から符号化され
たにパラメータケ入力して音声のスペクトル包絡特性を
待ったフィルタ全横取し、音源パルス発生回路114か
らの音源パルス列で駆動して、現フレームより1フレー
ム前の音源パルスによる影響の成分を求め、減算回路1
17に出力する。最後にマルチプレクサ115はにパラ
メータ符号化回路104の出力符号と音源パルス符号化
回路113の出力符号とを入力し、これらを組み合わせ
て、出力端子116から通信路へ出力する。
次に第2図に用いて音源パルス計算回路112の動作に
ついて説明する。
まず、相互相関関数入力端子201から入力された相互
相関関数ψhx (m)は記憶回路203に送られる。
この記憶回路203はピッチ周期入力端子200から入
力されるピッチ周期の幅のサブフレームに分割されてい
る。次にスイッチ204は記憶回路203の1つのサブ
フレーム全選択シ、そのサブフレームの相互相関関数ψ
hx(m)e最大値探索回路205に出力する。最大値
探索回路205はスイッチ204により選択されたサブ
フレームの相互相関関数ψhx(m)の最大絶対値を求
め、最大絶対値の位置つまり音源パルスの位置mi全全
音源パル2置置出力端子09に出力し、最大絶対値が得
られた相互相関関数ψhx(m)k除算回路206に出
力する。スイッチ204は音源パルスが1本求まる毎に
、別のサブフレームに切す換えられる。除算回路206
は最大値探索回路205で求められた相互相関関数ψh
x(m)を0次の自己相関関数Rhh (0)で除算す
ることにより第(5)式に示した音源パルスの振幅g工
(mi)を求め、音源パルス振幅出力端子210に出力
する。減算回路207は第(5)式の分子に示したよう
に記憶回路203に格納されている相互相関関数ψhx
(m)刀・ら、すでに求められた音源パルスの影響を取
り除いて、記憶回路203に再格納する。積算回路20
8は第(6)式の分子の有頂に示したように、新たな音
源パルスが求まる毎に、音源パルスの振幅g1(mよ)
と自己相関関数Rhh(m)の積算を行ない、すでに求
められた音源パルスの影響の成分g、l!・Rnh(1
ml−m工1)(ただし1≦mi≦N 渣生成し、減算
回路207に出力する。
本実施例の音源パルス計算回路112による音源パルス
の探索の方法全第3図に示す。第3図は1フレーム当た
り16本の音源パルス全求める様子を示しており、波形
は1フレ一ム分の相互相関関数ψhx(m)である。
まず1フレーム中の相互相関関数の最大絶対値を求め、
それをa点とし、このa点を基準にして、ピッチ抽出回
路105で求めたピッチ周期(T)の長さのサブフレー
ムに分割する(ステップ人)。
次に各サブフレームの1本目のパルスヲ求メる。
この時のパルスの求め方は、まず第2サブフレームの音
源パルスia点に立て、次に第3サブフレームにおいて
、a点の音源パルスの影響を除いた相互相関関数から得
られる最大絶対値のb点に音源パルスを立て、以下同様
に第(5)式に基づいて、各サブフレームに1本づつの
音源パルスc、d。
e全党てる(ステップB)。
次に各サブフレームに2本目の音源パルスf。
g + h、l、] k立てる(ステップC)。以下同
様にして合計16本の音源パルス?求める(ステップD
、I!:)。なお、ピッチ周期に満たない第1サブフレ
ームおよび第4サブフレームの音源パルスの本数は、そ
のサブフレームの長さに比例して分配される。
以上のように本実施例によれば、相互相関関数I/hx
(m)k記憶する記憶回路203を複数のサブフレーム
に分割し、最大値探索回路205はスイッチ204で選
択されたサブフレームの相互相関関数ψhx(DI)の
最大絶対値を探索するようにしたことにより、最大値探
索回路206は音源パルス全1本求める毎にフレームの
全ての領域を探索しないで済むようになり、処理量を減
らすことができる。さらに記憶回路203は、音声信号
時系列のピッチ周期の幅で分割され、また振幅の大きい
音源パルスを避けるように分割されているので、サブフ
レーム化のために起こるサブフレーム境界での不連続性
による音質の劣化を防ぐことができる。さらに音源パル
ス全サブフレーム毎に1本づつ求める二うにすることに
より、音源パルスの相互干渉による音質の劣化を防ぐこ
とができる。
なお、本実施例では第3図に示したように、音源パルス
の探索をサブフレーム順に循環的に行なっているが、こ
れは各サブフレームにおける相互相関関数の絶対値の総
和の大きい順に行なっても良い。この場合には処理量は
少し増すが、サブフレーム化vcよる音質劣化は少なく
なる。
また、本実施例では自己相関関数Rhh(m)全第(3
)式に示したように、nおよびmの範囲をN″!でとし
ているが、hy(n)は指数関数的に減衰しているので
、この範囲を短かくしても良い。この場合には演算量が
さらに少なくなる。
また、本実施例では相互相関関数ψhx(m)k第(4
)式に示したように、nの範囲−iNまでとしているが
、h、(n)は指数関数的に減衰しているので、この範
囲音燭かくしても良い。この場合には演算量がさらに少
なくなる。
また、ピッチ抽出回路105で求められたピ。
チ特性を用いて、ピッチ予測の技術を導入することによ
り、さらに音質が改善される。
発明の効果 本発明は、音声信号時系列のピッチ周期を抽出するピッ
チ抽出回路と、ピッチ周期の長さのサブフレームに分割
された記憶回路と、音源パルスが1本求まる毎にサブフ
レームを変えて、そのサブフレームの最大絶対値全求め
る最大値探索回路全役けることにより、処ダ量を減らす
ことができ、さらにサブフレーム化による音質の劣化が
少なくて済むという効果を得ることができる優れた音声
符号化装置全実現するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における音声符号化装置の構
成を示すブロック図、第2図は同音声符号化装置の音源
パルス計算回路のブロック図、第3図は同音声符号化装
置の音源パルス計算回路の動作のタイミングチャート、
第4図は第1の従来例における音声符号化装置のブロッ
ク図、第5図は第2の従来例における音声符号化装置の
ブロック図である。 103・・・・・・Kパラメータ計算回路、105・・
・・・ピッチ抽出回路、107・・・・・・インパルス
応答計算回路、108・・・・・・聴感重み付け回路、
109・・・・・・合成フィルタ回路、110・・・・
・・自己相関関数計算回路、111・・・・・−相互相
関関数計算゛回路、112・・・・・・音源パルス計算
回路、114・・・・・・音源パルス発生回路、117
・・・・・・減算回路、203・・・・・・記憶回路、
205・・・・・・最大値探索回路、206・・・・・
・除算回路、207・・・・・・減算回路、208・・
・・・・乗算回路。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第2
図 嘉3図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ある一定時間の音声信号時系列から短時間スペク
    トル包絡特性を抽出するスペクトル分析回路と、音声信
    号時系列のピッチ特性を抽出するピッチ抽出回路と、音
    声信号時系列から前記スペクトル分析回路で求められた
    スペクトル包絡特性を取り除いた残差信号時系列を前記
    ピッチ抽出回路で求められたピッチ周期に同期してピッ
    チ周期当たり1本以上の複数のパルスで表現することに
    より圧縮する音源圧縮回路とを備えたことを特徴とする
    音声符号化装置。
  2. (2)音源圧縮回路は、過去に求められた音源パルスに
    よる現時点への影響の時系列を発生する合成フィルタ回
    路と、音声信号時系列から前記合成フィルタ回路で発生
    した合成信号時系列を差し引くことにより過去に求めら
    れた音源パルスによる現時点への影響を取り除く第1の
    減算回路と、前記第1の減算回路の出力信号時系列に聴
    感上の重み付けを行なう聴感重み付け回路と、スペクト
    ル分析回路の出力に基づいて短時間スペクトル包絡特性
    を聴感重み付けした特性に対応するインパルス応答時系
    列を求めるインパルス応答計算回路と、前記聴感重み付
    け回路の出力信号時系列と前記インパルス応答計算回路
    で求められたインパルス応答時系列との相互相関関数を
    求める相互相関関数計算回路と、前記インパルス応答計
    算回路で求められたインパルス応答時系列の自己相関関
    数を求める自己相関関数計算回路と、前記相互相関関数
    計算回路で求められた相互相関関数と前記自己相関関数
    計算回路で求められた自己相関関数とピッチ抽出回路で
    求められたピッチ特性とそれまでに求まっている音源パ
    ルスとに基づいて新たな音源パルスを求める音源パルス
    計算回路とを備えたことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の音声符号化装置。
  3. (3)音源パルス計算回路は、ピッチ抽出回路で求めら
    れたピッチ周期で複数の小区間に分割され相互相関関数
    計算回路で求められた相互相関関数を記憶する記憶回路
    と、駆動音源であるところのパルスが求まる毎にそのパ
    ルスの振幅と前記自己相関関数計算回路で求められた自
    己相関関数との積算を行なう積算回路と、前記記憶回路
    の内容から前記積算回路の出力を差し引いて相互相関関
    数からすでに求められた音源パルスの影響を取り除く第
    2の減算回路と、前記記憶回路の1つの小区間の内容か
    ら最大絶対値を求めてその最大絶対値から求められる音
    源パルスの影響を前記第2の減算回路により取り除いた
    後に前記記憶回路の別の小区間から最大絶対値を求める
    という操作を全ての音源パルスが求まるまで繰り返す最
    大値探索回路と、前記最大値探索回路で求められた最大
    絶対値が得られる場所の前記記憶回路の内容を前記自己
    相関関数計算回路で求められた零次の自己相関関数で除
    することにより音源パルスの振幅を求める除算回路とを
    備えたことを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の音
    声符号化装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06348300A (ja) * 1992-12-04 1994-12-22 Sip Soc It Per Esercizio Delle Telecommun Pa 合成手段による解析法技術を用いる音声のコード化器における励起ゲインの量子化の為の方法と装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH06348300A (ja) * 1992-12-04 1994-12-22 Sip Soc It Per Esercizio Delle Telecommun Pa 合成手段による解析法技術を用いる音声のコード化器における励起ゲインの量子化の為の方法と装置

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