JPS6332355Y2 - - Google Patents

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JPS6332355Y2
JPS6332355Y2 JP1979057127U JP5712779U JPS6332355Y2 JP S6332355 Y2 JPS6332355 Y2 JP S6332355Y2 JP 1979057127 U JP1979057127 U JP 1979057127U JP 5712779 U JP5712779 U JP 5712779U JP S6332355 Y2 JPS6332355 Y2 JP S6332355Y2
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JP
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negative pressure
air bleed
pressure
solenoid valve
bleed passage
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  • Control Of The Air-Fuel Ratio Of Carburetors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、空燃比や点火時期を気圧に応じて補
正する高度補償装置に関するものである。
従来の高度補償装置は、気化器内の燃料計量絞
り、エアブリード量絞り部を、ベローズの伸びを
利用し制御する方法とか、電磁弁を利用しその電
磁弁の開閉時間比率を変化させる方法により、気
圧に応じた空燃比の補正を行なつている。又、パ
ワーピストンの作動圧力についても、上記方法を
利用したものが提案されている。一方点火時期制
御に於いてはデイストリビユータの負圧進角装置
に付加する負圧力を気圧に応じて制御する方法が
提案されている。そして、特に電磁弁を利用した
装置においては、電磁弁とこの電磁弁の開閉時間
比率を制御する回路とを気化器のメイン系、スロ
ー系、パワーピストン系、および点火時期制御系
毎に設けており、複雑かつコスト高の装置となつ
ている。
そこで本考案は、気化器のメイン系およびスロ
ー系は高地に移行するにつれエアブリード量を増
し、一方パワーピストンや点火時期制御装置は高
地に移行するにつれエアブリード量を減量する点
に鑑み、電磁弁のプランジヤーの往復作動を有効
に利用する事により1つのデユーテイ回路と電磁
弁とでそれらの制御を可能とした高度補償装置を
提供することを目的とする。
以下本考案を図に示す実施例について説明す
る。第1図において、1は気化器、101はスロ
ー系の主エアブリード通路、101aはそのオリ
フイス、102はプライマリメイン系の主エアブ
リード通路、102aはそのオリフイス、103
はセカンダリーメイン系の主エアブリード通路、
103aはそのオリフイスで、それぞれの通路1
01〜103と並列に副エアブリード通路10
4,105,106を有し、各副エアブリード通
路104〜106中には夫々オリフイス104
a,105a,106aを有する。また、スロツ
トル弁107下流の吸気管負圧が小さくなつたと
きにパワージエツト108を開いて出力をアツプ
させるパワー系を有しており、このパワー系はス
ロツトル弁107下流の圧力取出口Aの負圧がオ
リフイス10aを有する信号経路10を介して導
かれる負圧室109と、この負圧室109の負圧
を受けるパワーピストン110と、このパワーピ
ストン110を下方に付勢するスプリング111
と、パワーピストン110により駆動されてパワ
ージエツト108を開閉するパワーバルブ112
とから構成される。
2は調圧弁で、弁座201および大気孔202
を有する本体203とカバー206とによりダイ
ヤフラム207が保持され、ダイヤフラム207
の下方にはオリフイス11aを有する信号経路1
1を介して圧力取出口Aに連通する圧力室208
が形成されるとともに、ダイヤフラム207上方
には大気孔202およびフイルター209を介し
て大気に開放された大気室210が形成されてい
る。ダイヤフラム207の中央部には、両室20
8,210を連通する孔211を有する弁体21
2が弁座201に対向して取付けられ、圧力室2
08内にはダイヤフラム207を上方に付勢する
スプリング213が設置されている。この調圧弁
2は、圧力室208に導入される吸気管負圧がス
プリング213により決定される設定負圧(第2
図のV1)より大きくなるとダイヤフラム207
が下降して弁体212が弁座201から離れ、大
気室210から孔211を介して圧力室208に
大気が導入され、一方、圧力室208の負圧が設
定負圧V1以下になるとスプリング213により
ダイヤフラム207が押し上げられ、弁体212
が弁座201に当接して大気の導入が停止され、
こうして、吸気管負圧が設定負圧V1以上であれ
ば圧力室208内の負圧は一定に制御される。ま
た、吸気管負圧が設定負圧V1以下の場合は、弁
体212は弁座201に当接しているため圧力室
208の負圧は吸気管負圧と等しくなる。従つ
て、この調圧弁2の出力負圧は第2図に示す如く
なる。
3は負圧制御弁で、本体301とカバー302
とによりダイヤフラム303が保持され、ダイヤ
フラム303の下方には信号経路12を介して圧
力取出口Aに接続される圧力室304が形成され
るとともに、ダイヤフラム303の上方には大気
孔305を介して大気に開放された大気室306
が形成されている。圧力室304内にはダイヤフ
ラム303を上方へ付勢するスプリング307が
設置され、ダイヤフラム303にはブツシユ30
8に案内されるシヤフト309が取付けられ、シ
ヤフト309の先端には弁体310が固定されて
いる。この負圧制御弁3は調圧弁2と後述する負
圧進角装置4とを連通するオリフイス13aを有
する信号経路13中に配置され、圧力室304に
導入される吸気管負圧がスプリング307により
決定される設定負圧より小さくなつた場合に弁体
310が信号経路13を閉じる。なお、この負圧
制御弁3の設定負圧は、調圧弁2の設定負圧V1
と等しいか若しくはそれよりも若干大きく設定し
ている。
4はデイストリビユーターの負圧進角装置で、
本体401と第1のカバー402とにより第1の
ダイヤフラム403を保持し、また本体401と
第2のカバー404とにより第2のダイヤフラム
405を保持し、これらにより3つの室406,
407,408を形成している。第1の圧力室4
06は第1のスプリング409が設置されるとと
もに信号経路13が接続され、第2の圧力室40
7は第2のスプリング410が設置されるととも
にスロツトル弁107近傍の図示しないアドバン
スポートに接続される。残りの1つの室408は
大気孔411にて大気に開放されている。第1の
ダイヤフラム403の中央付近を保持する2枚の
圧力板412,413のうち、図で右側の圧力板
413には爪部414が形成されている。本体4
01には中心方向に延びるストツパー415が形
成され、このストツパー415は圧力板413と
対向していて第1のダイヤフラム403の図で右
方向への移動量を規定する。第2のダイヤフラム
405にはシヤフト416が固定され、このシヤ
フト416の一端に設けたフランジ部417が圧
力板413とその爪部414との間に位置し、他
端が図示しないデイストリビユーターの可動台板
に連結されている。そして、第1の圧力室406
に導入される負圧が大きくなるに伴つて第1のダ
イヤフラム403が図で左方に移動し、この時フ
ランジ部417が爪部414に係合して第2のダ
イヤフラム405およびシヤフト416も左方へ
引かれ、可動台板が回動して点火時期が進む。ま
た、第2の圧力室407に導入される負圧が大き
くなるに伴つて第2のダイヤフラム405および
シヤフト416が図で左方へ動き点火時期が進
む。
20は電磁弁で、コイル21、ステータコア2
2、プランジヤ23およびスプリング24より構
成され、プランジヤ23の一端側には気化器1の
メインおよびスロー系の各副エアブリード通路1
04〜106が開口し、プランジヤ23の他端側
にはパワー系の負圧室109に連通するオリフイ
ス14aを含む第1エアブリード通路14と信号
経路13に連通するオリフイス15aを含む第2
エアブリード通路15とが開口している。
この電磁弁20は、気圧に応じた電気信号を出
力する絶対圧センサー30と、この出力を増幅、
比較して電磁弁20への通電時間と非通電時間の
比(即ち、電磁弁20の開閉時間比率)を制御す
るデユーテイ回路40とにより制御される。第3
図はそれらの回路構成を示すもので、絶対圧セン
サー30の第1のゲージ31は大気圧(P)が高
くなるに従つて抵抗(R)が増加し、第2のゲー
ジ32は大気圧(P)が高くなるに従つて第1の
ゲージ31よりも緩やかに抵抗(R)が増加し、
大気圧(P)が高くなるに従つてA点とB点の電
位差が大きくなる。そして、デユーテイ回路40
は、この電位差を差動増幅器41で増幅し、この
差動増幅器41の出力電圧と一定周波数の発振器
(三角波または鋸歯状波発振器)42の出力電圧
とを比較器43に入力し、この比較器43の出力
にてトランジスタ44を制御する。この回路構成
では、差動増幅器41の出力電圧より発振器42
の出力電圧が高い時にのみトランジスタ44が
ONしてコイル21に通電されるため、大気圧
(P)が高くなるに従つてコイル21への通電時
間が短くなり非通電時間が長くなる。従つて、大
気圧(P)が高くなるに伴つて副エアブリード通
路104〜106の開口時間が短くなり、第1,
第2エアブリード通路14,15の開口時間が長
くなる。
これから明らかなように、車両が高地に移動す
る(即ち気圧が低下する)に伴つて夫々の副エア
ブリード通路104〜106を介して供給される
エアブリード量が増すため、空気密度の低下に応
じて燃料量が制限され、適正な空燃比に維持され
る。なお、各副エアブリード通路104〜106
を通る空気量は各オリフイス104a,105
a,106aによつて調整される。
一方、パワー系の負圧室109に第1エアブリ
ード通路14を介して導入される空気量は気圧低
下に伴つて少なくなるため、低地において吸気管
負圧が例えば−120mmHg以下の時にパワーピスト
ン110が作動してパワージエツト108が開か
れるとすると、高地においては吸気管負圧が−
120mmHgの時にはパワージエツト108は開かれ
ず、吸気管負圧がそれよりもさらに小さくなつて
からパワージエツト108が開かれる。
さらに、負圧進角装置4の第1の圧力室406
に導入される負圧は気圧低下(即ち高度の上昇)
に伴つて大きくなるため点火時期が進められ、従
つて気圧低下に伴う出力低下分が点火時期の制御
によつて補なわれる。また、負圧進角装置4の第
2の圧力室407にはアドバンスポートの負圧が
導入されており、従つてスロツトル弁107の開
度に応じても点火時期が調整される。ところで、
加速時等にはスロツトル弁107を大きく開くた
め調圧弁2の出力負圧が低下するが、負圧制御弁
3は吸気管負圧が少なくとも設定負圧V1以下に
なると信号経路13を閉じて負圧進角装置4の第
1の圧力室406を密閉するため、気圧に応じて
調整された第1の圧力室406の負圧は変動しな
い。
なお、電磁弁20は気化器1と一体的に取付け
てもよい。
以上の説明から明らかなように、本考案では気
化器のメイン系およびスロー系の副エアブリード
通路と前記気化器のパワー系の負圧室に通ずる第
1エアブリード通路と点火時期を制御する負圧進
角装置の信号経路に通ずる第2エアブリード通路
とを開閉する1つの電磁弁において、副エアブリ
ード通路が開かれている時には第1,第2エアブ
リード通路が閉じられるようにすることにより、
電磁弁のプランジヤの往復作動を有効に利用して
いるので、1つの電磁弁とデユーテイ回路により
空燃比および点火時期を気圧に応じて制御するこ
とができ、装置の簡素化、低コスト化を実現し得
るという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の一実施例を示す断面構成
図、第2図は作動説明に供する特性図、第3図は
第1図に示すセンサー30およびデユーテイ回路
40の電気回路図である。 1……気化器、4……負圧進角装置、13……
信号経路、14……第1エアブリード通路、15
……第2エアブリード通路、20……電磁弁、3
0……センサー、40……デユーテイ回路、10
4……スロー系の副エアブリード通路、105,
106……メイン系の副エアブリード通路、10
9……パワー系の負圧室。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 気化器のメイン系およびスロー系の副エアブリ
    ードの開口端と、前記気化器のパワー系の負圧室
    に通ずる第1エアブリード通路および点火時期を
    制御する負圧進角装置の信号経過に通ずる第2エ
    アブリード通路の開口端とを、磁力によつて移動
    するプランジヤの両端面により同時に切換開閉す
    る1つの電磁弁と、 気圧に応じた電気的信号を出力するセンサー
    と、 その電気信号に応じて前記電磁弁の通電時間比
    率を制御するデユーテイ回路とを備え、前記電磁
    弁において前記副エアブリード通路が開かれてい
    る時には前記第1、第2エアブリード通路が閉じ
    られるようにしたことを特徴とする内燃機関の高
    度補償装置。
JP1979057127U 1979-02-22 1979-04-28 Expired JPS6332355Y2 (ja)

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JP1979057127U JPS6332355Y2 (ja) 1979-04-28 1979-04-28
US06/123,424 US4282840A (en) 1979-02-22 1980-02-21 Internal combustion engine with altitude compensation device

Applications Claiming Priority (1)

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JP1979057127U JPS6332355Y2 (ja) 1979-04-28 1979-04-28

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JPS55158246U JPS55158246U (ja) 1980-11-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5857056A (ja) * 1981-09-30 1983-04-05 Toyota Motor Corp 内燃機関の空燃比制御装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS535334A (en) * 1976-07-06 1978-01-18 Nissan Motor Co Ltd Exhaust gas purifying system of internal combustion engine

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS535334A (en) * 1976-07-06 1978-01-18 Nissan Motor Co Ltd Exhaust gas purifying system of internal combustion engine

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