JPS6332216A - 粉粒体の気流搬送分配方法 - Google Patents

粉粒体の気流搬送分配方法

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JPS6332216A
JPS6332216A JP17642286A JP17642286A JPS6332216A JP S6332216 A JPS6332216 A JP S6332216A JP 17642286 A JP17642286 A JP 17642286A JP 17642286 A JP17642286 A JP 17642286A JP S6332216 A JPS6332216 A JP S6332216A
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JP
Japan
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pipe
piping
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distance
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Pending
Application number
JP17642286A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Kikuzawa
菊沢 清
Kazuaki Yano
和明 矢野
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Publication date
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  • Air Transport Of Granular Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、微粉炭、微粉コークス、石灰石などの粉粒体
を気流搬送で1本の搬送母管から送給先の複数の搬送枝
管に均等に分配して、ボイラ、キルンなどの燃焼炉へ安
定して供給する粉粒体の気流搬送分配方法に関するもの
である。
〔従来の技術〕
従来、粉粒体を気流搬送により、1本の搬送母管から送
給先の複数の搬送枝管へ均等に分配、供給する場合、分
配室部分が円形構(水平)断面を有し、側壁に放射状に
複数の出口枝管を取り付けた分配器が用いられていた。
すなわち、分配器の底部に搬送母管を接続し、出口枝管
を送給先の搬送枝管に接続して、粉粒体を分配、供給し
ていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、各出口枝管の送給先は各々異なるため、
分配器出口と送給先との間の搬送距離は夫々異なる。こ
のため分配器出口と送給先との間を安易に最短距離で配
管すれば、各搬送管毎の搬送抵抗が異なるため、各搬送
管搬送気体流量に偏りを生じ、著しい場合には、特定の
搬送管で滞留、閉塞などを生じ、安定な搬送を継続でき
なくなる。
上記問題の解決のために、本発明者らは特願昭60−8
0987号で、最短ルートを結ぶことなく、配管を構成
するベンド管数や搬送距離を加減することで、各搬送技
管毎の搬送抵抗の均一化を図る提案をしている。しかし
、この方法を流動床ボイラに応用した場合、ボイラ下で
搬送配管が錯綜し、十分なメンテナンスルームや他の機
器の設置スペースを確保するため、ボイラの配置場所を
上方へ移動させなければならないなどの弊害があった。
本発明は上記の問題点を解決するためになされたもので
、ボイラ下のルームを十分確保するために、分配器をボ
イラ設置平面から外れた場所に配し、分配器近傍にて、
分配器取付枝管を、送給先までの距離に応して、水平・
鉛直距離を変えて、搬送抵抗を調整するようにした分配
方法の提供を目的とするものである。
〔問題点を解決するだめの手段および作用〕本願の第1
の発明は、粉粒体を1本の搬送母管から送給先の複数の
搬送枝管に気流搬送により均等に分配する方法において
、分配器側壁に配される複数の出口枝管が接続される送
給先と分配器との間の距離に応じて、分配器近傍で出口
枝管の実質的な水平配管距離および/または鉛直配管距
離を調整して、各出口枝管の搬送抵抗を実質的に等価と
し、各出口枝管を各搬送枝管に接続して粉粒体を分配す
ることを特徴としている。
したがって、各搬送枝管に接続された後は、各配管とも
最短ルートまたは配管の容易なルートを経て送給先に配
管することが可能なため、従来のボイラ下ルームの問題
を解消することができる。
また本願の第2の発明は、粉粒体を1本の搬送母管から
送給先の複数の搬送枝管に気流搬送により均等に分配す
る方法において、分配器側壁に配される複数の出口枝管
が接続される送給先と分配器との間の距離に応じて、分
配器近傍で出口枝管の実質的な水平配管距離および/ま
たは鉛直配管距離を調整して、各出口枝管の搬送抵抗を
実質的に等価とし、各出口枝管を同一鉛直面内で互いに
近接した配置となるよう配管束を形成し、この配管束を
別の同一鉛直面内に配置された送給先に連なる各搬送枝
管に接続して粉粒体を分配することを特徴としている。
たとえば、流動床ボイラへの給炭配管のように、同一の
分配器から多数の送給先へ分配する場合には、本願の第
1の発明の方法を用いても、送給先近傍では多数の搬送
枝管が交錯する可能性がある。
本願の第2の発明は、この問題を解決するためになされ
たものである。すなわら、送給先に連なる最終鉛直管を
同一鉛直面内に配置しておき、この最終鉛直管に接続さ
れる枝管を該同一鉛直面内で、かつ分配器より遠い位置
に配される送給先に接続される枝管はど下に、近いもの
ほど上に配置することで、送給先近傍での相互干渉は生
じず、複数の枝管をあたかも同一の1本の配管の如く取
り扱うことが可能となる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例を詳細に説
明する。ただしこの実施例に記載されている構成部品の
形状、相対配置などは、とくに特定的な記載がない限り
は、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のもので
はなく、単なる説明例にすぎない。
第1図および第2図は本発明の方法を実施する装置の一
例を示している。1は分配器で、この分配器の側壁2に
配される複数の出口枝管3が接続される送給先と分配器
との間の距離に応じて、分配器1の近傍で出口枝管3の
実質的な水平配管距離および鉛直配管距離を調整して、
各出口枝管の搬送抵抗を実質的に等しくした後、各出口
枝管を各搬送枝管4に接続する。5は搬送母管、6は流
動床ボイラなどの燃焼炉、7は空気分散板である。
各配管の、分配器出口枝管との接続点C以降の搬送長の
違いを各々Δ7!1、Δ1’、、Δ13とすれば、分配
器出口枝管にてこの差音解消する。すなわち、次式を満
足するl、 、7!t 、h+、 hz、h3を選定す
ることで、分配器領域にて配管長差による搬送抵抗差を
解消することができる。
ΔIl+=21+  十φah++φbhlΔ12=2
11.+ψahZ+φbh2ΔI!3−ψa h3+φ
bh3 なおψ8は鉛直上向管長の水平管長への換算係数、ψ、
は鉛直下向管長の水平管長への換算係数である。
分配器1としては、第3図に示すような形状のものを使
用するのが好ましい。すなわち、搬送N管5に水平断面
が矩形の角錐台状の接続室8が連設され、この接続室の
上部に、上端に盲状の蓋板10を有する分配室11が連
設されている。分配室11の側壁2には複数の出「1技
管3が配されている。分配室11の水平断面は、その断
面流速が粉粒体の安定搬送限界流速を保ち、粉粒体の閉
塞限界寸法以」二の辺長を有する矩形断面形状となって
いる。
上記の実施例は、出口枝管を1段(1列)配列とし、両
側の側壁に設ける場合を示しているが、第4図に示すよ
うに1設配列とし、片側の側壁に設ける場合もある。ま
た出口枝管を多段に配列する場合もある。この場合は、
2段の千鳥配列とするのが望ましい。
上記の分配器1において、各出口枝管へ流入する粉粒体
流量を均等化するには、分配室内で横方向に均一な粉粒
体濃度に維持する必要があり、っぎのような分散手段が
講じられる。
すなわち第5図および第6図に示すように、接続室8の
分配室長辺壁(側壁2)に連なる壁面に、ガイド12を
5〜30°毎に取り付ける。
また第7図に示すように、接続室8内に衝突分散部材1
3を取り付ける。
いずれの方法を採用しても、分配室下部の接続室8の横
断面形状を矩形とすることで、分配室内の粉粒体濃度の
均一化は一層促進される。
第8図は分配器1の側壁2の片面に出口枝管3を設け、
分配器近傍の水平配管距離を調整して搬送抵抗を実質的
に等価とする方法を示している。
この場合、Δz、=2z、、Δ1z=21zとなるよう
にする。
第9図は分配器1の片面に出口枝管3を設け、分配器近
傍の鉛直配管距離を調整して搬送抵抗を実質的に等価と
する方法を示している。この場合、Δ11−ψmhl+
ψ1+hl Δ12−φaF+φbhl となるようにする。
この他、ボイラに近い側の面を鉛直高さで、ボイラに遠
い側の面を水平方向で調整したり、または傾斜させて調
整したりすることも可能である。
第10図は本願の第2の発明の実施例を示している。す
なわち、本願の第1の発明の方法により、分配器1の近
傍にて各出口枝管3の搬送抵抗を実質的に等しくしてお
き、各出口枝管をその接続点Cで同一鉛直面内で互いに
近接した配管束14とし、この配管束14を別の同一鉛
直面内に配置された送給先(この場合は流動床ボイラな
どの燃焼炉6)に連なる搬送枝管4(最終鉛直管)に接
続する。
第11図および第12図は本発明のさらに他の実施例を
示している。すなわち、分配器1の両側面に取り付けた
出口枝管3を夫々2列に配して送給先へ接続する例であ
り、分配器1の出口枝管3は接続点Cまでは全て鉛直管
と水平管とで構成される。なお第11図は平面図を、第
12図は立面図を示している。
また第13図に示すように傾斜管を加えてもよい。この
場合、傾斜管は実質的に水平管と鉛直管とを合成したも
のとみなされる。
上記の実施例においては、分配器として水平断面が矩形
状のものを使用する場合について説明したが、出口枝管
の本数が少ない場合は、従来形の水平断面が円形状の分
配器を用いても差し支えない。
本発明の方法は、上記の実施例を適宜組み合わせて使用
される。
〔発明の効果〕
本願の第1の発明は上記のように構成されているので、
分配器の出口枝管およびこれらに連なる配管は最短ルー
トまたは配管工事の容易なルートを経て送給先に配管す
ることができ、ボイラ下の空間を有効に利用することが
できるとともに、粉粒体を均等に分配、供給することが
できる。
また本願の第2の発明は、」1記の効果に加えて、送給
先近傍での相互干渉を生じることなく、複数の配管をあ
たかも同一の1本の配管のように取り扱うことができる
という効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の粉粒体の気流搬送分配方法を実施する
装置の一例を示す説明図、第2図は第1図におけるA−
A線断面図、第3図は本発明の方法を実施するのに用い
られる分配器の一例を示す斜視図、第4図は分配器の他
の例を示す斜視図、第5図は分配器内にガイドを設けた
例を示す説明図、第6図は第5図におけるB−B線断面
図、第7図は分配器内に衝突分散部材を設けた例を示す
説明図、第8図〜第11図は本発明の方法を実施する装
置の他の例を示す説明図、第12図は第11図に示す装
置の立面図、第13図は本発明の方法を実施する装置の
さらに他の例を示す説明図である。 1−分配器、2−側壁、3−出口枝管、4−搬送枝管、
5−搬送母管、6−燃焼炉、7−空気分散板、8−接続
室、10−蓋板、11−分配室、12−ガイド、13−
衝突分散部材、14=−配管束 第)図 第4図 第5図 第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 粉粒体を1本の搬送母管から送給先の複数の搬送枝
    管に気流搬送により均等に分配する方法において、分配
    器側壁に配される複数の出口枝管が接続される送給先と
    分配器との間の距離に応じて、分配器近傍で出口枝管の
    実質的な水平配管距離および/または鉛直配管距離を調
    整して、各出口枝管の搬送抵抗を実質的に等価とし、各
    出口枝管を各搬送枝管に接続して粉粒体を分配すること
    を特徴とする粉粒体の気流搬送分配方法。 2 粉粒体を1本の搬送母管から送給先の複数の搬送枝
    管に気流搬送により均等に分配する方法において、分配
    器側壁に配される複数の出口枝管が接続される送給先と
    分配器との間の距離に応じて、分配器近傍で出口枝管の
    実質的な水平配管距離および/または鉛直配管距離を調
    整して、各出口枝管の搬送抵抗を実質的に等価とし、各
    出口枝管を同一鉛直面内で互いに近接した配置となるよ
    う配管束を形成し、この配管束を別の同一鉛直面内に配
    置された送給先に連なる各搬送枝管に接続して粉粒体を
    分配することを特徴とする粉粒体の気流搬送分配方法。
JP17642286A 1986-07-25 1986-07-25 粉粒体の気流搬送分配方法 Pending JPS6332216A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004360843A (ja) * 2003-06-06 2004-12-24 Toshiba Plant Systems & Services Corp 管の分岐体構造

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