JPS6332199Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6332199Y2 JPS6332199Y2 JP1983204709U JP20470983U JPS6332199Y2 JP S6332199 Y2 JPS6332199 Y2 JP S6332199Y2 JP 1983204709 U JP1983204709 U JP 1983204709U JP 20470983 U JP20470983 U JP 20470983U JP S6332199 Y2 JPS6332199 Y2 JP S6332199Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water meter
- glass mat
- lid
- glass
- housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、量水器筐、詳細にはFRP素材によ
つて強化した量水器筐に関するものである。
つて強化した量水器筐に関するものである。
現在、水道メーターは地表より約30cm位の深さ
に埋設され、周囲を鋳鉄若しくはコンクリート製
の量水器筐にて囲んで保護するようにしている。
これらの量水器筐は、重くて取扱いにくい上に、
特にコンクリート製の筐は割れやすく、又、鋳鉄
製の筐も錆びて劣化が激しくなり長く使用できな
い。又、これらの量水器筐に取つて変わりつつあ
る熱可塑性樹脂製の量水器筐は、引張り強度や曲
げ強度が小さいため、鉛直荷重や土圧等の大きい
荷重に耐られず、元の鋳鉄製の量水器筐に戻りつ
つある。
に埋設され、周囲を鋳鉄若しくはコンクリート製
の量水器筐にて囲んで保護するようにしている。
これらの量水器筐は、重くて取扱いにくい上に、
特にコンクリート製の筐は割れやすく、又、鋳鉄
製の筐も錆びて劣化が激しくなり長く使用できな
い。又、これらの量水器筐に取つて変わりつつあ
る熱可塑性樹脂製の量水器筐は、引張り強度や曲
げ強度が小さいため、鉛直荷重や土圧等の大きい
荷重に耐られず、元の鋳鉄製の量水器筐に戻りつ
つある。
本考案は、かかる従来の問題点を解消せんとな
されたものであり、その要旨は、ガラスマツトか
らなる上下層の間に強化プラスチツクからなる中
間層を介在させ、かつこれらをプレスで一体に圧
縮成形すると共に下層のガラスマツトの厚さを上
層のガラスマツトより厚く形成させた上蓋と、
SMCで成形した筐本体と、で構成したことにあ
る。
されたものであり、その要旨は、ガラスマツトか
らなる上下層の間に強化プラスチツクからなる中
間層を介在させ、かつこれらをプレスで一体に圧
縮成形すると共に下層のガラスマツトの厚さを上
層のガラスマツトより厚く形成させた上蓋と、
SMCで成形した筐本体と、で構成したことにあ
る。
以下、本考案の実施例を図面に示して説明す
る。本実施例の量水器筐Aは、上蓋1と、筐本体
2と、よりなり、筐本体2の上面に上蓋1を開閉
自在に枢着3している。
る。本実施例の量水器筐Aは、上蓋1と、筐本体
2と、よりなり、筐本体2の上面に上蓋1を開閉
自在に枢着3している。
ここで上蓋1は、上層1a及び下層1cをガラ
スマツトで形成し、中間層1bをBMCから成る
強化プラスチツクで形成して、これをプレス成形
機で一体に圧縮成形しているものであり、下層1
cのガラスマツトを上層1aのガラスマツトより
厚くして鉛直荷重に耐える構造としている。
スマツトで形成し、中間層1bをBMCから成る
強化プラスチツクで形成して、これをプレス成形
機で一体に圧縮成形しているものであり、下層1
cのガラスマツトを上層1aのガラスマツトより
厚くして鉛直荷重に耐える構造としている。
尚、中間層1bは、BMCの他の砂とタルクと
を熱硬化性樹脂で一体的に混合した強化材を使用
することも可能である。
を熱硬化性樹脂で一体的に混合した強化材を使用
することも可能である。
次に筐本体2は、ガラスマツト若しくはガラス
クロスに熱硬化性樹脂を含浸したシート状の
SMCで形成されており、これをプレス成形機で
圧縮しつつ筐状に成形する。
クロスに熱硬化性樹脂を含浸したシート状の
SMCで形成されており、これをプレス成形機で
圧縮しつつ筐状に成形する。
本考案の一実施態様を示せば、上蓋1の厚みを
10m/mにし、上層1aにJISによる100〜300番
のガラスマツトを、又、下層1cにJISによる400
〜600番のガラスマツトを配し、筐本体2の肉厚
を4〜5m/mの肉厚からなるSMCにて成形し
たものをセツトして、鉛直荷重を測定した結果
1800Kg以上の値を示した。
10m/mにし、上層1aにJISによる100〜300番
のガラスマツトを、又、下層1cにJISによる400
〜600番のガラスマツトを配し、筐本体2の肉厚
を4〜5m/mの肉厚からなるSMCにて成形し
たものをセツトして、鉛直荷重を測定した結果
1800Kg以上の値を示した。
尚、側面に作用する土圧に対しても何ら変形す
ることがなく、蓋の開閉を長期間に亘りスムーズ
に持続することができた。
ることがなく、蓋の開閉を長期間に亘りスムーズ
に持続することができた。
比較のため熱可塑性樹脂製(A.B.S、P.V.C)
でテストした結果、500Kgの側面上圧で筐本体の
長側面が内側に反り、これが上蓋に密接して上蓋
の開閉ができなくなる程の欠点があつた。
でテストした結果、500Kgの側面上圧で筐本体の
長側面が内側に反り、これが上蓋に密接して上蓋
の開閉ができなくなる程の欠点があつた。
尚、本考案に於て、熱硬化性樹脂としては不飽
和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、フエノール
樹脂、ユリヤ樹脂等を使用し、上蓋に使用するガ
ラスマツトもJIS指定のものを使用し、上層1a
には品番の小さいガラス繊維の含有量の少いもの
を、又、下層1cには品番の大きいガラス繊維の
含有量の多いものを、前記した実施例の品番にの
み制限することなく配し、鉛直方向の耐荷重を大
きくするように工夫して、量水器筐の耐久性を長
期間に亘り持続できるようにしている。
和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、フエノール
樹脂、ユリヤ樹脂等を使用し、上蓋に使用するガ
ラスマツトもJIS指定のものを使用し、上層1a
には品番の小さいガラス繊維の含有量の少いもの
を、又、下層1cには品番の大きいガラス繊維の
含有量の多いものを、前記した実施例の品番にの
み制限することなく配し、鉛直方向の耐荷重を大
きくするように工夫して、量水器筐の耐久性を長
期間に亘り持続できるようにしている。
以上説明したように本考案では、ガラスマツト
からなる上下層の間に強化プラスチツクからなる
中間層を介在させ、かつこれらをプレスで一体に
圧縮成形すると共に下層のガラスマツトの厚さを
上層のガラスマツトより厚く形成させた上蓋と、
SMCで成形した筐本体とで構成したので、耐久
性が向上し、錆もなく、軽くて取扱いもしやす
く、その上鋳鉄以上に曲げ強度も大きくなり、鉛
直方向の耐荷重及び側面からの土圧に対しても優
れた特性を示して今までにない量水器筐を生み出
すことができ、鋳鉄主体の量水器筐業界に大きな
変革をもたらすことができる。
からなる上下層の間に強化プラスチツクからなる
中間層を介在させ、かつこれらをプレスで一体に
圧縮成形すると共に下層のガラスマツトの厚さを
上層のガラスマツトより厚く形成させた上蓋と、
SMCで成形した筐本体とで構成したので、耐久
性が向上し、錆もなく、軽くて取扱いもしやす
く、その上鋳鉄以上に曲げ強度も大きくなり、鉛
直方向の耐荷重及び側面からの土圧に対しても優
れた特性を示して今までにない量水器筐を生み出
すことができ、鋳鉄主体の量水器筐業界に大きな
変革をもたらすことができる。
第1図は本考案の一実施例を示す量水器筐の斜
視図、第2図は上蓋の断面図である。 1……上蓋、2……筐本体、A……量水器筐。
視図、第2図は上蓋の断面図である。 1……上蓋、2……筐本体、A……量水器筐。
Claims (1)
- ガラスマツトからなる上下層の間に強化プラス
チツクからなる中間層を介在させ、かつこれらを
プレスで一体に圧縮成形すると共に下層のガラス
マツトの厚さを上層のガラスマツトより厚く形成
させた上蓋と、SMCで成形した筐本体と、から
なる量水器筐。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20470983U JPS60107169U (ja) | 1983-12-24 | 1983-12-24 | 量水器筐 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20470983U JPS60107169U (ja) | 1983-12-24 | 1983-12-24 | 量水器筐 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60107169U JPS60107169U (ja) | 1985-07-20 |
JPS6332199Y2 true JPS6332199Y2 (ja) | 1988-08-29 |
Family
ID=30767098
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20470983U Granted JPS60107169U (ja) | 1983-12-24 | 1983-12-24 | 量水器筐 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60107169U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5741967B2 (ja) * | 1975-04-08 | 1982-09-06 | ||
JPS5850167B2 (ja) * | 1976-04-26 | 1983-11-09 | 日本石油化学株式会社 | 熱可塑性樹脂による金属パイプの被覆方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5741967U (ja) * | 1980-08-20 | 1982-03-06 | ||
JPS5850167U (ja) * | 1981-09-29 | 1983-04-05 | 九州積水工業株式会社 | 量水器筐 |
-
1983
- 1983-12-24 JP JP20470983U patent/JPS60107169U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5741967B2 (ja) * | 1975-04-08 | 1982-09-06 | ||
JPS5850167B2 (ja) * | 1976-04-26 | 1983-11-09 | 日本石油化学株式会社 | 熱可塑性樹脂による金属パイプの被覆方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60107169U (ja) | 1985-07-20 |
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