JPS6331889B2 - - Google Patents
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- JPS6331889B2 JPS6331889B2 JP56171190A JP17119081A JPS6331889B2 JP S6331889 B2 JPS6331889 B2 JP S6331889B2 JP 56171190 A JP56171190 A JP 56171190A JP 17119081 A JP17119081 A JP 17119081A JP S6331889 B2 JPS6331889 B2 JP S6331889B2
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- ampoule
- ion gun
- moving
- ion
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Links
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J27/00—Ion beam tubes
- H01J27/02—Ion sources; Ion guns
- H01J27/26—Ion sources; Ion guns using surface ionisation, e.g. field effect ion sources, thermionic ion sources
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Electron Sources, Ion Sources (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は反応性の高い液体金属よりエレクト
ロハイドロダイナミツク(EHD)によつてフイ
ールドイオンを発生させるようにしたイオン銃に
関するものである。
ロハイドロダイナミツク(EHD)によつてフイ
ールドイオンを発生させるようにしたイオン銃に
関するものである。
イオンマイクロアナライザーなどにおいて、イ
オンビームを発生させるイオン銃として、液体金
属よりEHDによりフイールドイオンを発生させ
るものが提案されている。この種のイオン銃に於
いては、特にセシウム等は空気または空気中の水
分等との反応性が高く、空気中において非常に取
扱いにくい液体金属を空気等と反応させることな
くイオン銃内に安全に導入することが必要であ
る。上記のような反応性金属は真空排気された状
態で、ガラス製のアンプルに封入されたものが使
用されているが、従来、実装置として安全に空気
等と反応させることなく反応性金属を装填できる
ものはなかつた。
オンビームを発生させるイオン銃として、液体金
属よりEHDによりフイールドイオンを発生させ
るものが提案されている。この種のイオン銃に於
いては、特にセシウム等は空気または空気中の水
分等との反応性が高く、空気中において非常に取
扱いにくい液体金属を空気等と反応させることな
くイオン銃内に安全に導入することが必要であ
る。上記のような反応性金属は真空排気された状
態で、ガラス製のアンプルに封入されたものが使
用されているが、従来、実装置として安全に空気
等と反応させることなく反応性金属を装填できる
ものはなかつた。
この発明は、以上のような点に鑑みなされたも
ので、アンプル収容空間に収容されたアンプルに
真空下で圧縮破壊力を与える移動体を設け、外部
から移動させることにより、空気と接触させるこ
となく反応性金属をイオン銃に装填し、安全かつ
安定してフイールドイオンを発生させることので
きるイオン銃を提供することを目的としている。
ので、アンプル収容空間に収容されたアンプルに
真空下で圧縮破壊力を与える移動体を設け、外部
から移動させることにより、空気と接触させるこ
となく反応性金属をイオン銃に装填し、安全かつ
安定してフイールドイオンを発生させることので
きるイオン銃を提供することを目的としている。
この発明は真空排気された反応性金属のアンプ
ルを収容し、かつエミツターに接続するアンプル
収容空間と、このアンプル収容空間を真空引きす
る手段と、前記アンプルに圧縮破壊力を与える移
動体と、アンプル収容空間の外側に設けられた操
作部を回転することにより前記移動体を移動させ
る機構とを備え、前記アンプル収容空間はアンプ
ル破壊前には真空引きされ、アンプル破壊後は前
記移動体により遮断されるようにされていること
を特徴とするイオン銃である。
ルを収容し、かつエミツターに接続するアンプル
収容空間と、このアンプル収容空間を真空引きす
る手段と、前記アンプルに圧縮破壊力を与える移
動体と、アンプル収容空間の外側に設けられた操
作部を回転することにより前記移動体を移動させ
る機構とを備え、前記アンプル収容空間はアンプ
ル破壊前には真空引きされ、アンプル破壊後は前
記移動体により遮断されるようにされていること
を特徴とするイオン銃である。
以下、この発明を図面により説明する。第1図
はこの発明の一実施例によるイオン銃を示す垂直
断面図、第2図はその部分拡大図、第3図は第2
図のA部の拡大図、第4図は作動状態を示す部分
拡大図である。
はこの発明の一実施例によるイオン銃を示す垂直
断面図、第2図はその部分拡大図、第3図は第2
図のA部の拡大図、第4図は作動状態を示す部分
拡大図である。
図面において、1はキヤピラリー/ニードル型
のEHDエミツター部で、その詳細は第2図およ
び第3図に示すように、液体金属2のリザーバ2
aを形成するキヤピラリー1aおよび、このキヤ
ピラリー1aの基部1bにスポツト溶接され、か
つキヤピラリー1aの先端との間に間隙1cを形
成してキヤピラリー外に突出するタングステン製
のニードル1dからなる。
のEHDエミツター部で、その詳細は第2図およ
び第3図に示すように、液体金属2のリザーバ2
aを形成するキヤピラリー1aおよび、このキヤ
ピラリー1aの基部1bにスポツト溶接され、か
つキヤピラリー1aの先端との間に間隙1cを形
成してキヤピラリー外に突出するタングステン製
のニードル1dからなる。
エミツター部1は袋ナツト3により容器4の下
端部に固定され、容器4のアンプル収容空間5と
連通している。アンプル収容空間5には液体金属
を封入したアンプル6がアンプルホルダー7に保
持されて収容され、圧縮破壊力を与える移動パイ
プ8によりアンプル破壊用突起9に向けて押圧さ
れるようになつている。移動パイプ8は容器4内
を気密状態に保つて摺動可能とされ、アンプルホ
ルダー7に固定されている。容器4の側壁には、
アンプル収容空間5から真空引きするための細孔
10が設けられており、移動パイプ8の移動によ
り遮断されるようになつている。また容器4の上
端部はフランジ11に固定されている。
端部に固定され、容器4のアンプル収容空間5と
連通している。アンプル収容空間5には液体金属
を封入したアンプル6がアンプルホルダー7に保
持されて収容され、圧縮破壊力を与える移動パイ
プ8によりアンプル破壊用突起9に向けて押圧さ
れるようになつている。移動パイプ8は容器4内
を気密状態に保つて摺動可能とされ、アンプルホ
ルダー7に固定されている。容器4の側壁には、
アンプル収容空間5から真空引きするための細孔
10が設けられており、移動パイプ8の移動によ
り遮断されるようになつている。また容器4の上
端部はフランジ11に固定されている。
フランジ11に固定されたフレーム12の先端
には、キヤピラリー1aの周囲を囲むように熱遮
へい板13が設けられ、その内側に加熱器14が
設けられている。加熱器14は実施例では抵抗型
のヒーターより輻射熱で加熱するものを使用して
いるが、タングステン線等より発生する熱電子を
加速して衝突させる電子衝撃加熱、あるいは導電
性のよいコイルによる高周波誘導加熱によるもの
であつてもよい。
には、キヤピラリー1aの周囲を囲むように熱遮
へい板13が設けられ、その内側に加熱器14が
設けられている。加熱器14は実施例では抵抗型
のヒーターより輻射熱で加熱するものを使用して
いるが、タングステン線等より発生する熱電子を
加速して衝突させる電子衝撃加熱、あるいは導電
性のよいコイルによる高周波誘導加熱によるもの
であつてもよい。
フランジ11は基盤15上に2段に載置された
加速管16に固定されたフランジ17上に重合さ
れて支持されている。加速管16内はイオン銃室
18とされ、各加速管16間には引出電極19が
支持され、エミツター部1に対向して中央部に細
孔19aが設けられている。さらに引出電極19
に対向して接地電極(カソード)20が設けられ
て基盤15に支持され、その中央部に細孔20a
が細孔19aおよびエミツター部1と同軸に設け
られている。接地電極20の下側には集束レン
ズ/偏向系などを含むイオンプローブ形成用の鏡
筒およびイオン銃室18を真空にするための排気
ポートが設けられているが図示は省略されてい
る。
加速管16に固定されたフランジ17上に重合さ
れて支持されている。加速管16内はイオン銃室
18とされ、各加速管16間には引出電極19が
支持され、エミツター部1に対向して中央部に細
孔19aが設けられている。さらに引出電極19
に対向して接地電極(カソード)20が設けられ
て基盤15に支持され、その中央部に細孔20a
が細孔19aおよびエミツター部1と同軸に設け
られている。接地電極20の下側には集束レン
ズ/偏向系などを含むイオンプローブ形成用の鏡
筒およびイオン銃室18を真空にするための排気
ポートが設けられているが図示は省略されてい
る。
フランジ11には、フランジ21を有するケー
シング22が固定されており、フランジ21には
シリンダ23を有するフランジ24が重合され固
定されている。シリンダ23内には、カツプリン
グ25により、アンプルホルダー7と軸のずれを
補償するように連結された移動軸26が摺動可能
に設けられており、スプリング27によつて上向
きに押圧されており、ストツパ28に摺動する溝
29が設けられている。
シング22が固定されており、フランジ21には
シリンダ23を有するフランジ24が重合され固
定されている。シリンダ23内には、カツプリン
グ25により、アンプルホルダー7と軸のずれを
補償するように連結された移動軸26が摺動可能
に設けられており、スプリング27によつて上向
きに押圧されており、ストツパ28に摺動する溝
29が設けられている。
移動軸26の上部中央にはめねじ30が設けら
れて、おねじ31がねじつけられている。おねじ
31の上部にはヘツド32を有するロツド33が
設けられ、つまみ34のスライド壁35を貫通し
てスライド可能に取付けられている。ヘツド32
の下側には溝36が設けられて、スライド壁35
に設けられた突起37と係合可能とされており、
両者でクラツチを構成している。つまみ34はシ
リンダ23に回転可能に取付けられている。フラ
ンジ24と移動軸26の間にはベローズ38が設
けられている。
れて、おねじ31がねじつけられている。おねじ
31の上部にはヘツド32を有するロツド33が
設けられ、つまみ34のスライド壁35を貫通し
てスライド可能に取付けられている。ヘツド32
の下側には溝36が設けられて、スライド壁35
に設けられた突起37と係合可能とされており、
両者でクラツチを構成している。つまみ34はシ
リンダ23に回転可能に取付けられている。フラ
ンジ24と移動軸26の間にはベローズ38が設
けられている。
以上のように構成されたイオン銃において、反
応性金属の入つたアンプル6をアンプルホルダー
7に取付けて容器4のアンプル収容空間5に収容
し、フランジ11,17および21,24を固定
する。イオン銃室18が大気圧の状態では、スプ
リング27によつて移動軸26が上に押し上げら
れて、溝36と突起37が離脱した状態になつ
て、つまみ34の回転力はおねじ31に伝わらな
いようになつている。
応性金属の入つたアンプル6をアンプルホルダー
7に取付けて容器4のアンプル収容空間5に収容
し、フランジ11,17および21,24を固定
する。イオン銃室18が大気圧の状態では、スプ
リング27によつて移動軸26が上に押し上げら
れて、溝36と突起37が離脱した状態になつ
て、つまみ34の回転力はおねじ31に伝わらな
いようになつている。
この状態で排気ポート(図示せず)からイオン
銃室18の真空引きを行うと、ベローズ38が伸
びて移動軸26が降下し、溝36と突起37が係
合し、第1図の状態になる。この段階で真空引き
を行いながら、つまみ34を回転させると、回転
力は突起37から溝36、ヘツド32およびロツ
ド33を介しておねじ31に伝えられ、移動軸2
6が下降する。
銃室18の真空引きを行うと、ベローズ38が伸
びて移動軸26が降下し、溝36と突起37が係
合し、第1図の状態になる。この段階で真空引き
を行いながら、つまみ34を回転させると、回転
力は突起37から溝36、ヘツド32およびロツ
ド33を介しておねじ31に伝えられ、移動軸2
6が下降する。
移動軸26の下降に伴つて移動パイプ8も下降
し、アンプル6に圧縮力を加える。この場合アン
プル6の反対側は突起9によつて支持されている
ので、この部分に集中応力がかかり、アンプル6
は破壊され、封入されていた液体金属2がアンプ
ル収容空間5およびエミツター部1のキヤピラリ
ー1a内に充填され、第2図および第3図の状態
になる。細孔10はアンプル6が破壊されるまで
は開口してアンプル収容空間5からの排気を促進
するが、アンプル6の破壊とともに、下降する移
動パイプ8によつて遮断され、液体金属2の蒸発
を防止する。移動パイプ8の下降はストツパ28
によつて移動軸26が停止するまで行われる。
し、アンプル6に圧縮力を加える。この場合アン
プル6の反対側は突起9によつて支持されている
ので、この部分に集中応力がかかり、アンプル6
は破壊され、封入されていた液体金属2がアンプ
ル収容空間5およびエミツター部1のキヤピラリ
ー1a内に充填され、第2図および第3図の状態
になる。細孔10はアンプル6が破壊されるまで
は開口してアンプル収容空間5からの排気を促進
するが、アンプル6の破壊とともに、下降する移
動パイプ8によつて遮断され、液体金属2の蒸発
を防止する。移動パイプ8の下降はストツパ28
によつて移動軸26が停止するまで行われる。
以上により液体金属2の装填を終り、イオンビ
ームの発生に移る。イオンビームの発生は、まず
加熱器14に通電してエミツター部1のリザーバ
2aに充填された液体金属を加熱する。この場
合、エミツター部1のキヤピラリー1aに温度感
知手段を設けて、常に一定温度となるように加熱
を行う。
ームの発生に移る。イオンビームの発生は、まず
加熱器14に通電してエミツター部1のリザーバ
2aに充填された液体金属を加熱する。この場
合、エミツター部1のキヤピラリー1aに温度感
知手段を設けて、常に一定温度となるように加熱
を行う。
次いでエミツター部1と引出電極19間に引出
電圧を印加し、またエミツター部1と接地電極2
0の間に加速電圧を印加してニードル1dの先端
に強電界を形成すると、エミツター部1のキヤピ
ラリー1aとニードル1dの間隙1cより液体金
属2が静電力によつて流出して、ニードル1dの
表面からその先端に達し、第4図に示すようにニ
ードル1dの先端にテイラーコーンと称する円錐
状の突起2bが液体金属2の表面張力と静電力と
のバランスにより発生する。この突起2bの先端
は非常に大きな電界強度となり、この電界によつ
て金属イオンが電界蒸発してイオン化し、イオン
ビーム39が得られる。
電圧を印加し、またエミツター部1と接地電極2
0の間に加速電圧を印加してニードル1dの先端
に強電界を形成すると、エミツター部1のキヤピ
ラリー1aとニードル1dの間隙1cより液体金
属2が静電力によつて流出して、ニードル1dの
表面からその先端に達し、第4図に示すようにニ
ードル1dの先端にテイラーコーンと称する円錐
状の突起2bが液体金属2の表面張力と静電力と
のバランスにより発生する。この突起2bの先端
は非常に大きな電界強度となり、この電界によつ
て金属イオンが電界蒸発してイオン化し、イオン
ビーム39が得られる。
引出電極19の細孔19aを通過したイオンビ
ーム39は接地電極20によつてさらに加速さ
れ、細孔20aからイオンプローブ形成用鏡筒
(図示せず)に送られる。アンプル6により装填
される液体金属2は半永久的に使用できる量とさ
れるが、操作ミス等により再装填するためには、
フランジ24を外して前記と同様の操作を行う。
ーム39は接地電極20によつてさらに加速さ
れ、細孔20aからイオンプローブ形成用鏡筒
(図示せず)に送られる。アンプル6により装填
される液体金属2は半永久的に使用できる量とさ
れるが、操作ミス等により再装填するためには、
フランジ24を外して前記と同様の操作を行う。
なお、以上の実施例では、つまみ34の回転運
動を移動軸26の直線運動に変換する機構として
ねりを使用したがカムその他の機構を使用しても
よい。またクラツチ機構としても、上記実施例の
ものに限定されず、他の構造のものが使用でき
る。さらにアンプル6の破壊手段として、移動パ
イプ8と突起9を設けたが、他の構造のものでも
よい。
動を移動軸26の直線運動に変換する機構として
ねりを使用したがカムその他の機構を使用しても
よい。またクラツチ機構としても、上記実施例の
ものに限定されず、他の構造のものが使用でき
る。さらにアンプル6の破壊手段として、移動パ
イプ8と突起9を設けたが、他の構造のものでも
よい。
本発明において使用可能な反応性金属として
は、セシウム、ガリウム、金、アルミニウム、そ
の他の金属があげられる。上記実施例はキヤピラ
リー/ニードル型のイオン銃に適用したものであ
るが、ニードル型、キヤピラリー型、その他の
EHDによりフイールドイオンを発生させるイオ
ン銃に適用可能である。また本発明はイオンマイ
クロアナライザー、その他あらゆる用途のイオン
銃として使用することができる。
は、セシウム、ガリウム、金、アルミニウム、そ
の他の金属があげられる。上記実施例はキヤピラ
リー/ニードル型のイオン銃に適用したものであ
るが、ニードル型、キヤピラリー型、その他の
EHDによりフイールドイオンを発生させるイオ
ン銃に適用可能である。また本発明はイオンマイ
クロアナライザー、その他あらゆる用途のイオン
銃として使用することができる。
以上のとおり、本発明によれば、アンプル収容
空間に収容されたアンプルに真空下で圧縮破壊力
を加える移動体を設け、外部からの回転力により
操作できるようにしたので、簡単な操作で安全か
つ確実に、空気と接触させることなく反応性金属
を装填することができる。またアンプル破壊前に
開口し、アンプル破壊後は移動体により遮断され
る開口部を設けているため、アンプル破壊前は空
気を排出し、アンプル破壊後は液体金属の蒸発を
防止することができる。このため安全かつ安定し
てフイールドイオンを発生させることができる。
空間に収容されたアンプルに真空下で圧縮破壊力
を加える移動体を設け、外部からの回転力により
操作できるようにしたので、簡単な操作で安全か
つ確実に、空気と接触させることなく反応性金属
を装填することができる。またアンプル破壊前に
開口し、アンプル破壊後は移動体により遮断され
る開口部を設けているため、アンプル破壊前は空
気を排出し、アンプル破壊後は液体金属の蒸発を
防止することができる。このため安全かつ安定し
てフイールドイオンを発生させることができる。
また真空下においてのみ回転力を伝えるクラツ
チ機構を設ければ、イオン銃内に空気が存在する
場合に、アンプルの破壊を防ぎ、液体金属が空気
等と反応するのを防止することができる。
チ機構を設ければ、イオン銃内に空気が存在する
場合に、アンプルの破壊を防ぎ、液体金属が空気
等と反応するのを防止することができる。
第1図はこの発明の一実施例によるイオン銃を
示す垂直断面図、第2図はその部分拡大図、第3
図は第2図のA部の拡大図、第4図は作動状態を
示す部分拡大図である。 各図中、同一符号は同一部分を示し、1はエミ
ツター部、1aはキヤピラリー、1dはニード
ル、2は液体金属、4は容器、5はアンプル収容
空間、6はアンプル、7はアンプルホルダー、8
は移動パイプ、9は突起、10は細孔、11,1
7,21,24はフランジ、13は熱遮へい板、
14は加熱器、15は基盤、16は加速管、18
はイオン銃室、19は引出電極、20は接地電
極、22はケーシング、23はシリンダ、25は
カツプリング、26は移動軸、27はスプリン
グ、28はストツパ、31はおねじ、34はつま
み、36は溝、37は突起、38はベローズ、3
9はイオンビームである。
示す垂直断面図、第2図はその部分拡大図、第3
図は第2図のA部の拡大図、第4図は作動状態を
示す部分拡大図である。 各図中、同一符号は同一部分を示し、1はエミ
ツター部、1aはキヤピラリー、1dはニード
ル、2は液体金属、4は容器、5はアンプル収容
空間、6はアンプル、7はアンプルホルダー、8
は移動パイプ、9は突起、10は細孔、11,1
7,21,24はフランジ、13は熱遮へい板、
14は加熱器、15は基盤、16は加速管、18
はイオン銃室、19は引出電極、20は接地電
極、22はケーシング、23はシリンダ、25は
カツプリング、26は移動軸、27はスプリン
グ、28はストツパ、31はおねじ、34はつま
み、36は溝、37は突起、38はベローズ、3
9はイオンビームである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 真空排気された反応性金属のアンプルを収容
し、かつエミツターに接続するアンプル収容空間
と、このアンプル収容空間を真空引きする手段
と、前記アンプルに圧縮破壊力を与える移動体
と、アンプル収容空間の外側に設けられた操作部
を回転することにより前記移動体を移動させる機
構とを備え、前記アンプル収容空間はアンプル破
壊前には真空引きされ、アンプル破壊後は前記移
動体により遮断されるようにされていることを特
徴とするイオン銃。 2 真空状態においてのみ操作部の回転により移
動体を移動させるクラツチ機構を備えた特許請求
の範囲第1項記載のイオン銃。 3 アンプルの一部に集中応力を加える突起をア
ンプル収容空間に備えた特許請求の範囲第1項ま
たは第2項記載のイオン銃。 4 移動体を移動させる機構はねじである特許請
求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載の
イオン銃。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17119081A JPS5873948A (ja) | 1981-10-26 | 1981-10-26 | イオン銃 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17119081A JPS5873948A (ja) | 1981-10-26 | 1981-10-26 | イオン銃 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5873948A JPS5873948A (ja) | 1983-05-04 |
JPS6331889B2 true JPS6331889B2 (ja) | 1988-06-27 |
Family
ID=15918670
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17119081A Granted JPS5873948A (ja) | 1981-10-26 | 1981-10-26 | イオン銃 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5873948A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0263815A4 (en) * | 1986-04-09 | 1988-11-29 | Schumacher Co J C | SEMICONDUCTOR DOPING EVAPORATOR. |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS581952A (ja) * | 1981-06-02 | 1983-01-07 | イオン ビーム システムズ リミテッド | イオン源の金属蒸気供給装置 |
-
1981
- 1981-10-26 JP JP17119081A patent/JPS5873948A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS581952A (ja) * | 1981-06-02 | 1983-01-07 | イオン ビーム システムズ リミテッド | イオン源の金属蒸気供給装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5873948A (ja) | 1983-05-04 |
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