JPS6331743A - 平形ゴム袋の製造方法 - Google Patents

平形ゴム袋の製造方法

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JPS6331743A
JPS6331743A JP61175688A JP17568886A JPS6331743A JP S6331743 A JPS6331743 A JP S6331743A JP 61175688 A JP61175688 A JP 61175688A JP 17568886 A JP17568886 A JP 17568886A JP S6331743 A JPS6331743 A JP S6331743A
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JP
Japan
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bundle
layer
cords
cord
reinforcing cord
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JP61175688A
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English (en)
Inventor
Nobuo Ogata
尾形 信男
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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  • Moulding By Coating Moulds (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、揚上装置、自動車用ジヤツキなどとして用
い得ることはもちろん、たとえば、倒壊した構築物、転
倒した車両などに挟まれた被害者の救助設備として、挟
まれた間隙を押し拡げるために用いて好適な平形ゴム袋
を製造する方法、とくには、補強コード層の橿めて有利
なる構成方法に関するものである。
(従来の技術) 流体充填スペースを区画する内面ゴム層と、この内面ゴ
ム層の外周面に加硫接着させた補強コード層と、この補
強コード層のさらに外周面に加硫接着させたカバーゴム
層とを具え、さらには、これらの各層を経て流体充填ス
ペースに達する流体給排バルブとを具える平面形状がほ
ぼ正方形の平形ゴム袋は、従来は、第5図に例示す°る
ような工程を経て製造されている。
ここでははじめに、帯状をなす、二枚の同一幅のゴム引
きコード束1.2を十字状に重ね合わせ、そしてそれら
のコード束1.2の交差部分に、第5図(a)に破線で
示すように内面ゴム層3を配置する。ここでこの内面ゴ
ム層3は、その内部に、流体充填スペースを予め区画し
ており、その平面形状は、両コード束1,2のオーバラ
ップ部分と丁度対応する正方形をなす。
次いでここでは、下側に位置する一方のコード束1の両
端部分を、内面ゴム層3の上側で、第5図(blに示す
ように重ね合わせ、さらに、他方のコード束2の両端部
分を、第5図(C)に示すように、コード束1の重ね合
わせ端部分のさらに上側にて重ね合わせることにより、
内面ゴム層3を包み込む補強コード層3を構成する。
そしてその後は、第5図Fdlに示すように、カバーゴ
ム層4によって補強コード層3の外周を完全に被覆する
とともに、流体充填スペースに達する流体給排バルブ5
を取り付け、しかる後、この積層体を加硫モールド内で
加硫成形する。
このようにして製造される平面ゴム袋は、それをたとえ
ば教助設備として用いる場合には、狭い間隙内へそれを
差し込んだ後、流体給排バルブ5に接続した流体供給源
、たとえばコンプレッサーから、流体充填スペース内へ
加圧空気を供給することにより、内圧に応じた厚さに膨
満して差し込み間隙を、所期した通りに押し拡げること
ができる。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、かかる従来技術にあっては、とくには補強コ
ード層3の形成に際し、十字状に重ね合わせた二枚のコ
ード束1,2の両端部分を、内面ゴム層3の上側位置に
てそれぞれ重ね合わせており、内面ゴム層3の上側部分
では、コード束1゜2のオーバラップ数が四層にもなる
ことから、製品の厚さが厚くなって狭い間隙にはそれを
差し込むことができなくなる一方、コード束1,2の材
料歩出りが悪くなって製品コストが高くなるという問題
があり、しかも、補強コード層3のこのような形成のた
めには、二枚のコード束1,2を別個に準備するととも
に、一方のコード束1の重ね合わせ状態を維持したま\
他方のコード束2の重ね合わせ作業を行う必要があるこ
とから、作業工数が嵩むという問題があり、このことは
、補強コード層3の寸法が大きいほど重大であった。
この発明は、従来技術のかがる問題を有利に解決した平
形ゴム袋の製造方法を提供するものであり、−枚の帯状
コード束にて補強コード層を構成することにより、コー
ド束の不要なオーバラップをなくして、製品の十分なる
薄肉化および低廉価をもたらし、併せて、補強コード層
の形成工数の著しい低減をもたらすものである。
(問題点を解決するための手段) この発明の、平形ゴム袋の製造方法は、とくに、ほぼ帯
状をなすとともに、仮想の直角三角形の、少なくとも四
個を一方向へ連続させたと同等の長さおよび平面形状を
有する一枚のコード束を、それぞれの仮想直角三角形の
、直角を挟む部分で、コード束の一方の表面が常に内側
へ向く方向へ折り返すことにて、補強コード層を構成す
ることを特徴とする。
(作 用) この製造方法では、コード束の長さを、仮想直角三角形
の丁度四個骨とした場合には、それぞれ二個づつの直角
三角形を、内面ゴム層の各表面の外側で、相互に隣接さ
せて位置させることにより、内面ゴム層を完全に覆い得
るも、コード束のオーバラップ部分が全く存在しない補
強コード層を形成することができ、この故に、製品の十
分なる薄肉化と低廉価が達成されることになる。
またこの方法では、−枚のコード束を準備し、そしてそ
れを折り畳むことにて、補強コード層を簡単に形成する
ことができるので、作業工数が有効に低減されることに
なる。
なおここで、流体充填スペースの充填圧力が比較的高い
場合には、コード束の長さを、仮想直角三角形の、たと
えば、4.5個分、5個分などとして、コード束に必要
最小限度のオーバラップをもたらすことにより、補強コ
ード層の抗張力を、従来技術の如き問題をもたらすこと
なく、所期した通りに高めることができる。
(実施例) 以下にこの発明を図示例に基づいて説明する。
第1図はこの発明の、補強コード層の形成工程を例示す
る図であり、この例でははじめに、帯状をなす−枚のゴ
ム引きコード束11を!p、備し、このコード束11を
、第1図(alに仮想線で示すように、仮想の直角二等
辺三角形を同一方向へ5個連続させた長さおよび形状と
する。
なお、ここでいうコードは、ナイロン、ビニロンなどの
合成樹脂製コードの他、スチールコードをも含むものと
し、さらには、すだれ織コードのように、少数本の横糸
で綴じられたコードをも含むものとする。
次いでここでは、倒立台形形状をなすコード束11の裏
面側の中央部で、第1図(a)に破線で示すところから
明らかなように、平面形状が正方形をなす内面ゴム層1
2の二辺を、仮想直角二等辺三角形の等辺部分に沿わせ
て配置し、そして、そのコード束11を、それらの等辺
部分に沿って、第1図(blに示すように、裏面側へ折
り返す。
ここにおいて、内面ゴム層12としては、たとえば第2
図に断面図で示すように、二枚の未加硫ゴムシート12
a、 12b間で、それらの中央部に、両ゴムシート1
2a、 12bより小さい寸法の離型材13、たとえば
ポリオレフィン系の熱可塑性樹脂フィルムを配置したも
のを用いることができ、この内面ゴム層重2では、その
加硫により、両ゴムシート12a。
12bの縁部分での強固なる加硫接着がもたらされると
ともに、離型材13の配設位置に、密閉された流体充填
スペースが区画されることになる。
そしてまた図示例では、第1図(blに示すところにお
いて、コード束11のいずれか一方の端部分、図では右
側に位置する端部分11aを、これもまた等辺部分に沿
って、第1図(C)に示すように手前側へ折り返し、こ
のことにて、内面ゴム層12の表裏両面を、コード束1
1にて完全に被覆する。
そして最後に、形成される補強コード層に、十分大きな
抗張力をもたらすために、コード束11の他の端部分1
1bをもまた、第1図(d>に示すように手前側へ折り
返して両端部分11a、 Ilbを全体的にオーバラッ
プさせることによって、補強コード層14を構成する。
以上、補強コード層14の成形工程を、第1図に示した
ところに従って説明したが、たとえば、コード束11の
、折り返し側の表面に、内面ゴム層形成用のゴムシート
を予め貼着し、そしてこのコード束11を、離型材を芯
材として、それを包み込むように折り返した場合には、
第1図(C)に示す折り返し工程で、コード束11の内
側に、第2図に示すような内面ゴム層を形成することが
でき、さらにその後、コード束11の他方の端部分11
bを、第1図+d+に示すように折り返すことによって
、補強コード層14の形成を完了することができる。
従って、内面ゴム層をこのようにして形成する場合には
、その成形のための作業工数を有効に低減させることが
できる。なおこの場合には、内面ゴム層形成用のゴムシ
ートを、他方の端部分11bの領域を残して貼着するこ
とが、厚みの増加を抑える上で好ましい。
このようにして補強コード層14を構成した後は、好ま
しくは、直角二等辺三角形の突き合わせ部分および各隅
部の補強を行い、しかる後、第1図(e)に示すように
、補強コード層14の外周面全体をカバーゴム石工5に
て被覆するとともに、このカバーゴム層15.′□補強
コード層14および内面ゴム層12を貫通して流体充填
スペースに達する流体給排バルブ16を、図では−の隅
部に取り付ける。
そしてその後は、この積層体を、加硫モールド内で加硫
成形することにより、所期した通りの平形ゴム袋が完成
することになり、この平形ゴム袋は、流体充填スペース
内へ、流体給排パルプ16を介して液体または圧縮気体
を注入することによって、それ本来の機能を有効に発揮
することができる。
このような平形ゴム袋では、とくにその補強コード層1
4において、コード束11のオーバラップ部分を極力少
なくすることにより、それを十分薄く、かつ低廉なもの
とすることができ、そしてまた、−枚のコード束11を
折り畳んで補強コード層14を構成することにより、補
強コード層14の形成工数の十分なる低減をもたらすこ
とができる。
ところで、以上に述べた平形ゴム袋では、補強コード層
14のコードが、ゴム袋の一方の対角線方向へのみ延在
することになり、その加重支持能力、耐圧力などには自
と限界があることがら、それらのより一層の向上をもた
らすためには、前述したようにして形成した補強コード
層14を、たとえばインナーコード層とし、このインナ
ーコード層を・他のコード束を前述したと同様に折り返
すことにて形成したアウターコード層にて被覆すること
によって補強コード層とし、インナーおよびアウターコ
ード層のそれぞれのコードをバイアスに交差させること
が好ましい。
このような補強コード層の形成は、たとえば第3図(a
lに示すように、インナーコード層17を、他のコード
束18の裏面側に、それら両者のコード17a。
18aの延在方向が互いに直交する方向に向けて位置さ
せ、次いで、そのコード束18の両端部を、その裏面側
へ第3図(b)に示すように折り返し、しかる後、コー
ド束18の端部分18b、 18cをそれぞれ手前側へ
折り返すことにて行われ、かかる補強コード層を用いた
平形ゴム袋では、第4図に示すように、それぞれのコー
ドが、ゴム袋の各対角線方向へ延在することになる。
これかため、この平形ゴム袋は、前述したものに比して
十分大きな荷重支持能力および耐圧力を有することがで
き、また、従来の平形ゴム袋におけるように、コードを
格子状に延在させるものに比し、伸び量ひいては揚程を
十分大きくすることができる。
これらの作用効果に関する試験結果は以下の通りであり
、第5図に示した従来品と第4図に示した発明品とにつ
き、それら両者の辺長を500mmとした場合において
、内圧を5 kg/cm2としたときの最大ストローク
は、従来品では300■であるに対し、発明品では34
0mmとなり、また、5 kg/cmzの内圧作用時に
、ゴム袋を275 m m iQませるに必要な荷重は
、従来品では500kgであるに対して発明品では11
00kgとなって、発明品は従来品のほぼ2倍の荷重支
持能力を発揮することができる。
ちなみに、前述した従来品および発明品と、発明品を二
段重ねにしたものとの各揚程毎の荷重支持能力は、平面
上に載置したそれらを250φのパイプにて加圧した場
合に、下表に示す通りとなる。
以上この発明を図示例に基づいて説明したが、コード束
を、直角不等辺三角形の、少なくとも四個を連続させた
と同等の長さおよび平面形状とした場合には、平面形状
が長方形をなす平形ゴム袋を構成することができる。
(発明の効果) 従って、この発明によれば、−枚のコード束を、それの
オーバラップ部分を必要最少比として折り畳むことによ
り、十分なる抗張力を有する補強コード層を構成するこ
とができるので、平形ゴム袋の薄肉化、軽量化、小型化
および低廉価を達成することができる他、補強コード層
の形成工数が有効に低減されることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す工程図、第2図は内面
ゴム層の形成工程を示す断面図、第3図はこの発明の他
の実施例を示す工程図、第4図はコードをバイアスに交
差させた平形ゴム袋を示す平面図、 第5図は従来例を示す工程図である。 11、18・・・コード束   12・・・内面ゴム層
13・・・離型材      14・・・補強コード層
15・・・カバーゴム層   16・・・流体給徘バル
ブ17・・・インナーコード層 17a、 18−a・
・・コード第2図 !為 第3図 第4図 第5図 (a)(b) <c)(d>

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、流体充填スペースを区画する内面ゴム層と、この内
    面ゴム層の外周に配設した補強コード層と、補強コード
    層の外周面に加硫接着させたカバーゴム層と、これらの
    各層を経て前記流体充填スペースに達する流体給排バル
    ブとを具える平形ゴム袋を製造するに際し、 ほぼ帯状をなすとともに、仮想の直角三角 形の、少なくとも4個を一方向へ連続させたと同等の長
    さおよび平面形状を有する一枚のコード束を、それぞれ
    の前記三角形の、直角を挟む辺部分で、コード束の一方
    の表面が常に内側へ向く方向へ折り返すことにて、前記
    補強コード層を構成することを特徴とする平形ゴム袋の
    製造方法。
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