JPS6331640A - 放射線画像情報処理方法 - Google Patents

放射線画像情報処理方法

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JPS6331640A
JPS6331640A JP61174023A JP17402386A JPS6331640A JP S6331640 A JPS6331640 A JP S6331640A JP 61174023 A JP61174023 A JP 61174023A JP 17402386 A JP17402386 A JP 17402386A JP S6331640 A JPS6331640 A JP S6331640A
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signal range
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誠 原
足立 祐馬
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の分野) 本発明は、医療用診断等に用いる蓄積性螢光体利用の放
)1線画像情報記録再生システムにおいて使用する放射
線画像情報処理方法に関する。
(発明の技術的背暖及び従来技術) ある種の螢光体に放射線(X線、α線、β線。
γ線、電子線、紫外線等)を照射すると、この放射線エ
ネルギの一部が螢光体中に蓄積され、この螢光体に可視
光等の励起光を照射すると、蓄積されたエネルギに応じ
て螢光体が輝尽発光を示すことが知らており、このよう
な性質を示ず螢光体は蓄積性螢光体と呼ばれる。
この蓄積性螢光体を利用して、人体等の被写体の放射線
画像情報を一ロシート状の蓄積性螢光体に記録しJその
後、その蓄積性螢光体シー]へをレーザー光等の励起光
で走査して輝尽サテ光光を生ぜしめ、この輝尽発光光を
光電的に読み取って1ij (’A倍信号得、この画像
信局に画像処理を施し、この画像処理が施された画@信
号に阜づさ被写体の放射線画像を写真感光材料等の記録
材料、CRT等の表示装置に可視像として出力させる放
射線画像情報記録再生システムが本出願人によりすでに
提案されている。(特開昭55−1’2429号、同5
6−N395号など。) 上記システムにおける放射線画像情報の鎖酸処理、例え
ば階調処理を行なうにあたっては、可視出力画像の観察
読影適性を向上せしめるため、個々の撮影画像に応じて
設定された最適な階調処理条件に従って階調処理を行な
うことが望ましい。
この様に、放射線画像情報の階調処理を個々の撮影画像
に応じて設定された最適階調処理条件に従って行なうよ
うにすれば、例えば個々の画像の撮影において被写体や
撮影部位あるいはtli射線照射量等が変動し、それに
よって各眼影済シートに蓄積記録された放射線エネルギ
レベル範囲が変動しても、該変動に拘らずいずれの可視
出力画像においても、常に必要な被写体画像情報が観察
読影に好適な適正濃度範囲に表示されるようにすること
ができるので好に1合である。
上記の如き階調処理条件を設定する具体的方法の一つと
して、前記光電的に読み取られた画像信号のヒストグラ
ムを求めると共にこのヒストグラムからこのヒストグラ
ムにおける所望画像信号範囲の最大画像信号レベルp 
n+axおよび最小画像信号レベルP1nを求め、この
P waxおよび2m1口がそれぞれ、可視出力画像に
おける適正濃度範囲の最大濃度[) maXおよび最小
濃度[) minによって決定される画像再生手段にお
ける所望入力信号範囲の最大信号レベルQ waxおよ
び最小信号レベルQ ll1inに対応する様に階調処
理条件を設定する方法が考えられる。
この方法について第2図を参照しながら詳述づる。なお
、第2図中においては、充電読取手段により輝尽発光光
を光電的に読み取って求められた電気的画像信号のヒス
トグラムではなく、その光電的に読み取られる前の輝尽
発光光のヒストグラムが示されているが、この輝尽発光
光は図中に示されている固定的かつ直線的な読取条件(
光電読取手段への入力である輝尽発光光の光量と該光電
読取手段の出力である電気的画像信号のレベルとの関係
を定める条件)に従って電気的画像信号に変換されるの
で、輝尽発光光量と画像信号レベルとは固定された比例
定数の下における比例関係にあり、よってこの輝尽発光
光のヒストグラムは画像信号のヒストグラムと実質的に
同一である。従って、以下の説明においては第2図中の
輝尽発光光ヒストグラムを画像信号ヒストグラムと見な
して説明を行なう。
まず、光電的に読み取られた画像信号のヒストグラムを
求め、このヒストグラムから所望の画像信号の範囲(輝
尽発光光重の範囲)を求める。所望画像信号範囲は、囮
影部位および蹟影方法によってヒストグラムのパターン
がある程度法まっているので、これらの囮影部位や囮影
方法を参考にしてヒストグラムから求める。例えば胸部
撮影の場合のヒストグラムはこの第2図の様なパターン
になり、このうらFは縦隔部、Gは心臓部、Hは肺野部
、1は皮膚及び軟部、Jは被写体外であることを知るこ
とができるので、このヒストグラムから所望画像信号の
範囲である最大画像信号レベルPmax  (最大輝尽
発光光量3Ilax)及び最小画像信号レベルPm1n
  (最小輝尽発光光量3m1n)を求めることができ
る。例えばこの第2図の場合において皮膚及び軟部Iと
被写体外Jの情報は不要であるとすると、所望画像信号
範囲F、G、ト1を含む図示の如きp raaxからP
 l1inまでの範囲となる。このp l1ax及びP
a1nを求める方法としては、例えば所望画像信号範囲
に応じて一定のしきい1llITt、Tzを定め、この
T+ 、T2により求める方法が考えられるが、その他
どの様な方法でヒストグラムから求めても良い。
一方、放射線画像情報記録再生システムにおいては、通
常前述の如く光電読取手段により輝尽発光光から電気的
画像信号を得、この信号に対して画@処理手段により種
々の信号処理、特に階調処理を施し、この信号を鎖酸再
生手段により写真感光材料等に可視出力画像として再生
記録する。この出力画像においては観察読影に適した濁
度範囲が存在し、一般にこの適正濃度範囲(Q max
〜Dsin )は予め定められており、かつ前記画像再
生手段における■生条件(再生手段への入力と該手段か
らの出力との関係を定める条件)も所定の条件が予め定
められるので、前記適正濃度範囲(DIRaX〜[)I
llin)に対応する前記画像再生手段への入力信号レ
ベル範囲(Q max〜Qmin )は、この画像再生
条件に従って一義的に定まる。
そこで、上記の如くして求めたP max及びPm1n
が、上記の如くして決定されたQ max及Qび11n
に対応するように前記階調処理における階調処理条件を
設定するものである。
ところが、この様に画像信号のヒストグラムから所望画
像信号範囲<Pmax−Pffii口)を求め、この(
Pmax 〜pn+in )が適正Ill Iff範囲
([1max〜l’)min )に対応するように階調
処理条件を設定し、その階調処理条件に従って階調処理
を行なう画@処理方法は、常時所望画像信号範囲を適正
濃度範囲いっばいに表示することができ、極めて好都合
である反面、例えば第3図(a)、(1))に示す様に
、どの程度の画像信号レベルの画素が多いかという点に
ついては相当異なるが求められた所望画像信号範囲(p
max −Pmin )は同一でおる場合が生じ得、そ
の様な場合には双方の所望画像信号範囲(pmax −
pmin )は共に同一の適正濃度範囲(Dmax〜D
min)に出力されるので、第3図(a )の場合は比
較的低潤度の(iiii素が多く、画像全体が薄くなる
と共に第3図(b)の場合は比較的高濃度の画素が多く
、画像全体が濃くなるという不都合がある。
この様な不都合は、特に組写真の場合にfi著である。
例えば胃の撮影においてバリウム充満像と空気部分およ
びバリウム部分の双方が存在する二重造影像との組合わ
せや被写体(患者)の姿勢別(立位、伏臥位等)の組合
せで、同一被写体の同−限彰部位について複数の撮影を
行ない、これら複数の可視出力画像を1組として並べて
観察するいわゆる組写真の場合、各撮影における画像信
号レベルの頻度ピーク位置は当然に異なるが撮影部位や
診断目的は同一であるで所望画像信号範囲(Pmax 
−PIIIin )は同一であり、その結果1〕0述の
様に各出力画像間に濃度のばらつきが生じ、観察読影に
支障を来たすからである。
また、上記画像信号のヒストグラムから所望画像信号範
囲(Pmax 〜pmin )を求め、この(Pmax
 −Pmin )が適正濃度範囲(DIla×〜D1n
)に対応するように階調処理条件を設定する方法は、以
下の様な不都合も有する。
即ち、例えば上記所望画像信号範囲の最小画像信号レベ
ルpminとして画像信号のヒストグラムの最小画像信
号レベルをそのままもしくはその近傍値を使用する場合
において例えば比影部位が上腕部であったと仮定する。
すると、その上腕は通常の上腕である場合と、金属製の
骨折補強用部材やセラミック製もしくは金属製の人口骨
等の上腕自体よりも放射線を透過しにくい異物が入って
いる上腕である場合とがあり、前者の異物が入っていな
い場合のii!ii@信号のヒストグラムが@4図(a
 )に示すパターンであるとすると、後者の異物が入っ
ている場合の画像信号のヒストグラムは、その異物部分
Kが上腕自体の部分りよりも低画像信号レベル側に出現
するので、第4図(む)の様になる。即ち、異物が入っ
ている場合は入っていない場合に比べ画像信号のヒスト
グラムから求められるPIIlaxは同じであるがP 
n+inはより低レベル側にずれてしまうので、いずれ
の場合も求められた(pmax −Pmin )をその
まま使用してそれが同一の(Dmax〜Dmin)に対
応する様に階調処理条件を定めると、異物が入っている
場合の画像は入っていない場合の画像に比べて上腕自体
のm度が高くなり、かつコントラストの少ないものにな
ってしまうという不都合がある。
(発明の目的) 本発明の目的は、上記事情に鑑み、前述の如き可視出力
画像間のm度のばらつき、特に組写真の場合における濃
度のばらつぎゃ異物が入っている場合と入っていない場
合との間の濃度の変化等を解滌することができる放射線
画像情報983!J!方法を提供することにある。
(発明の構成) 本発明に係る画像情報処理方法は、上記目的を達成する
ため、光電的に読み取られた画像信号のヒストグラムを
作成し、このヒストグラムから所望画像信号範囲を求め
、さらに、上記画像信号の累積ヒストグラムを作成し、
この累積ヒストグラムの特性値に応じて上記水められた
所望画像信号範囲を修正し、この修正された所望画像信
号範囲が所定の電気的画像信号範囲に対応するように階
調処理条件を設定し、この階調処理条件に従って上記階
調処理を行なうことを特徴とする。
ここで累積ヒストグラムとは、累積瓜数を表ねり一累積
度数分布の意味である。
画像信号の累積ヒストグラムは、全画像信号の累積ヒス
トグラムであっても良く、あるいは一部範囲、例えば既
に求められている所望画像信号範囲内の画像信号の累積
ヒストグラムであっても良い。
累積ヒストグラムの特性値に応じてとは、該特性値を手
がかりにしてという意味であり、特性値自体に基づいて
修正を行なう場合の外、特性値を加工してその加工値に
基づいて修正を行なう場合等も含まれる。
(実施態様) 以下、図面を参照しながら本発明の一実施態様について
説明する。
まず放射線画像情報が蓄積記録された蓄積性螢光体シー
トをレーザ光等の励起光で走査して該シートから輝尽発
光光を生ぜしめ、この輝尽発光光をフォトマルチプライ
ヤ等の充電読取手段により光電的に読み取って電気的画
像信号を得、この画像信号(各読取画素毎の画像信号レ
ベル)のヒストグラムを作成し、該ヒストグラムに基づ
いて所望画像信号範囲を設定する。この画像信号ヒスト
グラムに基づく所望画像信号範囲の設定方法については
、既に説明した通りであるのでここでの詳しい説明は省
略する。
なお、画像信号ヒストグラムに基づく所望画像信号範囲
の設定に関する前記記載においては、輝尽発光光を直線
的な読取条件の下で読み取った画像信号のヒストグラム
であって輝尽発光光ヒストグラムと実質的に同一なヒス
トグラムを例に挙げて説明したが、本発明において用い
られる画像信号ヒストグラムは、輝尽発光光ヒストグラ
ムと何らかの対応関係を有するものであれば良く、従っ
て例えば非線形な読取条件の下で読み取った画像信号の
ヒストグラムであっても良いことは言うまでもない。
上記所望画像信号範囲設定過程において作成されたヒス
トグラムおよび該ヒストグラムに基づいて設定された所
望画像信号範囲A (Pmax −PmiO)を第1図
に示す。
次に、上記画像信号の累積ヒストグラムを作成する。こ
の累積ヒストグラムの作成は全画像信号範囲(P1〜P
2 )について作成しても良いが、本実M態様では第1
図に一点鎖線で示す様に、既に設定されている所望画像
信号範囲A(Pmax〜pmin )についてのみ作成
する。
この様にして累積ヒストグラムを作成したら、該累積ヒ
ストグラムの特性値Pcを求め、この特性値に基づいて
上記設定された所望画像信号範囲Aを修正づる。
本実施態様においては、上記特性値Pcとして50%値
(gi4積度数が50%に達したときの画像信号レベル
)を採用し、この特性値までの画像信号範囲a  (a
 =Pc −Pn+in )の所望画像信号範囲A(A
=Pmax −Pain )に対する割合a/Aを求め
、このa/Aが第1しきい値Tht以下のときは所望画
像信号範囲の最小画像信号レベルp l1linをより
小さいレベルPa1n ’  (Plin ’  <P
m1n )に修正し、即ち所望画像信号範囲の下端を下
方(低レベル域方向)に向けて所定量シフトさせ、第2
しきい値Th2以上のとぎは所望画像信号範囲の最大画
像信号レベルp maxをより大きいレベルPmax 
’  (Pmax ’  > pmax )に修正し、
即ら所望画像信号範囲の上端を上方(高レベル域方向)
に向けて所定量シフトさせる。
上記第1しきい値1”h+および第2しぎいIiI′l
Th2は躍影部位や児影方法等に応じて適宜決定ずれば
良いものであるが、一般的にはTh1’=1/3、Th
z→2/3程度に決定するのが好ましい。
また、上記所望画像信号範囲の、[端あるいは下端のシ
フト量も、躍影部位や囮影方法に基づいて適宜決定すれ
ば良いものであり、ざらにはa/AとThiあるいはT
h2どの比も考慮してシフト囚を決定しても良い。その
ようなシフト量、換言すれば上記1)min l 、 
Pmax l の決定方法の一具体例として、例えば下
式を満足するように決定する方法を挙げることかできる
Pc−Pm1n’ =i、ただし、pmin l < painpmaX 
−pHlin ’ Pc −Pmin =Thまただし、pIllax ’ > Pmaxpm
ax ’ −Pmin なお、上記においてa/△がT11+からTh2の間に
あるときは所望画像信号範囲の修正は行なわれない。
次に、上記の如くして修正された所望画像信号範囲内1
あるいはAz  (A+ =Pmax −pmin ′
A2 = I”lax ’ 〜Pm1n )が所定の電
気的画像信号if5囲に対応するように階調処理条件を
設定する。
所定の電気的画像信号範囲は、搬影部位、九影方法1診
断目的その他種々の藏影条件に基づいて適宜に設定すれ
ば良いものである。本実/71!s様では、前述の可視
出力画像にお【プる適正濃度範囲((gax −[)m
in )に対応する画像再生手段への入力信号レベル範
囲(Qmax −Qmin )を所定の電気的画像信号
範囲と設定し、上記修正された所望画像信号範囲△1あ
るいはAz  (A1=Pmax〜Pm1n ’ 、 
Az =Pmax ’ 〜Pm1n )がその所定の電
気的画像信号範囲(Q max〜Qmin )に対応す
るように階調!2!l!理条件が設定される。
上記の如きItij調処理条件の設定は、例えば以下の
様にして行なえば良い。
階調処理は画像処理手段(階調処理手段)に入力される
各画像信号を一定の条件に従ってそのレベルを変換した
上で出力せしめる処理であり、その一定の条件が階調処
理条件と称され、通常は非線形な階調曲線によって表わ
される。
かかる階調処理は、頭部、胸部等の岡影部位や単純、造
影等の躍影方法等の撮影条件に応じて診断目的に適した
好ましい可視出力画像を得ることを目的とするものであ
り、従って、一般的には、各ll!1影条件に対して最
も好ましいパターンを有する非線形な階調処理条件の基
本形を予め定めておき、各画像の階調処理の際にはその
画像の搬影条件に応じて適切な階調処理条件の基本形を
選出し、その基本形を用いて階調処理を行なうのが好ま
しい。
本実施態様においても、この様にして画像の撮影条件に
応じて予め定められている階調処理条件の基本形の中か
ら適切なものを選(i1シ、その基本形を、第2図の第
2象現に示されている様に、上下方向にシフトさせたり
、所定の中心点Mを中心として回転させたりしてpma
x 、 pHlin等がQmax 、 Qminに対応
するように位置決めして使用すべぎ階調処理条件が設定
される。
なお、階調処理条件としては前述の如き囮影条ゼIによ
って定められる非線形のものに限らず直線的なりのが使
用される場合も考えられ、その場合は予め決められた1
つの直線を上記の場合と同様に回転もしくはシフトさせ
てpmay、 、 pmin等が0+ax 、 Qmi
nに対応するように位置決めすることにより使用すべき
階調処理条件が設定される。
上記方法により階調処理条件を設定をすれば、各昭彰に
おける出力画像間の濃度のばらつきを押え、濃度の均一
化を図ることができる。
なぜならば、累積ヒストグラムの特性値、例えば50%
値P cを検出し、該特性値Pcが所望画像信号範囲(
pmax −pmin )の中のどの辺に位置している
かを検討すれば、該所望画像信号範囲内にJ5いて低濃
度(低画像信号レベル)画素が多いか高濃度(高画像信
号レベル)画素が多いか等を知ることができるからであ
る。このことは、例えば、第3図<a)、(b)に示す
様に、低濃度画素が多いときは50%特性値Pcがp 
minに近くなり、高濃度画素が多いときは50%特性
値PcがPmaxに近くなることからも容易に理解しく
qるものである。
従って、累積Uストグラムから適当な特f) t+I′
iを選定し、該特性値を手がかりとして適当な方法によ
って、既に画像信号ヒストグラムから求められている所
望画像信号範囲の内には高濃度画素が多いか低濃度画素
が多いかを検出し、低濃度画素が多い場合は上記所望画
像信号範囲の下端を低濃度域方向に所定量シフトさせて
修正し、該修正された所望画像信号範囲に基づいて階調
処理条件を設定することにより修正前の所望画像信号範
囲を全体的により高濃度域方向にシフトさせて表示し、
ms度画素が多い場合は上記画像信号ヒストグラムから
求められた所望画像信号範囲の上端を高濃度域方向に所
定量シフトさせて修正し、該修正された所望画像信号範
囲に基づいて階調処理条件を設定することにより修正前
の所望画像信号範囲を全体的により低濃度域方向にシフ
トさせて表示することができる。
上記特性値は、勿論50%値以外のものであっても良く
、また2つの特性値に基づいて所望画像信号範囲を修正
しても良い。
上記実施態様では、所望画像信号範囲内の画像信号の累
積ヒストグラムを作成している。これは結局所望画像信
号範囲の画像信号が、可視出力画像においてどの程度の
濃度で出力されるかが問題となっているからである。例
えば特性値として50%値を採用した場合、その50%
値は通常所望画像信号範囲内の画像信号累積ヒストグラ
ムと全範囲の画像信号累積ヒストグラムとでそんなに大
きな差はなく、両者にはある程度の相関関係があるので
、全範囲の画像信号の累積ヒストグラムを作成し、その
特性値に基づいて所望画像信号範囲を修正しても良い。
さらに、上記した実施態様はa/A、即ち(1〕c −
Pln ) / (P++ax −Pa1n )が所定
のしきいVl(Thz)以上のときは所望画像信号範囲
の最大画像信号レベルP waxをより大きいレベルP
wax ’ に修正するものであったが、例えば前述し
た放射線を透過しにくい異物が被写体内に入っているこ
とによりa/Aが所定のしきい値よりも大きくなってい
る場合には、その異物部分を示す低画像信号レベル域を
カットすることが可能であり、従ってこの場合にはp 
raaxをより大ぎいpmax’に修正する代わりに、
P minをより大きいP main′に修正する、即
ち所望画像信号範囲の下端を高レベル側に向けて所定量
シフトさせ、この様にシフトされた所望画像信号範囲(
Pmin′〜Pmax)が所定の電気的画像信号範囲(
Qmax −Qmin )に対応するように階調処理条
件を設定しても良い。
この場合のpmin’ も種々の方法によって決定され
たものを使用し得るが、例えば前述と同様に下式を満足
するものを採用することができる。
Pc −Pln ’ =Thまただし、Pm1n ’ >Painpmax 
−pmin ’ この様にして決定されたpffiin’ の−例が第4
図(b)中に記載されている。また、この場合の特性値
Pcやしぎい値Thzももちろん適宜に決定したものを
使用し得る。
(発明の効果) 本発明に係る放射線画像情報の処理方法は、上述の如く
、光電的に読み取られた可現像を出力するための画像信
号のヒストグラムに基づいて決定された所望画像信号範
囲を、上記画像信号の累積ヒストグラムの特性値に基づ
いて適宜に修正し、この修正済所望画像信号範囲に従っ
て階調処理条件を設定し、この階調処理条件に従って階
調処理を行なうものである。
即ち、画像信号の累積ヒストグラムの特性値は、前述の
如くシートの中に記録されている画像情報は高濃度のも
のが多いか低濃度のものが多いかを判別する基準となり
得るものであり、本発明に係る方法は、この特性値を考
慮して決定した階調処理条件に従って階調処理を行なう
ので、シート上に蓄積記録されている画像情報の濃淡の
程度に拘らず常に濃度のばらつきの少ない、均一的な可
視出力画像を得ることができ、特に組写真等における観
察読影適性や異物が混入している被写体―影の場合にお
ける観察読影適正等を向上させることができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る方法の一実施態様を説明するため
の図であって、画像信号のヒストグラムと累積ヒストグ
ラムを示す図、 第2図は所望画像信号範囲から階調処理条件を決定する
方法の一例を示す図、 第3図(a)、(b)は画像信号ヒストグラムが異なっ
ても同一の所望画像信号範囲が求められる場合を示す図
、 第4図(a)、(b)は異物が混入していない場合とa
大している場合の画像信号ヒストグラムを示す図である
。 図面のt1冗′)を内1.゛に変更なし)第1図 第3床1 (0)                 (b)&7
番イgqbq、>                 
      Lt本rayしへ′ル第2図 第4図 (a) Jし値で占づレヘール (b) Jしイ曽、イ占1号しヘ・、し (自 発)手続ネ…正書 特許庁長官 殿            昭和61年9
月162、発明の名称 放射線画像情報処理方法 3、補正をする者 事件との関係     特許出願人 任 所   神奈川県南足柄市中沼210番地名 称 
   富士写真フィルム株式会社4、代理人 〒160東京都港区六本木5−2−1 6、補正により増加する発明の数   な  し7、補
正の対象   図 面 8、補正の内容   手書き図面を墨入れ図面に補正し
ます。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 放射線画像情報が蓄積記録されている蓄積性螢光体シー
    トを励起光で走査することにより、該蓄積性螢光体シー
    トに蓄積記録されている放射線画像情報を輝尽発光光と
    して放出せしめ、この輝尽発光光を光電的に読み取つて
    可視像を出力するための電気的画像信号を得、該画像信
    号に階調処理を施す放射線画像情報処理方法において、 上記画像信号のヒストグラムを作成し、このヒストグラ
    ムから所望画像信号範囲を求め、さらに、上記画像信号
    の累積ヒストグラムを作成し、該累積ヒストグラムの特
    性値に応じて上記求められた所望画像信号範囲を修正し
    、この修正された所望画像信号範囲が所定の電気的画像
    信号範囲に対応するように階調処理条件を設定し、この
    階調処理条件に従つて上記階調処理を施すことを特徴と
    する放射線画像情報処理方法。
JP61174023A 1985-01-25 1986-07-24 放射線画像情報処理方法 Granted JPS6331640A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61174023A JPS6331640A (ja) 1986-07-24 1986-07-24 放射線画像情報処理方法
US07/327,459 US4950894A (en) 1985-01-25 1989-03-22 Radiation image read-out method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61174023A JPS6331640A (ja) 1986-07-24 1986-07-24 放射線画像情報処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6331640A true JPS6331640A (ja) 1988-02-10
JPH0569347B2 JPH0569347B2 (ja) 1993-09-30

Family

ID=15971289

Family Applications (1)

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JP61174023A Granted JPS6331640A (ja) 1985-01-25 1986-07-24 放射線画像情報処理方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6044514A (en) * 1996-05-14 2000-04-04 Kao Corporation Toothbrush

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6044514A (en) * 1996-05-14 2000-04-04 Kao Corporation Toothbrush
US6088869A (en) * 1996-05-14 2000-07-18 Kao Corporation Toothbrush

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