JPS6331619B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6331619B2 JPS6331619B2 JP12209483A JP12209483A JPS6331619B2 JP S6331619 B2 JPS6331619 B2 JP S6331619B2 JP 12209483 A JP12209483 A JP 12209483A JP 12209483 A JP12209483 A JP 12209483A JP S6331619 B2 JPS6331619 B2 JP S6331619B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- well
- water
- pipe
- pump
- strainer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Saccharide Compounds (AREA)
- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、簡易な工法で削井当時の揚水能力又
はそれ以上の能力に改修し得る井戸の再活法に係
るものである。 〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題
点〕 井戸は長期間使用すると次のような理由により
次第に揚水位並びに揚水量が低下する。 1 ストレナーの目づまり 2 井戸のまわりの帯水層の能力低下や崩壊 3 粘土層の固化 4 崩壊に依る帯水層の遮断 よつて、色々な再活法が試みられているが、簡
易にして秀れた改修効果のある再活法は未だ開発
されていない。 在来の井戸の再活法は、殆ど井戸パイプ内の洗
浄を主眼にしている。 その為井戸パイプ内のスラツヂを除去しても井
戸パイプ外側のスラツヂは除去されず、この外側
のスラツヂがストレナーの目づまりの原因になつ
ているような場合には水位の向上が期待できな
い。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明はこのような欠点を解決したもので、添
付図面を参照にしてその構成を詳述すると次の通
りである。 送水管3の連結部4を設けた閉塞盤5で井戸パ
イプ1の上端開口部を密閉し、ポンプ2の先端に
設けた送水管3の先端開口部を閉塞盤5の連結部
4を介して井戸パイプ1内に垂下し、ポンプ2を
作動して送水管3により井戸パイプ1内に20Kg/
cm2以上の圧力水を圧入せしめ、この圧力水を井戸
パイプ1の下部に設けたストレナー6より外側に
噴出せしめることによりストレナー6の目づまり
を除去することを特徴とする井戸の再活法。 〔作用〕 井戸パイプの上端開口部を、ポンプの送水管の
連結部を設けた閉塞盤により完全に密封状態に閉
塞し、連結部にポンプの送水管を連結してポンプ
を作動し、20Kg/cm2以上の圧力水を井戸パイプ内
に圧入すると圧力水は逃げ場をストレナーに求
め、ストレナーから井戸パイプの外部に向けて高
圧噴射される。 この衝撃により井戸パイプの外部に付着したス
ラツヂが吹き飛ばされて粉細され、先ずストレナ
ーの目づまりが解消される。 更に井戸パイプの外まわりに集まつた固化状態
の粘土層も細かく破壊され、帯水層を閉塞してい
た粘土層は粉細状態となるため井戸孔内全体が開
放状態となり、粉細粘土は上方の井戸開口部に送
水せしめられ、ストレナーによる通水状態が良好
となる。 〔実施例〕 本発明の実施例の一例を詳述すると次の通りで
ある。 1 予め再活したい井戸の揚水量、静水位、動水
位を測定する。 2 揚水ポンプを引き上げる。 3 井戸パイプ1の上端開口部をポンプ2の送水
管3の連結部4を設けた閉塞盤5で密閉する。 4 連結部4に送水管3を連結してポンプ2を作
動し、30Kg/cm2の清水圧力水を井戸パイプ1内
に圧入する。(送水量850/分前後程度(井戸
径による)) 数分後圧力水は、数気圧に減圧される。 これはストレナー6の目づまりが解消された
ことを証明している。 尚コンプレツサー8による圧搾空気の圧入を
併用しても良い。 5 送水管3の連結部4を設けた閉塞盤5を取り
外し、送水管3やポンプ2を除去してから第2
図のようにペーラータイプのピストン7を挿入
し、大型クレーンを使用して急激な昇降を繰返
して加圧吸引を行うと井戸パイプ1からも、ま
た外側周囲からも泥が噴出する。 これを適当な方法例えば常方のエアーリフト
方法により除去する。 次にポンプを挿入して、揚水試験を行つた。
はそれ以上の能力に改修し得る井戸の再活法に係
るものである。 〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題
点〕 井戸は長期間使用すると次のような理由により
次第に揚水位並びに揚水量が低下する。 1 ストレナーの目づまり 2 井戸のまわりの帯水層の能力低下や崩壊 3 粘土層の固化 4 崩壊に依る帯水層の遮断 よつて、色々な再活法が試みられているが、簡
易にして秀れた改修効果のある再活法は未だ開発
されていない。 在来の井戸の再活法は、殆ど井戸パイプ内の洗
浄を主眼にしている。 その為井戸パイプ内のスラツヂを除去しても井
戸パイプ外側のスラツヂは除去されず、この外側
のスラツヂがストレナーの目づまりの原因になつ
ているような場合には水位の向上が期待できな
い。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明はこのような欠点を解決したもので、添
付図面を参照にしてその構成を詳述すると次の通
りである。 送水管3の連結部4を設けた閉塞盤5で井戸パ
イプ1の上端開口部を密閉し、ポンプ2の先端に
設けた送水管3の先端開口部を閉塞盤5の連結部
4を介して井戸パイプ1内に垂下し、ポンプ2を
作動して送水管3により井戸パイプ1内に20Kg/
cm2以上の圧力水を圧入せしめ、この圧力水を井戸
パイプ1の下部に設けたストレナー6より外側に
噴出せしめることによりストレナー6の目づまり
を除去することを特徴とする井戸の再活法。 〔作用〕 井戸パイプの上端開口部を、ポンプの送水管の
連結部を設けた閉塞盤により完全に密封状態に閉
塞し、連結部にポンプの送水管を連結してポンプ
を作動し、20Kg/cm2以上の圧力水を井戸パイプ内
に圧入すると圧力水は逃げ場をストレナーに求
め、ストレナーから井戸パイプの外部に向けて高
圧噴射される。 この衝撃により井戸パイプの外部に付着したス
ラツヂが吹き飛ばされて粉細され、先ずストレナ
ーの目づまりが解消される。 更に井戸パイプの外まわりに集まつた固化状態
の粘土層も細かく破壊され、帯水層を閉塞してい
た粘土層は粉細状態となるため井戸孔内全体が開
放状態となり、粉細粘土は上方の井戸開口部に送
水せしめられ、ストレナーによる通水状態が良好
となる。 〔実施例〕 本発明の実施例の一例を詳述すると次の通りで
ある。 1 予め再活したい井戸の揚水量、静水位、動水
位を測定する。 2 揚水ポンプを引き上げる。 3 井戸パイプ1の上端開口部をポンプ2の送水
管3の連結部4を設けた閉塞盤5で密閉する。 4 連結部4に送水管3を連結してポンプ2を作
動し、30Kg/cm2の清水圧力水を井戸パイプ1内
に圧入する。(送水量850/分前後程度(井戸
径による)) 数分後圧力水は、数気圧に減圧される。 これはストレナー6の目づまりが解消された
ことを証明している。 尚コンプレツサー8による圧搾空気の圧入を
併用しても良い。 5 送水管3の連結部4を設けた閉塞盤5を取り
外し、送水管3やポンプ2を除去してから第2
図のようにペーラータイプのピストン7を挿入
し、大型クレーンを使用して急激な昇降を繰返
して加圧吸引を行うと井戸パイプ1からも、ま
た外側周囲からも泥が噴出する。 これを適当な方法例えば常方のエアーリフト
方法により除去する。 次にポンプを挿入して、揚水試験を行つた。
【表】
本発明は、このように能力の低下した井戸を極
めて簡易な方法で削井時の能力又はそれ以上に回
復せしめ得る秀れた井戸の再活法となる。
めて簡易な方法で削井時の能力又はそれ以上に回
復せしめ得る秀れた井戸の再活法となる。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
は圧力水を圧入し、ストレナーの目づまりを解消
する状態の井戸の正断面図、第2図はピストンの
昇降による加圧吸引状態の井戸の正断面図であ
る。 1……井戸パイプ、2……ポンプ、3……送水
管、4……連結部、5……閉塞盤、6……ストレ
ナー。
は圧力水を圧入し、ストレナーの目づまりを解消
する状態の井戸の正断面図、第2図はピストンの
昇降による加圧吸引状態の井戸の正断面図であ
る。 1……井戸パイプ、2……ポンプ、3……送水
管、4……連結部、5……閉塞盤、6……ストレ
ナー。
Claims (1)
- 1 送水管の連結部を設けた閉塞盤で井戸パイプ
の上端開口部を密閉し、ポンプの先端に設けた送
水管の先端開口部を閉塞盤の連結部を介して井戸
パイプ内に垂下し、ポンプを作動して送水管によ
り井戸パイプ内に20Kg/cm2以上の圧力水を圧入せ
しめ、この圧力水を井戸パイプの下部に設けたス
トレナーより外側に噴出せしめることによりスト
レナーの目づまりを除去することを特徴とする井
戸の再活法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12209483A JPS6016626A (ja) | 1983-07-05 | 1983-07-05 | 井戸の再活法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12209483A JPS6016626A (ja) | 1983-07-05 | 1983-07-05 | 井戸の再活法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6016626A JPS6016626A (ja) | 1985-01-28 |
JPS6331619B2 true JPS6331619B2 (ja) | 1988-06-24 |
Family
ID=14827499
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12209483A Granted JPS6016626A (ja) | 1983-07-05 | 1983-07-05 | 井戸の再活法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6016626A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020095475A1 (ja) | 2018-11-08 | 2020-05-14 | 株式会社静科 | 吸遮音ハニカムパネル |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IL153550A0 (en) * | 2000-06-20 | 2003-07-06 | Subsurface Technologies Inc | Well maintenance equipment and procedure |
JP6049411B2 (ja) * | 2012-11-12 | 2016-12-21 | 株式会社ウェルシィ | 地下水浄化処理装置の運転支援システム及び運転支援方法 |
BR112020016316A2 (pt) * | 2018-02-20 | 2021-02-23 | Subsurface Technologies, Inc. | método de reabilitação de poço de água |
JP7015028B1 (ja) * | 2021-08-04 | 2022-02-02 | 東京ファシリティーズ株式会社 | 井戸のストレーナ部の洗浄方法 |
-
1983
- 1983-07-05 JP JP12209483A patent/JPS6016626A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020095475A1 (ja) | 2018-11-08 | 2020-05-14 | 株式会社静科 | 吸遮音ハニカムパネル |
KR20200054913A (ko) | 2018-11-08 | 2020-05-20 | 가부시키가이샤 시즈카 | 흡차음 허니콤 패널 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6016626A (ja) | 1985-01-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |