JPS63315976A - トリチウム濃度測定器 - Google Patents
トリチウム濃度測定器Info
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- JPS63315976A JPS63315976A JP15253687A JP15253687A JPS63315976A JP S63315976 A JPS63315976 A JP S63315976A JP 15253687 A JP15253687 A JP 15253687A JP 15253687 A JP15253687 A JP 15253687A JP S63315976 A JPS63315976 A JP S63315976A
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- tritium
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Landscapes
- Measurement Of Radiation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はトリチウム濃度測定器、特に高濃度のトリチウ
ムを含む放射性気体のΔill定を行うトリチウム心腹
測定2:;に関する。
ムを含む放射性気体のΔill定を行うトリチウム心腹
測定2:;に関する。
[従来の技術]
従来から原子力施設等において生成あるいは廃棄される
トリチウムのモニタリングが行なわれており、このため
のトリチウム測定として通気型電離箱のal定器が多く
用いられている。
トリチウムのモニタリングが行なわれており、このため
のトリチウム測定として通気型電離箱のal定器が多く
用いられている。
第3図にはこの電離箱の構成が示されており、放射線検
出器である容器10には1(P1定気体を尋人する吸入
口12及び排気口14が設けられる。そして、容器10
の内壁に陰極を設けるとともにその中心位置には陽極で
ある中心電極16が設けられ、この中心電極16は接栓
16aを介して図に示されていない電流測定回路に接続
される構成となっている。
出器である容器10には1(P1定気体を尋人する吸入
口12及び排気口14が設けられる。そして、容器10
の内壁に陰極を設けるとともにその中心位置には陽極で
ある中心電極16が設けられ、この中心電極16は接栓
16aを介して図に示されていない電流測定回路に接続
される構成となっている。
これによれば、電極間に高電圧を印加して吸入口12か
ら容器10内に測定する放射性気体を導入すれば、トリ
チウム気体が発するβ線(E max−0,018M
e V )による電離作用を起こさせ、この電離イオン
電流を中心71ス極16にて検出することにより、トリ
チウム放射能の濃度を測定することができる。
ら容器10内に測定する放射性気体を導入すれば、トリ
チウム気体が発するβ線(E max−0,018M
e V )による電離作用を起こさせ、この電離イオン
電流を中心71ス極16にて検出することにより、トリ
チウム放射能の濃度を測定することができる。
また、第4図にはトリチウムの付着による影響を除去し
た補正電極型all+定器が示されており、第3図のも
のと比較すると、容器10に加えてその近傍に箱型の補
正電極18が設けられている。この補正電極18は測定
気体が自由に通過できるようにメツシュ状の材料又はワ
イヤなどから形成され、また容器10からトリチウムの
飛程距離以上、つまり約5mm以上離して設けられてお
り、容器10の内面に付着したトリチウムがらの放射線
を検出しないようになっている。
た補正電極型all+定器が示されており、第3図のも
のと比較すると、容器10に加えてその近傍に箱型の補
正電極18が設けられている。この補正電極18は測定
気体が自由に通過できるようにメツシュ状の材料又はワ
イヤなどから形成され、また容器10からトリチウムの
飛程距離以上、つまり約5mm以上離して設けられてお
り、容器10の内面に付着したトリチウムがらの放射線
を検出しないようになっている。
これによれば、補正電極18にリード線18aから高電
圧を加えることにより、バックグラウンド電流の増加分
を除去してトリチウムによる電離電流を良好に検出する
ことができる。
圧を加えることにより、バックグラウンド電流の増加分
を除去してトリチウムによる電離電流を良好に検出する
ことができる。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら、近年では核融合の燃料等として高濃度の
トリチウム気体が多く使用されており、高濃度]・リチ
ウム気体の濃度Wl11定の場合には1tlll定者等
の周辺における汚染が新たに生じるという問題があった
。
トリチウム気体が多く使用されており、高濃度]・リチ
ウム気体の濃度Wl11定の場合には1tlll定者等
の周辺における汚染が新たに生じるという問題があった
。
すなわち、高濃度トリチウム気体のハンドリング(生成
、希釈2反応等)が頻繁に行われており、フロセス中に
おけるトリチウム放射能All定が不可欠となっている
。このトリチウムは三重水素れるが、このトリチウムは
気体は通常の水素気体そして、水素気体は金属内での拡
散係数が気体中では最も高く、はとんどの金属に対して
透過能を示す。
、希釈2反応等)が頻繁に行われており、フロセス中に
おけるトリチウム放射能All定が不可欠となっている
。このトリチウムは三重水素れるが、このトリチウムは
気体は通常の水素気体そして、水素気体は金属内での拡
散係数が気体中では最も高く、はとんどの金属に対して
透過能を示す。
従って、トリチウム気体は一部が容器1oを透過して外
部に漏れ出るため、高濃度のトリチウム気体(2,5C
I/ n+e)の場合には伜がな漏出であっても比較的
高い放射性濃度を示すことになる。
部に漏れ出るため、高濃度のトリチウム気体(2,5C
I/ n+e)の場合には伜がな漏出であっても比較的
高い放射性濃度を示すことになる。
この結果、71PI定系から外部にトリチウム気体が漏
出し、放射線防護上で問題になると同時に、プロセス技
術を駆使する際の障害となる。
出し、放射線防護上で問題になると同時に、プロセス技
術を駆使する際の障害となる。
発明の目的
本発明は前記従来の問題点に鑑みなされたものであり、
その目的は、高濃度のトリチウム濃度を測定する際の周
辺の放射能汚染を防止するトリチウム濃度i1+11定
器を提供することにある。
その目的は、高濃度のトリチウム濃度を測定する際の周
辺の放射能汚染を防止するトリチウム濃度i1+11定
器を提供することにある。
[問題点を解決するための手段及び作用]前記目的を達
成するために、本発明に係るトリチウム濃度測定器は、
彼測定気体を導入してトリチウム放射能を検出する検出
器の外囲器内面に水素気体を拡散させずに吸着する吸着
物質膜を設けたことを特徴とする。
成するために、本発明に係るトリチウム濃度測定器は、
彼測定気体を導入してトリチウム放射能を検出する検出
器の外囲器内面に水素気体を拡散させずに吸着する吸着
物質膜を設けたことを特徴とする。
以−Lの構成によれば、測定されたトリチウム気体は吸
着物質膜に吸着され、外囲器を通って外部に拡散するこ
とがなくなる。
着物質膜に吸着され、外囲器を通って外部に拡散するこ
とがなくなる。
[実施例]
以下、図面に基づいて本発明の好適な実施例を説明する
。
。
第1図には本発明のトリチウム濃度7I11定器の第1
実施例(従来第4図に対応する)の構成が示されており
、電離箱容器10の外囲器20の内面に吸着物質膜22
が設けられる。この吸着物質膜22は希土類系、チタン
系、バナジウム系、マグネシウム系の水素吸蔵合金から
成り、希土類系でいえばL a N i5で代表される
R N t s系のものを用いており、この吸着物質膜
22は貼り着け、焼成、真空蒸着などにて形成する。こ
れによれば、水素気体は吸蔵合金に吸収されて吸蔵合金
内部に入り込んで吸蔵されることになる。
実施例(従来第4図に対応する)の構成が示されており
、電離箱容器10の外囲器20の内面に吸着物質膜22
が設けられる。この吸着物質膜22は希土類系、チタン
系、バナジウム系、マグネシウム系の水素吸蔵合金から
成り、希土類系でいえばL a N i5で代表される
R N t s系のものを用いており、この吸着物質膜
22は貼り着け、焼成、真空蒸着などにて形成する。こ
れによれば、水素気体は吸蔵合金に吸収されて吸蔵合金
内部に入り込んで吸蔵されることになる。
また、実施例では外囲器20の外周にヒータ24を巻き
付けるように設けており、ヒータ24により吸着物質膜
22を加熱することにより、吸着物質膜22内に一旦板
管した水素を取り出して廃棄することができる。なお、
その他の構成は従来の4Iljf器と同様となっている
。
付けるように設けており、ヒータ24により吸着物質膜
22を加熱することにより、吸着物質膜22内に一旦板
管した水素を取り出して廃棄することができる。なお、
その他の構成は従来の4Iljf器と同様となっている
。
第1実施例は以」二のもが成から成り、以下にその作用
を説明する。
を説明する。
まず、彼M1気体体が吸入口12を介して容器10内に
導入されると放射線の検出が行なわれるが、電離箱の中
心電極16と補正電極18との間には高電圧が印加され
ているので、トリチウム放射線により電離電荷が生じる
。そして、この電離電荷は中心電極16により電離電流
として検出され、接栓16aを介して電流測定回路部に
供給される。
導入されると放射線の検出が行なわれるが、電離箱の中
心電極16と補正電極18との間には高電圧が印加され
ているので、トリチウム放射線により電離電荷が生じる
。そして、この電離電荷は中心電極16により電離電流
として検出され、接栓16aを介して電流測定回路部に
供給される。
このようにして測定が行なわれている間に、水素気体は
外囲器20を通過して外部に漏れ出ようとするが、この
水素気体は吸着物質膜22により完全に吸着され、外部
に漏出することはない。
外囲器20を通過して外部に漏れ出ようとするが、この
水素気体は吸着物質膜22により完全に吸着され、外部
に漏出することはない。
次に、本発明の第2実施例(従来第3図に対応する)に
ついて説明する。
ついて説明する。
第2実施例は、基本的な電離箱に吸着物質膜を設けるた
めに別個の外囲器を取り付けたものである。すなわち、
従来、検出器容器であったものを内容器26とするとと
もに、その外側に外容器28を設けて外囲器を二重構造
とし、前記外容器28の内面に吸着物質膜22を設けて
いる。そして、この外容器28には加熱用ヒータ24を
設け、また吸着した水素気体を排気するための排出口3
0及び空気流入口32が形成される。
めに別個の外囲器を取り付けたものである。すなわち、
従来、検出器容器であったものを内容器26とするとと
もに、その外側に外容器28を設けて外囲器を二重構造
とし、前記外容器28の内面に吸着物質膜22を設けて
いる。そして、この外容器28には加熱用ヒータ24を
設け、また吸着した水素気体を排気するための排出口3
0及び空気流入口32が形成される。
この第2実施例によれば、彼測定気体は吸入口12を介
して内容器26内に導入されており、この内容器26の
内壁に設けられた陰極と中心電極16との間には高電圧
を印加することにより、トリチウム放射線の測定が行わ
れる。
して内容器26内に導入されており、この内容器26の
内壁に設けられた陰極と中心電極16との間には高電圧
を印加することにより、トリチウム放射線の測定が行わ
れる。
そして、この測定中には内容器26から水素気体か乱れ
出すことになるが、この水素気体は外賓a::2gの内
面に設けられている吸着物質膜内2により吸着される。
出すことになるが、この水素気体は外賓a::2gの内
面に設けられている吸着物質膜内2により吸着される。
従って、外容器28から外部にトリチウム合釘の水素気
体を漏出させることかない。なお、吸;1トリチウムを
回収する場合にはヒータ24により吸着物質膜22を加
熱すれば、排出口30からトリチウム気体を再び取出し
廃棄することができる。
体を漏出させることかない。なお、吸;1トリチウムを
回収する場合にはヒータ24により吸着物質膜22を加
熱すれば、排出口30からトリチウム気体を再び取出し
廃棄することができる。
[発明の効果コ
以−に説明したように、本発明によれば、外囲器の内面
に水素吸蔵合金等の吸着物質膜を設けたので、外囲器を
通過して外部に漏出しようとするトリチウム気体を吸着
物質膜内に捕獲することができる。
に水素吸蔵合金等の吸着物質膜を設けたので、外囲器を
通過して外部に漏出しようとするトリチウム気体を吸着
物質膜内に捕獲することができる。
従って、測定系からのトリチウム気体の漏洩を完全に防
止することが可能となり、トリチウムのプロセスにおけ
る放射線被曝や環境汚染をなくすことができる。
止することが可能となり、トリチウムのプロセスにおけ
る放射線被曝や環境汚染をなくすことができる。
第1図は本発明に係るトリチウム濃度測定器の第1実施
例を示す(11へ成因、 第2図は本発明の第2実施例を示す構成図、第3図は従
来のトリチウム濃度測定用の電離箱を示すf74成図、 第4図は従来の他の例としての補正電極型電離箱を示す
構成図である。 10 ・・・ 容器 16 ・・・ 中心電極 18 ・・・ 補正電極 20 ・・・ 外囲器 22 ・・・ 吸着物質膜 24 ・・・ ヒータ 26 ・・・ 内容器 28 ・・・ 外容器 第1図 第2図
例を示す(11へ成因、 第2図は本発明の第2実施例を示す構成図、第3図は従
来のトリチウム濃度測定用の電離箱を示すf74成図、 第4図は従来の他の例としての補正電極型電離箱を示す
構成図である。 10 ・・・ 容器 16 ・・・ 中心電極 18 ・・・ 補正電極 20 ・・・ 外囲器 22 ・・・ 吸着物質膜 24 ・・・ ヒータ 26 ・・・ 内容器 28 ・・・ 外容器 第1図 第2図
Claims (3)
- (1)被測定気体を導入してトリチウム放射能を検出す
る検出器の外囲器内面に水素気体を拡散させずに吸着す
る吸着物質膜を設けたことを特徴とするトリチウム濃度
測定器。 - (2)特許請求の範囲(1)記載の測定器において、前
記外囲器は陰極が配置された内容器とトリチウム付着に
よる測定誤差を除去するために設けられた外容器とから
成り、この外容器内面に吸着物質膜を設けたことを特徴
とするトリチウム濃度測定器。 - (3)特許請求の範囲(1)記載の測定器において、吸
着物質膜を設けた外囲器にヒータを取り付け、吸着物質
膜を加熱して水素を回収廃棄することを特徴とするトリ
チウム濃度測定器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15253687A JPS63315976A (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | トリチウム濃度測定器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15253687A JPS63315976A (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | トリチウム濃度測定器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63315976A true JPS63315976A (ja) | 1988-12-23 |
Family
ID=15542588
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15253687A Pending JPS63315976A (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | トリチウム濃度測定器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63315976A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU2734630C1 (ru) * | 2019-10-01 | 2020-10-21 | Федеральное Государственное Унитарное Предприятие "Всероссийский Научно-Исследовательский Институт Автоматики Им.Н.Л.Духова" (Фгуп "Внииа") | Способ измерения сверхмалых значений активности выбросов трития в окружающую среду через вентиляционную систему |
-
1987
- 1987-06-19 JP JP15253687A patent/JPS63315976A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU2734630C1 (ru) * | 2019-10-01 | 2020-10-21 | Федеральное Государственное Унитарное Предприятие "Всероссийский Научно-Исследовательский Институт Автоматики Им.Н.Л.Духова" (Фгуп "Внииа") | Способ измерения сверхмалых значений активности выбросов трития в окружающую среду через вентиляционную систему |
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