JPS6331521A - 防虫・脱臭・乾燥性能を有するシ−ト - Google Patents

防虫・脱臭・乾燥性能を有するシ−ト

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JPS6331521A
JPS6331521A JP61174408A JP17440886A JPS6331521A JP S6331521 A JPS6331521 A JP S6331521A JP 61174408 A JP61174408 A JP 61174408A JP 17440886 A JP17440886 A JP 17440886A JP S6331521 A JPS6331521 A JP S6331521A
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JP
Japan
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desiccant
layer
insect repellent
component
group
Prior art date
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Pending
Application number
JP61174408A
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English (en)
Inventor
Yuzo Yokota
横田 雄三
Saburo Nakanishi
中西 三郎
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Nippon Foil Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Nippon Foil Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Wrappers (AREA)
  • Drying Of Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、各種の包装材料として使用しうるシートに関
し、特に防虫性能、脱臭性能及び乾燥性能の工性能を併
有するシートに関するものである。
(ロ)従来の技術及び発明が解決しようとする問題点 従来より、飲食品、医薬品及び衣料品等に虫が発生する
のを防止するためには、防虫剤を飲食品等の包装容器内
に同封している。また、飲食品や医薬品等の悪臭を脱臭
するためには脱臭剤を同封し、飲食品や医薬品等が湿気
を吸収するのを防止するためには乾燥剤を同封している
。包装容器内に同封する際、防虫剤等は紙や穿孔フィル
ム等の如き多孔性材料で包むことにより、飲食品等と混
合しないようにされている。
最近、飲食品等に防虫剤のみ又は脱臭剤のみ又は乾燥剤
のみでなく、前記三つの薬剤を同時に通用することが多
くなってきている。この場合、防主剤、脱臭剤、乾燥剤
を各々別個の多孔性材料で包装し、飲食品等に通用する
ことも考えられるが、これは飲食品等の包装容器内に同
封する作業が煩雑となる欠点を有している。
そこで、この同封作業を排除するため包装容器自体に防
虫剤、脱臭剤、乾燥剤を塗布することが考えられる。し
かし、これらの三種の薬剤を単に塗布しただけでは、そ
れらの薬剤が直接接触し、各々の性能に悪影響を及ぼす
という欠点があった。
例えば、乾燥剤が水を吸収して嘲解し防虫剤や脱臭剤に
付着すると、脱臭性能や防虫性能が損なわれるというこ
とがあった。あるいは、三つの薬剤が粘結若しくは固結
して塊状となり、各性能が十分に発揮されないというこ
ともあった。
そこで、本発明は防虫剤と脱臭剤と乾燥剤とが相互に直
接接触することがないようにして、且つそれらを一定の
順序でシート基材に塗布することにより、防虫、脱臭、
乾燥性能を十分に発揮しうるシートを提供しようとする
ものである。
(ハ)問題点を解決するための手段 即ち本発明、シート基材の表面に、該シート基材側から
乾燥剤層、説臭剤層、防虫剤層の順に積層され、該乾燥
剤層は乾燥剤成分と該乾燥剤成分を囲繞する通気性高分
子膜とよりなり粒径が1〜1500μの微小粒乾燥剤群
で形成され、該脱臭剤層は脱臭剤成分と該脱臭剤成分を
囲繞する通気性高分子膜とよりなり粒径が1〜1500
μの微小粒脱臭剤群で形成され、該防虫剤層は防虫剤成
分と該防虫剤成分を囲繞する通気性水溶性高分子膜とよ
りなり粒径が1〜1500μの微小粒防虫剤群で形成さ
れていることを特徴とする防虫・脱臭・乾燥性能を有す
るシートに関するものである。
本発明において乾燥剤層、脱臭剤層、防虫剤層は各々微
小粒乾燥剤群、微小粒脱臭剤群、微小粒防虫剤群で形成
されている。微小粒乾燥剤群等の一単位である微小粒乾
燥剤等は以下の構成よりなるものである。尚、説明の都
合上微小粒防虫剤。
微小粒脱臭剤、微小粒乾燥剤の順に説明する。
微小粒防虫剤は、防虫剤成分と該防虫剤成分を囲繞する
通気性水溶性高分子膜とよりなり、粒径が1〜1500
μの大きさのものである。防虫剤成分としては、ナフタ
リン、パラジクロルベンゼン。
ヘキサクロロ−エポキシ−オクタヒドロ−ジメタノナフ
タリン等が用いられる。防虫剤成分を囲繞する通気性高
分子膜は、ポリビニルアルコール膜。
ミクロクリスタリンセルロース膜、ゼラチン膜。
アラビアゴム膜、メチルセルロース膜、カルボキシメチ
ルセルロース膜、ポリビニルピロリドン膜等が用いられ
る。
微小粒防虫剤を製造する方法は以下のとおりである。ま
ず、前記ポリビニルアルコール等の水溶性高分子を水に
熔解させた水溶液、及び前記ナフタリン等の防虫剤成分
をベンゼン、トルエン、キシレン等の有機溶媒に熔解さ
せた有機溶媒溶液を作成する。この後、有機溶媒溶液を
滴下ロート等を用いて水溶液中に滴下すると、水溶液中
に有機溶媒溶液の液滴が分散する。この分散液を攪拌し
、液滴の大きさを微細なものとすることにより、粒径1
〜1000μ程度の微細な液滴が懸濁している懸濁液を
作る。次いで、得られた懸濁液を噴霧機で噴霧し、噴霧
液滴を作成する。噴霧液滴は微細な液滴を芯として、そ
の回りを水溶液が囲繞した形態となっている。そして、
熱風を噴霧液滴に吹き付けると、噴霧液滴中の水及び有
機溶媒が范発し、固形物が得られる。この固形物の一単
位は防虫剤成分を芯とし、その回りを水溶性高分子膜で
囲繞したもの、いわゆるマイクロカプセルとなっている
。そして、水溶性高分子膜は無数の細孔を有している。
細孔を有している理由は、噴霧状態という動的状態で乾
燥するため膜が不連続となりやすいこと及び噴霧液滴自
体が微細であり従って水溶性高分子膜の厚さが極めて薄
いこと等が考えられる。このような製造方法であるため
、防虫剤成分を囲繞する高分子膜は水溶性となり、その
膜は通気性となるのである。また、得られた防虫剤の粒
径は1〜1500μ程度となり、この範囲外の粒径のも
のを上記の製造方法で得ることは回能である。
微小粒脱臭剤は、脱臭剤成分と該脱臭剤成分を囲繞する
通気性高分子膜とよりなり、粒径が1〜1500μの大
きさのものである。脱臭剤成分とじては、悪臭物質を酸
化分解して無臭とする過マンガン酸カリウム等、アンモ
ニア、硫化水素等の悪臭を固定する硫酸亜鉛、硫酸アル
ミニウム、硫酸鉄等の金属塩類、悪臭物質を中和して無
臭とする塩酸、硝酸、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウ
ム等、針葉樹、クスノキ科植物、ツバキ科植物及びユリ
科植物からなる群より選ばれた植物の葉を水又はアルコ
ールを用いて加熱抽出した抽出物等が用いられる。これ
らは固形状であってもよいし、水やアルコール等に熔解
させた液体状であってもよい。
通気性高分子膜としては、エチルセルロース膜。
スチレン−ブタジェン共重合体膜、酢酸ビニル−エチレ
ンJ’1合体膜、フェニルシロキサンのラターポリマー
膜、ポリメチルメタクリレート膜、ポリスチレン膜等が
用いられる。
微小粒脱臭剤を製造する方法は以下のとおりである。ま
ず、前記エチルセルロース等の高分子をベンゼン、トル
エン、キシレン等の有機溶媒に熔解させた有機溶媒溶液
、及び前記過マンガン酸カリウム等を水、アルコール又
は水−アルコール混合溶媒に熔解させた脱臭剤成分を作
成する。この後、脱臭剤成分を滴下ロート等を用いて有
機溶媒溶液中に滴下すると、有機溶媒溶液中に脱臭剤成
分の液滴が分散する。この分散液を攪拌し、液滴の大き
さを微細なものとすることにより、粒径1〜1000μ
程度の微細な液滴が懸濁している懸濁液を作る。懸濁液
の作成の際、微細な液滴の回りが高分子の濃厚相となる
ように、即ちコアセルベーションとなるように調整する
のが好ましい。コアセルベーションは、高分子、有機溶
媒、水又はアルコールの種類や配合割合や温度等を適宜
選択することにより形成することができる。得られた懸
濁液を噴霧機で噴霧し、噴霧液滴を作成する。この!g
濁液から得られる噴霧液滴は、脱臭剤成分よりなる微細
な液滴を芯として、その回りを有機溶媒溶液が囲繞した
形態となっている。そして、熱風を噴霧液滴に吹き付け
ると噴霧液滴中の有機溶媒が蒸発し、固形物が得られる
。この場合、噴霧液滴中の有機溶媒のみを蒸発させても
よいし、有機溶媒及び液滴中の水、アルコール又は水−
アルコール混合溶媒の両方を蒸発させてもよい。前者の
場合には有機溶媒として沸点100℃以下のベンゼンを
用い、前記過マンガン酸カリウム等を溶解させる溶媒と
して水を用いるのが好ましい。得られた固形物の一単位
は脱臭剤成分(水やアルコール等も蒸発させた場合、脱
臭剤成分は固形状となるし、水やアルコール等を蒸発さ
せない場合、脱臭剤成分はそのまま即ち液体状である。
)を芯とし、その回りを高分子膜で囲繞したもの、いわ
ゆるマイクロカプセルとなっている。そして、高分子膜
は無数の細孔を有している。細孔を有している理1は、
噴霧状態という動的状態で乾燥するため膜が不連続とな
りやすいこと及び噴霧液滴自体が微細であり従って高分
子膜の厚さが極めて薄いこと等が考えられる。このよう
な製造方法のため、脱臭剤成分を囲繞する高分子膜は通
気性となっている、また、得られる脱臭剤の粒径は1〜
1500μ程度となり、この範囲外のものを上記の製造
方法で得ることは困難である。
微小粒乾燥剤は、乾燥剤成分と該乾燥剤成分を囲繞する
通気性高分子膜とよりなり、粒径が1〜1500μの大
きさのものである。乾燥剤成分としては、アンヒドリン
、デヒドライト、活性アルミナ。
硫酸カルシウム、シリカゲル、塩化カルシウム。
硫酸銅、モレキエラシープ等が用いられる。通気性高分
子膜は、前記微小粒脱臭剤の場合と同様のものが用いら
れる。
微小粒乾燥剤を製造する方法は以下のとおりである。ま
ず、エチルセルロース等の高分子をベンゼン、トルエン
、キシレン等の有機溶媒に熔解させた有機溶媒溶液、及
びシリカゲル等の乾燥剤成分を水に熔解若しくは分散さ
せた水溶液を作成する。この後、水溶液を滴下ロート等
を用いて有機溶媒溶液中に滴下する。その後は、上記微
小粒脱臭剤を得た方法に準じて微小粒乾燥剤を得ること
ができる。但し、微小粒脱臭剤の製造工程における乾燥
にあたっては、噴霧液滴の芯を形成している脱臭剤成分
を液体状のままとしておいてもよかったが、微小粒乾燥
剤の製造の場合には液滴の芯を形成している水溶液の水
を完全に茎発させる必要がある。これは、乾燥剤成分が
水を含有していては、乾燥能力に支障が生じるからであ
る。
尚、上記微小粒防虫剤、微小粒脱臭剤、微小粒乾燥剤の
製造において懸濁液を作成する際、所望により界面活性
剤、特にソルビタン脂肪酸エステル(Span)やこれ
にエチレンオキサイドを付加させたもの(Tween 
)等の非イオン系界面活性剤を用いてもよい。
以上のようにして多数の微小粒脱臭剤等よりなる微小粒
脱臭剤群が得られ、これらはシート基材に微小粒乾燥剤
群、微小粒脱臭剤群、微小粒防虫剤群の順で塗布され、
防虫、脱臭、乾燥性能を有するシートを得ることができ
る。尚、塗布の態様としては微小粒乾燥剤群等を製造し
た後直ちにシート基材上に集積するという方法が最も合
理的である。しかし、微小粒乾燥剤群等を各々製造した
後糊剤等を用いてシート基材上に順に塗布していっても
差し支えない。また、微小粒脱臭剤群を微小粒乾燥剤群
からなる乾燥剤層上に塗布する場合には、予め乾燥剤層
上に通気性フィルムを1層しておいてもよく、同様に微
小粒防虫剤群を脱臭剤層上に塗布する場合にも、予め脱
臭剤層上に通気性フィルムを積層しておいてもよい。更
に、取り扱い等に便宜なように防虫剤層上に通気性フィ
ルムを積層して防虫剤層を保護しておいてもよい。
本発明で用いるシート基材としては、包装材料として用
いられている従来公知のアルミニウム箔等の金属箔やポ
リエチレン製のプラスチックスシート又はフィルムが採
用される。
(ニ)実施例 (i)アルミニウム箔上への乾燥剤層の積層エチルセル
ロース10gをトルエン300 gに熔解させた有機溶
媒溶液、及び塩化カルシウム10gを水80gに熔解さ
せた水溶液を準備した。この後、水溶液全量を滴下ロー
トで徐々に有機溶媒溶液中に添加し、且つ液滴の粒子径
が100μ程度になるように撹拌棒で攪拌しながら懸濁
液を得た。
この懸濁液を2000r、p、n+、で回転している櫛
型(径4cat)の回転円盤上に40nl/minの供
給速度で供給し、懸濁液を噴霧した。噴霧された噴霧液
滴は、回転円盤の軸方向に流れる熱風(200℃)によ
って乾燥されると共にアルミニウム箔上に集積される。
この結果、微小粒乾燥剤群がアルミニウム箔上に塗布さ
れ乾燥剤層が形成された。
尚、得られた乾燥剤層中の微小粒乾燥剤は乾燥剤成分即
ち塩化カルシウム粉末を芯とし、エチルセルロース膜で
囲繞された形態であった。また、走査型電子顕微鏡で観
察したところエチルセルロース膜には無数の細孔が存在
していた。
(11)乾燥剤層上への脱臭剤層の積層スチレン−ブタ
ジェン共重合体10gをベンゼン300gに熔解させた
有機溶媒溶液、及びツバキ科植物の葉をエタノールで加
熱抽出した抽出物5gを水50gに熔解させた脱臭剤溶
液(脱臭剤成分)を準備した。この後、脱臭剤溶液全量
を滴下ロートで徐々に有機溶媒溶液中に添加し、且つ?
ft ?’Faの粒子径が100μ程度になるように撹
拌棒で攪拌しながら懸濁液を得た。
この懸濁液を200Or、p、m、で回転している櫛型
(径4cm)の回転円盤上に40m1/minの供給速
度で供給し、懸iI!ii液を噴霧した。噴霧された噴
霧液滴は、回転円盤の軸方向に流れる熱風(90℃)に
よって乾燥されると共に、アルミニウム箔上に積層され
た乾燥剤層上へ集積される。この結果、微小粒脱臭剤群
が乾燥剤層上に塗布され脱臭剤層が形成された。
尚、得られた脱臭剤層中の微小粒脱臭剤は脱臭剤溶液を
芯とし、スチレン−ブタジェン共重合体膜で囲繞された
形態であった。また、走査型電子顕微鏡で観察したとこ
ろスチレン−ブタジェン共重合体膜には無数の細孔が存
在していた。
(iii )脱臭剤層上への防虫剤の積層    パボ
リビニルアルコール10gを水300gに熔解させたポ
リビニルアルコール水溶液およびナフタリン5gをトル
エン20gに熔解させた有機溶媒溶液を準備した。この
後、有機溶媒溶液全量を滴下ロートで徐々に水溶液に添
加し、且つ液滴の粒子径が100μ程度になるように撹
拌棒で攪拌しながら’U濁液を得た。
この懸濁液を200Or、p、m、で回転している櫛型
(径4aw)の回転円盤上に40m1/minの供給速
度で供給し、懸濁液を噴霧した。噴霧された噴霧液滴は
、回転円盤の軸方向に流れる熱風(150℃)によって
乾燥される共に、アルミニウム箔、乾燥剤層1m臭剤層
の順に積層された脱臭剤層上へ1層される。この結果、
微小粒防虫剤群が脱臭剤層上に塗布され防虫剤層が形成
された。
尚、得られた防虫剤層中の微小粒防虫剤はナフタリンを
芯とし、ポリビニルアルコール膜で囲繞された形態であ
った。また、走査型電子顕微鏡で観察したところポリビ
ニルアルコール膜には無数の細孔が存在していた 以上の方法で製造されたシートは良好な防虫性能、脱臭
性能、乾燥性能を発揮した。
(ホ)作用及び発明の効果 本発明に係る防虫・脱臭・乾燥性能を有するシートは、
防虫剤成分、脱臭剤成分、乾燥剤成分が各々高分子膜で
囲繞されているため、防虫剤成分。
脱臭剤成分、乾燥剤成分相互が直接接触することがない
。従って、防虫剤成分等が帖結若しくは固結したりする
ことがなく、防虫剤成分等の性能が損なわれることが少
ない。また、防虫剤成分等を囲繞している高分子膜は通
気性であるため、防虫剤成分等の性能を十分に発揮する
ことができる。
また、防虫性ガスを発散する微小粒防虫剤は最上層に配
設されているため、外部へ放出され易く、水よりも大き
い分子を持つ悪臭ガスは中層の脱臭剤層で捕捉され、水
分子は脱臭剤層を通過して乾燥剤層中の微小粒乾燥剤で
吸着される。従って、本発明に係る防虫・脱臭・乾燥性
能を有するシートを、シート基材側を外側とし防虫剤層
αりを内側として包装容器として用いれば、防虫性能、
脱臭性能、乾燥性能を同時に有効に発揮するという効果
を奏し、防虫剤等を包装容器に同封するという作業が不
要になるという効果を奏する。
また、乾燥剤層上に通気性フィルムを積層して微小粒脱
臭剤群を塗布したり、脱臭剤層上に通気性フィルムを積
層して微小粒防虫剤群を塗布すれば、塗布工程において
積層物が取り扱いやすい(例えば微小粒乾燥剤等の脱落
が少ない)という効果を奏し、更に防虫剤層上に通気性
フィルムを積層しておけば、包装容器等に組み立てる際
の取り扱いも便宜であるという効果を奏する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シート基材の表面に、該シート基材側から乾燥剤
    層、脱臭剤層、防虫剤層の順に積層され、該乾燥剤層は
    乾燥剤成分と該乾燥剤成分を囲繞する通気性高分子膜と
    よりなり粒径が1〜1500μの微小粒乾燥剤群で形成
    され、該脱臭剤層は脱臭剤成分と該脱臭剤成分を囲繞す
    る通気性高分子膜とよりなり粒径が1〜1500μの微
    小粒脱臭剤群で形成され、該防虫剤層は防虫剤成分と該
    防虫剤成分を囲繞する通気性水溶性高分子膜とよりなり
    粒径が1〜1500μの微小粒防虫剤群で形成されてい
    ることを特徴とする防虫・脱臭・乾燥性能を有するシー
    ト。
  2. (2)乾燥剤層と脱臭剤層の間に通気性フィルムが及び
    脱臭剤層と防虫剤層の間に通気性フィルムが挟着されて
    おり、且つ防虫剤層上に通気性フィルムが積層されてい
    る特許請求の範囲第(1)項記載の防虫・脱臭・乾燥性
    能を有するシート。
JP61174408A 1986-07-23 1986-07-23 防虫・脱臭・乾燥性能を有するシ−ト Pending JPS6331521A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012039971A (ja) * 2010-08-23 2012-03-01 Wakoo Kk 防ダニシート

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