JPS63314415A - 質量流量計 - Google Patents

質量流量計

Info

Publication number
JPS63314415A
JPS63314415A JP15171287A JP15171287A JPS63314415A JP S63314415 A JPS63314415 A JP S63314415A JP 15171287 A JP15171287 A JP 15171287A JP 15171287 A JP15171287 A JP 15171287A JP S63314415 A JPS63314415 A JP S63314415A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor tube
sensor
fluid
curved
tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15171287A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Amemori
宏之 雨森
Hiroaki Hasegawa
長谷川 宏明
Yasushi Miyata
康司 宮田
Koyata Sugimoto
小弥太 杉本
Akira Nakamura
明 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokico Ltd filed Critical Tokico Ltd
Priority to JP15171287A priority Critical patent/JPS63314415A/ja
Publication of JPS63314415A publication Critical patent/JPS63314415A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F1/00Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow
    • G01F1/76Devices for measuring mass flow of a fluid or a fluent solid material
    • G01F1/78Direct mass flowmeters
    • G01F1/80Direct mass flowmeters operating by measuring pressure, force, momentum, or frequency of a fluid flow to which a rotational movement has been imparted
    • G01F1/84Coriolis or gyroscopic mass flowmeters
    • G01F1/845Coriolis or gyroscopic mass flowmeters arrangements of measuring means, e.g., of measuring conduits
    • G01F1/8468Coriolis or gyroscopic mass flowmeters arrangements of measuring means, e.g., of measuring conduits vibrating measuring conduits
    • G01F1/8472Coriolis or gyroscopic mass flowmeters arrangements of measuring means, e.g., of measuring conduits vibrating measuring conduits having curved measuring conduits, i.e. whereby the measuring conduits' curved center line lies within a plane
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F1/00Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow
    • G01F1/76Devices for measuring mass flow of a fluid or a fluent solid material
    • G01F1/78Direct mass flowmeters
    • G01F1/80Direct mass flowmeters operating by measuring pressure, force, momentum, or frequency of a fluid flow to which a rotational movement has been imparted
    • G01F1/84Coriolis or gyroscopic mass flowmeters
    • G01F1/845Coriolis or gyroscopic mass flowmeters arrangements of measuring means, e.g., of measuring conduits
    • G01F1/8468Coriolis or gyroscopic mass flowmeters arrangements of measuring means, e.g., of measuring conduits vibrating measuring conduits
    • G01F1/8472Coriolis or gyroscopic mass flowmeters arrangements of measuring means, e.g., of measuring conduits vibrating measuring conduits having curved measuring conduits, i.e. whereby the measuring conduits' curved center line lies within a plane
    • G01F1/8477Coriolis or gyroscopic mass flowmeters arrangements of measuring means, e.g., of measuring conduits vibrating measuring conduits having curved measuring conduits, i.e. whereby the measuring conduits' curved center line lies within a plane with multiple measuring conduits

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measuring Volume Flow (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は質量流量計に係り、特に被測流体の質量流量を
直接計測する構成とされた質量流量計に関する。
従来の技術 被測流体の流量は流体の種類、物性(密度、粘度など)
、プロセス条件(温度、圧力)によって影響を受けない
質量で表わされることが望ましい。
従来、被測流体の質量流量を計測する質皇流吊計として
は、例えば被測流体の体積流量を計測しこの計測値を質
量に換算するいわゆる間接型質8流ω計と、間接型質量
流量計よりも誤差が小さく被測流体の質量流量を直接計
測するいわゆる直接型賀凹流量計とがある。この種の質
量流量計では特に流出をより高精度に計測できる直接型
質量流量計として各々異なった原理に基づいた種々の流
量計が提案されつつある。また、その中の一つとして振
動するセンサチューブ内に流体を流したときに生ずるコ
リオリの力を利用して質量流量を直接計測する流量計が
開発されつつある。
発明が解決しようとする問題点 上記コリオリの力を利用して流量を計測する直接型の質
量流量計においては、センサチューブの変形を大きくし
てより大きな検出出力を得るようにするため、センサチ
ューブを細くして流速を大きくすると、強度的に著しく
不利であり、疲労破壊が生じ易く又圧力損失が大きくな
ってしまうという問題がある。そのため、上記問題を生
ずることなくコリオリの力を効果的に発生させセンサチ
ューブの変位を太きくLU流量計測時より大きな検出出
力が得られることが要望されている。又、上記質量流ご
計ではセンサチューブをより小さな加振力で振動させる
ことが望ましく、また振動に伴ってセンサチューブに作
用する応力がより小さくなり機械的な寿命の長いことが
要望されている。
また、この質量流量計においては外部振動の影響を受け
ることなく流量計測でき、しかも振動するセンサチュー
ブでの先端部分の振幅が過大となってセンサチューブに
無理な力が生じないことが要望されている。
そこで、本発明は上記要望に応じた質量流か計を提供す
ることを目的とする。
問題点を解決するための手段及び作用 本発明は被測流体が流入する流入口と、流入口と離間さ
れ被測流体が流出する流出口と、流入口と流出口との間
に設けられ第1の湾曲部と第2の湾曲部とがS字状に連
続形成されたセンサチューブと、少なくとも第1の湾曲
部あるいは第2の湾曲部のいずれか一方を加振しセンサ
チューブを振動さゼる加振器と、センサチューブの振動
に伴うセンサチューブの変位を検出するピックアップと
からなり、センサチューブに作用するコリオリの力を効
果的に発生させ被測流体の質量流量を直接計測できるよ
うにしたものである。
実施例 第1図乃至第3図に本発明になる質量流量計の第1実施
例を示す。各図中、質量流量計1は板状のベース2.3
間に設けたマニホールド4.5に一対のセンサチューブ
6.7を平行に接続されている。一対のセンサチューブ
6と7との間には加振器8,9及びピックアップ10が
設けられている。
マニホールド4,5は7ランジ4a、5aに被測流体が
流れる配管(図示せず)を接続されており、フランジ4
8.5aの端部には配管に連通ずる流入口4b1流出口
5bが開口する。流入口4bはマニホールド4内部で上
、下に分岐し、この分岐路はマニホールド4の側面4C
の接続部4d、4eに接続されたセンサチューブ6.7
と連通する。又、流出口5bも同様にマニホールド5内
部で分岐し、この分岐路はマニホールド5の側面5Cの
接続部5d、5eに接続されたセンサチューブ6.7と
連通する。
一対のセンサチューブ6.7は夫々第1の湾曲部6a、
7aと、第2の湾曲部6b、7bとを有するS字形状と
されている。被測流体は流入口4bから流入しマニホー
ルド4内で分流して一対のセンサチューブ6.7内を通
過してマニホールド5に至り、合流して流出口5bより
流出する。
各接続部4d、4e及び5d、5eは夫々同一構成であ
るので、接続部4dにつき説明する。
第4図に示す如く、流入口4bに連通する流路11の開
口部は流路11より大径な段部11aとなっており、こ
の段部11aの内壁にはメネジ部11bが螺設されてい
る。12はセンサチューブ6を接続部4dに固着する取
付部材で、ネジ部12aをメネジ部11bに螺合させて
なる。取付部材12の貫通孔12bにはセンサチューブ
6が貫通しており、センサチューブ6の外周凹部には取
付部材12の両端部に当接する止め輪13が嵌合してい
る。
従って、取付部材12の六角形状の頭部12Cをスパナ
等の工具を用いて締付けることにより、取付部材12が
螺着され、センサチューブ6は端部を流路11内に嵌入
させた状態でマニホールド4に固着される。尚、センサ
チューブ6外周と取付部材12の貫通孔12bとの間は
0リング14により液密にシールされ、メネジ部11a
とメネジ部12aとの間にはシール部材等(図示せず)
が介在している。
又、取付部材12をゆるめることによりセンサチューブ
6をマニホールド4から容易に外すことができ、万が−
センサチューブ6.7が損傷しても新品のものと容易に
交換することができる。
加振器8.9及びピックアップ10は第3図に示すよう
に、第1の湾曲部6a、7aと第2湾曲部6b、7bと
を接続する平行なi線部6c。
7C間に配設されている。一方の加振器8は第1の湾曲
部6a、7aの角部(第1図中、b点)に位置し、他方
の加振器9は第2の湾曲部6b。
7bの角部(第1図中、d点)に位置する。即ち、加振
器8,9は夫々直線部6c、7cの両端に位置し、より
小さな力でセンサチューブ6,7を加振できるように設
けられている。
加振器8はセンサチューブ7上方に突出する環状のコイ
ル部8aと、センサチューブ6上方に突出するコイル部
材8aに嵌入するマグネット部8bとよりなる。又、加
振器9も同一構成であり、コイル部9aとマグネット部
9bとよりなる。従って、加振器8.9はコイル部88
.9aに電流を通電されると磁界が発生し、これにより
マグネット8b、9bを変位させる。
尚、流量計測時、第5図(A)に示すように雨量振器8
.9に通電されないときセンサチューブ6.7は変位せ
ず平行状態を保つ。次に、一方の加振器8に通電が行な
われると、第5図(B)に示す如く加振器8のコイル部
8aとマグネット8bとが互いに離開する方向に動作し
、センサチューブ6.7の直線部6c、7cは矢印A、
Bh向に夫々変位する。尚、一方の加振器8に通電され
るとき、他方の加振器9には通電が行なわれいない。
次に、加振38への通電がオフにされると、第5図(C
)に示すように直線部5C,7cは平行状態に戻る。そ
して、他の加振器9に通電が行なわれると、コイル部9
aとマグネット9bとが離間する方向に変位することに
より、直線部5c。
7Cは矢印C,D方向に変位する。
尚、加振器9に通電が行なわれるとき、加振器8には通
電が行なわれていない。
このように、流量計測時、加振器8と9とは交互に励磁
されており、センサナ1−プロ、7の直線部6G、7C
は加振器8,9の加振により第5図(A>乃至(D)に
示す動作を繰り返す。
ピックアップ10は一対のセンサチューブ6゜7が第5
図(A)乃至(D)のように振動するとき、直線部6G
、7Cの中間位置における相対変位を検出する。ピック
アップ10は、第3図に示すように、センサチューブ7
の上方に突出する環状のコイル部10aと、コイル部1
0aに嵌入するようセンサチューブ6の下方に突出する
マグネット10bとよりなる。
被測流体が流れるセンサチューブ6.7を上記ように振
動させると、センサチューブ6.7の直線部6c、7c
が後述するコリオリの力により変位する。ピックアップ
10のコイル部10aにはこの直線部5c、7cの変位
に応じた起電力が発生し、このコイル部10aで生じた
電圧は直線部6c、7cの相対変位を示す。
尚、ピックアップとしてはIlaピックアップに限らず
、例えばフォトカプラ等の光学式センサをベース2上に
設けるとともに]字状のフォトカプラの間に嵌入する薄
板状の検出片をセンサチューブ6.7に設け、上記検出
片がフォトカプラの問を通過するのに伴う光学的な信号
検出によりセンサチューブ6.7の変位を検出するよう
にしてもよい。
次に、上記構成になる質量流1計1の動作につき第6図
乃至第8図を併せ参照しで説明する。
流量計測時、被測流体がセンサチューブ6.7を通過す
ると共に、加振器8,9が交互に励磁されてセンサチュ
ーブ6.7を加振すると、セン勺チューブ6.7はセン
サチューブ6.7内体のバネ定数とセンサチューブ6.
7内を流れる流体の質吊流組によって定まる固有振動数
で振動する。
なお、第6図(A)〜(E)は夫々第7図(A)〜(E
)に対応している。又、第6図(A)〜(C)及び第7
図(A)〜(C)では−のセンサチューブのみを示して
おり、第6図(D)、(E)及び第7図(D)、(E)
では一対のセンサチューブ6.7を示す。
又、第7図はS字状のセンサチューブ6(7)を展開し
て直線上に示しており、センサチューブ6(7)のa−
e点は第6図(A)に示す位置に対応する。第7図(A
)及び第6図(A)に示すように、センサチューブ6.
7のb点及びd点に位置する加振器8,9が動作してい
ないとき、センサチューブ6(7)は水平な状態を保つ
ここで、一方の加振器8が励磁されると、センサチュー
ブ6.7は第5図(B)に示すようにb点が互いに離間
する。その結果、上側のセンサチューブ6は第6図(B
)及び第7図(B)中破線で示すように両端a、e点を
中心に変位する。
振動するセンサチューブ6内に流体が流れると、第1の
湾曲部6aの先端にいくほど振幅が大きくなるため、振
動方向の流体の速度が大となる。よって、ab間におい
ては流体に振動方向の加速度が付与される。また、bc
間ではb点より0点にいくほど撮動方向の速度が減少す
るため、流体には負の加速度が付与される。又、cd間
及びde間でもab、bc間と同様な作用が生ずる。
このように、センサチューブ6の振動に伴って流体に加
速度がつくと、加速度の方向と逆の方向のコリオリの力
FCが生ずる。
即ち、ab間では角速度ωで矢印×2方向に変位し、矢
印×1方向のコリオリの力FCが発生する。bd間では
角速度−ωで変位し矢印×1方向のコリオリカl”cが
発生する。又、de間では角速度ωで変位し矢印×2方
向のコリオリカl”cが発生する。
又、下側のセンサチューブ7は第7図(C)及び第6図
(C)中破線で示すように、上記センサチューブ6と位
相を逆にして揺動するため、センサチューブ6と逆方向
の角速度ω、−ωで変位する。よって、各a−C間では
センサチューブ6と反対方向のコリオリカFCが発生す
る。
従って、第7図(D)及び第6図(D)中破線で示すよ
うに、一対のセンサチューブ6.7がb点で離間し、d
点で近接するように変位するとき、コリオリカFcはa
b間及びde間を近接させbd間を離間させる方向に作
用する。
その結果、センサチューブ6.7が夫々第8図(A)に
示すように撓み、0点におけるセンサチューブ6.7の
離間距離は大となる。
又、他の加振器9が励磁されると、第5図(D)に示す
ようにセンサチューブ6.7はd点が互いに離間する。
そのため、センサチューブ6.7は第7図(E)及び第
6図(E)中破線で示すように変位する。従って、セン
サチューブ6は各8〜0点において第7図(C)と同様
に角速度ω。
−ωで変位し、ab間及びde間では矢印X+力方向コ
リオリカFCが発生し、bcd間では矢印×2方向のコ
リオリカFCが発生する。又、センサチューブ7の各a
−e点は各a−e点において第7図(B)と同様に角速
度ω、−ωで変位し、ab間及びde間では矢印×2方
向のコリオリカFcが発生し、bad間では矢印x1方
向のコリオリカFCが発生する。
その結果、センサチューブ6.7が夫々第8図(B)に
示すように撓み、0点におけるセンサチューブ6.7の
離間距離は小さくなる。
尚、質量流量計′1は8字のセンサブニープロと7とを
平行に配してなるため、コリオリカFCを発生させるの
にh効なセンサチューブ長さをより長くすることができ
る。従って、センサチューブ6.7でより大きなコリオ
リカl”cを得ることができるので、その分流速を下げ
て計測できることになり、センサチューブ6.7を細管
にして流速を上げずに済む。即ち、センサチューブ6.
7の管径を大きくできるため、加振器8,9の加振動作
に対するセンサブニープロ、7の強度が向上し、疲労破
壊の防止が図れる。
又、センサチューブ6.7の径を大きくすることにより
、センサチューブ6.7の圧力損失を低減することがで
きるので、流量計測に伴う損失を最小とすることが可能
である。
コリオリカFCは、Fc=−2ωvm (ωは角速度、
■は流速、mは流体の質量)で表わされる。
従って、センサチューブ6.7内を流れる流体の質量流
51mvは角速度ω及びコリオリカFCを求7めること
により得られる。又、コリオリカF ’Cはピックアッ
プ10により上記0点における変位δの大きさを検出す
ることにより求まる。
即ち、ピックアップ10のコイル部10aで得られる電
圧がある基準電圧から異なるある電圧に変化するまでの
時間を計測し、この時間が流量に比例する。
さらに、ピックアップ10の信号は整形、増幅されたの
ら、時間積分により質帛流量に比例した電圧信号となる
。そして、この電圧信号は周波数信号に変換され、出力
回路(図示せず)より電圧パルス信号及びアナログ信号
として出力される。
尚、センサチューブ6.7でより大きなコリオリカFc
が得られるので、ピックアップ10の信号処理のS/N
比を高め外乱の影響を受けにくくして流量計測粘度の向
上を図ることができる。
第9図乃至第13図に本発明になる質量流量計の第2実
施例を示す。
第9図及び第10図中、質@流量計21は平板状のベー
ス22上に設けられている。23はセンサチューブで、
第1の湾曲部24と第2の湾曲部25とをS字状に連続
形成してなり、両端に流入口 26、流出口27を有す
る。
第1の湾曲部24は流入026と直交する水平方向に折
曲され、第2の湾曲部25は流出ロアと直交する水平方
向に延在形成されている。
上記センサチューブ23は流入口26を支柱28により
支持されるとともに、流出口27を支柱2つにより支持
されている。さらに、センサチューブ23は支柱28.
29を結ぶ線上で、第1の湾曲部24と第2の湾曲部2
5との中間位置を支柱30のリング部により支持されて
いる。
31は加振器で、ベース22側に設けられた環状のコイ
ル部31aと、湾曲部25の下側に設けられコイル部3
1aに嵌入するマグネット31bとよりなる。従って、
加振器31はコイル部31aに通電されることにより磁
界が発生し、これにより湾曲部25を加振する。
又、湾曲部24の腕部24a、24bの下側及び湾曲部
25の腕部25a、25bの下側にはピックアップ32
〜35が配設されている。なお、各ピックアップ32〜
35はセンサチューブ23が変位するとき、その変位を
検出しやすいように湾曲部24.25の先端近傍に設け
られている。
各ピックアップ32〜35はベース2に設けられたコイ
ル部36aと、センサチューブ23に設けられたマグネ
ット36bとよりなる。
ここで、上記構成の質量流量計21における計測動作に
つき説明する。
第11図に示す如く、一方のセンサチューブ23の第2
の湾曲部25は常に加振器31により加振されその固有
周波数で一定の振幅をもって振動する。センサチューブ
23は支柱28.29゜30により支持される構成であ
るので、第2の湾曲部25が振動すると逆方向に延在す
る第1の湾曲部24も同じ周波数で振動する。すなわち
、S字形状のセンサチューブ23は流入口26、流出口
27及び支柱30を支点として例えば湾曲部25の先端
がF動すると湾曲部24が上動してシーソのように変位
する。
なお、湾曲部24.25が夫々同一の固有周波数で振動
するようにセンサチューブ23を配設してなるため、加
振器31はより小さな加振力によりセンサチューブ23
を振動させることができる。
また、上記のようにセンサチューブ23が振動するとき
、センサチューブ23が夫々流入口26゜流出口27の
軸心方向より直角方向に折曲されているため、流入口2
6及び流出口27に作用する応力は曲げ力でなく捩り力
である。この捩り力は流入口26及び流出口27の管全
周の肉厚全体で支えられることになる。このため、セン
サチューブ23の両端の流入口26.流出口27等には
局部的に過大な応力集中が生じない。したがって、湾曲
部24と流入口26、及び湾曲部25と流出口27との
接続部分での機械的強度が大であり、振動に対するセン
サチューブ23の機械的寿命はより延びている。
また、センサチューブ23はセンサチューブ23自体の
バネ定数とセンサチューブ23内を流れる流体の質量と
によって定まる固り振動数で振動している。このように
、振動するセンサチューブ23内に被測流体が流れると
湾曲部24.25ではコリオリの力によって捩れが発生
する。質量流量計21はこの捩れ角度がセンサブユーブ
23内を通過する流体の質量流量に比例することを利用
して質量流量を計測する。
ここで、第11図に示すようにセンサチューブ23が矢
印で示す方向に振動し一点鎖線で示す位置より実線で示
す位置に振られるときの第1の湾曲部24の1行程を考
えてみる。
第11図中、流入口26より先端側にいくほど振幅が大
きくなるため、湾曲部24内を流れる流体の垂直方向の
速度も先端側はど大きい。したがって、湾曲部24の先
端側にいくほど流体に加速度aがつき、また角部24d
を通過した流出側の腕部24bでは垂直方向の速度が徐
々に減少していくため、流体に負の加速度aがつく。こ
の加速度aに対して加速度の方向と逆方向にコリオリの
力1”c (=ma)が働く。
したがって第12図に示す如く湾曲部24の流入側と流
出側では夫々反対り向に同じ大きさのコリオリカFcが
作用するため、湾曲部24に捩れが発生する。
上、下に湾曲部24を振り切った状態では垂直方向の速
度が零となり、捩れ角度θも零となる。
また、捩れ角度θは湾曲部24の速度が最も大さい中間
点で最大となる。このような湾曲部24の変位はピック
アップ32.33により検出されており、ピックアップ
32.33は湾曲部24の捩れ角度θを時r1差の信号
として検出する。
湾曲部24の流路内を流れる流体の質量流量は、第12
図中角部24cの11点と角部24dの12点とがA−
A軸を横切るときの時間差△tに比例しており、湾曲部
24.25の振動周波数には関係がない。
また、第13図に示す如く、ピックアップ32゜33に
よって誘起される電圧は正弦波として計測される。また
、第13図中線図■は流入側のピックアップ32の検出
信号、線図■は流出側のピックアップ33の検出信号で
、線図1.IIによって両ピックアップ32.33から
発生する電圧の位相差、すなわち時間差Δtが表わされ
る。
なお、両ピックアップ12a、12bの位相差信号は整
形、増幅されたのち、時間積分により質量流量に比例し
た電圧信号となる。さらに、この電圧信号は周波数信号
に変換され、出力回路(図示せず)より電圧パルス信号
及びアナログ信号として出力される。
また、第2の湾曲部25は上記湾曲部24より180度
の方向に延在しているため、湾曲部25に発生するコリ
オリの力による捩れを検出するピックアップ34.35
の出力信号の位相も180度反転して検出される。
このように、センサチューブ23内を流れる被測流体の
質量流量を計測するに際して、外部からの振動が作用す
ることがある。例えば天地方向の土工振動あるいは配管
の捩り振動が考えられる。
これらの外部振動の加振により湾曲部24.25に発生
する振動は湾曲部24と25で同位相となる。このため
、湾曲部24.25の変位を検出する一方のピックアッ
プ32.33の出力信号と、湾曲部25の変位を検出す
る他方のピックアップ34.35の出力信号との差をと
ることにより外部成分がキャンセルされ、質量流量計2
1はコリオリの力による出力信号の成分のみを検出でき
る。
したがって、質量流量計21は外部振動の影響を受けず
に質量流量を計測しうる。
第14図乃至第16図に本発明の第3実施例を示す。
各図中、質量流量計41はS字状のセンサチューブ42
と43とを上、下に平行に配してなる。
この一対のセンサチューブ42.43は夫々U字状に折
曲された第1の湾曲部42a、43aと、第1の湾曲部
42a、43aに連続する第2の湾曲部42b、43b
とよりなる。又、センサチューブ42.43の両端は流
入側マニホールド44、流出側マニホールド45に接続
されている。
流入側マニホールド44は内部で分岐してセンサチュー
ブ42.43の一端に接続する流入口44aを有する。
また、第16図に示す如く、流出側マニホールド45は
センサチューブ42゜43の弛端に接続し内部で合流す
る流出口45aを有する。
したがって、流入口44aより流入した被測流体は流入
側マニホールド24で分流し、上りのセンサチューブ4
2、及び下方のセンサチューブ43を通過して流出側マ
ニホールド45内で合流し流出口45aより流出する。
また、第17図に示す如く、46a、46bはシャフト
で、第1の湾曲部42aと、第2の湾曲部42bとの中
間位置よりセンサチューブ42゜43を横切る方向に延
在している。また、シャフト46a、46bはセンサチ
ューブ43より上方に突出するブラケット478〜47
f及びセンサチューブ42より下方に突出するブラケッ
ト48a〜48bの各α通孔に挿通されている。
49.50は加振器で、夫々コイル部49a。
50aと、コイル部49a、50a1.:嵌人するマグ
ネット49b、50bとよりなる(なお、第16図中、
加振器50の新面のみを示す)。
一方の加振器49は第1の湾曲部42a、438間に設
けられており、他方の加振器50は第2の湾曲部42b
、43b間に設けられている。流閤計測時、センサチュ
ーブ42.43の湾曲部42a。
4、3 aと42b、43bとは夫々、加振器49゜5
0により交互に加振され、180度ずれた佼相で振動す
る。
従って、加振器49.50により加振されたセンサチュ
ーブ42.43は第1の湾曲部42a。
43aが互いに離間する方向に変位するとき、第2の湾
曲部42.b、43bが互いに近接する方向に変位する
。又、逆に第1の湾曲部42a、43aが近接するとき
、第2の湾曲部42b、43bは離間する。
51はピックアップで、センサチューブ42゜43の第
1の湾曲部42a、43aと、第2の湾曲部42b、4
3bとの中間位置に設けられており、センサチューブ4
2.43の相対変位を検出する。又、ピックアップ51
は、例えばセンサチューブ42より下方に突出する磁気
センサ51aと、センサチューブ43より上方に突出す
るマグネット51bとよりなる。即ち、ピックアップ5
1は磁気センサ51aとマグネット51bとの離間距離
の変動に応じた検出信号を得る。
センサチューブ42.43が振動するとき、センサチュ
ーブ42.43はシャフト46a、46bを軸として撓
むことになり、センサチューブ42゜43自体に作用す
る曲げ応力が小さくて済む。
すなわち、一対のセンサチューブ42.43が接続され
たマニホールド44.45の取付部分における応力集中
が緩和される。このため、センサチューブ42.43の
振動に対する曲げ強度が向上し、計測寿命も向上する。
さらに、加!1n49゜50の加振によりセンサチュー
ブ42.43がシャフト46a、46bを中心に回動す
るため、小さな力でセンサチューブ42.43を振動さ
せることができ、加振器49.50による加振動作がよ
り安定する。従って、センサチューブ42゜43の変位
はピックアップ51により安定に検出される。
次に、上記構成の質量流量計41の計測動作につき説明
する。
一対のセンサチューブで42.43は常に加振器49.
50により加振され、その固有振動数で振動する。例え
ば、第18図に示す如く、第1の湾曲部42a、43a
が離間する方向に変位し、第2の湾曲部42b、43b
が互いに近接する方向に変位するときを考えてみる。
このように、振動するセンサチューブ42゜43内を被
測流体が流れると、湾曲部42a。
42bにはコリオリのノIFCによる捩れが発生する。
即ち、この捩れ角度θがセンサチューブ42゜43内を
流れる流体の質量流量計に比例することを利用して質m
流量計を計測する。
第18図中、流入側マニホールド44より流入した流体
がセンサチューブ42のA、8点を通過して0点に至る
と、流体には8点より0点にいくほど垂直方向の加速度
aがつき、また0点よりD点にい(はど流体に負の加速
度(反対方向の加速度)aがつく。また、第2の湾曲部
42bでは上方向に変位しているため、D点からE点に
いくほど流体に負の加速度がつき、E点からE点にいく
ほど流体に加速度aがつく。
また、下側のセンサチューブ43では第2の湾曲部43
bが上方向に変位しているため、D′点より先端側のE
′点にいくほど流体に加速度がつき、E′点よりE′点
にいくほど流体に負の加速度aがつく。
この加速度aと逆方向にコリオリの力1”cが作用する
。ここで、第19図に示す如く、第2の湾曲部42b、
43bについてみると、上側の湾曲部42bの流入側り
、E間と、流出側E、F間とでは反対方向に同じ大きさ
の力FCが作用する。
このため、湾曲部42bに捩れが発生する。また、下側
の湾曲部43bの流入側D’ 、E’間及び流出側E’
 、F’間には上記湾曲部42bと逆方向のコリオリの
力Fcが作用する。このため、湾曲部43bにも捩れが
発生する。
このように、質量流量計41ではS字形状のセンサチュ
ーブ42.43を平行に配し、第1の湾曲部42a、4
3aと第2の湾曲部42b、43bとを夫々180°位
相をずらして加振しているため、ピックアップ51が設
けられたり、D’間には単純なU字状のチューブより4
倍のコリオリカが作用する。
したがって、ピックアップ51はり、D’間に発生する
コリオリカを安定的な信号として精度良く検出すること
ができる。また、ピックアップ51は一対のセンサチュ
ーブ42.43の相対的な変位を検出するため、外部振
動による振動ノイズの影響が極めて小さくて済む。また
、ピックアップ51が1個で良いため、質量流量計41
の構成の簡略化が図られ、製造工程における組付作業を
容易に行なえる。
発明の効果 上述、の如く、本発明による質量流量計は、センナチュ
ーブをS字状に形成してなるため、流量計測時コリオリ
カを受けるセンサチューブを長くできるので、センサチ
ューブを細くせずども充分な大きさのコリオリカを得る
ことができる。即ち、センサチューブの径を大にできる
ため、センサチューブの強度を向上させて振動により疲
労破壊が生ずることを防止でき、又センサチューブを通
過する流体の圧力損失を低下させることができる。
さらに、湾曲部を比較的小さな加振力で加振することが
できるので、加振器の小型化を図ることができる。また
、センサチューブをシーツのように第1の湾曲部と第2
の湾曲部とを180度の位相で振動させることにより、
振動に伴うセンサチューブの負担を軽減し計測寿命の向
上を図ることができる。また、外部からの振動がセンサ
ユニットに加えられても外部振動成分をキャンセルでき
るので、外部振動による計測誤差を生ずることなく高精
度に質量流伝を計測することができ等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になる質量流量計の第1実施例の横断面
図、第2図は第1図に示すII−II線に沿う質量流量
計の一部を断面にした側面図、第3図は第1図中■−■
線に沿う縦断面図、第4図はセンサバイブの接続部を示
す断面図、第5図はセンサパイプを加振するときの動作
を説明するための図、第6図及び第7図は夫々センサチ
ューブの変位及びコリオリカを説明するための斜視図及
び展開図、第8図はセンサチューブがコリオリカにより
変位した状態を示す図、第9図及び第10図は本発明の
第2実施例の平面図及び正面図、第11図は加振された
センサチューブの動作を説明するための斜視図、第12
図は捩れ振動する湾曲部を側方よりみた側面図、第13
図はピックアップの検出信号を示す図、第14図乃至第
16図は夫々本発明の第3実施例の斜視図、平面図、側
面図、第17図は第15図中X−X線に沿う断面図、第
18図及び第19図はセンサチューブが振動するときの
状態を説明するための斜視図、側面図である。 1・・・質量流量計、4.5・・・マニホールド、4d
。 4e、5d、5e・・・接続部、6.7・・・センサチ
ューブ、5a、7a・・・第1の湾曲部、6b、7b・
・・第2の湾曲部、8.9・・・加振器、10・・・ピ
ックアップ、12・・・取付部材、21・・・質量流量
計、23・・・センサチューブ、24・・・第1の湾曲
部、25・・・第2の湾曲部、31・・・加振器、32
〜35・・・ピックアップ、41・・・質量流量計、4
.2.43・・・センサチューブ、44.45・・・マ
ニホールド、46a。 46b・−・シャフト、49.50・・・加振器、51
・・・ピックアップ。 特許出願人 ト キ コ 株式会判 第−4図 第5図 <−X 第8図 iKQ図 @12図 第13図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 被測流体が流入する流入口と、前記流入口と離間され前
    記被測流体が流出する流出口と、前記流入口と流出口と
    の間に設けられ第1の湾曲部と第2の湾曲部とがS字状
    に連続形成されたセンサチューブと、少なくとも前記第
    1の湾曲部あるいは前記第2の湾曲部のいずれか一方を
    加振し前記センサチューブを振動させる加振器と、前記
    センサチューブの振動に伴う該センサチューブの変位を
    検出するピックアップとからなることを特徴とする質量
    流量計。
JP15171287A 1987-06-18 1987-06-18 質量流量計 Pending JPS63314415A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15171287A JPS63314415A (ja) 1987-06-18 1987-06-18 質量流量計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15171287A JPS63314415A (ja) 1987-06-18 1987-06-18 質量流量計

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63314415A true JPS63314415A (ja) 1988-12-22

Family

ID=15524625

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15171287A Pending JPS63314415A (ja) 1987-06-18 1987-06-18 質量流量計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63314415A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0373811A (ja) * 1989-05-19 1991-03-28 Krohne Messtechnik Massametoron Gmbh & Co Kg 流量測定装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0373811A (ja) * 1989-05-19 1991-03-28 Krohne Messtechnik Massametoron Gmbh & Co Kg 流量測定装置
US5129263A (en) * 1989-05-19 1992-07-14 Krohne Messtechnik Massametron Gmbh & Co. Kg Mass flowmeter
JPH07119639B2 (ja) * 1989-05-19 1995-12-20 クローネ、メステヒニク、マサメトロン、ゲゼルシャフト、ミット、ベシュレンクテル、ハフツング、ウント、コンパニー、コマンディートゲゼルシャフト 流量測定装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0757782B1 (en) Coriolis mass flow rate meter
JP5222995B2 (ja) 二重ドライバ振動式流量計
US5373745A (en) Single path radial mode Coriolis mass flow rate meter
JP5193185B2 (ja) 単一の流れ導管を備えるコリオリ流量計、動作させる方法、及び、製造する方法
US8695439B2 (en) Dual pick-off vibratory flowmeter
JP3947111B2 (ja) 振動式トランスデューサ
JP5205474B2 (ja) 改良されたバランスシステムを備えるコリオリ流量計
US20040149047A1 (en) Vibratory transducer
US20070034019A1 (en) Coriolis flowmeter
JPH07239261A (ja) 質量流量測定装置
JP2004538449A (ja) 振動型トランスデューサ
US6651511B1 (en) Method and apparatus using magnus effect to measure mass flow rate
JP5096365B2 (ja) 振動型測定変換器
JP5589070B2 (ja) ケースを振動式フローメーターと結合するための方法および装置
JP4015852B2 (ja) 精度を高めるバランスバーを有するコリオリ流量計に関する方法及び装置
JPS63314415A (ja) 質量流量計
JPH0341319A (ja) コリオリ質量流量計
JPH067324Y2 (ja) 質量流量計
US20010045133A1 (en) Coriolis flowmeter
JPH067325Y2 (ja) 質量流量計
JPS63233328A (ja) 質量流量計
JPH0331725A (ja) コリオリ流量計
JPH0424514A (ja) 質量流量計
JPH01136026A (ja) 振動式測定装置
JPS63233327A (ja) 質量流量計