JPS63313983A - テレビジョン画像の動きベクトル処理装置 - Google Patents

テレビジョン画像の動きベクトル処理装置

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JPS63313983A
JPS63313983A JP63142357A JP14235788A JPS63313983A JP S63313983 A JPS63313983 A JP S63313983A JP 63142357 A JP63142357 A JP 63142357A JP 14235788 A JP14235788 A JP 14235788A JP S63313983 A JPS63313983 A JP S63313983A
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Kaaru Haradain Buinsento
ヴィンセント カール ハラダイン
Henrii Giraado Kuraibu
クライヴ ヘンリー ギラード
Uiriamu Richiyaazu Jiyon
ジョン ウィリアム リチャーヅ
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Sony Corp
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    • H04N9/89Time-base error compensation
    • H04N9/896Time-base error compensation using a digital memory with independent write-in and read-out clock generators

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、テレビジョン画像の動きベクトル処理装置に
関するものである。このような動きベタ1−ルの処理は
、特にテレヒジョン標準方式変換装置やスローモーショ
ン処理装置に用いられるが、これに限られるわけではな
い。
〔従来の技術〕
国際的なテレビジョン番組の交換には、国によってテレ
ビジョン標準方式が異なる、例えばイギリス連合王国で
使用するPAL方式では625本。
・毎秒50フイールド(625150)であり、アメリ
カ合衆国で使用するNTSC方式では525本、毎秒6
0フイールド(525/60)であるので、標準方式変
換(以下、車に「方式変換」という。)装置が必要であ
る。
これまで多くの種々の方式変換装置が提案されてきたが
、それらのうち最もよいのは、英国放送会社によって開
発されたACE (八dvanced Convers
ionビquipment )である、ACEは、基本
的には、入力デジタル・テレビジョン信号をライン(走
査線)毎に処理して出力デジタル・テレビジョン信号を
作るのに必要な補間されたサンプルを取出している。補
間は、入力テレビジョン信号の4本の連続する水平ライ
ンを用いて空間的に行うだけでなく、人力テレビジョン
信号の4つの連続するフィールドを用いて時間的にも行
っている。よって、出力テレビジョン信号の各ラインは
、入力テレビジョン信号の16本のラインからの各サン
プルにそれぞれ加重係数(weighting coe
fficient )を乗じて作り出している。
ACEについての詳細は、英国特許明細書GB−A−2
059712号及び「テレビジョン」 (英国王立テレ
ビジョン協会雑誌) 1982年1月及び2月号の11
〜13頁に掲載のR,N、Robinson及びG、J
、Cooper両氏による「80年代の4フイールド・
デジタル標準方式変換装置」に記載されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ACEは良好な結果を与えているが、設備が大きくて扱
いにくいという問題がある。この問題を解決するため、
我々は先に、成る標準方式の入力デジタル・テレビジョ
ン信号を受ける3個のフィールド・メモリ及び4個の4
ライン・メモリを設け、これを用いて入力テレビジョン
信号の連続する4フイールドの各々からの4本の連続ラ
インより成る16本ラインのアレイを取出すようにした
テレビジョン方式変換装置を提案した。加重係数メモリ
により、16個の加重係数の組を記憶する。これらの各
組は、異なる標準方式の出力デジタル・テレビジョン信
号の入力テレビジョン信号の16ラインに対するそれぞ
れのラインの空間及び時間的位置に対応する。それから
、2個の補間フィルタにより、入力テレビジョン信号の
16ラインの各々からの対応するサンプル値に加重係数
の1組における各加重係数を乗じ、それらの積を足して
補間したサンプル値を作り、ライン毎に出力テレビジョ
ン信号を作り出す。そして、作り出した出力テレビジョ
ン4g号のラインを4個の出力フィールドメモリに記憶
させる。出力テレビジョン信号が入力テレビジョン信号
より多くのラインを有する場合に生じる追加のラインを
記憶させるため、1個の45−ライン・メモリを補間フ
ィールドの1つと出力フィールド・メモリの間に入れる
。これ以上の詳細は、我々の英国特許明細書GO−A−
2140644号を参照されたい。
このような垂iA的及び時間的補間技法を用いる方式変
換装置の動作は、動きの描写は良好であるが画がぼやけ
、垂直方向の解像度は維持するが揺れ(judder)
が大きい。前者は、じゃまなエイリアス(折返し)効果
を防ぐため、あとで濾波する結果化じるものであり、後
者は、隣接する2次元的繰返しサンプル構成を押付ける
結果化じるものである。
そこで、我々は、テレビジョン方式変換装置及びスロー
モーション処理装置においては動きベクトルの評価又は
見積りを併用すべきである、と提案した。現在の多くの
動きベクトル見積り方法の問題点は、主題が一般にひと
りの人の頭部及び肩か又はテーブルを囲んで坐った少数
の人間かであるビデオ会21タイプの画像に偏って使用
されていることである。このタイプのテレビジョン画1
象については、例えば、競馬においてカメラでレースの
先頭馬を追うような放送テレビジョン画像に比較すると
、動きが簡単である。この例のような仄況では、例えば
カメラが動くので、動きが複雑である。すなわち、背景
は1フイールド当たり8画素より大きなスピードで動く
であろうし、一方、前景の中には全速力で走る少なくと
も1頭の馬があるであろう。したがって、−動きベクト
ル見積り方法では、既に動いている背景とは異なる方向
に、動くであろう馬の足を追って行かなければならない
。また、画像の縁(へり)又は端(はし)の部分に対す
る動きベクトル発生の問題もある。
本発明の目的(課題)は、テレビジョン画像における改
良された動きベクトル処理装置を提供することである。
本発明の他の目的は、改良されたテレビジョン方式変換
装置を提供することである。
本発明の別の目的は、改良されたスローモーション処理
装置を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によるデジタル・テレビジョン画像に関する動き
ベクトル処理装置は、画像中の複数の画素ブロックにお
ける画素の動きをそれぞれ表わす複数の動きベクトルを
作り出すための1個のベクトルフィルタ及び1個のベク
トル計算器と、複数の動きベクトルをグループに分け、
各グループにそれぞれ異なる大きさ及び方向の所定範囲
内にある動きベクトルを組入れるための1個の処理器と
、最も多くの動きベクトルが入っている複数グループの
各動きベクトルを、それぞれのグループの動きベクトル
を表わすただ1つの動きベクトルに代える処理器とを有
する。
〔実施例〕
この発明の主題をなす動きベクトル処理の理解を容易に
するために、先ずかかる動きベクトル処理を使用する2
つの方式変換装置及びスローモーション処理装置の構成
と動作を述べる。これらの方式変換装置は、垂直解像度
を維持し、フィールド間の動きを補うことにより揺れ(
judder)を除去している。事実上、連続するフィ
ールド間の動きが解析され、これらのフィールドは変換
を行うことができる静止画を表わすように画素毎に揃え
(合わせ)られる。結果として、垂直解像度を維持でき
る。
この方式変換装置は、2つの部分に分割できる。
第1の部分は、垂直及び時間補間を行って525/60
テレビジョン方式と625/ 50テレビジョン方式を
相互に変換する周知の方式変換装置に類似している。こ
れは、垂直解像度を維持する出力を発生するが、揺れの
付加効果を生じる。この揺れを除去するため、変換過程
で使用される入力デジタル・テレビジョン信号の4フイ
ールドを、方式変換装置の第2の部分を形成する動き解
析器から発生される動きベクトルの制御のもとに配列す
る。
これを第1図に非電に簡略化したブロック図でボす。成
る方式の入力デジタル・テレビジョン信号の映像部分(
これは、例えばアナログ・テレビジョン信号を13.5
MHzでサンプリングして得てもよい。)が補間器(1
)に供給され、そこから異なる方式の所要の出力テレビ
ジョン信号の映像部分が得られる。動き解析器(2)は
輝度映像を受けて動きベクトルを得、これを入力テレビ
ジョン信号の連続するフィールド間の動きを表わすデー
タとして?di間器(1)に供給してその動作を制御す
る。補間器(1)は、例えば上述した周知の方式変換装
置の対応する部分と一般に同様な方法で動作する。しか
しながら、また、動きベクトルの制御のもとに補間の際
に使用される4フイールドを配列する手段を有する。
4フイールドの再位置決めは、2段階で行われる。第1
段階では、各フィールドに関連した可変遅延要素のアド
レスを変化して画像を最も近いライン又はサンプルに移
す。第2段階では、± 1/16ライン又は1サンプル
の± 178内で垂直及び水平の両方向に移す補間法を
使用する。動きがなくても、上述の方法と共に使用して
ライン方式の変換を可能とする。
垂直補間器はフィールド当たり4個のタップを有し、静
止画に対して8タツプ垂直フイルタを効果的に適用させ
る。8り・ノブ補間器は、良好な垂直解像度を最小歪に
維持する。水平補間器の歪の影響は問題がなく、従って
例えば4タツプ水平フイルタを使用してもよいが、2タ
ツプ水平フイルタを使用する。
時間補間器は、遠近変化の補間を可能とする通常動作で
使用されるが、目立つ動きへりl・ルが検出されないと
き、補間器(1)は、画像を再位置決めできない通常の
方式変換動作に戻らなければならない。
乱いフィールドレートからより低いフィールドレートに
変換するとき、到来するフィールドは、任意の動きの劣
化を伴うことなく1つの補間フィールドを時折欠落でき
るように補間される。補間はすべて入力フィールドレー
トで行われて時間軸補正器に通され、この時間軸補正器
は出力方式に必要な期間にわたってフィールドを広げる
上述の動作は、525/ 60から625/ 50への
変換のとき必要である。しかし、525ラインのみ入力
(イ号に存在するとき、625ラインを発生しなければ
ならないことは明白である。
ライン数の変換問題を克服するため、入力端で第2の時
間軸補正器を使用して60Hzのレートで585ライン
を有する信号を発生する。585ライン・フォーマット
は、625ライン・フォーマットのアクチブ画像情報を
含むことができる。この第1の時間軸補正器によれば、
ときたま映像情報をもたないラインが発生する。この間
補間器のメモリは凍結(freeze)されるので、前
の出力ラインを発生ずるのに使用した同じラインから付
加的な補間ラインを発生できる。この方法により、元の
525ラインから625ラインを補間できる。
次に、585/ 60フオーマツトを選択する理由を詳
細に説明する。625ラインの画像は、各フィールドで
288のアクチブラインを含み、且つ各水平ラインに1
3.5MIIzのサンプリングレートで720サンプル
を含む。後述する第2図及び第3図のテレビジョン方式
変換装置の回路は、画像をプラス又はマイナス24サン
プルだけ水平方向にシフトさせる手法を使用する。これ
は、最小48サンプルの水平ブランクを要する。従って
、フィールドに必要な全サンプル位置の数は (720+48) X288 =221184である。
シ/1,7−ムを通して13.5MHzのクロックを使
用すると、明らかに多大な利点があり、この場合、60
11z周期(正確には59.9411z周期)内のクロ
ックサイクルの数は である。
■フレームに576ラインのデータが必要な場合は、水
平サンプル数は782.03125となる。この数は所
’9の(720+48)のサンプルを含むのに十分であ
るけれども、小数サンプルは構造がライン軸に対して非
直交であったことを意味する。これは方式変換装置の残
部の設計を著しく困難にするので、所要のライン数を5
76から各ラインに存在する全サンプル数、実際には7
70まで次第に増大させた。
IH交構造を作る唯一のフォーマットは585/ 60
フオーマツトであり、これは更に第1フイールドで4ラ
イン、第2フイールドで5ラインの有用な垂直ブランク
及び50サンプルの水平ブランクを与える。
後述する625/ 50から625/ 50へのスロー
モーションモードでは、60Hzの周期内に625フォ
ーマットのアクチブ映像を記憶する必要はなく、従って
通常の625/ 50フオーマントで補間及びその他の
処理が行われる。
低いフィールドレートからより高いフィールドレートへ
変換するとき、出力レートで映像信号を発生するのに入
力時間軸補正器が必要である。これは、時折入カフイー
ルドを反復することによって行われる。フィールドを反
復するとき、前の出力フィールドを作るのに使用した同
じ入力フィールドに補間が通用されるように、補間器の
メモリをすべて凍結しなければならない。
この手法を使用しない場合は、2組の補間器及び動き検
出器が欠落したフィールドを作るのに必要である。
上述の動作は、 625/ 50から525/ 60へ
の変換のとき行われる。毎秒60フイールドの周期の間
に625ライン存在させるためには、585/60の中
間フォーマットを用いることがまた必要である。この過
程で、元の625から525のみ作ればよいので、補間
ラインの幾つかは必要ないであろう。従って、出力側に
最終的な525/ 60フオーマツトを発生ずるのに時
間軸補正器が必要である。
必要な補間量は、入力及び出力同期パルスの位相を比較
することにより決定される。
上述の如く、動きの解析は人力映像の輝度で行われる。
使用する方法は、各画素に対して単一の動きベクトルに
達するために多数の段階を含む。
水平に±24画素画素面に±8 (フィールドレート)
の範囲で動きを検出できる。
第1段階では、水平に16サンプル、垂直に8ライン離
れたスクリーン上の点の画像の動きを、ブロック整合法
を使用して決定する。■フィールドの元の動きベクトル
を16サンプル毎及び8ライン毎に計算する。これらの
点の各々は、検索ブロックの中心にある。(既念的にい
えば、検索ブロックの領域で2フイ一ルド間の差の合計
か発生される毎に次のフィールドにわたって、各ブロッ
クは水平に±24サンプル、垂直に±8サンプル走査さ
れる。最小の総合差は、その点の対象物がどの方向に動
いたかを示す。
実際は、上述の手法は、必要なハードウェアの量及び複
雑さを大いに減少する個別の各ステップに適用される。
すなわち、 (ステップ1) 中央位置、左に16サンプル及び右に16サンプルの丁
度3つの位置における最小の差を試験(テスト)する。
(ステップ2)上記の点から開始する。
8サンプル又はラインのステップで上記開始点のまわり
に対称的に分布した9個の位置における最小の差を試験
する。
(ステップ3)上記に示した点より開始する。
4サンプル又はラインのステップで上記開始点のまわり
に対称的に分布した9個の位置における最小の差を試験
する。
(ステップ4)上記に示した点より開始する。
2サンプル又はラインのステップで上記開始点のまわり
に対称的に分布した9個の位置における最小の差を試験
する。
(ステップ5)上記に示した点より開始する。
1サンプル又はラインのステップで上記開始点のまわり
に対称的に分布した9個の位置における最小の差を試験
する。
(ステップ6) ステップ5の後、対象物の動きを最も近い画素に対して
検出する。第6番目のステップを付加することにより、
もっと正確なベクトル値が得られる。この第6番目のス
テップでは、ステップ5でボした最終位置に生じた差を
上下の2つの差と比較して垂直ベクトル値を調整し、左
右の2つの差と比較して水平ベクトル値を1fflする
上述の方法により、基準検索ブ1コフクと次のフィール
ドの同様なブロック(゛イ★索位置)の映像データの間
の相関を得ることができる。ステップ5では、真の動き
は検出されたものより大体1/2画素であったかもしれ
ないが、たとえ正確な相関が得られなくとも、この点が
最良の相関を生ずることが必要である。これを確実に生
じさせるため、1/2ナイキスト周波数で+6dB減衰
のガウスフィルタにより画像を垂直及び水平の両方向に
濾波してもよい。
同様に、ステップ4に対して、1/4ナイキスト周波数
で6dB減衰のガウスフィルタにより画像を濾波しても
よく、そうすると検出における1画素エラーを許す。
ステップ3では、1/8ナイキスト周波数で6dB減衰
のガウスフィルタで濾波された2画素エラーを許す画像
を使用する。
ステップ2では、 1/16ナイキスト周波数で6d1
3減衰のガウスフィルタで濾波された4画素エラーを許
す画像を使用する。
最後に、ステップ1では、 1/32ナイキスト周波数
で6dB減衰のガウスフィルタで濾波された8画素エラ
ーを許す画像を使用する。更に、ステップ1,2.3及
び4の間両像が非常に多量に濾波されるので、サンプル
の数を例えば半減でき、これは更に計算の数及び必要な
ハードウェアの量を大きく減少させる。
有効な検索ブロックの大きさは、高さが16ライン長さ
が48サンプルである。大きな平面領域の動きを正確に
検出するには、大きな検索ブロックが必要である。平面
領域の中央部分は、これらの点の画素の値が成るフィー
ルドから次のフィールドまで変化しないので重要でない
が、かかる対象物の端縁は明らかに重要である。動きの
検出が水平に±24サンプル、水平に±8ライン制限さ
れれば、上述の検索ブロックの大きさは正確な動きを検
出するには最小の大きさである。
方式変換装置において、動き検出器(2)に入る輝度映
像は、変換モードに応じて585ライン/毎秒60フィ
ールドの種々の形をしている。これは、525ライン人
力に対して反復ライン又は625ライン入力に対して反
復フィールドから成るかもしれない。更に、入力は両方
のフィールド極性を有する。第1の過程は、データの連
続性及び動き評価(見積り)処理の単一フィールド極性
を確実にすることである。これはベクトル・インタフェ
ースによる入力データの補間によって行われ、連続する
動き検出及び相関を補助するよう連続性及び水平方向へ
の濾波作用を維持する。
この回路からの個別の出力は、動き評価ベクトルフィル
タ及び動き検出フィールドメモリ/ベクトル選択器に通
される。上述の如く、ベクトル・インタフェースの出力
は、空間的に連続した単一フィールド極性のデータであ
る。フィールドメモリ/ベクトル選択器に対する出力は
、入出力モードに依存する。成るモードではそれは連続
であり、他のモードではそれは反復ライン/フィールド
を含む。ベクトルフィルタ及びベクトル計算器は、上述
したステップを行う。
種々のステップの処理は、ベクトル計算器及びベクトル
処理器で行われる。ベクトル計算器はステップ1〜5を
行い、ベクトル処理器はステップ6を行う。更に、ベク
トル処理器は動き評価の第2段階を次のように行う。
各8×16ブロツクに対して7の動きベクトルの中から
4つを選択し、これら7つの動きベクトルは、それぞれ
特定のブロックに対して1つ、6つの最も近いブロック
に対して6つである。
更に、ベクトル処理器は、全入カフイールドを通して4
つの最も共通の動きベクトルを決定し、これらは形式上
の動きベクトルと呼ぶ。形式上の動きベクトルは、任意
の局部的な動きベクトルを実際に計算できない場合に、
フィールドの端縁に近接した境界領域で主に使用する。
また、任意の1以上の局部的動きベクトルが等しければ
、その後これらは形式上の動きベクトルによって置換さ
れる。
動き検出の次の段階で、各画素に対して、フィールド0
〜1で外挿した位置間の差を発生して4つの動きベクi
・ルを試験する。方式変換中、2つのフィールド、すな
わちフィールド0とフィールドlの間に補間すべき1つ
のフィールドが必要である。従って、これらの2つのフ
ィールド間で発生された動きベクトルは最も動きを表わ
しているものと考えられる。これら2つのフィールドか
ら4つの動きベクトルを使用する。どれが正しい動きベ
クトルであるかを決定するために、フィールド0からの
画素とフィールド1からの画素を比較し、その動きベク
トルを使用して発生すべき画素はフィールド0からのも
のか、そしてその画素はフィールド1だけ進んだものか
を決定する。数学的に示すと、位置”+ y+2を発生
しなければならない場合(ただし、X=水平位置、y=
垂直位置、2−フィールドO及び1間の時間位置)、比
較のために使用される画素は下記のようになる。
フィールド0を2−〇、フィールドlを2=1とする。
フィールド0からの画素 xO=x−(Vh″2) yo =y −(Vv′4 z) フィールド1からの画素 xl−x+ (1z)Vll )” =)’+ (1z) Vv Vh=ベクトルの水平成分 Vv=ベクトルの垂直成分 各動きベクトルに対して、フィールドO及びフィールド
1で示された画素間の差の係数を見出す第1見積りとし
て、最小差を正しい動きベクトルを示すものと仮定する
。多くの動きベクトルが非常に類似した差を生ずる場合
は、再びフィールド−1及び0間を比較してこれらの動
きベクトルを試験する。
フィールド−1からの画素 x”=x −(1+z) Vh )’−”=)’−(1+z)Vν この第2の試験により生じた残りの動きベクトルの差の
最小係数は、最も正確に動きベクトルを表わしていると
考えられる。
多くの動きベクトルがなお類似の差を持つ場合は、動き
がないと仮定するように選択する。水平成分のみが変化
して垂直成分が変化しなければ、水平成分のみをゼロに
設定し、垂直成分は検出値に維持する。垂直成分のみが
変化して水平成分が変化しなければ、水平成分を検出値
に維持し、垂直成分のみをゼロに設定する。選択した画
素の差が非常に大きければ、両方向で全動きベクトルを
ゼロに設定するように選択する。
画素が動きベクトルを割り当てられると、最終段階が通
用される。この場合、各画素の動きは成るフィールドか
ら次のフィールドまで追跡され、帰納(recursi
ve )フィルタがベクトル値に適用される。これはノ
イズの影響及び小さな動きの見積りエラーを除去し、ま
た動きベクトルの軌跡を円滑にする。
画素の動きを追跡するのに2つの方法がある。
その第1の方法では、フィールドtの画素に対する動き
ベクトルを使用してフィールド(t+1)の画素を示す
。それから、フィールド(t + 1)のこの画素に対
して決定された動きベクトルを繰返し濾波し、フィール
ド(t+1)の画素に対する最終の動きベクトルを形成
する。
第2の方法では、フィールドtの所定の画素に対する動
きベクトルを使用してフィールド(1−1)の画素を示
す。それから、この画素からの動きベクトルを所定の画
素に対する動きベクトルと共に繰返し濾波し、フィール
ドtのこの所定の画素に対する最終の動きベクトルを形
成する。
いずれの場合も、最終出力は各画素に対する1つの動き
ベクトルであり、これは、動き解析器(2)から方式変
換過程で使用する4つのフィールドを揃えるのに用いる
補間器(1)に通される。
625ライン、50フイ一ルド/秒の入力デジタル・テ
レビジョン信号の525ライン、 60フイ一ルド/秒
の出力デジタル・テレビジョン信号に変換する第1方式
変換装置を第2図に詳細なブロック図で示す。
50フイ一ルド/秒でサンプルレートが13.5MII
zの入力映像すなわらCClR601データはデマルチ
プレクサ(31)に供給され、このデマルチプレクサ(
31)はそのデータを輝度成分Y、同期信号5YNC及
び色成分UVに分離する。輝度成分Yは4フイ一ルド輝
度時間軸補正器(TBC)(IIY)に供給され、色成
分UVは4フイ一ルド色TBC(IIC)に供給される
。同期信号5YNCは、外部入力端子からの入力フィー
ルド極性信号及び別の外部入力端子からの出力フィール
ド同期基準信号と共に制御器(32)に供給される。上
記輝度TBC(IIY)及び色’1’ B C(IIC
)は時々フィールドを反復し、その結果出力は60フイ
一ルド/秒である。、1つのフィールドを反復する上記
TBC(IIY)及びCIIC)への制御信号Cは、入
力フィールド同期パルス及び所要の出力フィールド同期
パルスから得られる。また、これらの同期パルスを比較
することにより、60フイ一ルド/秒で円滑な動きが観
察されるように上記TBC(IIY)及び(IIC)の
出力で必要な時間補間の量を示す時間オフセット値が得
られる。
この方法で50フイ一ルド/秒を60フイ一ルド/秒に
変換すると、625から525へのライン変換が必要で
ある。従って、これらをすべて利用して補間ラインを形
成するように、60フイ一ルド/秒で元の625ライン
の[n報を維持する必要がある。
方式変換装置は、60フイ一ルド/秒で50フイ一ルド
/秒の信号のアクチブ垂直清報をすべて含むことができ
る中間標準方式を使用する。また、この中間標準方式は
、更に元の13.5MHzのサンプルレートを使用して
ライン毎に直交して配列されたアクチブライン情報のす
べてを含む。
使用された上述の如きこれらすべての要件を満たす中間
標準方式は、60フイ一ルド/秒で585ライン・フォ
ーマントである。13.5M)Izでサンプルするとき
、このフォーマットの各ラインは正確に′170のサン
プルを有する。従って、60フイ一ルド/秒で625ラ
イン・フォーマットの576アクナブ・ラインを含ませ
るには585ラインで十分であることが分かる。アクチ
ブ・ラインの幅は?20サンプルにすぎないので、なお
50サンプルの水平ブランクが存在する。
輝度TBC(IIY)からの輝度データDは、処理補償
遅延器(17Y)を介して4つのフォーマットメモリ 
(FS)  、  (12v)、  (13v)、  
(14Y)及び(15Y)から成る輝度時間シフトレジ
スタ(16Y )に供給される。また、輝度TBC(I
IY)は、時間凍結信号Fを上記遅延器(17Y)を介
して輝度時間シフトレジスタ(16Y )に供給する。
色TBC(IIG)は色データDを処理補償遅延器(1
7C)を介して色時間シフトレジスタ(16C)に供給
し、このシフトレジスタ(16G)は4つのフィールド
メモリ (12C)  、  (13C)  、  (
14C)及び(15C)から成る。また、色TBC(I
IC)は時間凍結信号Fを上記遅延器(17C)を介し
て色時間シフトレジスタ(16C)に供給する。フィー
ルドメモリ (12Y) 、  (13Y) 、  (
14Y)及び(15Y )の各々から入力を受け、58
5ライン・フォーマントを得る輝度補間器(1v)は、
輝度時間シフトレジスタ(16Y)と対応している。輝
度補間器(IY)の出力は、2フイ一ルド輝度TBC(
18Y)に供給される。フィールドメモリ (12C)
(13C) 、  (14C)及び(15C)の各々か
ら入力を受け、585ライン・フォーマントを得る色補
間W(IC)は、色時間シフトレジスタ(16G)と対
応している。色補間器(IC)の出力は、2フイ一ルド
色TBC(18C)に供給される。輝度及び色TB C
(IIY )及び(IIC)の出力が反復フィールドの
間凍結すると、上記シフトレジスタ(16Y)及び(1
6C)もまた凍結し、その結果入力の4つの別個の連続
するフィールドが常に輝度時間及び色時間シフトレジス
タ(16Y )及び(16C)に存在する。従って、こ
れらのシフトレジスタ(16Y )及び(16C)を使
用して輝度及び色補間器(IY)及び(IC)に対して
時間タップを与えることができる。
各時間タップは動きベクトルに応じた位置に4つのライ
ンタップを生じ、従って、必要な補間を行えるように2
次元フィルタを使用できる。補間した画像は576アク
チブ・ラインを含むので、1フイールドの第6ラインが
欠落する毎に正しい画像が得られることになる。残った
484ラインは、;)25ライン・フォーマットのアク
チブ画像部分を形成する。この方法でラインを欠落させ
るために、補間器(IY)及び(IC)からの出力を2
フイールドTBC(18)に供給する。上記’rBC(
18Y)及び(18C)は、576/ 2ラインのすべ
てに書き込むが、必要な484/ 2ラインのみ読み出
して所要の出力テレビジョン信号を発生する。輝度TB
C(18Y)及び色TBC(18C)の各出力はマルチ
プレクサ(34)に供給され、このマルチプレクサ(3
4)は、輝度成分Y及び色成分UVを多重化して525
ライン、60フイ一ルド/秒のデジタル・テレビジョン
信号の形で出力CClR601データを発生する。
制御器(32)は、制御信号Cを輝度TBC(IIY)
及び色TBC(IIC)に供給する。また、制御器(3
2)は、制御信号Cを輝度TBC(18Y)及び色TB
C(18G)に供給する。更に、制御器(32)は、補
間制御信号ICを輝度補間器(IY)及び色補間器(I
C)に供給する。
また、輝度TBC(IIY)により供給されるような輝
度データDのみ第2図の上部に示す動き解析器(2)に
供給され、動きベクトルが発生される。
実際には、動きベクトルを処理する時間をとるために上
記TBG(11v)及び(IIc )とシフトレジスタ
(16Y)及び(16C)との間にフレームメモリが必
要である。従って、シフトレジスタ(16Y )及び(
16C)の凍結はlフレームだけ遅延しなければならず
、これらの遅延は遅延器(17Y )及び(17C)で
行われる。
jすJき解析器(2)はベクトル・インタフェース(3
5)を有し、このベクトル・インタフェース(35)に
は、輝度TBC(IIY)からの輝度データDが供給さ
れると共に制御器(32)からの補間制御信号Icが供
給される。ベクトル・インタフェース(35)は、共に
上述した動き見積りを行うベクトル・フィルタ(36)
及びベクトル計算器(37)に、625のラインに補間
されたデータを供給する。ベクトル計算器(3’7)の
出力は、形式上の動きベクトル処理器(38)及びサブ
画素(sub−pixel )動き見積り器(39)に
供給される。動きベクトル処理器(38)は4つの出力
を、そしてサブ画素動き見積り器(39)は1つの出力
を動きベクトル減少器(40)に供給し、この減少器(
40)は4つの出力をベクトル選択器(41)に供給す
る。
また、ベクトル・インタフェース(35)は、処理補償
遅延器(42)に偶数フィールドに補間されたデータD
と受けた補間制御信号ICとベクトル・インタフェース
(35)で発生した時間凍結信号ドとを供給する。遅延
器(42)からのデータDは3つのフィールドメモリ 
(44) 、  (45)及び(46)から成る時間シ
フトレジスタ(43) ’に供給され、これらのフィー
ルドメモリ (44) 、  (45)及び(46)は
各データ出力をベクトル選択器(4I)に供給する。遅
延器(42)は補間制御信号ICをベクトル選択器(4
1)に供給し、この選択器(41)は選択された動きベ
クトルを帰納動きベクトル・フィルタ(47)に供給し
、その出力が動きベクトル・データとなって輝度補間器
(IY)及び色補間器(IC)に供給される。
動き解析器(2)が動きベクトル・データを作る方法は
、詳細に上述し且つ更に後述するが、要素(35)〜(
43)及び(47)の動作を次に簡単に述べる。
ベクトル・インクフェース(35)は、輝度TBC(I
IY)から輝度データDを、そして制御器(32)から
補間制御信号ICを受りる。ベクトル・インタフェース
(35)は、通常585/ 60フオーマント内に含ま
れる625ラインデータをベクトル・フィルタ(36)
に供給する。また、ベクトル・インタフェース(35)
は、データDを遅延器(42)に供給する。これらのデ
ータは、再び通常585/60フオーマント内に含まれ
る所要の出力と同じライン標準方式の画像を含まなけれ
ばならない。また、補間データの各フィールドは、等分
に現われるように作られる。
ベクトル・フィルタ(36)は、動き検出の上記ステッ
プ1〜5で必要な濾波した画像データを発生する。濾波
した画像データは、サンプルを減少した形でベクトル計
算器(37)に供給される。
ベクトル計算器(37)は、ベクトル・フィルタ(36
)からの濾波され且つサンプルの減少されたデータで、
動き検出の上記ステップ1〜5に関し“(述ぺたアルゴ
リズムを使用して動作する。その過程は、実質的に画素
/ライン解像度まで下がる動きに対する2次元2進検索
である。各フィールドに対して、1200の動きベクト
ルが発生され、これらは、形式上の動きベクトル処理器
(38)及びサブ画素動き見積り器(39)の両方に供
給される。
また、ベクトル計算器(37)は上記ステップ5で計算
したような周囲の重み付けされた(加重)絶対差(WA
D)の値をサブ画素動き見積り器(39)に供給する。
WAD計算の詳細は、1985年4月号IEEEに記載
されたマスマン(Musmann )らによる「画像コ
ーディングの進歩」を参照されたい。動き検出の上記ス
テップ5における最小の特定のWAD値は、良度指数(
FOM)を与える。
上記ベクトル処理器(38)は、各フィールドで検出さ
れる4つの最も共通の動きベクトルを計算し、それをベ
クトル減少器(40)に供給する。
サブ画素動き見積り器(39)は、ベクトル計算器(3
7)から周囲のWAD値と共に動きベクトルを受ける。
これらから、上記見積り器(39)は動きベクトル値に
付加すべきサブ画素の動きを見積る。また、各動きベク
トルと共にその対応する最終WAD値かベクトル減少器
(,10)に供給される。
ベクトル減少器(40)は、ベクトル処理器(38)及
びサブ画素動き見積り器(39)から動きベクトルを受
ける。サブ画素動き見積り器(39)からの各動きベク
トルに対して、それに最も接近した6つの動きベクトル
がグループ化される。それから、各動きベクトルに対し
て11の選択がある。減少過程で、ベトクル選択器(4
1)に供給するため11の中から4つの動きベクトルを
選択する。
ベクトル減少器(40)は、画像の8ライン・ブロック
により各16画素に対して4つの代表的な動きベクトル
をベクトル選択器(41)に供給する。
3つのフィールドにわたって画素を比較することにより
、ベクトル選択器(41)は画像の各画素に対しただ1
つの最良の動きベクトルを選択する。
選択された動きベクトルは、動きベクトル・フィルタ(
47)に供給される。
遅延器(42)は、21ラインより少ない1フレームだ
けデータを遅延させてシステム内の他の遅延を補償する
時間シフトレジスタ(43)は、ベクトル選択器(41
)で使用されるデータのうち3フイールドを保持し、こ
れをベクトル選択器(41)へ供給する。
動きベクトル・フィルタ(47)は、1フイールドから
他のフィールドまで動きベクトルを追跡し、異なるフィ
ールドの動きベクトルを組合せることにより動きベクト
ルに成るフィルタ作用を与えて、動き検出の誤りを低減
する。動きベクトル・フィルタ(47)の出力は、輝度
補間器(IY)及び色補間器(Ic)に供給されて、フ
ィールドデータの配列を制御する。
625150又は525/ 60テレビジョン信号のい
ずれかに対して良好な動き描写を行うスローモーション
処理器として、全く同じハードウェアを使用できる。し
かし、垂直補間器を使用してライン数変換を行う必要は
ない。すべての場合に、制御器(32)は、入力及び出
力フィールド同期パルスから入力及び出力の標準方式を
識別することによりどのような作用が必要であるかを決
定する。スローモーションでは、入力フィールド極性が
使用される。
50フイ一ルド/秒から60フイ一ルド/秒への変換で
は時折1つのフィールドが反復されるが、スローモーシ
ョンでは、入力フィールドが反復されるのと同じ回数フ
ィールドが反復される。反復されたフィールドはシフト
レジスタ(16Y)及び(16C)に書き込まれないの
で、シフトレジスタ(16Y )及び(16C)は再び
別個の連続したフィールドを保持する。実際にビデオテ
ープレコーダがそれ自身の補間を何もしないで再生すれ
ば、元のインクレース構造が保持され、全解像度の映像
が再生される。必要な時間オフセットは、それらが50
フイ一ルド/秒又は60フイ一ルド/秒ならば、新しい
フィールドが受信されるレートで、実際のフィールドレ
ートパルスを比較することにより計算される。この方法
で時間オフセントを決定するため、システムには、繰り
返し再生されるフィールドの真のフィールド極性を示す
利用可能な信号が必要である。垂直補間器は、常に必要
なフィールド極性を出力に発生する。
概念的には、TBC(IIY)及び(IIC)はスロー
モーション動作に実際には必要ないが、それらがあると
フレーム同期が容易になり、システムの構成も簡単にな
る。
525ライン、60フイ一ルド/秒の入力デジタル・テ
レビジョン(i 号ヲ625ライン、50フイ一ルド/
秒の出力デジタル・テレビジョン信号に変換するもう1
つの方式変換装置を第3図にブロック図で示す。
この場合、補間はすべての入力データが連続の形で利用
できることが必要である。従って、この場合、補間器(
1v)及び(IC)の前に50フイ一ルド/秒に変換す
ることはできない。しかし、入力データは484アクチ
ブラインのみを含み、補間器(IY)及び(IC)は5
76ラインを発生しなければならない。従って、2フイ
ールドTBC(18Y)及び(18C)が方式変換装置
の前に設けられ、484ラインから576ラインへの変
換に必要なタイムスロットが与えられる。
元の連続ライン構造がTBC(18Y)及び(18C)
に書き込まれるが、585ライン方式で読み出され、は
ぼ第6ライン毎にブランクとなる。それから、補間器(
IY)及び(IC)を用いて出力ラインレートで連袂画
像を発生する。このとき、ブランク入力ライン中そのラ
インメモリを凍結し、出力に必要な付加ラインを発生す
る。従って、空間的に正しい画像が得られる。1つのフ
ィールドを時折欠落させて動きが円滑になるように補間
が行われるが、第1の方式変換装置におけるように、必
要な時間オフセントが検出されて通用される。
60フイ一ルド/秒から50フイ一ルド/秒への変換が
達成されるように、フィールドを欠落させる。
このフィールドの欠落は、出力側で4フイールド”FB
c(IIY)及び(IIC)を使用して行われる。
従って、第2の方式変換装置は第2図の第1の方式変換
装置と僅かの点だけ異なる。特に、輝度’I’ B C
(IIY )及び(18Y)が交換され、また色′l’
B C(IIC)及び(18C)も交換される。また、
時間凍結信号は必要でない。
両方の場合において、制御器(32)は次のように種々
の機能を有する。すなわち、TBC(LLり(IIC)
 、  (18Y)及び(18G)(7)読み出し及び
書き込みを制御し、時間オフセット数及び第1の方式変
換装置の場合時間凍結信号を発生し、垂直補間制御信号
と共に垂直オフセント数を発生する。
これらの機能を次に詳細に説明する。
先ず、2フイ一ルド輝度TBC(18L)及び2フイ一
ルド色TBC(18C)は、常に6011zフイールド
の終わり毎にフィールドメモリを、切換える。
しかし、4フイ一ルド輝度i’ B C(IIY )及
び4フイ一ルド色TBC(IIC)の動作は動作モード
に依存し、また、それらの制御は時間オフセット信号の
発生に関連している。事実、輝度TBC(IIY )及
び色TBC(IIG)の制御は、入力及び出力フィール
ド同期信号により決定される。
525/ 60から625/ 50への変換動作の場合
における時間オフセット信号の発生を、次に第4図及び
第5図を参照して説明する。
第4図において、制御器(32)はラインカウンタ(6
1) 、第1ランチ(62)及び第2ランチ(63)、
を含む。ラインクロック信号がラインカウンタ(61)
のクロック端子CLKに供給され、一方、人力フィール
ド同期信号がラインカウンタ (61)のリセット端子
R及び第2ランチ(63)のクロック端子CLKに供給
される。出力フィールド同期信号は、第1ラツチ(62
)のクロック端子CLKに供給される。ラインカウンタ
(61)の出力は第1ラツチ(62)の入力側に供給さ
れ、第1ラツチ(62)の出力は第2ラツチ(63)の
入力側に供給され、第2ラツチ(63)の出力は時間オ
フセラ]・14号として輝度’rB C(IIY ) 
、  (18Y )及び色TBC(IIG)及び(18
G)ニ供給される。
入力及び出力フィールド同期信号をそれぞれ第5図A及
び第5図Bに示す。第5図Cは、繰返し0〜524をカ
ウントするラインカウンタ(61)の出力を示す。第5
図り及び第5図Eは、それぞれ第1ラツチ(62)及び
第2ランチ(63)の出力を示す。ラインカウンタ(6
1)の出力をラッチすることにより、人力フィールド期
間の所要の比率が決定される。時間シフト値tnは、第
5図Aに斜線で示すフィールドが欠落したとき、なお連
続した動きが生じるように出力フィールドが補間されな
ければならない場合の2つの入力フィールド間の位置を
示す。従って、第5図Eに斜線で示す時間オフセットを
使用するフィールドは、欠落したものである。第5図A
及び第5図Bから分かるように、欠落したフィールドは
、それと関連した新しい時間シフトを持たないフィール
ドである。欠落すべきフィールド(矢印)は、時間凍結
信号により次の回路に指示される。
625/ 60から525/ 50への変換動作の場合
における時間オフセット信号の発生を、次に第6図及び
第7図を参照して説明する。
第6図において、制御器(32)はラインカウンタ(7
1)及びラッチ(72)を含む。ラインクロック信号が
ラインカウンタ(71)のクロック端子CLKに供給さ
れ、一方、入力フィールド同期信号がラインカウンタ(
61)のリセット端子Rに供給される。出力フィールド
同期信号は、ランチ(72)のクロック端子CLKに供
給される。ラインカウンタ(71)の出力はラッチ(7
2)の入力端に供給され、ラッチ(72)の出力は時間
オフセント信号として輝度TBC(IIY) 、  (
18y)及び色TBC(IIC)及び(18C)に供給
される。
入力及び出力フィールド同期信号をそれぞれ第7図A及
び第7図Bに示す。第7図Cは、繰返し0〜624をカ
ウントするラインカウンタ(71)の出力を示す。第7
図りはラッチ(72)の出力を示す。
ラインカウンタ(71)の出力をラッチすることにより
、入力フィールド期間の所要の比率が決定される。従っ
て、時間シフト値tnは、再び斜線で示すフィールドが
反復されるとき、なお連続した動きが生じるように出力
フィールドが補間されなければならない場合の2つの入
力フィールド間の位置を示す。反復したフィールドは、
それと関連した2つの時間シフト値を持・つフィールド
である。
反復すべきフィールド(矢印)は、時間凍結信号により
次の回路に指示する。
525/ 60から 525/ 60又は 625/ 
50から 625150へのいずれかのスローモーショ
ンの場合における時間オフセット信号の発生は同じであ
り、次にこれを第8図及び第9図を参照して説明する。
第8図において、制御器(32)は、ラインカウンタ(
81) 、フィールドカウンタ(82) 、第1〜第4
ラツチ(83)〜(86) 、排他的オアゲート(87
)及びスケーラ(88)を含む。入力フィールド同期信
号は、第1ランチ(83)のクロック端子CLK、フィ
ールドカウンタ(82)のクロックイネーブル端子CL
K EN及びラインカウンタ(81)の第2リセツト端
子R2にそれぞれ供給される。入力フィールド極性信号
は、第1ラツチ(83)に供給され、更にこの第1ラン
チ(83)から第2ラツチ(84)及び排他的オアゲー
ト(87)の1入力端に供給される。第2ラツチ(84
)はその出力を上記ゲート(87)の他の入力端に供給
し、上記ゲート(87)の出力はラインカウンタ(81
)の第117セツト端子R1,フィールドカウンタ(8
2)のリセット端子R及び第3ランチ(85)のクロッ
ク端子CLKに供給され、この第3ラツチ(85)は速
度検出ラッチを形成する。ラインクロック信号は、第2
ランチ(84)のクロック端子CLK、ラインカウンタ
(81)及びフィールドカウンタ(84)の各クロック
端子CLKに供給される。ラインカウンタ(81)の出
力はスケーラ(88)の入力端子INに供給され、フィ
ールドカウンタ(82)の出力は第3ラツチ(85)の
入力端子り及びスケーラ(88)のオフセット入力端子
OFF SETに供給される。出力フィールド同期信号
は第4ランチ(86)のクロック端子CLKに供給され
る。第3ラツチ(85)の出力はスケーラ(88)のス
ケール係数端子5CALIニー FACTORニ供給さ
れ、その出力は第4ランチ(86)に供給され、この第
4ラツチ(86)の出力が時間オフセト信号である。
入力フィールド同期信号及び入力フィールド極性信号を
それぞれ第9図A及び第9図Bに示す。
また、第9図Cは入力フィールド同期信号を示し、第9
図りは出力フィールド同期信号を示す。第9図E及び第
9図Fは、それぞれフィールドとラインをOからNまで
カウントするフィールドカウンタ(82)及びラインカ
ウンタ(81)の動作を示す。
第9図Gは、時間オフセット信号である第4ラツチ(8
6)の出力を示す。第9図Hは時間凍結信号(これは低
レベルのときアクチブ)を示し、矢印で示すように、図
示した時間オフセットを使用する斜線で示すフィールド
は、時間オフセットt1を使用した前のフィールドの繰
り返しである。
時間凍結信号を発生するために、同期型RSフリップフ
ロップ(91) 、ラッチ(92) 、インバータ(9
3)及びアンドゲート(94)を含むような制御器(3
2)を第10図に示す。出力フィールド同期信号がフリ
ップフロップ(91)の1入力端百、インバータ(93
)の入力端及びランチ(92)のクロックイネーブル端
子CLK ENに供給される。入力フィールド同期信号
がフリップフロップ(91)の他入力端Rに供給され、
一方、ラインクロック信号がフリップフロップ(91)
及びラッチ(92)のクロック端子CLKに供給される
。フリップフロップ(91)の出力はアンドゲート(9
4)の1入力端に供給され、このゲート(94)は、他
入力端にインバータ(93)の出力を受ける。ゲート(
94)の出力はラッチ)  (94)の入力側に供給さ
れ、その出力は時間凍結信号を形成する。この回路の動
作は、1以上の出力フィールド同期パルスが人力フィー
ルド同期パルスに統(ようであれば、凍結を生じるよう
になっている。
第2図に戻り、制御器(32)による垂直オフセット数
の発生を次に説明する。輝度TBC(IIY)から輝度
補間器(IY)及び動き解析器(2)にデータを読み出
す同じアドレス発止器により、消去可能なプログラマブ
ル・リードオンリメモリ (UPROM )全アドレス
する。このEFROMは、必要時に、垂直凍結信号と共
に垂直オフセント数を発生する。
(525/60から625/ 50への変換に対して使
用される第3図の構成において、輝度TBC(18Y)
の読み出しアドレスが使用されるが、他のすべてのモー
ドでは輝度TBC(IIY)の読み出しアドレスが使用
される。) 垂直オフセット数は入力及び出力フィールドが共に偶数
であると仮定して発生され、その後、それは、1つのラ
インが625/ 50から 525/ 60への変換で
時折欠落するか或いは1つのラインが525/60から
625/ 50への変換で時折反復される場合、歪のな
い画像が生じるように出力ラインを補間しなければなら
ないときの2つの人力ライン間の位:Itを示す。
輝度TBC(IIY)又は(18Y)がラインを反復す
ると、垂直凍結信号が発生される。
人力フィールドが共に偶数でない場合、補間器(IY)
及び(IC)は、入力フィールド極性及び出力フィール
ド極性を使用して正しい補間を行わなければならない。
ビFROMの内容は、 525及び625ラインの画像
の両方で既知のライン位置を使用して、時間オフセット
信号に対して第10図と関連して上述したのと同じ方法
で発生される。
A〈発明と特に関係があるベクトル処理器(38)の構
成及び動作について、第11図及び第12図を用いて以
下詳細に説明する。
上述のように、各動きベクトルは8ライン×16水平サ
ンプルとして配列された1ブロツクの画素に対応してい
るので、フィールド当たり1200の動きベクトルが発
生される。
勿論、1つの動きベクトルは、特定のブロック内の動き
をそのブロックの大きさと無関係に示してはいない。し
たがって、各ブロックに対し、そのブロック内のすべて
の画素の動きが正確に見積れるような動きベクトルを選
ぶ必要がある。
本例では、7つの局部的動きベクトルから4つの動きベ
クトルを選択する。そして、これらの4つの動きベクト
ルをもう1つの処理器に送り、4つから1つを選択させ
る。
動きベクトルは平行座標系で表わされ、その垂直成分及
び水平成分を用いることができる。各動きベクトルには
、1ブロツク内のWAD(加重絶対差)に基く1つのF
OM (良度指数)が対応している。これは、1ブロツ
ク内におる相関度の量的評価を表わす。
上記1200の動きベクトルは、各フィールドに対して
発生される、垂直方向に30.水平方向に40の動きベ
クトルのアレイをなしている。これらの動きベクトルは
それぞれ垂直方向に8ライン、水平方向に16画素だけ
離れており、各動きベクトルは1つの8×16画素ブロ
ックに属している。アクチブ・フィールドは288ライ
ン×720画素であることを考えると、2,3の簡単な
計算を行うことにより、1200の動きベクトル・アレ
イがフィールドの中央にある場合、アクチブ画像の端縁
の周りに計算される動きベクトルをもたない幾つかの8
×16ブロツクがあることが分かるであろう。これらの
領域に計算される動きベクトルがない理由は、上記ステ
ップ1のデータを得るため、垂直方向には36タツプの
有限インパルス応答フィルタを用い、水平方向には72
タフプの有限インパルス応答フィルタを用いて入力フィ
ールドを濾波するという動きベクトル見積り(評価)方
法の濾波要件のためである。
したがって、これら端縁領域に対する動きベクトルをい
くつか発生する必要があり、そうしないと、例えば動き
が補償された領域から直線的に補間されるべき端縁領域
に動く場合、その動く対象物の解像度に明瞭な差を生じ
ることになる。
この問題を解決するため、ベクトル処理器(38)によ
り、フィールド毎に発生した1200の動きベクトルの
中から4つの代表的なものを選択する。これら4つの動
きベクトルを形式上(modal )の動きベクトルと
呼び、端縁領域に使用する。
これらの形式上の動きベクトルはまた、ベクトル減少器
(40)において等しい動きベクトルを置換するのに用
いる。更に、形式上の動きベクトルを切換えてフィール
ド全体にわたって端縁領域と対照的に作用させることが
できる。
第11図に、ベクトル処理器(38)の詳細を示す。
同図において、(101) 、  (102)はプログ
ラマブル・リードオンリメモリ (FROM)、(10
3)〜(110)はレジスタ(R)、(111)はラン
ダム゛rクセスメモリ (RAM)、(112)は読出
しアドレス・カウンタ、(113)は比較器(COMP
)、(114)は累算器、(115)は制御回路を示す
)(AM(111)はメモリ素子の集合と考えられ、1
つの動きベクトルが成るメモリ素子にアドレスされる毎
に、そのメモリ素子の内容は1つだけ増される。 12
00すべての動きベクトルがRAM(111)にアドレ
スされると、各メモリ素子は順に読出され、最大カウン
トを示す4つのメモリ素子が決定される。これら4つの
メモリ素子のアドレスはそれから4つの形式上の動きベ
クトルに変換され、そのメモリ素子は次のフィールドに
備えてゼロにリセットされる。
動きベクトルは、RAM(111)への書込みアドレス
を発生するため、FROM (101)を用いてマフピ
ングされる。読出し側で4つの最大カウントのメモリ素
子のアドレスを決定すると、FROM (102)を用
いて逆マツピングを行い、4つの形式上の動きベクトル
MMVI〜MMV4を発生する。
最も簡単なマツピング形式は、得られるすべての動きベ
クトルに対し1つのアドレスを発生することであり、検
出可能な動きが±8ライン、±24画素の場合、必要な
メモリ素子数は833となる。
これは、画像にノイズがなく且つその他の点が完全の場
合には容認できる。例えば、移動撮影において、動く背
景に対して発生される見積り動きベクトルが同一で、従
って丁度形式上の動きベクトルの1つを構成するような
場合である。しかし、実際の移動撮影では、極めて似た
値の多数の動きベクトルが存在するので、背景の動きを
表わすただ1つの形式上動きベクトルはなく、従って、
移動撮影で違う方向に動くもう1つの対象物があると、
それはベクトル処理器(38)によって検出されない。
この問題を解決するため、動きベクトルをそれぞれが所
定範囲の大きさと方向を受入れるメモリ素子の中に割当
てる。こうすると、数が多く値が類似した動きペクトに
よって4つの形式上の動きベクトルの選択が過度の影響
を受けることを防ぐ。
その概念はヒストグラム(頻度分布を表わす柱状図)で
示され、ポーラ−(極)ヒストグラムが最もよい。
ポーラ−ヒストグラを用いると、極を中心としζ得られ
る動きベクトル空間は、精及び粗の連続したメモリ素子
に分割される。その簡単な例を第12図に示す。従って
、この方法を用いると、動きベクトルは先ずメモリ素子
に割当てられる前に窓(ウィンドー)比校され、類似の
動きベクトルが窓内にあるとき、これらのベクトルを1
つのメモリ素子に入れることにより、前に概略を述べた
問題を軽減することができる。そして、読出し側におい
て、そのメモリ素子に対応するただ1つの動きベクトル
を形式上の動きベクトルとして用いることになる。
更に、この処理は、例えば1つ以上の隣接するメモリ素
子に4つの最高カウントがある場合、これらを比例的に
組合せて平均的動きベクトルを作り、これらの見積りに
置き換えるという方法を取ることができる。次に最も一
般的な(popular )メモリ素子を付は加えて、
4つの独立した形式上の動きベクトルを生じるようにし
てもよい。これは、事実上、動き適合処理を画像内容に
適合させる方法である。
英国特許出Sに対応し、類似の主題に関する7つの他の
米国特許出願第8728/145〜8728450号及
び第8728452号(これらに基いて優先権を主張し
た日本特許出願を本出願とほぼ同時に提出した。)にお
ける開示事項を本発明と関連して参照されたい、。
以上、本発明の具体構成を添付図面を用いて詳細に説明
したが、本発明は、これらの具体構成に限定されるもの
ではなく、特許請求の範囲に記載の要旨から逸脱するこ
となく種々の変更・変形をしうるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はテレビジョン方式変換装置の概略を示すブロッ
ク図、第2図は第1のテレビジョン方式変換装置の詳細
を示すブロック図、第3図は第2のテレビジョン方式変
換装置の詳細を示すブロック図、第4図は第3図の方式
変換装置の一部の詳細を示すブロック図、第5図は第4
図の動作を示すタイムチャート、第6図は第2図の方式
変換装置の一部の詳細を示すブロック図、第7図は第6
図の動作を示すタイムチャート、第8図は第2図の方式
変換装置の一部の詳細を示すブロック図、第9図は第8
図の動作を示すタイムチャート、第10図は第2図の方
式変換装置の一部の詳細を示すブロック図、第11図は
第2図の方式変換装置のベクトル処理器の詳細を示すブ
ロック図、第12図は第11図の動作を説明するための
ポーラ−ヒストグラムの簡単な例を示す図である。 (2)・・・・動きベクトル解析器、(36)・・・・
ベクトルフィルタ、(37)・・・・ベクトル計算器、
(38)・・・・ベクトル処理器、(40)・・・・ベ
クトル減少器、(41)・・・・ベクトル選択器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、デジタル・テレビジョン画像の動きベクトルを処理
    する装置において、 上記画像における複数の画素ブロック中の画素の動きを
    それぞれ表わす複数の動きベクトルを導出する手段と、 上記複数の動きベクトルを複数のグループに振り分け、
    各グループにそれぞれ異なる大きさ及び方向の所定範囲
    内にある動きベクトルを組入れる手段と、 上記動きベクトルの最大多数が入る上記グループの各々
    における動きベクトルを、それぞれ上記グループにおけ
    る動きベクトルを表わすただ1つの動きベクトルに代え
    る手段と、 を有するテレビジョン画像の動きベクトル処理装置。 2、上記の各グループに対する大きさ及び方向の所定範
    囲はポーラーヒストグラムに従って決定される請求項1
    記載の装置。 3、上記導出手段は、上記画像において水平方向に所定
    サンプル数、垂直方向に所定サンプル数離れた部分にお
    ける点の動きをブロック整合技法により決定し、こうし
    て得られた動きベクトル見積りを引続き細かく区別する
    ベクトルフィルタ及びベクトル計算器を有する請求項1
    記載の装置。 4、上記ベクトル計算器は、上記画像を表わし上記ベク
    トルフィルタにより上記ベクトル計算器に供給されるデ
    ジタル化された信号に対して次のステップを遂行するよ
    うに配設された請求項3記載の装置、 1)3つの位置すなわちブロックの中央位置、所定サン
    プル数だけ左側及び同じ所定サンプル数だけ右側の位置
    における最小差をテストすること、 2)上記の点からスタートして、上記スタート点の周り
    により小さい所定のサンプル又はラインの数の段階で対
    称的に分布された9位置における最小差をテストするこ
    と、 3)上記の点からスタートして、上記スタート点の周り
    に更に小さい所定のサンプル又はラインの数の段階で対
    称的に分布された9位置における最小値をテストするこ
    と、 4)上記の点からスタートして、上記スタート点の周り
    に更に小さい所定のサンプル又はラインの数の段階で対
    称的に分布された9位置における最小値をテストするこ
    と、 5)上記の点からスタートして、上記スタート点の周り
    に1サンプル又はラインの段階で対称的に分布された9
    位置における最小差をテストすること。 5、上記ベクトル計算器は、請求項4の最後のステップ
    に続いて更に、上記最後の段階で示された最終位置で生
    じた差を上下2つの差と比較して垂直ベクトル値を調整
    し、左右2つの差と比較して水平ベクトル値を調整する
    ステップを遂行するよう配設された請求項4記載の装置
JP63142357A 1987-06-09 1988-06-09 テレビジョン画像の動きベクトル処理装置 Pending JPS63313983A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
GB8713455 1987-06-09
GB878713455A GB8713455D0 (en) 1987-06-09 1987-06-09 Television standards converters
GB8728451 1987-12-04
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EP0294960A2 (en) 1988-12-14
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US4862260A (en) 1989-08-29
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EP0294960B1 (en) 1994-09-28

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