JPS63310306A - ガス絶縁機器における絶縁性ガス充填方法 - Google Patents

ガス絶縁機器における絶縁性ガス充填方法

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Publication number
JPS63310306A
JPS63310306A JP62147239A JP14723987A JPS63310306A JP S63310306 A JPS63310306 A JP S63310306A JP 62147239 A JP62147239 A JP 62147239A JP 14723987 A JP14723987 A JP 14723987A JP S63310306 A JPS63310306 A JP S63310306A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
vessel
container
insulating gas
nitrogen gas
Prior art date
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Pending
Application number
JP62147239A
Other languages
English (en)
Inventor
Keizo Takatsuka
高塚 桂三
Setsuyuki Matsuda
松田 節之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS63310306A publication Critical patent/JPS63310306A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は開閉機器の開閉接点部、変圧器のコイル部等の
充電部と容器との間に絶縁性ガスを介在させてその絶縁
を図るガス絶縁機器における絶縁性ガス充填方法に関す
る。
〔従来の技術〕
一般にガス絶縁開閉器等においては、その開閉接点部等
の充電部は容器内にその周囲壁との間に所要の間隙を隔
てた状態で固体絶縁物等にて支持収容されるが、相互の
間の絶縁性を高めるためこの充電部と容器との間の間隙
にはSF5等の絶縁性ガスを充填することとしている。
この間隙内への絶縁性ガスの充填法としては従来、先ず
容器内の空気を真空ポンプによって吸引排気した後、絶
縁性ガスを充填する方法が採られてきた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところでこの方法を採る場合、絶縁性ガス中への空気(
酸S)の混入がなく、また容器内の水分も蒸発して排出
される結果、絶縁性能の低下がなく、内部部品の劣化も
防止し得る利点を有する反面、例えばキユービクル形ガ
ス絶縁開閉装置の如く大きい容器からの真空引きを行う
場合、通常1kgf/cj−g程度の圧力が容器壁に加
えられることとなり、容器自体に絶縁性ガス充填時の圧
力0.3kgf/−−gに比較してより高い耐圧性が必
要とされることとなり、容器重量が増し、輸送上も不利
が多く不経済であるなどの問題があった。
本発明はかかる事情に鑑みなされたものであって、その
目的とするところは絶縁性ガスの充填圧力を越える圧力
に対する不必要な耐圧性を要しない絶縁性ガス充填方法
を提供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明方法はガス絶縁機器における充電部を収容する容
器内に絶縁性ガスを充填する方法において、前記容器の
排気口、給気口の開閉弁を開放して給気口から窒素ガス
を供給し、容器内の空気を窒素ガスにて置換する工程と
、前記給気口から絶縁性ガスを供給し、容器内の窒素ガ
スを絶縁性ガスにて置換する工程とを含む。
〔作用〕
本発明方法はこれによって容器自体には絶縁性ガスの収
容圧力を越える格別の耐圧性を必要としない。
〔実施例〕
以下本発明方法を図面に基づき具体的に説明する。第1
図は本発明方法の実施状態を示す模式図であり、図中1
は容器、2は開閉接点部等の充電部を示している。充電
部2は容器1内にその周囲壁との間に所要の間隙を隔て
た状態で複数の固体絶縁物3にて支持されている。容′
I51のL部子中央には排気口1bが開口され、ここに
は開閉弁4を介在させた排気管1cが連結されており、
また容器1の底部壁の一隅に給気口1aが開口され、こ
こには途中に開閉弁5を介在させた給気管1dの一端が
接続されている。給気管1dの他端には減圧装置6を介
在させて窒素ガスポンベ7、又は減圧装置8を介在させ
たSF6等の絶縁性ガスポンへ9が選択的に連結される
ようになっている。
而して容器1内に絶縁性ガスを充填する作業は次の如く
に行なわれる。まず給気管1dの他端に減圧装置6を介
在させて窒素ガスボンベ7を連結し、開閉弁4.5を開
放して窒素ガスを容器1内に導入する。これによって容
器l内の空気は開閉弁4から排出され、容器1内は窒素
ガスと置換されてゆくこととなる。窒素ガスを容器lと
充電部2との間の間隙の容積の3〜5倍程度の量を供給
すれば容器1内は略窒素ガスにて充満せしめ得ることと
なる。
次に開閉弁4.5を閉じた後、給気管1dに減圧装置6
、窒素ガスボンベ7に代えて減圧装置8、絶縁性ガスポ
ンベ9を連結し、前述の場合と同様に開閉弁4.5を開
き絶縁性ガスを容器l内に充填してゆく。
例えば絶縁性ガスとしてSF6を用いる場合、その比重
は空気の約5倍であるから絶縁性ガスを容器1の底部か
ら緩やかに供給すれば容器lの底部側から絶縁性ガスが
溜って上部の窒素ガスが排出せしめられ、容器1内を絶
縁性ガスと置換することが可能となる。開閉弁4から排
出されるガスとして絶縁性ガスがその殆どを占めるに至
った時点で開閉弁4.5を閉じ、充填を終了する。
容器l内はその殆どが絶縁性ガスにて置換されるが、窒
素ガスが若干残留することもある。しかし窒素ガスの残
留は格別絶縁特性を低下させることは殆どない。
第2図は、例えば絶縁特性のうち最も低下率の大きい直
流の場合におけるSF6ガス量(χ)と直流破壊電圧(
χ)との関係を示すグラフであって、横軸にSF6ガス
量(χ)を、また縦軸に直流破壊電圧(χ)をとって示
している(電気協同研究第3巻。
4号、34頁)。
このグラフから明らかな如<SF6ガス中に50%程度
の窒素ガスが混入しても直流破壊電圧(X)の低下は小
さいことが解る。
窒素ガスは高圧のガスボンへ中から減圧して供給される
から乾燥しており、容器l内の水分を吸収して乾燥させ
るため絶縁特性低下の防止にも効果がある。また空気を
窒素ガスと2換しているため、容器1内の酸素量は少な
く、絶縁性ガス中には殆どなく接触部の酸化、気密用ゴ
ムパツキンの酸化等による劣化が防止される。
なお、上述の実施例では排気口1bを容器1の上部壁中
央に、また給気口1aを下部壁の一隅に夫々各1個設け
た場合につき説明したが、個数は特に限定するものでは
なく、例えば排気口は空気、窒素ガスの滞り易い場所に
複数個開口してよいことは勿論である。また上述の実施
例ではSF6を絶縁性ガスとして用いた場合を示したが
液化状態で必要型量分を容器1内に流入せしめることと
してもよい。
〔発明の効果〕
以上の如く本発明方法にあっては、容器内に先ず窒素ガ
スを供給して内部の空気と置換し、次いで絶縁性ガスを
流入して窒素ガスと置換し、ガス容器内に絶縁性ガスを
充満せしめることとしているから従来の如く容器内を真
空引きすることによる耐圧力が必要な(、容器の薄肉化
、軽量化が図れ、また真空ポンプも不要となって設備コ
ストが安価となり、しかも容器内には酸素の残留は殆ど
なく、絶縁性を何ら低下させることもない等、本発明は
優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の実施状態を示す模式図、第2図は
絶縁性ガスにSF6を用いたときの窒素ガス等の混入量
と絶縁耐力を示す直流破壊電圧(χ)との関係を示すグ
ラフである。 1・・・容器  2・・・充電部  3・・・固体絶縁
物4.5・・・開閉弁  6.8・・・減圧装置  7
・・・窒素ガスボンベ  9・・・絶縁性ガスボンベな
お、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 代理人  大  岩  増  雄 第 2 図 手続補正書(自発) 2、発明の名称 ガス絶縁機器における絶縁性ガス充填方法3、補正をす
る者 代表者 志 岐 守 哉 4、代理人 5、補正の対象 図面 6、補正の内容 本願願書に添付した図面の第1図、第2図を夫々別紙の
とおりに訂正する。 7、添付書類の目録 (1)訂正図面           1通薬 2 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ガス絶縁機器における充電部を収容する容器内に絶
    縁性ガスを充填する方法において、前記容器の排気口、
    給気口の開閉弁を開放して給気口から窒素ガスを供給し
    、容器内の空気を窒素ガスにて置換する工程と、前記給
    気口から絶縁性ガスを供給し、容器内の窒素ガスを絶縁
    性ガスにて置換する工程とを含むことを特徴とするガス
    絶縁機器における絶縁性ガス充填方法。 2、前記、絶縁性ガスは空気及び窒素ガスより比重が大
    きく、容器の底に設けた給気口から供給される特許請求
    の範囲第1項記載のガス絶縁機器における絶縁性ガス充
    填方法。 3、前記、排気口及び給気口は夫々1又は複数個開口さ
    れている特許請求の範囲第1項記載のガス絶縁機器にお
    ける絶縁性ガス充填方法。
JP62147239A 1987-06-11 1987-06-11 ガス絶縁機器における絶縁性ガス充填方法 Pending JPS63310306A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016152648A (ja) * 2015-02-16 2016-08-22 東京電力ホールディングス株式会社 ガス絶縁開閉装置およびそのガス置換方法
JP2017516717A (ja) * 2014-02-19 2017-06-22 テトラ ラバル ホールディングス アンド ファイナンス エス エイ 電力供給ユニット

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US10582647B2 (en) 2014-02-19 2020-03-03 Tetra Laval Holdings & Finance S.A. Power supply unit
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