JPH06327111A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents
ガス絶縁開閉装置Info
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- JPH06327111A JPH06327111A JP5112976A JP11297693A JPH06327111A JP H06327111 A JPH06327111 A JP H06327111A JP 5112976 A JP5112976 A JP 5112976A JP 11297693 A JP11297693 A JP 11297693A JP H06327111 A JPH06327111 A JP H06327111A
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- space
- containers
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02B—BOARDS, SUBSTATIONS OR SWITCHING ARRANGEMENTS FOR THE SUPPLY OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02B13/00—Arrangement of switchgear in which switches are enclosed in, or structurally associated with, a casing, e.g. cubicle
- H02B13/005—Electrical connection between switchgear cells
Landscapes
- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
- Installation Of Bus-Bars (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 修理等の場合に、絶縁ガスの抜き取り、再充
填を行なわなくてもよいガス絶縁開閉装置を提供する。 【構成】 所定の開閉装置を絶縁ガスを充填した気密容
器内に収容し、その開閉装置の端子は気密を保持するブ
ッシングを介して気密容器外へ導出されている。この気
密容器を他の気密容器と連結させると、両気密容器のそ
れぞれの端子が接続されるとともに、その接続部を囲む
密閉空間が形成され、その密閉空間に両気密容器の連結
によって自動的に開かれる弁を通じて一方の気密容器の
絶縁ガスが流入する。
填を行なわなくてもよいガス絶縁開閉装置を提供する。 【構成】 所定の開閉装置を絶縁ガスを充填した気密容
器内に収容し、その開閉装置の端子は気密を保持するブ
ッシングを介して気密容器外へ導出されている。この気
密容器を他の気密容器と連結させると、両気密容器のそ
れぞれの端子が接続されるとともに、その接続部を囲む
密閉空間が形成され、その密閉空間に両気密容器の連結
によって自動的に開かれる弁を通じて一方の気密容器の
絶縁ガスが流入する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はガス絶縁開閉装置の改良
に関するものである。
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図３は従来のガス絶縁開閉装置の一例の
構成を示す側断面図である。図において、例えば図の下
方に配設された主回路１Ａに接続されたケーブル１が下
方からガス絶縁開閉装置のフレーム１１内に導入され、
変流器２を通ってケーブルヘッド９内に配設された電気
導体９Ａに接続されている。ケーブルヘッド９は、絶縁
ガスが充填されたタンク８の気密を保ちつつ、前記ケー
ブル１をタンク８内の電気機器に接続する器具である。
タンク８の上部には受電点断路器４が設けられており、
その入力端子４Ａに前記ケーブルヘッド９の導体９Ａが
接続用の導体９Ｂによって接続されている。入力端子４
Ａには受電点接地開閉器５の入力端子５Ａが接続されて
おり、導体９Ａを接地することができる。受電点断路器
４の出力端子４Ｂは、その下方に配置された遮断器６の
入力端子６Ａに接続用の導体４Ｃによって接続されてい
る。遮断器６の出力端子６Ｂは、その下方に配置された
母線断路器７の入力端子７Ａに接続用の導体６Ｃ、６Ｄ
によって接続されており、その出力端子７Ｂは導体７Ｃ
を経て例えば母線１０に接続される。上記の受電点断路
器４、受電点接地開閉器５、遮断器６及び母線断路器７
等の開閉装置は公知の構成を有するものであり、それぞ
れの操作を行なうための操作装置４Ｃ、５Ｃ、６Ｃ、及
び７Ｃがタンク８の外部に設けられている。ガス絶縁開
閉装置においては、各開閉装置及び各開閉装置間を接続
する導体のすべてが絶縁ガス中に置かれることが必要で
ある。
構成を示す側断面図である。図において、例えば図の下
方に配設された主回路１Ａに接続されたケーブル１が下
方からガス絶縁開閉装置のフレーム１１内に導入され、
変流器２を通ってケーブルヘッド９内に配設された電気
導体９Ａに接続されている。ケーブルヘッド９は、絶縁
ガスが充填されたタンク８の気密を保ちつつ、前記ケー
ブル１をタンク８内の電気機器に接続する器具である。
タンク８の上部には受電点断路器４が設けられており、
その入力端子４Ａに前記ケーブルヘッド９の導体９Ａが
接続用の導体９Ｂによって接続されている。入力端子４
Ａには受電点接地開閉器５の入力端子５Ａが接続されて
おり、導体９Ａを接地することができる。受電点断路器
４の出力端子４Ｂは、その下方に配置された遮断器６の
入力端子６Ａに接続用の導体４Ｃによって接続されてい
る。遮断器６の出力端子６Ｂは、その下方に配置された
母線断路器７の入力端子７Ａに接続用の導体６Ｃ、６Ｄ
によって接続されており、その出力端子７Ｂは導体７Ｃ
を経て例えば母線１０に接続される。上記の受電点断路
器４、受電点接地開閉器５、遮断器６及び母線断路器７
等の開閉装置は公知の構成を有するものであり、それぞ
れの操作を行なうための操作装置４Ｃ、５Ｃ、６Ｃ、及
び７Ｃがタンク８の外部に設けられている。ガス絶縁開
閉装置においては、各開閉装置及び各開閉装置間を接続
する導体のすべてが絶縁ガス中に置かれることが必要で
ある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来のガス絶縁開閉装
置においては、断路器、開閉器及び遮断器等の開閉装置
がすべて１個のタンク８内に収納されている。従ってこ
れらの開閉装置の内の１個が故障したとき、又は仕様変
更によって規格の異なるものに交換する必要が生じた場
合には、タンク８内の絶縁ガスを抜いてから交換作業を
行ない、作業完了後再び絶縁ガスを充填する必要があ
る。絶縁ガスの抜取り及び再充填作業は極めて繁雑であ
り、この作業のためガス絶縁開閉装置の保守・修理作業
に長時間を要していた。
置においては、断路器、開閉器及び遮断器等の開閉装置
がすべて１個のタンク８内に収納されている。従ってこ
れらの開閉装置の内の１個が故障したとき、又は仕様変
更によって規格の異なるものに交換する必要が生じた場
合には、タンク８内の絶縁ガスを抜いてから交換作業を
行ない、作業完了後再び絶縁ガスを充填する必要があ
る。絶縁ガスの抜取り及び再充填作業は極めて繁雑であ
り、この作業のためガス絶縁開閉装置の保守・修理作業
に長時間を要していた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明のガス絶縁開閉
装置は、絶縁ガスが充填された気密性の容器内に収容さ
れた所定の電気装置の端子を、気密を保ちつつ絶縁物の
ブッシングを介して少なくとも２個の第１及び第２の導
体によって外部へ導出し、前記第１及び第２導体の周囲
にそれぞれ設けられた第１及び第２の連結部であって、
少なくとも２個の容器の第１の容器の第２の連結部に第
２の容器の第１の連結部を気密を保ちつつ連結して連結
部空間を形成させる気密保持手段と、前記第１の容器の
第２の導体を前記第２の容器の第１の導体に接続する手
段を有する連結部を備え、前記連結部内に、前記第１の
容器の第２の連結部と第２の容器の第１の連結部とが連
結されたとき、前記連結部空間と、容器内空間とを連結
する弁手段、及び前記連結部空間と容器の外部の空間と
を手動操作によって連通させる手動弁を備えている。
装置は、絶縁ガスが充填された気密性の容器内に収容さ
れた所定の電気装置の端子を、気密を保ちつつ絶縁物の
ブッシングを介して少なくとも２個の第１及び第２の導
体によって外部へ導出し、前記第１及び第２導体の周囲
にそれぞれ設けられた第１及び第２の連結部であって、
少なくとも２個の容器の第１の容器の第２の連結部に第
２の容器の第１の連結部を気密を保ちつつ連結して連結
部空間を形成させる気密保持手段と、前記第１の容器の
第２の導体を前記第２の容器の第１の導体に接続する手
段を有する連結部を備え、前記連結部内に、前記第１の
容器の第２の連結部と第２の容器の第１の連結部とが連
結されたとき、前記連結部空間と、容器内空間とを連結
する弁手段、及び前記連結部空間と容器の外部の空間と
を手動操作によって連通させる手動弁を備えている。
【０００５】
【作用】２個の容器を連結すると、両容器の電気接続部
が接触すると共に、弁が開き連結部空間に絶縁ガスが充
満する。
が接触すると共に、弁が開き連結部空間に絶縁ガスが充
満する。
【０００６】
【実施例】図１はこの発明のガス絶縁開閉装置の実施例
を示す断面図である。図において、箱状の容器２０は気
密構造を有し、内部に公知の電気装置である断路器２４
Ａ、開閉器２４Ｂ又は遮断器２４Ｃ等の開閉装置、又は
複数の開閉装置間を接続する母線が収容されている。す
なわち、容器２０は内部に収容される電気装置に応じ
て、断路器ユニット、開閉器ユニット、遮断器ユニット
又は母線ユニットを構成している。これらの開閉装置は
公知のものであるので矩形の箱によって表示し、詳細な
内部の構成は図示を省略している。開閉装置のうちで、
断路器２４Ａは３個の端子を有し、開閉器２４Ｂ及び遮
断器２４Ｃは２個の端子を有している。開閉装置として
断路器２４Ａが収容されている場合には、断路器２４Ａ
に接続された第１、第２及び第３の導体２４、２５及び
２９がそれぞれ気密を保持するための絶縁物のブッシン
グ２３Ａ、２３Ｂ又は２６を介して外部へ導出されてい
る。
を示す断面図である。図において、箱状の容器２０は気
密構造を有し、内部に公知の電気装置である断路器２４
Ａ、開閉器２４Ｂ又は遮断器２４Ｃ等の開閉装置、又は
複数の開閉装置間を接続する母線が収容されている。す
なわち、容器２０は内部に収容される電気装置に応じ
て、断路器ユニット、開閉器ユニット、遮断器ユニット
又は母線ユニットを構成している。これらの開閉装置は
公知のものであるので矩形の箱によって表示し、詳細な
内部の構成は図示を省略している。開閉装置のうちで、
断路器２４Ａは３個の端子を有し、開閉器２４Ｂ及び遮
断器２４Ｃは２個の端子を有している。開閉装置として
断路器２４Ａが収容されている場合には、断路器２４Ａ
に接続された第１、第２及び第３の導体２４、２５及び
２９がそれぞれ気密を保持するための絶縁物のブッシン
グ２３Ａ、２３Ｂ又は２６を介して外部へ導出されてい
る。
【０００７】容器２０と同一の外形寸法の容器３０は例
えば開閉器２４Ｂが収容されており、容器２０の下部に
配設されている。開閉器２４Ｂに接続された第１及び第
２の導体２４、２５はそれぞれ気密を保持する絶縁物の
ブッシング２３Ａ、２３Ｂを介して外部へ導出されてい
る。導体２５は端部に接続部２５Ａを有し、それに容器
３０の導体２４の端部が挿入されたとき良好な電気的接
続状態が得られるようになされている。容器３０の導体
２５の接続部２５Ａも容器２０の接続部２５Ａと同様な
構成及び機能を有している。各容器２０及び３０の図に
おいて左側面にはそれぞれの開閉装置の操作装置２７及
び３６が設けられている。
えば開閉器２４Ｂが収容されており、容器２０の下部に
配設されている。開閉器２４Ｂに接続された第１及び第
２の導体２４、２５はそれぞれ気密を保持する絶縁物の
ブッシング２３Ａ、２３Ｂを介して外部へ導出されてい
る。導体２５は端部に接続部２５Ａを有し、それに容器
３０の導体２４の端部が挿入されたとき良好な電気的接
続状態が得られるようになされている。容器３０の導体
２５の接続部２５Ａも容器２０の接続部２５Ａと同様な
構成及び機能を有している。各容器２０及び３０の図に
おいて左側面にはそれぞれの開閉装置の操作装置２７及
び３６が設けられている。
【０００８】容器２０及び３０は図において上面に導体
２４を囲む例えば円筒状の第１の連結部２１を有してい
る。連結部２１の内側には弁４０が設けられている。弁
４０の詳細な構成を図２に示す。弁４０は、容器２０の
上面に設けられた穴２０Ａの直径より大きい直径の頭部
４１Ａを有する釘状の弁体４１と、弁体４１の胴部４６
の直径より大きい直径の押しばね４３を有している。容
器２０の内側面２０Ｂにおいて、穴２０Ａを囲んで頭部
４１Ａの直径より小さいリング状の溝４７が設けられて
おり、その溝４７内にパッキン４４が設けられている。
押しばね４３は容器２０の外側面２０Ｃと弁体４１に取
付けられたフランジ４２間に圧縮状態で取付けられてお
り、弁体４１がパッキン４４に圧接して気密を保持し、
容器２０内に充填された絶縁ガスが外部に漏れないよう
になされている。
２４を囲む例えば円筒状の第１の連結部２１を有してい
る。連結部２１の内側には弁４０が設けられている。弁
４０の詳細な構成を図２に示す。弁４０は、容器２０の
上面に設けられた穴２０Ａの直径より大きい直径の頭部
４１Ａを有する釘状の弁体４１と、弁体４１の胴部４６
の直径より大きい直径の押しばね４３を有している。容
器２０の内側面２０Ｂにおいて、穴２０Ａを囲んで頭部
４１Ａの直径より小さいリング状の溝４７が設けられて
おり、その溝４７内にパッキン４４が設けられている。
押しばね４３は容器２０の外側面２０Ｃと弁体４１に取
付けられたフランジ４２間に圧縮状態で取付けられてお
り、弁体４１がパッキン４４に圧接して気密を保持し、
容器２０内に充填された絶縁ガスが外部に漏れないよう
になされている。
【０００９】図１において、各容器２０及び３０の図に
おいて下面には、導体２５を囲む円筒状の第２の連結部
２８が設けられている。連結部２８の内径は連結部２１
の外径より若干大きくなされており、連結部２１を連結
部２８に挿入したとき連結部２８の内壁面の円周上の溝
に設けられたパッキン２８Ａによって両者間の気密が保
持されるようになされている。容器２０及び３０には、
連結部２８の容器２０又は３０との取付部近傍に手動弁
２８Ｂが設けられている。手動弁２８Ｂは手動操作によ
りガスを微少量流出させることができる弁である。
おいて下面には、導体２５を囲む円筒状の第２の連結部
２８が設けられている。連結部２８の内径は連結部２１
の外径より若干大きくなされており、連結部２１を連結
部２８に挿入したとき連結部２８の内壁面の円周上の溝
に設けられたパッキン２８Ａによって両者間の気密が保
持されるようになされている。容器２０及び３０には、
連結部２８の容器２０又は３０との取付部近傍に手動弁
２８Ｂが設けられている。手動弁２８Ｂは手動操作によ
りガスを微少量流出させることができる弁である。
【００１０】容器２０は、図において上下にフランジ２
２Ａ及び２２Ｂを備え、また容器３０は同様にフランジ
３２Ａ及び３２Ｂを備えている。フランジ２２Ｂと３２
Ａは対応する位置に複数個（例えば４個）の穴を有し、
それらの穴を用いてフランジ２２Ｂと３２Ａをボルト３
９及びナット３９Ａによって締めつける。その結果、連
結部２１が連結部２８内に挿入されるとともに、容器３
０の導体２４の先端が容器２０の導体２５の接続部２５
Ａに挿入され両者間が電気的に接続される。このとき弁
体４１の先端４５が容器２０の下側表面に当接し、弁体
４１は下方に押し下げられる。その結果、頭部４１Ａが
パッキン４４から離れ、容器３０の内部は、連結部２１
と２８により形成される連結部空間３８に連通し、大気
圧より約０．５気圧高い圧力で充填されている絶縁ガス
が穴２０Ａを通って連結部空間３８へ流入する。絶縁ガ
スは空気より重いので、空気は連結部空間３８の上層部
に押し上げられ、絶縁ガスは下層部に滞留する。この状
態で手動操作により手動弁２８Ｂを開くと、上層の空気
は手動弁２８Ｂから外部へ放出されるとともに、穴２０
Ａを通って連結部空間３８に絶縁ガスが流入する。そし
て手動弁２８Ｂから絶縁ガスが少量流出する状態になっ
たとき手動弁２８Ｂを閉にする。その結果、連結部空間
３８に絶縁ガスが充満し、導体２４と２５の接続部２５
Ａにおいて良好な絶縁性が保たれる。
２Ａ及び２２Ｂを備え、また容器３０は同様にフランジ
３２Ａ及び３２Ｂを備えている。フランジ２２Ｂと３２
Ａは対応する位置に複数個（例えば４個）の穴を有し、
それらの穴を用いてフランジ２２Ｂと３２Ａをボルト３
９及びナット３９Ａによって締めつける。その結果、連
結部２１が連結部２８内に挿入されるとともに、容器３
０の導体２４の先端が容器２０の導体２５の接続部２５
Ａに挿入され両者間が電気的に接続される。このとき弁
体４１の先端４５が容器２０の下側表面に当接し、弁体
４１は下方に押し下げられる。その結果、頭部４１Ａが
パッキン４４から離れ、容器３０の内部は、連結部２１
と２８により形成される連結部空間３８に連通し、大気
圧より約０．５気圧高い圧力で充填されている絶縁ガス
が穴２０Ａを通って連結部空間３８へ流入する。絶縁ガ
スは空気より重いので、空気は連結部空間３８の上層部
に押し上げられ、絶縁ガスは下層部に滞留する。この状
態で手動操作により手動弁２８Ｂを開くと、上層の空気
は手動弁２８Ｂから外部へ放出されるとともに、穴２０
Ａを通って連結部空間３８に絶縁ガスが流入する。そし
て手動弁２８Ｂから絶縁ガスが少量流出する状態になっ
たとき手動弁２８Ｂを閉にする。その結果、連結部空間
３８に絶縁ガスが充満し、導体２４と２５の接続部２５
Ａにおいて良好な絶縁性が保たれる。
【００１１】容器２０の導体２４に、図３に示すケーブ
ルヘッド９を取付ければケーブル１を断路器２４Ａに接
続するためのユニットを構成することができる。また図
１における容器３０内に、開閉器２４Ｂの代りに母線
（図示省略）を収容すれば、母線ユニットを構成するこ
とができる。そして、これらのユニットと、断路器２４
Ａが収容された容器２０、開閉器２４Ｂまたは遮断器２
４Ｃが収容された容器３０とを、回路構成に応じて縦に
複数個積重ねることにより、所望のガス絶縁開閉装置を
構成することができる。故障時には、故障の生じた容器
２０または３０のみを交換する。
ルヘッド９を取付ければケーブル１を断路器２４Ａに接
続するためのユニットを構成することができる。また図
１における容器３０内に、開閉器２４Ｂの代りに母線
（図示省略）を収容すれば、母線ユニットを構成するこ
とができる。そして、これらのユニットと、断路器２４
Ａが収容された容器２０、開閉器２４Ｂまたは遮断器２
４Ｃが収容された容器３０とを、回路構成に応じて縦に
複数個積重ねることにより、所望のガス絶縁開閉装置を
構成することができる。故障時には、故障の生じた容器
２０または３０のみを交換する。
【００１２】図３に示す従来例においては、主回路１Ａ
が下方に配置されているので、ケーブル１を変流器２を
貫通させて上方へ配線し、ケーブルヘッド９が最上部に
設けられている。その結果、複数の開閉装置が上から下
へ所定の順序で配置されている。もし主回路１Ａが上方
に配置されている場合には、ケーブル１を逆に上方から
下方へ配線し、ケーブルヘッド９は最下部に設けられ
る。その結果前記複数の開閉装置は下から上へ所定の順
序で配置される必要があり、全く構成の異なるものを別
に製作する必要がある。本発明によれば、このような場
合に各ユニットの配置を変えるだけで対処することがで
きる。
が下方に配置されているので、ケーブル１を変流器２を
貫通させて上方へ配線し、ケーブルヘッド９が最上部に
設けられている。その結果、複数の開閉装置が上から下
へ所定の順序で配置されている。もし主回路１Ａが上方
に配置されている場合には、ケーブル１を逆に上方から
下方へ配線し、ケーブルヘッド９は最下部に設けられ
る。その結果前記複数の開閉装置は下から上へ所定の順
序で配置される必要があり、全く構成の異なるものを別
に製作する必要がある。本発明によれば、このような場
合に各ユニットの配置を変えるだけで対処することがで
きる。
【００１３】図１に示す実施例では各容器２０及び３０
を縦方向に積重ねているが、横方向に並べて配列しても
よい。この場合は、図の右側面を下にし、操作装置２７
及び３６の取付面（図１の左側面）が上向きになるよう
に配置するのが望ましい。その理由は、上記のように配
置すると、手動弁２８Ｂが連結部２８の上部にくるの
で、前述のように連結部空間３８の空気を排出し、絶縁
ガスを満たすときに、絶縁ガスの流出を少なくすること
ができる。
を縦方向に積重ねているが、横方向に並べて配列しても
よい。この場合は、図の右側面を下にし、操作装置２７
及び３６の取付面（図１の左側面）が上向きになるよう
に配置するのが望ましい。その理由は、上記のように配
置すると、手動弁２８Ｂが連結部２８の上部にくるの
で、前述のように連結部空間３８の空気を排出し、絶縁
ガスを満たすときに、絶縁ガスの流出を少なくすること
ができる。
【００１４】
【発明の効果】この発明によれば、断路器、開閉器又は
遮断器等の開閉装置が個別に絶縁ガスを充填した容器内
に収容されて断路器ユニット、開閉器ユニット及び遮断
器ユニットを形成しているので、これらの各ユニットを
組合せることにより任意のガス絶縁開閉装置を構成する
ことができる。各容器には弁が設けられており充填され
た絶縁ガスが漏れないようになされており、各ユニット
を連結するとこの弁が自動的に開き、両容器の連結部空
間に絶縁ガスが充満し、両ユニットの接続部の絶縁を保
持する。故障時には故障の生じたユニットのみを交換す
ればよく絶縁ガスの抜取り作業は不要となる。またこの
交換時に漏出する絶縁ガスは微量であり、絶縁ガスを再
充填する必要はない。
遮断器等の開閉装置が個別に絶縁ガスを充填した容器内
に収容されて断路器ユニット、開閉器ユニット及び遮断
器ユニットを形成しているので、これらの各ユニットを
組合せることにより任意のガス絶縁開閉装置を構成する
ことができる。各容器には弁が設けられており充填され
た絶縁ガスが漏れないようになされており、各ユニット
を連結するとこの弁が自動的に開き、両容器の連結部空
間に絶縁ガスが充満し、両ユニットの接続部の絶縁を保
持する。故障時には故障の生じたユニットのみを交換す
ればよく絶縁ガスの抜取り作業は不要となる。またこの
交換時に漏出する絶縁ガスは微量であり、絶縁ガスを再
充填する必要はない。
【図１】本発明の実施例の側断面図
【図２】本発明の実施例の部分断面図
【図３】従来の例の側断面図
２０ 容器 ２１ 第１の連結部 ２３Ａ ブッシング ２３Ｂ ブッシング ２４ 第１の導体 ２４Ａ 断路器 ２５ 第２の導体 ２８ 第２の連結部 ２８Ａ パッキン ２８Ｂ 手動弁 ３０ 容器 ３８ 連結部空間 ４０ 弁
Claims (1)
- 【請求項１】 内部に所定の電気装置が収容され、かつ
絶縁ガスが充填された気密性の容器、 前記電気装置の端子を気密を保ちつつ前記容器の外部へ
導出するための絶縁物のブッシング、 前記ブッシングを介して前記の端子を外部へ導出する少
なくとも２個の第１及び第２の導体、 前記第１及び第２の導体の近傍にそれぞれ設けられた第
１及び第２の連結部であって、少なくとも２個の容器の
第１の容器の第２の連結部に第２の容器の第１の連結部
を気密を保ちつつ連結して連結部空間を形成させる気密
保持手段と、前記第１の容器の第２の導体を前記第２の
容器の第１の導体に接続する手段を有する連結部、 前記連結部内に設けられ、前記第１の容器の第２の連結
部と第２の容器の第１の連結部とが連結されたとき、前
記連結部内の空間を容器内の空間に連通させる弁手段、
及び前記連結部空間と容器の外部の空間とを手動操作に
よって連通させる手動弁を有するガス絶縁開閉装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5112976A JPH06327111A (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | ガス絶縁開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5112976A JPH06327111A (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | ガス絶縁開閉装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06327111A true JPH06327111A (ja) | 1994-11-25 |
Family
ID=14600282
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5112976A Pending JPH06327111A (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | ガス絶縁開閉装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06327111A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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- 1993-05-14 JP JP5112976A patent/JPH06327111A/ja active Pending
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