JPS63307361A - 標本採取装置 - Google Patents
標本採取装置Info
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- JPS63307361A JPS63307361A JP13103387A JP13103387A JPS63307361A JP S63307361 A JPS63307361 A JP S63307361A JP 13103387 A JP13103387 A JP 13103387A JP 13103387 A JP13103387 A JP 13103387A JP S63307361 A JPS63307361 A JP S63307361A
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B10/00—Other methods or instruments for diagnosis, e.g. instruments for taking a cell sample, for biopsy, for vaccination diagnosis; Sex determination; Ovulation-period determination; Throat striking implements
- A61B10/02—Instruments for taking cell samples or for biopsy
- A61B2010/0216—Sampling brushes
Landscapes
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は心棒と、心棒の一端部に具備される支承体と、
支承体に実質的に平行に取シ付けられる可撓性を持った
多数のブリストルとを備える1人体あるいは動物の膣、
特に子宮頚部から塗抹標本を採取する標本採取装置に関
する。
支承体に実質的に平行に取シ付けられる可撓性を持った
多数のブリストルとを備える1人体あるいは動物の膣、
特に子宮頚部から塗抹標本を採取する標本採取装置に関
する。
(従来の技術)
この種の従来の標本採取装置としては米国特許第4,1
27,113号に開示のものが挙げられ、この標本採取
装置においては、支承体が心棒に対し平行に延び、一方
ブリスドルが心棒に対し実質的に直角方向に延びるよう
に設けられている。塗抹標本を採取する際にはブリスト
ルを有する支承体が子宮頚部の管部内に挿入されて回わ
され、これによりブリスドルの端部によって管部の壁部
が引っ掻かれ、ブリストルの端部に標本が採取される。
27,113号に開示のものが挙げられ、この標本採取
装置においては、支承体が心棒に対し平行に延び、一方
ブリスドルが心棒に対し実質的に直角方向に延びるよう
に設けられている。塗抹標本を採取する際にはブリスト
ルを有する支承体が子宮頚部の管部内に挿入されて回わ
され、これによりブリスドルの端部によって管部の壁部
が引っ掻かれ、ブリストルの端部に標本が採取される。
即ち支承体を子宮頚部の管部内に充分に挿入することに
より、心棒の端部における平坦な刃部の縁部によって子
宮頚部の口部に沿い塗抹標本が引っ掻き取られる。
より、心棒の端部における平坦な刃部の縁部によって子
宮頚部の口部に沿い塗抹標本が引っ掻き取られる。
(発明が解決しようとする問題点)
一方、いわゆるパブ塗抹テスト(pap 5rntt=
ar test)においては、正確な診断を行なうため
に子宮の鱗状上皮細胞と子宮頚管内膜管部の円筒状上皮
細胞の双方が標本中に存在する必要がある(いわゆる塗
抹標本を得る必要がある)。このノくプ塗抹テストは、
子宮頚部の内膜と外膜との間の鱗状円筒接合部分に癌腫
若しくはその早期段階のものが発生し易くこの部分の細
胞が確実に採取されるととKよって癌腫の早期発見がで
きるので、好ましい。
ar test)においては、正確な診断を行なうため
に子宮の鱗状上皮細胞と子宮頚管内膜管部の円筒状上皮
細胞の双方が標本中に存在する必要がある(いわゆる塗
抹標本を得る必要がある)。このノくプ塗抹テストは、
子宮頚部の内膜と外膜との間の鱗状円筒接合部分に癌腫
若しくはその早期段階のものが発生し易くこの部分の細
胞が確実に採取されるととKよって癌腫の早期発見がで
きるので、好ましい。
しかしながら上述の標本採取装置では、子宮頚部の管部
から細胞は確実に取シ出せるものの、鱗状の円筒接合部
分からは標本岬胞を得られない問題があった。換言すれ
ばブリストルを有する支承体全体を子宮頚部の管部内に
挿入できず、平坦な刃部の縁部によって子宮頚部の口部
に沿い引っ掻き動作を行なえないから、そこから細胞を
取シ出すことができない。従って子宮頚部の状襲を確実
に知ることができない問題があった。
から細胞は確実に取シ出せるものの、鱗状の円筒接合部
分からは標本岬胞を得られない問題があった。換言すれ
ばブリストルを有する支承体全体を子宮頚部の管部内に
挿入できず、平坦な刃部の縁部によって子宮頚部の口部
に沿い引っ掻き動作を行なえないから、そこから細胞を
取シ出すことができない。従って子宮頚部の状襲を確実
に知ることができない問題があった。
また従来の標本採取装置には、子宮頚部から取シ出され
る細胞標本が顕微鏡のスライドに移される際、平坦な刃
部の縁部からスライド上に標本を直接移し得ない問題も
あった。
る細胞標本が顕微鏡のスライドに移される際、平坦な刃
部の縁部からスライド上に標本を直接移し得ない問題も
あった。
しかして本発明の目的は従来の欠点を効果的に除去でき
、人体若しくは動物の膣、特に子宮頚部から標本を最適
に採取可能な標本採取装置を提供することにある。
、人体若しくは動物の膣、特に子宮頚部から標本を最適
に採取可能な標本採取装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段)
本発明によれば、上記の目的はブリストルが心棒に対し
実質的に平行に延び、各ブリストルは少なくとも一の長
手方向に延びる鋭い縁部を有し、心棒を回し標本を採取
するとき当該縁部により膣から標本細胞を引っ掻いて採
取可能な標本採取装置によって達成される。
実質的に平行に延び、各ブリストルは少なくとも一の長
手方向に延びる鋭い縁部を有し、心棒を回し標本を採取
するとき当該縁部により膣から標本細胞を引っ掻いて採
取可能な標本採取装置によって達成される。
(作用)
上述のような本発明の標本採取装置によれば、ブリスト
ルの一部、例えば心棒の延長線上の近傍部分のブリスト
ルが子宮頚部の管部内に円滑に挿入され得、該管部の内
壁から標本細胞を採取可能となシ、また!iシのブリス
トルにより子宮頚部に涜って広範な部分から標本細胞を
採取可能となるので、常に好適に塗抹標本を得ることが
できる。
ルの一部、例えば心棒の延長線上の近傍部分のブリスト
ルが子宮頚部の管部内に円滑に挿入され得、該管部の内
壁から標本細胞を採取可能となシ、また!iシのブリス
トルにより子宮頚部に涜って広範な部分から標本細胞を
採取可能となるので、常に好適に塗抹標本を得ることが
できる。
本発明の好ましい実施例によれば、心棒の延長線上の部
分に配設されるブリストルの自由端部が該部分の外側に
配設されるブリストルの自由端部より長手に突出される
。これにより心棒の延長線上のブリストルは他のブリス
トルより子宮頚部の管部内に更に深く挿入できる。また
心棒の延長線上のグリストルは断面積が他のグリストル
より大にされておシ、これにより心棒の延長線上のグリ
ストルは子宮頚部の管部内に容易に挿入され、心棒の軸
線を中心に容易に回動される。
分に配設されるブリストルの自由端部が該部分の外側に
配設されるブリストルの自由端部より長手に突出される
。これにより心棒の延長線上のブリストルは他のブリス
トルより子宮頚部の管部内に更に深く挿入できる。また
心棒の延長線上のグリストルは断面積が他のグリストル
より大にされておシ、これにより心棒の延長線上のグリ
ストルは子宮頚部の管部内に容易に挿入され、心棒の軸
線を中心に容易に回動される。
且本発明によれば、支承体のグリストルと対向する側面
が膣の口部の形状に相当する形状に湾曲されておシ、こ
れにより子宮頚部の口部の広範囲の細胞および管部から
の細胞を採取可能であシ、心棒の延長線上のグリストル
も好適に支承される。
が膣の口部の形状に相当する形状に湾曲されておシ、こ
れにより子宮頚部の口部の広範囲の細胞および管部から
の細胞を採取可能であシ、心棒の延長線上のグリストル
も好適に支承される。
更に本発明に用いる支承体には弾性が与えられており、
これにより支承体の両外側部のグリストルが容易に広が
ることになり、子宮頚部の口部を広範囲に亘って覆い得
る。
これにより支承体の両外側部のグリストルが容易に広が
ることになり、子宮頚部の口部を広範囲に亘って覆い得
る。
且また本発明によれば、グリストルの横断面が実質的に
半円にされておシ、これによってグリストルに鋭い縁部
が持たせられ、当該縁部を介し各グリストルの平坦面上
に塗抹標本としての細胞が採取され得る。
半円にされておシ、これによってグリストルに鋭い縁部
が持たせられ、当該縁部を介し各グリストルの平坦面上
に塗抹標本としての細胞が採取され得る。
且本発明によれば、グリストルが心棒の軸線を通る平面
に対し実質的に対称に配設され得る反面、支承体におい
て心棒を通る平面に対し片方の側部の長さを他方の側部
の長さより短かくすれば、標本採取装置の寸法を最小限
に押え得、子宮頚部の管部に容易に達せしめることがで
き、特に膣が極めて小さい場合に有効になる。
に対し実質的に対称に配設され得る反面、支承体におい
て心棒を通る平面に対し片方の側部の長さを他方の側部
の長さより短かくすれば、標本採取装置の寸法を最小限
に押え得、子宮頚部の管部に容易に達せしめることがで
き、特に膣が極めて小さい場合に有効になる。
(実施例)
第1図〜第3図には人体若しくは動物の膣、特に子宮頚
部(9)から塗抹標本を採取する標本採取装置が示され
る。標本採取装置は横断面が半円状の心n (1)と、
心棒(1)の一端部に固設された支承体(2ンと、心棒
(1)に対しその延長方向に平行に延びるよう支承体(
2)K保持された多数のグリストル(3)とを備える。
部(9)から塗抹標本を採取する標本採取装置が示され
る。標本採取装置は横断面が半円状の心n (1)と、
心棒(1)の一端部に固設された支承体(2ンと、心棒
(1)に対しその延長方向に平行に延びるよう支承体(
2)K保持された多数のグリストル(3)とを備える。
グリストル(3)は後述のようにブラシ態様に構成され
る。
る。
支承体(2)の表面全体に散設されるグリストル(3)
は横断面が平側面(4)と丸面(5)と平側面(4)お
よび丸面(5)との間の縁部(6)とを備えた半円状を
なしている(特に第3図参照)。グリストル(3)をこ
のような形状にすることにより、各ブリストル(3)の
平側面(4)と丸面(5)との間の縁部(6)が鋭利に
なる。このため標本採取装置を心棒(1)を中心に回動
したときグリストル(3)の、心棒(1)の延長線から
遠い側の縁部(6)が子宮頚部(9)の壁に当たシ、こ
れを引掻くように作用し、子宮頚部(9)の壁土の標本
がグリストル(3ンの平側面(4)上に容易に集められ
得る。
は横断面が平側面(4)と丸面(5)と平側面(4)お
よび丸面(5)との間の縁部(6)とを備えた半円状を
なしている(特に第3図参照)。グリストル(3)をこ
のような形状にすることにより、各ブリストル(3)の
平側面(4)と丸面(5)との間の縁部(6)が鋭利に
なる。このため標本採取装置を心棒(1)を中心に回動
したときグリストル(3)の、心棒(1)の延長線から
遠い側の縁部(6)が子宮頚部(9)の壁に当たシ、こ
れを引掻くように作用し、子宮頚部(9)の壁土の標本
がグリストル(3ンの平側面(4)上に容易に集められ
得る。
支承体(2)上において心棒(1)の軸線を長手方向に
通る平面(7)の−側に位置するグリストル(3)はそ
の平側面(4)が平面(7)と直角なある一方向に向け
られ、平面(7)の他側に位置するグリストル(3)は
その平側面(4)が平面(7)の−側のグリストル(3
)の平側面(4)と逆向きに向けられている。
通る平面(7)の−側に位置するグリストル(3)はそ
の平側面(4)が平面(7)と直角なある一方向に向け
られ、平面(7)の他側に位置するグリストル(3)は
その平側面(4)が平面(7)の−側のグリストル(3
)の平側面(4)と逆向きに向けられている。
従って標本採取装置は心棒(1)を中心に矢印Aの方向
に回動されるときのみ子宮頚部(9)の壁から標本が掻
き集められ得る。
に回動されるときのみ子宮頚部(9)の壁から標本が掻
き集められ得る。
熱論プ11ストル(3)の断面は半円以外の形状、例え
ば矩形若しくはレンズ形状にすることも可能である。
ば矩形若しくはレンズ形状にすることも可能である。
支承体(2)は標本採取装置の長手方向から見て長細く
なるように構成され、標本採取装置を子宮頚部(9)の
管部αO内に挿入する際該管部(+、[)に対し支承体
(2)が好適に案内される。この場合グリストル(3)
を支承する支承体(2)の表面はその頂部を挾んで支承
体(2)の長手方向に沿い湾曲され、この支承体(2)
表面の頂部並びに湾曲面部は子宮頚部(9)の口部の断
面形状に適合可能に構成される。またグリストル(3)
の上端部全体の輪郭は支承体(2)の形状に実質的に相
応するような曲線を描く。
なるように構成され、標本採取装置を子宮頚部(9)の
管部αO内に挿入する際該管部(+、[)に対し支承体
(2)が好適に案内される。この場合グリストル(3)
を支承する支承体(2)の表面はその頂部を挾んで支承
体(2)の長手方向に沿い湾曲され、この支承体(2)
表面の頂部並びに湾曲面部は子宮頚部(9)の口部の断
面形状に適合可能に構成される。またグリストル(3)
の上端部全体の輪郭は支承体(2)の形状に実質的に相
応するような曲線を描く。
標本採取装置のグリストル(3)は3種類のグリストル
からなる。即ち支承体(2)の長手方向の各端部側に配
設されたグリストル(3)と、心棒(1)を通る平面(
7)上に位置するように支承体(2)の中央部に一列に
配設されたグリストル(3)と、支承体(2)の各端部
側のグリストル(3)と中央部のグリストル(3)との
間に一列に配設されたグリストル(3)とからなる。グ
リストル(3) 、 (3)はグリストル(3)より幾
分長くされ前方へ突出せしめられている。
からなる。即ち支承体(2)の長手方向の各端部側に配
設されたグリストル(3)と、心棒(1)を通る平面(
7)上に位置するように支承体(2)の中央部に一列に
配設されたグリストル(3)と、支承体(2)の各端部
側のグリストル(3)と中央部のグリストル(3)との
間に一列に配設されたグリストル(3)とからなる。グ
リストル(3) 、 (3)はグリストル(3)より幾
分長くされ前方へ突出せしめられている。
標本採取装置の中央部から突出するグリストル(3)
、 (3)は子宮頚部(9)の管部αO内に突入可能で
あり、実質的に本標本採取装置の回転軸上に位置するよ
うに配置される。グリストル(3) 、 (3)によっ
て中央部の構成を充実させるには、支承体(2)の中央
部のブリストル(3)の断面積をブリストル(3)より
大になるように太く設け、一方プリスドル(3)をブリ
ストル(i)l (5)の断面積の間の断面積を持つよ
うな太さに設ける。これによ)ブリストル(3) 、
(3)は容易に子宮頚部(9)の導管部αQ内に深く挿
入可能になる(第1図参照)。このとき上述のように支
承体(2)中央の上面が突状に設けられているので、ブ
リストル(3) 、 (3)は好適に前方に突出せしめ
られる。
、 (3)は子宮頚部(9)の管部αO内に突入可能で
あり、実質的に本標本採取装置の回転軸上に位置するよ
うに配置される。グリストル(3) 、 (3)によっ
て中央部の構成を充実させるには、支承体(2)の中央
部のブリストル(3)の断面積をブリストル(3)より
大になるように太く設け、一方プリスドル(3)をブリ
ストル(i)l (5)の断面積の間の断面積を持つよ
うな太さに設ける。これによ)ブリストル(3) 、
(3)は容易に子宮頚部(9)の導管部αQ内に深く挿
入可能になる(第1図参照)。このとき上述のように支
承体(2)中央の上面が突状に設けられているので、ブ
リストル(3) 、 (3)は好適に前方に突出せしめ
られる。
支承体(2)には好適な弾性を持たせてあシ、使用時に
支承体(2)の両自由端部が僅かに内側へ曲がるように
設けられ、支承体(2)の自由端部近傍のブリストル(
3)の根部が内側へブリストル(3)の先端が外側へ向
くことになる。これによりブリスドル(3)は子宮頚部
(9)の口部およびその近傍において広い範囲に亘シ好
適に広がることになる(第1図参照)。
支承体(2)の両自由端部が僅かに内側へ曲がるように
設けられ、支承体(2)の自由端部近傍のブリストル(
3)の根部が内側へブリストル(3)の先端が外側へ向
くことになる。これによりブリスドル(3)は子宮頚部
(9)の口部およびその近傍において広い範囲に亘シ好
適に広がることになる(第1図参照)。
しかして第1図には標本採取装置が膣(8)内に導入さ
れ、子宮頚部(9)の管部α1内に一部案内された状態
が示されているが、このときブリストル(3)。
れ、子宮頚部(9)の管部α1内に一部案内された状態
が示されているが、このときブリストル(3)。
(3)は管部αQ内に突出され、残シのブリストル(3
)は子宮頚部(9)の口部近傍の表面壁全体に広く押し
付けられる。即ち本標本採取装置は長手方向に子宮頚部
(9)に対し押圧されたとき、支承体(2)の間外側に
配設されたブリストル(≦)は子宮頚部(9)の壁部に
対し外側に押し付けられて曲げられ、一方、中央部のブ
リストル(3) 、 (3)は管部(10内に一層深く
挿入され得る。
)は子宮頚部(9)の口部近傍の表面壁全体に広く押し
付けられる。即ち本標本採取装置は長手方向に子宮頚部
(9)に対し押圧されたとき、支承体(2)の間外側に
配設されたブリストル(≦)は子宮頚部(9)の壁部に
対し外側に押し付けられて曲げられ、一方、中央部のブ
リストル(3) 、 (3)は管部(10内に一層深く
挿入され得る。
本標本採取装置が適正に挿入されたとき、心棒(1)を
中心に矢印A方向に−又は二回転されると、ブリストル
(a)、 (3) 、 (3)の平側面(4)上に標本
が集められ、この模本標本、採取装置を膣(8)から取
シ出す。
中心に矢印A方向に−又は二回転されると、ブリストル
(a)、 (3) 、 (3)の平側面(4)上に標本
が集められ、この模本標本、採取装置を膣(8)から取
シ出す。
子宮頚部(9)から塗抹標本を採取した後、顕微鏡用の
スライドの両面上に一回ずつ本標本採取装置のブリスト
ル(3)を介し好適に塗抹標本を塗布する。
スライドの両面上に一回ずつ本標本採取装置のブリスト
ル(3)を介し好適に塗抹標本を塗布する。
本発明は図示の実施例に限定されるものではなく特許請
求の範囲の技術的思想に含まれるすべての設計変更を包
有することは理解されよう。
求の範囲の技術的思想に含まれるすべての設計変更を包
有することは理解されよう。
例えば図示の実施例において支承体(2)の、心棒(1
)の両側部の長さは実質的に同一であるように開示した
がこの長さは互いに異なるよう設けてもよい。この場合
、支承体(2)の短かい方の側部にはブリストル(3)
までが付設される。この設計変更例は特に膣が極めて小
さい場合に有効である。
)の両側部の長さは実質的に同一であるように開示した
がこの長さは互いに異なるよう設けてもよい。この場合
、支承体(2)の短かい方の側部にはブリストル(3)
までが付設される。この設計変更例は特に膣が極めて小
さい場合に有効である。
(発明の効果)
上述のように構成された本発明による標本採取装置によ
れば、特にブリストルを心棒に対し平行にその延長方向
に配列すると共にブリストルにその長手方向に延びる鋭
い縁部を具備させるから、ブリストルが子宮頚部の管部
内に円滑に挿入され且子宮頚部の鱗状上皮細胞をも良好
に採取でき、癌腫の早期発見に充分寄与し得る等の効果
を達成する。
れば、特にブリストルを心棒に対し平行にその延長方向
に配列すると共にブリストルにその長手方向に延びる鋭
い縁部を具備させるから、ブリストルが子宮頚部の管部
内に円滑に挿入され且子宮頚部の鱗状上皮細胞をも良好
に採取でき、癌腫の早期発見に充分寄与し得る等の効果
を達成する。
第1図は本発明による標本採取装置の使用状態を示す簡
略説明図、第2図は同部分拡大側面図、第3図は同平面
図である。
略説明図、第2図は同部分拡大側面図、第3図は同平面
図である。
Claims (13)
- (1)心棒と、心棒の一端部に設けられる支承体と、実
質的に互いに平行に延び支承体に支承される多数のブリ
ストルとを備え、ブリストルが心棒に対し実質的に平行
に延び、各ブリストルは心棒の回動時に膣から標本細胞
を採取可能な、少なくとも一の長手方向に延びる縁部を
有することを特徴とする人体若しくは動物の膣、特に子
宮頚部から塗抹標本を採取する標本採取装置。 - (2)心棒の延長線上の近傍におけるブリストルの自由
端部は心棒の延長線近傍の両外側に配設される他のブリ
ストルより長手に突設されてなる特許請求の範囲第1項
記載の標本採取装置。 - (3)延長線上のブリストルが他のブリストルより太く
設けられてなる特許請求の範囲第1項又は第2項記載の
標本採取装置。 - (4)支承体が膣の口部の形状に相応する形状に湾曲し
て設けられてなる特許請求の範囲第1項〜第3項のいず
れか一項記載の標本採取装置。 - (5)支承体の両側に配設されるブリストルの長さが実
質的に同一にされてなる特許請求の範囲第4項記載の標
本採取装置。 - (6)支承体には弾性が与えられてなる特許請求の範囲
第1項〜第5項のいずれか一項記載の標本採取装置。 - (7)支承体の長手方向から見た側面が狭く設けられて
なる特許請求の範囲第1項〜第6項のいずれか一項記載
の標本採取装置。 - (8)ブリストルの鋭い縁部は一方向回転により標本を
採取可能に設けられてなる特許請求の範囲第1項〜第7
項のいずれか一項記載の標本採取装置。 - (9)心棒の軸線を通る平面の一側に配設されるブリス
トルが心棒の軸線を通る平面の他側に配設されるブリス
トルに対し点対称に配設されてなる特許請求の範囲第7
項又は第8項記載の標本採取装置。 - (10)ブリストルの断面形状が実質的に半円にされて
なる特許請求の範囲第1項〜第9項のいずれか一項記載
の標本採取装置。 - (11)各ブリストルの長手方向の一側が平坦に形成さ
れてなる特許請求の範囲第10項記載の標本採取装置。 - (12)ブリストルを有する支承体が心棒の軸線を通る
平面に対し実質的に対称に形成されてなる特許請求の範
囲第1項〜第11項のいずれか一項記載の標本採取装置
。 - (13)支承体の、心棒の軸線を通る平面に対し一側部
が他側部より狭くされてなる特許請求の範囲第1項〜第
11項のいずれか一項記載の標本採取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62131033A JPH0648269B2 (ja) | 1987-05-26 | 1987-05-26 | 標本採取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62131033A JPH0648269B2 (ja) | 1987-05-26 | 1987-05-26 | 標本採取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63307361A true JPS63307361A (ja) | 1988-12-15 |
JPH0648269B2 JPH0648269B2 (ja) | 1994-06-22 |
Family
ID=15048449
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62131033A Expired - Lifetime JPH0648269B2 (ja) | 1987-05-26 | 1987-05-26 | 標本採取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0648269B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011106926A (ja) * | 2009-11-16 | 2011-06-02 | Denka Seiken Co Ltd | 生物学的検体の採取用スワブ、該スワブの製造方法及び該スワブを用いたキット |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4864798A (ja) * | 1971-12-06 | 1973-09-07 | ||
JPS4865792A (ja) * | 1971-12-09 | 1973-09-10 |
-
1987
- 1987-05-26 JP JP62131033A patent/JPH0648269B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4864798A (ja) * | 1971-12-06 | 1973-09-07 | ||
JPS4865792A (ja) * | 1971-12-09 | 1973-09-10 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011106926A (ja) * | 2009-11-16 | 2011-06-02 | Denka Seiken Co Ltd | 生物学的検体の採取用スワブ、該スワブの製造方法及び該スワブを用いたキット |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0648269B2 (ja) | 1994-06-22 |
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