JPS63305976A - 木の葉洗浄装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は木の葉、例えば柿の葉寿司に使用される柿の葉
や柏餅に使用されるような相の葉等を洗浄するのに使用
する木の葉洗浄装置に関するものである。

（従来技術） 従来、こうした木の葉を洗浄する場合、桶のような容器
に洗浄する木の葉を多数枚浸漬し、これを一枚づつ手に
取って洗浄するようにしていた。

（発明が解決しようとする問題点） 上記のような従来の木の葉を洗浄する手法に依ると、多
数枚の木の葉をその一枚づつ洗浄するために時間が掛り
生産性が極めて低い。

加えて、洗浄が手作業で行われるために、洗浄斑が生じ
てしまい商品価値が悪く成るだけでなく不衛生になって
しまう虞があるという問題もあった。

そこで、本発明はかかる問題点に鑑み提案されたもので
、木の葉を一度に多数簡単に奇麗に洗浄出来るようにし
た木の葉洗浄装置を提供出来るようにすることを目的と
するものである。

（問題点を解決するための手段） 上記目的を達成するために、本発明にかかる木の葉洗浄
装置は有底筒状に形成された洗浄容器と、該洗浄容器の
上部内周面に取付けられた少なくとも１つの洗浄水噴射
ノズルと、洗浄容器の内部に多孔質材料で形成された皿
体と、該皿体の底部に配設された発泡板とからなり、洗
浄水噴射ノズルをその洗浄水噴射方向が皿体の内周面寄
りの内方に向く斜め下向きで且つ皿体の内に洗浄水の水
流が形成される方向に洗浄水噴射ノズルを設けたことを
特徴とするものである。

（作用） 皿体に多数枚の木の葉を入れたのち、発泡板から気泡を
発生させながら洗浄水噴射ノズルからは洗浄水を噴射さ
せる。

すると、皿体の中には洗浄水噴射ノズルから噴射された
洗浄水で斜め下向きで回転する洗浄水流と、発泡板から
発生された気泡で上昇する水流と、この気泡の弾ける時
の振動とで籠体内の木の葉は万遍なく綺麗に洗浄される
のである。

（発明の詳細な説明） 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図及び第２図に示すように、この木の葉洗浄装置１
は、合成樹脂で略四角形の筒状に形成されたケーシング
２の中間高さ位置を下窄まりテーパー状の板部材３で仕
切って上半部に洗浄容器４が形成されるとともに、下半
部に駆動部５が形成されている。

洗浄容器４はその側壁４ａの上周縁部分に沿って洗浄水
噴射ノズル形成用の洗浄水供給管６が環状に形成され、
洗浄容器４の四隅に相当する部分に洗浄水噴射ノズル７
が穿設されている。

また、洗浄容器４の略中央部分には金網又はパンチング
メタルで形成された平面視で略式角形の皿体８が着脱可
能に配設されており、皿体８の底部８ａには図外のコン
プレッサーから圧縮空気が供給される発泡板９が取付け
られている。

上記洗浄水噴射ノズル７はその洗浄水噴射方向Ａが皿体
８の内周面８ａ寄りの内方に向く斜め下向きで且つ皿体
８の内方に洗浄水の回転水流が形成される方向に穿設さ
れている。

駆動部５には洗浄容器４の底を形成する板部材３に設け
られた洗浄水出口１から取り出された洗浄水を切換バル
ブ１１を介して洗浄水供給管６に圧送供給する循環ポン
プ１２が設けてあり、この切換バルブ１１は洗浄水出口
１０から取り出した洗浄水を循環ポンプ１２に供給する
回路と、洗浄水供給源１３から洗浄水出口１０を介して
洗浄容器４に洗浄水を供給する回路とを形成しである。

上記のように構成された木の葉洗浄装置１は、先ず、切
換バルブ１１を操作して洗浄水を洗浄水出口１０から洗
浄容器４に所定量供給する。

次ぎに、切換バルブ１１を切り換えてから皿体８にこれ
から洗浄する多数枚の木の葉を入れたのち、発泡板９か
ら気泡を発生させるとともに循環ポンプ１２を駆動して
洗浄水噴射ノズル７から洗浄水を噴射させる。

すると、皿体８の中には洗浄水噴射ノズル７から噴射さ
れた洗浄水で斜め下向きで回転する洗浄水流と、発泡板
９から発生された気泡で上昇する水流と、この気泡の弾
ける時の振動とが同時に発生し、籠体８内の木の葉は下
向きで回転する洗浄水流で皿体８の底に向けて流され、
底の近傍では気泡で上昇する水流により上昇するととも
に気泡の弾ける時の振動で綺麗に均一に洗浄されるので
ある。

尚、上記実施例ではケーシング２を合成樹脂で形成する
ようにしであるが、合成樹脂に代えて金属材料で形成す
るようにしてもよいことは勿論のこと、洗浄容器４の形
状は丸形やその他の多角形にすることもできることはい
うまでもない。

更に、洗浄水供給管に穿設される洗浄水噴射ノズル７は
その数を１つまたは任意の数にすることが出来る。

（発明の効果） 以上に説明したように本発明に依れば、多数枚の木の葉
を収容した皿体の中には洗浄水噴射ノズルから噴射され
た洗浄水で斜め下向きで回転する洗浄水流と、発泡板か
ら発生された気泡で上昇する水流と、この気泡の弾ける
時の振動とが発生し１、この水流と振動とにより箆体内
の多数枚の木の葉は一度に簡単にしかも綺麗に洗浄され
るのである。

従って、従来のように木の葉を一枚づつ洗浄する場合に
比べてその手間と時間を大幅に削減して生産性をたかめ
ることができるのである。

しかも、こうして洗浄された木の葉は均一に洗浄されて
いることから、衛生的でありその商品価値も高いという
利点がある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示し、第１図は木の葉洗浄装置
の縦断側面図、第２図はその平面間である。 １・・・木の葉洗浄装置、４・・・洗浄容器、４ａ・・
・４の内周面、７・・・洗浄水噴射ノズル、８・・・籠
体、９・・・発泡板。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）、有底筒状に形成された洗浄容器と、該洗浄容器
   の上部内周面に取付けられた少なくとも１つの洗浄水噴
   射ノズルと、洗浄容器の内部に多孔質材料で形成された
   籠体と、該籠体の底部に配設された発泡板とからなり、
   洗浄水噴射ノズルをその洗浄水噴射方向が籠体の内周面
   寄りの内方に向く斜め下向きで且つ籠体の内に洗浄水の
   水流が形成される方向に洗浄水噴射ノズルを設けたこと
   を特徴とする木の葉洗浄装置。