JPS6330499Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6330499Y2 JPS6330499Y2 JP2977882U JP2977882U JPS6330499Y2 JP S6330499 Y2 JPS6330499 Y2 JP S6330499Y2 JP 2977882 U JP2977882 U JP 2977882U JP 2977882 U JP2977882 U JP 2977882U JP S6330499 Y2 JPS6330499 Y2 JP S6330499Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electromagnet
- sorting
- chute
- iron
- conveyor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 56
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 claims description 28
- 239000002994 raw material Substances 0.000 claims description 18
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 6
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 6
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 description 5
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
- 238000007885 magnetic separation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Discharge Of Articles From Conveyors (AREA)
- Sorting Of Articles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は電磁石を用いた磁力選別装置にかん
する。
する。
搬送コンベヤによつて搬送される鉄鉱石など、
磁性原料中に混入するスクラツプや雑線等鉄片を
取除く装置として電磁石を用いた磁力選別装置が
用いられている。
磁性原料中に混入するスクラツプや雑線等鉄片を
取除く装置として電磁石を用いた磁力選別装置が
用いられている。
この装置は磁性原料を搬送するコンベヤに金属
検知器と電磁石とが設けられており、金属検知器
が搬送磁性原料中の鉄片を検知すると、この検知
信号を受けて電磁石が強励磁され、電磁石の下方
を鉄片が通過する際に鉄片と、その周囲の磁性原
料を共に電磁石に吸着させ、そのまま電磁石を別
置したホツパ上に移動させ、吸着物を一旦釈放し
改めて電磁石に鉄片の吸着に必要な弱励磁がなさ
れ、鉄片のみを吸着させてこれを除鉄ホツパに取
除いている。そして、このあと電磁石を前記ホツ
パ上に戻し、再度強励磁を行つて鉄片除去後の磁
性原料を吸着させ、これを搬送コンベヤに返送し
ている。
検知器と電磁石とが設けられており、金属検知器
が搬送磁性原料中の鉄片を検知すると、この検知
信号を受けて電磁石が強励磁され、電磁石の下方
を鉄片が通過する際に鉄片と、その周囲の磁性原
料を共に電磁石に吸着させ、そのまま電磁石を別
置したホツパ上に移動させ、吸着物を一旦釈放し
改めて電磁石に鉄片の吸着に必要な弱励磁がなさ
れ、鉄片のみを吸着させてこれを除鉄ホツパに取
除いている。そして、このあと電磁石を前記ホツ
パ上に戻し、再度強励磁を行つて鉄片除去後の磁
性原料を吸着させ、これを搬送コンベヤに返送し
ている。
従つて、前記の従来装置では１つの電磁石で磁
性原料の吸着と、鉄片のみの吸着との磁気装荷の
異つた吸着操作を行うこととなる。このため、電
磁石の吸着力を調節する調節装置が必要となし、
又、吸着、釈放の操作を同一電磁石で数回繰返す
ため、選別サイクルの時間が長くなるなどの不都
合がある。
性原料の吸着と、鉄片のみの吸着との磁気装荷の
異つた吸着操作を行うこととなる。このため、電
磁石の吸着力を調節する調節装置が必要となし、
又、吸着、釈放の操作を同一電磁石で数回繰返す
ため、選別サイクルの時間が長くなるなどの不都
合がある。
本考案はかかる問題点を改善するためになされ
たものであつて、磁性原料搬送コンベヤと選別シ
ユート間に原料を吸着する電磁石と、選別シユー
トと鉄片排出シユートの間には鉄片のみを吸着す
る電磁石を夫々往復移動可能に配設して構成し、
能率的に鉄片を除去するようにしたものである。
以下図面に示した実施例に沿つて説明する。
たものであつて、磁性原料搬送コンベヤと選別シ
ユート間に原料を吸着する電磁石と、選別シユー
トと鉄片排出シユートの間には鉄片のみを吸着す
る電磁石を夫々往復移動可能に配設して構成し、
能率的に鉄片を除去するようにしたものである。
以下図面に示した実施例に沿つて説明する。
図において、１は磁性原料２を搬送するコンベ
ヤ、３は搬送コンベヤ１に設けられた金属検知器
である。４は吊上電磁石であつて、移動レール５
に可動的に設けられた吊金具に吊持されている。
そして、移動レール５は搬送コンベヤ１と、該搬
送コンベヤ１と隔てて設けられた選別シユート６
との間に架設されており、吊上電磁石４は移動装
置（図示せず）によつて自在に往復移動できるよ
うになつている。
ヤ、３は搬送コンベヤ１に設けられた金属検知器
である。４は吊上電磁石であつて、移動レール５
に可動的に設けられた吊金具に吊持されている。
そして、移動レール５は搬送コンベヤ１と、該搬
送コンベヤ１と隔てて設けられた選別シユート６
との間に架設されており、吊上電磁石４は移動装
置（図示せず）によつて自在に往復移動できるよ
うになつている。
７は選別電磁石であつて、移動レール８に可動
的に設けられた吊持具に吊持されている。そし
て、移動レール８は前記選別シユート６と、該シ
ユート６と隔てて設けられた鉄片排出シユート９
との間に架設されており、移動装置（図示せず）
によつて自在に往復移動できるようになつてい
る。なお１０は前記選別シユート６の下段に設け
られた磁性原料２の返送シユートである。
的に設けられた吊持具に吊持されている。そし
て、移動レール８は前記選別シユート６と、該シ
ユート６と隔てて設けられた鉄片排出シユート９
との間に架設されており、移動装置（図示せず）
によつて自在に往復移動できるようになつてい
る。なお１０は前記選別シユート６の下段に設け
られた磁性原料２の返送シユートである。
本考案は以上の通りに構成されており、次にそ
の作用について述べる。搬送コンベヤ１によつて
搬送される磁性原料２の中に鉄片が混入している
と、金属検知器３によつて鉄片が検知され、この
検知信号を受けて吊上電磁石４は所定のタイミン
グ、つまり検出位置からコンベヤ端までのコンベ
ヤの走行時間をとつて励磁され、該電磁石４の下
方を鉄片が通過する際、鉄片をその周囲の磁性原
料もろ共に吊上電磁石４に吸着してしまう。
の作用について述べる。搬送コンベヤ１によつて
搬送される磁性原料２の中に鉄片が混入している
と、金属検知器３によつて鉄片が検知され、この
検知信号を受けて吊上電磁石４は所定のタイミン
グ、つまり検出位置からコンベヤ端までのコンベ
ヤの走行時間をとつて励磁され、該電磁石４の下
方を鉄片が通過する際、鉄片をその周囲の磁性原
料もろ共に吊上電磁石４に吸着してしまう。
次いで、そのまま吊上電磁石４を選別シユート
６の上方に移動させ、これを消磁して鉄片と磁性
原料２とを選別シユート６に落下させる。そし
て、吊上電磁石４はすぐに搬送コンベヤ１の上方
位置に戻す。さて、選別シユート６に落下した鉄
片と磁性原料２とは、該シユート６の傾斜面に沿
つて拡散し乍ら滑落することとなるが、選別シユ
ート６の下端部上方には選別電磁石７が懸吊され
ており、該電磁石７は鉄片の吸着に必要な吸着力
に励磁されているので、鉄片のみが容易に選別電
磁石７に吸着されることとなる。
６の上方に移動させ、これを消磁して鉄片と磁性
原料２とを選別シユート６に落下させる。そし
て、吊上電磁石４はすぐに搬送コンベヤ１の上方
位置に戻す。さて、選別シユート６に落下した鉄
片と磁性原料２とは、該シユート６の傾斜面に沿
つて拡散し乍ら滑落することとなるが、選別シユ
ート６の下端部上方には選別電磁石７が懸吊され
ており、該電磁石７は鉄片の吸着に必要な吸着力
に励磁されているので、鉄片のみが容易に選別電
磁石７に吸着されることとなる。
吸着された鉄片は選別電磁石７の排出シユート
９の上方への移動と釈放とによつて外部に排出さ
れることとなる。鉄片の釈放を終えた選別電磁石
７は選別シユート６の上方位置に移動し、次の選
別のため待機することとなる。なお、磁性原料２
は選別シユート６より返送シユート１０を介し、
搬送系統中に返送されることとなる。
９の上方への移動と釈放とによつて外部に排出さ
れることとなる。鉄片の釈放を終えた選別電磁石
７は選別シユート６の上方位置に移動し、次の選
別のため待機することとなる。なお、磁性原料２
は選別シユート６より返送シユート１０を介し、
搬送系統中に返送されることとなる。
本考案は以上詳述したとおり、磁性原料と鉄片
の吸着に夫々必要な吸着力に励磁される別個の電
磁石を用いることによつて、搬送コンベヤで搬送
される磁性原料中に混入する鉄片を除去する選別
操作を短時間に行うことが可能となり、又、電磁
石の操作も簡単となり、選別効率向上に寄与する
効果は大である。
の吸着に夫々必要な吸着力に励磁される別個の電
磁石を用いることによつて、搬送コンベヤで搬送
される磁性原料中に混入する鉄片を除去する選別
操作を短時間に行うことが可能となり、又、電磁
石の操作も簡単となり、選別効率向上に寄与する
効果は大である。
図面は本考案磁力選別装置の実施例を示す正面
配置図である。 １……搬送コンベヤ、２……磁性原料、３……
金属検知器、４……吊上電磁石、５，８……移動
レール、６……選別シユート、７……選別電磁
石、９……排出シユート、１０……返送シユー
ト。
配置図である。 １……搬送コンベヤ、２……磁性原料、３……
金属検知器、４……吊上電磁石、５，８……移動
レール、６……選別シユート、７……選別電磁
石、９……排出シユート、１０……返送シユー
ト。
Claims (1)
- 搬送コンベヤと選別シユート間に原料を吸着す
る電磁石と、選別シユートと鉄片排出シユート間
に鉄片を吸着する電磁石とを夫々往復移動可能に
設けたことを特徴とする磁力選別装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2977882U JPS58132552U (ja) | 1982-03-03 | 1982-03-03 | 磁力選別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2977882U JPS58132552U (ja) | 1982-03-03 | 1982-03-03 | 磁力選別装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58132552U JPS58132552U (ja) | 1983-09-07 |
| JPS6330499Y2 true JPS6330499Y2 (ja) | 1988-08-16 |
Family
ID=30041543
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2977882U Granted JPS58132552U (ja) | 1982-03-03 | 1982-03-03 | 磁力選別装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58132552U (ja) |
-
1982
- 1982-03-03 JP JP2977882U patent/JPS58132552U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58132552U (ja) | 1983-09-07 |
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