JPS63304925A - 三連型マルチ作業装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は畦盛成形板により形成した馬鈴薯或いはタバコ
栽培用高畦などに被覆するシートをｉｌ統的に繰出し、
該シートを畦表面に張設すると共に、前記シートの両側
縁を畦両側の土中に埋込む三連型マルチ作業装置に関す
る。

「従来の技術」 この種マルチ作業装置にあって三連型のものとしては例
えば実公昭５７−４９８０８号公報記載のものがある。

「発明が解決しようとする問題点」 しかし乍らこのような三連型のものにあって左右バラン
スを保持させるような場合走行機体の左右車輪軌跡が畦
部に一致する状態となって１例えば馬鈴薯用の場合光に
植付けた種いもを車輪で踏んでしまうなどの不都合があ
った。

「問題点を解決するための手段」 したがって本発明は、畦盛成形板により形成した畦表面
に鎮圧ロールを介してシートを被覆張設するようにマル
チユニットを備えた構造において、走行機体後部に中央
及び左右の三連からなるマルチユニットを装備させ、中
央のマルチユニットを前記走行機体の左右車輪軌跡間に
、また左右マルチユニットの中心部位置を前記左右車輪
軌跡外にそれぞれ配設させるように構成したものである
。

「作　用」 而して本発明によれば、走行機体の後部に三速のマルチ
ユニットを左右バランス良く装備し得、しかも畦盛成形
板により形成する畦は左右車輪の軌跡より外れた状態と
させるため、例えば馬鈴薯の場合光に植付けている種い
もを車輪で踏み付けるなどの不都合が解消されるもので
、また葉タバコなど移植法の畦でのマルチ作業も支障な
く行えるものである。

「実施例」 以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。

第１図はマルチ作業機の平面説明図、第２図は全体の概
略側面図であり、図中（１）は走行機体である車用トラ
クタ〒、（２）はそのエンジン、（３）はミッションケ
ース、（０は前輪、（５）は後輪、（６）は後車軸、（
７）はＰＴＯ軸、（８）は運転席。

（９）はハンドル、（１０）はロワーリンク、（１１）
はリフトリンク、（１２）はリフトアーム、（１３）は
昇降用油圧装置である。

図中（１４）はタバコ或いは馬鈴薯などの三条の栽培用
高畦（１５）を形成する畦立作業機で、（１６）は内盛
型畦盛成形板、　（１７）は前記成形板（１６）に耕土
を供給するディスクロータ、（１日）はそのロータ（１
７）を前記ＰＴＯ軸（７）に連動連結するサイドドライ
ブ型の伝動ケースであり、耕起・整地した耕土の上をト
ラクタ（１）に装備した前記作業機（１４）を急用し、
三条の高畦（１５）を形成するように構成している。

図中（１９）は前記高畦（１５）に合成樹脂シート（２
０）を被せるマルチ作業機であり、中央及び左右に三速
のマルチユニット（２１ａ）（２１ｂ）（２１ｂ）を装
備させている。

第３図に示す如く、前記畦立作業４！１（１４）後側上
部の横フレーム（２２）に前端を取付部材（２３）を介
し着脱且つ位置調節自在に固定するし形状の主フレーム
（２４）を備え、該主フレーム（２０に受部材（２５）
を介し左右位置調節自在に各ユニット毎一対の水平稈（
２８）を支持させ、各ユニット（２１ａ）（２１ｂ０２
１ｂ）における左右対向する一対の水平稈（２Ｂ）（２
Ｂ）間にシートロール（２０ａ）を懸架すると共に、前
記ロール（２０δ）下方にシート受ロール（２７）を位
置させ。

前記シートロール（２０ａ）から繰出すシー）　（２Ｑ
）をシート受ロール（２７）で案内支持させるように形
成している。

また、各高畦（１５）の上面に添着させる鎮圧ロール（
２８）の支社（２θ）を、前記横フレーム（２２）に垂
直杆（３０）及び連結杆（３１）を介し連結支持させる
もので、前記垂直杆（３０）を連結杆（３１）に調節部
材（３２）を介し高さ調節自在に固定させると共に、前
記連結杆（３１）を横フレーム（２２）に取付部材（３
３）を介し着脱且つ位Ｎ調節自在に固定支持させ、前記
シート受ロール（２７）を前後位置調節自在に支社（２
８）の中央位置に水平杆（３４）を介し支持させている
。

さらに、前記横フレーム（２２）の左右両端に取付部材
（３５）及び垂直杆（３Ｂ）を介し着脱且つ左右及び高
さ調節自在にゲージホイル（３７）を固定支持させると
共に、前記主フレーム（２４）後端に連結フレーム（３
８）を介して前記シー）　（２Ｑ）両側縁を畦（１５）
両側に押付ける鎮圧輪（３９）及びこのシート（２０）
両側縁に土を載せて埋込む覆土輪（４０）を上下揺動可
能に支持させている。

またさらに、中央の隣接する覆土輪（４０）　（４０）
間に覆土輪（４０）の補助を行う覆土板（４１）を設け
て、前記覆土輪（４０）　（４０）間隙間での土の寄せ
残しの解消を図るように設けている。

ところで、前記横フレーム（２２）は前記伝動ケース（
１８）とロータリカバー（４２）の右端側板（４３）と
に取付板（４４）を介しマルチ作業機（１９）全体を着
脱且つ横方向位置調節自在に固定支持させたもので、前
記伝動ケース（１８）と側板（４３）にポル）　（４５
）を介し前記取付板（４４）を、また前記取付板（４０
にボルト（４１１１）を介し前記横フレーム（２２）を
それぞれ固定支持させ、異なった機種のトラクタにも対
応し得るように構成すると共に、前記各ユニット（２１
ａ）（２１ｂ）（２１ｂ）を個別で着脱可能とさせるこ
とによりｌ畦〜２畦でのマルチ作業も可能とさせるよう
に構成している。

第４図は前記作業４１（１４）のロータリ爪（１７ａ）
を各ユニット（２１ａ）（２１ｂ）（２１ｂ）に対応さ
せる如く、着脱且つ左右位置調節自在に設けた説明図を
示すもので、伝動ケース（１８）に着脱自在に連結させ
るロータリ軸（４７）に、ロータリ爪（１７ａ）を植設
する外軸（４日）をポル）　（４９）を介し形成畦に対
応させ左右位置調節可能に取付けたものである。

第５図は前記成形板（１６）の左右及び上下調節を示す
説明図で、前記ロータリカバー（４２）の後側面にポル
）　（５０）を介し後カバー（５１）を上下動調節自在
に連結させると共に、該後カバー（５１）に前記成形板
（１６）をポル）　（５２）を介し左右位置調節自在に
連結させ、前記成形板（１Ｂ）に補助成形板（５３）を
ボルト（５４）を介し突出長さ調節自在に連結支持させ
ている。

ところで第１図及び第３図に示す如く、前記中央のマル
チユニット（２１ａ）をトラクタ（１）の左右後車輪（
５）（５）軌跡間に配設すると共に、左右のマルチユニ
ット（２１ｂ）（２１ｂ）の中心部位置を左右後車輪（
５０５）軌跡外に配設して、馬鈴薯作業の場合光に植付
けた種いもをこれら車輪（５）（５）で踏み付けること
なく畦間を安全に走行させるように構成している。

また、前記中央のマルチユニット（２１ａ）のシートロ
ール（２０ａ）に対し、左右のマルチユニット（２１ｂ
）（２１ｂ）のシートロール（２０ａ）を同一後方向で
ラップさせるように設けて、このシートロール（２０ａ
）の作業機（１９）内での前後スペースを最小のものと
させて、左右バランス良くコンパクトに作業機（１８）
内にこれらシートロール（２０ａ）の組込みが行えるよ
うに構成している。

本発明は上記の如く構成しており、トラクタ（１）によ
って畦立作業Ｉｎ（１４）及びマルチ作業機（１８）を
急用し、またトラクタ（１）のＰＴＯ出力によってディ
スクロータ（１７）を駆動させ、該ディスクロータ（１
７）によって耕土を中央に寄せ集め、畦盛成形板（ＩＢ
）によって高畦（１５）を形成すると共に、水平稈（２
３）に装着したシートロール（２０ａ）から繰出すシー
）　（２０）はこの後方のシート受ロール（２７）を介
して鎮圧ロール（２８）及び鎮圧輪（３８）の下側に送
給され、鎮圧輪（３８）により押さえたシー）　（２０
）側縁に覆土輪（４０）により土を被せ、畦（１５）を
シート（２０）で覆うものである。

而して作業中にあっては、各マルチユニット（２１ａ）
（２１ｂ）（２１ｂ）の中心部が左右後車輪（５）（５
）の軌跡外に位置するため例えば先に植付けた種いもな
ど作物を踏み付ける不都合が解消され良好なマルチ作業
が行われる。

またマルチ作業機（１９）内に前後長さコンパクトに且
つ左右バランス良好に三条分用のシートロール（２０ａ
）が組込まれるものであるから、この作業ａ（１９）の
オーバーハングが防止される。

「発明の効果」 以上実施例からも明らかなように本発明は、畦盛成形板
（１６）により形成した畦（１５）表面に鎮圧ロール（
３８）を介してシー）　（２０）を被覆張設するように
マルチユニット（２１ａ）（２１ｂ）（２１ｂ）を備え
た構造において、走行機体（１）後部に中央及び左右の
三速からなるマルチユニット（２１ａ）（２１ｂ０２１
ｂ）を装備させ、中央のマルチユニー）　（２１ａ）を
前記走行機体（１）の左右車輪（５）（５）軌跡間に、
また左右マルチユニー）　（２１ｂ）の中心部位置を前
記左右車輪（５）（５）軌跡外にそれぞれ配設させるも
のであるから、走行機体（１）の後部に三速のマルチユ
ニー／　）（２１ａ）（２１ｂ）（２１ｂ）を左右バラ
ンス良く装備でき、しかも畦盛成形板（１８）により形
成する畦（１５）は左右車輪（５）　（５）の軌跡より
外れた状態とさせるため、例えば馬鈴薯の場合光に植付
けている種いもを車輪（５）　（５）で踏み付けるなど
の不都合が解消されるもので、また葉タバコなど移植済
の畦（１５）でのマルチ作業も支障なく行えるなどの顕
著な効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図はマルチ作業機部の平面説明図、第２図は全体の
側面図、第３図はマルチ作業機部の背面説明図、第４図
乃至第５図は畦立作業機部の部分説明図である。 （１）・・・　走行機体 （５）・・・　　　　　車　　　　　　　輪（１５）・
・・畦 （１６）・・・　　旺盛成形板 （２０）・・・　　　　　　シ　　　　−　　　　ト（
２１ａ）（２１ｂ）・・・マルチユニット（３９）・・
・　　鎮圧ロール

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 畦盛成形板により形成した畦表面に鎮圧ロールを介して
   シートを被覆張設するようにマルチユニットを備えた構
   造において、走行機体後部に中央及び左右の三連からな
   るマルチユニットを装備させ、中央のマルチユニットを
   前記走行機体の左右車輪軌跡間に、また左右マルチユニ
   ットの中心部位置を前記左右車輪軌跡外にそれぞれ配設
   させるように構成したことを特徴とする三連型マルチ作
   業装置。