JPS63304923A - ハウス栽培における炭酸ガス濃度の制御方法 - Google Patents

ハウス栽培における炭酸ガス濃度の制御方法

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JPS63304923A
JPS63304923A JP14280087A JP14280087A JPS63304923A JP S63304923 A JPS63304923 A JP S63304923A JP 14280087 A JP14280087 A JP 14280087A JP 14280087 A JP14280087 A JP 14280087A JP S63304923 A JPS63304923 A JP S63304923A
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JP
Japan
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carbon dioxide
gaseous carbon
dioxide concentration
concentration
house
Prior art date
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Pending
Application number
JP14280087A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunishige Yamada
山田 邦重
Ryoichi Uchida
内田 亮一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoxan Corp
Hoxan Co Ltd
Original Assignee
Hoxan Corp
Hoxan Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS63304923A publication Critical patent/JPS63304923A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は野菜、花などのハウス栽培にあって、当該ハウ
ス内に所望の炭酸ガスを人為的に供給することによって
、太陽光による作物の炭酸同化作用を促進させ、これに
より光合成物質としての有機物を充分に生成させ、当該
作物の望ましい栽培を実現しようとする所謂炭酸ガス栽
培にあって、当該炭酸ガスを、どのように供給すべきか
の方法に関する。
(従来の技術) 既知の通りハウス内の炭酸ガス濃度は、時間に対し大幅
に変化するものであり、第3図の如く夜半Aは可成りの
高濃度(1,OOOPPM)にあるが、夜明けBと共に
太陽光を受けた作物による炭酸同化作用により、当該濃
度は急激に低下して行き、夜明は後3〜4時間後Cには
、最低値(100PPM)に達するのであり、もちろん
この際天窓等が開放されれば、当該濃度は300PPM
程度まで上昇することになるが、高温栽培であるメロン
、花類の場合には、ハウス内炭酸ガス濃度が午後になっ
ても上昇するに至らず、同上濃度も100PP腸以下と
なって1作物は完全に飢餓状態となり、生育が阻害され
るに至る。
このため、積極的に炭酸ガスをハウス内に供給すること
が実施されるのであるが、従来の炭酸ガス供給方法では
、ハウス内適所に設置したCO2濃度計により、ハウス
内の炭酸ガス濃度を測定し、当該゛測定値が理想炭酸ガ
ス濃度よりも低下していたときは、コントローラーを介
してCOz供給供給口動開閉弁を、 ON−OFF制御
し、これによりハウス内の炭酸ガス濃度を、上記理想炭
酸ガス濃度である一定のレベルに維持させるようにして
おり、一方炭酸ガスの供給が全く不要となる時間帯があ
るので、当該炭酸ガスの稼動時間帯を、タイマーの人為
的設定により選定するようにしている。
このように上記従来法によるときは、常時一定レベルに
炭酸ガス濃度が保持されることとなるため、雨天や曇の
ときなど、作物の炭酸同化作用が不活発であるときでも
、C02濃度が一定となり、炭酸ガスの供給が過多とな
ることも生じ、当該炭酸ガスが結局無駄に消費され、ま
た季節の変化に伴って炭酸ガス供給装置の稼動時間帯の
設定を変更してやらなければならないといった面倒も伴
うこととなる。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は上記従来法の問題点に鑑み、ハウス内の炭酸ガ
ス濃度を常に一定レベルに制御するのではなく、当該ハ
ウスが受けている太陽光を太陽電池によって受光し、こ
のとき受光量と直線的関係で発生する当該電池の短絡電
流を測知し、この測定値が大きいときは受光量が多く作
物の炭酸同化作用が活発となるから、所望の高濃度が理
想炭酸ガス潤度となり、測定値が低いときは炭酸同化作
用が不活発であるから、所望の低濃度が理想炭酸ガス濃
度であってよいこととなるから、当該測定値に見合った
理想炭酸ガス濃度を算出し、ハウス内の炭酸ガス濃度が
、上記の算出値となるように炭酸ガスのハウス内への供
給量を制御するようになし、これによりCOzの無駄を
なくすと共に、炭酸ガス供給装置の稼動時間帯を変更し
てやるといった手数をも不要にしようとするのが、その
目的である。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記の目的を達成するため、太陽光を受光する
太陽電池の短絡電流を測定し、当該測定値を基準として
ハウス内の理想炭酸ガス濃度を演算し、当該濃度とハウ
ス内の炭酸ガス濃度とを比較して、上記ハウス内の炭酸
ガス濃度が、前記理想炭酸ガス濃度となるように、炭酸
ガス内への供給を制御するようにしたことを特徴とする
ハウス栽培における炭酸ガス濃度の制御方法を提供しよ
うとするものである。
(実 施 例) 本発明を図面の参照により詳述するに当り、先ず第1図
に示す水沫の実施に用い得る装置例につき以下説示する
炭酸ガスの供給装置iiは、炭酸ガス容器1aからのC
Ozが、減圧弁1bにより所定圧力に減圧された後、電
動弁1cを介して供給管1dによりハウス2内に供給さ
れるよう構成されているが、上記電動弁lcには、これ
を開閉制御したり、開成度合を制御するための電気制御
回路3が次のように接続されている。
すなわち、ハウス2の近辺に設置した太陽電池3aの出
力によりコントローラ3bを介してバッテリ3cが充電
されるようになっており、このバッテリ3Cがハウス2
内に設けたCOz濃度センサ3d、マイクロコンピュー
タ3eそして前記電動弁1cの電源となっている。
上記太陽電池3aには、さらにパルススイッチ付きのタ
イマー3F、  インターフェイス3gを直列に接続し
た短絡回路3hが接続されていて、タイマー31により
所定経時毎にパルススイッチが閉じて短絡回路3hが閉
路となり、このとき同回路3hを流れる短絡電流iがイ
ンターフェイス3gを介して、前記のマイクロコンピュ
ータ3eに入力されるようになっている。
さらに、上記マイクロコンピュータ3eには前記(Oz
 濃度センサ3dから、インターフェイス31を介して
の入力があり、チ該コンピュータ3eの出力側が、前記
コントローラ3bに入力され、同上コントローラ3bの
出力側が、前記の供給袋Zilにおける電動弁1cにJ
1i続されている。
ここで第1図(b)の実施例では、大容量の太陽電池3
aによりバッテリ3Cを充電し、これとは別個に歩容量
の太陽電池3a’を別途設置しておき、当該電池3a’
 の方に短絡回路3hを形成するようにしたものを示し
ている。
そこで、上記の装置を用いて本発明に係る制御方法を実
施するには、同上図(a)または(b)に示される短絡
回路3hを、所定経時毎に前記の如くして閉成し、瞬時
だけ当該太陽電池3a、3a’の短絡電流j を流し、
これをインターフェイス3gによりマイクロコンピュー
タ3eに導入する。
一方当該マイクロコンピュータ3eにはCOz 6度セ
ンサ3dからハウス2内の炭酸ガス濃度出力口が、イン
ターフェイス31を介して入力される。
ところで、上記太陽電池3a 、3a’の短絡電流iは
、第2図のように太陽光による受光量に対して直線的比
例関係にあるから、当該電流iによって太陽光の強さを
知ることができ、従ってiの測定値A1により作物の炭
酸同化作用が、どの程度活発であるかを測知し得ること
となる。
そこで本発明では、上記のマイクロコンピュータ3eに
より、上記短絡電流iの測定値A1を基準として、今ど
の程度の炭酸ガス濃度が適切であるかを演算させ、これ
によって理想炭酸ガス濃度C2を得るのであり、さらに
このC2と前記の01とを比較して、C2>01である
ときは、当該コンピュータ3eがコントローラ3bを介
して電動弁1cを開成し、炭酸ガス容器1aから炭酸ガ
スをハウス2内へ供給し、逆に02<CIのときは炭酸
ガスの供給を行わないようにするのであり、これによっ
て炭酸同化作用の活発度合に対応して、ハウス内の炭酸
ガス濃度が制御されることとなる。
この場合、さらにマイクロコンピュータ3eによって、
予め一定の低レベル短絡電流値を記憶させれおき、これ
により当該電流の測定値が小さいときにはC2を演算す
ることなしに、炭酸ガスの供給を完全に停止させるよう
にすることもできる。
また電動弁ICはON−OFF制御でよいが、その開成
度合を制御できるようにしてもよい。
尚ここで、理想炭酸ガス濃度C2の演算は、栽培する作
物に応じて最良の濃度条件が違い、例えば葉菜類では1
,500〜2.000PPM、根菜類では1,000〜
3.000PPM、具体的には胡瓜、なす、ピーマンで
は800〜1,500PPM、  トマト、メロンでは
500〜800PPMとされていることを前提として、
その演算式が組成されることとなる。
(発明の効果) 本発明は上記のようにして実施されるものであるから、
不必要な過多となる炭酸ガスの供与はなくなり、炭酸同
化作用の活発度合に応じた適度のCOzが供給されるこ
ととなるから、炭酸ガスの無駄な消費を大幅に削減する
ことができ、しかも、信頼性が高く、かつ受光量と比例
する太陽電池の短絡電流を基準とした炭酸ガスの供給と
なるので、供給量に過不足のない理想的なガス供給が可
能となって、作物の生育環境も改善され、しかもマイク
ロコンピュータなどを用いての自動制御化も容易に実施
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明に係る炭酸ガス濃度の制御方法を
実施するのに用い得る装置の全体を示す配線配管説明図
、同図(b)は同装置の短絡回路につき他実施例を示し
た配線図、第2図は太陽電池の受光量と短絡電流との関
係図表、第3図はノーウス内における炭酸ガス濃度の日
変化を示す図表である。 2ψ@中・・φハウス 3a、3a’・・・・・・太陽電池 i・・・・・・短絡電流

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)太陽光を受光する太陽電池の短絡電流を測定し、
    当該測定値を基準としてハウス内の理想炭酸ガス濃度を
    演算し、当該濃度とハウス内の炭酸ガス濃度とを比較し
    て、上記ハウス内の炭酸ガス濃度が、前記理想炭酸ガス
    濃度となるように、炭酸ガスのハウス内への供給を制御
    するようにしたことを特徴とするハウス栽培における炭
    酸ガス濃度の制御方法。
  2. (2)炭酸ガスのハウス内への供給制御は、供給のON
    −OFF、供給量増減の一方または双方によって行われ
    る特許請求の範囲第1項記載のハウス栽培における炭酸
    ガス濃度の制御方法。
JP14280087A 1987-06-08 1987-06-08 ハウス栽培における炭酸ガス濃度の制御方法 Pending JPS63304923A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012128244A1 (ja) * 2011-03-24 2012-09-27 シャープ株式会社 植物工場および太陽電池システム
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