JPS63304548A - カラ−陰極線管 - Google Patents

カラ−陰極線管

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JPS63304548A
JPS63304548A JP14060987A JP14060987A JPS63304548A JP S63304548 A JPS63304548 A JP S63304548A JP 14060987 A JP14060987 A JP 14060987A JP 14060987 A JP14060987 A JP 14060987A JP S63304548 A JPS63304548 A JP S63304548A
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JP
Japan
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support
color
thermal expansion
selection electrode
color selection
Prior art date
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Pending
Application number
JP14060987A
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English (en)
Inventor
Hisao Kume
久米 尚雄
Takahide Mima
三摩 隆英
Shinya Yamazaki
真也 山崎
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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  • Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カラー陰極線管に関し、特に、色選別電極を
支持する機構に関する。
〔発明の概要〕
本発明は、色選別電極を有するカラー陰極線管において
、色選別電極が固定されるフレームを熱により変位する
支持部材を介して支持する支持スプリングを、その嵌合
部がこの嵌合部に嵌合する支持ピンと等しい熱膨脹係数
を有する材質よりなり、その支持部が上記嵌合部より熱
膨脹係数の大なる材質よりなるものとすることにより、
支持部材による色選別電極の位置についての温度補償が
正確に行われるようにしたものである。
〔従来の技術〕
従来、カラー陰極線管においては、ガラス等の絶縁性と
透明性を具備した材質より所定の形状に形成されてなる
管球中に電子銃が設けられ、この電子銃より上記管球中
に支持される色選別電極に向かってR(赤)、G(緑)
、B(青)の各色に対応する3本の陰極線(電子ビーム
)が発せられ、この各陰極線かそれぞれ上記管球のファ
ンネル部の外側に取付けられた偏向コイルにより方向を
制御されるようになっている。そして、第7図に示すよ
うに、上記各陰極線は、上記色選別電極101に設けら
れているスリン1−(又は小孔)101aを通過して、
上記管球のパネル部102の内面に上記色選別電極10
1と対向して形成されている螢光面103に到達するよ
うになっている。そして、上記偏向コイルにより上記3
本の陰極線を所定の周期にて上記螢光面103の全面に
亘って走査するとともに上記各陰極線の強度を上記所定
の周期に同期した所定の変化をさせることにより、上記
螢光面103上に画像が形成される。
また、上記R,G、Bの各陰極線はそれぞれ上記スリッ
ト101aに対する入射角の違いにより色選択される。
即ち、上記R,G、Bの各陰極線は、上記色選別電極1
01により上記螢光面103上の赤色螢光体104’r
、緑色螢光体104g。
青色螢光体104bにそれぞれ対応して投射されるよう
になっている。
ところで、従来、上述のような種のカラー陰極線管にお
いては、上記色選別電極101が上記各陰極線の走査に
より加熱され、熱膨張して、上記電子銃、上記スリン)
101a及び上記各螢光体104r、104g、104
bの間の位置関係かずれることにより、上記各陰極線が
上記螢光面103の所定の部分に到達しない、所謂ミス
ランディングという問題があり、これを補償するため、
上記色選別電極101を支持する機構に関して様々な工
夫が行われている。
即ち、上記色選別電極101が熱膨張すると、特に、こ
の色選別電極101の周辺部において、上記スリット1
01aが、第7図中矢印2て示すように移動するので、
上記各陰極線が上記螢光面103と到達する位置も上記
スリット101aの移動に伴って移動する。そのため、
上記各陰極線は、それぞれの所定の螢光体の部分に到達
せず、例えば、赤成分の画像が赤以外の色で表示されて
しまうことになり、所謂色ずれという現象を起ここの上
記色選別電極101の熱膨張による色ずれ現象の補償の
ために、例えば、特公昭44−3547号公報及び特公
昭51−18826号公報に提案されているように、上
記色選別電極101の熱膨張に伴って上記色選別電極1
01を、図中矢印yて示すように上記螢光面103に接
近させる方向に移動さゼる温度補償が行われている。
上述のような温度補償のため、特公昭44−3547号
公報に提案されているカラー陰極線管においては、上記
色選別電極101の支持には、熱により変位するバイメ
タル等の部材か用いられている。即ち、上記色選別電極
101は、第8図に示すように、フレーム105に固定
され、このフレーム105乙こバイメタル等の熱により
変位する材質よりなる支持部材106を介して取付けら
れた支持スプリング107の嵌合部108が上記パネル
部102内に設けられた円&i(、台形の支持ピン10
9に嵌合することにより支持される。上記支持スプリン
グ107は、上記フレーム105の所定の3箇所に設け
られ、上記支持ピン109も上記支持スプリング107
に対応して設けられる。
上記支持ピン109は、例えばセラミックス等の熱膨脹
係数の低い材質によりなる。
このように支持された上記色選別電極101が、上記各
陰極線の走査による熱で膨張するとき、上記支持部材1
06も加熱されて変位し、第7図中矢印2で示すように
湾曲する。この上記支持部材106の湾曲により、上記
支持スプリング107は、上記支持スプリング107の
先端側にある上記嵌合部108が上記色選別電極101
より遠ざかる方向に傾く。この上記支持スプリング10
7の傾きにより、上記色選別電極101は、上記螢光面
103に接近する方向に移動させられる。このようにし
て、上述の所謂ミスランディングによる色すれ現象の補
償が図られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、近年においては、カラーテレビジョン受像機
に用いられるカラー陰極線管の大型化と高解像度化が図
られている。
上述のような構成によりなるカラー陰極線管を大型化又
は高解像度化した場合においては、上記色選別電極10
1を上記螢光面103に接近させて温度補償を行った際
に、上記色選別電極101が、第8図中矢印Wで示すよ
うな、上記螢光面103に対する僅かな回転を起こすこ
とが色ずれ現象の原因となり、正確な温度補償か行えな
いことが問題となっている。この回転は、上記色選別電
極101を上記螢光面103に接近させるための上記支
持部106の熱による変位のために起こるものである。
本件出願人は、上述の問題点を解決すべく、上記支持ス
プリング107を熱膨脹係数の高い材質により構成する
等の工夫を重ねている。しかし、上述の上記色選別電極
101の回転を防止するため上記支持スプリング107
を例えば5US301 (ステンレス)等の熱膨脹係数
の高い材質により構成すると、この支持スプリング10
7と上記支持ピン109との間の熱膨脹係数の差が大き
くなるための問題が生ずることが判明した。即ち、上記
管球内の各部材の組立ての完了後に上記パネル部102
と上記ファンネル部を接合密閉する所謂フリソトシール
工程において、上記支持スプリング107及び上記支持
ピン109に対して380°C〜450°Cの熱か加え
られ、この加熱により上記支持スプリング107と上記
支持ピン109との間に所謂焼きばめ現象か起こり、上
記支持スプリング107と上記支持ピン109の嵌合状
態が変化してしまうという問題である。
この焼きばめ現象による嵌合状態の変化とは、第9図に
示すように、熱膨脹係数か9.8X10−8のセラミッ
クスや或いは熱膨脹係数が11.0〜11.9X10−
8の金属(例えば鉄)によりなる上記支持ピン109に
対し、熱膨脹係数が17゜0XIO−6の5US301
  (ステンレス)よりなる上記支持スプリング107
の嵌合部108が嵌合しているため、これらが加熱され
ると、上記支持ピン109の外径よりも上記嵌合部10
8の上記支持ピン109に嵌合する孔の内径の方が大き
くなってしまうことによって起こる。そして、上記支持
スプリング107には荷重が加えられているので、上記
嵌合部108は、図中実線で示す加熱前の位置より図中
点線で示す加熱中の位置へ移動する。そして、上記支持
スプリング107及び支持ピン109か常温に戻されて
も、上記嵌合部108は加熱中の位置に固定されたまま
になってしまう。このように焼きばめ現象により上記嵌
合部108と上記支持ピン109の嵌合状態が変化する
と、上記色選別電極101は当初予定されていた所定の
位置よりすれた位置にて支持されるので、完成したカラ
ー陰極線管においては上述の色ずれが生ずることになる
そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提案されるもの
であって、製造工程における色選別電極の位置ずれによ
る色ずれ現象が防止され、且つ、上記色選別電極を支持
する支持部材及び支持スプリングにより、色ずれ現象に
ついての温度補償が正確に行われるカラー陰極線管の提
供を目的とす〔問題点を解決するための手段〕 上述の問題点を解決し上記目的を達成するため、本発明
に係るカラー陰極線管においては、電子銃からの陰極線
を色選別して螢光面上の各色螢光体に対応させるための
色選別電極と、この色選別電極を固定するためのフレー
ムと、このフレームに熱により変位する支持部材を介し
て取付けられ、その嵌合部に管球内に設けられた支持ピ
ンが嵌合することにより上記フレームを支持する支持ス
プリングとを備え、上記支持スプリングは、その嵌合部
が上記支持ピンと等しい熱膨脹係数を有する材質よりな
り、その支持部か上記嵌合部より熱膨脹係数の大なる材
質よりなることを特徴とする。
〔作用〕
本発明に係るカラー陰極線管においては、色選別電極を
固定するフレームを支持する支持スプリングの嵌合部か
この嵌合部に設けられる嵌合孔に嵌合する支持ピンと等
しい熱膨脹係数を有する材質よりなることにより、製造
工程における色選別電極の位置ずれによる色すれが防止
され、また、上記支持スプリングの支持部が上記嵌合部
より熱膨脹係数の大なる材質よりなることにより、使用
時においては上記色選別電極の位置についての温度補償
か正確に行われる。
〔実施例〕
以下、本発明の具体的な実施例を図面を参照しながら説
明する。
本実施例のカラー陰極線管においては、第1図に示すよ
うに、ガラス等の絶縁性と透明性を具備した材質より所
定の形状に形成されてなるパネル91(1の内面伊Jに
色選別電極2が支持されている。
そして、第2図に示すように、上記パネル部1及びファ
ンネル部3からなる管球4中に、電子銃5か支持され、
この電子銃5より上記色選別電極2に向かってR(赤)
、G(緑)、B(青)の各色に対応する3本の陰極線(
電子ヒーム)か発せられ、この3本の陰極線がそれぞれ
上記ファンネル部3の外側に取付けられた偏向コイル6
により方向を制御されるようになっている。そして、上
記3本の陰極線は、上記色選別電極に設けられているス
リット(又は小孔)2aを通過して、上記パネル部1の
内面に上記色選別電極2と対向して形成されている螢光
面7に到達するようになっている。上記螢光面7の陰極
線が到達した部分は発光するので、上記偏向コイル6に
より上記3本の陰極線を所定の周期にて上記螢光面7の
全面に亘って走査するとともに上記3本の陰極線の強度
を上記所定の周期に同期した所定の変化をさせることに
より、上記螢光面7上に画像か形成される。
また、上記R,G、Bの各陰極線はそれぞれ上記スリッ
ト2.Iに対する入射角の違いにより色選択される。即
ち、上記R,G、Bの各陰極線は、上記色選別電極2に
より上記螢光面7上の赤色螢光体3r、緑色螢光体8g
、青色螢光体8bにそれぞれ対応して投射されるように
なっている。
そして、上記色選別電極2の支持構造について説明する
と、第1図に示すように、上記色選別型極?は、フレー
ム9に固定され、このフレーム9にバイメタル等の熱に
より変位する材質よりなる支持部材10を介して取付け
られる支持スプリング11の嵌合部↓1aに穿設される
嵌合孔11cと上記パネル部1内に設けられた円錐台形
の支持ピン12とが嵌合することにより支持される。上
記支持スプリング11は、上記フレーム9の所定の3箇
所に設けられ、上記支持ピン12も上記支持スプリング
11に対応して設けられる。上記支持ピン12は、例え
はセラミックス等の熱膨脹係数の低い材質によりなる。
そして、上記支持スプリング11は、第4図に示すよう
に、その嵌合部11aが例えば5us420J2 (ス
テンレス)等の熱膨脹係数か上記支持ピン12と略等し
い第1の材質よりなり、その支持部11bが例えば5U
S301  (ステンレス)等のl 記嵌合部11 a
より熱膨脹係数の人なる第2の材質によりなる。
なお、上記支持ピン12.上記嵌合部11a及び上記支
持部11bのそれぞれをなす材質として例示したセラミ
ックス、5US420J2  (ステンレス)及び5U
S301  (ステンレス)のそれぞれの熱膨脹係数は
、9.8xlO−6,10,2X10−8及び17.0
X10−6である。
上述のように形成されてなる上記支持スプリング11を
作成するには、例えば、第5図に示すように、先ず、上
記嵌合部11aをなす上記第1の材質の素材ロール13
aと、上記支持部11bをなす上記第2の材質の素材ロ
ール13bよりそれぞれ引出された第1の素材14aと
第2の素材14bを互いに突合わせ、その突合わせ部1
5をレーザ溶接やビーム溶接等の手段により接合する。
次に、上記第1の素材i4aと上記第2の素材14bが
突合わせ接合されてなる接合素材16を所定の上記支持
スプリング11の幅に切断してスプリング素材17とす
る。そして、このスプリング素材17の上記第1の素材
14aの部分に打抜き加工等の手段により所定の形状の
上記嵌合孔11Cを設け、さらに、プレス加工やフォー
ミング加工等の手段により所定の形状に成形して上記支
持スプリング11となすようにすればよい。
本実施例のカラー陰極線管においては、上述のように支
持された上記色選別電極2が、上記各陰極線の走査によ
る熱で膨張するとき、上記支持部材10も加熱されて変
位し、第3図中矢印Aで示すように湾曲する。この上記
支持部材10の湾曲により、上記支持スプリング11は
、上記支持スプリング11の先端側にある上記嵌合部1
1aが上記色選別電極2より遠ざかる方向に(頃<。こ
の上記支持スプリング11の傾きにより、上記色選別電
極2は、上記螢光面7に接近する方向に移動させられる
。このようにして、上記色選別電極2の熱膨張により上
記スリット3aか移動することによる所謂ミスランディ
ングを原因とする色ずれ現象の補償が図られている。ま
た、上記支持部材10の変位による上記色選別電極2の
回転を打ち消すように、上記支持スプリング11の支持
部11bが熱により膨、張するので、上述の上記色選別
電極2の上記螢光面7に接近する移動に際して上記色選
別電極7の回転が起きないため、正確な温度補償か行わ
れる。
また、本実施例のカラー陰極線管においては、その製造
工程において、上記支持スプリング11と上記支持ビン
12との嵌合状態の変化により上記色選別電極2の位置
ずれか起こることか防出されている。即ち、上記管球4
内の各部材の組立゛この完了後に上記パネル部1と上記
ファンネル部3を接合密閉する所謂フリソトシール工程
において、上記支持スプリング11及び上記支持ビン1
2に対して380°C〜450°Cの熱が加えられるが
、この加熱により上記支持スプリング11と上記支持ビ
ン12との間に所謂焼きばめ現象が起きないようになさ
れている。
即ち、熱膨脹係数が9.8X10−8のセラミックスや
或いは熱膨脹係数が11.0〜11.9X10−6の鉄
等の金属によりなる上記支持ビン12に対し、熱膨脹係
数が10.2X10−8の5US420J2 (ステン
レス)等よりなる上記嵌合部11aが嵌合しているため
、これらが加熱されても、上記支持ビン12の外径と上
記嵌合部11aに設iJられた上記嵌合孔11cの内径
とは略等しい状態に保た札る。従って、上記支持スプリ
ング11に(7i重か加えられていても、加熱前の位置
より移動することがない。このように焼きばめ現象か防
止され、上記支持スプリング11と上記支持ビン12の
嵌合状態が変化しないので、上記色選別電極2は当初予
定されていた所定の位置にて保持され、完成したカラー
陰極線管においては上述の色すれ現象が生ずることかな
い。
実際、本件出願人が本実施例のカラー陰極線管(25イ
ンチ管)を作成した結果、上記支持スプリング11の全
体を5tJS301により作成した場合に40〜80μ
m起きていた色ずれ現象が、数μmから最大でも15μ
rnまでに抑えられていることか判った。
なお、本発明は、上述の実施例に限定されることなく、
適宜変更可能である。例えば、上述の実施例において例
示されている上記支持スプリング11の材質は、その−
例に過ぎず、上記支持ビン12と上記嵌合部11aか略
等しい熱膨脹係数を有し、上記支持部11bが上記嵌合
部11aよりも適当に大なる熱膨脹係数を有するように
できる材質を適宜選択することができる。
また、上述の実施例において例示されている上記支持ス
プリング11の製造手順については、上記第1の素材1
4aと上記第2の素材14bをそれぞれ予め所定の幅に
切断し、これらを互いに突合わせ、その突合わせ部15
をレーサ溶接やヒーム溶接等の手段により接合して上記
スプリング素材17とし、このスプリング素材17の上
記第1の素材14aの部分に打抜き加工等の手段により
所定の形状の上記嵌合孔11cを設け、さらに、プレス
加工やフォーミング加工等の手段により所定の形状に成
形して上記支持スプリング11となすようにしてもよい
またさらに、上記支持スプリング11は、第6図に示す
ような、上記第2の素材1.4 bよりなり所定の幅に
切断され上記嵌合孔11cより大なる孔lidが設けら
れた支持部11b゛に、上記第1の素材14aよりなり
所定の幅に切断され上記嵌合孔11cが設けられた嵌合
部11aをスポ。
ト溶接等の手段乙こより固着させてなるものに換えても
よい。
(発明の効果〕 上述のように、本発明に係るカラー陰極線管においては
、色選別電極を支持部材を介して支持する支持スプリン
グは、その嵌合部がこの嵌合部に嵌合する支持ピンと等
しい熱膨脹係数を有する材質よりなり、その支持部が上
記嵌合部より熱膨脹係数の大なる材質よりなることを特
徴としている。
そのため、製造工程においては、上記嵌合部と上記支持
ピンとが互いに等しい熱膨脹係数を有することにより、
所謂焼きばめ現象を原因とする上記色選別電極の位置ず
れによる色すれが防止され、また、使用時においては、
上記支持部か上記嵌合部より大なる熱膨脹係数を有する
ことにより、上記支持部材による上記色選別電極の位置
についての温度補償に伴う上記色選別電極の回転がない
ので、正確な温度補償か行なわれ、螢光面を大型化して
も色ずれ現象を起こすことがない。
従って、本発明は、製造工程における上記色選別電極の
位置ずれによる色ずれ現象が防止され、且つ、上記色選
別電極を支持する支持部材及び支持スプリングにより、
色ずれについての温度補償が正確に行われるカラー陰極
線管を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるカラー陰極線管の色
選別電極の支持構造を示す正面図であり、第2図は上記
カラー陰極線管の構成を示す断面図であり、第3図は上
記カラー陰極線管の色選別電極の支持構造の要部を示す
断面図であり、第4図は上記カラー陰極線管の支持スプ
リングの構造を示す斜視図であり、第5図は上記支持ス
プリングの作成手順を説明する斜視図である。 第6図は上記支持スプリングの他の構成例を示す断面図
である。 第7図は従来のカラー陰極線管の色選別電極の1 ソ 支持構造の要部を示す断面図であり、第8図は従来のカ
ラー陰極線管の色選別電極の支持構造を示す正面図であ
り、第9図は従来のカラー陰極線管の製造工程における
焼きばめ現象を説明する模式%式% 3・・・・・・・・・・・・・・・・ファンネル部4・
・・・・・・・・・・・・・・・管球5・・・・・・・
・・・・・・・・・電子銃6・・・・・・・・・・・・
・・・・偏向コイル7・・・・・・・・・・・・・・・
・螢光面9・・・・・・・・・・・・・・・・フレーム
10・・・・・・・・・・・・・・・・支持部材11・
・・・・・・・・・・・・・・・支持スプリング11a
・・・・・・・・・・・・嵌合部11b・・・・・・・
・・・・・支持部11C・・・・・・・・・・・・嵌合
孔12・・・・・・・・・・・・・・・・支持ピンゝ、 第9図 手続ネ甫正書(自発) 昭和62年8月13日 特許庁長官 小 川 邦 夫 殿 1、事件の表示 昭和62年 特許願第140609号 2、発明の名称 カラー陰極線管 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 東京部品用図化品用6丁目7番35号明細書の「
発明の詳細な説明の欄」、「図面の簡単な説明の欄]及
び図面 7、補正の内容 (1)明細書、第3頁第4行目及び第4頁第14行目に
記載される「第7図」を「第7a図」とそれぞれ補正す
る。 (2)明細書、第6頁第5行目から第6頁第16行目に
亘って記載される「 このように支持された・・・・・
・色ずれ現象の補償が図られている。」を、次の通り補
正する。 「 このように支持された上記色選別電極101が、上
記各陰極線の走査による熱で膨張するとき、上記各支持
部材も加熱されて湾曲し、変位する。即ち、第8図中の
■−■断面を示す第7b図中の矢印2で示すように、上
記支持部材106が熱により湾曲し、上記支持スプリン
グ107は、上記支持スプリング107の先端側にある
上記嵌合部108より上記色選別電極101が遠ざかる
方向に傾く。このような上記各支持スプリングの傾きに
より、上記色選別電極101は、上記螢光面103に接
近する方向に移動させられる。このようにして、上述の
所謂ミスランディングによる色ずれ現象の補償が図られ
ている。」 (3)明細書、第12頁第15行目に記載される[即ち
、上記R,G、Bの]を「即ち、第3a図に示すように
、上記R,G、Bの」と補正する。 (4)明細書、第12頁第20行目に記載される「第1
図に示すように、」を[第1図及び第3a図に示すよう
に、jと補正する。 (5)明細書、第15頁第1行目から第15頁第11行
目に亘って記載される「 本実施例のカラー陰極線管に
おいては、・・・・移動させられる。」を、次の通り補
正する。 [本実施例のカラー陰極線管においては、上述のように
支持された上記色選別電極2が、上記各陰極線の走査に
よる熱で膨張するとき、上記各支持部材も加熱されて湾
曲し、変位する。即ち、第1図中のm−m断面を示す第
3b図中の矢印Aで示すように、上記支持部材10が熱
により湾曲し、上記支持スプリング11は、上記支持ス
プリング11の先端側にある上記嵌合部11aより上記
色選別電極2が遠ざかる方向に傾く。このような上記名
支持スプリングの傾きにより、上記色選別電極2は、上
記螢光面7に接近する方向に移動させられる。」 (6)明細書、第15頁第12行目に記載される[スリ
ット3ajを「スリット2aJと補正する。 (7)明細書、第15頁第19行目に記載される「色選
別電極7」を1色選別電極2」と補正する。 (8)明細書、第17頁第10行目に記載される「25
インチ管」を「2フインチ管」と補正する。 (9)明細書、第20頁第13行目から第20頁第14
行目に亘って記載される「第3図は・・・・・断面図で
あり、」を、「第3a図は上記カラー陰極線管の色選別
電極の支持構造を示す断面図であり、第3b図は上記カ
ラー陰極線管の色選別電極の支持構造の要部として第1
図中■−■断面を示す断面図であり、」と補正する。 (10)明細書、第20頁第20行目から第21頁第1
行目に亘って記載される「第7図は・・・・・・断面図
であり、」を、「第7a図は従来のカラー陰極線管の色
選別電極の支持構造を示す断面図であり、第7b図は従
来のカラー陰極線管の色選別電極の支持構造の要部とし
て第8図中■−■断面を示す断面図であり、」と補正す
る。 (11)第1図を別紙の第1図の通り補正する。 (12)第3図を削除する。 (13)第3a図及び第3b図を別紙の通り加入する。 (14)第7図を削除する。 (15)第7a図及び第7b図を別紙の通り加入する。 (16)第8図を別紙の第8図の通り補正する。 以上 第3a図 第7a図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 電子銃からの陰極線を色選別して螢光面上の各色螢光体
    に対応させるための色選別電極と、この色選別電極を固
    定するためのフレームと、このフレームに熱により変位
    する支持部材を介して取付けられ、その嵌合部に管球内
    に設けられた支持ピンが嵌合することにより上記フレー
    ムを支持する支持スプリングとを備え、 上記支持スプリングは、その嵌合部が上記支持ピンと等
    しい熱膨脹係数を有する材質よりなり、その支持部が上
    記嵌合部より熱膨脹係数の大なる材質よりなることを特
    徴とするカラー陰極線管。
JP14060987A 1987-06-04 1987-06-04 カラ−陰極線管 Pending JPS63304548A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999050879A1 (en) * 1998-03-31 1999-10-07 Kabushiki Kaisha Toshiba Color crt, elastic supporter for color crt and elastic support mechanism

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999050879A1 (en) * 1998-03-31 1999-10-07 Kabushiki Kaisha Toshiba Color crt, elastic supporter for color crt and elastic support mechanism
US6452318B1 (en) 1998-03-31 2002-09-17 Kabushiki Kaisha Toshiba Elastic support member for color CRT

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