JPS63303993A - オキセタン型n−グリコシド構造を有する化合物の製造法 - Google Patents

オキセタン型n−グリコシド構造を有する化合物の製造法

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JPS63303993A
JPS63303993A JP13826287A JP13826287A JPS63303993A JP S63303993 A JPS63303993 A JP S63303993A JP 13826287 A JP13826287 A JP 13826287A JP 13826287 A JP13826287 A JP 13826287A JP S63303993 A JPS63303993 A JP S63303993A
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JP13826287A
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Setsuko Niitsuma
節子 新妻
Yuichiro Ichikawa
裕一郎 市川
Kunimoto Kato
加藤 国基
Tomohisa Takita
滝田 智久
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Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はオキセタン型N−グリコシド構造を有する化合
物の製造法に関する。本発明の目的化合物は例えば、抗
ウィルス作用及び抗菌活性を有し、医薬として期待され
るオキセタノシンなどの2=置換−3,4−ビス(ヒド
ロキシメチル)オキセタン誘導体及びその合成中間体と
して有用である。
〔従来の技術〕
下記式(IJで示されるオキセタノシン(9−((2R
,3R,43)−3,4−ビス(ハイドロキシメチル)
−2−オキセタニル〕アデニン)は嶋田信義等によって
、バチルス・メガテリウムNK 84−0.218の培
養物から単離された抗生物質である。(「ジャーナル・
オプ・アンチビオチフス」39巻 1623〜1625
頁(1986年))フラン環のかわりにオキセタン環を
有するヌクレオシドの発見は、上記オキセタノシンが最
初であり、合成例も皆無である。
〔発明が解決すべき問題点〕 オキセタン型N−グリコシドパ構造を有する化合物の合
成法の開発が種々のオキセタノシン誘導体を製造するた
めに必要である。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、一般式(1) (式中、Rは窒素を含む複素環基を示″f)で表わされ
るエポキシアリルエーテルを塩基により閉環して一般式
(Ila) (式中、Rは前記と同じ) で表わされる化合物を得、次いで所望により水酸基を保
護することを特徴とする一般式(ロ)〔式中、Aは保護
されてし・でもよい水酸基を示し、Rは前記と同じ〕 で表わされるオキセタン型N−グリコシド構造を有する
化合物の製造法及び一般式(n)〔式中、Rは窒素な含
む複素環基、Aは保護されていてもよい水酸基を示す〕 で表わされる化合物を酸化剤で酸化して式〔式中、R,
Aは前記と同じ〕 で表わされるアルデヒド誘導体とした後、還元剤で式 〔式中、R,Aは前記と同じ〕 で表わされる化合物を得、次いで保護基があろ場合、そ
の保護基を除去することを特徴とする一般式(l[) 〔式中、Roは保護基のないRを示す〕で表わされるオ
キセタン型N−グリコシドに造を有する化合物の製造性
に関する。
まず、第1の発明について説明する。
上記一般式(It)の化合物は、第2の発明の工程を経
ること罠より、例えばオキセタノシンなどの2−置換−
3,4−ビス(ヒドロキシメチル)オキセタン誘導体へ
変換することができる。
一般式(11、(It)の化合物において窒素を含む複
素環基は、窒素を1つ以上有し、かつ、その環中の窒素
原子がオキ、セタン環の2位に結合したものが好ましく
、又、単環のものでも、縮合環のものでもよいが、例え
ばアデニン、2−アミノアデニン、グアニン、キサンチ
ン、ヒポキサンチンなどのプリン塩基が好ましい。これ
らの塩基にアミン基などの官能基が存在する場合は、そ
の官能基を保護基で保護したものでもよい。
保護基としては、強塩基条件下で安定な保護基であれば
、いずれも使用できる。例えば、ベンゾイル基、p−メ
トキシベンゾイル基等のアシル基、トリメチルシリル基
、テトラメチルエチレンジシリル基等の環状又は非環状
のシリル基、ベンゼンスルホニル基等のスルホニル基、
モノメトキシトリチル基等のアルキル基、メトキシメチ
ル等のアルコキシメチル基などがあげられベンゾイル基
が好ましい。
一般式(1)の化合物としては例えばN(6)−ベンゾ
イル−9−C(tR,zR)−t−アリルオキシ−2,
3−エポキシグロピル〕アデニンがあげられ、又、一般
式(Illの化合物としては例えば、N(6)−ベンゾ
イル−9−[: (2R,3R,4凡)−3−ハイドロ
キシメチル−4−ビニル−2−オキセタニル〕アデニン
があげられる。
第1の発明の反応は、一般式(1)の化合物に塩基を作
用させ閉環し、所望により水酸基を保護基で保護すれば
よい。
塩基としては、アリル位の水素をひきぬくことができる
強塩基、例えばn−ブチルリチウム、5ec−ブチルリ
チウム、  tert−ブチルリチウム、フェニルリチ
ウムなどの有機リチウム化合物を用いることができ、好
ましくは5ec−ブチルリチウム又は1(、rl−ブチ
ルリチウムを用いることができる。塩基の使用量は、エ
ポキシアリルエーテル■の2〜10当量、好ましくは4
〜6当量を用いる。
反応は、低温、即ちO〜−100℃、好ましくは−60
〜−85℃で行ない、溶媒としては低温で固化しない非
プロトン溶媒、例えばテトラヒドロフラン、ジエチルエ
ーテル等があげられ、好ましくはテトラヒドロフランを
用いることができる。
水酸基の保護は常法によりおこなわれる。即ち、非プロ
トン溶媒中、一般式(Ila)の化合物にハロゲン化t
−プチルジフエニqヴジヒドロビランなどの保護基に対
応する保護試薬を1〜lO倍モル用い、−20〜100
℃で5分〜48時間反応させればよい。例えば保護基が
t−ブチルジフェニルシリル基の場合、ピリジン、イミ
ダゾール、トリエチルアミン、11−(ジメチルアミン
)ピリジン、N、N−ジイソプロピルエチルアミンなど
の塩基触媒下、塩化t−ブチルジフェニルシリルを用い
て反応させればよい。
水酸基の保護基としては、t−ブチルジメチルシリル基
、t−ブチルジフェニルシリル基等のシリル基、メトキ
シメチル基、2−メトキシエトキシメチル基、置換又は
無置換テトラヒドロピラニル基、テトラヒドロフラニル
基等の環状又は非環状のアルコキシメチル基、置換又は
無置換ベンジル基、置換又は無置換トリフェニルメチル
基、ベンゾイル基等のアシル基等があげられるが、シリ
ル基が好ましい。
第1の発明の出発原料である一般式(1)の化合物は、
例えば次のようにして製造することができる。Rがアデ
ニンの場合を例として説明する。
即ち、一般式■ (式中、Xは脱離基、R3は水酸基の保護基)で示され
るリボピラノース誘導体から出発し、次式に示す方法で
行なわれる。尚、原料化合物■はカーボハイドレート・
リサーチ45巻181〜195頁(1975年)に記載
の1,2−ジー〇−7セチルー3.4−0−イングロピ
リデンーβ−D−!7ボフラノースの合成法に準じて合
成できる。
Xの脱離基としては例えばアセトキシル基。
ベンゾイルオキ7基等のアシルオキシ基、クロル、ブロ
ム、フッ素等のハロゲン原子、メトキシル基、エトキシ
ル基等のアルコキシル基、フェノキジル基等のアリール
オキシ基、メチルチオ基、フェニルチオ基等のアルキル
又はアリールチオ基、メチルスルフィニル基、フェニル
スルフィニル基等のスルフィニル基好ましくはアシルオ
キシ基等があげられる。R3の水酸基の保護基としては
酸性条件下で安定な保護基であればいずれも使用できる
。例えば、アセチル基、ベンゾイル基等のアシル基、ベ
ンジル基等のアリールメチル基、置換又は無置換アリル
基、2−スルホニルエチル基等があげられるが、アシル
基が好ましい。
R4,几5の水酸基の保護基としては酸化及びアルカリ
条件下安定な保護基で、遊離の水酸基と反応することな
く、1.2−ジオールを選択的に保護することのできる
保護基であれば、いずれも使用できる。例えばメチレン
基、インプロピリデン基、シクロヘキシリデン基、ペン
ジリデノ基等のアルキリデン基、メトキシメチレン基、
α−メトキシヘンジリデン基等のアルコキシメチレン基
、ジー【−ブチルシリレン基等のジ置換シリレン基等が
あげられるが、インプロピリデン基が好ましい。
第6エ程 オレフィン合成 (XI)                (X[CR
’、、 、R” (X[V) 〔式中、R1、R2はそれぞれ水素又は保護基を示ルキ
ル基、又はアリール基を示す〕 以下各工程を説明する。
第1工程:リボピラノース誘導恢■)とN(6)−保護
アデニン(V)とを触媒の存在下縮合させることにより
、リボピラノシルアデニン誘導体(Vl)を合成するこ
とができる。一般式(■におけるR1 、 R2として
は例えば前記の官能基の保護基があげられる。触媒とし
ては、塩基又は酸、好マシ(はビス(p−二トロフェニ
ル)リン酸が使用できる。
第2工程二本工程はヌクレオシド(M)の37,47位
の水酸基の保護基を除去する工程である。触媒としては
鉱酸又は有機酸を使用することができる。
第3工程二本工程はりボピラノシルアデニン誘導体(■
)の3′位−4′位の結合を酸化開裂、次いで還元し、
水酸基の保護基を脱保護することにより、鎖状ヌクレオ
シド(■2を合成する工程である。
(■)を酸化剤、好ましくは過ヨーソ酸ナトリウムを用
いて鎖状ジアルデヒドとし、このものを還元剤、好まし
くは水素化ホウ素ナトリウムで還元し、続いて水酸基の
保護基を除去すると、鎖状トリオール(■″)b−生成
する。
第4工程二木工程はトリオ−qVm)17)2’、3’
位の水酸基を保護する工程である。保護基R4、R5と
しては、例えばイソプロピリデン基を用いることができ
る。
第5工程:1級アルコールをアルデヒドに酸化する工程
である。酸化剤としては例えば、塩化オキサリルにより
活性化されたジメチルスルホキシドを用いることができ
る。
第6エ程:アルデヒドを末端オレフィンに変換する工程
である。例えばメチレントリフェニルホスホランとの反
応でオレフィン(X)を合成することができる。
第7エ程=2′、3′位の水酸基の保護基を除去する工
程である。例えばa4 、 a5がインプロピリデン基
の場合、鉱酸又は有機酸、好ましくはトリフロロ酢酸で
処理する。
第8工程ニジオール(■)の1級水酸基を選択的にスル
ホニル化する工程である。スルホニル化剤としては、例
えばメタンスルホニルクロリドを用いることができる。
一般式(■)におけるYとしてはメチル、プロピル等の
アルキル基又はフェニル基、p−メチルフェニル基等の
アリール基があげられる。
第9工程:ハイドロキシスルホネート(■2を、アルカ
リ処理によりエポキシド(1)に変換する工程である。
アルカリとしては、例えば炭酸カリウムを用いることが
できる。
次に第2の発明につき説明する。
第2の発明は第1の発明で得られた化合物を出発原料と
し、オキセタノシンなどの2−置換−3,4−ビス(ジ
ヒドロキシメチル)オキセタン誘導体を製造する方法に
関する。
一般式(ml 、(XVI)、 (10KオけるR、A
としては第1の発明のものと同じものが例示される。又
、ゴは保護基のないRである。
本発明の製造工程を示すと次のとおりである。
(If)                   (X
VI)〔式中、R、A 、 R’は前記と同じ〕l)ビ
ニル基からホルミル基への変換反応本反応は、ビニル基
をいったん1.2−ジオールに酸化し、次いで酸化開裂
によりホルミル基に導く方法と、ビニル基から1工程で
直接ホルミル基に変換する方法とがある。
するか、又はt−プチルノ\イドロノく−オキ・ンド、
N−メチルモルホリンN−オキノド等の例えば過ヨウ素
酸ナトリウム(2〜5当量好ましくは2.2当量)共存
下四酸化オスミウム(触媒量〜1当量、好ましくは触媒
量)でホルミル基に変換する場合には、溶媒としては、
有機溶媒(例えば、ジオキサン、エーテル、テトラヒド
ロフラン、メタノール等)と水との混合溶媒を用いる。
反応温度は−50゜〜50°C1好マシ<ハO0〜30
′cテ行う。
2)  ホルミル基からハイドロキシメチル基への又は
金属水素化物等が一タされ、好ましく′は水素化ホウ素
ナトリウムを用いることができる。
水素化ホウ素ナトリウム(0,25〜10当量、好まし
くは0.5〜5当量)を用いて還元を行なう場合、溶媒
としては、メタノール、エタノール等の低級アルコール
、又は水等の極性溶媒又はそれ等の混合溶媒を用い、−
80〜30す、好ましくは−100〜10’ごで反応を
行なう。
3)保護基の除去 R及び/又はAに保護基が存在する場合に必要な工程で
ある。
R,Aともに保護基な有する場合、凡の保護基を除去し
た後、Aの保護基を除去してもよく、又、除去の順番を
逆にしてもよい。
凡の保護基の除去は保護基の種類に応じ、通常の条件で
おこなえばよく、例えば、Rが前記アデニンであり、又
アデニンのアミノ基がベンゾイル基等のアシル基で保護
されている場合、ナトリウム メトキシド、水酸化ナト
リウム又はアンモニア等の塩基触媒を用いメタノール、
エタノールなどのアルコールや水などの極性溶媒中、−
20〜100℃で5分〜48時間反応させることにより
アシル基を除去することができる。
又、Aの保護基の除去も保護基の種類に応じ通常の条件
でおこなえばよく、例えばその保護基がt−ブチルジフ
ェニルシリル基の場合フッ化カリウム、フン化水素・ピ
リジン錯体、又はテトラアルキルアンモニウムフルオラ
イド等のフッ素イオンを1〜IO当量用い、テトラヒド
ロフランなどのエーテル系溶媒、アセトニトリル、ピリ
ジン、ジメチルホルムアミド等の極性非プロトン溶媒中
、−20〜100℃で5分〜48時間反応させることに
よりシリル基な除去することができる。
〔効 果〕
本発明によると、純合成的に2−置換−3,4−ビス(
ヒドロキシメチル)オキセタン誘導体を得ることができ
る。従って本発明は、発酵法や酵素法では得られない新
規オキセタン型N −グリコシド構造をする化合物の製
造性として期待される。
〔実施例〕
次に本発明化合物の合成法、性状を、実施例、参考例に
より具体的に示す。尚、これらの実施例で得られた化合
物の理化学的性状を示す記号のうち、NMRは核磁気共
鳴スペクトルを、IRは赤外線吸収スペクトルを、MS
は質量分析スペクトルをそれぞれ意味する。又NMRは
、日本電子GX−400を用いて測定した。
実施例1゜ N、 (61−ベンゾイル−9−[: (211(、、
3R,4rL)−3−ハイドロキシメチル−4−ビニル
−2−オキセタニル]アデニンの合成 N2雰囲気中、ドライアイス−アセトンで−786に冷
却、攪拌下N(6)−ベンゾイル−9−[(IR,2]
1.)−1−アリルオキシ−2,3−エボキシグロビル
〕アデニン・(X[V、 R’ =II、 1%2=C
OC6H5) 36 mg (0,102mM)の無水
テトラヒドロフラン(3ml)溶液中に、t6.−t−
ブチルリチウム1.48 mol /43ペンタン溶液
0.34ml (0,51mM)を加え、同温度で20
分攪拌する。同温度で反応液に飽和塩化アンモニウム水
溶液を加えて攪拌し、更に飽和食塩水を加え、酢酸エチ
ルで抽出する。酢酸エチル抽出液を飽和食塩水で洗浄し
、無水硫酸マグネシウムで乾燥する。硫酸マグネシウム
IF去し、減圧下溶媒を留去して淡黄色シロップ34■
を得る。このものをシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(溶出溶媒、酢酸エチル−メタノール50:1〜9:
1)次いで分取用シリカゲル薄層クロマトグラフィー<
 展開m媒、酢酸二手ルーメタノール19:1)により
分離し、目的物を得る。
N(6)−ベンゾイル−9−(: (2R,3R,4R
)−3−ハイドロキシメチル−4−ビニル−2−オキセ
タニル〕アデニン: 無色結晶;1.8q<(:5%) ; MSm/z :
 351(M)。
1’FLvCHC1” cm−’ :3400.315
0〜3550゜aX 1705 ;NMR(CDCb、TMs)ppm: 9
.07 (LH。
broad s、 NH)、 8.79 (L H,s
、  8−H)。
8.33(LH,s、   2−H)、   8.04
(2ト(、d。
J =7.5Hz、 ph )、  7.63 (LH
,t、  J=7.5Hz。
ph )、  7.54 (2H,t、  J=7.5
Hz、 ph )。
6.57 (LH,d、 J=5.6Hz、 2’−H
)、  6.28(L  H,d、d、d、、  J 
=t  7.0)1z、  l  O,0ト1z 、 
 6.7 Hz 。
オレフィンH)、  5.47(LH,d、  t、、
J=17.0Hz、1.0Hz、オレフィyH)、  
5.38 (LH,d、 t、。
J = 10.0 Hz、 1.0 Hz、オレフィン
H)、  5.07(LH,t、  t、、J=6.7
Hz、  1.0Hz、  4’−トI )。
4.07 (LH,d、 d、、 J=i 1.3Hz
、 6.7H2,CH2O)。
3.98 (IH,d、 d、、 J=11.3Hz、
 4.4Hz+ Cl−120)。
3.5 1  (L  H,d、  d、  t、、J
=5.6 ト1z、  4.4.)Iz、  6.7H
z、3’−H)。
実施例2゜ N(6)−ベンゾイル−9−((2R,,3R,4R)
−3−((t−ブチルジフェニルシリル)オキシコメチ
ル−4−ビニル−2−オギセタニル〕アデニン(XVI
、 R’ =H、R2=C0C6Hs 、 R’ =S
 + (C6H5)2 (t−Bu ))の合成 N(6)−ベンゾイル−9−((2B、3R,4几)−
3−ハイドロキシメチル−4−ビニル−2−オキセタニ
ル〕アデニンCXV、 R’=H、R2=c。
C5Hs ) 6 mg(0,024mM )のピリジ
ン(0,3ml )溶液中に、塩化t−ブチルジフェニ
ルシリルs、omg(7,6/Le、 o、o 29m
M)を加え、室温で一夜攪拌する3減圧下ピリジンを留
去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶
出溶媒、n−ヘキサン−酢酸エチル1 :2)により分
離して、上記シリルエーテル11mg(77%)を得る
。無色液体、’ MSm/z : 532 (M  C
4H!1) :IRvCHC13cm−’ :3400
,1705,1610゜ax 1580゜ 実施例3゜ (ll  N (6)−ベンゾイル−9−1:(2凡、
3R,48)−3−C(t−ブチルジフェニル7リル)
t−キシ〕メチルー4−ハイドロキシメチル−2−オキ
セタニル〕アデニン(A川、 R’ =H,R2=C0
CsHs。
rt’−si (C6115)2 (t−Bu) )の
合成N(6)−ベンゾイル−9−C(2FL、3R,4
J−3−((t−ブチルジフェニル7リル)オキシコメ
チル−4−ビニル−2−オキセタニル〕アデニン(階、
 R’ ”’H,R2=C0C6H5,R6=Si (
C6H3)2 (【Bu) ) 8.51?1g(0,
0144mM)のメタノール−H−ho (7,5: 
1.0.5m1)溶1夜中に、メタ過ヨーソ酸ナトリウ
ム6.7 mg (0,0315mM)及び四酸化オス
ミウムの(−ブタノール溶液(5■/m1)50μ形を
加え、室温で2時間攪拌する。
次いで水冷攪拌下、水素化ホウ素ナトリウム2空 [IIg(0,0505rnM )を加え、水冷下10
攪拌する。
反応液にクロロホルムを加え、飽和食塩水で洗浄して無
水硫酸ナトリウムで乾燥する。乾燥剤を戸去し、減圧下
、溶媒な留去して残虐を7す力ゲル薄層クロマトグラフ
ィー(展開溶媒、クロロホルム−メタノール20 : 
1 )により分取し、上記4−ハイドロキシメチル体4
.8■(56%)を得る。
無色液体; MSm/z:536(M−CJl、)、4
32;II(vCH”3cm−’ :3100〜360
0,3400゜max +710. 1610. 1590゜ (2)  N (6)−ベンゾイルオキセタノシン(X
VI、R’−H,R2= COC6H5)の合成 N(6)−ベンゾイル−9−〔(2R,3R,,5S)
−3−C(L−ブチルジフェニルゾリル)オキシ〕メチ
ルー4−ハイドロキシメチル−2−オキセタニル〕アテ
二ン(Xvll、FL1=H9R2=COC6H5゜R
=Si (C6H5)2 (L  Bu)) 12[1
1g(0,02mM)テトラヒドロフラン(1ml)溶
液中、テトラn−ブチルアンモニウムフルオライドの1
.0Mテトラヒドロフラン溶液42μmg(0,042
mM)を加え室温で30分攪拌する。減圧下テトラヒド
ロフランを留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(溶出溶媒、クロロホルム−メタノール9:1
)により分離して、上記ジヒドロキシ体6.lIlll
g(85%)を得る。無色針状晶(メタノール)、mp
231〜232°、 MS m/z :355 (M 
)r I R”uJ” crn−’ : 3380+ 
3230〜mαX 3500.1710,1610,1585゜(3)オキ
セタノシン(II)の合成 N(6)−ベンゾイルオキセタノシン(XVl、 R’
 =H。
R2=C0CsHs) 5 ’g (0,OL 4 m
M)にナトリウムメトキシド1■のメタノール(Q、5
m1)溶液を加えて溶解し、室温で一夜攪拌する。減圧
下溶媒を留去し、残清なシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(溶出溶媒、クロロホルム−メタノール4:1)
により精製して、オキセタノシン2.8mg(79%)
を得る。ここで得られたオキセタノシンの理化学的性質
は、天然品の理化学的性質と完全に一致する。
参考例1゜ N(6)−ベンゾイル−9−(2−0−ベンゾイル−3
,4−0−イソプロピリデン−β−D−リボピラノシル
)アデニン(Vl、 R’=H,R2=R3=COCs
Hs)の合成 1.2−ジー0−ベンゾイル−3,4−0−イングロビ
リデンーβ−D−リボフラノース(fV。
X=OCOC6H5,R=COCgHs) 22.68
 g (o、 o s 69M)、N(6)−ベンゾイ
ルアデニン(V、 R’=H。
R2=C0C6Hs) 16.33 g (0,068
3M )及びビス(p−ニトロフェニル)リン酸1.9
4g(5,69mM)をよくかきまぜた中に、スルホラ
ン23mtを加え、100 mmHg減圧下、浴温t 
30’(!で45分加熱攪拌する。反応混合物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒、クロロホル
ム−酢酸エチル1:2.5)により分離すると、上記リ
ボピラノシルアデニン11.07g(37%)が得られ
る。無色泡状;MSm/z:515CHC13−+ 。
(M )、IRν  cm  、3420,1730゜
max 1720.1618゜ 参考例2゜ N(6)−ベンゾイル−9−(2−0−ベンゾイル−β
−D−リボピラノシル)アデニン(■。
■髪=H,l”t2=R3=cOc6H,)の合成水冷
攪拌下、N(6)−ベンゾイル−9−(2−O−ベンゾ
イル−3,4−0−インプロピリデン−β−D−リボピ
ラノシル)アデニン(Vl、 R’ =II、 R−I
’L =C0CJ(s) 13.12 g (25,4
mM)のテトラヒドロフラン(33ml)溶液中、トリ
フロロ酢酸24mt−水12m+を加え、浴温3 o’
aで23.5時間加熱攪拌する。水冷攪拌下、反応液に
5%炭酸水素ナトリウム水溶液100m1及び固形炭酸
水素ナトリウムを加えてpH約7とし、酢酸エチルで抽
出する。酢酸エチル抽出液を飽和食塩水で洗浄し、無水
硫酸マグネシウムで乾燥する。硫酸マグネシウムを戸去
し、減圧下溶媒を留去して無色結晶12.05gを得る
。このものをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶
出溶媒、酢酸エチル−メタノール30:1〜20:1)
により分離し、第1画分より回収原料1.77g(13
%)を得る。第2画分より、上記ジヒドロキシ体6.9
9g(58%)を得る。
、   CHCb  −1゜ 無色結晶; MSm/z:475(M ) 、IRma
xcm 。
3100〜3600,3420,1720,1620゜
参考例3゜ ロピル〕アデニン(〜・1. R’ =I−1,n2=
COCJ(5)の合成 水冷攪拌下、N(6)−ベンゾイル−9−(2−O−ベ
ンゾイル−β−D−リポピラノシル)アデニン(Vll
、 R” =H,R2=13=COC61−15) 4
.47 g(9,40mM)のメタノール(90ml 
)溶液中にメタ過ヨーソ酸ナトリウム2.41 g(1
1,3mM)の水(27ml)溶液を加え、室温に戻し
て4.5時間攪拌する。反応液に飽和食塩水を加え、ク
ロロホルムで抽出する。クロロホルム抽出液を飽和食塩
水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥する。硫酸マ
グネシウムを戸去し、減圧下溶媒を留去して無色泡状物
質5.71gを得る。
上記粗ジアルデヒド体5.71gのエタノール(85m
l)溶液中に、浴温−21′cで冷却、攪拌下、ナトリ
ウムボヮハイドライド0.35 g (9,4mM )
を加え、浴温−24〜−20′cで1時間攪拌する、同
温度で飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、水冷下5分
攪拌する。クロロホルムで抽出し、飽和食塩水で洗浄し
て、無水硫酸マグネシウムで乾燥する。硫酸マグネシウ
ムを戸去し、減圧下溶媒を留去して淡黄色泡状物質4.
62gを得る。このものをシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(溶出溶媒、クロロホルム−メタノール12:
1)により分離し、淡黄色泡状物質4.28gを得る。
水冷攪拌下、上記鎖状ジヒドロキシ体4,28gのメタ
ノール(45ml)溶液中に、水酸化ナトリウム0.7
4 g (18,4mM)の冷メタノール(90ml)
溶液を加え、水冷下20分攪拌する。
水冷攪拌下、反応液に冷IN塩酸18.4mlを加えて
pH約7とし、エタノールを加えて減圧下溶媒を留去す
る。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出
溶媒、クロロホルム−メタノール5:1)により分離し
、N(6)−ベンゾイル−9−C(IR,2R)−2,
3−ジヒドロキシ−1−(2−ヒドロキシエトキシ)プ
ロピル〕アデニン(■、RI=H2R2=COC6H5
)1.85g(■。
R1=H,R2=R3=COC6H5より、3工程で5
1%)を得る。無色シロップ; MSm/z:373(
M);NMR(CD30D、 TMS ) ppm :
 3.43〜3.49 (I 11. m )。
3.58〜3.77 (5H,m)、 4.30 (1
11,d、t、、J=6.5Hz、 4.5Hz、 2
’−H)、 5.97 (LH,d、 J=6.5Hz
L’−H)、  7.57 (2H,t、 J=g)l
z、 ph )t  7.66(L H,t、  J=
8Hz、 ph )、  8.10 (2H,d、 J
=811z。
ph)、  8.60(LH,S、  2−H)、  
8.72(LH,s。
8、−H)。
参考例4゜ N(6)−ベンゾイル−9−((IR,2R)−1−(
2−ヒドロキシエトキシ) −2,3−(ジメチルメチ
レンジオキシ)プロピル〕アテ二ン((X、 R’ =
)−1,R2=C0C6Hs、 R3,R’ =”;C
(CH3)z )の合成 N(6)−ベンゾイル−9−[: (IFL、zFt 
) −2゜3−ジヒドロキシ−1−(2−ヒドロキシエ
トキシ)プロピル〕アデニン(■、 R’ =H,R,
2=COC6H5) 1.83 g (4,9mM )
にアセトy5Qml。
2.2−ジメトキシプロパン25mt及びp−)ルエ7
.1. /L/ホン酸(−水和物) 1.86 g (
9,8mM)を加え、室温で1時間40分攪拌する。反
応液に酢酸エチル250m1を加えて稀釈し、5%炭酸
水素ナトリウム−飽和食塩水で洗浄して、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥する。硫酸マグネシウム戸去、減圧下溶
媒を留去し、得られた無色結晶を、シリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(溶出溶媒、クロロホルム−メタノー
ル25:1)により精製して、上記アセトナイド1.7
3g(85%)を得る。
無色泡状; MS m/z : 413 (M”); 
IRvCHC13−’−max  Cm 。
3200〜3550’、34tO,1710゜参考例5 N(6)−ベンゾイル−9−((IR,,2R)−1−
(ホルミルメチルオキ−/ ) −2,3−(ジメチル
メチレンジオキシ)プロピル〕アデニンCX。
R1=:)l、 R2= C0C6H5,R3,R’ 
= >C(CH3)2 )の合成N2雰囲気中、ドライ
アイス−アセトンで浴温−6o’cに冷却、攪拌下、塩
化オキサリル7.7 R13(lllff1g、0.8
8 mM )の無水塩化メチレン(5ml)g液中に、
無水ジメチルスルホキンド0.17m1(0,19g、
 2.4 mM)を加え、浴温−59〜−56°Cで5
分攪拌する。次いで、N(6)−ベンゾイル−9−C(
tR,:HL)−1−(2−ヒドロキンエトキシ) −
2,3−(ジメチルメチレンジオキシ)プロピル〕アデ
ニン(■、 R’=H。
R” = C0C61−15,几3. R’ =;C(
CI(a)z)  0.3 3  g  (0,80m
M)の無水塩化メチレン(3ml)溶液を加え、浴温−
55〜−5080で15分攪拌する。最後にトリエチル
アミン0.78ml (0,57g 、  5.6 m
M)を加え、浴温−49〜−48′cで5分、次いで室
温で15分攪拌する。水冷攪拌下、反応液に飽和食塩水
を加え、クロロホルムで抽出する。クロロホルム抽出液
を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥す
る。硫酸マグネシウム戸去、減圧下溶媒を留去し、残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒、酢
酸エチル−メタノール40:1)により分離して遊離ア
ルデヒドとへミアセタール(メタノール付加体)の混合
を得る。このものを50°で2時間減圧乾燥し、遊離ア
ルデヒド0.25g(76%)CHC13−+ 。
を得る。無色シロップ:■Rν  cm  、3400
゜ax 1740.1710゜ 参考例6゜ N(6)−ベンゾイル−9−C(IR,2R)−1−ア
リルオキシ−2,3−(ジメチルメチレンジオキシ)プ
ロピル〕アデニン(ルrt’=H,R”=C0CaHs
、 R”、 R’ =>C(C)[1)2 )の合成N
2雰囲気中、ドライアイス−アセトンで浴温−24〜−
222に冷却、攪拌下、ヨウ化メチルトリフェニルホス
ホニウム1.73 g、(4,29mM)の無水テトラ
ヒドロフラン懸濁液中、n−プチルリチウA1.45N
n−ヘキサン溶液3.5 ml(5,22mM)を加え
、浴温−22〜−200で30分攪拌する。
N2雰囲気中、ドライアイス−アセトンで浴温−12〜
−10′Cに冷却、攪拌下、N(6)−ベンゾイル−9
−[: (IR,2R)−t−(ホルミルメチルオキシ
) −2,3−(ジメチルメチレンジオキシ)プロピル
〕アデニン(X、 R’=H,R2=C0CaHs、 
R3,R’ =、c(CH3)2 ) 0.59 g 
(1,43rr+M)、ヘキサメチルホスホリックトリ
アミドQ、 5 ml(0,51g、 2.86 mM
)、無水ジメチルスルホキシド3 ml及び無水テトラ
ヒドロフラン24m1の混合物中に、先に調製したイリ
ド溶液(4,29mM)を加え、浴温−12〜−,1,
0′cで20分攪拌する。同温度で飽和塩化アンモニウ
ム水溶液50m1を加え、次いで飽和食塩水を加えて酢
酸エチルで抽出する。酢酸エチル抽出液を飽和食塩水で
洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥する。硫酸マグネ
シウムを戸去し、減圧下、溶媒を留去して、黄色泡状物
質を得る。このものをシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(溶出溶媒、ヘキサン−酢酸エチル1:3)により
分離し、上記アリルエーテル194mg(33%)を得
る。無色シロップ; MSm/z : 410 (M+
1);IRνC11C11C13’ :3410.17
30.1710.1615゜aX 参考例7゜ N(6)−ベンゾイル−9−C(IR,2R)−t−ア
リルオキシ−2,3−ジヒドロキシプロピル〕アデニン
(X[l、 R’ =H,R2=C0C61−(s)の
合成水冷攪拌下、N(6)−ベンゾイル−9−(:(I
R,,2R)−1−アリルオキシ−2,3−Cジメチル
メチレンジオキシ)プロピル〕アデニン(XI。
It、’=H,几” =C0C6H5,R3,R’ =
 、;c (CH3)2 ) 166 mg(0,40
5mM )のテトラヒトo 7 ラン(3ml )溶液
中に、トリフロロ酢酸2.4 ml−水1.2 m+を
加え、室温に戻して15.5時間攪拌する。水冷攪拌下
、反応液に5%炭酸水素ナトリウム水溶液10m1及び
固形炭酸水素ナトリウムを加えてpH約7とし、飽和食
塩水10m1を加えて酢酸エチルで抽出する。酢酸エチ
ル抽出液を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウム
で乾燥するゎ硫酸マグネシウムを戸去し、減圧下溶媒を
留去して、粗生成物0.20 gを得る。このものをシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒、酢酸エ
チル−メタノール9:1)により分離し、上記ジヒドロ
キシ体140ffE(93%)を得るCI−(C13−
1゜ 無色結晶; MSm/z:369(M );IRνma
xCm。
3・050〜3600,1705,1615゜参考例8
゜ N(6)−ベンゾイル−9−In(ITL、2R)−1
=アリルオキシ−2−ヒドロキシ−3−メシルオキシフ
o ヒル〕7 f=7 (xl、R’=H,R”=C0
C6H5,R3=CH3)の合成 水冷攪拌下、N(6)−ベンゾイル−9−[:(IJ2
J−1−アリルオキシ−2,3−ジヒドロキシグロピル
〕アデニン(Xll、 R’ =H,R2=C0C6)
Is) l 5 Qmg(0,406mM )の無水ジ
メチルホルムアミド(o、4m1)−無水塩化メチレン
(4,0ml )溶液中に、トリエチルアミン0.14
 ml(10311K、1.02 mM)及び塩化メタ
ンスルホニル31μβ(47■、0.41 mM )を
加え、水冷下40分攪拌する。水冷攪拌下、反応液にク
ロロホルムを加えて稀釈し、飽和食塩水で洗浄して、無
水硫酸マグネシウムで乾燥する。硫酸マグネシウムを戸
去し、減圧下溶媒を留去して無色シロップ0.19gを
得る。このものをシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(溶出溶媒、酢酸エチル−メタノール50:1)により
分mし、第2画分より目的とする上記モノメシル体85
■(47%)を得る。更に酢酸エチル−メタノール15
:1で溶出し、原料ジヒドロキシ体31■(21%)を
回収する。
モノメシル体(■、R1=H9R2=COC6H5);
無色CHCl3−−+。
シo、7プ; MSm/z :447 (M ) ; 
IRvmaxcm 。
3150〜3500. 1705. 1620. 15
85,1360゜1180゜ 参考例9゜ N(6)−ベンゾイル−9−4(IR,2R)−1−ア
リルオキシ−2,3−エポキシグロビル〕アデニン(1
,R’−1−1,R2=C0C6H5)の合成室温攪拌
下、N(6)−ベンゾイル−9−[(LR,2J−1−
アリルオキシ−2−ヒドロキシ−3−メシルオキシグロ
ピル〕アテニン(XI。
R’ =H,R2= C0C61−1s、 R3=CI
(a) 85 lTtg (0,19mNi )のメタ
ノール(2ml)溶液中に、固形炭酸カリウム53 m
g (0,38mM)を加え、室温で25分攪拌する。
反応液に酢酸エチルを加えて稀釈し飽和食塩水で洗浄し
て無水硫酸マグネシウムで乾燥する。硫酸マグネシウム
を戸去し、減圧下溶媒を留去して、無色シロップ55■
を得る。
このものをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキ
サン−酢酸エチル1:4)により精製し、上記エポキシ
ド36mg(54%)を得る。
無色’/ 07プt MS m/z : 351 (M
” ) ;Il’(vC■■C13cm’:3400+
 j705.1605゜ax 実施例4゜ 実施例1.において分取用シリカゲル薄層クロマトグラ
フィー(展開溶媒、酢酸エチル−メタノール19:1)
により次の化合物も得られる。
N(6)−ベンゾイル−9−C(2R,、3R,4S)
−3−ハイドロキシメチル−4−ビニル−2−オキセタ
ニル〕アデニン: 無色結晶+ 1.8mg(5%);NMR(CDCl2
.TMS)ppm: 9.02(IH+ broad 
s、 NH)、 8.83 (IH+ S+8−H)、
 8.30(IH,s、 2−H)、 8.05(2H
,d、J=7.5H2,Ph)、7.63(IH9t、
J=7.5H2,Ph)、7゜55(2H,t、  J
−7,5Hz、  P h )、6.50 (I H,
d、  J =4、5 Hz 、2’ H)+ 6.2
2 (I H,d、 d、d、、J =17− OHz
10.611z、  6.0Hz、オレフィンH)、 
 5.69 (IH,d、 d。
t、、 J =8.01長、 6.0l−1z、 1.
3Hz、 4’−H)、 5.60(IH。
d、 t、、 J =17.0klz、  1.3)(
z、オレフィ”H) + 5.47 (IH9d、 t
、、−J=10.6!Iz、  1.3Hz、オレフイ
:4()、4.10(IH,d、 d、、 J = 1
0.6Hz、  8.0I−IZ、 CH20)、3.
93(IH,d、 d、、 J=I O,6)Iz、 
 5.3H2,CH2O)、3.88(L H,d、 
d、 t、、 J =4.5 Hz、 5.3Hz、 
8.0 Hz、 3’−1−I)。
特許出願人  日本化薬株式会社 手  続  補  正  書 昭和、/Z年1月27日

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、Rは窒素を含む複素環基を示す) で表わされるエポキシアリルエーテルを塩基により閉環
    して一般式(IIa) ▲数式、化学式、表等があります▼(IIa) (式中、Rは前記と同じ) で表わされる化合物を得、次いで所望により水酸基を保
    護することを特徴とする一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 〔式中、Aは保護されていてもよい水酸基を示し、Rは
    前記と同じ〕 で表わされるオキセタン型N−グリコシド構造を有する
    化合物の製造法
  2. (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Rは窒素を含む複素環基、Aは保護されていて
    もよい水酸基を示す〕 で表される化合物を酸化剤で酸化して式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R、Aは前記と同じ〕 で表わされるアルデヒド誘導体とした後、還元剤で式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R、Aは前記と同じ〕 で表される化合物を得、次いで保護基がある場合、その
    保護基を除去することを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^0は保護基のないRを示す〕 で表わされるオキセタン型N−グリコシド構造を有する
    化合物の製造法
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5041447A (en) * 1988-03-23 1991-08-20 Nippon Kayaku Kabushiki Kaisha Oxetanocin-related compounds and pharmaceutical compositions containing them
US5214048A (en) * 1987-05-19 1993-05-25 Nippon Kayaku Kabushiki Kaisha Oxetanocins

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US5214048A (en) * 1987-05-19 1993-05-25 Nippon Kayaku Kabushiki Kaisha Oxetanocins
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