JPS63303561A - 原稿読取装置 - Google Patents

原稿読取装置

Info

Publication number
JPS63303561A
JPS63303561A JP62140467A JP14046787A JPS63303561A JP S63303561 A JPS63303561 A JP S63303561A JP 62140467 A JP62140467 A JP 62140467A JP 14046787 A JP14046787 A JP 14046787A JP S63303561 A JPS63303561 A JP S63303561A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
image sensor
substrate
roller
area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62140467A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidekazu Ota
英一 太田
Hiroyuki Horiguchi
堀口 浩幸
Masakuni Itagaki
板垣 雅訓
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP62140467A priority Critical patent/JPS63303561A/ja
Publication of JPS63303561A publication Critical patent/JPS63303561A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 皮帆立! 本発明は、原稿読取装置、より詳細には、完全密着型イ
メージセンサに関する。
丈米肢生 一般に、完全密着型イメージセンサにおいては、センサ
保護層としてガラス板が用いられているが、該センサ保
護層のローラー荷重を受ける部分が、透明窓・光電変換
素子上部にあるため、原稿紙の滑りにより、前記センサ
保護層が摩耗して前記光電変換素子の受光量やMTFが
低下する欠点があった。これに対処するため、従来は、
透明なセンサ保護層上に、透明な耐摩耗層を形成してい
るが、70〜80μm厚の透明保護層を均一に形成する
のは困難であり、かつ、該耐摩耗層も長時間の使用によ
り傷が生じ、これによって光が散乱されMTFが低下す
る欠点があった。また、耐摩耗層を形成する硬質膜は透
明なものに限定されるため材料選択の自由度が小さいと
いう欠点があった。
第3図は、完全密着型イメージセンサの従来例を説明す
るための断面構成図で、図中、10はローラー、20は
原稿紙、30は完全密着型イメージセンサで、該完全密
着型イメージセンサは、光学的に透明な透明基板31と
、該透明基板31上に形成された光学的に不透明で電気
的に不良導体である遮光層32と、該遮光層32に形成
された照明用の透明窓33と、前記遮光層32上に形成
された透明絶縁層34と、該透明絶縁層34上の透明窓
33近傍に配設された光電変換素子35と、該光電変換
素子35を保護する透明保護層36と、該透明保護層3
6を保護する透明耐摩耗層37とを有し、光源(図示せ
ず)から前記イメージセンサ30に入射した光りは、透
明基板31を通過し、遮光層32の透明窓33を通り、
更に、透明絶縁層34、透明保護層36、透明耐摩耗層
3°7を通過して、原稿紙面20で反射され、反射した
光は、再び、透明耐摩耗層37、透明保護層36を通過
し、その一部が光電変換素子35に到達して電気出力に
変換される。この時、原稿紙20の入射光が反射される
領域は、ローラー10により、前記イメージセンサ30
の透明窓33および光電変換素子35上部に密着するよ
う加圧されている。
耐摩耗層37を形成する理由は、紙のすべりによる保護
層36が摩耗を防ぐためであるが、上述のごとき従来の
構成では、耐摩耗層37は透明で、かつ、紙のすべりに
よる摩耗によってきす等が発生しない材質でなくてはな
らず、長期の使用に渡るセンサを作成する上で難点があ
った。
また、入射光反射領域の耐摩層37に凹溝を設け、ロー
ラー荷重による摩耗を防ぐようにしたものもあるが、前
記凹溝に紙のくず等がたまり込み、これがMTFが劣化
する原因の1つとなっていた。
さらに、凹溝を設けた場合、センサ面と原稿面が70〜
100μm離れるため、解像度の向上を期待することが
できない欠点があった。
l−一層 本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、
高い解像度が得られるとともに、経時的な解像度の低下
を防ぐことができる完全密着型の原稿読取装置を提供す
ることを目的としてなされたものである。
眉ニー」又 本発明は、上記目的を達成するために、光学的に透明な
基板と、該基板上に形成された光学的に不透明で電気的
に不良導体である遮光層と、該遮光層に形成された照明
用の透明窓と、該透明窓近傍の遮光層上に形成された光
電変換素子とを有する完全密着型イメージセンサ、およ
び、該完全密着型イメージセンサの前記透明窓と光電変
換素子の上部に配設された原稿紙を送るためのローラー
からなる原稿読取装置において、前記ローラーの回転軸
を通って前記基板の表面に垂直な平面と前記基板に対向
した原稿面との交線が、前記透明窓より入射した光を反
射する原稿紙面上の領域と異なり、から、前記光電変換
素子に対して前記交線と反対側の方向に原稿保持用の凸
部を前記完全密着型イメージセンサ面上に設け、さらに
、前記完全密着型イメージセンサの表面に一層もしくは
積層の油滑性、耐摩耗性および硬度に優れた保護膜を形
成したことを特徴としたものである。以下、本発明の実
施例に基づいて説明する。
第1図は、本発明による完全密着型イメージセンサの一
実施例を説明するための要部拡大断面図で、第3図に対
応する各部には第3図の場合と同じ参照番号が付されて
いる。而して、本発明によると、ローラー10の回転軸
を通り透明基板31に垂直な平面と、前記ローラー10
に密着しかつ前記透明基板31に対向した原稿紙面20
との交線、すなわち、原稿紙面20の最大荷重領域20
aと、該原稿紙面20の入射光反射領域20bとが異な
るように、透明窓33および光電変換素子35が配設さ
れている。このような構成によると、耐摩耗層37上で
紙のすベリによる摩耗や傷が発生するのは、原稿紙20
の最大荷重領域20aに接する部分であり、透明窓33
、光電変換素子35の上部の耐摩耗層37はローラー荷
重を受けず、損傷を受けない、また、原稿紙20の最大
荷重領域20aと入射光反射領域20bとをずらせて配
設し、更に、前記光電変換素子35から最大荷重領域2
0aの箇所と反対側の副走査方向に、原稿保持用の凸部
40を前記イメージセンサ30面上あるいはその延長上
に設け、前記光電変換素子35上の空気層厚さを10〜
100μm範囲で制御するようにしているが、本発明は
、さらに、前記イメージセンサの全領域にわたって潤滑
性、耐摩耗性、硬度に優れ、かつ室温で割膜可能な非晶
質性硬質炭素膜38を堆積したものである。なお、非晶
質性硬質炭素膜(以下i−カーボンと称する)は、炭素
原子および水素原子を主な組織形成元素とするアモルフ
ァス材料であり、例えばグラファイトのような結合構造
(s p”結合)を有すとともに、ダイヤモンドのよう
な結合構造(sp3結合)をあわせ持つ強度的に硬質な
物質である。つまり、i−カーボンは、非晶質で、電気
的絶−縁性と化学的安定性にすぐれた硬質な物質である
といえる。このi−カーボンは、例えばダイヤモンドラ
イクカーボンや硬質カーボンなどとも呼ばれている。
このi−カーボンの合成法(形成法)の−例をプラズマ
CVD法により説明すれば次のとおりである。なお、こ
こで用いた装置は平行平板型プラズマCVD装置であり
、セルフバイアスのため正イオンの衝撃が促進されるR
F給電側に基板をセットする。原料ガスには炭化水素(
CH4゜C,H,、C3H,、C,H,、など)と水素
との混合を用いる。このようにして、平行平板間に高周
波電界(13,56Ml(z)を印加するとグロー放電
が発生し、原料ガスはラジカルとイオンとに分解され反
応し、基板上に炭素原子と水素原子とからなるアモルフ
ァス材料が堆積する。なお、反応条件は表1のとおりで
ある。
表1 このようにして製膜されたi−カーボンはX線及び電子
回折分析よりアモルファス状態(a−c:H)あるいは
50〜100人程度の微結晶粒を含むアモルファス状態
であり、更に、IR吸収法及びラマン分光法による分析
の結果、炭素原子はsp”の混成軌道とSF3の混合軌
道とを形成した原子間結合状態が混在していることが明
らかとなった。また、製膜されたi−カーボン膜の物性
は表2の通りであった。
表2 表12表2からi−カーボンは硬度が大きく、低温での
一作製が可能であるため、耐摩耗性保護膜として、完全
密着型イメージセンサ上に被膜した場合、光電変換素子
の初期特性は保存され(室温、製膜のためのセンサ材料
の劣化がない)、かつ耐摩耗性も良好であった。
尚、ガラス基板上に製膜したi−カーボン膜及びP−C
VDで作製したa−8iNx上に中質紙を通紙して耐摩
耗性をテストした結果、3kmの通紙により、前記a 
−S i N xの場合、表面粗さが初期の約4倍に増
加したのに比較して、i−カーボンの場合、はとんど変
化が見られず、耐摩耗性に優れていることがわかった。
また、初期の表面粗さも、a−3iNxではRa=20
0人であるのに比べ、i−カーボンではRa=100人
であり、平滑性に優れていることがわかる。
第2図は、本発明による完全密着型原稿読取装置の他の
実施例を説明するための要部拡大図で、第1図および第
3図に対応する各部には第1図および第3図の場合と同
じ参照番号が付されてあり、この実施例は、最大荷重領
域20a、及び、“原稿保持用の凸部40の耐摩耗性保
護層の最上層膜としてi−カーボン膜38を使用したも
のである。
このように、部分的に耐摩耗性保護膜38を設ける場合
には、i−カーボンの必要な箇所に開穴部をもったメタ
ルマスクを使用してプラズマCVDによって堆積すれば
比較的容易に形成できる。耐摩耗性保護膜38の構成と
しては、凸部40上のように積層に、あるいは最大荷重
領域20aのように単層にしてもよい、積層の場合の下
層膜としては、プラズマCVDによるa−8iNx、a
−8iNxOy、a−8iOx等セラミックス薄膜38
aを使用する。第2図においては、耐摩耗性保護膜38
を最大荷重領域20aと凸部40の両方に設けているが
、通紙によるダスト発生や摩耗を防ぐ意味ではどちらか
一方であっても効果は大きい、また、長期的な信頼選を
高めるのであれば、光電変換素子35上にも耐摩耗性保
護膜を設けてもよい。
幼−U 以上の説明から明らかなように、本発明によると、耐摩
耗性保護膜の少なくとも最上層膜を、潤滑性、耐摩耗性
、硬度に優れ、かつ室温で製膜可能な保護膜で形成した
ので、MTF60%と高い解像度が安定的に得られ、か
つ、光路内に1MX稿との摩擦により傷が生ずる部分が
ないので、径時的に解像度が低下しない利点がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明による完全密着型イメージセンサの一
実施例を説明するための要部拡大断面図、第2図は、本
発明による完全密着僧イメージセンサの他の実施例を説
明するための断面概略図、第3図は、従来例を説明する
ための断面構成図である。 10・・・ローラー、2o・・・原稿紙、3o・・・完
全密着型イメージセンサ、38・・・i−カーボン膜、
40・・・原稿保持用の凸部。 第3図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、光学的に透明な基板と、該基板上に形成された
    光学的に不透明で電気的に不良導体である遮光層と、該
    遮光層に形成された照明用の透明窓と、該透明窓近傍の
    遮光層上に形成された光電変換素子とを有する完全密着
    型イメージセンサ、および、該完全密着型イメージセン
    サの前記透明窓と光電変換素子の上部に配設された原稿
    紙を送るためのローラーからなる原稿読取装置において
    、前記ローラーの回転軸を通って前記基板の表面に垂直
    な平面と前記基板に対向した原稿面との交線が、前記透
    明窓より入射した光を反射する原稿紙面上の領域と異な
    り、かつ、前記光電変換素子に対して前記交線と反対側
    の方向に原稿保持用の凸部を前記完全密着型イメージセ
    ンサ面上に設け、さらに、前記完全密着型イメージセン
    サの表面に一層もしくは積層の油滑性、耐摩耗性および
    硬度に優れた保護膜を形成したことを特徴とする原稿読
    取装置。
  2. (2)、前記完全密着イメージセンサの前記ローラーの
    回転軸を通って前記基板の表面に垂直な平面と前記基板
    に対向した原稿面との交線を含む領域および/あるいは
    上記原稿保持用の凸部に一層もしくは積層の潤滑性、耐
    摩耗性および硬度に優れた保護膜を形成したことを特徴
    とする特許請求の範囲第(1)項に記載の原稿読取装置
  3. (3)、前記潤滑性、耐摩耗性および硬度に優れた保護
    膜の少なくとも最上層が、非晶質性硬質炭素膜であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第(1)項または第(2
    )項に記載の原稿読取装置。
JP62140467A 1987-06-03 1987-06-03 原稿読取装置 Pending JPS63303561A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62140467A JPS63303561A (ja) 1987-06-03 1987-06-03 原稿読取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62140467A JPS63303561A (ja) 1987-06-03 1987-06-03 原稿読取装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63303561A true JPS63303561A (ja) 1988-12-12

Family

ID=15269274

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62140467A Pending JPS63303561A (ja) 1987-06-03 1987-06-03 原稿読取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63303561A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7483180B2 (en) 2002-05-21 2009-01-27 Seiko Epson Corporation Scanner unit and a hybrid apparatus using it
US7715062B2 (en) 2004-01-05 2010-05-11 Ricoh Company, Ltd. Image reading apparatus and recording apparatus including image reading apparatus
US9013763B2 (en) 2012-12-25 2015-04-21 Ricoh Company, Limited Image reading apparatus and image forming apparatus

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7483180B2 (en) 2002-05-21 2009-01-27 Seiko Epson Corporation Scanner unit and a hybrid apparatus using it
US7715062B2 (en) 2004-01-05 2010-05-11 Ricoh Company, Ltd. Image reading apparatus and recording apparatus including image reading apparatus
US9013763B2 (en) 2012-12-25 2015-04-21 Ricoh Company, Limited Image reading apparatus and image forming apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5122249A (en) Method of producing a cover layer of amorphous carbon on a substrate
JPS60249155A (ja) 光導電部材
JPS63303561A (ja) 原稿読取装置
US4805032A (en) Total contact type photoelectric conversion device and optical reader using the same
JPS6063541A (ja) アモルファスシリコン感光体
US5501909A (en) Polycrystalline diamond substrate and process for producing the same
US4837137A (en) Electrophotographic photoreceptor
JPS61264355A (ja) 電子写真用感光体
US4900646A (en) Electrophotographic recording material and method of producing it
JP3020967B2 (ja) 端面入射型光センサ
US5144458A (en) Total contact type image sensor
JPS61219962A (ja) 電子写真感光体
US5604620A (en) Light deflector
JPS5912448A (ja) 電子写真用感光体
JPS61278859A (ja) 電子写真感光体の作製方法
JPS60162375A (ja) 読取り装置
JPS62149175A (ja) 光電変換素子
TW377434B (en) High performance media for optical recording
TW326437B (en) A back surface mirror comprising a reflect coating and reflecting enhancing layers and method for producing the same
JPS5984255A (ja) 静電記録体
Ko et al. Investigations of DLC Films for Protection of Organic Photoconductors in Electrophotography
JPH01243464A (ja) 密着型イメージセンサー
JPH0549108B2 (ja)
JPH0769479B2 (ja) シンクロトロン放射光用反射ミラー
JPS61223749A (ja) 電子写真感光体