JPS63303481A

JPS63303481A - 住所読取装置

Info

Publication number: JPS63303481A
Application number: JP62138860A
Authority: JP
Inventors: Kazunari Egami; 一成江上
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 1987-06-04
Filing date: 1987-06-04
Publication date: 1988-12-12

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は郵便物等に記載された住所の読取装置に関する
ものである。

〔従来の技術〕

従来の技術としては、例えば特開昭５７−１４６３８０
号公報に示される住所読取装置がある。かかる従来の装
置は、連続した単語列で構成される住所について多段に
わたって単語認識を繰り返し行い、単語列の中から最も
適した地名を表す単語を認識していき、住所を判別して
いくものである。

一般に、住所の記載は国内性郵便の場合は、県に相当す
る大区分地名、都市に相当する中区分地名そして街路基
に相当する小区分地名と順次地名の階ノーレベルを下げ
て地区を絞り込んでいく記載となっている。また、−海
外行郵便の場合はこれに国名又は国固有の郵便番号等が
付加される。

前述のように、国によジ住所の記載は規則性があるので
、このような規則をプログラムに組込むことにより、大
区分地名、中区分地名および小区分地名の順に住所構成
単語と予め用意された住所辞書とを照合すれば住所を判
別することができる。

なお、照合の方法は動的計画法（Ｄｙｎａｒｎｉｅ　Ｐ
ｒｏｇｒａｍｎｉｎｇ以下、ＤＰと称す）を応用したＤ
Ｐマツチングを用いており、これは単語と住所構成単語
の文字とをマツチングし最もよく一致する部分を抽出し
ていき、住所構成単語を認識するという手法をとってい
る。

このよう々従来の装置では、読取住所は一カ国を対象と
して構成されている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した従来の住所読取手段では１力国の住所認識を目
的としており、国が異なれば当然認識できずにリジェク
トされ、マニュアルで判別するという方法をとっていた
。このため、複数の国が混在している場合には、結局、
大部分を人間が対処して認識する必要があり、住所読取
シの効率が悪く、時間がかかるという問題点があった。

Ｃ問題点を解決するだめの手段〕本発明は、記載された住所文字列を読取る住所読取手段
と、読取られた文字列の中から単語を抽出する年給抽出
手段と、抽出された単語から国名を判別する国名判別手
段と、判別された国名に基づき複数の国別の住所登録辞
書の中から該当する辞書を選択する辞書選択手段と、抽
出された住所構成する単語と住所登録辞書とを照合して
住所を判別する住所照合手段とを備えたものである。

〔作用〕

本発明は、郵便物の住所記載部より住所を読取り、住所
を構成する単語を抽出し、複数の国別の住所登録辞書か
ら該当する辞書を選択して住所を照合する。

〔実施例〕

本発明の実施例について図面を参照し詳細に説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す全体溝成図である。図
において、１は紙面上に記載された文字を走査して読取
る光学読取装置等の文字読取部、２は文字読取部１で読
込まれた文字列から単語間の区切り（スペース、カンマ
等）を検出し、単語を分離し抽出する単語抽出部、３は
抽出された単語と予め格納された国名とを照合し国名を
検出する国名検出部、４は単語抽出部から抽出された単
語を格納する単語バッファメモリである。５は国名検出
部３で検出された国名に基づき予め国毎に用意された住
所辞書６−１〜５−Ｎを選択する辞書索引部、Ｔは選択
された住所辞書に登録された地名と単語パンツアメモリ
４の単語とを順次に照合し、あてはまる地名単語を探索
していく単語照合部、８は単語照合部７の照合結果に基
づき住所を判定する住所判定部である。

このような装置において、文字読取部１け光学的に文字
列を走査し、その入力画像データから文字を切出し、文
字読取部１内の標準文字辞書と照合し文字か否かを判別
し、文字種類及び文字の記載位置情報等の文字列を単語
抽出部２に出力する。

単語抽出部２では文字列から単語を構成する文字種スな
わち、空白、カンマ、ピリオドの有無あるいは単語の最
後を示す語又は記載位Ｗ等の検出を行うことにより単語
を切出し、単語単位に逐次単語バッファメモリ４および
国名検出部３へ出力する。国別検出部３での国名判断は
、国名を構成する文字列の抽出または国固有の郵便浩号
の抽出のいずれかを用いて行い、国名辞書と照合して国
名を判別する。

次に実際の住所例を第２図に示し、国名検出方法および
単語照合方法を説明する。図において、１０は郵便物、
１１は宛名、１２は番地、１３は街路名、１４は都市名
、１５は州名、１６は郵便番号、１７は国名である。

国名検出には前述の特開昭５７−１４６３８０号公報に
詳述されるように、国名辞書に登録された国名と住所を
構成する単語を順次照合していき最もよく一致する国名
を選択する方法と、郵便番号の組合せが国固有のもので
あることを利用し、郵便番号から国名を判断する方法と
がある。（、）図の場合、数字５桁の郵便番号１６の記
載があるので米国の住所と判断できる。（＆）図におい
ては国名１７および郵便番号１６の記載両方があるので
、そのどちらでも国名の判断が可能である。

また、（ｂ）図は国名１７のみの記載の例、（Ｃ）図は
郵便番号１６のみの記載の例であるが、国名１７あるい
は郵便番号１６を検出することにより国名が判断される
。（ｃ）図の場合、郵便番号１Ｂは、「Ｍ５ＧＩＸ６Ｊ
　　トいう「アルファベット−数字−アルファベット−
数字−アルファベット−数字」という５桁の組合せとな
っていることからこの組合せを照合することによりカナ
ダの住所であることがわかる。そして、国名が判別さｎ
ると辞書索引部５では国別に用意さｎる住所辞書６−１
〜５−Ｎから対応する辞書を選択し単語照合部Ｔおよび
住所判別部８に国別の住所情報を送る。この後、単語照
合部７では単語バッフ゛アメモリ３から単語を逐次読出
し、住所辞書に登録された地名と照合していき、住所辞
書６と最も一致する複数の地名蚊補を住所判別部８に出
力する。住所判別部８では、特開昭５７−１４６３８０
号公報に詳述さ汎るように、住所単語に和尚する地名が
幾つかある場合、１ｌｉＩ毎の住所の規則性を甲いて、
国名、州名、都市名と大区分、中区分、小区分地名と順
に地名の３１　！’出しを行い、ＤＰマツチング手法に
より最も類似度の高い組合せとなる地名を選択していく
ことによシ住所を判定する。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明では、辞書選択手段を有する
ので、回毎に住所辞書を選択し、複数国の住所読取が可
能となる。このため、従来のように、複数国が混在した
住所の場合におりても人間が介在する必要がないので、
住所読取りの効率が上がり且つ短時間で処理できるとい
う効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実癩例のブロック構成図、第２図は
住所の記載例を示す図である。１・・・・文字読取部、２・・・・単語抽出部、３・・
・・国名抽出部、４・・・・単語バッファメモリ、５・
・・・辞書索引部、６−１〜６−Ｎ・・・・住所辞書、
γ・・・・単語照合部、８・・・・住所判別部、１０・
・・・郵便物、１１・・・・宛名、１２・・・・番地、
１３・・・・山路上、１４・・・・都市名、１５・・・
・州名、１６・・・・郵便番号、１７・・・・国名。

Claims

【特許請求の範囲】

紙面上に記載された住所文字列を読取る住所読取手段と
、読取られた文字列の中から単語を単位として抽出する
単語抽出手段と、抽出された単語から国名を判別する国
名判別手段と、判別された国名に基づき複数の国別の住
所登録辞書の中から該当する辞書を選択する辞書選択手
段と、前記単語抽出手段から抽出された住所構成単語と
前記住所登録辞書とを照合して住所を判別する住所照合
手段とを備え、記載された複数国の住所を読取り且つ判
別することを特徴とする住所読取装置。