JPS6330003A - トラツプ付バンドパスフイルタ装置 - Google Patents
トラツプ付バンドパスフイルタ装置Info
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- JPS6330003A JPS6330003A JP17323286A JP17323286A JPS6330003A JP S6330003 A JPS6330003 A JP S6330003A JP 17323286 A JP17323286 A JP 17323286A JP 17323286 A JP17323286 A JP 17323286A JP S6330003 A JPS6330003 A JP S6330003A
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- Japan
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- 230000001939 inductive effect Effects 0.000 claims abstract description 11
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 8
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 8
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 8
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 9
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 description 1
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- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
- Filters And Equalizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、たとえば誘電体共振器を用いて構成された
トラップフィルタが結合されたバンドパスフィルタ装置
の改良に関する。
トラップフィルタが結合されたバンドパスフィルタ装置
の改良に関する。
[従来の技術]
従来より、第2図に示すように、バンドパスフィルタ1
に、たとえば誘電体同軸共振器を用いて構成されたトラ
ップフィルタ2を結合することにより、バンドパスフィ
ルタ装置の減衰特性の改善が図られている。すなわち、
第3図に曲線Aで示す減衰特性を有するバンドパスフィ
ルタ1に、上記トラップフィルタ2を結合することによ
り、1点鎖線Bで示すようにカットオフ周波数f1近傍
における減衰特性の改善が図られている。
に、たとえば誘電体同軸共振器を用いて構成されたトラ
ップフィルタ2を結合することにより、バンドパスフィ
ルタ装置の減衰特性の改善が図られている。すなわち、
第3図に曲線Aで示す減衰特性を有するバンドパスフィ
ルタ1に、上記トラップフィルタ2を結合することによ
り、1点鎖線Bで示すようにカットオフ周波数f1近傍
における減衰特性の改善が図られている。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら、実際には、誘電体共振器を用いたトラッ
プフィルタ2を結合した場合、第3図の破線Cで示すよ
うに、カットオフ周波数f、よりも通過帯域側において
もかなりの減衰が生じる。
プフィルタ2を結合した場合、第3図の破線Cで示すよ
うに、カットオフ周波数f、よりも通過帯域側において
もかなりの減衰が生じる。
従来は、このようなトラップフィルタ2の負荷に起因す
る減衰特性のずれは、バンドパスフィルタ1内の定数を
変更することにより吸収していた。
る減衰特性のずれは、バンドパスフィルタ1内の定数を
変更することにより吸収していた。
しかしながら、減衰特性をさらに改善していくに従い、
バンドパスフィルタ1内の定数変更により上記ずれを吸
収しきれなくなっており、その結果フィルタ特性が劣化
せざるを得なかった。
バンドパスフィルタ1内の定数変更により上記ずれを吸
収しきれなくなっており、その結果フィルタ特性が劣化
せざるを得なかった。
他方、特開昭60−5602には、第4図に示す減衰特
性を有するトラップフィルタにおいて、その反共振点を
コントロールし得る構成が開示されている。すなわち、
第5図に示すように、誘電体共振器6の内導体と信号伝
送ライン7との間にリアクタンス素子8を挿入し、他方
、かつ外導体を接地し、リアクタンス索子8および誘電
体共振器6とにより直列共振を発生させ、この共振器6
とリアクタンス素子8とで構成される直列回路の両端に
並列にケーブル9を接続し、該ケーブルの終端をオーブ
ンまたはショートさせて、リアクタンス素子8、共振器
6およびケーブル9の組合わせで第2の周波数において
反共振が生じるように構成されている。しかしながら、
この先行技術は、ケーブル9の長さを選択することによ
り、第4図の反共振点の位置を制御し得ることを開示し
ているにすぎない。
性を有するトラップフィルタにおいて、その反共振点を
コントロールし得る構成が開示されている。すなわち、
第5図に示すように、誘電体共振器6の内導体と信号伝
送ライン7との間にリアクタンス素子8を挿入し、他方
、かつ外導体を接地し、リアクタンス索子8および誘電
体共振器6とにより直列共振を発生させ、この共振器6
とリアクタンス素子8とで構成される直列回路の両端に
並列にケーブル9を接続し、該ケーブルの終端をオーブ
ンまたはショートさせて、リアクタンス素子8、共振器
6およびケーブル9の組合わせで第2の周波数において
反共振が生じるように構成されている。しかしながら、
この先行技術は、ケーブル9の長さを選択することによ
り、第4図の反共振点の位置を制御し得ることを開示し
ているにすぎない。
よって、この発明の目的は、第2図に示したように、バ
ンドパスフィルタに、誘電体共振器を用いて構成された
トラップフィルタが結合されてなるトラップ付バンドパ
スフィルタ装置において、トラップフィルタ負荷に起因
するフィルタ特性の劣化を防止し得る構成を提供するこ
とにある。
ンドパスフィルタに、誘電体共振器を用いて構成された
トラップフィルタが結合されてなるトラップ付バンドパ
スフィルタ装置において、トラップフィルタ負荷に起因
するフィルタ特性の劣化を防止し得る構成を提供するこ
とにある。
c問題点を解決するための手段]
この発明のトラップ付バンドパスフィルタ装置は、バン
ドパスフィルタと、該バンドパスフィルタに結合されて
おり、かつ直列共振部を有するトラップフィルタとを備
え、 上記トラップフィルタのアドミッタンスを実質的にOと
するリアクタンス素子が上記直列共振部に並列に接続さ
れていることを特徴とする。
ドパスフィルタと、該バンドパスフィルタに結合されて
おり、かつ直列共振部を有するトラップフィルタとを備
え、 上記トラップフィルタのアドミッタンスを実質的にOと
するリアクタンス素子が上記直列共振部に並列に接続さ
れていることを特徴とする。
[作用]
この発明では、直列共振部に、並列にリアクタンス素子
を付加することにより並列共振を生じさせ、それによっ
てバンドパスフィルタ装置のフィルタ特性の劣化を防止
するものである。
を付加することにより並列共振を生じさせ、それによっ
てバンドパスフィルタ装置のフィルタ特性の劣化を防止
するものである。
[実施例の説明〕
第1図に示すように、バンドパスフィルタ11に、直列
共振部13を有するトラップが結合されている構成にお
いて、該直列共振部13に並列にリアクタンスXを接続
した場合、直列共振部13とリアクタンスXとで構成さ
れる回路の全体のアドミッタンスは、 (e = 71−V/2jユン 但し、上式においてZaは直列共振部13のインピーダ
ンス、ω。えは共振器の共振周波数を示す。
共振部13を有するトラップが結合されている構成にお
いて、該直列共振部13に並列にリアクタンスXを接続
した場合、直列共振部13とリアクタンスXとで構成さ
れる回路の全体のアドミッタンスは、 (e = 71−V/2jユン 但し、上式においてZaは直列共振部13のインピーダ
ンス、ω。えは共振器の共振周波数を示す。
第1図の構成においてバンドパスフィルタ装置全体の帯
域特性のずれを吸収させるには、式(1)%式% の値のリアクタンス成分を直列共振部に並列に接続すれ
ばよい。言い換えれば、ω0において、直列共振部13
が誘導性リアクタンスとして働くならば、Xを容量性リ
アクタンス素子で、逆に直列共振部13が容量性リアク
タンスとして振舞うならばXとして誘導性リアクタンス
素子を付加すればよいことになる。
域特性のずれを吸収させるには、式(1)%式% の値のリアクタンス成分を直列共振部に並列に接続すれ
ばよい。言い換えれば、ω0において、直列共振部13
が誘導性リアクタンスとして働くならば、Xを容量性リ
アクタンス素子で、逆に直列共振部13が容量性リアク
タンスとして振舞うならばXとして誘導性リアクタンス
素子を付加すればよいことになる。
この発明では、上述のように誘電体共振器を用いて構成
された直列共振部に、容量性または誘導性リアクタンス
素子を付加するだけで、トラノプ付バンドパスフィルタ
装置の特性のずれを効果的に吸収することが可能であり
、よって従来のトラップ付バンドパスフィルタ装置では
不可能であっ。
された直列共振部に、容量性または誘導性リアクタンス
素子を付加するだけで、トラノプ付バンドパスフィルタ
装置の特性のずれを効果的に吸収することが可能であり
、よって従来のトラップ付バンドパスフィルタ装置では
不可能であっ。
たフィルタ特性を極めて簡単に実現することができる。
したがって、直列共振部13によるトラップ周波数がバ
ンドパスフィルタ11の通過帯域よりも高域側に存在す
る場合には、誘導性リアクタンス素子を、通過帯域より
も低域側に存在する場合には容量性リアクタンス素子を
付加すればよいことがわかる(第6図および第7図参照
)。
ンドパスフィルタ11の通過帯域よりも高域側に存在す
る場合には、誘導性リアクタンス素子を、通過帯域より
も低域側に存在する場合には容量性リアクタンス素子を
付加すればよいことがわかる(第6図および第7図参照
)。
次に、より具体的な例として、第6図の場合、すなわち
直列共振部が容量性リアクタンスとして振舞う場合につ
き説明する。この場合、直列共振部に接続するリアクタ
ンス素子としてコイルを接続した場合、第8図に示す等
価回路となる。第8図において、C,r、 Lおよび
Rは次のとおりである。
直列共振部が容量性リアクタンスとして振舞う場合につ
き説明する。この場合、直列共振部に接続するリアクタ
ンス素子としてコイルを接続した場合、第8図に示す等
価回路となる。第8図において、C,r、 Lおよび
Rは次のとおりである。
C:直列共振部の等価容量
「:直列共振部の等価抵抗
L:付加するコイルのインダクタンス
R:付加するコイルの等価抵抗
この場合、コイルのQoをQl、直列共振部の見掛けの
QoをQlとすると、 Ql −(IJOL/R”・(7) 、ならびにQl−
1/Cωo r・・・(8)となる。
QoをQlとすると、 Ql −(IJOL/R”・(7) 、ならびにQl−
1/Cωo r・・・(8)となる。
他方、直列共振部とコイルの合成アドミッタンスは、
となる。よって、直列共振部とコイルとをω0で反共振
させるには、 式(3)の虚部−CR2−L+ω(42(L2C’(な
ぜならば、Ql =200102−800、ω。
させるには、 式(3)の虚部−CR2−L+ω(42(L2C’(な
ぜならば、Ql =200102−800、ω。
−2πX900MHz、C−3.13pFとすると(4
)、(7)および(8)より、R−0,283Ω、r−
0,07Ω、L−IQnHとなるため、式(5)のよう
に近似することができるからである。) よって、式(5)を、式(3)の実部に代入す〜 1
11 れば、式(3)−taoL (Q、÷瓦)・・・(6)
のよう、に変形される。
)、(7)および(8)より、R−0,283Ω、r−
0,07Ω、L−IQnHとなるため、式(5)のよう
に近似することができるからである。) よって、式(5)を、式(3)の実部に代入す〜 1
11 れば、式(3)−taoL (Q、÷瓦)・・・(6)
のよう、に変形される。
したがって、バンドパスフィルタ11に直列共振部およ
びコイルを付加した場合、半共振点において式(6)で
表わされるコンダクタンス分を付加した場合と等価にな
ることがわかる。このコンダクタンス分によるω0にお
ける挿入屓失は、Ql =200. Ql −800、
L−10nH,ωg−2πX900MHzの場合0.0
24dBにすぎず、無視し得る大きさであることがわか
る。それゆえに、バンドパスフィルタ11に上記直列共
振部およびコイルを付加した場合、バンドパスフィルタ
本体の定数変更を行なうことなく、単にコイルを付加す
るだけでフィルタ特性のずれを吸収し得ることがわかる
。
びコイルを付加した場合、半共振点において式(6)で
表わされるコンダクタンス分を付加した場合と等価にな
ることがわかる。このコンダクタンス分によるω0にお
ける挿入屓失は、Ql =200. Ql −800、
L−10nH,ωg−2πX900MHzの場合0.0
24dBにすぎず、無視し得る大きさであることがわか
る。それゆえに、バンドパスフィルタ11に上記直列共
振部およびコイルを付加した場合、バンドパスフィルタ
本体の定数変更を行なうことなく、単にコイルを付加す
るだけでフィルタ特性のずれを吸収し得ることがわかる
。
第9図〜第11図は、この発明の具体的な構造例を示す
図である。ここでは、アース板21,22を介して複数
の誘電体同軸共振器23,24゜25.26が収納され
たトラップ付バンドパスフィルタ装置が示されている。
図である。ここでは、アース板21,22を介して複数
の誘電体同軸共振器23,24゜25.26が収納され
たトラップ付バンドパスフィルタ装置が示されている。
このうち、共振器23・・・25はバンドパスフィルタ
本体部を構成するために設けられているものであり、ア
ース板21の反対側にも適宜の段数の同軸共振器が配置
されている。各共振器23・・・25は、外導体がアー
ス板21.22・・・に接続されて接地されており、他
方、内導体同士が間に配置された結合基板31を用いて
相互に結合されている。すなわち、共振器23と共振器
24との結合を例にとると、それぞれの内導体は結合基
板31上の導電パターン31a、31bに接続されてお
り、他方、第10図に示すように導電パターン31a、
31bは結合基板31上で対向されているため、共振器
23,24の内導体は導電パターン31a、31b間に
形成される容量を介して結合されている。同様に、共振
器23と、共振器25は、導電パターン31aと、導電
パターン31cとにより容量結合されている。
本体部を構成するために設けられているものであり、ア
ース板21の反対側にも適宜の段数の同軸共振器が配置
されている。各共振器23・・・25は、外導体がアー
ス板21.22・・・に接続されて接地されており、他
方、内導体同士が間に配置された結合基板31を用いて
相互に結合されている。すなわち、共振器23と共振器
24との結合を例にとると、それぞれの内導体は結合基
板31上の導電パターン31a、31bに接続されてお
り、他方、第10図に示すように導電パターン31a、
31bは結合基板31上で対向されているため、共振器
23,24の内導体は導電パターン31a、31b間に
形成される容量を介して結合されている。同様に、共振
器23と、共振器25は、導電パターン31aと、導電
パターン31cとにより容量結合されている。
したがうて、第9図および第10図の構成において、バ
ンドパスフィルタ本体部は、第11図に等価回路で示す
ように、各共振器23・・・25がコンデンサを介して
結合された構成とされている。
ンドパスフィルタ本体部は、第11図に等価回路で示す
ように、各共振器23・・・25がコンデンサを介して
結合された構成とされている。
他方、共振器26は、この発明のトラップフィルタにお
ける直列共振部を構成するものであり、その外導体はア
ース板22に接続されて接地されており、内導体は結合
基板31上の導電パターン31eに接続されている。ま
た、結合基板31上には、導電パターン31cと導電パ
ターン31eとの間にさらに導電パターン31dが導電
パターン31c、31eと対向するように形成されてい
る。この導電パターン31dには、引出端子41が接続
されており、かつコイル42がアース板22との間に接
続されている。
ける直列共振部を構成するものであり、その外導体はア
ース板22に接続されて接地されており、内導体は結合
基板31上の導電パターン31eに接続されている。ま
た、結合基板31上には、導電パターン31cと導電パ
ターン31eとの間にさらに導電パターン31dが導電
パターン31c、31eと対向するように形成されてい
る。この導電パターン31dには、引出端子41が接続
されており、かつコイル42がアース板22との間に接
続されている。
よって、上記したバンドパスフィルタ本体部が接続され
た導電パターン31dに容量結合された導電パターン3
1eに、共振器26が接続されているので、導電パター
ン31d、31e間の容量および共振器26が直列共振
部を構成していることがわかる。また、導電パターン3
1dとアース板22との間に接続されたコイル42が、
第11図に示すように、直列共振部に並列に接続された
誘導性リアクタンス素子として機能し得ることがわかる
。
た導電パターン31dに容量結合された導電パターン3
1eに、共振器26が接続されているので、導電パター
ン31d、31e間の容量および共振器26が直列共振
部を構成していることがわかる。また、導電パターン3
1dとアース板22との間に接続されたコイル42が、
第11図に示すように、直列共振部に並列に接続された
誘導性リアクタンス素子として機能し得ることがわかる
。
第9図〜第11図の例から明らかなように、この発明に
よれば、単にコイル42をアース板22と電極31dと
の間に接続しただけで、フィルタ特性のずれを解消する
ことができる。
よれば、単にコイル42をアース板22と電極31dと
の間に接続しただけで、フィルタ特性のずれを解消する
ことができる。
なお、第9図および第10図の例では、コイル42の他
方端をアース板22に接続したが、他の接地電位部分、
たとえば共振器26の外導体に接続してもよい。
方端をアース板22に接続したが、他の接地電位部分、
たとえば共振器26の外導体に接続してもよい。
[発明の効果]
この発明では、直列共振部に並列にトラップフィルタ部
の全体のアドミッタンスを実質的にOとするリアクタン
ス素子が接続されているので、バンドパスフィルタの定
数変更を行なわずともフィルタ特性のずれを確実に吸収
することができ、しかも付加する素子としては、コイル
あるいはコンデンサだけでよいため極めて簡単にかつ安
価にフィルタ特性に優れたトラップ付バンドパスフィル
タ装置を提供することができる。
の全体のアドミッタンスを実質的にOとするリアクタン
ス素子が接続されているので、バンドパスフィルタの定
数変更を行なわずともフィルタ特性のずれを確実に吸収
することができ、しかも付加する素子としては、コイル
あるいはコンデンサだけでよいため極めて簡単にかつ安
価にフィルタ特性に優れたトラップ付バンドパスフィル
タ装置を提供することができる。
第1図は、この発明の詳細な説明するための模式図、第
2図は従来のトラップ付バンドパスフィルタ装置の一例
を説明するための模式図、第3図は従来技術の問題点を
説明するための減衰量−周波数特性図、第4図は従来の
非対称トラップを説明するための減衰量−周波数特性図
、第5図は第4図に示した特性を有する非対称トラップ
を示す模式図である。第6図および第7図は、この発明
において用いられるトラップフィルタ部分の等価回路を
示す各図であり、第8図は誘導性リアクタンス素子とし
てコイルを付加した場合のトラップフィルタ部の等価回
路を示す図である。第9図および第10図は、この発明
のバンドパスフィルタ装置の具体的構造例を説明するた
めの斜視図および平面図であり、第11図はその等価回
路を示す図である。 図において、11はバンドパスフィルタ、13は直列共
振部、26は誘電体同軸共振器、42は誘導性リアクタ
ンス素子としてのコイルを示す。 第1図 第2図 第4図 第ら図 第6図 第7図 入 第8図
2図は従来のトラップ付バンドパスフィルタ装置の一例
を説明するための模式図、第3図は従来技術の問題点を
説明するための減衰量−周波数特性図、第4図は従来の
非対称トラップを説明するための減衰量−周波数特性図
、第5図は第4図に示した特性を有する非対称トラップ
を示す模式図である。第6図および第7図は、この発明
において用いられるトラップフィルタ部分の等価回路を
示す各図であり、第8図は誘導性リアクタンス素子とし
てコイルを付加した場合のトラップフィルタ部の等価回
路を示す図である。第9図および第10図は、この発明
のバンドパスフィルタ装置の具体的構造例を説明するた
めの斜視図および平面図であり、第11図はその等価回
路を示す図である。 図において、11はバンドパスフィルタ、13は直列共
振部、26は誘電体同軸共振器、42は誘導性リアクタ
ンス素子としてのコイルを示す。 第1図 第2図 第4図 第ら図 第6図 第7図 入 第8図
Claims (4)
- (1)バンドパスフィルタと、バンドパスフィルタに結
合されており、かつ直列共振部を有するトラップフィル
タとを備えるトラップ付バンドパスフィルタ装置におい
て、 前記トラップフィルタのアドミッタンスを実質的に0と
するリアクタンス素子が前記直列共振部に並列に接続さ
れていることを特徴とする、トラップ付バンドパスフィ
ルタ装置。 - (2)前記トラップフィルタのトラップ周波数が前記バ
ンドパスフィルタの通過帯域より高域側に存在する場合
には、前記リアクタンス素子は誘導性リアクタンスとし
て働くものである、特許請求の範囲第1項記載のトラッ
プ付バンドパスフィルタ装置。 - (3)前記トラップフィルタのトラップ周波数が前記バ
ンドパスフィルタの通過帯域より低域側に存在する場合
には、前記リアクタンス素子は容量性リアクタンスとし
て働くものである、特許請求の範囲第1項記載のトラッ
プ付バンドパスフィルタ装置。 - (4)前記バンドパスフィルタと前記トラップフィルタ
の誘電体共振器とを結合するための結合基板をさらに備
え、 前記結合基板上の導電パターンと、バンドパスフィルタ
装置の接地電位部分との間に、前記リアクタンス素子と
してのコイルが接続されている、特許請求の範囲第2項
記載のトラップ付バンドパスフィルタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17323286A JPS6330003A (ja) | 1986-07-22 | 1986-07-22 | トラツプ付バンドパスフイルタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17323286A JPS6330003A (ja) | 1986-07-22 | 1986-07-22 | トラツプ付バンドパスフイルタ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6330003A true JPS6330003A (ja) | 1988-02-08 |
JPH0585081B2 JPH0585081B2 (ja) | 1993-12-06 |
Family
ID=15956596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17323286A Granted JPS6330003A (ja) | 1986-07-22 | 1986-07-22 | トラツプ付バンドパスフイルタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6330003A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6590475B2 (en) | 2000-04-19 | 2003-07-08 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Filter, antenna duplexer, and communication apparatus incorporating the same |
WO2016076093A1 (ja) * | 2014-11-11 | 2016-05-19 | 株式会社村田製作所 | フィルタ回路、rfフロントエンド回路、および、通信装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59112784A (ja) * | 1982-12-20 | 1984-06-29 | Pioneer Electronic Corp | テレビ受像機 |
-
1986
- 1986-07-22 JP JP17323286A patent/JPS6330003A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS59112784A (ja) * | 1982-12-20 | 1984-06-29 | Pioneer Electronic Corp | テレビ受像機 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2016076093A1 (ja) * | 2014-11-11 | 2016-05-19 | 株式会社村田製作所 | フィルタ回路、rfフロントエンド回路、および、通信装置 |
US10340874B2 (en) | 2014-11-11 | 2019-07-02 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Filter circuit, RF front end circuit, and communication apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0585081B2 (ja) | 1993-12-06 |
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