JPS63297620A - ダムの取水装置 - Google Patents
ダムの取水装置Info
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- JPS63297620A JPS63297620A JP13166687A JP13166687A JPS63297620A JP S63297620 A JPS63297620 A JP S63297620A JP 13166687 A JP13166687 A JP 13166687A JP 13166687 A JP13166687 A JP 13166687A JP S63297620 A JPS63297620 A JP S63297620A
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- Japan
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- water intake
- intake pipe
- dam
- pipe
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 132
- 239000002352 surface water Substances 0.000 claims description 7
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 5
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 description 2
- 230000035622 drinking Effects 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
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- 239000008235 industrial water Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Barrages (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はダムなどの水を農業用水や工業用水として利用
するために取水する取水装置に関するものである。
するために取水する取水装置に関するものである。
[従来の技術]
従来ダムなどに設置されている取水装置は、取水される
ダムなどの水位が季節や水の利用状況によって変化し、
また利用の目的によって取水のレベルを選定するため、
呑口部を昇降させてそれに対応することが行なわれてい
る。この呑口部を昇降させる方法としては、水面下に垂
直に設置されている取水管を伸縮可能な構造とし、多く
は呑口部上部に設置された電動駆動の巻上機によって取
水管を伸縮させながら呑口部を昇降させていた。
ダムなどの水位が季節や水の利用状況によって変化し、
また利用の目的によって取水のレベルを選定するため、
呑口部を昇降させてそれに対応することが行なわれてい
る。この呑口部を昇降させる方法としては、水面下に垂
直に設置されている取水管を伸縮可能な構造とし、多く
は呑口部上部に設置された電動駆動の巻上機によって取
水管を伸縮させながら呑口部を昇降させていた。
第6図および第7図は、前記目的のために使用される取
水装置の従来例であり、取水管を半円形状の断面とした
ものである。
水装置の従来例であり、取水管を半円形状の断面とした
ものである。
この取水装置51は、堤体52の上流側に鉛直に設けら
れた取水溝53を囲むように、断面を半円形状とした取
水管54が取り付けられている。この取水管54は3段
から成り、最下段の取水管54cは基部に固定され、順
次中段および上段の取水管54b。
れた取水溝53を囲むように、断面を半円形状とした取
水管54が取り付けられている。この取水管54は3段
から成り、最下段の取水管54cは基部に固定され、順
次中段および上段の取水管54b。
54aが嵌合され、堤体52に沿いながら上下方向に伸
縮自在となっている。この上段の取水管54aの頂部に
は整流板55が取り付けられて呑口部56を形成すると
ともに、堤体52の頂部から張り出した作業台57上に
設けられた巻上機58によって整流板55が吊支されて
いる。さらにこの取水管54を囲繞するように除応用の
スクリーン59が取り付けられており、また取水溝53
の底部には導水管60と、およびその人口には非常用ゲ
ート61が設けられている。
縮自在となっている。この上段の取水管54aの頂部に
は整流板55が取り付けられて呑口部56を形成すると
ともに、堤体52の頂部から張り出した作業台57上に
設けられた巻上機58によって整流板55が吊支されて
いる。さらにこの取水管54を囲繞するように除応用の
スクリーン59が取り付けられており、また取水溝53
の底部には導水管60と、およびその人口には非常用ゲ
ート61が設けられている。
以上のごとく構成されており、ダムの水位63の変化に
追随させて巻上機58により取水管54を伸縮させ、呑
口部56を上下に連動させて取水を行なうものである。
追随させて巻上機58により取水管54を伸縮させ、呑
口部56を上下に連動させて取水を行なうものである。
このように取水装置51は、取水管54が上流側に対し
て半円形状を成しているので木理性がよく、また堤体5
2によって取水管54が支えられているので構造上有利
であり、取水管54を支持する土木構造も簡単になると
いう利点を有する。
て半円形状を成しているので木理性がよく、また堤体5
2によって取水管54が支えられているので構造上有利
であり、取水管54を支持する土木構造も簡単になると
いう利点を有する。
しかしながらそれぞれの取水管54a、54b。
54cは半円形状を成しているので、嵌合部を完全に水
密にすることが困難であり、表面取水の場合、浅水によ
って取水温度が変化するという不具合が発生する。また
、水密構造が複雑となって製作、据え付けのコストアッ
プを招いていた。
密にすることが困難であり、表面取水の場合、浅水によ
って取水温度が変化するという不具合が発生する。また
、水密構造が複雑となって製作、据え付けのコストアッ
プを招いていた。
この問題点を解消するために、本特許出願人は出願番号
61−073770の装置を考案している。第8図、第
9図および第10図は上記の出願番号61−07377
0の取水装置を示すものである。第8図は取水装置全体
の構成を示す縦断面図、第9図は取水管の構造を示す部
分縦断面図、第10図は取水管の骨組図である。まずダ
ムの水面78に取水用呑口部71があり、該呑口部71
と堤体74の下部に設けた導水管75とを連絡する取水
管73がある。堤体74には堤体壁面に沿って設けた案
内レール76があり、取水管73の横方向の端部を該案
内レール76に摺動自在に取り付ける。取水管73の呑
口部71の上方には呑口部71および取水管73をダム
の水面のレベルに対応させて昇降させる電動駆動の巻上
機77が作業台80上に設置されている。取水管の構造
は第9図および第10図に示すごとく、堤体74の壁面
に沿って縦方向に、堤体74に固定されている基部金物
85上に設けられた案内レール76の間に、ローラ83
によって回動自在に跨設した半円形状の骨組82に、外
管81として可撓性を有する材料、例えばゴム引布シー
トなどを展張したものである。
61−073770の装置を考案している。第8図、第
9図および第10図は上記の出願番号61−07377
0の取水装置を示すものである。第8図は取水装置全体
の構成を示す縦断面図、第9図は取水管の構造を示す部
分縦断面図、第10図は取水管の骨組図である。まずダ
ムの水面78に取水用呑口部71があり、該呑口部71
と堤体74の下部に設けた導水管75とを連絡する取水
管73がある。堤体74には堤体壁面に沿って設けた案
内レール76があり、取水管73の横方向の端部を該案
内レール76に摺動自在に取り付ける。取水管73の呑
口部71の上方には呑口部71および取水管73をダム
の水面のレベルに対応させて昇降させる電動駆動の巻上
機77が作業台80上に設置されている。取水管の構造
は第9図および第10図に示すごとく、堤体74の壁面
に沿って縦方向に、堤体74に固定されている基部金物
85上に設けられた案内レール76の間に、ローラ83
によって回動自在に跨設した半円形状の骨組82に、外
管81として可撓性を有する材料、例えばゴム引布シー
トなどを展張したものである。
このように構成された取水装置はダムの水位78の変化
に応じて巻上機77を作動させて呑口部71を昇降させ
ると、取水管の外管81は蛇腹状に曲成されており、ま
たこの外管81を保持している骨組82はローラ83が
案内レール76内を回動するようになっていることによ
り、取水管73は案内レール76に案内されながら伸縮
する。
に応じて巻上機77を作動させて呑口部71を昇降させ
ると、取水管の外管81は蛇腹状に曲成されており、ま
たこの外管81を保持している骨組82はローラ83が
案内レール76内を回動するようになっていることによ
り、取水管73は案内レール76に案内されながら伸縮
する。
このように出願番号61−073770における取水装
置70は取水管73が上流に対してアーチ状に形成され
、また堤体74によって取水管73が支持案内されてい
るので木理性および安定性がよく、構造上有利であるう
えに取水管が蛇腹状に一体とされているので、構造簡単
にして伸縮性に富み、広範囲の水位変化に対応し得るこ
と、また取水管73自体には摺動部或いは嵌合部がない
ため浅水によフて取水温度が変化するのを防ぐと云う利
点を有している。
置70は取水管73が上流に対してアーチ状に形成され
、また堤体74によって取水管73が支持案内されてい
るので木理性および安定性がよく、構造上有利であるう
えに取水管が蛇腹状に一体とされているので、構造簡単
にして伸縮性に富み、広範囲の水位変化に対応し得るこ
と、また取水管73自体には摺動部或いは嵌合部がない
ため浅水によフて取水温度が変化するのを防ぐと云う利
点を有している。
[発明が解決しようとする問題点コ
しかしながら出願番号81−073770の考案による
取水装置は取水管73の外管81がゴム引布シート等で
製作されており、取水管73を伸縮させた場合に常に円
滑な取水を行なうためには出来る限りその断面形状に変
化を来たさぬよう補強材によって形状を保持させる必要
があり、そのために半円形状の骨組82を多数配置する
必要がある。またその取水管73を伸縮させるのにチェ
ーン84等が必要になる。このため取水管全体の重量が
犬となりその駆勅には、堤体74上部の作業台80上に
設置した巻上機77によって行なうことが必要であり、
十分なコストダウンがなされていなかった。
取水装置は取水管73の外管81がゴム引布シート等で
製作されており、取水管73を伸縮させた場合に常に円
滑な取水を行なうためには出来る限りその断面形状に変
化を来たさぬよう補強材によって形状を保持させる必要
があり、そのために半円形状の骨組82を多数配置する
必要がある。またその取水管73を伸縮させるのにチェ
ーン84等が必要になる。このため取水管全体の重量が
犬となりその駆勅には、堤体74上部の作業台80上に
設置した巻上機77によって行なうことが必要であり、
十分なコストダウンがなされていなかった。
本発明は上記問題点を解消するためになされたもので、
取水管にゴム製蛇腹管を用いることにより、構造をより
単純化、軽量化して水密性に優れたものとし、かつ取水
管の駆動をフロートによって行なうことにより、経済性
にもより優れた取水装置を提供するものである。
取水管にゴム製蛇腹管を用いることにより、構造をより
単純化、軽量化して水密性に優れたものとし、かつ取水
管の駆動をフロートによって行なうことにより、経済性
にもより優れた取水装置を提供するものである。
[問題点を解決するための手段]
本発明は上記の目的を達成するために、まずダムの水面
に取水用呑口部があり、呑口部には防塵用スクリーンを
設ける。堤体下部には導水管があり、上記呑口部と導水
管とを接続する取水管がある。取水管は縦方向に伸縮自
在となるよう蛇腹状に形成されている。堤体には堤体壁
面に沿って設けた案内レールがあり、取水管の横方向の
端部を該案内レールにローラによって摺動自在に取り付
ける。
に取水用呑口部があり、呑口部には防塵用スクリーンを
設ける。堤体下部には導水管があり、上記呑口部と導水
管とを接続する取水管がある。取水管は縦方向に伸縮自
在となるよう蛇腹状に形成されている。堤体には堤体壁
面に沿って設けた案内レールがあり、取水管の横方向の
端部を該案内レールにローラによって摺動自在に取り付
ける。
取水管の呑口部にはフロートが取り付けられる。フロー
トはダムの水面のレベル変化に伴なって昇降し、防塵用
スクリーンを取り付けた呑口部および取水管をダムの水
面のレベル変化に対応させる。
トはダムの水面のレベル変化に伴なって昇降し、防塵用
スクリーンを取り付けた呑口部および取水管をダムの水
面のレベル変化に対応させる。
[作 用]
以上のごとく構成されており、ダム等の表面水を取水す
るとき、フロートによって常に表面水取水に最適の位置
に置かれた呑口部から表面水は防塵用スクリーンによっ
て粗塵を除去されたのち、半円形状の呑口部から水理性
よく円滑に流入する。流入した水はゴム製の蛇腹状取水
管中を通り導水管に至る。取水管本体がゴム製蛇腹管で
あるため、伸縮性に富む他、蛇腹の山部によって変形を
防止するため、特別な補強材の取り付けは不要である。
るとき、フロートによって常に表面水取水に最適の位置
に置かれた呑口部から表面水は防塵用スクリーンによっ
て粗塵を除去されたのち、半円形状の呑口部から水理性
よく円滑に流入する。流入した水はゴム製の蛇腹状取水
管中を通り導水管に至る。取水管本体がゴム製蛇腹管で
あるため、伸縮性に富む他、蛇腹の山部によって変形を
防止するため、特別な補強材の取り付けは不要である。
従って取水管自体は非常に軽量になり、その呑口部をダ
ムの水面のレベルに対応させてy。
ムの水面のレベルに対応させてy。
降させるのに、従来のように電動駆動の巻上機等は必要
でなく、呑口部に小型のフロートを取り付けることによ
って行なえる。
でなく、呑口部に小型のフロートを取り付けることによ
って行なえる。
またフロートは水面上にあるため、水面のレベルと呑口
部との相対位置は常に一定に保たれる。
部との相対位置は常に一定に保たれる。
それによって取水が常に良好な木理性のもとで行なわれ
るほか、呑口部の位置を測定および駆動・調節するため
の機器が不要になる。
るほか、呑口部の位置を測定および駆動・調節するため
の機器が不要になる。
[実施例]
以下に、この発明の一実施例を第1図〜第5図に基いて
説明する。
説明する。
第1図は取水装置全体の構成を示す縦断面図、第2図は
取水管の構造を示す部分縦断面図、第3図は第2図のA
−A線断面図、第4図は案内レールの水平断面および基
部金物取付図、第5図は呑口部の縦断面図である。
取水管の構造を示す部分縦断面図、第3図は第2図のA
−A線断面図、第4図は案内レールの水平断面および基
部金物取付図、第5図は呑口部の縦断面図である。
取水装置1は取水管3と呑口部5とからなり、取水管3
は堤体4の底部を貫通する導水管2の上流側で導水管2
の入口を覆うように堤体4に固定されている。堤体4に
は第1図〜第5図に示すように縦方向に堤体壁面に沿っ
て案内レール6が設けられている。案内レール6は第4
図に示すごとく堤体4に固定された基部金物11上に取
り付けられており、口形状の角溝を有している。角溝内
にはローラが回動自在に咬合されており、ローラには取
水管支持金物9が結合されている。取水管3はゴム製蛇
腹管で製作されており、蛇腹の山部を取水管支持金物9
によって挟持されている。
は堤体4の底部を貫通する導水管2の上流側で導水管2
の入口を覆うように堤体4に固定されている。堤体4に
は第1図〜第5図に示すように縦方向に堤体壁面に沿っ
て案内レール6が設けられている。案内レール6は第4
図に示すごとく堤体4に固定された基部金物11上に取
り付けられており、口形状の角溝を有している。角溝内
にはローラが回動自在に咬合されており、ローラには取
水管支持金物9が結合されている。取水管3はゴム製蛇
腹管で製作されており、蛇腹の山部を取水管支持金物9
によって挟持されている。
また取水管3の上部には第5区に示すごとくフロート7
と周面にスクリーン8を設けた呑口部5が取り付けられ
ている。フロート7は取水管3とそれに連結した取水管
支持金物9およびローラ10を浮揚し得る浮力を有して
いる。
と周面にスクリーン8を設けた呑口部5が取り付けられ
ている。フロート7は取水管3とそれに連結した取水管
支持金物9およびローラ10を浮揚し得る浮力を有して
いる。
次に上記実施例の動作について説明する。
取水装置1は以上のごとく構成されており、ダムの水位
21が変化するとそれに応じてフロート7が昇降する。
21が変化するとそれに応じてフロート7が昇降する。
フロート7には周面にスクリーン8を設は下面に取水管
3を結合した呑口部5が結合されており、フロート7の
昇降に伴なって上記呑口部5も昇降する。ゴム製蛇腹管
によって製作された取水管3は、取水管支持金物9を介
して堤体4の壁面に沿って設けられた案内レール6にロ
ーラ10によって回動自在に咬合されているため、フロ
ート7の昇降に伴なって取水管3も案内レール6に案内
されながら伸縮する。従ってダムの表面水はダムの水面
のレベル21に係りなく、常にスクリーン8を経て呑口
部5から取水管3に入り堤体4の下部に設けられた導水
管2に導かれる。
3を結合した呑口部5が結合されており、フロート7の
昇降に伴なって上記呑口部5も昇降する。ゴム製蛇腹管
によって製作された取水管3は、取水管支持金物9を介
して堤体4の壁面に沿って設けられた案内レール6にロ
ーラ10によって回動自在に咬合されているため、フロ
ート7の昇降に伴なって取水管3も案内レール6に案内
されながら伸縮する。従ってダムの表面水はダムの水面
のレベル21に係りなく、常にスクリーン8を経て呑口
部5から取水管3に入り堤体4の下部に設けられた導水
管2に導かれる。
[発明の効果]
このように上記実施例によれば、本発明は取水管をゴム
製蛇腹管構造としたことにより取水管に摺動部や嵌合部
が無くなり、それによって取水管途中部分からの浅水に
よって取水温度が変化すると云う不具合を除去すること
が可能となる。またゴム製蛇腹管構造の取水管は形状の
保全性に優れているため外部からの補強が不必要で□あ
り、それに伴ない取水管全体の重量が軽減することから
、取水管の伸縮を行なうのにフロートを採用することが
可能になる。それによってダムの表面水の取水に際して
ダムの水面のレベルに対応させて取水管を伸縮させるた
めの電動駆動の巻上機が不要になるほか、呑口部と水面
との相対位置を保つための水位測定装置および制御装置
等がすべて不要となり、設備費の低減が図れると云う利
点を有する。
製蛇腹管構造としたことにより取水管に摺動部や嵌合部
が無くなり、それによって取水管途中部分からの浅水に
よって取水温度が変化すると云う不具合を除去すること
が可能となる。またゴム製蛇腹管構造の取水管は形状の
保全性に優れているため外部からの補強が不必要で□あ
り、それに伴ない取水管全体の重量が軽減することから
、取水管の伸縮を行なうのにフロートを採用することが
可能になる。それによってダムの表面水の取水に際して
ダムの水面のレベルに対応させて取水管を伸縮させるた
めの電動駆動の巻上機が不要になるほか、呑口部と水面
との相対位置を保つための水位測定装置および制御装置
等がすべて不要となり、設備費の低減が図れると云う利
点を有する。
更に、取水管が上流側に対してアーチ状に形成され、ま
た堤体によって取水管が支持案内されているので、木理
性および安定性が良いと云う効果を有する。
た堤体によって取水管が支持案内されているので、木理
性および安定性が良いと云う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本発明の一実施例であり、第1図は取
水装置全体の構成を示す縦断面図、第2図は取水管の構
造を示す部分縦断面図、第3図は第2図のA−A線断面
図、第4図は案内レールの水平断面および基部金物取付
図、第5図は呑口部の縦断面図である。 第6図および第7図は従来例であり、第6図は取水装置
全体の構成を示す縦断面図、第7図は取水管および取水
溝の水平断面図である。 第8図〜第10図は本特許出願人が出願番号61−07
3770で考案した取水装置を示すもので、第8図は取
水装置全体の構成を示す縦断面図、第9図は取水管の構
造を示す部分縦断面図、第10図は取水管の骨組図であ
る。
水装置全体の構成を示す縦断面図、第2図は取水管の構
造を示す部分縦断面図、第3図は第2図のA−A線断面
図、第4図は案内レールの水平断面および基部金物取付
図、第5図は呑口部の縦断面図である。 第6図および第7図は従来例であり、第6図は取水装置
全体の構成を示す縦断面図、第7図は取水管および取水
溝の水平断面図である。 第8図〜第10図は本特許出願人が出願番号61−07
3770で考案した取水装置を示すもので、第8図は取
水装置全体の構成を示す縦断面図、第9図は取水管の構
造を示す部分縦断面図、第10図は取水管の骨組図であ
る。
Claims (2)
- (1)ダムの表面水取水用の呑口部、堤体下部に設けた
導水管、呑口部と導水管とを連絡する取水管、呑口部お
よび取水管をダムの水面のレベルに対応して昇降させる
機構を有するダムの表面水取水用の取水装置において、
取水管を縦方向に伸縮自在となるよう蛇腹状に曲成し、
該取水管の横方向の端部を堤体壁面に沿って設けた案内
レールに摺動自在に取り付け、ダムの水位の変動に伴な
い該取水管の呑口部が常にダムの水面に位置するように
取水管を伸縮させて取水を行なうことを特徴とするダム
の取水装置。 - (2)取水管として、ゴム製の蛇腹管を用いた呑口部に
フロートを取り付けて該取水管の昇降機構としたことを
特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載のダムの取水
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62131666A JP2548193B2 (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | ダムの取水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62131666A JP2548193B2 (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | ダムの取水装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63297620A true JPS63297620A (ja) | 1988-12-05 |
JP2548193B2 JP2548193B2 (ja) | 1996-10-30 |
Family
ID=15063388
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62131666A Expired - Fee Related JP2548193B2 (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | ダムの取水装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2548193B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5284402A (en) * | 1991-06-12 | 1994-02-08 | Del Villar Antonio C | System for the manufacture and installation of selective intake towers in reservoirs |
US6213684B1 (en) * | 1998-10-26 | 2001-04-10 | Jack Fowler | Telescoping weir |
ES2372825A1 (es) * | 2009-09-16 | 2012-01-27 | Técnica En Instalaciones de Fluidos, S.L. | Sistema y método para reducir el impacto ambiental aguas abajo de aguas extraídas de una presa hidráulica. |
Citations (2)
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1987
- 1987-05-29 JP JP62131666A patent/JP2548193B2/ja not_active Expired - Fee Related
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