JPS6329730Y2 - - Google Patents

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JPS6329730Y2
JPS6329730Y2 JP5893479U JP5893479U JPS6329730Y2 JP S6329730 Y2 JPS6329730 Y2 JP S6329730Y2 JP 5893479 U JP5893479 U JP 5893479U JP 5893479 U JP5893479 U JP 5893479U JP S6329730 Y2 JPS6329730 Y2 JP S6329730Y2
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JP
Japan
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container
cyclone
floor
plenum chamber
support
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JP5893479U
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English (en)
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JPS554100U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は垂直、水平方向の熱膨張の原因となる
比較的高温における温度差を受ける支持装置の改
良に関するものである。本考案は特に流動コーキ
ング法(フルードコーキング法)に用いる燃焼容
器を構成するサイクロン分離ステージ等の装置結
合部の支持手段の改良に関するものである。
従来のサイクロン支持方法は容器頭部側より棒
材により支持したプレナムチヤンバ側より出口ダ
クトにより支持するものであつた。プレナムチヤ
ンバは容器頭部に溶接した円筒状ふち材を有し、
その底部はふち材の下端に溶接したくぼんだ床部
材により囲われていた。このような構成において
は、いくつかのサイクロンは容器頭部で支持され
別のいくつかのサイクロンはプレナムチヤンバの
床で支持されていた。このような場合、支持機構
が異なる温度を受け熱膨張の問題が生ずる。別の
公知の支持方法はすべてのサイクロンを棒材およ
びサイクロン出口ダクトによりプレナムチヤンバ
側より支持したものであり、この支持機構におい
ては異なる熱膨張の問題は防止される。これらの
従来のサイクロン機構においては、プレナムチヤ
ンバの床は通常かなり厚く、例えば25.4mmあるい
はそれ以上の厚さであり、容器作動中のサイクロ
ンの重量および異なる圧力荷重に耐える構造にし
ている。このような大重量構造はプレナムチヤン
バの床および円筒状支持用ふち材に加わる最初の
曲げ応力および引張り応力の複合応力を引起こす
サイクロンによる床への荷重に対処するため必要
となる。
サイクロン分離装置支持機構の別の従来例は米
国特許No.3951629に開示してあり、これは支持棒
材により容器頭部に固定した支持梁により実際に
サイクロン分離装置を支えるのである。この特許
においては、さらに薄い床材について開示してあ
る(柱書4,50〜53行参照)。しかしながら、支
持用棒材は作動ステージを直接支持せずまた棒材
により支持された床はない。米国特許No.3982902
には容器壁に枢着した水平棒材を用いたサイクロ
ン分離装置用支持機構について開示してある。米
国特許No.2873175には容器頭部側から支持したサ
イクロンについて開示してある(柱書7,31〜35
行参照)。しかしながら、この特許にはプレナム
チヤンバについて開示していない。さらに別のサ
イクロン支持機構が米国特許No.2439850に開示さ
れている。この場合には各サイクロン同志が1つ
のユニツトとして運動するように相互に連結され
ている。
しかしながら、これらの従来技術はすべてプレ
ナムチヤンバが熱膨張するように構成しまたプレ
ナムチヤンバが容器の希薄相上の比較的清浄なガ
スを分離収容しサイクロンを支持しないというサ
イクロン支持機構の利点について考慮してなく、
反対にサイクロンが容器頭部に直接結合された
個々の支持手段により支持されプレナムチヤンバ
の床はこのサイクロンによつて支持されるもので
あつた。
本発明においては流動コーキングバーナ等の容
器内のプレナムチヤンバの一部を構成する比較的
薄いスチール製の平床を備え、これによつて容器
内のサイクロンの熱応力差による床のたわみを許
容する。この床は取付部材により各サイクロンス
テージに支持されこのサイクロンステージは支持
用帯材又は棒材により容器頭部側から支えられ
る。各サイクロンを支持する棒材は張力を受け、
比較的多数のサイクロンステージがあるため各サ
イクロン間の床間隔は小さく従つて水平方向の支
持を必要としなくなるため一枚の4.76mmないし
15.88mm程度の厚さの平板が使用可能となる。
このサイクロン機構支持型プレナムチヤンバは
従来のものと比べ個々のサイクロンが棒材により
容器頭部側から支持されているという点が異なつ
ている。プレナム頭部自身は支持作用を行なわず
容器の希薄相をサイクロン装置を通過したガスか
ら分離する。ほとんどのサイクロン装置は1次お
よび2次サイクロン、即ち2つのステージからな
りこれらは多くの1次サイクロンが容器頭部およ
びプレナムチヤンバの床を結ぶ円筒状ふち材の下
側に位置できるように配置される。プレナムチヤ
ンバの床はサイクロンを支持しないためこの床を
より薄くすることができる。プレナムチヤンバの
床をサイクロン自体に溶接することによりこの床
はサイクロンにより支持され床に作用する圧力差
に対処できる。サイクロン自体はこうしてプレナ
ムチヤンバの床を支持し、これに対し従来のサイ
クロン装置においてはプレナムチヤンバの床およ
びふち材がサイクロンを支持している。サイクロ
ンの個々の支持機構は長さが異なつているため支
持用棒材において幾分膨張の差ができる。このよ
うな熱膨張の差は各サイクロンに溶接された比較
的薄い柔軟なプレナムチヤンバの床により吸収さ
れる。従来装置においては、床は重く、25.4mmあ
るいはそれ以上の厚さものが多く、柔軟性がなく
熱膨張の差を補正できない。
以下、添付図面を参照して本考案の実施例につ
いて説明し、本考案の目的、効果を明白にする。
各図において対応する部材には同一の番号を記
してある。第1図にプレナムチヤンバ12を有す
る典型的な流動コーキング用容器10を示す。プ
レナムチヤンバ12は好ましくは鋼板からなる薄
板の平床14および円筒状の支持用ふち材16か
らなりこのふち材16は溶接部18で容器頭部2
0に溶接され反対側端部の溶接部22で平床14
に溶接されている。プレナムチヤンバ12は容器
内の1次および2次サイクロンステージ24,2
6の各々から排出されるガスの集積ヘツダを構成
する。本考案は好ましい実施例として流動コーキ
ング用、燃焼容器について説明してあるが他の容
器例えば流動式接触分解法、流動化した鉄鉱ある
いは他の流動化した固形物の処理工程で用いる容
器に対してそのサイクロンステージおよびプレナ
ムチヤンバの床の支持機構に関する本考案は適用
可能である。この支持機構はプレナムチヤンバ構
造を有する容器に対し使用可能である。プレナム
チヤンバは装置作動中に起る温度変動に応じたた
わみにより熱膨張を容易にさせるように企図され
ている。プレナムチヤンバはその平板14を貫通
するサイクロン出口28から排出される清浄ガス
を分離し収容する。
各サイクロンステージ(図面の関係上少数のみ
図示してある)は吊帯材32を含む支持手段30
により支持される。各サイクロンは2つの支持手
段30を有し吊帯材32はサイクロン本体の両側
に溶接される。支持手段はプレナムチヤンバの平
床を通して容器頭部20まで上方に伸展しここか
ら下方に向けて設けた取付ブラケツト片34に直
接溶接される。プレナムチヤンバの平床14はサ
イクロンを支持できるような大重量の床材を用い
た従来方法と異り平床を支持する目的で溶接部3
5(第4図、第5図、第6図参照)でサイクロン
に溶接される。平床のたわみは1次サイクロンへ
の入口および2次サイクロンからの出口間で起る
圧力差に起因して発生する。サイクロンは通常通
り多数近接した等間隔で配置されているため、比
較的薄い平床を使用することができ各サイクロン
ステージ間の垂直方向熱運動の差に起因する変形
量は小さい。
支持機構は通常、支持しているサイクロンの荷
重のため引伸ばされている(張力を受けて)。し
かしながら、支持機構はプレナムチヤンバの床に
作用する圧力差により圧縮力を受ける場合もあ
る。この場合の上向きの押圧力はサイクロンの荷
重を越えることもある。前述のように、吊帯材3
2は例えば溶接によりサイクロンの両側に固定さ
れ、2次サイクロンおよび一部の1次サイクロン
はプレナムチヤンバの床上に予め定めた距離だけ
伸びる。この点で、床上に伸びた部分の吊帯材は
(例えば溶接により)これに対しその面同志を直
角に配置した別の支持用帯材36に連結される。
この帯材36は上に伸び容器頭部から下向に突出
したブラケツト片34に固定される。1次サイク
ロンの吊帯材32の終端はプレナムチヤンバの床
下でありこの点で直交配置した支持用帯材38に
固定されこの帯材が床およびチヤンバを通過しブ
ラケツト34に固定される。金属被覆材40がプ
レナムチヤンバ内の支持機構部に設けられ支持部
材を熱的に保護し支持部材の金属温度を低下させ
サイクロンおよびプレナムチヤンバのふち材間の
垂直方向熱膨張差を減少させる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る個々独立して設置されか
つプレナムチヤンバの床を支持するサイクロン分
離ステージを有する容器の部分立面図である。第
2図は第1図の実質上2−2線に沿つた横断面図
であつて、個々独立して支持されたサイクロンを
示す。第3図は第1図の1次サイクロンステージ
用支持機構の拡大図である。第4図は第3図の実
質上4−4線に沿つた断面図である。第5図は床
に対し1次サイクロンステージ設置用支持機構の
詳細を示す部分拡大断面図である。第6図は2次
サイクロンの断面図である。 10……流動コーキング用容器、12……プレ
ナムチヤンバ、14……平床、16……ふち材、
18,22……溶接部、20……容器頭部、2
4,26……サイクロンステージ、28……サイ
クロン出口、30……支持手段、32……吊帯
材、34……取付ブラケツト、36,38……支
持用帯材、40……金属被覆材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 高温温度差を受ける容器であつて、下方に向
    つて延在する支持用ふち材が連結された容器頭
    部を具備し、該容器頭部に近接して前記容器の
    一端にプレナムチヤンバを有し、前記容器内に
    複数の分離ステージが取付けられ、該各分離ス
    テージを分離独立して前記容器頭部から直接支
    持するための吊帯材手段を含む前記容器の完全
    に内部に配置された支持手段を具備し、さらに
    前記支持用ふち材が連結されかつ実質的に前記
    複数の分離ステージによつてのみ支持された比
    較的薄い可撓性のプレナムチヤンバの床を具備
    し、前記吊帯材手段が該床を通つて延在してい
    る、高温温度差を受ける容器。 2 実用新案登録請求の範囲第1項記載の容器に
    おいて、各分離ステージの両側に固定した1対
    の第1の吊帯材およびこの第1の吊帯材に一端
    を直接強固に固定し他端を容器頭部に直接固定
    した第2の吊帯材により上記支持手段を構成し
    たことを特徴とする容器。 3 実用新案登録請求の範囲第2項記載の容器に
    おいて、第1の吊帯材および第2の吊帯材が相
    互に表面が直交するように配置したことを特徴
    とする容器。 4 実用新案登録請求の範囲第1項記載の容器に
    おいて、プレナムチヤンバの床が約4.76mmから
    15.88mmまでの厚さであることを特徴とする容
    器。
JP5893479U 1978-05-05 1979-05-04 Expired JPS6329730Y2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US90295278A 1978-05-05 1978-05-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS554100U JPS554100U (ja) 1980-01-11
JPS6329730Y2 true JPS6329730Y2 (ja) 1988-08-09

Family

ID=25416678

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5893479U Expired JPS6329730Y2 (ja) 1978-05-05 1979-05-04

Country Status (3)

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JP (1) JPS6329730Y2 (ja)
CA (1) CA1124661A (ja)
MX (1) MX5564E (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9266123B2 (en) * 2013-12-05 2016-02-23 Exxonmobil Research And Engineering Company Integrated cyclone assembly
US9440212B2 (en) * 2013-12-05 2016-09-13 Exxonmobil Research And Engineering Company Integrated cyclone assembly

Also Published As

Publication number Publication date
CA1124661A (en) 1982-06-01
JPS554100U (ja) 1980-01-11
MX5564E (es) 1983-10-14

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