JPS63296815A - フィルタの点検方法およびその装置 - Google Patents

フィルタの点検方法およびその装置

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JPS63296815A
JPS63296815A JP63110296A JP11029688A JPS63296815A JP S63296815 A JPS63296815 A JP S63296815A JP 63110296 A JP63110296 A JP 63110296A JP 11029688 A JP11029688 A JP 11029688A JP S63296815 A JPS63296815 A JP S63296815A
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JP63110296A
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ウォルフ ツイーマー
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UK Secretary of State for Defence
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M3/00Investigating fluid-tightness of structures
    • G01M3/02Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum
    • G01M3/04Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by detecting the presence of fluid at the leakage point
    • G01M3/20Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by detecting the presence of fluid at the leakage point using special tracer materials, e.g. dye, fluorescent material, radioactive material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2273/00Operation of filters specially adapted for separating dispersed particles from gases or vapours
    • B01D2273/18Testing of filters, filter elements, sealings

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Examining Or Testing Airtightness (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、フィルタの片面に濾過により除かれるべき粒
子を含む空気または気体をあて、反対側の面を粒子の通
過を信号で知らせる指示システムで監視する、透過性、
特に、空気または気体の流れから除かれるべき前記粒子
に関し、漏れ、または他のフィルタ部分に比べて透過性
が高いその他の領域がないかどうかについて、フィルタ
を点検する方法に関する。
さらに、本発明は、この方法を実施する装置にも関する
クリーン作業室およびその他のクリーン室は、特に高程
度に、埃その他の汚染浮遊粒子が存在しない状態でなけ
ればならない。このクリーン室用に空気を濾過するには
、マイクロ・ガラス繊維から成る濾紙が用いられる。こ
の種の紙は、HEPA紙およびULPA紙という名称で
知られている。これらの紙の製造の際、一方では細孔が
残存して、濾過される媒質が通過できるようになってい
なければならず、しかし他方ではいわゆるピンホールと
いう非常に直径の小さい孔は避けるべきであるという問
題が存在する。
濾過された媒質の純度の要求が厳しくなればなるほど、
前記ピンホールは使用者にとって受入れ難くなるのであ
る。
従って前記用途に用いる濾紙は、使用前に点検し、ピン
ホールがなく、表面全体にわたってフィルタ特性に関し
ては必要な品質を備えていることを確認しなければなら
ない。
濾紙にピンホールがないかを点検するためには、導入部
に述べた、ピンホールを検知する指示器としてエアゾー
ル光度計を使用する方式の方法がすでに知られている。
しかし、この方法では、最小直径300から500ミク
ロンまでのピンホールの検知しかできない。実質上さら
に小さいピンホールを識別するためにはこの方法【よ用
いることができず、従って、きわめて小さな漏れまたは
その他の欠陥領域がないかについて濾紙を点検するため
の要求に適合しない。
また、いわゆる油繊維試験というものも知られており、
この方法によれば最小+00から 200ミクロンの大
きyまでピンホールを検知できる。しかしこの方法は時
間がかかり、また、厳しい要求を満足しない。
従って、本発明はきわめて小さい直径のピンホールを検
知できる方法および装置を提供することを目的としてい
る。
(課題を解決するための手段) この目的は、請求項1又は請求項9に記載の特徴により
達成される。
より具体的にその構成を述べると、本発明は透過性、特
に漏れ、あるいは空気または気体の流れから濾過される
べき粒子しこ関して他のフィルタ部分に比べて透過性の
高いその他の領域が存在するかについてのフィルタの点
検方法であり、前記粒子を含んだ空気または気体がフィ
ルタの片面にあてられ、フィルタの反対側が、粒子の通
過を表示する表示システムで走査される。この方法は、
反対側のフィルタ表面の帯状走査が吸入ノズルによって
行われ、吸入ノズルに粒子の流れが入ると流路内に配置
された測定装置が走査された各部分について粒子の流れ
に個別に影響され、粒子の流れを放出している走査され
た各部分についての結果が個別に表示されるような方式
で配置される。この方法を実施するための装置は、エア
ゾール室ならびに表面の帯状走査に適していてエアゾー
ルの流れに応答する走査ユニットを有する走査部を含み
、両者の間に点検されるフィルタ用のフィルタ受けが配
置されていることを特徴としている。
(作 用) このような構成から濾紙の中の直径がわずか数ミクロン
しかないピンホールさえも検知することができる。
(実施例) 本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図に示したフィルタ点検装置は、外形状を規定するアル
ミニウム部分の安定したねじれにくいフレームとアルコ
ボンド板のタラッディングから形作られている戸棚のよ
うなハウジング1で構成される。このハウジングは、ピ
ボットまたは滑動により開けることのできる覗き窓2を
前面パネルに具備している。
ハウジング1のほぼテーブルの高さに、点検されるフィ
ルタ用の水平コンベヤベルト3が備えである。第1図の
左のコンベヤベル]・3の端には、入口4が位置してお
り、この人口4には、ローラ6.7の上を動き、図に示
されていない運転用の駆動ユニットに接続されている継
目なしコンベヤベルl= 5が備えられている。第1図
のコンベヤベルト3の右端には、出口8が設けられ、こ
の出口8は、入口4に対して類似の形態で構成される。
また同様に接続された回転コンベヤベルト9が駆動ユニ
ッI・に備えらえている。入口4と出口8の間には、コ
ンベヤベルトの通路中に、窓のようなフィルタ受け11
を備えた感知部10が位置している。
検査されるフィルタ13は、両側が開いているフィルタ
枠12に挿入される。フィルタ枠12の内部寸法は、マ
ウントを用いるなどして、挿入きれた各フィルタ13の
大きさに合わせる。
フィルタ13を装填したフィルタ枠12′は、人[14
のコンヘヤベルI・5の上に乗せられ、機器内に入れら
れる。フィルタ枠12を感知部lOのフィルタ受け11
までyらに運搬し、感知段階用に正確に位置を定めるた
め、運搬・引張ユニット14.15は直流モータ18で
駆動される継目なし回転コンベヤヘルl−1ft、+7
を其備している。運搬・引・張ユニットは@11を中心
に80度回転させることができ、フィルタ受け11を横
切る位置に到達した後で、フィルタ枠12をこの上に下
げることかできるようになっている。図には示されてい
ないか窓状フィルタ受け11の周囲にあるゴムシールに
より、t゛げた後の点検yれるフィルタは確実に、フィ
ルタ受け111−で気密状態となる。
感知部lOのフィルタ受け11の下には、エアゾール供
給路20を備え゛たエアゾール室18が位置している。
エアゾール供給路20は供給システムに接続されている
。供給システムは、空気吸入パイプ21と、圧力側の粒
子フィルタ22と、図には示されていないが回転速度を
調整できる既知の種類の無段階ラジアル通風機とから成
る。この供給システムの中へ、エアゾール流入L−12
3か放出を行い、これにより、通過された空気がエアツ
ール発生器24からのエアゾールと混合される。
フィルタ受け11の平面を横切って、従って各フィルタ
の平面を横切って、排気室25が位置し、ここから空気
を含むエアゾールが、フィルタ受け11を、そしておそ
らくそこに配置されたフィルタを通過した後で、ラジア
ル通風機26により粒子フィルタ27を経て、点検装置
の外へ戻される。フィルタ移動の間、すなわちフィルタ
受け11にフィルタが入っていない時、供給空気を含む
エアゾールは、供給システム内の転換フラップ28によ
り、放出室へ直接供給することができる。これにより、
フィルタ2の移動中もエアソール発生器の連続運転が可
能となり、フィルタ受け11からは、時間的に安定した
エアゾールの配給およびエアゾール濃度を保つことがで
きる。
さらに、感知部10は、調整f+7能な感知ユニット2
8で構成されている。これはノズル板30(第2図)を
含み図に示した典型的な実施例では、その1.に77い
に等しい18個の吸入ノズル31がフィルタ移動方向を
横断する列になってqいに隣り合って固定されている。
各吸入ノズルは幅30mmで、18個のノズルから成る
ノズル組マf体の全体の幅は540mmとなるようにし
である。
第3図からさらに詳しくわかるように、各吸入ノズル3
1は、屯なり合い、互いに結合ネれたAt阿gSi 0
.5の3枚の薄片状の板、32,33.34から成って
いる。中央の板33は、流入口側の放出ノズル35と流
出「1側のパイプ部材36との間に、次第に細くなって
パイプ部材36の方へ向かう指叡曲線の形となる流路3
7が存在する。
指数的な流路としての形成により、ノズル内の流れか確
実に連続的に加速され、境界層での故障や乱流、すなわ
ち流路内での粒子の損失を防ぐことができる。覆い板3
2 、34は、粒子がノズルのパラシータにり−える影
響を最小限にするために、ノズル口(半径Q’、1mm
未満)の外の片側で15度未満の鋭い角度ですっである
ノズル板32 、33 、34の素材の選枳によって静
電中立性が確保されており、表面は機械により研磨され
、電解研磨され、当然、陽極処理される。
図に示されていない導管を介して真空ポンプ38に接続
されている吸入ノズル31は等速になっており、図に示
した典型的実施例では、毎秒25Cm’の試料量の流れ
用に設計されている。ノズル「1での等速な流速は、約
0.52m /秒である。
吸入ノズル31はそれぞれタイボンチューブ38を介し
て粒子カウンタ40に接続される。このチューブはなめ
らかで、拡散を制限し、静電防11−効果を有して柔軟
性があり、関連するパイプ部材36に取伺けられている
粒子カウンタ40は既知の方法で構成されるので、特に
図面中に詳細を示すことはしていない。
粒子カウンタとして、例えば米国セントボールのTSI
社、およびアーヘンのTSI Gmb)1社により T
S I −CR/ C,nCモデル3760という型式
名で販売されているような凝結核(condensat
 1onnucleus)カウンタが用いられることが
好ましい。これらの粒子カウンタは直径の範囲が0.0
1から0.02 ミクロンの粒子を、密度が非常に高く
ても逆に非常に低くても同じ信頼性を有し、高い計数効
率で測定できる。
粒子カウンタ40はフレーム41内に、各ケースにつき
3×3ユニットを配置し、互いに正しい面を向かい合わ
せて取イ1ける。フレーム41は、ハウジング1の」一
部にフィルタ移動方向を横断する向きに配置した2本の
管状ランナー44.45」−の中空の円筒形ベアリング
42 、43でつり下げられている。電気モータ46に
より、フl/−ム41をレール44 、45上で移動さ
せることができる。
他方、レール44.45は直流モータ手段により、図に
は示されていない、ハウジングl内にフィルタ移動方向
と平行に配置されたレール47.48」−で移動が可能
である。従ってフレーム41は、2つの座標方向につい
て調整することができる。
吸入ノズル31を取イ」けであるノズル板30は、フレ
ーム41」−に吊り下げられており、垂直ガイド48 
、50により、フィルタ移動経路3の平面に対して垂直
に調整できる。このため、ノズル31と粒子カウンタ4
0との管接続34は、自在に曲がるようになっている。
感知ユニット2θは感知ノズル31とこれに結合された
粒子カウンタ40とから構成され、従って全体として、
フィルタ移動方向に平行(X軸)にも、これに交差する
方向(Y軸)にも調整でき、感知部10内に位置するフ
ィルタ13を横切って走査運動を行う。
粒子カウンタ40の放出システムは、真空ポンプ38の
共通放出導管内に放出を行う。同様に図に示されていな
いこの導管および電気的接続部と粒子カウンタ40のデ
ータケーブルとは、詳細に示されていない保護導管51
により感知ユニット29の走査運動の中に固定されてい
る。
本発明の図示した実施例では、感知できる最大フィルタ
面積は900X 1.800mmである。この大きさの
フィルタはこの接続で、二重通路法により走査される。
すなわち、ノズル板30がまず開始位置X=Ommから
、感知部10内に位置するフィルタ13を横切ってx 
= 1800Il+nの位置まで移動し、その間y=O
mmの位置は複数の走査ノズル31に対して保持される
。この後、ノズル板30は、x = 1800mmの位
置で、y = Ommの位置からy = 300mmの
位置へと移動し、この位置で複数の走査ノズル31はx
 = 1800mn+の位置からX=Ommの位置へ戻
る。
これと対照的に、フィルタの大きさが幅800mmであ
れば、感知ユニット29をX方向にだけ動かせば、引き
続いてX方向で調整を行わなくとも充分である。
X方向での走査速度は、図示した典型的実施例では、毎
秒1から20mmの間で調整することができる。位置精
度は100ミクロン以下である。
自動または半自動の、フィルタコンベヤ3からのフィル
タ移動のための駆動制御は、制御卓52により行われる
フィルタ走査での粒子カウンタ40により決定された測
定結果の評価は、記憶システムを含むコンピュータ53
により達成される。これはPCとして構成されているこ
とが好ましく、データ入力部には、粒子カウンタ40の
データ出力が、図に示されていないケーブルを介して接
続される。粒子カウンタ40の測定結果をコンピュータ
53に転送するために、粒子カウンタ40とコンピュー
タ53との間に単一のデータラインのみか具備されるよ
うに、それ自体既知である多重回路が設けられる。
測定結果に加えて、コンピュータ53は、粒子カウンタ
40の応答により示される、走査されたフィルタ30の
漏れ領域のそれぞれの位置の報告も受取る。X位置は、
X方向での感知ユニット29m整用の直流モータの増分
回転発生器により決定され、一方y位置はそれぞれの応
答する粒子カウンタ40の吸入ノズル31の中央により
規定され、前進ストロークと後退ストロークとの間での
感知ユニット29の横方向調整におそらく関係する。
こうして決定され、コンピュータ53により記憶された
、走査されたフィルタの漏れの位置は、表示用に表示ユ
ニット54に供給される。表示ユニット54は、描かれ
ている典型的実施例では、レーザ表示器55により形成
されている。
レーザ表示器55は直線スタンド5B」二にX方向に取
伺けられ、感知ユニット29も取付けられている同じレ
ール4? 、 48J−をX方向に移動できるように配
置されている。レーザ表示器55は感知ユニット29と
同し方法で、XおよびX方向に調整することができる。
第1図で、表示ユニット54は停止位置に位置している
。表示工程のため、このユニットは貫通レール47 、
48」−を、感知部lOに留まっているフィルタを横切
る位置へと移動させることができる。しかしこのために
は、感知ユニットな第1図に破線で示した停止位置28
aに、レール47.484−で事前に動かしておく必要
がある。
そうではなく、感知ユニフト29および表示ユニット5
4を、第1図に図示した位置に保っておくこともできる
。これは、感知部10の後の運搬通路内に点検されるフ
ィルタ用に分離表示部57が設けてあって、この分離表
示部57が、第1図に示した位置の表示ユニット54の
下方にある場合である。この場合、表示ユニットの第1
図に示した位置はこのユニットの動作位置であり、この
ためこの実施例ではコンピュータ53はフィルタコンベ
ヤベルト3の隣りに突出したハウジング内に配置される
システムにより決定された不良領域の表示のため、コン
ピュータ53により制御されるレーザライタ55は、感
知ユニット29により決定された走査されたフィルタの
不良位置に対応する位置を連続的に推定する。こうした
位置は、レーザ表示器55からのド方に向けたレーザ光
線によりフィルタ」二に光学的に表示される。
レーザ表示器55のレーザ光線のエネルギーおよび直径
は、表示工程中にピンホールが不注意によりフィルタに
焼イリけられることがない適切な方法で、漏れがないか
走査されるフィルタの濾紙の特性に合わせて設定するこ
とができる。
適切なレーザの一例は、5mWで光線直径が0.75m
mのヘリウムネオン装置である。
感知ユニット29の感知連動用、およびコンピュータ5
3用、およびレーザ表示器55用の制御ユニットは、コ
ンピュータ53およびその端末(ディスプレイ画面、プ
リンタ等)と共に、ハウジングl内のもう一つの制御卓
58の中、または1−に取イζjけられる。
本発明に従ったこの装置の操作方法は、次の通りである
通常、目視では識別できない漏れ領域の存在、特にピン
ホールの存在についてフィルタが点検される場合、フィ
ルタはフィルタ枠12に挿入され、この枠と共に入口4
を経て感知部10へと卯ばれて、ここでフィルタは下側
を、フィルり受け11により形作られるエアゾール室1
9(7)開いた窓の」−に乗せて置かれる。この位置で
、エアゾール室19からのエアゾールを豊富に含む空気
は、フィルタにピンホールによる漏れ、またはその他の
通過の多い部分がある位置では顕著にフィルタを通して
押し進む。対照的に、フィルタ表面の残りの部分を通し
ては、エアゾール粒子はフィルタの働きの結呆、低い程
度にしか流れることはできず、こうした部分では通常エ
アゾール粒子の非常に低い貫通しか起らない。
従って、漏れのある領域は明らかに強いエアゾール粒子
の流れを生ずる。
感知ユニット29の感知運動が開始されると、ノズル板
30の吸入ノズル31は、フィルタの漏れのある領域の
上を通過する際、エアゾール室からのエアゾール粒子を
比較的高い比率で吸入し、一方、フィルタ表面の残りの
すべての位置では、エアゾール粒子の比率が明らかに低
い空気が、エアゾール室18から濾紙を通して吸入され
る。
このようにして、フィルタの漏れのある領域は、例えば
、走査中に11111定値が、欠陥のないフィルタ部分
の走査中に検知された数値の倍に増加するように定める
ことができる。対応するしきい値は、粒子カウンタ40
、またはこれに接続された処理用電子機器内に設定する
ことができる。
こうして、各吸入ノズル31に割当てられた粒子カウン
タ40は、フィルタ内の漏れのある領域の感知中のみ応
答し、それぞれの位置データと共に、記憶システムを具
備しているコンピュータ53に自動的に報告される。こ
うしたデータは、表示ユニット54による引き続いての
表示に適する方法で、コンピュータ53内で処理され、
記憶される。
走査ユニット29による点検されるフィルタの走査の終
了後、表示ユニット54がフィルタを横切って通される
(第1の形式)か、あるいは2番目の形式に従って、フ
ィルタがフィルタ枠12に入った状態で表示ユニットの
下方を表示部57へと移動させられる場合、表示ユニッ
ト54は有効となることができる。この接続ではコンピ
ュータ53がレーザ表示器55を制御し、これに先立っ
て決定したフィルタ内の漏れのある領域に対応する位置
を連続的に採用する。こうして漏れのある領域は、それ
ぞれの周辺部分がレーザ光線で照らされるような形でレ
ーザ表示器の調整区域の下に置かれたフィルタの表面上
にレーザ表示器55のレーザ光線により使用者に対して
光学的に表示される。この時、照らされた漏れのある領
域に、例えば一時的に小さなフラッグをはさむか、また
は他の目印を使用することにより、使用者が印をつけて
おくことができる。レーザ表示器55の光線は、コンピ
ュータ53に適切なコマンドを入力することによりコン
ピュータ53内に位置が記憶されている次の漏れのある
領域へと使用者がレーザ表示器55を自動前進させるま
で、表示されている漏れのある領域のそれぞれの」−に
残る。
表示工程の完了後、検知された漏れのある領域に目印フ
ラッグまたはその他の目印をつけた点検済みのフィルタ
は、出口8を通って装置を離れる。この後、事前に印が
つけられ、従って容易に位置がわかる、フィルタ内の漏
れのある領域は、例えばピンホールを含む表面部分を接
着したり鋳造したりすることにより、修正される。ある
いは、検知された漏れのある領域があまりにも多い場合
には、このフィルタを以降の使用から除外することがで
きる。
粒子カウンタ40により送られる測定結果が、漏れを定
める設定しきい値の一ヒまたは下にある、 YES/ 
Noの通常デジタル信号であれば適切である。アナログ
信号により提供される正確な決定は、必ずしも必要とさ
れない。
しかし、本発明に従った配置は、おそらくしきい値を設
定することなく、アナログ信号を評価するようにも配置
できる。これは、フィルタの点検の際、」−記の定義の
意味での漏れのある領域を検知するばかりでなく、透過
率の数値およびフィルタ13の表面にわたってのこの数
値の分布を検知してさらに正確に決定される効率測定に
用いたり、堆積の程度の決定に用いたりする場合である
吸入ノズル31により連続的に走査されるフィルタ領域
の大きさは、各吸入ノズルのノズル口35の断面積によ
って異なる。ノズル口35の寸法が対応して小さくなれ
ば、フィルタ表面をほぼ1点1点走査することができる
本発明の他の実施例も可能なのは自明のことである。特
に、感知ユニット29内でフィルタ13との間に感知運
動を行わせる際は、フィルタを感知ユニットどの関係で
調整することもできる。
(発明の効果) 本発明は空気または気体の流れから濾過される粒子が複
数の吸入ノズルに吸入され、フィルタの表面の帯状走査
によりフィルタ各部分の透過率を測定し、粒子の通過を
表示するので、濾紙にピンホールがあるかどうかを正確
にかつ迅速に点検できる。また本発明の方法によればコ
ンピュータによりデジタル的にX + y位置における
フィルタの漏れを検出するので濾紙に発生した数ミクロ
ンしかないピンホールでさえも正しく検出することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はフィルタの点検装置全体の長手方向に関する断
面図、 第2図は第1図のA−A線に沿って見た拡大横断面図、 第3図は第1図および第2図に示す装置の吸入ノズルの
拡大図である。 ■・・・ハウジング 3.5.9・・・コンベヤベルト 4・・・入口        8・・・出口10・・・
感知部(走査部)  11・・・フィルタ受け12・・
・フィルタ枠    13・・・フィルタ19・・・エ
アゾール室   22・・・粒子フィルタ29・・・感
知ユニット(走査ユニット)30・・・ノズル板   
  31・・・吸入ノズル40・・・粒子カウンタ  
 53・・・コンピュータFIG、2 FIG、3 手続補正書 昭和63年 6月 9日 1、事件の表示 昭和63年 特 許 願 第110296号2、発明の
名称 フィルタの点検方法およびその装置 3、補正する者 事件との関係  特許出願人 名称 フレークト アクテポラーク 4、代 理 人 住所 東京都千代田区神田駿河台1の65、補正命令の
日付 「自 発」 6、補正の対象 (1)明細書全文。 7、補正の内容 (1)明細書の浄書(内容に変更なし)。

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)透過性、特に漏れ、あるいは空気または気体の流
    れから濾過されるべき粒子に関して他のフィルタ部分に
    比べ透過性の高いその他の領域が存在するかについての
    フィルタの点検方法であって、前記粒子を含んだ空気ま
    たは気体がフィルタの一方の面に当てられ、そしてフィ
    ルタの反対側の面で粒子の通過を示す表示システムを走
    査するようになっており、反対側のフィルタ面の帯状の
    走査が1個以上の吸入ノズル(31)手段によって行わ
    れ、粒子の流れが吸入ノズル内に入る際に流路の外方に
    配置された測定装置(40)が走査された各部分につい
    て粒子の流れにより個別に影響さ れ、さらに、粒子の流れを放出する走査された各部分に
    ついての結果が個別に表示されることを特徴とするフィ
    ルタの点検方法。
  2. (2)走査部分がおおむね点状であることを特徴とする
    請求項1記載の方法。
  3. (3)粒子の流れを放出する走査された部分についての
    結果が、走査された部分に関係する位置データと共に表
    示器に接続されたメモリに供給されることを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載の方法。
  4. (4)粒子の流れを放出する個別の走査された点におけ
    る記憶された結果およびデータが連続して表示器に送ら
    れることを特徴とする請求項3記載の方法。
  5. (5)粒子の流れを放出する走査された部分の表示が、
    測定結果および位置データにより制御される光表示器(
    55)によって達成されることを特徴とする請求項1〜
    4のいずれかに記載の方法。
  6. (6)走査されたフィルタ面上に光表示器により表示が
    行われることを特徴とする請求項4記載の方法。
  7. (7)フィルタ面の走査に複数の吸入ノズルが同時に使
    用されることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記
    載の方法。
  8. (8)粒子の流れを生ずるため、それ自体は知られてい
    る方法でエアゾールが用いられることを特徴とする請求
    項1〜7のいずれかに記載の方法。
  9. (9)エアゾール室(19)と、エアゾールの流れに応
    答する、表面の帯状の走査に適した走査ユニット(29
    )とを有する走査部を含み、両者の間に点検されるフィ
    ルタ(13)用にフィルタ受け(11)が配置されてい
    ることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の方
    法を実施するための装置。
  10. (10)走査ユニットが少なくとも1個以上の吸入ノズ
    ル(31)と、これに接続された粒子カウンタ(40)
    とを含んでいることを特徴とする請求項9記載の装置。
  11. (11)フィルタ板(30)に複数の吸入ノズル(31
    )が備えられ、各吸入ノズル(31)がそれぞれの粒子
    カウンタ(40)に接続されていることを特徴とする請
    求項10記載の装置。
  12. (12)吸入ノズル(31)および粒子カウンタ(40
    )が自由に2つの段階に調整できる共通のキャリヤ(4
    1)上に配置されていることを特徴とする、請求項9〜
    11のいずれかに記載の装置。
  13. (13)粒子カウンタ(40)が、それ自体は既知であ
    る凝結核カウンタとして構成されることを特徴とする請
    求項9〜12のいずれかに記載の装置。
  14. (14)粒子カウンタ(40)のデータ出力部が位置検
    知器と共にメモリ(53)のデータ入力部に接続されて
    いることを特徴とする請求項9〜13のいずれかに記載
    の装置。
  15. (15)表示ユニット(54)が設けられ、これがメモ
    リ(53)で制御されることを特徴とする請求項9〜1
    4記載の装置。
  16. (16)表示ユニット(54)がレーザ表示器(55)
    からなることを特徴とする請求項15記載の装置。
  17. (17)表示ユニット(54)がフィルタ(13)の表
    面上に表示を出すことを特徴とする請求項15記載の装
    置。
  18. (18)走査ユニット(29)と表示ユニット(54)
    が、交互に走査部内のフィルタを横切って位置すること
    が可能であることを特徴とする請求項17記載の装置。
  19. (19)走査ユニット(20)と表示ユニット(54)
    が動作位置と停止位置の間を交互に移動可能であること
    を特徴とする請求項18記載の装置。
  20. (20)フィルタ(13)が、光表示器(55)の光線
    の通路内を通って表示部(57)へと移動しうること特
    徴とする請求項17記載の装置。
  21. (21)フィルタ(13)がフィルタ枠(12)内に、
    走査部および/または表示部を通っての運搬のために取
    付けられることを特徴とする請求項9〜20のいずれか
    に記載の装置。
JP63110296A 1987-05-07 1988-05-06 フィルタの点検方法およびその装置 Pending JPS63296815A (ja)

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