JPS63296812A - 濾過乾燥機 - Google Patents

濾過乾燥機

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JPS63296812A
JPS63296812A JP62134022A JP13402287A JPS63296812A JP S63296812 A JPS63296812 A JP S63296812A JP 62134022 A JP62134022 A JP 62134022A JP 13402287 A JP13402287 A JP 13402287A JP S63296812 A JPS63296812 A JP S63296812A
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drying
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Tatsuyuki Kasai
河西 達之
Koichiro Sekine
関根 興一郎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、濾過・乾燥を一台の装置で行なう濾過乾燥機
に関する。
〔従来の技術〕
薬品、染料等の製造においては、四分式に]ロットづつ
反応させ、その反応スラリーより有益物質を回収するこ
とが行なわれている。回収は濾過、洗浄、乾燥といった
操作手順を経て行なわれ、1回の取扱量も粉末換算して
数kg〜数百kgと広範囲に亘っている。多くの場合、
各操作毎に専用機を置いて行っているが、この専用機に
よる場合は搬出、運搬に多くの手間を要し、運搬中に不
純物が混入するおそれもある。
そこで、濾過乾燥を一台の装置で行なうようにしたもの
もみかりられ、そのような装置として、特開昭58−3
4038号に開示されたものがある。この装置は同時に
反応操作も行なえるようにしたもので、容器の上部に濾
過機、下部に撹拌乾燥機を備え、容器自体が回転可能に
されている。回収操作においては、まず原液を撹拌乾燥
機内に導入し、反応を促進させた後、容器を反転させて
濾過機により反応スラリーを濾液と濾過ケーキに分離し
、濾液を容器外に排出し、必要に応じて洗浄を行う。
次いで、容器を元の位置に戻し、濾過機上に堆積した濾
過ケーキを撹拌乾燥機内に落下させ、撹拌羽根を回転さ
せて粉砕し、同時にスチーム等の熱媒体を用いて乾燥さ
せる。乾燥粉末は容器の底部に設けられた抜出口により
取出される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記装置は、専用機にみられるような搬出、運搬、投入
といった煩しさから開放され、不純物の混入等による汚
染も避けられるが、−の操作が終らないと次の操作に移
れず、一般に処理時間が長い。したがって、専用機に比
べると処理量が少なく、同等の処理量を得ようとすると
、装置が大型化する等の欠点がみられる。
そこで、本発明の目的は上記問題点を解消した濾過乾燥
機を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明は、容器の上部に、ス
ラリーを容器内に導入する供給口を、容器の底部に、乾
燥物の取出口をそれぞれ設け、供給口の下方においてス
ラリーを濾過し、濾液を容器外に排出する濾過機を容器
内において転倒可能に設けるとともにその濾過機に付随
して転倒手段を設け、かつ容器の下部に、濾過ケーキを
撹拌しながら乾燥させる乾燥機を設けたことを特徴とす
る。
〔作 用〕
本発明においては、濾過ケーキを撹拌乾燥させている間
にもスラリーの濾過が可能であり、二操作を平行して行
なうことができるから、小型にして専用機に劣らない処
理量を確保することができる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して実施例を説明する。
第1図は本発明の一実施例を示したもので、図示の装置
は基礎1上に立設された円筒状容器2内でスラリーSの
濾過・乾燥を同時に行なうことができるよう構成されて
おり、容器2の上部2AはスラリーSの濾過場所、下部
2Bは濾過ケーキCの乾燥場所にあてられている。そし
て容器2の上部2AにはスラリーSの供給口3が、底部
2Cには乾燥粉末りの取出口4がそれぞれ設けられてい
る。供給口3は後述する濾過機5の上方に延び、その先
端にデストリビューター3aを備えている。
このデストリビューター3aは濾過41!5上でスラリ
ーSを均一に分散させ、濾過時において濾過ケーキCの
偏在を防止する効果をもっている。一方、取出口4はフ
ランジ状に形成され、乾燥粉末りの取出し時以外は盲フ
ランジ4aによって塞がれている。
供給口3の下方には前述した濾過機5が配され、その濾
過機5は碗状の濾過枠6とその左右同一線上に配された
回転軸7a、7bにより構成されている。各回転軸7a
、7bは濾過杯6の底部において一体化され、更に容器
2の壁面を貫き、基礎1上に立設された支柱3a、3b
に対し、回転可能に支承されている。そして、容器2の
外側壁面には回転軸7a’、7bと同心にフランジ部2
a。
2bが形成され、そのフランジ部’la、  2bに挿
入されたパツキン10a、10bがパツキン押え11a
、llbによって押え込まれている。従って、容器2と
回転軸7a、7bとの間は上記パツキン10a、10b
によって気密が保持されている。
濾過枠6は主として真空濾過方式が採用され、枠6内は
水平に敷設された濾材12により二分されている。濾材
12には例えば濾布、焼結金網、ワイヤスクリーンとい
ったものが使用可能であり、これらは濾過目的に応じて
使い分けられる。そして、濾過時においては枠6白下部
空間に濾液が滞留し、容器2外に排出することが必要と
なるが、実施例では右方の回転軸7bが中空パイプによ
り構成され、排液管をも兼ね備えている。その回転軸7
bは回転が拘束されないようにロータリジヨイント13
を介して下流の排液管14に接続され、更に後続の濾液
タンク15へと接続されている。
濾液タンク15の下流には濾液ポンプ16が接続されて
おり、その吸引力を利用して枠6内の濾液が迅速に排出
される。
一方、濾過枠6の転倒は図示、左方の回転軸7aによっ
てなされるようになっており、軸端にはこれを行なう転
倒手段17が設けられている。
転倒手段17は動力源にモータ18を使用するもので、
スプロケット19a、19b及びチェーン20により回
転力を伝達する方式が採用されている。各スプロケノl
−192,19bはモータ軸及び回転軸7aにそれぞれ
固定されており、チェーン20は2つのスプロケット1
.9a、]9bに巻回されている。これ以外にも転倒手
段を採ることが可能であり、例えばピストン−クランク
機構によっても目的を達成することができ、容器2外部
のみならず、内部に設置することも可能である。
容器2の下部2Bは前述したように濾過ケーキCの乾燥
室とされており、実施例では乾燥を短時間にかつ効果的
に行なうため、容器下部2Bの内外に亘って乾燥機21
が組み込まれている。この乾燥機21は撹拌を行ないな
がら乾燥を行なうもので、撹拌には振動を用い濾過ケー
キCの乾燥にはスチーム等の熱媒体が用いられている。
まず、乾燥方式から説明すると、容器下部2B内には中
空、扁平に形成された多数の加熱板22.・・・がラジ
アル方向に配列されており、各加熱板22に熱媒体を供
給するため、」二部は容器2外部より容器上部2Aの側
壁を通して加熱板22の」一方に引き込まれた熱媒導入
管23に連絡されている。そして、形態的にのると、加
熱板22の下端は円弧状に形成され、水平断面の輪郭は
第2図にみられるように三日月形状に形成されている。
この形態は後述において明らかにするように濾過ケーキ
Cの加熱のみならず、撹拌をも効果的に行なう効果をも
っている。各加熱板22の内部には、更に容器2外部に
通ずるドレンバイブ24が底部に引き込まれており、内
部でドレン化した液体りは熱媒体の圧力で随時容器2外
へ排出されるようになっている。
一方、容器底部2Cにおいても効果的な加熱・撹拌がな
されるように加熱板22.・・・の下端形状に合わせて
縁どりされ、その外側には外部からも加熱ができるよう
にジャケット25が付設されている。そして熱媒体の入
口25aと出口25bがジャケット25の」二部と底部
にそれぞれ設Ljられている。
また、濾過ケーキCの撹拌は本実施例においては容器底
部2Cの真下に取付けられた加振機26により行なわれ
るようにされている。加振機26はモータ27を動力源
として三次元振動を行なうもので、上部に水平運動を調
節するアッパーウェイh 27 aを、下部に垂直運動
を調節するアンダーウェイト27bを備えている。一方
、容器下部2Bは三次元振動が可能となるようにヘロー
ズ28を介して容器」二部2への下端に接合されている
そして、容器底部2Cは加振機26の振動幅をもって加
熱板22.・・・より離されるとともに振動が効果的に
伝達するように基礎l上に設置されたスプリング29.
・・・により支えられている。
上記乾燥機21により濾過ケーキCを撹拌乾燥させると
、濾過ケーキCに含まれる水分や揮発物質が蒸発する。
これらのヘーバーを系外に排出する必要があるため、容
器上部2人には複数の排気口30.・・・が設けられて
いる。これらの排気口30、・・・ば容器2外の排気管
31によって1つにまとめられ、後続のコンデンサー3
2へ接続されている。コンデンサー32の下流には前述
した濾液ポンプ16が配置されており、その下流には真
空ポンプ33が接続されている。また、撹拌により って乾燥粉末りが容器2内に浮遊し、排気口30゜・・
・を通して外部に流出するおそれもあるので、排気口3
0.・・・には浮遊粉末を捕捉するハタフィルタ34.
・・・が備え付けられている。そして、捕捉した粉末を
払い落すため、上記排気系には、逆洗系が接続されてお
り、両系は逆洗弁35.・・・により切換えられるよう
にされている。逆洗系には図にもみられるように圧力タ
ンク36及び空気を送るコンプレッサー37が接続され
ている。
以上、構成について説明したので、次に本装置の作用に
ついて説明する。
まず、転倒手段17のモータ18を回転させ、スプロケ
ット19a、19b、チェーン20、回転軸7aを介し
て濾過枠6を上に向け、次いで供給口3よりスラリーS
を供給する。スラリーSは供給口3の先端に備えるデス
トリビューター3aにより均一に分散し、濾過枠6上に
落下する。この濾過枠6によってスラリーSに含まれる
固形分が濾材12により捕捉され、濾液が枠6内の下部
空間に落下し、固形分と濾液とに分離される。濾液は排
液管を兼ねる回転軸7bの中空部を通り、後続するロー
タリジヨイント13及び排液管14を介して濾液タンク
15に流れ込む。濾液タンク15に滞留した濾液は更に
濾液ポンプ16により吸引し系外へ排出する。
一方、濾過枠6には濾過ケーキC(固形分)が逐次堆積
するが、ある程度堆積したところで、スラリーSの供給
を止め、第3図にみられるように、濾過枠6を回転軸7
a、7b回りで転倒させ、濾材12上の濾過ケーキCを
容器下部2Bに落下させる。この転倒時期の判断には種
々の方法が見られる。例えば、容器に小窓を設けて目視
により行なうこともできる。また、濾過が進むと、一般
に濾液の出が細るので、その濾液量によって判断するこ
ともできる。
濾過枠6の転倒は冒頭に述べた方法に準して行ない、転
倒後は元の位置に復帰させ、再度スラリーSを供給し、
次回の撹拌・乾燥に備える。
容器下部2Bに落下した濾過ケーキCに対してはスラリ
ーSの濾過に関係なく、熱媒導入管23及びジャケット
25の熱媒体人口25aにスチーム等の熱媒体を導入し
、加熱板22.・・・及びジャケット25を介して容器
lの内外から加熱し、同時に加振機26のモータ27を
駆動させ、スプリング29.・・・により支えている容
器下部2Bを三次元方向に振動させる。この三次元振動
によって、容器下部2Bと加熱板22.・・・との間に
相対運動が生じ、濾過ケーキCは三日月形状の加熱板2
2゜・・・により第4図にみられるように螺旋状に転動
し、加熱板22.22間を次々に移動する。鉛直方向に
対しては、容器下部2Bと加熱板22.・・・との相対
運動によって、第5図にみられるような、流れ、すなわ
ち、容器下部2Bの中心より底部2C。
容器2B壁面を通り、元に戻る流れが形成される。
これら複雑な動きにより、濾過ケーキCが粉砕され、同
時に加熱板22.・・・やジャケット25への接触面積
を増加させ、加熱乾燥を早める。
この加熱乾燥によって、濾過ケーキCに含まれる水分や
揮発物質が気化し、また撹拌によって一部の乾燥粉末り
が容器1内を漂う。このうち、蒸気等のヘーバーは真空
ポンプ33により吸引され、排気口30.・・・を通っ
てコンデンサー32に入り、冷媒により凝縮される。凝
縮液は濾液タンク15で分離し、濾液ととも系外に排出
され、一方濾液タンク15で分離した非凝縮ガスは真空
ポンプ33により吸引され、系外へ排出される。このペ
ーパー排気にともなって容器1内に浮遊する乾燥粉末り
がバグフィルタ−34,・・・により捕捉される。この
捕捉された乾燥粉末りは逆洗弁35を切換え、コンプレ
ッサー37の圧力空気を吹き込むことにより払い落され
る。落下した粉末りは容器下部2Bにおいて再度乾燥さ
せられる。このため濾過終了時点で濾過材6が垂直にさ
れ、乾燥粉末が積らないようにされる。
一方、加熱乾燥が進むと、容器2内の温度が上界し、こ
の温度上昇を計測することにより乾燥終了時期を知るこ
とができる。そこで、ある温度に達したところで、スチ
ーム等の熱媒体の供給を止め、盲フランジ4aを外して
取出口4より乾燥粉末りを図示しないホッパに取出す。
この場合、加搬機26を稼動させておいた方が取出しが
早く完了する。次いで、盲フランジ4aで取出口4を塞
ぎ、撹拌、乾燥中に濾過した濾過ケーキCを順次容器下
部2Bに送り込み、上記手順を繰り返して加熱乾燥する
第6図は、本発明の他の実施例を示したもので、前実施
例と異なるのは、撹拌・乾燥機である。したがって共通
部分には同じ符号を示してその説明を省略する。この実
施例における撹拌・乾燥機40は動力源にモータ41を
用い、平行に配置された2軸42.43を回転させ、回
転軸42゜43に備える加熱板42a、・・・、43’
a、・・・及び掻上板42b、・・・、43b・・・に
より撹拌・加熱するようにしたもので、装置全体は容器
下部2Bに対し、やや斜め方向に配置されている。した
がって両輪42.43は水平方向よりやや斜方向から容
器下部2Bを貫通し、基礎1上の支柱44a。
44bにより回転可能に支承され、動力源となるモータ
41とは歯車452〜45b伝達され、更に図示されて
いないが、中間歯車を介して互いに異方向に回転するよ
うにされている。これには2方向があるが、実施例では
第7図にみられるように、軸42.43間を上から下へ
向かう方向に取られている。そして、容器下部2Bの外
側壁面には回転軸42.43と同心にフランジ部46a
461)が形成され、そのフランジ部46a、46bに
挿入されたパツキン47a、4.7bがパツキン押え4
8a、4.8bによって押え込まれている。
したがって、これら回転軸42,4.3と容器下部2B
との間は上記パツキン47a、47bによって気密が保
証されている。
各回転軸42.43には第7図にみられるように対をな
ず加熱板42a1・・・43a、・・・が軸対称に配置
されている。この加熱板4.2a、4.3aは平板かつ
扇形に形成されたもので、スクリ工−効果が起きないよ
うに面が軸42.4−3に対し直角にあるいは若干押上
刃が働くように傾斜させて取付けられており、更に互い
に相手の加熱板43a。
4、2 aが入り込むように軸42.43方向に等間隔
に配置されている。したがって、−上記加熱板42a、
43aによってはほとんど撹拌効果が現われず、これを
補強するため、各加熱板42a。
4、3 aの表面には複数の掻上板42b、・・・43
b。
・・・が突設されている。そして各掻上板42b。
43bは加熱板4.2a、43aに対し、表裏一体に形
成され、第7図にみられるように進行方向に対し、凹状
に湾曲して形成されている。
そして、前記した回転軸42.43は各加熱板42a、
・・・、43aに熱源が供給できるよう、中空パイプに
より形成され、両端は回転が拘束されないよう、ロータ
リジョイン1i9a、49bを介シて、熱媒導入間50
及びドレンパイプ51に接続されている。容器底部2C
は掻上板42b。
・・・、43bとの相対運動で、濾過ケーキCが適度に
粉砕されるように、各軸4−2.43を中心とした円弧
に形成されている。
本実施例においては、スラリーSの濾過及び落下は前実
施例に従って行なわれ、濾過ケー−1−Cの撹拌・乾燥
は各回転軸4.2,4.3に取付けられた加熱板42a
、・・・、43a、 ・・・及び掻上板42b。
・・・、43b、 ・・・によって行なわれる。したが
って濾過・落下についての説明については前実施例に譲
り、ここでは主として撹拌・乾燥について説明する。
まず、熱媒導入管50を介してスチーム等の熱媒体を各
回転軸4.2,4.3に導入する。熱媒体の熱は回転軸
4.2.43を通しで加熱板42a、・・・43aに伝
わり、最終的にば掻上板42b、・・・243b、・・
・に達する。次いで、モータ41を駆動させ、両回転軸
42,4.3を回転させる。両回転軸42.43ば軸4
2.43間を」二から下へ向う方向に回転するから、こ
の回転により、各回転軸42.43に取付けられた加熱
板4.2a、43aが軸42,43の上方においては互
いに接近する方向に移動し、下方においては互いに退く
方向に移動する。したがって、軸の上方及び軸間におい
ては隣接する加熱板との協調作用によって剪断作用が生
しる。そして中央に落下した濾過ケーキCは軸42.4
3間に入り込み加熱板42a、43aに突設された掻」
二板42b、43bによって粉砕される。加熱板42a
、43aは軸42.43に対し、直角に増付けられてい
るから、軸が傾斜していても軸方向の移動は鈍く、粉砕
された濾過ケーキCば容器底部2Cを通り、容器壁面2
Bに沿って、軸41,4.3間に戻り、同じ作用を受り
る。
この間、加熱板42a、4.3a、及び掻」−板42h
43bとの間で熱の授受かなされ、濾過ケーキCが乾燥
する。濾過ケーキCがほどよく乾燥したところで、前実
施例同様にして取出す。
第8図は前実施例の変形例を示したものである。
前実施例ば2軸により構成されていたが、本実施例にか
かる撹拌・乾燥機60は1軸により構成され、その基本
となる回転軸61も容器下部に対し7、水平に配置され
ている。回転軸6】は前実施例同様中空パイプにより形
成され、また同しく容器2との間で気密が確保され46
2〜48b、支柱4.4a、44bにより回転可能に支
承されている。
両端はロータリジョイン1i9a、49bを介して熱媒
導入管50及びドレンパイプ5Iに接続されている。ま
た、モータ41との間は歯車45a〜45bにより連結
されている。
前実施例と異なるのは加熱板62、であり本実施例にお
いては第9図にみられるように円形に形成され、それも
中央に取付けた加熱板62が最も大きく、両端に行くに
したがって小径に形成されている。この形状に合わせて
、容器底部2Cは一方においては円弧、他方においては
角に形成されている。そして加熱板62には前実施例同
様の掻上板63.・・・が設けられている。
この実施例においては濾過ケーキが容器底部2Cに沿っ
て摺り落ち、その間、各掻上板63によって掻上げられ
、中央に集った粉体は上方において二方向に振り分けら
れ、更に同様の繰り返しが行なわれる。この間に濾過ケ
ーキが乾燥され、粉末状態で取り出される。
以上の説明で、濾過ケーキの加熱・乾燥に熱媒体を用い
た加熱板、ジャケット等を示して来たが、本発明におい
てはこれらに替えてマイクロ波を用いた加熱装置も用い
ることができる。また、濾過機は1つとは限らず、複数
設けることが可能であす、この場合は、供給口に切換バ
ルブを設け、一方の濾過機が転倒させられているときは
、他方の濾過機に供給し、スラリーを止めることなく、
連続的に供給させることもできる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、濾過と撹拌・乾
燥を同時に行なうことができるので、装置を大型にしな
くても処理量を増大させることができる。また、濾過機
のみの転倒で済むから、容器全体を回転させるのに比べ
て装置が簡単となり、所要馬力も低減する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示した縦断面図、第2図は
第1図のn−n断面図、第3図は濾過枠の転倒状態を示
した説明図、第4図は水平面における撹拌状況を示した
説明図、第5図は鉛直面における撹拌状況を示した説明
図、第6図は他の実施例を示した縦断面図、第7図は第
6図の■−■断面図、第8図は第6図の変形例を示した
縦断面図、第9図は第8図のIX−IX断面図である。 2・・・容器、2A・・・容器上部、2B・・・容器下
部、2C・・・容器底部、3・・・供給口、4・・・取
出口、5・・・濾過機、6・・・濾過枠、7a、7b・
・・回転軸、13・・・ロータリジヨイント、14・・
・排液管、15・・・濾液タンク、16・・・濾液ポン
プ、17・・・転倒手段、21.40.60・・・撹拌
乾燥機。 第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)容器の上部に、スラリーを容器内に導入する供給
    口を、容器の底部に、乾燥物の取出口をそれぞれ設け、
    供給口の下方においてスラリーを濾過し、濾液を容器外
    に排出する濾過機を容器内において転倒可能に設けると
    ともにその濾過機に付随して転倒手段を設け、かつ容器
    の下部に、濾過ケーキを撹拌しながら乾燥させる乾燥機
    を設けたことを特徴とする濾過乾燥機。
JP62134022A 1987-05-29 1987-05-29 濾過乾燥機 Expired - Fee Related JP2548007B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5834038A (ja) * 1981-08-21 1983-02-28 Tsukishima Kikai Co Ltd 反応・「ろ」過・乾燥方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5834038A (ja) * 1981-08-21 1983-02-28 Tsukishima Kikai Co Ltd 反応・「ろ」過・乾燥方法

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