JPS6329612B2 - - Google Patents
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- JPS6329612B2 JPS6329612B2 JP154080A JP154080A JPS6329612B2 JP S6329612 B2 JPS6329612 B2 JP S6329612B2 JP 154080 A JP154080 A JP 154080A JP 154080 A JP154080 A JP 154080A JP S6329612 B2 JPS6329612 B2 JP S6329612B2
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- Japan
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- wire
- hot
- die
- light source
- wire drawing
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000005491 wire drawing Methods 0.000 claims description 20
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 12
- 238000000034 method Methods 0.000 description 10
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 2
- 229910052724 xenon Inorganic materials 0.000 description 2
- FHNFHKCVQCLJFQ-UHFFFAOYSA-N xenon atom Chemical compound [Xe] FHNFHKCVQCLJFQ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Metal Extraction Processes (AREA)
- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は金属線材を連続的に加熱しながらダイ
スを通して伸線加工する熱間伸線装置の改良に関
するもので、特に熱線を線材上に集光して非接触
的に線材を有効に急速加熱することにより伸線速
度の増大を図つたものである。
スを通して伸線加工する熱間伸線装置の改良に関
するもので、特に熱線を線材上に集光して非接触
的に線材を有効に急速加熱することにより伸線速
度の増大を図つたものである。
ダイスを通して線材を引抜く伸線加工法は広く
用いられており、また加工性の悪い線材を、線材
又は/及びダイスを加熱しながら該ダイスを通し
て引抜く、熱間伸線加工法が用いられている。熱
間伸線加工法における線材の加熱には種々の方法
が知られており、それぞれ加工条件によつて適宜
選択使用されている。最も一般的なものは、電気
炉又はガスバーナーを用い、ダイスの前方で線材
を加熱するものである。
用いられており、また加工性の悪い線材を、線材
又は/及びダイスを加熱しながら該ダイスを通し
て引抜く、熱間伸線加工法が用いられている。熱
間伸線加工法における線材の加熱には種々の方法
が知られており、それぞれ加工条件によつて適宜
選択使用されている。最も一般的なものは、電気
炉又はガスバーナーを用い、ダイスの前方で線材
を加熱するものである。
しかしこの方法は熱伝達効率が低く、電気炉又
はガスバーナーの加熱能力を大きくしても、線材
を急速に加熱することは困難なため、伸線速度を
大きくすることができない欠点があつた。また線
材にエネルギーを集中させて該線材を急速加熱す
る方法として、線材に直接電流を流す通電加熱方
法が知られている。この方法は線材に直接電流を
流すもので、電流を増大することにより、より速
く線材を加熱することができるため、理論的には
伸線速度を増大することができるものである。
はガスバーナーの加熱能力を大きくしても、線材
を急速に加熱することは困難なため、伸線速度を
大きくすることができない欠点があつた。また線
材にエネルギーを集中させて該線材を急速加熱す
る方法として、線材に直接電流を流す通電加熱方
法が知られている。この方法は線材に直接電流を
流すもので、電流を増大することにより、より速
く線材を加熱することができるため、理論的には
伸線速度を増大することができるものである。
しかしながら通電加熱には電源と線材間を電気
的に接触させる必要があり、実際には加工用潤滑
剤の使用等により大電流を良好な状態で通電する
ことは困難な場合が多い。
的に接触させる必要があり、実際には加工用潤滑
剤の使用等により大電流を良好な状態で通電する
ことは困難な場合が多い。
本発明はこれに鑑み、種々検討の結果、熱線を
線材上に集光することにより、非接触的に線材を
有効に急速加熱することに成功し、熱間伸線装置
を開発したもので、熱線光源と、該光源からの熱
線を線材上に集光する集光器と、熱線を集光して
加熱した線材を通す伸線用ダイスとからなり、熱
線により線材を連続的に急速加熱し、直ちにダイ
スを通して伸線加工することを特徴とするもので
ある。
線材上に集光することにより、非接触的に線材を
有効に急速加熱することに成功し、熱間伸線装置
を開発したもので、熱線光源と、該光源からの熱
線を線材上に集光する集光器と、熱線を集光して
加熱した線材を通す伸線用ダイスとからなり、熱
線により線材を連続的に急速加熱し、直ちにダイ
スを通して伸線加工することを特徴とするもので
ある。
これを図に示す実施例について説明する。
第1図は本発明熱間伸線装置の一例を示す側断
面図、第2図は同正面図で、図においてaは伸線
加工用線材、1はダイス支持具、2は伸線用ダイ
ス、3は集光器を示し、線材aはダイス支持具2
に支持されたダイス2を通して図には示していな
いが引取機により引抜かれて伸線加工される。ダ
イス2の前方には熱線を線材aに集光して、該線
材aを加熱する集光器3が設けられている。この
集光器3は一方の焦点に熱線光源である線状ヒー
ター4を取付け、他方の焦点を線材a上に合せた
楕円状反射板5からなり、線状ヒーター4から発
生した熱線は矢印で示すように反射板5で反射し
て線材a上に集光し、線材aは伸線方向(図の矢
印方向)に移動する間に所望の温度に急速加熱さ
れる。加熱された線材aはダイス2を通して伸線
加工される。
面図、第2図は同正面図で、図においてaは伸線
加工用線材、1はダイス支持具、2は伸線用ダイ
ス、3は集光器を示し、線材aはダイス支持具2
に支持されたダイス2を通して図には示していな
いが引取機により引抜かれて伸線加工される。ダ
イス2の前方には熱線を線材aに集光して、該線
材aを加熱する集光器3が設けられている。この
集光器3は一方の焦点に熱線光源である線状ヒー
ター4を取付け、他方の焦点を線材a上に合せた
楕円状反射板5からなり、線状ヒーター4から発
生した熱線は矢印で示すように反射板5で反射し
て線材a上に集光し、線材aは伸線方向(図の矢
印方向)に移動する間に所望の温度に急速加熱さ
れる。加熱された線材aはダイス2を通して伸線
加工される。
この装置によれば、線状ヒーター4から発生し
た熱線は楕円状反射板で全て線材a上に集光さ
れ、線材aを効率的に加熱し、線材aは連続的に
加熱されるため、伸線速度を高めることができ
る。また比較的太い線材まで伸線加工できる利点
を有している。
た熱線は楕円状反射板で全て線材a上に集光さ
れ、線材aを効率的に加熱し、線材aは連続的に
加熱されるため、伸線速度を高めることができ
る。また比較的太い線材まで伸線加工できる利点
を有している。
第3図は本発明熱間伸線装置の他の一例を示す
側断面図で、第1図の場合と同様、線材aはダイ
ス支持具に支持されたダイス2を通して引抜か
れ、伸線加工される。ダイス2の前方には一方の
焦点に点状光源であるキセノンアークランプ4′
を取付け、他方の焦点を線材a上に合せた回転楕
円体状の反射板5′からなる集光器3が設けられ、
キセノンアークランプ4′から発生した熱線は矢
印で示すように反射板5′により全て線材a上の
1点に集光する。従つて線材aはダイス2の直前
で最も効果的に加熱され、直ちにダイス2を通し
て引抜かれ、伸線加工される。この装置は線材a
をスポツト的に加熱するもので、比較的細い線の
伸線加工に適している。
側断面図で、第1図の場合と同様、線材aはダイ
ス支持具に支持されたダイス2を通して引抜か
れ、伸線加工される。ダイス2の前方には一方の
焦点に点状光源であるキセノンアークランプ4′
を取付け、他方の焦点を線材a上に合せた回転楕
円体状の反射板5′からなる集光器3が設けられ、
キセノンアークランプ4′から発生した熱線は矢
印で示すように反射板5′により全て線材a上の
1点に集光する。従つて線材aはダイス2の直前
で最も効果的に加熱され、直ちにダイス2を通し
て引抜かれ、伸線加工される。この装置は線材a
をスポツト的に加熱するもので、比較的細い線の
伸線加工に適している。
尚図において6は反射板5,5′の保護板を示
し、該保護板6は必要に応じて冷却されるように
なつている。また何れも1個の熱線光源を用いた
例について説明したが、複数個の光源を用いて加
熱することができる。更には線材aの周囲に放射
状に集光器を設けて線材を加熱してもよい。
し、該保護板6は必要に応じて冷却されるように
なつている。また何れも1個の熱線光源を用いた
例について説明したが、複数個の光源を用いて加
熱することができる。更には線材aの周囲に放射
状に集光器を設けて線材を加熱してもよい。
このように本発明装置によれば、非接触的に線
材を有効に急速加熱して伸線加工することが可能
となり、伸線速度を増大し得る顕著な効果を奏す
るものである。
材を有効に急速加熱して伸線加工することが可能
となり、伸線速度を増大し得る顕著な効果を奏す
るものである。
第1図は本発明熱間伸線装置の一実施例を示す
側断面図、第2図は同正面図、第3図は本発明装
置の他の一実施例を示す側断面図である。 a……線材、1……ダイス支持具、2……ダイ
ス、3……集光器、4,4′……熱線光源、5,
5′……反射板。
側断面図、第2図は同正面図、第3図は本発明装
置の他の一実施例を示す側断面図である。 a……線材、1……ダイス支持具、2……ダイ
ス、3……集光器、4,4′……熱線光源、5,
5′……反射板。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 熱線光源と、該光源からの熱線を線材上に集
光する集光器と、熱線を集光して加熱した線材を
通す伸線用ダイスとからなり、熱線により線材を
連続的に急速加熱し、直ちにダイスを通して伸線
加工することを特徴とする熱間伸線装置。 2 一方の焦点に熱線光源を設け、他方の焦点を
線材上に合せた楕円状又は回転楕円状の反射板か
らなる集光器を用いる特許請求の範囲第1項記載
の熱間伸線装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP154080A JPS5699012A (en) | 1980-01-10 | 1980-01-10 | Hot wire drawing apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP154080A JPS5699012A (en) | 1980-01-10 | 1980-01-10 | Hot wire drawing apparatus |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5699012A JPS5699012A (en) | 1981-08-10 |
JPS6329612B2 true JPS6329612B2 (ja) | 1988-06-14 |
Family
ID=11504350
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP154080A Granted JPS5699012A (en) | 1980-01-10 | 1980-01-10 | Hot wire drawing apparatus |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5699012A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06154856A (ja) * | 1992-11-20 | 1994-06-03 | Kawasaki Steel Corp | 金属帯巻き取り用ゴムスリーブ |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104785561B (zh) * | 2015-04-09 | 2017-10-24 | 江苏中辰电缆有限公司 | 一种用于电线电缆拉丝过程中金属粉屑减少的方法 |
-
1980
- 1980-01-10 JP JP154080A patent/JPS5699012A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06154856A (ja) * | 1992-11-20 | 1994-06-03 | Kawasaki Steel Corp | 金属帯巻き取り用ゴムスリーブ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5699012A (en) | 1981-08-10 |
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