JPS63295973A - 誘導コイルの損失測定方法 - Google Patents
誘導コイルの損失測定方法Info
- Publication number
- JPS63295973A JPS63295973A JP12986487A JP12986487A JPS63295973A JP S63295973 A JPS63295973 A JP S63295973A JP 12986487 A JP12986487 A JP 12986487A JP 12986487 A JP12986487 A JP 12986487A JP S63295973 A JPS63295973 A JP S63295973A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- loss
- measured
- induction coil
- current
- coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000006698 induction Effects 0.000 title claims abstract description 25
- 238000005259 measurement Methods 0.000 title claims description 9
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims abstract description 18
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims abstract description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000000691 measurement method Methods 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 239000002826 coolant Substances 0.000 description 1
- 238000011161 development Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 1
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 229910052734 helium Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000001307 helium Substances 0.000 description 1
- SWQJXJOGLNCZEY-UHFFFAOYSA-N helium atom Chemical compound [He] SWQJXJOGLNCZEY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005339 levitation Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000012795 verification Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は低損失誘導コイルの損失測定に好適する誘導コ
イルの損失測定方法に関するものである。
イルの損失測定方法に関するものである。
(従来技術とその問題点)
最近における著しい超電導技術の進歩に伴い、従来のコ
イルに比べて損失が著しく少ない超電導コイルが磁気浮
上列車の走行用コイルや、発電機の電機子コイルその他
への利用が進められつつあるが、その製作に当たっては
損失を実際に測定してその効率がどの程度であるかを実
証する必要がある。
イルに比べて損失が著しく少ない超電導コイルが磁気浮
上列車の走行用コイルや、発電機の電機子コイルその他
への利用が進められつつあるが、その製作に当たっては
損失を実際に測定してその効率がどの程度であるかを実
証する必要がある。
しかし超電導コイルの場合その損失は例えば容量がIM
Hの場合その100万分の1の1−程度であって、容量
が同程度の従来の誘導コイルに比べて著しく小さい。従
って通常コイルの損失測定に用いられている電力計によ
る方法によってはその測定は殆ど不可能である。また超
電導コイルの損失測定に用いられているコイルに一定電
流を通電しておき、コイルの冷却媒体例えば液体ヘリウ
ムの一定時間内における蒸発量を測定する方法をとって
も、その測定精度は低(、これに加えて測定操作が面倒
である欠点がある。従って、測定方法の確立は超電動技
術の発展にとって重要である。
Hの場合その100万分の1の1−程度であって、容量
が同程度の従来の誘導コイルに比べて著しく小さい。従
って通常コイルの損失測定に用いられている電力計によ
る方法によってはその測定は殆ど不可能である。また超
電導コイルの損失測定に用いられているコイルに一定電
流を通電しておき、コイルの冷却媒体例えば液体ヘリウ
ムの一定時間内における蒸発量を測定する方法をとって
も、その測定精度は低(、これに加えて測定操作が面倒
である欠点がある。従って、測定方法の確立は超電動技
術の発展にとって重要である。
そこで本発明者は先に従来方法におけるような絶対測定
ではなく、損失が既知の標準コンデンサとの相対比較に
よって損失を求める方法を提案した(特願昭62−53
827号参照)。
ではなく、損失が既知の標準コンデンサとの相対比較に
よって損失を求める方法を提案した(特願昭62−53
827号参照)。
この方法は例えば第1図のように、交流電源(3)に並
列に接続された被測定誘導コイル(1)と、損失角δ。
列に接続された被測定誘導コイル(1)と、損失角δ。
が既知の標準コンデンサ(2)に得られる電流iLの1
80°反転電流tLT とicの位相差角θを時間に
換算して測定し、この測定値から求めた時間へTと既知
である標準コンデンサ(2)の損失角δ。
80°反転電流tLT とicの位相差角θを時間に
換算して測定し、この測定値から求めた時間へTと既知
である標準コンデンサ(2)の損失角δ。
などから、
E−iL’5in(2πΔt/T−δc> ・−−−
−−−−−−(t)ただし E:交流電源(3)の電圧
、 へT:位相差θの時間換算値、 T:周期 により被測定誘導コイル(1)の損失を求めるものであ
る。
−−−−−−(t)ただし E:交流電源(3)の電圧
、 へT:位相差θの時間換算値、 T:周期 により被測定誘導コイル(1)の損失を求めるものであ
る。
この方法によれば超電導コイルのように損失がそのVA
容量の1/10’のように著しく小さく位相差角θも著
しく小さくとも、これを時間に換算したときの時間は電
源周波数50Hzにおいて30ns程度である。従って
現在周知の時間計測技術によって十分な精度のもとに容
易に計測できるし低損失誘導コイルの損失を十分な精度
のもとに面単容易に測定できる特徴を有する。
容量の1/10’のように著しく小さく位相差角θも著
しく小さくとも、これを時間に換算したときの時間は電
源周波数50Hzにおいて30ns程度である。従って
現在周知の時間計測技術によって十分な精度のもとに容
易に計測できるし低損失誘導コイルの損失を十分な精度
のもとに面単容易に測定できる特徴を有する。
ところでこの方法は交流電源として一般に得易い商用周
波数電源を用いるのが便利であるが、商用周波数電源で
は周波数が最高0.1%程度即ち50Hzで0.05H
z程度の変動は避けられない。このためこの方法におい
て商用周波数電源を用いた場合には、被測定誘導コイル
のVA容量の10−3から10−4程度の損失(W)シ
か測定し得ない精度であって、それより小さい損失のコ
イルには適用できない。
波数電源を用いるのが便利であるが、商用周波数電源で
は周波数が最高0.1%程度即ち50Hzで0.05H
z程度の変動は避けられない。このためこの方法におい
て商用周波数電源を用いた場合には、被測定誘導コイル
のVA容量の10−3から10−4程度の損失(W)シ
か測定し得ない精度であって、それより小さい損失のコ
イルには適用できない。
(発明の目的)
本発明は上記の如き方法による誘導コイルの損失測定精
度の向上を目的としてなされたものである。次に本発明
を実施例回路図を用いて説明する。
度の向上を目的としてなされたものである。次に本発明
を実施例回路図を用いて説明する。
(問題点を解決するための本発明の手段)第2図は本発
明の一実施例回路図であって、本発明の特徴とするとこ
ろは次の点にある。即ち第1には第2図に示すように発
振周波数が測定に必要な高い安定度と分解能を持ち、し
かも発振周波数を高安定度かつ高精度で設定できる発振
器(4)を測定電源として用いるようにした点にある。
明の一実施例回路図であって、本発明の特徴とするとこ
ろは次の点にある。即ち第1には第2図に示すように発
振周波数が測定に必要な高い安定度と分解能を持ち、し
かも発振周波数を高安定度かつ高精度で設定できる発振
器(4)を測定電源として用いるようにした点にある。
また第2には電力増幅器(5)と変圧器(6)を介して
得られた発振器(4)の出力を、可変容量コンデンサ(
7)を介して被測定誘導コイル(1)と標準コンデンサ
(2)の並列接続回路に加えるように形成する。そして
可変容量コンデンサ(7)の調節により被測定誘導コイ
ル(1)のインダクタンスLとの共振をとるようにして
、出力の大きい発振器を必要とすることなく測定に充分
な電流を流しうるようにした点にある。
得られた発振器(4)の出力を、可変容量コンデンサ(
7)を介して被測定誘導コイル(1)と標準コンデンサ
(2)の並列接続回路に加えるように形成する。そして
可変容量コンデンサ(7)の調節により被測定誘導コイ
ル(1)のインダクタンスLとの共振をとるようにして
、出力の大きい発振器を必要とすることなく測定に充分
な電流を流しうるようにした点にある。
このようににすれば被測定誘導コイル(1)に周波数が
既知であって高精度の交流電流を流すことができる。従
って、被測定誘導コイル(1)の電流!。
既知であって高精度の交流電流を流すことができる。従
って、被測定誘導コイル(1)の電流!。
を第2図のように磁気回路(8)によって180°反転
して第3図中に点線によって図示する電流IL”を得る
と共に、標準コンデンサ(2)に流れる電流■。
して第3図中に点線によって図示する電流IL”を得る
と共に、標準コンデンサ(2)に流れる電流■。
を磁気回路(9)によって同相のまま検出して第3図中
に実線で図示する電流■。を検出する。そして例えば電
流1%の零点t、と1.の零点t2を検出してその検出
信号により力ろンタを制御して零点t1からtzまでの
間クロックパルスを計数して位相差θを時間差Δtとし
て求めれば、前記(1)式により高い測定精度で誘導コ
イル(1)の損失を測定できる。
に実線で図示する電流■。を検出する。そして例えば電
流1%の零点t、と1.の零点t2を検出してその検出
信号により力ろンタを制御して零点t1からtzまでの
間クロックパルスを計数して位相差θを時間差Δtとし
て求めれば、前記(1)式により高い測定精度で誘導コ
イル(1)の損失を測定できる。
また更に検出された誘導コイル(1)の電流I L (
a)、標準コンデンサ(2)の電流■。、通電電流の周
波数f (llz)、既知である標準コンデンサ(2)
の容量(F)などから、次式により被測定コイル(1)
の容@ L (H)を求めうる。
a)、標準コンデンサ(2)の電流■。、通電電流の周
波数f (llz)、既知である標準コンデンサ(2)
の容量(F)などから、次式により被測定コイル(1)
の容@ L (H)を求めうる。
IL (2πf)1・C
(発明の効果)
以上から明らかなように本発明によれば、超電導コイル
のような低損失誘導コイルの損失を高い精度で測定する
ことがてきるので、超電導コイルの性能実証などに用い
て効果大である。
のような低損失誘導コイルの損失を高い精度で測定する
ことがてきるので、超電導コイルの性能実証などに用い
て効果大である。
実験によれば損失の測定精度を〔損失(W)/容量(V
A) )で10−7以上に高めうることが確かめられた
。
A) )で10−7以上に高めうることが確かめられた
。
第1図は誘導コイルの損失測定回路図、第2図および第
3図は、本発明の一実施例回路図および説明用波形図で
ある。 (1)・・・被測定誘導コイル、 (2)・・・標準コ
ンデンサ、(3)・・・交流電源、 (4)・・・発振
器、 (5)・・・電力増幅器、 (6)・・・変圧器
、 (7)・・・可変容量コンデンサ、(8)・・・電
流反転検出用磁気回路、 (9)・・・電流検出用磁気
回路。 +1(¥]
3図は、本発明の一実施例回路図および説明用波形図で
ある。 (1)・・・被測定誘導コイル、 (2)・・・標準コ
ンデンサ、(3)・・・交流電源、 (4)・・・発振
器、 (5)・・・電力増幅器、 (6)・・・変圧器
、 (7)・・・可変容量コンデンサ、(8)・・・電
流反転検出用磁気回路、 (9)・・・電流検出用磁気
回路。 +1(¥]
Claims (1)
- 同一交流電源に接続した被測定誘導コイルと、損失角が
既知の標準コンデンサに得られる電気量の位相差角を時
間に換算して測定し、この測定値から求めた位相差角か
ら既知である前記標準コンデンサの損失角を減算した角
度が、前記被測定誘導コイルの損失角を与えることを利
用して誘導コイルの損失を測定することを特徴とする誘
導コイルの損失測定方法において、前記交流電源を発振
周波数が高安定の発振器とし、その出力を前記被測定誘
導コイルのインダクタンスとの共振がとられる可変容量
コンデンサを介して被測定誘導コイルと標準コンデンサ
の接続回路に加えることを特徴とする誘導コイルの損失
測定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12986487A JPH0827310B2 (ja) | 1987-05-28 | 1987-05-28 | 誘導コイルの損失測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12986487A JPH0827310B2 (ja) | 1987-05-28 | 1987-05-28 | 誘導コイルの損失測定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63295973A true JPS63295973A (ja) | 1988-12-02 |
JPH0827310B2 JPH0827310B2 (ja) | 1996-03-21 |
Family
ID=15020165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12986487A Expired - Fee Related JPH0827310B2 (ja) | 1987-05-28 | 1987-05-28 | 誘導コイルの損失測定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0827310B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019132604A (ja) * | 2018-01-29 | 2019-08-08 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | リアクトル損失測定方法、リアクトル損失測定装置 |
CN112230050A (zh) * | 2020-10-13 | 2021-01-15 | 南京新康达磁业股份有限公司 | 一种金属软磁功率损耗测量改进装置及其工作方法 |
CN114325126A (zh) * | 2022-03-04 | 2022-04-12 | 浙江富特科技股份有限公司 | 一种电感的绕组损耗测量方法及系统 |
-
1987
- 1987-05-28 JP JP12986487A patent/JPH0827310B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019132604A (ja) * | 2018-01-29 | 2019-08-08 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | リアクトル損失測定方法、リアクトル損失測定装置 |
CN112230050A (zh) * | 2020-10-13 | 2021-01-15 | 南京新康达磁业股份有限公司 | 一种金属软磁功率损耗测量改进装置及其工作方法 |
CN112230050B (zh) * | 2020-10-13 | 2023-08-11 | 马鞍山新康达磁业有限公司 | 一种金属软磁功率损耗测量改进装置及其工作方法 |
CN114325126A (zh) * | 2022-03-04 | 2022-04-12 | 浙江富特科技股份有限公司 | 一种电感的绕组损耗测量方法及系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0827310B2 (ja) | 1996-03-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH10513549A (ja) | 副ループ動作された電流変圧器を有する直流及び交流電流センサ | |
JPS5824205A (ja) | 発振器の温度補償法および温度補償された発振器 | |
CN100460878C (zh) | 磁桥型功率传感器 | |
GB2064140A (en) | Measuring transducers for measuring magnetic fields | |
US4150358A (en) | Temperature measuring system for rotating machines | |
CN110031666A (zh) | 一种直流大电流测量装置及测量方法 | |
CN109696181A (zh) | Mhd角振动传感器的等效检测电路及其频带特性的修正方法 | |
JP2816175B2 (ja) | 直流電流測定装置 | |
JPS63295973A (ja) | 誘導コイルの損失測定方法 | |
US4449093A (en) | Circuit for measuring electrical properties | |
Gledhill et al. | A new method for measurement of the high field conductance of electrolytes (The Wien effect) | |
JPS63218872A (ja) | 誘導コイルの損失測定方法 | |
RU2115131C1 (ru) | Устройство для определения тангенса угла диэлектрических потерь | |
JP2001241983A (ja) | 電磁流量計 | |
Perederko | Development of a high sensitive inductive movement sensor | |
JPH0219884B2 (ja) | ||
Shi et al. | Simulation Research of Magnetic Modulation Sensor Based on Permalloy | |
Chen | High-frequency core loss characteristics of amorphous magnetic alloy | |
Minkner et al. | A new flexible fiber optic current-measuring-system for AC-and DC-current in high voltage systems | |
JPS6182117A (ja) | 直流帰還型渦流距離計 | |
JPH0120646Y2 (ja) | ||
SU1107011A1 (ru) | Способ определени температуры обмотки электрической машины под нагрузкой | |
SU1620847A1 (ru) | Индукционный расходомер | |
Wakiwaka et al. | Characteristics of meander coil impedance with opened scale coil for linear sensor | |
RU2007691C1 (ru) | Устройство для измерения перемещений |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |