JPS63218872A - 誘導コイルの損失測定方法 - Google Patents

誘導コイルの損失測定方法

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JPS63218872A
JPS63218872A JP5382787A JP5382787A JPS63218872A JP S63218872 A JPS63218872 A JP S63218872A JP 5382787 A JP5382787 A JP 5382787A JP 5382787 A JP5382787 A JP 5382787A JP S63218872 A JPS63218872 A JP S63218872A
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JP
Japan
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loss
induction coil
angle
measured
coil
Prior art date
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Pending
Application number
JP5382787A
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English (en)
Inventor
Toshikatsu Tanaka
祀捷 田中
Mitsugi Akita
秋田 調
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Central Research Institute of Electric Power Industry
Original Assignee
Central Research Institute of Electric Power Industry
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は誘導コイルの損失測定法、特に超電導コイルの
ような低損失誘導コイルの損失測定方法に関するもので
ある。
(従来技術とその問題点) 最近における著しい超電導技術の進歩に伴い、従来のコ
イルに比べて損失が著しく少ない超電導コイルが磁気浮
上列車の走行用コイルや、発電機の電機子コイルその他
への利用が進められつつあるが、その製作に当たっては
損失を実際に測定してその効率がどの程度であるかを実
証する必要がある。
しかし超電導コイルの場合その損失は例えば容量がIM
Wの場合その100万分のlのIW程度であって、容量
が同程度の従来の誘導コイルに比べて著しく小さい。従
って通常コイルの損失測定に用いられている電力計によ
る方法によってはその測定は殆ど不可能である。また超
電導コイルの損失測定に用いられているコイルに一定電
流を通電しておき、コイルの冷却媒体例えば液体ヘリウ
ムの一定時間内における蒸発量を測定する方法をとって
も、その測定精度は低く、これに加えて測定操作が面倒
である欠点がある。従って、測定方法の確立は超電導技
術の発展にとって重要である。
(発明の目的) 本発明は超電導コイルなどの誘導コイルの微少な損失を
、程度高く節単に測定できる方法の提供を目的としてな
さたちのであって、次に図面を用いてその詳細を説明す
る。
(問題点を解決するための本発明の手段)本発明は前記
した従来方法におけるような絶対測定ではなく、損失が
既知の標準コンデンサとの相対比較によって求めようと
するものである。即ち、本発明は例えば第1図のよにう
交流電源3(電圧はE)に並列に接続された被測定誘導
コイル(1)と標準コンデンサ(2)を流れる電流iL
とicの位相差角θから、第2図のベクトル図のように
標準コンデンサ(2)の既知の損失角δCを差し引いた
(θ−δ、)が被測定誘導コイル(1)の損失角δ。
を与え、これからE−iLsin(θ−δC)によって
被測定誘導コイル(1)の損失を求めうろことを着想し
てなされたものである。
また更に前記したように超電導コイルのように損失がコ
イルのVA容量の1/10’のように著しく小さい場合
、損失角δLは著しく小さく、これに比例して位相差角
θも著しく小さいが、これを時間に換算したとき電源周
波数50Hzにおいて30ns程度となる。しかしこの
程度の時間Δtであれば現在の周知の時間計測技術によ
って十分な精度のもとに容易に計測出来る。従ってこれ
を利用すれば簡単容易に十分な精度で位相差角を求める
ことができ、これから、E−itsin(2πΔt/T
−δ)により低損失誘導コイルの損失を十分な精度のも
とに簡単容易に測定しうろことを着想して案出されたも
のである0次に本発明を実施例回路によって説明する。
(実施例の構成) 第3図は被測定誘導コイルと標準コンデンサを並列接続
し、それらに流れる電流の位相差角から損失を求めるよ
うにした本発明の一実施例回路図である。第3図におい
て(1)は被測定誘導コイル、(2)は損失角δ、が既
知の標準コンデンサであって、これらは並列接続されて
交流電源(3)に接続される。
(4)及び(5)はそれぞれ電流検出器であって、回路
に影口を及ぼさない変流器が使用される。(6)及び(
7)は入力インピーダンスが高くしかも入出力間に位相
差をもたない増幅器、(8)及び(9)はそれぞれ零点
パルス発生器であって、(8)には増幅器(6)の出力
が加えられ、(9)には図中[・J印のように(8)の
入力電圧と位相が180°異なるように増幅器(7)の
出力を180°反転させたものが加えられる。αQは水
晶発振器であって、十分な精度をもって計時できるよう
な周波数の計時用クロックパルスP0を送出する。aυ
はゲート回路であって、前記零点パルス発生器(8)の
出力パルス信号P、がゲートオン信号即ち計時開始信号
として加えられ、零点パルス発生器(9)の出力パルス
信号Ptがゲートオフ信号即ち計時終了信号として加え
られて、この間クロックパルス信号P0を通過させる。
α乃はカウンタであって、ゲート回路αDを通過したク
ロックパルスP0を計数し、位相差角θに比例した時間
Δtをカウントアツプする。Q3)は演算回路、αaは
表示回路であって、演算回路a■はここに加えられる電
源電圧E、被測定誘導コイル(1)の電流iLおよび位
相差角θに相当する時間Δtをディジタル化して、E−
iLsin(2yrΔt/T−δ)の演算を行って被測
定誘導コイル(1)の損失を表示回路αaに表示する。
(実施例の作用) 被測定誘導コイル(1)と標準コンデンサ(2)の並列
回路に電源(3)によって第4図(alの電圧Eを加え
る。
すると第4図(b)のように(90゛−δ、)だけ電圧
Eより遅れた電流iLが流れ、標準コンデンサ(2)に
は第4図(C)のように(90°−δL)だけ電圧Eよ
り進んだ電流tcが流れる。そして零点パルス検出器(
8)にはそのままの位相で電流iLに比例する電圧が加
えられ、検出器(9)には第4図(dlに示す電流tc
を180°反転した電流ゴ「に比例した電圧が与えられ
る。従って検出器(8)及び(9)の出力からは、第4
図(el (flのようにそれぞれIL+ Icの零点
において発生するパルス信号P+、Pzが送出されてゲ
ート回路αυに加えられる。ゲート回路αυは第4図(
glに示す水晶発振器α〔からのクロックパルスP0を
第4図(hlに示すようにパルス信号P + 、 P 
zによって定まる計時時間、即ち位相差角θに比例する
時間Δtだけ通過させ、カウンタ亜はこれを計数して時
間Δtをカウントアツプして、演算回路α旧よ被測定誘
導コイルの損失WLを前記した算出式即ち WL= E−Lsin(2πΔt/T−δe)  ・−
−−−(1)によって求める。
(他の実施例) 以上においては第3図に示したように被測定誘導コイル
(1)と標準コンデンサ(2)を並列接続して誘導コイ
ルの損失を測定する場合について説明した。
しかし第5図に示すように直列に接続しても測定できる
。この場合電源(3)により流れる第6図(a)の電流
Iによって被測定誘導コイル(1)に生ずる電圧eLは
第6図(b)のようになり、標準コンデンサ(2)に生
じた電圧ecを180°反転した電圧ecは第6図10
)のようになる。従ってこの両電圧を前記第3図に示し
たと同様に零点パルス検出器+81 (91に加えて、
これらの発生パルス間における時間だけクロツクパルス
PDを計数してΔtを求めれば、前記(11弐により被
測定誘導コイル(1)の損失WLを求めることができる
(発明の効果) 本発明は同一交流電源に接続されて電流が流されること
によって被測定誘導コイルと標準コンデンサに得られる
それぞれの電気量の位相差角が、被測定誘導コイルと標
準コンデンサの損失角の合成値を示し、これから標準コ
ンデンサの損失角を差引くことによって被測定誘導コイ
ルの損失角となることを利用し、前記の著しく小さい位
相差角を通常技術によって容易に正確に測定しうる時間
に変換して測定するものである。
従って従来行われている電力計法によっては不可能な超
電導コイルのような低損失誘導コイルの損失を温度上昇
測定のような面倒かつ低精度な方法を用いることなく容
易かつ正確に求めうる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の原理を示す回路図およびベ
クトル図、第3図及び第4図は本発明の一実施例回路図
および動作説明用波形図、第5図および第6図は本発明
の他の実施例を示す回路図および動作説明用波形図であ
る。 (1)・・・被測定誘導コイル、 δ、・・・その損失
角、W、・・・損失、iL・・・電流、 eL・・・電
圧、(2)・・・標準コンデンサ、 δ、・・・損失角
、ic・・・電流、 ec・・・電圧、 (3)・・・
交流電源、E・・・電源電圧、  ■・・・電流、 (
4) (5)・・・電流検出器、 +6) 17)・・
・増幅器、 (81(91・・・零点パルス発生器、 
QO)・・・水晶発振器、 αυ・・・ゲート回路、0
乃・・・カウンタ、 αト・・演算回路、 Oa・・・
表示回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 同一交流電源に接続した被測定誘導コイルと、損失角が
    既知の標準コンデンサに得られる電気量の位相差角を時
    間に換算して測定し、この測定値から求めた位相差角か
    ら既知である前記標準コンデンサの損失角を減算した角
    度が、前記被測定誘導コイルの損失角を与えることを利
    用して誘導コイルの損失を測定することを特徴とする誘
    導コイルの損失測定方法。
JP5382787A 1987-03-09 1987-03-09 誘導コイルの損失測定方法 Pending JPS63218872A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105807143A (zh) * 2016-05-30 2016-07-27 河北工业大学 一种精确测量变压器结构件杂散损耗的方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS559126A (en) * 1978-07-04 1980-01-23 Mitsubishi Electric Corp Tangent delta measuring apparatus

Patent Citations (1)

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