JPS63295876A - 密閉型電動圧縮機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、冷媒ガスを吸込管から吸込マフラを介して、
直接シリンダへ導く構造の密閉型電動圧縮機に関するも
のである。

従来の技術 近年密閉型電動圧縮機は冷凍装置の分野に幅広く普及さ
れ、特に密閉型圧縮機の信頼性は製品安全面に大きく寄
与している。

以下図面を参照しながら、上述した従来の密閉型電動圧
縮機の一例について説明する。

第３図及び第４図は従来の密閉型電動圧縮機の構造を示
す。

第３図において、１は電動圧縮機の密閉容器である。２
は電動要素で；固定子２回転子及びこの回転子に直接固
定されたクランク軸３によって構成されている。

４は圧縮要素であって、シリンダヘッド６、シリンダ６
、ピストン了及び前記クランク軸３の偏心部に連結され
た連接棒８によって構成される。

この圧縮要素４はスプリング（図示せず）にて密閉容器
１内に弾性支持されている。

９は密着コ４ルバネ状の吸入管、１ｏは吸入マフラで、
下方がシリンダヘッド６の吸込口１１に圧挿入され、シ
リンダ６と連通ずる接続管部１２を吸入マフラ１ｏと同
一材質で一体に形成されている。

第４図は、吸入マフラ１ｏの側面断面図を示しており、
接続管部１２は吸入マフラ１０とシリンダヘッド６の吸
込口１１と連通している。

以上のように構成された従来の密閉型電動圧縮機につい
て、以下その動作について説明する。電動要素２が起動
すると、ピストン７がシリンダ６内を往復し冷媒ガス（
図示せず）を吸込、圧縮。

吐出する。

発明が解決しようとする問題点 上記従来例の構成においては、接続管部１２は、密着コ
イルバネ状の吸入管９．吸入マフラ１０゜接続管部１２
を通過した後、シリンダヘッド５を通りシリンダ６内に
吸込まれるが、圧縮要素４及び吐出されるガスからの発
生熱によシ、シリンダヘッド５に圧挿入されている接続
管部１２は、高温雰囲気中にさらされる。この為、接続
管部１２と吸入マフラ１０は一体に形成されている為、
吸込ガス温度が低く吸入マフラは低い雰囲気にもかかわ
らず、比較的高価な耐熱温度の高い樹脂を用いていなけ
ればならない。

本発明は、上記欠点に対し直結型吸入マフラの目的を変
えることなく、コストダウン、吸入マフラの耐熱性の信
頼性を向上させる密閉型電動圧縮機を提供するものであ
る。

問題点を解決するだめの手段 上記問題点を解決するために本発明の密閉型電動圧縮機
は、電動要素及びシリンダヘッドと、このシリンダヘッ
ドに係合される連通部及びマフラ室を形成する本体部と
からなる吸込マフラを備えた圧縮要素とを密閉容器内に
収納し、前記吸込マフラの連通部の材質を吸込マフラの
本体部の材質より耐熱性の高い樹脂で形成したものであ
る。

作　　用 本発明は上記した構成によって、吸込マフラのコストダ
ウンを図ると共に、高温雰囲気中にさらされる連通部に
適切な材質を用いることによシ信頼性の向上をはかるこ
とができる。

実施例 以下、本発明の一実施例について、第１図及び第２図を
参照しながら説明する。

第１図及び第２図は、本発明の密閉型電動圧縮機の構造
を示す。

図において、前記従来例と同じ番号を付したものけ、前
記従来例と同一構成であるので、詳細な説明は省略する
。

第１図及び第２図は本発明の一実施例の密閉型電動圧縮
機を示すものである。第１図に於いて、２１は本発明の
密閉型電動圧縮機である。２２は吸込ガス導入路であシ
、密閉容器２３に固定し、内方にて上方に立ち上る吸込
管２４と、前記吸込管２４に下端を圧入固定した密着コ
イルバネ２６と、前記密着コイルバネ２６の上端に圧入
固定した挿入管２６から成っている。２７は吸込マフラ
で、マフラ室２７″を形成する本体部２７と連通部２８
から構成されている。

第２図は吸込マフラ２７の側面断面図を示しており、連
通部２８は一端が吸込マフラ２７の本体部２７′と凸凹
勘合し、他端がシリンダヘッド２９の吸込孔３ｏと係合
し、吸込マフラ２７の本体部２７とシリンダヘッド２９
の吸込孔３０を連通する。前記吸込孔３ｏは、パルププ
レート３１の吸込口３２に対向せしめる。３３は吐出室
、３４はパルププレート３１に設けられた吸込口３２を
開閉する吸込パルプリード、３６はシリンダ、３６は前
記シリンダ３５内に挿入されたピストンである０ 以上のように構成された密閉型電動圧縮機について、以
下その動作を説明する。

電動要素２が起動すると、ピストン３６がシリンダ３５
内を往復し、戻り冷媒ガスを吸込、圧縮。

吐出する。

この時、ピストン３６の往復により発生する熱や、吐出
される冷媒ガスの温度によシ、シリンダヘッド２９は最
も高温にさらされる。従ってシリンダヘッド２９の吸込
孔３ｏに係合している連通部２８は高温雰囲気中にさら
される為連通部２８は吐出ガス温度以上の耐熱性を有し
たプラスチック等の樹脂で形成されねばならない。しか
し吸込マフラは戻り冷媒ガスにより冷却され、吸込マフ
ラの本体部２７は低い耐熱温度を有したプラスチック等
の樹脂で可能である。したがって、高温雰囲気中にさら
される連通部２８と低い温度にて使用される吸込マフラ
の本体部２７を異なったプラスチック等の樹脂で吸込マ
フラを形成することにより、吸込マフラの本体部は比較
耐熱温度が低くい為コスト的に安価である。また、密閉
型電動圧縮機のシリーズ化に於いて、吐出ガス温度が高
い密閉型電動圧縮機に於いては連通部２８のみを、耐熱
温度の高いプラスチック等の樹脂で形成することにより
、信頼性の向上を図ることができる。

発明の効果 以上のように本発明は、吸込マフラの連通部の材質のみ
を吸込マフラの本体部の材質より耐熱性の高い樹脂で形
成したことにより、密閉型電動圧縮機のコストダウン、
また吸込マフラの信頼性を向上することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における密閉型電動圧縮機の
断面図、第２図は本発明の密閉型電動圧縮機の要部拡大
断面図、第３図は従来の密閉型電動圧縮機の断面図、第
４図は従来の密閉型電動圧縮機の要部拡大断面図である
。 １・・・・・・密閉容器、２・・・・・・電動要素、４
・・・・・・圧縮要素、２１・・・・・・密閉型電動圧
縮機、２７・・・・・・吸込マフラ、２７・・・・・・
本体部、２ゲ・・・・・・マフラ室、２８・・・・・・
連通部、２９・・・・・・シリンダヘッド、３ｏ・・・
・・・吸込孔。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名２３
−　字間容器 第１図 勿 ２７′−衣依祁 ａ″−マフラ室 ２７−ｒＩＬ込マフラ ３０−　　吸込ＪＬ 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電動要素及びシリンダヘッドと、このシリンダヘッドに
   係合される連通部及びマフラ室を形成する本体部とから
   なる吸込マフラを備えた圧縮要素とを密閉容器内に収納
   し、前記吸込マフラの連通部の材質を吸込マフラの本体
   部の材質より耐熱性の高い樹脂で形成した密閉型電動圧
   縮機。