JPS63294611A - 架橋ポリエチレン絶縁架空ケ−ブル - Google Patents

架橋ポリエチレン絶縁架空ケ−ブル

Info

Publication number
JPS63294611A
JPS63294611A JP62129526A JP12952687A JPS63294611A JP S63294611 A JPS63294611 A JP S63294611A JP 62129526 A JP62129526 A JP 62129526A JP 12952687 A JP12952687 A JP 12952687A JP S63294611 A JPS63294611 A JP S63294611A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
copper
conductor
triazole
crosslinked
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62129526A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Ijiri
井尻 康夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Cable Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Cable Industries Ltd
Priority to JP62129526A priority Critical patent/JPS63294611A/ja
Publication of JPS63294611A publication Critical patent/JPS63294611A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/14Extreme weather resilient electric power supply systems, e.g. strengthening power lines or underground power cables

Landscapes

  • Insulated Conductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 皮栗上皇五里圀団 本発明は、銅導体直上に銅防錆剤を保有するセパレータ
テープを施してなる新規な架橋ポリエチレン絶縁架空ケ
ーブルに関する。
従来優挟歪 ポリエチレン絶縁架空ケーブルにおける銅導体の応力腐
食にもとずく切断事故を防止するために銅導体直上に銅
防w4割を塗布することが行われているが、この方法は
銅導体直上への銅防錆剤の塗布量が少量であるために防
食効果の持続期間が極めて短い欠点がある。このために
上記の提案に代わって、ポリエチレン絶縁層中に防錆剤
を混合する提案もある。ポリエチレン絶縁層中に混合さ
れた銅防錆剤は、徐々に銅導体側に移行して防食作用を
なし、またポリエチレン絶縁層中には大量の銅防錆剤を
配合することができる長所もあるのでこの提案は一般に
実用上類る有用であると期待されている。
ところで、絶縁層が架橋ポリエチレンである場合、ケー
ブル製造時においてw4導体直上に被覆した未架橋のポ
リエチレン組成物を加圧下に加熱架橋する必要があるが
、このとき加圧によって未架橋のポリエチレン組成物が
銅導体間の間隙に流入する問題がある。この問題の解決
のため、銅導体直上に予め上記の流入防止のためのポリ
エステルなどのセパレータテープを巻回することが行わ
れている。しかしながら、このセパレータテープの存在
によって架橋ポリエチレン絶縁層から移行してきた銅防
錆剤が遮断されて、防食が充分に達成されないという別
の問題がある。
”べ    占 上記の事情から、本発明者らは先にセパレータテープと
して銅防錆剤を保有するもの、たとえば銅防錆剤含有不
織布テープを使用する検討を行った。テープ構造を工夫
することにより該テープに多量の銅防錆剤を保有させる
ことができ、しかもそれを銅導体直上に施すことにより
上記した従来の種々の問題が解決された。しかしながら
、セパレーターテープとして銅防錆作用の優れたトリア
ゾール系化合物を含有したものを用いる場合、次に述べ
る新たな問題が生じることがわかった。
すなわち、セパレーターテープを用いて架橋ポリエチレ
ン絶縁架空ケーブルを製造する場合、銅導体直上にセパ
レーターテープを施し、その上に有機過酸化物架橋剤を
配合した未架橋ポリエチレン組成物を押出成形し、次い
で高圧力下、180〜220℃前後の高温度で加熱して
該未架橋ポリエチレン組成物層を架橋させることになる
。この180〜220℃前後の高温度での加熱により、
セパレーターテープに含まれているトリアゾール系化合
物が激しく気化して導体表面の銅と反応して過剰量の、
しかも一般に不均一にトリアゾール−銅化合物が生成し
、この結果撚線銅導体の応力腐蝕による割れの原因とな
る凹部が生ずる問題がある。
トリアゾール系化合物は、本来、銅と徐々に反応して銅
導体の脆化が生じない程度に極少量のトリアゾール−銅
化合物を銅表面に均一に生成するときに効果的な銅防鯖
作用をなすものであるが、トリアゾール−銅化合物が過
剰にしかも不均一に一旦生成すると低温度においてもト
リアゾール化金物と銅とが高度に反応して益々銅導体の
凹部深さが増す。
そこで本発明は、たとえ未架橋ポリエチレン組成物層を
高温度で加熱して架橋させてもトリアゾール−銅化合物
が過剰に生成することのない新規な架橋ポリエチレン絶
縁架空ケーブルを提供しようとするものである。
p 占を “ るための 上記した問題点を解決するための手段として、本発明は
、トリアゾール銅防錆剤を含有する第1層とトリアゾー
ル銅防錆剤に対する吸着剤を含有する第2層とからなる
セパレーターテープの層を該第2層を撚線銅導体側とし
て該撚線銅導体の直上に有し、更にその上に架橋ポリエ
チレン絶縁層を有することを特徴とする架橋ポリエチレ
ン絶縁架空ケーブルを提供しようとするものである。
在■ 本発明においては、セパレーターテープとしてトリアゾ
ール銅防錆剤を含有する第1層とトリアゾール銅防錆剤
に対する吸着剤を含有する第2層とからなる構造のもの
を用い、かつこのセパレーターテープは該第2層を撚線
銅導体側として該撚線銅導体の直上に施されているので
、本発明のケーブル製造の際、たとえ未架橋ポリエチレ
ン組成物層を架橋させるために高温度で加熱し、そのた
め第1層中のトリアゾール化合物が激しく気化しても、
第2層中の吸着剤がトリアゾール化合物を吸着して導体
表面の方への移行を一時的に阻止する。この結果、撚線
銅導体上の凹部の生成が防止される。しかもケーブル製
造後あるいはケーブル稼動時の低温度下においては、第
1層中のトリアゾール銅防錆剤が徐々に導体表面の方へ
の移行し、この時その一部は第2層中の吸着剤により吸
着されるが一部は第2層を通過して導体表面に達し、効
果的な銅防錆作用をなす。
叉隻■ 第1図は、本発明の実施例の断面図、第2図および第3
図はいずれも本発明において用いるセパレーターテープ
例の断面図である。
第1図において、1は撚線銅導体、2は撚線銅導体lの
直上に縦添えされたセパレータテープ、3はセパレータ
テープ2の層の上に施された架橋ポリエチレン絶縁層で
ある。第2図および第3図において、2は、セパレータ
テープ、21はトリアゾール銅防錆剤を含有する第1層
、22はトリアゾール銅防錆剤に対する吸着剤を含有す
る第2層である。第1図において、セパレータテープ2
は、その第2層22を撚線銅導体1側にして縦添えされ
ている。
本発明においては、トリアゾール系化合物としては、た
とえばベンゾトリアゾール、トリルトリアゾール、メチ
ルトリアゾールなど、就中ベンゾトリアゾールが用いら
れる。第1層中におけるトリアゾール系化合物の含有量
は、第1層1m8あたり少なくとも5g、特に少なくと
も10g/rrr、更には少なくとも20 g/nt含
有されていることが好ましい。
トリアゾール系化合物に対する吸着剤としては有極性の
無機化合物や有機化合物の粉末、特に微粉末や多孔性粉
末など単位重量あたりの合計表面積の大きい材料、たと
えばクレー、タルク、アルミナ、シリカゲル、ゼオライ
ト、カーボンブラック、グラファイトなどの微粉末が用
いられる。第2層中における上記の吸着剤の含有量は、
第2層1m”あたり少なくとも1gであることが好まし
く、特に少なくとも3 glrd含有されていることが
好ましい。
第2図のセパレーターテープにおいては、その第1層は
トリアゾール系化合物を均一に混線混合したゴムやプラ
スチックからなり、第3図のセパレーターテープにおい
ては、その第1層は、トリアゾール系化合物を均一に混
合した繊維11211と該繊維層211を機械的に補強
するための補強層212の二層からなっている。繊維層
211の基材としては、ナイロン、ポリエステルなどの
有機高分子やガラス、セラミックなどの無機の繊維の織
布、不織布などが用いられる。補強層212としては、
ナイロン、ポリエステルなどの有機高分子のフィルムが
好ましい。
トリアゾール銅防錆剤に対する吸着剤を含有する第2層
22は、吸着剤の1種または2種以上を水、アルコール
、硬化性の塗料たとえば紫外線硬化性塗料、あるいはそ
の他の極性液体に分散乃至溶解してペースト状となし、
第1層21の表面に塗布し硬化することにより容易に形
成することができる。
あるいは第1層21の表面に吸着剤のみ静電気などの作
用を利用して施し、ついでその上に保護用塗料を塗布−
硬化して保護膜を形成する方法などで形成してもよい。
上記の各塗料として、紫外線硬化性塗料を用いることが
好ましい、紫外線硬化性の樹脂としてはたとえばウレタ
ン・アクリレート、エポキシ・アクリレート、ポリエス
テル・アクリレートなどが用いられる。
止較■土 外径3.2鶴の銅素線を19本撚り合わせて形成なる断
面積150fi”の撚線銅導体の直上にセパレーターテ
ープを縦添えし、その上にジクミルパーオキシドを2重
量%配合してなる未架橋のポリエチレン組成物を押出し
、ついで該ポリエチレン組成物層を200℃で連続水蒸
気架橋して厚さ2.5鶴の架橋ポリエチレン絶縁層を有
する架橋ポリエチレン絶縁架空ケーブルを製造した。な
お200℃連続水蒸気架橋におけるポリエチレン組成物
層の架橋筒内での滞留時間(加熱時間)は約7分であっ
た。なお上記セパレーターテープの構造および施与方法
は下記の通りである。
セパレーターテープの構造および施与方法:厚さ0.0
55m、坪量40g/m”、ベンゾトリアゾールの含有
量20 g/m”のポリエステル不織布の片面に厚さ0
.025鶴のポリエステルフィルム補強層を貼付した構
造のものであり、ポリエステル不織布層を撚線銅導体側
として縦添えした。
実施例1 比較例1で用いたセパレーターテープと同構造のものの
ポリエステル不織布の残る片面上に、平均粒径が0.3
μmのミストロンベーパーを30重量%含有するウレタ
ン−アクリレート系紫外線硬化性塗料を塗布し、ついで
紫外線照射して硬化し、厚さ0.010m(タルクの坪
量5g/m”)のタルク含有層を形成した。かくして得
たセパレーターテープをそのタルク含有層を撚線銅導体
側として縦添えした点を除いては比較例1と同様の方法
、並びに条件により架橋ポリエチレン絶縁架空ケーブル
を製造した。
実施例2 ミストロンペーパーに代わってゼオライト(日東粉化工
業社製の商品名日東ゼオライトSP#400、平均粒径
:1.7μ繭)を用いた点を除いては実施例1と同様の
方法、並びに条件により架橋ポリエチレン絶縁架空ケー
ブルを製造した。
比較例11実施例1および実施例2の各ケーブルにつき
、製造直後および30℃で100日放置後における撚線
銅導体表面に生成したベンゾトリアゾール−銅化合物量
並びに銅導体上に生じた凹部深さを測定し、下記に示す
結果を得た。
撚線銅導体表面に生成したベンゾトリアゾール−銅化合
物量(mg/Inケーブル) 二ケーブル製造直後にお
いては、比較例1、実施例1、実施例2は、それぞれ5
.3.4.9.4.5であった。また30℃で100日
放置後においては、比較例1.実施例11実施例2は、
それぞれ520.5.2.5.5であった。
銅導体上に生じた凹部深さくμ―) :ケーブル製造直
後においては、比較例1、実施例1、実施例2は、それ
ぞれ1.0以下、1.0以下、1.0以下であった。ま
た30℃で100日放置後においては、比較例1.実施
例1、実施例2は、それぞれ2.2.1.0以下、1.
0以下以下であった。
四果 本発明のセパレータテープは、それ自体が多量の銅防錆
剤を含有しているので、これを銅導体直上に縦添えまた
は横をすることにより、w4導体を長期にわたり防食す
ることができる。また該テープは、トリアゾール銅防錆
剤を含有する第1層とトリアゾール銅防錆剤に対する吸
着剤を含有する第2層とからなる構造を有しかつこの第
211t−撚線銅導体側として施されているので、本発
明のケーブル製造の際、たとえ未架橋ポリエチレン組成
物層を架橋させるために高温度で加熱し、そのため第1
層中のトリアゾール化合物が激しく気化しても、第2層
中の吸着剤がトリアゾール化合物を吸着して導体表面の
方への移行を一時的に阻止する。この結果、撚線銅導体
上への凹部の生成が防止される。したがって本発明のケ
ーブルは、従来のケーブル架橋方法により容易に製造し
得る利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例の断面図、第2図および第3
図はいずれも本発明において用いるセパレーターテープ
例の断面図である。 第1図において、1は撚線銅導体、2は撚線銅導体1の
直上に縦添えされたセパレータテープ、3はセパレータ
テープ2の層の上に施された架橋ポリエチレン絶縁層で
ある。第2図および第3図において、2は、セパレータ
テープ、21はトリアゾール銅防錆剤を含有する第1層
、22はトリアゾール銅防錆剤に対する吸着剤を含有す
る第2層である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、トリアゾール銅防錆剤を含有する第1層とトリアゾ
    ール銅防錆剤に対する吸着剤を含有する第2層とからな
    るセパレーターテープの層を該第2層を撚線銅導体側と
    して該撚線銅導体の直上に有し、更にその上に架橋ポリ
    エチレン絶縁層を有することを特徴とする架橋ポリエチ
    レン絶縁架空ケーブル。 2、セパレーターテープが、トリアゾール銅防錆剤を含
    有する繊維布からなりかつ有機高分子フィルムにより補
    強された第1層とその片面に吸着剤を含有する塗料を塗
    布して形成した第2層とからなるものである特許請求の
    範囲第1項に記載の架橋ポリエチレン絶縁架空ケーブル
JP62129526A 1987-05-26 1987-05-26 架橋ポリエチレン絶縁架空ケ−ブル Pending JPS63294611A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62129526A JPS63294611A (ja) 1987-05-26 1987-05-26 架橋ポリエチレン絶縁架空ケ−ブル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62129526A JPS63294611A (ja) 1987-05-26 1987-05-26 架橋ポリエチレン絶縁架空ケ−ブル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63294611A true JPS63294611A (ja) 1988-12-01

Family

ID=15011688

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62129526A Pending JPS63294611A (ja) 1987-05-26 1987-05-26 架橋ポリエチレン絶縁架空ケ−ブル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63294611A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4703132A (en) Filling compound for multi-wire conductor of an electrical cable and cables including such compound
CA1339672C (en) Restoring stranded conductor electrical distribution cable
US4002819A (en) Water blocked electric cables
US4029830A (en) Method of manufacturing insulated electric power cables
US5049593A (en) Stranded conductor filling compound of low molecular weight polymer and water swellable organic material
KR870700168A (ko) 제거가능한 층을 갖는 적층구조물
CA1118854A (en) Electric cables with an enclosing sheath of low flammability material
US3935042A (en) Method of manufacturing corona-resistant ethylene-propylene rubber insulated power cable, and the product thereof
US3876462A (en) Insulated cable with layer of controlled peel strength
CA1153798A (en) Water-resistant, high-voltage cable
FI89840C (fi) Av materialkomposition bestaoende band foer isolering av elkablar och en elkabel isolerad med detta band
JPS63294611A (ja) 架橋ポリエチレン絶縁架空ケ−ブル
JP2001527265A (ja) 電気絶縁性直流ケーブル
CA2274080A1 (en) Fuel resistant cables
JPS6054732B2 (ja) 油浸絶縁用絶縁体
USRE30715E (en) Water blocked electric cables
JPS5846802B2 (ja) 電力ケ−ブル
US4410585A (en) Layer insulation for use in high-voltage electrical equipment
JPH02281504A (ja) 耐トラッキング性テープまたはシート
US4522771A (en) Method of fabricating layer insulation for use in high-voltage electrical equipment
JPS63294613A (ja) 架橋ポリエチレン絶縁架空ケ−ブル
JPS62193013A (ja) 架橋ポリエチレン絶縁架空ケ−ブルの製造方法
JPS63294612A (ja) 架橋ポリエチレン絶縁架空ケ−ブル
JP2000149671A (ja) 止水テープおよびその製造法
JPS63294614A (ja) 架橋ポリエチレン絶縁架空ケ−ブル