JPS63292986A - 遊技設備 - Google Patents

遊技設備

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JPS63292986A
JPS63292986A JP62130086A JP13008687A JPS63292986A JP S63292986 A JPS63292986 A JP S63292986A JP 62130086 A JP62130086 A JP 62130086A JP 13008687 A JP13008687 A JP 13008687A JP S63292986 A JPS63292986 A JP S63292986A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はパチンコ機あるいはアレンジボール、スロット
マシン等の遊技機を用いた遊技システムに関し、特に金
銭と交換されたカードによって遊技が可能となるように
された遊技システムに利用して有効な技術に関する。
[従来の技術] 近年、カード状の記憶媒体を媒介として遊技を行なうよ
うにしたカード式のパチンコ遊技システムが提唱されて
いる。カード方式は、遊技客が記憶媒体であるカードの
みを持ち歩けばよく、落下し易いパチンコ球を大量に持
ち運ぶ手間を軽減することができるという利点がある。
従来提案されているカード式パチンコ遊技システムには
、大きく分けると次の2つの方式がある。
第1の方式は、カードの発行に際して購入金額に対応し
た持玉数データをカードに記憶し、この持玉数データの
範囲内でパチンコ遊技を行ない、遊技過程において増減
した持玉数データをカードに記憶するというものである
(特公昭47−42227号参照)。
カード方式の第2の方式は、カードの購入の際にコード
番号だけを記録したカードを発行し、持玉数は集中管理
装置に記憶し、カードをパチンコ機のカード読取装置に
挿入することによって記憶された持玉数を呼び出して遊
技を行なえるようにするものである。その場合、カード
発行時に購入金額をすべて持玉に変換し、その持玉数を
管理装置側に記憶するようになっていた(実公昭61−
32709号、特公昭51−17106号参照)。
[発明が解決しようとする問題点] 上記従来のカード方式のうち、カード自体に玉数を記憶
させて、このカードを持ってパチンコ機に行き、カード
を挿入して遊技を行なう第1の方式にあっては、パチン
コ機自身に、カードリーダとカードライタの2つ機能が
必要となってコスト高となる。また、カード自体に持玉
数を記憶させているので、不正(カードのコピー)が簡
単に行なわれ易いという欠点がある。
さらに、第1と第2のカード方式ではカードの持玉数が
Oになってしまうと、再びカードを購入しなおさなけれ
ばならない。ところが、従来のカード方式では、いずれ
も一旦カードを購入すると、購入金額分がすべて玉数と
なってしまうため、200円、300円のような小額を
単位として購入できるようにしておかないと遊技客に多
額の投資を強制する結果となってしまう。つまり、パチ
ンコ遊技は往々にして運・不運に左右され、運が良けれ
ばわずかな投資であっても大量の賞品球を獲得すること
ができるため、多額の金額分のカードを購入すると無駄
になってしまう場合がある。
そのため現在でも遊技客は小分けにして玉借りをする傾
向が強く、カード式の遊技システムを採用した場合であ
っても小額のカードを小分けに購入する傾向が高くなる
と予想される。従って、遊技客にしてみれば購入の都度
遊技が中断されてしまうので興趣がそがれるとともに、
遊技店側にとっては大量のカードを発行しなければなら
ないという問題が生じる。
勿論、高額のカードのみを発行すれば遊技が中断される
回数を減少させることはできるが、これでは上述したご
とく遊技客に多額の投資を強制することになり、望まし
い解決にはならない。
また、高額カードに関しては数日間の有効期間を設ける
ことが要望されるが、これはすなわち、遊技場からのカ
ードの持出しを認めることであり、その結果カードのコ
ピー等の不正行為を頻発するおそれが生じるという不都
合があるに の発明の目的は、遊技客が安心して高額のカードを購入
することができ、これによって玉切れによる遊技中断の
回数を減少させるとともに、カードコピーによる不正を
防止することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、記憶媒体としてのカードには持玉数を記録す
る代わりに識別符号を記憶し、持玉数はこの識別符号を
用いて管理装置内の記憶手段に記憶させるようにすると
ともに、カード購入に際しては購入金額を金額のまま払
戻し可能な第1の有価データとして記録し、パチンコ機
にはこの第1の有価データから持玉数と等価な第2の有
価データに変換するための変換機能とその操作手段を設
けるようにした。さらに、管理装置とパチンコ店内に分
散しているパチンコ機、記憶媒体発行装置および記憶媒
体精算装置等の端末装置に、それぞれそれらの間で相互
に緊密な交信を可能にする情報交換手段を含む伝送媒体
を設け、ローカルネットワークにより管理装置と各端末
装置とを有機的に接続せしめて有機的結合体を形成した
[作用] 本発明のパチンコ遊技システムによれば、カード発行時
には持玉数という直接的に遊技可能な有価データ(第2
)を購入するのではなく、持玉数という直接的に遊技可
能な有価データ(第2)に変換し得る前段としての第1
有価データを得、パチンコ遊技機において第1有価デー
タを、遊技権利と等価な第2有価データに変換してパチ
ンコ遊技を行ない、残存している第1有価データに対し
ては景品交換ではなく、未使用金としての返却がなされ
るので、遊技客は安心して高額のカードを購入すること
ができ、これによって玉切れによる遊技中断の回数を減
少させることができるとともに、遊技店にとってはカー
ドの発行枚数を減少させることができる。また、カード
内に記憶されるのは有価データを呼び出すための識別符
号であるので、カードコピーによる不正を防止するとい
う上記目的を達成することができる。さらに、遊技客が
パチンコ機で遊技中であっても、管理装置によりリアル
タイムでパチンコ機を含む各端末装置の状態(現在値)
を把握することができる。
[実施例] 第1図に本発明を適用したパチンコ遊技システムの一実
施例を示す。
この実施例のパチンコ遊技システムは、遊技機としての
パチンコ機100と、各パチンコ機における遊技を開始
させるためローカルな有価価値を有する記憶媒体として
のカードCDを発行する記憶媒体発行装置としての発行
機200と、遊技の結果得られた賞品球および遊技に使
用せずに残った購入金を精算するための記憶媒体精算装
置としての精算機300と、上記各種端末機を集中的に
管理し、制御する管理装置400と、この管理袋r?1
400と各端末機を有機的に結合するデータ伝送路50
0とからなり、これらによって、有機的結合体が構成さ
れる。この有機的結合体は、上記カードCDによっての
み介入が可能とされ、かつ有機的結合体によってのみカ
ードの運用とその有価デニタの変換が可能となっている
。そのため、有機的結合体の各構成要素たるパチンコ機
100、発行機200、精算機300および管理装置4
00には、それぞれカードドライバ(カードリーダ尼カ
ードライタ)が設けられているとともに、カードの情報
および各端末機の情報は、管理装置400の記憶装置内
にファイルの形で記憶されるようになっている。
次に、上記有機的結合体の各構成要素についての具体的
な説明に入る前に、本実施例のシステムに使用されるカ
ードについて説明する。□本実施例のシステムに使用さ
れるカードCDは、例えば第2図(A)、(B)に示す
ように、使用可能なエリアすなわち遊技店名HALLや
購入金額AM、カード挿入方向DIR1発行年月日DA
TE等遊技客にとって必要な情報および破損カードの復
活の際に必要な発行通し番号n等が、カードCDの表面
に印刷されている。さらに、購入金額をすべて使い切り
、かつ持玉数が零になった場合には、x印のようなカー
ド無効表示も印字されるようになっている。
一方、カードCDの裏面は、磁性材が全面に塗布された
磁気面ときれており、この磁気面にはカード挿入方向に
沿って3つのブロックBLI、BL2.BL3が設けら
れ、これらのブロックの各々に同一情報が重複して記録
され、再生の際に多数決原理でデータが決定されるよう
になっている。
しかもこの実施例のカードの磁気面に記録される情報は
、カードの使用エリアを特定するための識別コードと、
カードの有効期間を示すための発行年月日と、発行通し
番号nから適当な関数もしくは変換方式を使って得られ
る識別符号としてのカード番号と、エラー検出用のチェ
ックコードのみであり、購入金額や持玉数は記録されな
いようになっている。これらは、上記カード番号によっ
て管理装置400のデータファイルからリアルタイムで
引出し可能な構成にしである。これによって、カードの
コピーによる不正を防止し、かつ不正による被害を最小
限にとどめることができる。つまり、カードがコピーさ
れてもデータファイル内に登録されている購入金額と獲
得玉数以上の被害は生じないので、カードをコピーする
のは全くの無駄な行為となる。
さらに、上記カードは使い捨て方式とすることにより、
カード回収設備を不用にしてシステムの簡略化およびカ
ードの管理を容易にするとともに、使い捨てに伴う経費
節減を図るため、カードの大きさを縦86mm横54+
mのスタンダードとし、かつカードの材質として紙を選
択しである。
第3図に上記カード発行機200の構成例を示す。
この実施例のカード発行機200は、カード購入のため
の紙幣を識別する紙幣識別装置210と。
購入金に対応した金額を印刷し、カード番号を記録する
カードライタ220と、つり銭を排出するための残金払
出装置230と、各種表示器241〜245および、発
行機200全体の制御を行なう制御ユニット250等に
より構成されている。
上記紙幣識別装置210に対応して、前面パネル201
には紙幣挿入口211と、購入金額選択スイッチ群21
2および金額表示器213が設けられている。従って、
遊技客は、先ず紙幣挿入口211より紙幣を投入して1
選択スイッチ群212の中から所望の購入金額に対応す
るスイッチを押圧する。すると、金額表示器213に投
入金額が表示され、相当するカードが上記カードライタ
220のカード排出口202より発行される。また、上
記金額選択スイッチ群212は、各々ランプ内蔵型スイ
ッチで構成されており、スイッチを操作すると対応する
内蔵ランプが点灯されるようになっている。そして、投
入された紙幣は、紙幣収納タンク214内に回収される
カードライタ220は、カードタンク221内にストッ
クされている白紙状態のカードを1枚ずつ取り出して1
表面に購入金額と、発行年月日および管理装置400よ
り付与される発行通し番号nを印刷するとともに、カー
ド裏面の磁気面に制御ユニット250により演算された
カード番号および識別コード(店コード)、発行年月日
コード、チェックコードを記録して、前面パネル201
に設けられたカード排出口202より排出する。上記発
行通し番号nは、カード発行機200からカード購入の
申込を受けた管理装置400が、自己の制御下にある複
数のカード発行機からの購入申込み↓二対し、その受付
は順に発行通し番号nを決定し、各カード発行機に付与
する番号であって、カードのコピーによる不正を防止す
るため、カードの磁気面には、上記発行通し番号nに対
して所定の関数f (n)を用いた演算もしくはビット
の並び換え等のコード変換処理を行なって得られたコー
ドをカード番号として記録するようになっている。上記
発行通し番号nからカード番号の算出を可能にするため
、管理装置400の制御プログラムには、関数f (n
)もしくはコード変換手続きが予め与えられているとも
に、カードから読み出されたカード番号と発行通し番号
nとの一致を確認するため逆関数もしくは逆変換手続き
が用意されている。
第4図(A)に上記カードライタ220の構成の概略を
示す。
すなわち、カードライタ220は、カードタンク221
内からカードを一枚ずつ取り出すカード取出装置222
と、搬送モータ223と、カードの位置検出を行なうカ
ードセンサ224a、224bと、カード番号等の記録
用磁気ヘッド225と、印字装置(マーキング装り22
6とにより構成されている。また、実施例のカードライ
タは、ベリファイ機能すなわち書込みデータのチェック
を行なうため、再生ヘッド227を有しており、上記各
駆動手段は、センサの検出信号に基づいて制御基板(コ
ントローラ)228によって制御され、カードへの記録
、印字、排出を行なう。
一方、紙幣挿入口211より挿入され、金額選択スイッ
チ212により購入金額が決定され、残金が生じたとき
に、それを払い戻すための残金払出装置230は、紙幣
をストックしておく紙幣タンク231を備えており、残
金に相当する紙幣を前面パネル201に設けられた紙幣
排出口232により排出するように構成されている。
さらに、上記カード発行機200の前面パネル201に
は、カード発行可能な状態にあることを示す発行中ラン
プ241、カード発行不能状態を示す発行中止ランプ2
421紙幣挿入口211より投入された紙幣でタンク2
14が満杯になったことを知らせる紙幣プールオーバ表
示器243、カードタンク221内の未発行カードが空
になったことを知らせるカード不足表示器244、残金
払出装置の紙幣タンク231内のストック紙幣がなくな
ったことを知らせるつり銭不足表示器245が設けられ
ている。また、上記状態を検出して対応する表示器を点
灯させるため1紙幣タンク214.231およびカード
タンク221にはセンサ261,262,263がそれ
ぞれ設けられている。
さらに、この実施例のカード発行機200には、遊技店
に設置される複数(数10台)の発行機200の各々を
区別して、特定のカードを発行した発行機を管理装置4
00において把握できるようにするため台番号設定器2
05が内部に設けられており、この設定器205により
設定された台番号は管理装置400に送られて、データ
通信の際の伝送アドレスの生成および各発行機ごとのデ
ータファイルの作成に供される。
なお、特に限定されないが、設定器205によって設定
される台番号と同じ番号が、発行機の前面パネル201
の上部に付着された銘板206に表示されるようになっ
ている。
第5図には、上記のごとく構成されたカード発行機20
0の制御システムの構成例が示されている。
なお、同図において、符号L1〜L5で示されているの
が、購入金額の選択スイッチ群212に内蔵されたラン
プで、オンされたスイッチに対応するランプが点灯され
て操作ボタンを後方から照明するようになっている。
このシステムでは、第4図(A)に示すカードライタ2
20の各構成部品は、CPU (マイクロコンピュータ
)のようなコントローラ228によって制御され、この
コントローラ228および発行機に設けられた各種セン
サや表示器、紙幣識別器210.残金払出装置230が
、同じくマイクロコンピュータからなる制御ユニット2
50内のユニットコントローラ251によって制御され
るようになっている。
ユニットコントローラ251は、上記構成部品の制御や
カード番号の受信を行なってカード発行処理を実行する
ともに、稼動データを収集し、それをデュアルポートメ
モリからなるパラレル通信手段としてのユニットメモリ
270内の送信データエリアSDA書き込む、ユニット
メモリ270に書き込まれた稼動データは、後述の伝送
コントローラとネットワーク制御手段(NAU)とによ
り伝送ケーブル(ネットワーク)を介して管理装[40
0との間のデータ交信によって管理装置に送られる。ま
た、管理装置1400から送られて来るデータも一旦ユ
ニットメモリ270内の受信データエリアRDAに書き
込まれ、ユニットコントローラ251がこれを読み取る
ことによってデータの受信が行なわれる。ユニットメモ
リ270には送信データや受信データがメモリ内にある
ことを相手方のコントローラに伝えるためのコマンドや
ステータス情報の入る共有データエリアODAが設けら
れている。
表1、表2および表3に、各々上記ユニットメモリ27
0内の送信データエリアSDA、受信データエリアRD
Aおよび共有データエリアの構成例を示す。
表1 発行機 ユニットメモリ 送信データエリアの構成 表2 発行機 ユニットメモリ 受信データエリアの構成 表3 発行機 ユニットメモリ 共有データエリアの構成 上記表1に示されているホットコードは、システムの立
上りのときに管理装置がユニットメモリ270の送信エ
リア内に、例えば010101・・・・01なるコード
を書き込んでおいて、定期的に管理装置におくって、静
電気等のノイズによるRAMデータの破壊の有無をチェ
ックし、送信データの異常を速やかに検出できるように
なっている。
なお、上記表1に示されているモニタ情報1は。
表4に示すようにシステム立上り時のテスト実行中を示
すビット、初期値設定/未設定を示すビット、ホットコ
ードエラーを示すビット、ローカルネットワーク(伝送
ケーブル5oO)の異常を示すビット(低層用と高層用
の2ビツト)、発行機異常を示すビット等により構成さ
れている。
また、モニタ情報2は、表5に示すようにカードライタ
の異常を示すビット、カードの有無を示すビット、同紙
幣タンク内の状態を示すビット。
紙幣詰まりを示すビット、紙幣の強制引き抜きを示すビ
ット、残金払出器の紙幣タンク内の状態を示すビット、
残金払出器の異常を示すビット等により構成されている
表4 次に、本来の遊技を提供するパチンコ機の構成例につい
て第6図を用いて説明する。
この実施例のパチンコ機100は、遊技機本体110と
、遊技機と1対1で対応されて遊技本体上方の局設備等
に装着され、主としてカードに関する処理と遊技中の稼
動データの収集を司る制御ユニット160とにより構成
される。
制御ユニット160は、この実施例では遊技機本体11
0と別個に構成され、カード挿排口161と、カードの
有する金額を表示する金額表示器162、遊技者の持玉
数をディジタル数字で表示する持玉表示器163、複数
個のランプが一列に整列されてなるアナログ表示器16
4、係員呼出し用の呼出しスイッチ165等を前面に有
している。上記アナログ表示器164は、遊技中の持玉
数をアナログ的に表示したり、打止め状態やフリー状態
を同時点滅と移動点滅で表示するのに用いられる。
また、特に限定されないが、制御ユニット160の前面
には、従来はパチンコ機の本体に設けられていた入賞球
発生表示用のセーフランプ166や遊技中であることを
示す遊技表示ランプ167゜効果音および警告発生用の
スピーカ168が設けられている。さらに、制御ユニッ
ト160の側面の局設備内部に位置される部位には、パ
チンコ機100を管理装置400と切り離した特異状態
で、後述のテストカードを用いて遊技動作を可能にさせ
るためのテストスイッチ171が、またユニット前−面
には当該パチンコ機に与えられる台番号を明示する銘板
172がそれぞれ設けられている。
そして、制御ユニット160の内部には、上記カード挿
排口161に対応してカードリーダ180が、また台番
号の銘板172の後方に台番号設定スイッチ173が、
さらにこの制御ユニット160全体の制御を司るユニッ
トコントローラ190が各々設けられている。ユニット
コントローラ190は、光ファイバもしくは同軸ケーブ
ルのような伝送路191によって、遊技機本体110の
制御装置150に、また後述の伝送コントローラおよび
ローカルネットワーク(伝送ケーブル)を介して管理装
置400に接続される。カードリーダ180は、第4図
(A)に示されている発行機用カードライタ220と略
同じ構成であり(第4図(B)参照)、カードタンク2
21および記録ヘッド225を省略し、カード取出装置
222の代わりに強制排出装置181を設けた構成にさ
れている。
一方、本実施例の遊技機本体110は1機内に封入され
た遊技球を循環使用する密閉型遊技機として構成されて
おり、封入球を循環させる循環装置120を有している
。また遊技機本体110の下部には、上記封入球を一個
ずつ遊技領域内に発射する発射装置111とその操作ダ
イヤル112および前記カードを使用した遊技の手続き
を可能にするための購入スイッチ113、終了スイッチ
114、中断スイッチ115が設けられている。
遊技領域の構成は従来のものと同゛じである。購入スイ
ッチ113は、カード挿排口161へのカードの挿入を
前提としてカードの有する金額の範囲内で、200円等
の単位でこれを遊技球に変換するための指示スイッチで
、変換された遊技球が持玉数となる。持玉数は持玉表示
器163に表示され、打球発射装置により遊技球一つ発
射されるごとに持玉数が一つ減算され、入賞球が発生す
ると賞品球数の分だけ加算表示される。終了スイッチ1
14は遊技者が遊技を終了させたくなったとき(遊技台
を変更したい場合を含む)にいつでもこれをオンさせる
ことで、使用中のカードを制御ユニット160より排出
させることができる。そのときユニットコントローラ1
90はその時点で遊技客の持玉数(Iljl入玉と獲得
球の和)を、管理装置1400のファイル内に登録して
からカードを′挿排口161より排出する。また、中断
スイッチ115は、遊技者が現在遊技中の遊技機での遊
技を止める意思はないが、休憩のため一時的に遊技を中
断させるために使用するスイッチで、このスイッチが操
作されると、ユニットコントローラ190は一旦カード
を排出して再び同一カードが挿入されるまで待機状態と
なり、その間他のカードを受は付けないようになる。な
お、上記各スイッチのうち購入スイッチ113と中断ス
イッチ115はランプ内蔵型で、持玉数がrOJになる
と購入スイッチ113内のランプが点滅されるとともに
、中断スイッチ115が押されると中断が解除されるま
で内蔵ランプが点灯される。
第7図に遊技機本体110の裏面の構成例を示す。
遊技盤前面の遊技領域内に設けられた入賞領域に対応し
て遊技盤を貫通するように形成された複数の入賞球導出
孔121を覆う入賞球集合樋122が、遊技盤101の
裏面に取り付けられている。
入賞球集合樋122の底壁は中央に向がって下り傾斜さ
れて案内棚122a、122bとされ、その流下端部に
第1誘導樋123が接続されており。
入賞球集合樋122内に流入した入賞球は、案内棚12
2a、122b上に流下して集合され、第1誘導@12
3を流下する途中でセーフセンサ131により検出され
る。また、遊技領域の下部に設けられたアウト穴102
に対応して遊技盤の裏面には、回収樋124が設けられ
ており、この回収樋124の終端は上記誘導樋123の
終端部に合流されている。さらに、この実施例では遊技
領域に設けられた大型の変動入賞装置に入賞した遊技球
を回収する第2誘導樋125が設けられ、この第2誘導
樋125の終端は上記回収樋124の終端部に合流され
ている。上記回収樋124および第2誘導樋125には
、アウトセンサ132とセーフセンサ133が設けられ
ていて、そこへ流入した遊技球を検出する。第1誘導樋
123と第2誘導樋125とを設けることにより、それ
ぞれの入賞領域に入賞して得られる賞品球数を異ならせ
て遊技者に提供することができる。
そして、上記各機の合流部は、連通口127にて1回収
した遊技球を打球発射装置111まで案内する案内樋1
26の途中に連通されている。
上記案内樋126は、第8図に示すように、打球発射装
置111によって発射された遊技球を、遊技領域上部ま
で案内する円弧状のガイドレール103の途中に設けら
れたファール球取込口104に接続された樋であり、フ
ァール球、セーフ球(入賞球)およびアウト球は、すべ
て最終的にこの案内樋126によって回収され、打球発
射装置111まで誘導される。案内樋126の途中には
、ファール球取込口104より回収された遊技球を検出
するファールセンサ134.案内樋に回収された遊技球
を整列させる球ナラシ105、封入球を外部へ抜き取る
ための玉抜きレバー106が設けられている。ファール
センサ134により検′出された球は発射球から減算さ
れ、実□際に遊技領域に打ち込”まれた打球数が正確に
計数される。また。
ガイドレール103の始端部には打球発射装M111に
より発射された打球を検出するための発射センサ135
,136が設けられ、空打ちを発射球として計数しない
ようになっているとともに、発射センサ135側から発
射センサ136側への打球の移動をもって発射数として
計数し゛ている。
玉抜きレバー106は、案内樋126の底壁の一部を構
成するように設けられた回転可能な回動プレート107
の回転を阻止して遊技球を打球発射装置側へ供給させ、
レバー106を第9図(A)のごとく上方へスライドさ
せると回動プレート107が自重で下方へ回動して案内
樋126内の遊技球を排出するように構成されている。
一方、案内樋126の下端には、第9図(B)に示すご
とく玉受は部128aを有する玉送り128が揺動可能
に取り付けられており、これが揺動することにより案内
樋126内の遊技球を一個ずつ分離してガイドレール1
03の発射始端位置に移動させるようになっている。玉
送り128は。
打球発射装置111の発射杆111aに連動して上方へ
回動される。案内樋126とガイドレール103の始端
部との境界には分離壁109が形成されており、玉送り
128が上方へ回動されると、先゛端の玉受は部128
aに係合している遊技球が一つだけ分離壁109を乗り
越えることにより、球の移動が行なわれる。なお、玉送
り128内には円柱状のウェイト129が内蔵されてお
り、このウェイトの自重によって玉送り128の回動復
帰が円滑に行なわれる。
第10図にパチンコ機100の制御システムの構成例が
示されている。
このシステムにおいては、カードリーダ180の各構成
部品たるカードセンサ224、再生用ヘッド227.マ
ーキング装置226および搬送用モータ223は、コン
トローラ188によって制御される。そして、このコン
トローラ188および制御ユニット160に設けられた
各種スイッチ165.171,173や表示器162,
163゜164.166.167、スピーカ168は、
同じくマイクロコンピュータからなるユニットコントロ
ーラ190によって制御されるようになっている。
また、特に制限されないが、この実施例では光ケーブル
191を介して、遊技機本体110の制御装置150や
各種センサ、表示器等が上記ユニットコントローラ19
0に接続される。光フアイバケーブルによる通信を可能
にするため、パラレルデータとシリアルデータの変換を
行なう並−直列変換器や電気信号と光信号との変換を行
なう光−電変換器等からなる光多重データリンク(イン
タフェース)192と193が、ユニットコントローラ
190と光フアイバケーブル191との間および光フア
イバケーブルと制御装置150との間に設けられている
なお、光フアイバケーブル191をユニットコントロー
ラ190とパチンコ機の制御装置150との間のデータ
通信に使用することにより、従来パチンコ機の裏側にて
複雑に配設されていた多数の配線をすっきりさせ、保守
、管理を容易にするとともに、誤った配線接続を防止す
ることができる。
第11図に遊技機本体110の制御システムの構成例が
示されている。
上記光多重データリンク193および光ケーブル191
を介してユニットコントローラ190の制御下には、上
記制御装置150とともに、打球発射装置111と購入
スイッチ113内蔵の購入可表示ランプ113a、中断
スイッチ115内蔵の中断表示ランプ115aがドライ
バ195を介して設置されている。また、購入スイッチ
113や遊技終了スイッチ114、中断スイッチ115
からの信号が光多重データリンク193および光フアイ
バケーブル191を介して、前記ユニットコントローラ
190に伝送される。
上記制御装置150もマイクロコンピュータにより構成
されており、この制御装置150には、発射センサ13
5,136およびセーフセンサ131.133、ファー
ルセンサ134、アウトセンサ132からの検出信号に
入力されており、これらの信号に基づいて入賞球やファ
ール球、アウト球等を判定してユニットコントローラ1
90に知らせる。
一方、ユニットコントローラ190は、これらの遊技球
に関する検出信号や購入スイッチ113からの信号等に
基づいて、出玉数、アウト玉数、持玉数、売上金額等の
稼動データを演算したり、パチンコ機に関する稼動情報
(遊技状態)やモニタ情報等を生成し、それらをデュア
ルポートメモリからなるユニットメモリ140の送信デ
ータエリアSDAに書き込む。
ユニットメモリ140に書き込まれた稼動データ等は、
後述の伝送コントローラによる管理装置400との間の
データ交信によって管理装置に送られる。また、管理装
置400から送られてくるデータも一旦ユニットメモリ
140内の受信データエリアRDAに書き込まれ、ユニ
ットコントローラ190がこれを読み取ることによって
データの受信が行なわれる。ユニットメモリ140には
送信データや受信データがメモリ内にあることを相手方
のコントローラに伝えるためのコマンドやステータス情
報の入る共有データエリアODAが設けられている。
表61表7および表8に、各々上記ユニットメモリ14
0内の送信データエリアSDA、受信データエリアRD
Aおよび共有データエリアODAの構成例を示す。
表6 パチンコ機 ユニットメモリ 表7 パチンコ機 ユニットメモリ 受信データエリアの構成 表8−    、 パチンコ機 ユニットメモリ 表9 モニタ情報1(P機) 表  10 なお、表6において示されているモニタ情報1は、表9
に示すようにシステム立上り時のテスト実行中を示すビ
ット、初期値設定/未設定を示すビット、ホットコード
エラーを示すビット、ローカルネットワーク(伝送ケー
ブル500)の異常を示すビット(低層用と高層用の2
ビツト)、遊技機異常を示すビット等により構成されて
いる。
また、モニタ情報2は、表10に示すようにカードリー
ダの異常を示すビットを有している。
さらに、稼動情報は、表11のごとく打止め状態を示す
ビット、遊技中断中であることを示すビット、通信異常
あるいは不正検出等に基づく管理装置もしくはコントロ
ーラによる強制終了状態を示すビット、遊技中であるこ
とを示すビット、遊技機が遊技客のついていないフリー
状態にあることを示すビット等により構成されている。
上記表11より、実際のパチンコ機の状態は、■フリー
状態が、    0000000000000001■
遊技中が、      00000000000000
10■強制終了受信時が、  00000000000
00100■中断時が、ooooooooooooto
o。
■打止発生時が、0000000000010000で
表わされる。
第12図に、前述した精算機300の構成例を示す。
この実施例の精算機300は、挿入されたカードCDの
カード番号を読み取るカードリーダ310と、そのカー
ドについて使用されずに残った未購入金額に相当する金
額を払い戻すための残金払出装置320と、遊技により
獲得した持玉数を印刷したレシートを発行するプリンタ
330と各種表示器340〜342および、精算機30
0全体の制御を行なう制御ユニット350等により構成
されている。
上記カードリーダ310に対応して、前面パネル301
にはカード挿入口311と、獲得した賞球数(持玉数)
を表示する工数表示器312および未購入金額を表示す
る金額表示器313が設けられている。遊技客が、先ず
カード挿入口311よりカードを投入すると、カードリ
ーダ310がカード裏面の磁気面に記録されているカー
ド番号を読み取って管理装置400に送り、そのカード
に関するデータを受は取る。そして、金額表示器313
に未購入金額が表示されるとともに、玉数表示器312
に獲得玉数が表示され、挿入されたカードはマーキング
装置により、無効印の印刷もしくはパンチングがなされ
てからカード収納タンク314内に回収(没収)される
これによって精算済カードの悪用が防止される。
カードリーダ310の構成は、カード発行@200のカ
ードライタ220(第4図(A)参照)とほぼ同一であ
り、カードタンク221とカード取出し装置222およ
び記録用磁気ヘッド225が不要である(第4図(C)
)。
プリンタ330は、ロール状態でストックされている白
紙のシートを引き出して、その表面に発行年月日と、獲
得玉数および未使用残金面さらにはカード来歴等を印刷
し、レシート発行口331より排出する。
これとともに、未購入金額に相当する金銭が残金払出装
置320より払い出される。残金払出装置320は、紙
幣をストックしておく紙幣タンク321と紙幣排出口3
22とからなる。また、精算の際には1000円未満の
端数が生じるので、100円単位の硬貨を収納する硬貨
タンク324と硬貨払出口325とからなる硬貨払出装
置326が設けられている。
さらに、上記精算機300の前面パネル301には、カ
ード精算中であることを示す精算中ランプ341、カー
ド精算不能状態を示す精算中止ランプ342、カード挿
入口311より投入されたカードでタンク313が満杯
になったことを知らせるカードオーバフロー表示器や残
金払出装置320の紙幣タンク321内のストック紙幣
がなくなったことを知らせる紙幣不足表示器、硬貨払出
装置の硬貨タンク324内のストック硬貨がなくなった
ことを知らせる硬貨不足表示器、プリンタ330内のロ
ール紙がなくなったことを表示する紙なし表示器等から
なるモニタ表示ランプ群340が設けられている。また
、上記各状態を検出して対応する表示器を点灯させるた
め、カードタンク314、紙幣タンク321、硬貨タン
ク324゜およびプリンタ330にはセンサ361,3
62゜363.364がそれぞれ設けられている。また
、硬貨払出装置326には硬貨抜取スイッチ327が設
けられている。
さらに、この実施例の精算機300には、遊技店に設置
される複数の精算機の各々を区別して、特定のカードの
精算を行なった精算機を管理装置400において把握で
きるようにするため台番号設定器305が内部に設けら
れており、この設定器305により設定された台番号は
管理装置400に送られて、データ通信の際の伝送アド
レスの生成および各精算機ごとのデータファイル作成に
供される。
なお、特に限定はされないが、設定器305によって設
定される台番号と同じ番号が、精算機の前面パネル30
1の上部に付着された銘板306に表示されるようにな
っている。
第13図には、上記のごとく構成された精算機300の
制御システムの構成例が示されている。
なお、同図において、符号LLl〜L14で示されてい
るのが、上記モニタ表示ランプ群340を構成するラン
プである。
このシステムでは、カードリーダ310を構成するカー
ドセンサ224、再生ヘッド227、マーキング装置2
26および搬送用モータ223は、CI’U (マイク
ロコンピュータ)からなるコントローラ318によって
制御され、このコントローラ318および精算機に設け
られた各種センサや表示器、紙幣払出器320.硬貨払
出装置326、プリンタ330が、同じくマイクロコン
ピュータからなる制御ユニット350内のユニットコン
トローラ351によって制御されるようになっている。
ユニットコントローラ351は、上記構成部品の制御や
カード番号のチェック、カードデータの受信、表示等を
行なって精算処理を実行するとともに、稼動データを収
集し、それをデュアルポートメモリからなるユニットメ
モリ370内の送信データエリアSDAに書き込む。ユ
ニットメモリ370に書き込まれた稼動データは、伝送
コントローラによる伝送ケーブルを介した管理装置40
0との間のデータ交信により管理装置に送られる。
また、管理装置から送られて来るデータも、一旦ユニッ
トメモリ370内の受信データエリアRDAに書き込ま
れ、ユニットコントローラ351がこれを読み取ること
によってデータの受信が行なわれる。ユニットメモリ3
70には送信データや受信データがメモリ内にあること
を相手方のコントローラに伝えるためのコマンドやステ
ータス情報の入る共有データエリアODAが設けられて
いる。
表12、表13および表14に、各々上記ユニットメモ
リ370内の送信データエリアSDA、受信データエリ
アRDAおよび共有データエリアODAの構成例を示す
表12 表13 表13に示すようにこの実施例ではカードの来歴データ
も受信して、これを時刻データとともにレシートに印刷
して排出することにより、遊技客に対し信頼度の高い精
算データであることを印象づけることができる。ただし
、来歴データはカードファイル内に入っている最高20
回までのデータである。
表14 なお、上記表12に示されているモニタ情報1は、表1
5に示すようにシステム立上り時のテスト実行中を示す
ビット、初期値設定/未設定を示すビット、ホットコー
ドエラーを示すビット、ローカルネットワーク(伝送ケ
ーブル500)の異常を示すビット(低層用と高層用の
2ビツト)、精算機異常を示すビット等により構成され
ている。
表15 また、モニタ情報2は、表16に示すようにプリンクの
異常を示すビット、カードリーダの異常を示すビット、
硬貨タンク内の状態を示すビット、硬貨払出機の硬貨詰
まりを示すビット、硬貨払出機の異常を示すビット、紙
幣払出機の紙幣タンク内の状態を示すビット、紙幣払出
機の異常を示すビット等により構成されている。
表16 次に、前述のごとく構成されたパチンコ機100、カー
ド発行機200および精算機300を統括的に制御する
とともに稼動データをリアルタイムに収集して、停電や
故障が発生しても復旧時に直ちに元のデータ状態を復活
させてシステム各部の動作を再開させ、また遊技店の経
営に必要なデータの集計を可能にする管理装置400に
ついて説明する。
第14図に管理装置400の具体的な構成を、また第1
5図に管理装置のシステム構成を示す。
管理装置400は、オフィスコンピュータとほぼ同等な
構成とされている。すなわち、中央処理装置CPUや半
導体メモリ(RAM)からなる主記憶装置M−MEM、
タイマ(カレンダを含む)、TMR1通信制通信制御装
置SC路納されたコントロールボックス401と、この
コントロールボックス401の上部に設けられた補助記
憶装置としてのフロッピディスク記憶装置402、ハー
ドディスク記憶装置403と、収集データ等を印字する
ためのプリンタ404と、メツセージや収集データを表
示するCRT表示装置405と、オペレータが中央処理
装置に対し指令や設定データを与えるためのコンソール
406とにより、管理装置己400が構成されている。
上記プリンタ404は、管理装置400のスループット
を向上させるため、印字されるデータを一時的に格納す
るバッファ404aを備えている。
さらに、この管理装置400には、パチンコ遊技システ
ムに特有なものとして、各端末からシステムにアクショ
ンを起こさせる媒体としてのデス1〜用カードを発行す
るカードライタ407やパチンコ機で発生する′″打止
″等、システムで発生した緊急情報をリアルタイムで印
字する補助プリンタ408が上記コントロールボックス
401の上部に設けられている。
また、停電発生時に、主記憶装置に揮発的に保持されて
いる全ての端末の稼動データや1発行した全てのカード
のデータをハードディスク記憶袋ff1403に移して
保護できるようにするため、最低でも10分間程度は管
理装置を動作できるようにする補助電源装置409が、
上記コントロールボックス401の下方に設けられてい
る。
なお1本実施例においては、主としてパチンコ機とカー
ド発行機、精算機および管理装置からなるシステムにつ
いて説明するが、この発明は第15図に破線x、y、z
で示すように店内放送装置や景品交換装置、自動販売機
等をも管理装置400の制御下におくようにしたシステ
ムにまで拡張することができる。特に景品交換装置は、
カードを使って精算機300を通さずに直接景品と交換
できるような方式を容易に適用する可能性がある。
さらに、管理装置400を構成するコンソール406も
、本実施例のパチンコ遊技システムに最も適した独特の
キー構成となっている。
第16図に、コンソール406の構成例を示す。
同図(B)はコンソールの上面すなわちパネル面、同図
(A)はコンソールの背面を示す。
第16図において、421はシステムの各端末に対する
営業開始を指示するための開店スイッチ、422は同じ
く営業終了を指示するための閉店スインチで、開店スイ
ッチ421がオンされた後、閉店スイッチ422がオン
されるまでの間、各端末機におけるカードの運用が可能
となる。また、423は営業終了後に全端末機の稼動デ
ータをフロッピディスク記憶装置402に格納し、管理
装置へ動作の停止を指示するための終了スイッチ、42
4は破損したカードの復活処理を指示するためのカード
復活スイッチである。
なお、上記開店スイッチ421、閉店スイッチ422、
終了スイッチ423およびカード復活スイッチ424の
4つのスイッチは、本システムにとって特に重要なスイ
ッチであり、システム稼動中安易に操作されるのを防止
するため、その後方(図では上方)に設けられたキース
イッチ420に連動されており、キースイッチ420を
回してオンさせた状態でないと各スイッチ421〜42
4を操作してオンさせることができないようになってい
る。
425.426,427は、通常のパーソナルコンピュ
ータ等のコンソールに設けられているのと同種のテンキ
ー、リターンキーおよびデリートキーである。
一方、428はカードに関するデータや各端末の稼動デ
ータ等をCRT表示装置405の画面上に表示させる指
令を与える表示メニュースイッチ、429はCRT表示
装置に表示されたデータの消去を要求するCRTクリア
スイッチである。また430はカードに関するデータや
各端末の稼動データ等をプリンタ404によって印字さ
せる指令を与える印字メニュースイッチ、431はプリ
ンタ404による印字の中止を要求する印字ストップス
イッチである。432はパチンコ機における打止数や打
止モード等の設定を要求するための設定スイッチ、43
3は、設定された打止数の賞品球が払い出されて打止す
なわち遊技継続不能状態になっているパチンコ機の打止
状態の解除指令を与えるための打止解除スイッチ、43
4は、通信ネットワークの異常等に伴い正常な制御やデ
ータ収集が不能になった場合、あるいは遊技客の不正を
発見した場合に特定端末もしくは全端末に対する強制停
止を要求するための強制終了スイッチ。
435は強制停止された端末の停止を解除させるための
終了解除スイッチ、439は日時設定用スイッチである
。また、実施例のコンソール406には、パチンコ機で
の打止等緊急事態が発生した場合にオペレータの喚起を
促す音を発生するブザー44oと、その発音停止を指示
するブザーストップスイッチ436とが設けられている
上記各スイッチのうち、図中2重枠で示されているスイ
ッチ421〜424,432〜436は、ランプ内蔵型
のスイッチで、これらのスイッチがオンされて対応する
処理の実行中もしくは状態継続中内蔵ランプが点灯され
る。ただし、ブザーストップスイッチ436内のランプ
は、ブザーと連動し、ブザー発音中点灯され、ストップ
スイッチ436が押されると消灯する。
さらに、この実施例のコンソール406には、その背面
に、テストカード発行指令を与えるためのテストカード
スイッチ437と、システム導入時に購入玉の交換レー
トや店コード、端末機の総台数、入賞球1個当たりの賞
品球数等の設定値の設定要求を行なうためのビルトイン
スイッチ438が設けられている。これらのスイッチ4
37と438は、他のスイッチと異なり、通常はほとん
ど使用しないスイッチであり、かつ特定の者(遊技店の
支配人等)が存在を知っていればよいスイッチであるた
め、コンソールの背面に設けられている。
ここで、上記テストカードについて言及する。
既に説明した構成より明らかなように、この実施例の遊
技システムは、すべての端末機(パチンコ機、カード発
行機、精算機)が管理装置の制御下にあり、カード番号
等のやり取りによって稼動可能な状態に移行するように
なっており、端末単独では動作不能である。しかるに、
パチンコ機は使用頻度が高いため、玉詰まりやいわゆる
チューリップなどの役物が故障したりすることが多いと
ともに、出玉率の調節のため遊技領域内の釘調整が必要
である。その場合、修理や釘調整後に試し打ちを行なう
ことになるが、システム全体を立ち上からせてしかも購
入カードによってのみパチンコ機を作動させる方式では
非常に不便である。そこで、本実施例では、前述した各
パチンコ機の制御ユニット160内のテスト用スイッチ
171をオンさせ、かつ管理装置によって発行された特
殊なテスト用カードを制御ユニット160のカード挿排
口161より挿入すると、一定の持玉数が与えられてパ
チンコ機単独で遊技動作が実行可能になるように構成さ
れている。
なお、管理装置400に設けられたカードライタ407
は第4図(A)に示すカード発行機内のカードライタ2
20と略同じ構成である(第4図(D)参照)。ただし
、カード発行機と異なり、内部に白紙カードを有さず、
外部から白紙カードを挿入して所定のコードを記録する
方式を採っているため、カードタンク221やカード取
出装置222を持っていない。また、管理装置400に
より発行される前記テストカードや復活カードは必ずし
も他の一般カードのように使用年月日や番号等を明記す
る必要がないので、マーキング装置226も省略しであ
る。ただしベリファイ用の再生ヘッド227は有してい
る。
上述したようにこの実施例の端末機100,200.3
00はすべて管理装置400の管理下に置かれ、管理装
置400が起動されていないと、原則として単独で動作
できない。従って、システムの立上り時には管理装置4
00によってすべての端末機に設定値を与えてイニシャ
ライズを行なう。しかも、このイニシャライズに先立っ
て、データ伝送を可能にするため各端末機から台番号を
吸い上げて1つ1つの伝送アドレスを形成する。
そして、システム稼動中はすべての端末機の稼動データ
をリアルタイムで収集して主記憶装置M−MEMに保持
するようになっている。
このように、本実施例では管理装置400の取扱うデー
タの量は膨大なものとなる。そこで、実施例ではこれら
のデータをファイル管理により整理して取扱いを容易に
している。
表17に管理装置400によって管理されるデータのフ
ァイル構成例を示す。
これらのファイルは通常主記憶装置M−MEM内に記録
されるが、すべてのファイルは停電時にハードディスク
記憶装置403にセーブされる。
また、端末機に関するデータファイルすなわちパチンコ
機ファイル(以下P機ファイルと称する)、発行機ファ
イルおよび精算機ファイルは、営業終了時にフロッピー
ディスク記憶装置I¥402に記憶され、月別の稼動デ
ータ集計等に供される。
表17 次に1表17に示されている各ファイルについて更に詳
しく説明する。
同表における設定値ファイルFLIは、システム導入時
にコンソールの入力によって予めハードディスクに記憶
される購入玉の交換レートや店コ−ド、端末台数、賞品
球数、打止数等のシステムの特性や構成に応じて変動す
る設定値である。この設定値ファイルは通常営業開始時
にハードディスクHDDより主記憶装置にロードされる
。また、設定値ファイルFLIは、パチンコ機の入替え
の。
際等にビルトインスイッチを押してコンソールより更新
できるようになっている。
表18に設定値ファイルFLIの構成例を示す。
*総容量  335バイト 同表において、購入上交換レートとは、購入金額単位(
例えば200円)に対する貸玉数すなわち最初の持玉数
であり、NAU台数とは、データ伝送システムとしての
高層ネットワークと低層ネットワークとの連結部に設け
られるネットワークアダプタユニット(通信制御装置)
の総数である。
また、符号iで示されるテーブルには、あるパチンコ機
からあるパチンコ機までの賞品球数が設定される。この
賞品球数には1台につき2種類の賞品球数が設定できる
ようになっている。しかも、i=1〜16で示されるよ
うにこの実施例では。
遊技店の全パチンコ機を16のグループに分割して、各
々メインとサブの2つの賞品球数を別個に設定できるよ
うになっている。ただし同一の設定値のパチンコ機には
連続した台番号が与えられ、その先頭番号と末尾番号と
によって対象範囲が指定される。
さらに、jで示されるテーブルには打止数が設定され、
にで示されるテーブルには打止モードが設定される。こ
こで、打止モードとは、打止数の算出の仕方(演算式)
を示し、例えば単純に払出し賞品球数が打止数に達した
ときをもって打止とするモードや、払出し賞品球数から
打込球数を引いたものが打止数に達したときをもって打
止めとするモード等がある。特に限定はされないが、こ
の実施例ではj=1〜16.に=4〜16で示されるよ
うに、各々16のグループに分けて独立に打止数および
打止モードを設定できる。
表19に、データ伝送に使用される伝送アドレスのファ
イルFL2の構成例を示す。
表19 表19において、種別フラグは端末の種類を示すための
フラグで、「1」がパチンコ機、「2」がカード発行機
、「4」が精算機であることを。
そして、rOJが端末の不存在を各々示す。台番号およ
び通し番号は「4」と「9」を除いて作られた端末機の
番号とその通し番号であり、ユニット番号は、端末の種
類にかかわらず一つのNAU(ネットワークアダプタユ
ニット)の下に置かれた各端末機の番号、またチャネル
番号は、管理装置から見た各端末機のアドレスとなる番
号である。
NAU番号と台番号は既に述べたように設定スイッチ(
173,205,305,561)で与えられる番号で
、パチンコ店の場合「4」と「9」を除いた数字で与え
られる飛び番号である。ここで「4」と「9」を使用し
ないということは8進法表現が可能であることが分かる
。そこで、10進数表示された台番号を表20に示す変
換テーブルを使ってO〜7の数字のみで表現する。これ
に従うと、例えばr258Jなる台番号は「247」と
表記される。
表20 これを2進化8進法によりバイナリコードで表現すると
、「010・100・111」となる。
このコードは10進法のr167J を示しており、通
し番号となる。一方、上記コードの下位6ビツトをとっ
て、これを2進化10進法で表されたコード「10・0
111」とみなし、これをHEXA表現すると、「27
H」となる。この実施例ではこれをユニット番号とする
ものである。そして、さらにこのユニット番号の頭にN
AU番号を付けたrNAU番号十番号ツユニット番号ャ
ネル番号としている。このような方法により、「4」と
「9」を使用しない台番号を有するパチンコ遊技店の慣
例において、2進法のみを使ってデータ処理を行なうマ
イクロコンピュータの特性に合致した効率の良いアドレ
ス処理が可能となる。
上記ファイルは、回線テスト後の管理装置によるユニッ
トテーブル要求の返答データに基づいて全端末機につい
て作成されている。
表21にカードファイルFL3の構成例を示す。
カードファイルFL3には、各カードごとの情報が入る
表  21 同表において、カード番号は発行通し番号nから関数f
 (n)を用いて、得られる番号であり。
持玉数と金額、カード状態は発行通し番号とカード番号
で特定されるカードの現在状態を示す情報で、この実施
例では以下カードテキストと称する。
なお、ここでカード状態とは、表22に示すように、遊
技に使用されていないフリー状態を示すビット、遊技中
を示すビット、遊技機から一時的に離れる中断中を示す
ビット、既に精算機における精算を行なったカードであ
ることを示すビット、カードの持玉数および残金がとも
にゼロになったことを示すビット、過去に1回以上打止
めを発生したことを示すピッ1−1強制終了されたパチ
ンコ機で使用されたカードであることを示すピッ1−1
復活されたカードであることを示すビット等により構成
されている。
表22 一方、表21に戻って、カードファイルFL3には、カ
ードの現在存在している端末の位置を示す所在端末通し
番号と、所在端末番号が登録される。パチンコ機遊技店
では慣例として、「4」と「9」の数字を台番号として
用いないので、裏と表の2種類の端末番号が発生する。
また、表21においてiカウンタとはカードがアクショ
ンを起こした数すなわち、カードが有機的結合体たるシ
ステムから外部へ排出動作された回数を示すもので、こ
の回数に対応して、そのときの台番号、持玉数、金額、
時刻等のカード情報すなわちカードの来歴が記録される
。統計的に見て遊技者は1日20台以下のパチンコ機で
遊技するのがほとんどであるので、この実施例では最高
20回までカード来歴を記録することとした。ただし、
20回を超えた場合には、1=20で示されるテーブル
を更新する形で記録される。なお、上記の場合、iカウ
ンタは遊技中断を計数しない。
つまり、中断時に各カード情報を新しいエリアに記録す
るが、中断解除後の遊技終了スイッチオン時にカウンタ
を更新せず同一エリアに重ねてカード情報を記録するこ
とによりiカウンタの値を実質的な遊技台数と一致させ
ている。
ここで、カードの状態およびアクションとカードファイ
ルへFL3のカード情報の登録について第17図を用い
て説明する。
先ず、カード発行機200においてカードの発行が行な
われると、カードが排出されて、カードは未発行(白紙
)状態SSOからフリー状態SS1に移行する。それか
ら、所望のパチンコ機100にカードを挿入すると、遊
技状態SS2へ移行する。ここで遊技によってカードの
持玉および金額がゼロになると、カードが排出されて帰
零状態SS3に移る。また、遊技中に中断スイッチ11
5が押されると、カードが排出されて、中断状態SS4
へ移行し、同一カードの再投入により再び遊技状態SS
2へ戻る。そして、遊技中に遊技を終了させるべく終了
スイッチ114を押すと、カードが排出されてフリー状
態S81に移行する。
CP tJによる強制終了または打止発生によってもカ
ードが排出されて遊技状態SS2からフリー状態SSI
へ移る。そのフリー状態のカードを持って精算機300
に行き精算処理を行なうと、無効マークが付されてから
カードが回収され精算済の状態SS5へ移る。この実施
例のシステムでは、中断状態SS4のカードを持ってパ
チンコ機に戻らずそのまま精算機300に行き、精算処
理を行なうことも可能でありその場合、中断状11AS
 S 4から精算済状態SS5へ移行する。
上記状態遷移図において、遷移方向を示す矢印に○が付
されているのがカードファイルFL3へのカード情報の
記録を伴うアクションである。また、各ブロック内にて
、X、 X Hで示されている符号は、表22のカード
状態を示すコードを用いて対応する状態を16進数字で
表現(HEXA−A現)したものである。
次に、表23にP機ファイルFL4の枯成例を示す。
同図において、台番号からカード状態までの項目は、表
6に示されている送信データエリアに保持されているデ
ータであり、これらは1秒に1回管理装置400によっ
てサンプリングされ、ファイルに登録される。また、メ
イン賞球数、サブ賞球数、打止数および打止モードは、
システム立上り時に表18に示されている設定値ファイ
ルFL1に基づいてP機ファイルFL4に登録されろ。
−総容ff  56x506=28336=約30にバ
イト表24および表25に発行機ファイルFL5と精算
機ファイルFL6をそれぞれ示す。表24に示すデータ
項目は、表1に示されている発行機の送信データエリア
に保持されているデータ、また、表25に示すデータの
項目は表12に示されている送信データエリアに保持さ
れているデータと各々一致する。これらは、1秒間に1
回管理装置によってサンプリングされる。
表23〜表25において、セーブ欄に0印が付されてい
るデータは、営業終了時にフロッピディスクFDDにセ
ーブされるデータである。
次に上記のごとく構成された端末機としてのカード発行
機100、パチンコ機200、精算機3oOおよびそれ
らの端末機の集中制御を行なう管理装置400を有機的
に結合して、データ伝送およびカードの運用を可能にす
るデータ伝送路(ローカルエリアネットワーク)につい
て説明する。
第18図に階層的データ伝送路を用いたパチンコ遊技シ
ステムの構成例を示す。
すなわち、1.00〜1000台の端末機は1例えば遊
技店の島設備のような単位で20〜40台ずつグループ
化され、各群の端末機は、リング状の伝送路上を高速で
巡回するトークンと呼ばれるアクセス権をつかまえたノ
ード(端末機)がバケツ1−の形でデータの送受信を行
なう権利を有するようにされたトークンパッシング方式
の低層ネットワーク(トークンバス)510によってネ
タ1〜ワークアダプタユニツ)〜(以下、NΔUと称す
る)530に接続されている。
そして、低層ネットワーク各(トークンバス)510を
制御する複数個のNAU530は、CSMA/CD方式
の高層ネットワーク520を介して管理装置400に接
続されている。
上記低層ネットワーク510は2.5Mbps(メガビ
ット/秒)のような伝送速度を有し、高層ネットワーク
520は、10 M b p sのような伝送速度を有
するように制御され、NAU530  。
は両者の伝送速度の差を吸収して円滑なデータ伝送を可
能とするバッファとして作用し、これによって、管理装
置400の負担を軽減し、大量の稼動データの収集を可
能にしている。
第18図において符号Pで示されているが端末機として
のパチンコ機、符号Hで示されているのがカード発行機
、また符号Sで示されているのが精算機である。
各端末機P、H,Sは、第3図、第6図および第12図
に示すようなケーブル分岐回路540によって低層ネッ
トワーク510から分岐された分枝線に接続されている
。各分岐線の終端に各々の端末機の制御ユニット160
,250および350が接続されている。第18図にお
いて符号Uで示すのが、各端末機の制御ユニットである
第19図に、各端末機に共通の制御ユニットの構成例を
示す。
すなわち、各端末機の制御を行なうユニットコントロー
ラ190 (251,351)と低層ネットワーク51
0との間には、パラレル通信手段としてのユニットメモ
リ170 (270,370)と、ユニットコントロー
ラ190 (251,351)の動作を妨げることなく
データの送受信を行なうデータ伝送コントローラ551
と、データ伝送の高速化を図るため送受信データをパケ
ットの形で保持する緩衝用パケットメモリ552と、低
層ネットワーク(トークンバス)510での送受債権を
確立するとともに、送信するパラレルデータをシリアル
データに変換したり、受信したシリアルデータをパラレ
ルデータに変換する通信制御用のネットワークコントロ
ーラ553と、送受信データ信号のレベル変換を行なう
レベル変換回路554と、送信信号と受信信号の分離お
よび結合を図るための分岐回路540とが接続されてい
る。
上記コントローラ551と553は各々マイクロコンピ
ュータで構成され、パケットメモリ552は、ユニット
メモリ170と同じくデュアルポートメモリにより構成
されている。ただし、パケットメモリ552内にはコマ
ンドの入る共有データエリアはなく、デ−タ伝送コント
ローラ551とネットワークコントローラ553との間
の送信、受信の要求のやり取りは、コントローラ間で直
接行なわれるようになっている。
第20図に、上記低層ネットワーク510と高層ネット
ワーク520間のデータ伝送の緩衝を行なう上記NAU
 (ネットワークアダプタユニッ1〜)530の回路構
成例を示す。
この実施例のNAU530は、低層ネットワーク510
における送受債権の確立およびデータの直並列変換を行
なう低層ネットワークコントローラ533と、C3MA
/CD方式の高層ネットワーりにおける送受債権の確立
およびデータの直並列変換を行なう高層ネットワークコ
ン1〜ローラ537と、これらのネタ1−ワークコント
ローラ533と537との間のデータ転送を制御するデ
ータ伝送コントローラ535とを備えている。上記コン
トローラのうち、低層ネットワークコントローラ533
は、トークンパッシング専用の通信用しSIからなり、
高層ネットワークコントローラ537とデータ伝送コン
トローラ535は、汎用マイクロコンピュータによって
構成されている。そして、これらのコントローラ533
と535との間および535と537との間には、低層
ネットワーク510と高層ネットワーク520のデータ
伝送速度違いを吸収するための緩衝用パケットメモリ5
34と536とがそれぞれ接続されている。
上記パケットメモリ534,536はデュアルポートメ
モリにより構成され、送信データエリアと受信データエ
リアとを有する。また、上記低層ネノーーワークコン1
−ローラ533と低層ネットワーク(1・−クスバス)
510との間には、送信信号と受信信号の分離および結
合を行なう分岐回路531と、送受信データ信号のレベ
ル変換を行なうレベル変換回路532が接続されている
。また、同様に、高層ネットワークコントローラ537
と高層ネットワーク520との間には、レベル変換回路
538と分岐回路539が接続されている。
さらに、この実施例のNAU 530には、複数個接続
されているNAUを互いに区別するための番号を設定す
るNAU番号設定器561と、各NAU530の制御下
にある低層ネットワーク510上に存在する端末機のう
ち最小台番号を設定する最小台番号設定器562と、低
層ネットワーク上に存在する端末機の台数を設定する台
数設定器563とが設けられている。各設定器561〜
563の設定値は、NAU 530内のデータ伝送コン
トローラ535に入力され、NAU番号は高層ネットワ
ーク520における各NAUの伝送アドレスの形成に使
用される。また、最小台番号と台数とにより低層ネット
ワーク510における各端末機の伝送アドレスが形成さ
れる。
上記階層的ローカルネットワーク500(第8図)にお
いては、システム立上り時に管理装置400が各NAU
530を通じて回線テストと、各端末機に対する設定値
の設定を行なうとともに、システム稼動中にはNAU5
30が低層ネットワーク510を使用して1秒間に1回
ずつ端末機P。
H,Sから稼動データを収集して自己のメモリ内に蓄積
する。そして、蓄積データは、管理装置400からの要
求に応じて同じく1秒間に1回ずつ高層ネットワーク5
20を通して各NAU530から管理装置400内のデ
ータファイル内にストックされる。
上記のごとく、通信ネットワークがNAU530をバッ
ファとする階層的構成にされ、高層ネットワーク520
が低層ネットワーク510の伝送速度2.5Mbpsの
4倍の伝送速度を有するようにされているため、100
〜1000台の端末機を有するシステムにおいても、各
端末機から表1、表6、表12に示すような大量の稼動
データを1秒間に1回管理装置へ収集することができる
表26には、上記データ伝送システムにおいて使用され
るパケットの種類すなわちCPUからCPUへのメツセ
ージの種類が示されている。
同表において、ユニットとは各端末機(パチンコ機、カ
ード発行機、精算機)の制御ユニットのことであり1例
えば管理装置400から各NAU(ネットワークアダプ
タユニット)530に対して「ユニットテーブル要求」
なるパケットが送信されると、NAUはそれを受けて自
己の制御下にある端末機から吸い上げた台番号等を管理
装置に返送し、管理装置はこれに基づいて伝送アドレス
を知り、アドレスファイルを形成して保持する。
また、表26に描記されている「カード・イン」パケッ
トは、パチンコ機100の制御ユニット160にカード
が挿入されたときに、ユニット側から管理装置400に
対してそのカードに関する情報゛カードテキスト″を要
求するためのパケットである。ここでカードテキストと
は、カード番号、持玉数、金額(未使用分)およびカー
ド状態の4つの情報の入ったテキストである。「帰零」
なるパケットは、あるパチンコ機で遊技中にカードの持
玉数および金額が共に零になった場合に、パチンコ機の
制御ユニット160から管理装置400に対してカード
テキストを送信するためのパケットである。
一方、「中断終了」なるパケットは、遊技客が中断スイ
ッチ115を押してカードを受取ってパチンコ機を離れ
、その後、中断中のパチンコ機に戻らずそのまま精算機
にカードを入れて精算を行なった場合に、管理装置が中
断中のパチンコ機の中断状態を解除するための指令を行
なうパケットである。これによって遊技客はわざわざ中
断中のパチンコ機へ戻って遊技終了スイッチ114を押
さなくても精算を行なうことができるようになる。
また、ACKおよびNAKなるパケットは、管理装[4
00とネットワークアダプタユニット530間で、送信
要求を受けたときに相手に対して要求に応じた旨の応答
をする場合と要求に応じられない旨の応答をする場合に
使用されるパケットで、このうちACKを返送する場合
には、カートチキスI・等要求されたデータが付加され
ることもある。さらに、この実施例では回線テストやモ
ニタ異常、トークンバス異常等に基づいて管理装置40
0の判断で、各端末機を個別に、もしくは種別毎に動作
の停止指令を与えるための″′強制終了要求″パケット
とともに、各端末機の制御ユニット側の判断で、例えば
自己の制御下の端末機が制御不能になったような場合に
、制御を停止してそれを管理装置に通知できるようにす
る″強制終了通知″パケットが用意されている。
なお、表26に示されているパケットコード80 I−
(〜8AHは、16進数で表示したものであり。
そのコードは一例であってこれに限定されるものでない
ことはいうまでもない。
次に、上記データ伝送システム(ローカルネッ1−ワー
ク)において使用されるパケットのフォーマットを、″
定時データ要求”とその応答たる゛′定時データ送信′
″および“カードイン″を例にとって説明する。
第21図(A)にパチンコ機に関する″定時データ要求
かパケットの構造(他の端末と共通)を、マタ、同図(
B)にNAUがパチンコ機から収集した稼動データを送
信する’ A CK ”パケットの構造を示す。
さらに、第22図にパチンコ機の制御ユニット160か
ら管理装置400に送られる″カードイン”パケットの
構造、第23図および第24図にそのパケットのメツセ
ージに対する応答(肯定)と拒否のパケットを示す。
そして、表27には、上記各パケットのヘッド部にレイ
アウトされた固有データの定義を描記した。
第21図において、HHDで示されているのは高層ネッ
トワーク520で使用されるパケットヘッドで、LHD
で示されているのは低層ネットワーク510で使用され
るパケットヘッドである。
高層ネットワーク520内での管理装置400とNAt
J530との間のデータ伝送は、パケットヘッドHHD
を用いて行なわれ、低層ネットワーク510内でのNA
U530と各端末機との間のデータ伝送は、パケットヘ
ッドLHDを用いて行なわれる。
また、管理装置400からNAU530を介して各端末
機へのデータの伝送は、2つのパケットヘッドHHDと
LHDを使って行なわれる。この場合、上位のパケット
ヘッドHHDによって、伝送先の端末機の属するネット
ワークアダプタが指定され、そこにパケットが取り込ま
れると、上位のパケットヘッドHHDが外され、下位の
バケツ1〜ヘッドLHDのみをヘッドとして低層ネット
ワーク510上に送り出され、指定された端末機にパケ
ットが伝送される。
一方、各端末機から管理装置400に対してデータを伝
送する場合、先ず端末機は低層ネットワーク用のパケッ
トヘッドLHDのみをデータの頭に付けて低層ネットワ
ーク510上に送り出す。
すると、そのパケットはNAU530によって取り込ま
れ、そこでパケットヘッドLHDの頭にさらに高層ネッ
トワーク用パケットヘッドHHDを付けて高層ネットワ
ーク520上に送り出し、管理装置400へ伝送される
ようになっている。
さらに、第21図〜第24図の各パケットの末尾に付加
されている”PADDING”なる部分は、パケットデ
ータの長さを所定の長さに合せるために付加されたダミ
ーのデータフィールドである。
また、第21図(B)に示されている定時データ要求に
対する応答バケツ1〜において、上位のパケットヘッド
HHDの下には、一つのNAU530に属する全パチン
コ機の稼動データが連結されるようになっており、串1
で示すヘッドとデータは最初のパチンコ機に関するもの
、嘲2で示すヘッドとデータは2番目のパチンコ機に関
するもので、以下同様にして全てのパチンコ機のデータ
が続いている。
なお、第21図〜第24図に示されているパケットは、
各ネットワークにのせられる本来のパケットの全体でな
く要部のみであり、その他に伝送元を示すソースアドレ
スフィールドや伝送先を示すデスティネーションアドレ
ス等からなるヘッダ部と、誤り検出用のチェックコード
部がある。これらは、各端末機の制御ユニットやネット
ワークアダプタユニット内のネットワークコン1ヘロー
ラ553.533,537 (第19図、第20図参照
)によって自動的に生成されて付加されるようになって
いる。
次に、表26に示す各パケットを用いたデータ伝送によ
るパチンコ遊技システムの動作について説明する。
第25図に、管理装置400による各端末機の初期化お
よびネットワークの回線テストの手順の流れを示す。
システムの電源が投入されると、管理装置4゜Oでは、
先ず主記憶装置内の全てのファイルFL1〜FL6をゼ
ロにクリアしてから、ハードディスク(補助記憶装置1
)から端末機の台数や賞球数、打止数等の設定値を読み
出して表17に示すような設定値ファイルFLIを確立
し、この設定値ファイルFLIからNAU530の台数
を読み出してNAUアドレスを演算した後、このNAU
アドレスを使って回線デス1〜処理を行なう(S250
1〜52505)。すなわち、高層ネッ1−ワーク52
0を使って各NAU530へパ回線テスト″パケットを
送信するとともに、管理装置のCRT表示器405に[
回線デス1−中」なるメツセージを表示する(S250
6,52507)。
“回線テスト″パケットには、パケットへ71−ととも
にタイマより得られる年月日および識別コード(店番号
)が付加されて伝送される。
一方、電源投入によりNAU530においては、先ずN
AU番号設定器561〜563から1役定値(NAU番
号、最小台番号、端末台数)を読み出して各端末の伝送
アドレスを算出してユニソ!−アドレステーブルを作成
し、各ユニット(端末)およびNAU自身の伝送アドレ
スを認知する(S2511〜52514)。設定器から
の設定値に基づいてここで認知されたNAUアドレスは
、ステップ52504で管理装置400が設定値ファイ
ルFLIのデータから認知したNAUアドレスと一致す
る。各々が互いに同一のアドレスを認知することにより
相互通信が可能になる。
その後、管理装置400からパ回線テスト″パケットが
送られてくると、NAU、530はパケットの受信を確
認してから応答信号として” A CK ”パケットを
送信する。この“’ A CK ”を管理装置400の
通信制御装置SCCが受信することにより対応するNA
Uとの間の回線異常がないことを認知することができ、
上記手続き(S 2507〜52510)をNAUの数
だけ繰り返すことにより全回線のチェックが終了し、そ
の後ユニットテーブル要求処理82601 (第26図
)へ移行する。
一方、各端末機の制御ユニット160,250゜350
は、電源が投入されると、先ずユニット内のデータ伝送
コン1−ローラ551が、ユニットメモリ170,27
0,370の全データエリアをクリアしてから共有エリ
アに割込みコマンドを入れてスタート要求を行なう(S
 2521〜52523)。すると、各端末機のユニッ
トコントローラ190,251,351がスタート要求
を確認して台番号設定器から設定値(台番号)を読出し
、通し番号とチャネル番号の下位の算出を行なってから
、それをユニットメモリの送信データエリアに書き込み
、それをデータ伝送コントローラ551が読み取ること
で制御ユニツ1〜側でのユニッhアドレスの認知が行な
われる(S2524〜52528)。これによってトー
クンバスを使ったNAU530と各端末機との間のデー
タ伝送が可能となる。
その後、NAU530が各ユニット(端末)に対して既
に管理装置400より受信したデータ(年月日と識別コ
ード)を付加した″回線テス1−″パケットを送信する
と、ユニット側のデータ伝送コン1−ローラ551が゛
′回線テスト″の受信を確認してから、受信データとと
もにステップ32528で得られた台番号、通し番号お
よびチャネル番号(下位)を付加してNAUに送信し、
NAUがこれを確認する(S2531〜52534)。
これを全ユニットについて繰り返すことにより低層ネッ
トワーク510の回線テストが終了する。
すると、NAU530は受信した台番号等から伝送アド
レスを算出し、自己の制御下のユニット(端末)に関す
るユニットテーブルを作成してから、管理装置400か
らのユニットテーブル要求に応じたユニットテーブル送
信処理82604へ移行する。このユニットテーブルに
は、処理52531の受信確認の結果すなわち表4、表
9、表15に示すモニタ情報1も入れておく。一方、N
AU530からの“回線テスト”パケットを受は取った
ユニット側の伝送コントローラ551は、ユニットメモ
リ内の共有データエリアのコマンドレジスタCR2に1
1回線テスト”を示すコマンドを書き込む(S2551
)。これを各端末機のユニッ1〜コントローラ190,
251,351が読み取ることにより回線が正常に接続
されたことを確認しく52552)、初期値設定処理5
2701へ移行する。
第26図(A)に、管理装置400における伝送アドレ
スファイルの作成手順を示す。伝送アドレスファイルを
作成する場合、先ず管理装置400はユニットテーブル
要求処理を開始して、通信制御装置SCCが各NAU5
30に対して11ユニツトテーブル要求″パケツト(表
26)を送信する(S 2602)、すると、NAU5
30はそのパケットを受信(S2603)して、第26
図(B)のようにPACKETITYPE部に“ACK
”(= 08 H)の入ったヘッド部HHDの次に、N
AU番号とNAUステータス(トークンバス異常、開店
コード受信済み、NAU正常を示すビット等からなる)
および前述したユニットテーブルのデータ(各ユニット
についてのユニット番号と種別フラグ、台番号1通し番
号、チャネル番号とモニタ情報1)をユニット数だけ付
加してなる” A CK”パケットを送信する(826
04)。
管理装置400がこのユニットテーブルを受信すると、
表17に示すような伝送アドレスファイルFL2を作成
してから、第25図の回線テストで各端末機からの受信
データの受信確認(S2534)により形成されたモニ
タ情報1を見て、回線モニタを確認(S2607)L、
異常がなければ、初期値設定処理(S2701)へ移行
する。
しかして、ここで各端末機から送られてきたモニタ情報
1を見て異常があった場合にはCRT表示装置405の
画面上に、異常端末の表示を行なう。
第27図に、回線テスト終了に行なわれる管理装置40
0から各端末機の制御ユニット160゜250.350
に対する初期値設定の手順を示す。
初期値を設定する場合、先ず管理装置400の中央処理
装置CPUは、第25図の処理52502で作成した設
定値ファイルFLIを主記憶装置M−MEMから読み出
して通信制御装置SCCに渡し、ここで″初期値設定″
パケットのデータ部に、年月日、識別コード、購入上交
換レート、メイン賞球数、サブ賞球数、打止数、打止モ
ード等の初期値とホットコード(ユニットメモリ内のデ
ータの信頼性を後に確かめるためのコード)を入れて、
高層ネットワーク用ヘッド部と低層ネットワーク用ヘッ
ド部をパケットの頭につけて送信する(S2701,5
2702)。
すると、NAU530がそのパケットを受は取って、高
層ネットワーク用ヘッド部を除去して、低層ネットワー
ク上へパ初期値設定″パケットを送り出すとともに、高
層ネットワークへは応答信号たる“ACK”パケットを
送信する(S 2703.52704)。管理装置40
0は、この“ACK”を受信すると、52705から再
び82701の処理に戻り、伝送先アドレスを変更して
52701〜52705の手続きを繰返し、全端末機の
制御ユニットに対する初期値の送信を行なう。
一方、低層ネットワーク510側では、NAU530か
ら送信されたパケットを、指定された制御ユニットが受
は取って、ユニットメモリ (170,270,370
)内のコマンドレジスタCR2に初期値設定コマンドを
書き込み、受信データエリアに受信した初期値を書き込
む(S2711゜52712)。そして、ユニットコン
トローラ190.251,351が。ユニットメモリ内
のコマンドとデータを読み込んで、初期値の受信確認を
するとともに、年月日と識別コードを、端末機に設けら
れているカードリーダ(カードライタを含む)180,
220,310に転送し、カードリーダ側の制御装置が
これを記憶する(S2713.52714)。
また、上記処理とは別個に、管理装置400のコンソー
ル406上の初期値設定スイッチ432がオンされて、
設定値更新処理(S 2720)が実行されると、CR
T表示装置405の画面DSP上に設定値が表示される
とともに、主記憶装置M−MEM内の設定値ファイルF
LIが更新され、このファイルから設定値が読み出され
て上記手続き52701〜52714に従って新しい初
期値が設定される。
第28図に、営業開始後に各端末機から稼動データの定
期的収集を行なう手順を示す。
各端末機の制御ユニット160,250,350内の伝
送コントローラ551は、自己の持つタイマからの割込
みによって例えば1秒ごとの定時時刻を確認すると、ユ
ニットメモリ170,270.370内の送信データエ
リアSDAに書き込まれている稼動データを読み出して
、それを″定時データ送信″パケットに入れて低層ネッ
トワーク510上にのせ、NAU530に送る(S28
01〜52803)。NAU530は、各ユニットから
定時データを受信すると、自己のメモリ内に形成されて
いる各ユニットごとの稼動データを格納するデータテー
ブルを更新する(S2804゜S 2805)。なお、
NAU530によって収集される定時データは、各端末
機のユニットコントローラ190,251,351がリ
アルタイムで端末機の稼動データを吸い上げて次々とユ
ニットメモリ170,290,370内に書き込んでお
くようにされている。
一方、管理装置400の側でも、中央処理装置CPUが
自己のタイマからの割込みによって1秒ごとの定時時刻
を確認して、定時データ要求処理を開始し、通信制御装
置SCCから各NAU53Oに対して″定時データ要求
”パケットを送信する(S2811〜52813)。す
ると、指定されたNAU530がそのパケットを受信し
て。
“ACK”パケットに、52801〜52805の手続
きで収集したデータテーブルを入れて送信する5281
4,52815)。これを管理装置400が受信して表
23〜表25に示す該当端末機のファイルFL4〜FL
6を更新する(S2816.82817)。
第29図に、管理装置400による各端末機への初期値
設定後の開店処理の流れを示す。
管理装置400のコンソール406上の開店スイッチ4
21がオンされると、中央処理装置CPUは、回線テス
トおよび初期値設定等の準備処理が終了したことを確認
してから、開店処理を開始し、先ず通信制御装置SCC
によって゛′開店コード″′パケットを送信する(S2
’901,52902)。すると、NAU530がその
バケツ1〜を受は取って高層ネットワーク用ヘッド部を
除去して、低層ネットワーク上へ″開店コード″パケッ
トを送り出すとともに、高層ネットワーク520へは応
答” A CK ”パケットを送信する(32903゜
52904)。
管理装置400は、すべてのNAU530から” A 
CK ”を受信すると1通常の営業処理へ移行し、CR
T表示装置405の画面DSPには営業中なるメツセー
ジや操作可能なコンソール上のスイッチ名や操作方法を
示す文等を表示するノーマル表示をおこなう(S290
5,52906)。
一方、NAU530から送信された゛開店コード″パケ
ットを、各端末機のデータ伝送コントローラ551が受
は取ると、各制御ユニット160゜250.350内の
ユニットメモリ170,270.370のコマンドレジ
スタCR2に1′開店コード″が書き込まれ、これをユ
ニットコントローラ190,251および351が読み
取ることで、カードリーダ180,220,310には
カード受付けおよび発行を許可するとともに、カード発
行機の紙幣識別機210を紙幣受付は可能状態とし、か
つ各端末機外部の表示器164,242゜342を点灯
させ、遊技客に対して端末機が稼動状態にあることを知
らせるようになっている(S2911〜52914,5
2921〜52924゜52931〜52934)。
第30図に、1日の営業終了後における管理装置400
による閉店処理の手順を示す。
閉店処理は、管理装置側のコンソール406上の閉店ス
イッチ422がオンされることにより開始されるが、遊
技中のパチンコ機があるとき(営業中)に誤って閉店ス
イッチがオンされても処理は開始されない。閉店処理の
手順は、はぼ開店処理の場合と同じであり、手続き53
001〜53006は、第29図の手続き52901〜
52906に対応し、53011〜53014は529
11〜52914に、53021〜53024は529
21〜52924に、また53031−83034は5
2931〜52934の手続きにそれぞれ対応する。こ
れによって、各端末機の稼動中を示すランプ164,2
41,341が消灯され、代わりに、稼動中止を示すラ
ンプ242や342が点灯されるとともに、カード発行
機2o。
では紙幣識別器210が受付は不能状態にされる。
またCRT表示装置405の画面DSP上には営業終了
表示がなされる。
第31図には、遊技を始めるためパチンコ機100にカ
ードCDが挿入されてから遊技が開始されるまでの手順
が示されている。
外部よりパチンコ機上部の制御ユニツ1〜160のカー
ド挿排口161よりカードCDが挿入されると、カード
リーダ180がカードの磁気面に記録されている情報を
読み取って、先ずここで年月日と識別コード(店番号)
を確認して、日付またはコードが一致しないときにはそ
のままカードを排出し、一致した場合にはカード番号を
ユニットコントローラ190へ転送する(S3101)
すると、ユニットコントローラ190はカード番号を受
は取ってユニットメモリ170のコマンドレジスタCR
Iにカードが挿入されたことを示すコマンドを、また送
信データエリアにカード番号を書き込む(S3102,
53103)、 それがら、データ伝送コントローラ5
51がヘッド部にパカードイン′″なるメツセージを持
ち、データ部にカード番号とアドレス(台番号、通し番
号、チャネル番号)を入れた第22図に示すようなパケ
ットを形成して送信し、NAU530がそれを受信して
、高層ネットワーク用のヘッドを頭に付けて高層ネット
ワーク520上に送信する(S3104.83105)
管理装置400がNAU530からカード番号を受は取
ると、カード番号から発行通し番号n、を算出し、主記
憶装置M−MEM内のカードファイルFL3より該当す
るカードのデータを読み取る(83106.53107
)、そして、該当するカード番号がない場合、あるいは
カードデータの中のカード状態(表19)を確認して、
遊技を開始させるのが妥当でないと判断した場合(精算
済カード等の場合)には、応答拒否信号たる” N A
K Itパケット(第24図参照)を送信する(S31
08.53111)。すると、NAU530がそのパケ
ットを受信して高層ネットワーク用のへラド部を除去し
て低層ネットワーク510に送り、指定されたユニット
の伝送コントローラ551が” N A K”を受信し
て、ユニットメモリ170内のコマンドレジスタCR2
に応答が拒否されたことを示すコマンドを書き込む(S
3112〜53114)。これをユニットコントローラ
190が読み取って応答拒否を確認し、カードリーダ1
80からカードを排出させる(S3115,53116
)。
一方、53108の処理において、カードが適正なもの
と確認されると、カードファイルFL3とP機ファイル
FL4 (表21、表23)の更新、すなわちカード状
態を「フリー状態」から「遊技中」に更新し、また、カ
ードの所在する端末(パチンコ機)の台番号やカード番
号を、該当するテーブルに書き込んだ後、カードテキス
ト(金額、持玉数等)を付けて応答信号たる” A C
K ”パケットを送信する(83121.33122)
指定されたNAU530がこのパケットを受信すると、
高層ネットワーク用のヘッド部を除去して低層ネットワ
ーク510に送り出し、指定された制御ユニット190
がこれを受信する。すると、ユニットメモリ内のコマン
ドレジスタCR2に「カードイン」なるメツセージを入
れ、受信データエリアにカードテキストを入れる(S3
123〜53125)。
ソシて、ユニットコン1−〇−ラ190がユニットメモ
リ170の内のメツセージを読み取って応答があったこ
とを確認すると、カードリーダ180内にカードを保持
させたまま、ユニットメモリ170の送信データエリア
SDA内の稼動情報を「遊技中」に変更すると共に、玉
表示器163と金額表示器162にカードの持玉数と金
額を表示させ、また金額がゼロでない場合には購入可表
示ランプ113aを点灯させて購入可能状態を表示させ
る(S3126,53127)。
第32図に遊技中にパチンコ機100の中断スイッチ1
15(第6図参照)がオンされた場合の処理の手順が示
されている。
中断スイッチ115が押されると、ユニットコントロー
ラ190はユニットメモリ170の送信データエリアに
入っているカードテキストのうちカード状態を「中断中
」に変更し、共有データエリアのコマンドレジスタCR
Iには1′中断スイツチ・オン″なるメツセージを書き
込む(S3201.53202)、すると、データ伝送
コントローラ551がこれを読み取って、“中断スイッ
チ″パケットにカードテキストを入れてNAU530へ
送信する(S 3203)。NAU530はそのパケッ
トを受信すると高層ネットワーク用のヘッドを頭に付け
てカードテキストを管理装置400へ送る(S3204
)。
管理装置400はそれを受信すると、カードテキスト内
のカード番号から関数f(n)を使って発行通し番号n
を算出し、主記憶装置M−MEM内のカードファイルF
L3の該当するカードのデータを更新する(S3205
〜53207)。それから、応答信号として“ACK”
バケツ1−にカードテキストを付けて送信し、NAU5
30がこれを受けとって高層ネットワーク用ヘッドを外
して低層ネットワーク510上へ送り出す(S 320
8、53209)。
すると、伝送先の制御ユニット160がこの” A C
K”パケットを受信してユニットメモリ170内のコマ
ンドレジスタCR2にr中断スイッチ」なろメツセージ
を入れ、受信データエリアにカードテキストを書き込む
(S3210,53211)。これによってユニットコ
ントローラ190が受信を確認して、カードリーダ18
0よりカードを排出するとともに、ユニットメモリの送
信データエリアSDA内の稼動情報を「中断中」に変更
する(S 3212〜53214)。また、パチンコ機
100に設けられている購入スイッチ113内のランプ
113aを消灯し、中断スイッチ115内のランプ11
5aを点灯する。
次に、第33図に中断中のパチンコ機100にカードC
Dが挿入された場合の処理の手順を示す。
この場合の手順は第31図に示されているカードインの
場合の手順とほぼ同一である。すなわち。
パチンコ機から管理装置400ヘカードが挿入されたこ
とを伝える処理53301〜53308は、第31図の
処理53101〜53108に対応し、その肯定応答た
る” A CK ”の伝送処理53321〜53327
は、第31図の処理53121〜53127に、また、
否定応答たる” N A K ’″の伝送処理5331
1〜53316は第16図の処理53111〜5311
6にそれぞれ対応する。
異なる点は送信パケットとして、″カードイン”パケッ
トの代わりに“中断カードイン″パケットを用いる点と
、カードが挿入された時点でカード番号が中断前のもの
と異なる場合に直ちにカードリーダ180よりカードを
排出させる(S 3302→53316)点および管理
装置400の側でP機ファイルFL4の更新を行なわな
い点である。
P機ファイルの更新は、既に最初にそのカードが挿入さ
れたときに行なわれているからである。なお、カードフ
ァイルFL3はカード状態を「中断中」から「遊技中」
に更新する。また、持玉数、金額表示の代わりに中断中
表示ランプ115aの消灯がなされる。
遊技中に終了スイッチ114がオンされた場合の処理手
順(図示省略)は、第32図に示されている中断スイッ
チオンの場合の処理手順と全く同じである。異なるのは
、ユニットコントローラ190によるカード状態の変更
(S3201)と稼動情報の変更(S3214)が「中
断」でなく「フリー」になる点と、カードテキストの送
信に“終了スイッチ”パケットが使用される点および中
断表示ランプ点灯の代わりに持玉数、金額の表示がゼロ
にされる点だけである。
第34図に、遊技中に持玉数と未購入金額が共にゼロに
なった場合(帰零と称する)の処理の手順が示されてい
る。この場合の処理は、第32図に示されている中断ス
イッチオンの場合の手順とほぼ同じである。すなわち、
処理要因がパチンコ機100側で発生したのに起因して
それを管理装置400へ知らせる処理53403〜83
406は、第32図の処理S32’03〜53206に
対応し、管理装置におけるファイル更新および応答“A
CK”の送信処理53407〜53413は。
第32図の処理53207〜83214に対応する。異
なるのは、帰零が発生したことをユニットコントローラ
190が判定した場合に、ユニットメモリ170内にr
帰零」なるメツセージを入れ(S3401,53402
)+かつ送信には“帰零′″パケツト使用する点と、A
CK確認後にカードに無効を示すマーキングを行なって
排出させると共に(S3412,53413)、送信デ
ータエリアSDAの稼動情報を「中断中」でなく「フリ
ー」にし、また中断中ランプ115aを点灯する代わり
に持玉数、金額表示をゼロにする点である。
第35図に、遊技中にユニットコントローラ190が、
初期設定された打止モードに従って賞球排出数等が打止
数に達し、打止状態になったと判定した場合の処理の手
順を示す。この場合の処理は第34図の帰零処理の手順
とほぼ同じである。
すなわち、処理要因がパチンコ機100側で発生したの
に起因してそれを管理装置400へ知らせる処理535
03〜53506は、第34図の処理53403〜53
406に対応し、管理装置におけるファイル更新および
応答“ACK”の送信処理53507〜53513は、
第34図の処理53407〜53414に対応する。異
なるのは、打止が発生したことをユニットコントローラ
190が判定した場合に、ユニットメモリ170内に「
打止」なるメツセージを入れ(S 3501 。
53502)、かつ送信には“打止”パケットを使用す
る点と、ACK確認後にユニットメモリの送信データエ
リアSDA内の稼動情報を「フリー」でなく「打止」に
し、また購入筒ランプ113aを消灯して打止数、金額
の表示をゼロにクリアするとともにアナログ表示器16
4を打止表示(点滅)させる点にある。
その他、カードリーダ180ではカード排出後、次のカ
ードの受付けを不能にする(S3521)とともに、C
RT表示装置405に打止台の割込みメツセージを表示
させ、かつプリンタ408によって打止情報を印字させ
る(S3531,53532)。また、カードファイル
FL3の更新と同様P機ファイルFL4にもパチンコ機
のtlQが「打止」に変わったことを登録する(S 3
507)。
第36図に、管理装置400のコンソール406からの
打止解除指令に基づく打止解除処理の手順を示す。
コンソール406上の打止解除スイッチ433がオンさ
れると、CRT表示装置405の画面DSP上に打止台
のリストが表示され、それを見ながらオペレータが打止
を解除したいパチンコ機の台番号をコンソール406上
のテンキー425等を使って入力すると、CPUがその
指令を受付けて通信制御装置SCCより、″打止解除″
パケットを送信する(S3601〜53605)。この
パケットには、台番号とともに通し番号やチャネル番号
を入れて送る。すると、指定されたNAU530がその
パケットを受信して高層ネットワーク用のヘッド部を除
去して低層ネットワーク510上へ送り出し、そのパケ
ットを受は取った制御ユニット160のデータ伝送コン
トローラ551がユニットメモリ170内のコマンドレ
ジスタCR2に「打止解除」メツセージを書き込む(S
3606〜53608)。そして、これをパチンコ機の
ユニットコントローラ190が読み取って打止解除指令
が入ったことを確認して、ユニットメモリ内の送信デー
タエリアにある打止演算レジスタをゼロにクリアして、
送信データエリア内のパチンコ機稼動情報を「フリー」
に変更するとともに、カードリーダ180に対してはカ
ードの受付けを許可するように指令を与え、かつアナロ
グ表示器164をスクロールさせる(S 3609〜5
3612)。
一方、″打止解除″パケットを受信したNAU530は
、応答パケット” A CK”を管理装置400に対し
て送信し、管理装置がこれを送信すると、P機ファイル
FL4内の稼動情報を「フリー状態」に変更する(S3
621〜83623)。
第37図に、管理装置400の側から端末機を強制終了
させる場合の処理手順が示されている。
遊技店の営業は閉店によって終了するが、従来は店内放
送および係員により営業終了通知が行なわれていた。し
かるに、終了間際になって玉を購入する遊技客がいたり
、出玉の良好な状態にあるパチンコ機100にいる遊技
客はなかなか遊技を止めようとせず、定時に営業を終了
させることが困難であった。
この実施例ではコンソール406上の強制終了スイッチ
434を操作し、種別選択を行なうと端末の種別ごとに
動作を停止させることができるため、先ず閉店の30分
程度前にカード発行機200によるカードの発行を停止
させ、また営業終了時刻には全パチンコ機の動作を停止
させ、最後の遊技客が精算終了してから精算機300の
動作を停止させることで営業終了を円滑に行なうことが
できる。
この場合、強制終了スイッチ434がオンされると、C
RT表示装置405の画面DSP上に強制終了メニュー
が表示される(S3701)。このメニューに従って終
了させる端末機の種別をテンキー425により選択する
と強制終了台番号の入力を促す表示がなされる(S 3
702)。この実施例では、各端末機の種別(パチンコ
機、カード発行機、精算機)ごとに全機同時に終了させ
ることができるようになっており、ここで種別ごとの一
括終了をコンソールより指定すると、種別強制終了処理
が開始され、表25に示されている″強制終了要求(種
別)″パケットが高層ネットワーク520上に送出され
る(S3703,53704)。
NAU530がこのパケットを受信すると、高層ネット
ワーク用ヘッドを外して該当する同種の全端末機に対し
て、″強制終了要求″パケットを送信し、管理装置40
0に対しては応答信号II ACK”を返し、管理装置
がこれを受信して応答を確認する(S3705〜S 3
708)。
一方、NAU530からの゛強制終了要求″パケットを
受は取った各端末機の制御ユニット160.250,3
50は、ユニットメモリ170゜270.370のコマ
ンドレジスタCR2にそれぞれ受信したメツセージを書
き込み、ユニットコントローラ190,251,351
がこれを読み取ることで強制終了動作に移行する(S 
3711〜53713,53721〜53723,53
731〜S 3733)。
これによって、パチンコ機100ではアナログ表示器1
64を消灯するとともに、遊技中および中断中は″終了
スイッチ″パケットの送信処理を行なってカードの情報
を管理装置400に渡してから、カードリーダ180内
のカードを排出し、かつ以後カードの受付けを不能にす
る(S 3714〜53716)。
一方、カード発行機200では、カードライタ220に
よる新たなカードの発行を不能にする(S3724)と
ともに、紙幣識別機210における紙幣の受付けを拒否
させ、かつ発行中止ランプ242を点灯させる。
また、精算機300では、カードリーダ310によるカ
ードの受付けを不能にする(S 3734)とともに、
精算中止ランプ342を点灯させる。
この実施例のシステムでは強制終了を各端末機に対し個
別に行なうことができるようにしてあり。
第37図の処理53702で表示されたCRT画面を見
て、テンキー425より台番号を指示すると、5370
3以降の処理と同じ処理に従って表26に示されている
“強制終了要求(個別)″パケットに台番号が付加され
て指定された端末機に送信され、それを受信した端末機
では、上述したのと同じ処理(S3711〜33716
,53721〜53724.83731〜53734)
が実行される。
さらに、この実施例の伝送システムでは、管理装置40
0の側から強制終了中の端末機の動作停止を解除させる
指令を伝送するための“強制終了解除″なるパケットも
種別用のものと個別用の2種類が用意されている。第3
8図には、種別ごとに強制終了状態を解除させる場合の
手順が示されている。
この場合の手順は第37図に示されている強制終了要求
の場合の手順とほぼ同一である。すなわち、管理装置4
00のCRT表示装置405を見ながらコンソール40
6から強制終了解除の指令を入力する処理および管理装
置400からNAU530に対してパケットを送信して
その応答”ACK”を受は取るまでの処理53801〜
53808は、第37図の処理S 3701−5370
8に、また各端末機の制御ユニット160,250゜3
50において、NAU530からの1′強制終了解除″
パケットを受信して、データ伝送コントローラ551か
らユニットコントローラ190,251.361に伝え
、それを確認して対応する動作を開始するまでの処理5
3811〜53813゜53821〜53823および
53831〜53833は、第37図に示されている処
理53711〜536713,53721〜53723
および53731〜53733に、それぞれ対応する。
異なる点は送信パケットとして″強制終了要求″の代わ
りに″強制終了解除″′を用いる点と、各端末機の動作
が逆になる点である。すなわち、パチンコ機においては
強制終了解除の確認によってカードリーダ180による
カード受付けを可能にしく83814)、かつアナログ
表示器164をスクロール(点灯するランプの移Fll
)させていわゆる客待ちの状態を表示させる。またカー
ド発行機200においては1紙幣識別器210による購
入紙幣の受付けを可能し;シ、かつ発行中ランプ241
を点灯させる。さらに、精算機300においては、カー
ドリーダ310によるカードの受付けを可能にしく83
834) 、かつ精算中ランプ341を点灯させる。
各端末機を個別に終了させる処理(図示省略)は、第3
8図と略同様の手順によって個別に行なわれる。
第39図に、パチンコ機100において遊技終了スイッ
チ114が押された場合の遊技終了処理の手順を示す。
パチンコ機100下部に設けられている遊技終了スイッ
チ114が押されると、ユニットコントローラ190が
これを検出してユニットメモリ170内のカードテキス
トのカード状態を「遊技中」から「フリー」に書き換え
るとともに、ユニットメモリ170内のコマンドレジス
タCRIに終了スイッチがオンされたことを示すメツセ
ージを書き込む(S3901,53902)。すると、
データ伝送コントローラ551がこれを読み取って、“
終了スイッチ”パケットにカードテキストを入れ、低層
ネットワーク510を介してNAU530へ送信する(
S 3903)。NAU530は、そのパケットを受は
取ると、高層ネットワーク用のヘッドを頭に付けてカー
ドテキストを管理装置400へ送る(S 3904)。
その後は、パチンコ機100の中断スイッチ115がオ
ンされた場合の処理手順(第32図53205〜532
12参照)と同じ手順に従って制御ユニット160に“
A CK ”が返送され(S 3905〜53912)
、カードリーダ180からカードが排出され(8391
3)、ユニットメモリ170内のパチンコ機に関する稼
動情報が「フリー状態(客待ち状態)」に変更される。
また、玉数表示器163および金額表示器162の表示
が「0」にクリアされるとともに、購入スイッチ内の購
入可能を示すランプ113aが消灯される。
一方、この実施例のシステムでは、前述した中断処理(
第32図参照)によって遊技が中断され、他のカードの
受付けを拒否している中断中のパチンコ機100が、そ
の中断機から開放されたカードを精算機300に挿入し
て精算処理を行なわせると、管理装置400からの指令
によって中断が解除されるようになっている。
第40図にその場合の処理手順を示す。
カードが精算機に挿入されると、精算機300と管理装
置400との間のデータ伝送によって精算処理(第42
図参照)が実行され、その終了を管理装置400が確認
すると、カード情報に基づいて対応する中断中のパチン
コ機100に向けて″中断終了″パケットを送信する(
S4001゜54002)。このパケットは一旦NAU
530によって受信され、高層ネットワーク用ヘッドが
外されてから対応するパチンコ機100の制御ユニット
160に対して送信される(S4003)。
このパケットをデータ伝送コントローラ551が受信す
ると、ユニットメモリ170内のコマンドレジスタCR
2に「中断終了」なるメツセージが書き込まれ、これを
ユニットコントローラ190が読み取って確認すると、
カードリーダ180によるカードの受付けが可能にされ
るとともに、ユニットメモリ170内のパチンコ機に関
する稼動情報を「中断中」から「フリー状態」に変更す
る(S4011〜54015)。またパチンコ機前面の
玉数表示器163と金額表示器162の表示をrOJに
クリアするとともに、中断中を示すランプ115aを消
灯し、アナログ表示器164をスクロールさせて、客待
ち状態とする。
一方NAU530は、管理装置400からの゛′中中断
終了式パケット受信した時点で応答信号たる“ACK”
パケットを送信し、これを管理袋f!400が受信する
と、P機ファイルFL4内の稼動情報を「中断中」から
「フリー状態」に変更する(S4021〜54023)
第41図に、カード発行機200に紙幣が挿入されてか
らカードCDが発行されるまでの処理手順が示されてい
る。
発行機200の紙幣挿入口211に紙幣が投入されると
、紙幣識別器210がこれを識別してユニットコントロ
ーラ251に知らせ、購入選択スイッチ内のランプL1
〜L5を点灯して選択を促す表示を行なうとともに、投
入金額を金額表示器213に表示させる(S4101)
、それから、購入選択スイッチ212の一つがオンされ
て購入金額が指定されると、ユニットコントローラ25
1がその金額を確認して、ユニットメモリ270内のコ
マンドレジスタCRIに「カード購入」メツセージを、
また、送信データエリアにカードの購入金額と発行受付
は番号を書き込む(S4102.54103)、発行受
付は番号は、発行機2oOごとに受付は順序を示す番号
として与えられる。
次にデータ伝送コントローラ551がこれを読み取って
“カード購入″パケットを形成し、これに購入金額と発
行受付は番号を入れてNAU530に送信し、NAU5
30がこれに高層ネットワーク用ヘッドを付けて管理装
置1f400へ伝送する(84104,54105)、
管理装置400がこの“カード購入”パケットを受信す
ると、カードの発行通し番号nを決定し、かつこの発行
通し番号nから例えば関数f (n)を使ってカード番
号を算出して、これに基づいて購入金額等のカードテキ
ストと初期値およびカード来歴槽とからなるカードファ
イルFL3 (表18参照)を作成し。
カードテキスト、発行受付は番号およびチェックコード
を入れた” A CK ”パケットを送信する(S41
06〜54109)。
この“A CK ″パケットは一旦NAU530によっ
て受信されて高層ネットワーク用ヘッドが外されて低層
ネットワーク510へ送られ、指定された発行機200
のデータ伝送コントローラ551によって受信される(
S4110.54111)。すると、伝送コントローラ
551によってユニットメモリ270のコマンドレジス
タCR2に「カード購入」メツセージが、また受信デー
タエリアに発行受付は番号とカードテキストが書き込ま
れる(S4112)。そして、ユニットコントローラ2
51が返送された発行受付は番号を確認すると、カード
ライタ220によって、表面に購入金額等が印字され、
磁気面にはカード番号が記録されたカードを発行し、こ
れを排出する(84113〜84115)、また、この
時つり銭があれば残金払出器230によって払い出され
るとともに、購入選択スイッチ内のランプL1〜L5が
消灯され、金額表示器213の表示が「0」にクリアさ
れる。
上記のように、カード発行に際して発行受付は番号を発
行機200から管理装置400へ送り。
それを再び発行機に返送しそれを確認してからカードを
発行する手続きによって、伝送エラーによるカードの2
重発行を防止することができる。
第42図に、精算機300におけるカードの精算処理の
手順を示す、精算機300のカードリーダ310にカー
ドCDが挿入されると、カードの磁気面に記録されてい
る情報を読み取って、年月日と識別コードを確認し、一
致すればカード番号をユニットコントローラ351に転
送する(S4201)、ユニットコントローラ351は
、ユニットメモリ370内のコマンドレジスタCRIに
「カード精算」なるメツセージを、また送信データにカ
ード番号を書き込む(S4202,54203)。する
と、データ伝送コントローラ551がそれを読み取って
、“カード精算要求″パケットを形成し、カード番号を
入れて低層ネットワーク510上に伝送する(S420
4)。そして、NAU530がそれを受信して高層ネッ
トワーク用ヘッドをパケットの頭に付けて管理装置40
0へ送信する(84505)。管理装置400がそのパ
ケットを受信すると、カード番号から逆関数を用いて発
行通し番号(n)を算出し、それに基づいてカードファ
イルFL3を検索し、対応するカードテキスト(カード
情報)を読み出して、カード状態を確認する(S420
6〜84208)。
ここで、カード状態が適切でない場合、例えば既に精算
法であるとか、帰零(持玉と金額がともにゼロ)状態で
ある場合には、精算拒否を示すjlNAK”パケットを
形成して送信する(S4211)。
すると、NAU530がそれを受信して高層ネットワー
ク用ヘッドを外し、要求元の精算機300の制御ユニッ
ト250に伝送する(S4212)。
そして、データ伝送コントローラ551がそれを受信し
て、ユニットメモリ270内のコマンドレジスタCR2
に「応答拒否」メツセージを書き込み、それをユニット
コントローラ251が読み取って確認し、カードリーダ
220からカードを排出させる(S4213〜5241
6)。
一方、管理装置400が上記処理84208において、
カード状態が適切であると判定した場合には、応答信号
たる“ACK”パケットを形成し、それにカードファイ
ルより読み出した精算データ(持玉数および未使用金額
)やカード来歴、精算受付時刻等を入れて送信し、NA
U530がそのパケットから高層ネットワーク用ヘッド
を除去して制御ユニット350へ伝送する(34221
゜54222)、すると、データ伝送コントローラ55
1がそれを受信してユニットメモリ370内のコマンド
レジスタCR2に「カード精算」メツセージを、また受
信データエリアRDAに精算データ等受信したデータを
書き込み、ユニットコントローラ351がそれを読み取
って肯定応答があったことを確認して、玉数表示器31
2に持玉(獲得上を含む)数を、また金額表示器313
に未使用金額をそれぞれ表示させるとともに、プリンタ
330によって精算データ等の明細を印字したレシート
(景品引換券)を発行するとともに、紙幣払出器320
および硬貨払出器326より未使用残金を排出する(S
4223〜54225)。
これとともに、ユニットコントローラ351はカードリ
ーダ310に投入されているカードに無効表示を印字し
てカードタンク314内に精算法カードとして没収し、
ユニットメモリ370のコマンドレジスタCRIに「精
算終了」を示すメツセージを、また送信データエリアに
カードテキストを書き込む(S4226,54227)
、そして、データ伝送コントローラ551がこれを読み
出して″精算終了″パケットを形成して送信し、NAU
530がそのパケットの頭に高層ネットワーク用ヘッド
を付けて管理装置400に送る(S4228,5422
9)。“精算終了”パケットを受信した管理装置400
は、パケット内のカード番号から再び発行通し番号nを
逆算し、それに基づいてカードファイルFLa内の対応
するカードの状態を「精算済」に変更するとともに、カ
ード来歴を更新した後、中断カードを精算した場合には
第40図に示すパチンコ機100の中断終了処理540
01〜54023を実行してから“ACK”パケットを
NAU530に対して送信する(S4230〜5423
4)。
上記のように、精算機300からのカード精算要求に応
じて管理装置OOより精算データを送り、精算が終了し
た時点で再び精算終了を管理装置へ知らせるようにし、
その時点で初めて精算が処理したものを取扱っているの
で1例え精算機における精算の途中で停電等の事故が発
生しても精算データはカードファイルのFLa中に保全
されており、停電復帰複速やかに精算処理を続行できる
ようになる。これによって遊技客に対し不利益を与える
おそれがなく、システムに対する信頼性が向上される。
しかも、上記実施例では精算レシート(景品引換券)に
来歴データをも印字させるようにしているため、印字さ
れた精算データ(持玉数)の信憑性が高くなり、システ
ムへの信頼感が高められるようになる。
第43図に、端末機側でユニットコントローラによる制
御が不能になった場合とか、バス異常が検出されたとい
うようなトラブルが発生し、制御ユニット160,25
0または350の判断で端末機の動作を強制終了させる
場合の処理の手順が示されている。
この場合、各端末機の制御ユニット160,250また
は350のユニットコントローラ190゜251または
351が強制終了要因が発生したと判断すると(S43
01.54311,54321)、各々カードリーダ1
80,220,310によるカードの受付けもしくは発
行を不能にする(84302,84312,54322
)とともに、パチンコ機100が遊技中であった場合に
はカードリーダ180によりカードを排出させ(S43
03)、アナログ表示ランプ164を消灯する。また、
発行機200では紙幣識別器210による紙幣の受付け
を不能にし、発行中止ランプ242を点灯させろ。さら
に、精算機300では精算中止ランプ342を点灯させ
る。そしてユニットメモリ170,270,370内の
コマンドレジスタCRIに[強制終了通知」なるメツセ
ージを書き込み、また送信データエリア内の稼動情報(
表11参照)の強制終了ビットに「1」を立て、モニタ
情報1または2(表9、表10参照)の異常発生の原因
に対応したビットに「1」を立てる(S4304,54
314,54324)。すると、データ伝送コントロー
ラ551がそれを読み出して、″強制終了通知″パケッ
トを形成し、それにユニットメモリ内の稼動情報とモニ
タ情報1゜2を入れて送信する(84305,8431
5゜S43’25)。NAU53.Oがこれを受信して
、バケツ1〜の頭に高層ネットワーク用ヘッドを付けて
管理装置400へ送り、管理表[400がこれを受信し
て「強制終了通知」を確認すると、CR1表示装置40
5の画面上に割込みメツセージを表示させ、かつプリン
タ404によりその明細を印字させた後、NAUに対し
て応答“ACK”パケットを送信する(S4331〜5
4337)。
このように、実施例のシステムでは、管理装置400の
側から各端末機に対する強制終了の他。
各端末機が自らの判断で動作を停止することができるよ
うにされているため、システムの柔軟性が高くなるとと
もに、強制終了通知に稼動情報とモニタ情報を付加して
送信しているため管理装置の側においてその原因を容易
に把握することができる。
第44図には、定時データ収集によって収集した端末機
の稼動データ中のホットコードが、初めに設定した値と
一致するか管理装置4’OOがチェックすることによっ
てユニット側のデータの異常を発見した場合に、各端末
機の制御ユニット内の稼動データを破棄させ、代わりに
管理装置i!400のファイル内の登録しておいた異常
発生直前のデ−夕を端末機に送ってユニットのデータを
復旧させるためのデータ復旧処理の手順が示されている
この場合、管理袋!n400のCPUがユニット(端末
機)の異常を検出すると、そのユニットに関するファイ
ルを、主記憶装置M−MEM内のP機ファイルFL4、
発行機ファイルFL5または精算機ファイルFL6から
読み出して、′ユニット復旧データ″パケットを形成し
、その中にファイルから読み出した稼動データと年月日
、識別コード等の設定値データ(以下復旧データと称す
る)を入れて送信する(S4401,54402)。
すると、指定されたNAU530がそれを送信して高層
ネットワーク用ヘッドを外して低層ネットワーク510
上へ送り出し、対応する端末機のデータ伝送コントロー
ラ551がそのパケットを受信して、ユニットメモリ1
70,270または370内のコマンドレジスタCR2
に[ユニット復旧データ」なるメツセージを書き込み、
受信データエリアRDAには復旧データを書き込む(S
4403〜54405)。そレヲユニットコントローラ
190,251または351が読み取って、端末機の動
作を停止させるとともに、カードリーダ180,220
,310には年月日と識別コードを与えて記憶させる(
S 4406〜54408)。
パチンコ機では、動作停止命令を実行するときに遊技中
であればカードリーダからカードを排出させるようにし
てもよい。
その後、ユニットコントローラ190,251または3
51が、ユニットメモリ170,270゜370内のコ
マンドレジスタCRIに「ユニット復旧データ」メツセ
ージを、また送信データエリアSADに受信した復旧デ
ータのうち稼動データを書き込み、データ伝送コントロ
ーラ551がそれを読み取って“ACK”パケットを形
成し、その中に稼動データを入れて送信する(S440
9゜54410)。そして、そのパケットを受は取った
NAU530が高層ネットワーク用ヘッドを頭に付けて
送信し、管理装置400がそれを受信すると稼動データ
内の台番号からP機ファイルFL4、発行機ファイルF
L5または精算機ファイルFL6を参照して相当する端
末機の稼動データを読み出してきて、受信した稼動デー
タと比較する(S4411〜5443)。
その結果、内容が一致すると、リスタート処理5450
1 (第45図参照)へ移行する。
なお、停電によりまたは誤って電源スィッチをオフして
しまって全端末機の稼動データが破壊されたような場合
における全端末機へのデータの復旧も、この″ユニット
復旧データ″パケットを用いて上記処理84401〜8
4413をユニットごとに繰り返すことにより行なわれ
る。この場合、管理装置400のCPUは停電があった
ことをフラグ等により覚えておいて、プログラムに従っ
て電源立上り後に全ユニットに対するデータ復旧を自動
的に行なう。
次に、ユニットのデータ復旧処理後にユニットに対して
動作の再開を指令するりスタート処理の手順を第45図
を用いて説明する。なお、このリスタート処理は、各端
末機側々に対して行なうことも、端末機の種別(パチン
コ機、発行機、精算機)ごとに行なうこともできるよう
になっている。
第45図には、このうち種別のりスタート処理の手順が
示されている。
第44図に示されているユニットのデータ復旧処理54
401〜54413が終了すると、管理装置400のC
PUがリスター1〜処理プログラムを開始し、先ず゛種
別リスタート′パケットを形成して該当するNAU53
0へ送信する(S4501.54502)、この場合、
対象となるユニットが異なるNAU530下の低層ネッ
トワーク510にまたがっている場合には、該当する全
てのNAUに対して同じパケットを送信する。 NAU
530はこのパケットを受信すると、高層ネットワーク
用ヘッドを外して該当するユニットにパケットを送信す
るとともに、管理装置400に対しては応答” A C
K ”パケットを送信する(S4503〜5450G)
一方、NAU530がら送信されたパケットを受信した
制御ユニット160,250または350では、データ
伝送コントローラ551が、ユニットメモリ170,2
70,370内のコマンドレジスタCR2に[種別リス
タート」なるメツセージを書き込む(S4511.84
512,54521.54522)。すると、リスター
ト待ち状態にあったユニットコントローラ190,25
1または351がそれを読み込んで確認し、動作を再開
する(S4513,54514,54523.5452
4)。このとき、パチンコ機100および精算機300
では、カードリーダ220゜310に対して、カードに
記録されている情報の再読み込み(S4515)を指令
し、カードリーダからカード番号を受信してから動作を
再開するようになっている。 なお、データ復旧処理さ
れたユニット(端末機)を個別に動作を再開させる処理
(図示省略)は、第45図に示されている処理とほぼ同
じである。異なる点は、管理装置¥400から送信され
るパケットとして、6個別リスタート”パケットが使用
される点と、対象となるユニット一つに対して個別にメ
ツセージが送信される点のみである。
第46図に、端末機の側で各種スイッチやセンサ等の信
号を監視していて異常を検出した場合に、それを管理袋
fi400に通知するモニタ異常処理の手順が示されて
いる。
端末機のユニットコントローラ190,251または3
51がスイッチやセンサなどの信号またはカードリーダ
180,220,310からのモニタ情報を監視してそ
の異常を検出すると、ユニットメモリ170,270ま
たは370内のコマンドレジスタCRIにrモニタ異常
」なるメツセージを、また送信データエリアには、モニ
タ情報1.2と稼動情報を書き込む(S4601,54
602)。そして、これをデータ伝送コントローラ55
1が読み取って、′モニタ異常”パケットを形成し、そ
の中にモニタ情報1,2と稼動情報を入れて送信し、N
AU530がそのパケットを受信してその頭に高層ネッ
トワーク用ヘッドをつけて管理装置400へ送る(S4
603,84604)、管理装置400は、“モニタ異
常′″パケットを受信し、それを確認するとCRT表示
器405の画面上に割込みメツセージとユニットの台番
号を表示し、かつプリンタ404によって異常内容を記
載した明細書を印字する(84605〜84608)、
これとともに、管理装置400はP機ファイルFL4、
発行機ファイルFL5または精算機ファイルFLe内の
該当するファイルのデータのうち、モニタ情報1,2お
よび稼動情報を更新し、パケットを送ってきたNAU5
30に対しては応答“ACK”パケットを送信する(S
4609〜84611)。
上記パモニタ異常″パケットにより、管理装置400は
システム稼動中室に各端末機の状態を知ることができる
第47図には、低層ネットワーク510(トークンバス
)に断線等の異常があって、NAU530と各ユニット
間の通信が不能になったことをNAU530および各端
末機のデータ伝送コン1−ローラ551が検出した場合
の処理の手順が示されている。
この場合、NAU530がトークンバスの異常を検出す
ると、′トークンバス異常″パケットを形成し、それに
高層ネットワーク用ヘッドを付け、データ部には通信異
常のあるユニットに関する稼動情報およびモニタ情報1
,2と台番号を入れて管理装置400へ送信する(S4
701,54702)。すると、管理装置i!400は
、このパケットを受信してトークンバスの異常を確認し
てCR1表示装置405の画面上に割込みメツセージと
異常端末の台番号を表示し、かつプリンタ404によっ
て異常内容を記載した明細書を印字する(S4703〜
54706)、これとともに、管理装置i!400はP
機ファイルFL41発行機ファイルFL5または精算機
ファイルFLG内の該当するファイルのデータのうち、
モニタ情報1,2および稼動情報を更新し、パケットを
送ってきたNAU530に対しては応答” A CK 
”パケットを送信する(S4707〜54709)。
一方、トークンバスの異常を検出した端末機側のデータ
伝送コントローラ551は、ユニットメモリ170,2
70または370内のコマンドレジスフCR2に前述し
た「個別強制終了要求」メツセージを入れて、ユニット
コントローラ190゜251または351に知らせ、端
末機の動作を停止させるようになっている(S4711
−84713)。
以上説明したように本実施例のデータ伝送システムは、
高層ネットワーク520と低層ネットワーク510との
階層的構成からなり、低層ネットワークは専用のNAU
530によって制御されるようになっているので、50
0〜1000台の端末機が接続されるシステムにおいて
も管理装置400の負担がそれほど増大せず、しかも多
量のデータの伝送を高速で行なえるため、例えば1秒に
1回、各端末機の稼動データを収集するようなことが余
裕をもって実行できるようになる。
また、パチンコ遊技システムに適した多数の通信パケッ
トを用意し、管理装置400との間でメツセージおよび
データを交換することで端末機の稼動を可能にし、端末
機単独では何ら有効な動作が実行できない有機的結合体
を構成しているので、例えば端末機を1台だけ手に入れ
、それを使って(カードのコピー)不正を行なおうとし
ても何ら利益を得ることができない。そのため、不正行
為の介入を全く許さないとともに、稼動データを1秒ご
とに収集し、管理装置400の側でバックアップできる
ようにしているため、停電等が発生してシステムがダウ
ンしても速やかにデータを復旧し、システムを立ち上げ
ることができ、信頼性の高いシステムを得ることができ
る。
以上、第18図に示す遊技システムにおけるデータ伝送
に使用される個々のパケットの処理について説明した。
次に、上述した各種パケットを用いてシステムを動作さ
せる場合の開店から閉店までシステム全体の動作の流れ
を各端末機ごとに説明する。
第48図には、カード発行機200と管理装置400と
の相互関係に関する動作フローが、また第49図にはカ
ード発行機200におけるカード発行動作のフローがそ
れぞれ示されている。
第48図に示すように、システムの電源が投入されると
、管理装置400、NAU530、発行機の制御ユニッ
ト250およびカードライタ220のコントローラ22
8内の各種レジスタやフラグ、カウンタ等のイニシャラ
イズ(第25図参照)が実行される(S401,550
1,5201゜5601)。それから、管理表v140
0より“回線テスト”パケットが送信され、NAU53
0を介して制御ユニット250に伝送される(S402
.5502,5202)、すると、制御ユニット250
が受信データとともに自己の台番号1通し番号、チャネ
ル番号を送信し、NAU530がこれを受信してユニッ
トテーブルを作成する(S503.5203)。一方、
管理装置400は“′ユニットテーブル要求”パケット
を送信し、NAU530がこれを受信すると、作成した
ユニットテーブルを送信して、管理装置400によって
受信される(S403,5504,8404)。
続いて、管理装置400が、″′初期値設定″パケット
を使って初期値を送信すると、NAU530を介して制
御ユニット250およびカードライタのコントローラ2
28に伝送される(S405゜5505,8204,5
602)。しかる後、管理装置i!t400が“開店コ
ード”パケットを、NAU530を介して制御ユニット
250へ送信し、これによってカード発行機200はカ
ード発行準備が終了して紙幣受付可能な状態に移行する
(S406、5506.5205)。
この状態で、カード発行機200に溝入紙幣が投入され
ると、制御ユニット250からNAU530を介して管
理装置400へ゛カード購入″パケッ1〜が送信される
(S210,5510,5410)。管理装置がこれを
受信すると、カードに関するデータの入ったカートチキ
ス1−を作成して発行通し番号とともに送信し、NAU
を介して発行機の制御ユニットに伝送され、制御ユニツ
1−がこれを受信すると、カード番号をカードライタの
コントローラに渡し、カードライタが所定のカードを発
行する(S410,8510,5210゜8620)。
また、制御ユニット250は、残金払出装置を1駆動し
て、つり銭を返却する(S210)。
システム稼動中に、カード発行機200の動作を強制停
止させたい】1を態が生じた場合、管理装置から対応す
る発行機に対して゛′強制終了″パケット(個別もしく
は種別)が送信され、NAU530を介して発行機の制
御ユニットに伝えられ、カートの発行不能な状態に移行
される(S481゜5581,5281)。また1強制
終了の原因が解消されて、カード発行機200の動作を
再開させる場合には、′″強制終了解除″′パケットが
管理装置400からカード発行機に対して送信される(
8482,3582.8282)。
さらに、閉店時刻になってシステムの稼塾を終了させる
場合には、′閉店コード”パケットが管理装置400か
らカード発行機200に対して送信されろ(S490,
8590,5290)。
次に、カード発行機200における紙幣投入からカード
発行までの処理(第48図に示すステップ5210に相
当)の詳細な動作手順を第49図を用いて説明する。
カード発行機200に紙幣が投入されると、紙幣投入待
ち状態(S 211)にあったユニットコントローラ2
51が紙幣識別器210に投入された紙幣を識別して、
異常紙幣と判断した場合にはそのままその紙幣を排出し
てカードの発行を拒否する(S 212)。一方、正常
な紙幣であると判定すると、受入金額を金額表示器21
3に表示させ、かつ購入選択スイッチ内蔵のランプを、
購入可能な金額範囲まで表示させる(8213,521
4)。
次に、購入選択スイッチ212により購入金額が指定さ
れると、その金額を確認して、ユニットメモリ270内
の発行機200に関する稼動データ(受入金額、預り金
額1発行金額)を更新してから、パカード購入″パケッ
トを管理装置400に向かって送信する(S 215〜
8217)。
そして、管理装置400からその応答信号としてカード
テキストの送信を受けると1発行データ(カード番号、
発行通し番号n1発行金額)をカードライタのコントロ
ーラ228に送信する(8218)、すると、カードラ
イタがホッパー(カード収納タンク221)からカード
を取り出して磁気面にカード番号1年月日、識別コード
、チェックコードを記録し、再生ヘッドで書込みデータ
を読み取ってベリファイ(正常に書き込まれたか否か)
を行なった後1発行金額、年月日、通し番号を印字して
カードを排出し、実行結果をユニットコントローラに送
信する(S 221〜5227)。
ユニットコントローラ251は、カードライタからカー
ド発行終了通知を受けると、ユニットメモリ270内の
稼動データのうち発行回数(枚数)を更新し、つり銭が
ある場合には残金払出器230よりつり銭を払い出す(
S231.8232)。
それから、金額表示器213の表示を「O」にクリアし
、購入選択スイッチ内蔵のランプを消灯して一連のカー
ド発行処理が終了する(8233゜5234)。
第50図には精算機300と管理装置400との相互関
係に関する動作フローが、また第51図には、精算機3
00における精算動作のフローをそれぞれ示す。
第50図において、システムの電源が投入されてから、
精算機300の初期化1回線テスト、初期値の設定を行
ない、開店コードを送信して精算機をカード受付は可能
な状態にさせるまでの手順(S301〜S 305)は
、第48図に示したカード発行機200に関する準備動
作(8201〜S 205)と同じである。ただし、開
店コード受信によってカード発行機200では紙幣識別
機における紙幣の受付けが可能にされたのに対し、精算
機300では、カードリーダ310によるカードの受付
けが可能にされる(8603)、閉店コード送信の際に
も、紙幣受付は不能9代わりに、カードリーダによるカ
ードの受付けが不能にされる(5660)。
また、システム稼動中における精算機に対する強制終了
手続き(8451,5551,5351)およびその解
除手続き(S452,5552,5352)も第48図
に示したカード発行機200の場合と同じである。この
手続きによってカードリーダ310は、カードの受付け
を不能にしたり(S651)、カードの再受付けを可能
にしたりする(5652)。
一方、精算機300がカード精算可能な状態にされてか
ら、カードリーダ310にカードが挿入されると、磁気
面に記録されているカード番号。
年月日、rf&別コードをカードリーダが読み取ってコ
ードを確認し、正規のカードならば、カード番号を制御
ユニット350に渡す(’5630)。すると、制御ユ
ニット350は“′カード精算″パケットを、NAU5
30を介して管理装置400へ送信し、管理装置がこれ
を受信すると、カードファイルFL3からカードの来歴
等のデータを読み出して制御ユニッ1〜350へ送信す
る(S310゜5520,8420)、そして、制御ユ
ニット350がプリンタ330を駆動して獲得玉数や未
使用金額、来歴等の明細を印字したレシート(景品引換
券)を発行すると共に、未使用金額相当分を紙幣払出器
320および硬貨払出器326より払い出す(S 31
0)。さらに、カードリーダ310に対してカード没収
指令を出して、カードを没収する(S 630)。そし
て、精算処理が終了した時点で管理装置400に対し精
算終了を送信して、一連の手続きが終わる(S310,
5520゜5420)。
欣に、精算機300におけるカード挿入から精算終了ま
での処理(第50図のステップ5630と8310に相
当)の詳細な動作手順を第51図を用いて説明する。
カード待ち状態(S631)にあった精算機300のカ
ードリーダ310にカードCDが挿入されると、再生ヘ
ッドでカードに記憶されているコードを読み取って(S
632)、年月日と識別コードを確認し、一致しないと
きはそのままカードを排出しく5633)、一致すると
読み取ったコードのうちカード番号を制御ユニット35
0内のユニットコントローラ351に転送する(S63
4)。すると、制御ユニット350が“1カード精算”
パケットを形成し、その中にカード番号を入れて管理装
置400へ送信する(S 311)。そして、応答信号
(ACK)を受信すると、その中に含まれているカード
データに基づいて精算可能なカードか否か判定し、不能
ならばカードリーダよりカードを排出させる(S312
,5635)。
また、カードデータに基づいて玉数表示器312および
金額表示器313に獲得玉数(持玉数)と未使用金額を
表示させる(S313)。それから、プリンタ330を
駆動させて獲得玉数とカードの来歴等を印字したレシー
トを発行する(5314)。
そして、未使用金額があった場合には、紙幣払出器32
0と硬貨払出器326より、未使用金額に。
相当する紙幣と硬貨を排出させてから(S315)、玉
数表示器と金額表糸器の表示を「0」にクリアする。
しかる後、制御ユニット350がカードリーダに対して
カード没収指令を送り、管理装置400に対しては゛′
精精算終了式パケット送信する(S317.8318)
、制御ユニット350からのカード没収指令を受けたカ
ードリーダでは、印字装置により無効表示を印字してか
ら、カードをカードタンク314内に没収して次のカー
ドの挿入待ち状態に移行する(S636,5637)。
第52図にはパチンコ機100と管理装置4゜Oとの相
互関係に関する動作フローが、また第53図〜第56図
にはパチンコ機における遊技制御動作のフローを示す。
第52図において、システムの電源が投入されてから、
パチンコ機100等の初期化、回線テスト、初期値の設
定を行ない、開店コードを送信してパチンコ機を遊技可
能な状態にさせるまでの手順(S L 01〜5105
)は、第48図に示したカード発行機200に関する準
備動作(s201〜8205)と同じである。ただし、
開店コード受信によりカード発行機200では紙幣識別
機における紙幣の受付けが可能にされたのに対し、パチ
ンコ機100では、カードリーダ180によるカードの
受付けが可能にされる(S 703)。閉店コード送信
の際にも、紙幣受付は不能の代わりに、カードリーダに
よるカードの受付けが不能にされる(S790)。
また、システム稼動中におけるパチンコ機100に対す
る強制終了手続き(S481.5581゜S 181)
およびその解除手続き(S482,5582.5182
)も第48図に示したカード発行機200の場合と同じ
である。この手続きによってカードリーダ180は、カ
ードの受付けを不能にしたり(8781)、カードの再
受付けを可能にしたりする(8782)。
一方、パチンコ機100が遊技可能な状態にされてから
、カードリーダ180にカードが挿入されると、カード
リーダが磁気面に記録されているコードを読み取って確
認し、正規のカードならばカード番号を制御ユニット1
60に渡す(S710)。すると、制御ユニット160
は“カードイン″パケットを、NAU530を介して管
理装置400へ送信し、管理装置がこれを受信すると、
カードファイルFL3からカードテキスト(カード番号
、持玉数、金額およびカード状態)を読み出して制御ユ
ニット160へ送信する(SLio。
8540.8440)、そして、制御ユニット160が
これを受信すると、ユニットメモリ140内にカードテ
キストを保持して遊技を開始する(SLio)。
そして、遊技中に中断スイッチ115がオンされ、制御
ユニット160がそれを確認すると、カードテキストを
入れた゛′中断スイッチ″パケットを送信し、管理装置
400からの応答信号(ACK)を受けて、パチンコ機
100を「遊技中断中」にし、カードリーダからカード
を排出させる(S120.8542,5442.872
0)。また、遊技中断中のパチンコ機にそのカードCD
が再び挿入されると、カードリーダがカード番号を読み
取ってそれを制御ユニット160に転送する(S730
)、すると、制御ユニット160は“中断カードイン″
パケットを形成して管理装置400へ送信し、カードテ
キストを含んだ応答信号(ACK)を受けて遊技を再開
させる(S130,5544.5444)。
次に、遊技中にカードの持玉および金額が共に零になっ
たことを制御ユニット160が検出すると“帰零”パケ
ットを形成し、NAU530を介して管理装置400へ
送信し、その応答(ACK)を受けてカードリーダから
カードを排出させる(S140,5546,8446.
5740)。
また、遊技中に終了スイッチ114がオンされ、制御ユ
ニット160がそれを確認すると、′終了スイッチ″パ
ケットを管理装置400へ送信し、その応答(ACK)
を受けてカードリーダからカードを排出させ1次のカー
ドの挿入待ち状態になる(8150,5548,544
8,5750)。
さらに、遊技中に制御ユニット160が打止数に達した
と判断すると、′打止″′パケットを管理装置400へ
送信し、その応答(A CK)を受けてパチンコ機10
0での遊技の継続を不能にし、かつカードリーダよりカ
ードを排出させ、以後カードの受付けを拒否する状態に
なる(S160゜5550.5450,5760)。
そして、管理装置1t400のコンソール406からの
入力によって打止解除指令がなされると、“打止解除”
パケットがNAU 530を介して指定されたパチンコ
機に送信され、パチンコ機100を遊技可能な状態へ移
行させるとともに、カードリーダに対してはカードの受
付けを可能にする(S470,8570,5170,5
770)。
また、中断中のカードが精算機300にて精算された場
合には、管理装置400から中断中のパチンコ機100
に対して、“中断終了”パケットが送信され、中断状態
が解除される(S475゜5575,5175)、  
なお、上記動作フローにおける中断処理8120,13
0.帰零処理5140、遊技終了処理5150.および
打止処理8160.8170は、必ずしも第52図に示
されている順番に従って実行されるものでなく、遊技の
進行状況に応じてそれらの処理が相前後したり、あるい
は全く実行されずに閉店処理(S190)に至ることも
ある。
次に、上記動作フロー(第52図)中におけるパチンコ
機100の各種処理(8110〜8175)のより詳細
な動作手順を第53図〜第59を用いて説明する。
第53図にパチンコ機100にカードCDが挿入されて
から遊技制御が開始されるまでの手順を示す・ カード待ち状態(S711)にあったカードリーダ18
0にカードが挿入されると、磁気面に記憶されているコ
ード(カード番号、発行年月日、識別コード)が読み取
られ(S712)、このうち発行年月日と識別コードを
チェックしてコードが一致しないときにはカードがその
ままカードリーダから排出され(S713)、コードが
一致するとカード番号が制御ユニット160に転送され
る(S714)。
制御ユニット160は、カード番号を受は取ると、“カ
ードイン”パケットを形成し、その中にカード番号を入
れて管理袋[400へ送信する(Sill)そして、管
理装置から応答拒否パケット(NACK)を受信すると
、カードリーダに対してカード排出指令を与え、カード
を排出させる(S119,5715)。
一方、“カードイン″パケット送信に対し、管理装置4
00から肯定応答(ACK)を受信する(S 112)
と、” A CK ”パケットにより送られてきたカー
ドテキストの情報から持玉数と金額を確認し、玉数表示
器163および金額表示器162に表示させる(S11
3)、それから、アナログ表示器164を駆動して持玉
数をアナログ的に表示させ(S114)、パチンコ機1
00の制御装置150に対して発射許可信号を与える(
S115)。そして、ユニットメモリ140内の稼動情
報を「遊技中」に変更して(8116)から。
遊技処理5sooへ移行する。
第54図に、中断中のパチンコ機100にカードCDが
挿入されてから遊技制御が開始されるまでの手順を示す
カード待ち状態(S 731)にあったカードリーダ1
80にカードが挿入されると、磁気面に記録されている
コードが読み取られ(S732)、発行年月日と識別コ
ードをチェックしてコードが一致しないと、カードはそ
のままカードリーダから排出され(8733)、コード
が一致すると読み取ったカード番号が制御ユニット16
0のユニットコントローラ190へ転送される(S 7
31)。
制御ユニット160は、カード番号を読み取ると、ユニ
ットメモリ170内に保持しているカード番号と照合し
く8131)、中断カードの番号と一致しないときは、
カードリーダに対して排出指令を与えて、カードを排出
させ(S139,5735)、一致したときは“中断カ
ードイン″パケットを形成してカード番号を入れて管理
装置400へ送信する(S132)、管理装置400か
ら“NAK”が帰ってくると、カードリーダに対しカー
ド排出指令を与え(S139.5735)、” A C
K ’″が帰ってくると、持玉数と金額の表示を行ない
、制御装置150に対して発射許可を与えてから稼動情
報を「遊技中」に変更する(SL33〜5137)、そ
して、中断表示スイッチ内のランプを消灯させて(S 
l 38)から遊技処理5800へ移行する。
遊技処理とは、例えば、パチンコ機100の制御装置1
50から送られてくる各種遊技球(発射球、入賞球、ア
ウト球等)の検出信号に基づいて。
持玉数や打止め判定のための差数等をリアルタイムで演
算して、それをユニットメモリ170内の送信データエ
リアに書き込んだり、購入スイッチ113、中断スイッ
チ115、終了スイッチ114がオンされたときに対応
する処理を実行したり。
持玉が零になった場合に遊技球の購入を促す等の処理で
ある。
第55図には、中断スイッチ115がオンされた場合の
処理の手順と、管理装置490から中断解除の指令が入
った場合の処理手順を示す。
制御ユニット160が、中断スイッチ115がオンされ
たことを確認すると、パチンコ機100の制御装置15
0に対する発射許可信号を取り消して打球の発射を禁止
するとともに、ユニットメモリ170内のカード状態を
「中断中」に変更してから゛′中中断スイッチ式パケッ
ト管理装置400に送信する(s i 2 i〜S L
 24)。そして、管理装置400から’ A CK 
”パケットが帰ってくると、ユニットメモリ170内の
稼動情報を中断中に変更して、中断スイッチ内蔵のラン
プを点灯させてからカードリーダ180に対して排出指
令を与え、カードリーダが内部に保持しているカードを
排出する(8125〜5L28,5720)。
一方、中断中のカードが精算機300によって精算され
たことに起因して、管理装置400から″中断終了″パ
ケットがパチンコ機の制御ユニット160に送られてく
ると、それを受信した制御ユニットは、玉数表示器と金
額表示器の表示を「0」にクリアし、かつユニットメモ
リ170内の稼動情報を[フリー」状態に変更した後、
中断表示ランプを消灯し、アナログ表示器による持玉量
の表示を止めて、「客待ち」表示(点灯するランプの移
動表示)を行なう(S l 75〜8179)。
第56図には、カードの持玉数と未使用金額がともに零
になった場合(帰零発生の場合)の制御ユニット160
における処理手順の詳細を示す。
制御ユニット160が、カードの持玉数と未使用金額が
ともに零になったと判定する(S141)と、ユニット
メモリ170内のカード状態を「帰零」に変更(S14
2)してから、“帰零″パケットを形成して管理装置4
00へ送信する(S143)、そして、管理装置400
からの応答(ACK)を受は取る(S144)と、玉数
表示器163と金額表示器162の表示を「0」にクリ
ア(S145)t、てから、ユニットメモリ170内の
パチンコ機稼動情報を[フリー」に変更(8146)し
、カードリーダ180に対してカード排出指令を出しく
5147)、カードリーダからカードを排出させる(S
 740)。しかる後、アナログ表示器164を持玉量
の表示から「客待ち」表示に変更する(3148)。
第57図に、遊技終了スイッチ114がオンされた場合
の制御ユニット160における処理の手順を示す。
遊技終了スイッチ114がオンされ、それを制御ユニッ
ト160が確認(S 151)すると、ユニットメモリ
170内のカード状態をr遊技中」から「フリー」状態
に変更(S152)してから、゛′終了スイッチ″′パ
ケットを形成して管理装[400へ送信する(8153
)、そして、管理装置400からその応答(A CK)
を受は取る(S154)と、玉数表示器163と金額表
示器162の表示を「0」にクリア(S155)してか
ら、ユニットメモリ170内のパチンコ機稼動情報を「
フリー」に変更(8156)L、カードリーダ180に
対してカード排出指令を出しく5157)、カードリー
ダからカードを排出させる(S750)、しかる後、ア
ナログ表示器164を持玉量の表示から「客待ち」表示
に変更する(8158)。
第58図には、制御ユニット160における打止処理と
打止解除処理の手順を示す。
制御ユニット160は1例えばパチンコ機100の制御
装置150からの各種遊技球の検出信号に基づいて差数
(回収玉数−出玉数)を演算し、それが予め定められた
打止数に達すると、打止発生と判定して(S161)、
ユニットメモリ170内のカード状態を「遊技中」から
「フリー」および「打止」に変更(3162)L、パ打
止″パケットを形成して管理装置400に送信する(8
163)。そして、管理装置400から応答(ACK)
を受は取る(8184)と、玉数表示器163と金額表
示器162の表示を「0」にクリア(8165)L、て
から、ユニットメモリ140内のパチンコ機稼動情報を
「打止」に変更(8166)し、カードリーダ180に
対してカード排出指令を出す(S167)、すると、カ
ードリーダ180は、カードを排出し、以後カードを受
付けない状態に移行する(S761.S、762)。ま
た、制御ユニット160は、アナログ表示器164の持
玉量表示を止めて、ランプを点滅させて[打止め」表示
を行なう(S l 67)。
しかして、その後管理装置400からパチンコ機100
の制御ユニット160に対して″′打打止解除式パケッ
ト送信され、制御ユニットがそれを受信すると(817
1)、ユニットメモリ170内のパチンコ機稼動情報を
「打止」から「フリー」状態に変更(S172)してか
ら、カードリーダ180に対してカード受付は許可指令
を与え(S173)、カードリーダ180がカード受付
は可能な状態に移行する(S 770)。また、制御ユ
ニットは、アナログ表示器164の表示を「打止」表示
(点滅)から「客待ち」表示に変更する(S174)。
第59図には、制御ユニット160における遊技処理(
第53図参照)の−例としての遊技球演算処理と、持玉
購入処理の手順を示す。
制御ユニット160は、パチンコ機100に設けられて
いる発射センサ135,136やファウルセンサ134
.アウトセンサ132.セーフセンサ131,133等
の遊技球検出センサからの検出信号を制御装置150か
ら受は取ると1発射センサがオンされた場合(発射セン
サ135から136への打球の移動を検出した場合)に
は持玉数を1つ減算し、ファウルセンサがオンされた場
合および戻り玉を検出した場合(発射センサ136から
135への打球の移動を検出)には持玉数を1つ加算す
る(S811,5812)。また、アウトセンサ132
がオンされたときはアウト玉数を1つ加算し、差数(回
収玉数−出玉数)を1つ減算する(S 813)。さら
に、セーフセンサ131がオンされたときには、持玉数
と出玉数(累積値)にメイン賞球数を加算し、差数を演
算する(8814)。またセーフセンサ133がオンさ
れたときには、持玉数と出玉数にサブ賞球数を加算し、
差数を演算によって求める(S 815)。
この差数が前述の打止の判定(8161)に使用される
一方、パチンコ機100に設けられた購入スイッチ11
3がオンされ、制御ユニット160がこれを確認する(
S821)と、ユニットメモリ170からそのカードの
未使用金額を読み出してきてゼロでないことを確認する
(S822)、そして、ゼロでないときは、予め定めら
れた購入単位(例えば200円)分の金額を未使用金額
から減算してそれを金額表示器162に表示させる(S
823)、そして、上記購入単位に相当する玉数(例え
ば50個)を持玉数に加算してそれを玉数表示器163
に表示させる(S824)。なお、上記持玉購入すなわ
ち未使用金から持玉への変換処理によって、ユニットメ
モリ170内の未使用金額および持玉数も変更される。
上記実施例の精算機においては、精算終了後にカードを
没収するようにしているが、カードを遊技客に返却して
そのカードと精算機で発行されたレシートとを用いて景
品交換を行なわせるようにしてもよい。
また、上記実施例のパチンコ機にあっては、遊技中にカ
ードをカードリーダ内に保持させておいて、遊技終了後
もしくは中断時にカードを排出してフリー状態にさせる
ようにしているが、カード挿入による遊技開始時にカー
ド番号等をカードリーダで読み取ってカードを排出させ
てから遊技を開始し、2度目のカード挿入により遊技を
終了させるようなシステムを構成するようにしてもよい
そのようなシステムを構成した場合には、上記実施例の
各遊技機に設けられている遊技終了スイッチ114が不
要となる。
次に、上記のごとく構成されたパチンコ遊技システムに
適した管理装置400におけるCRTの画面制御方法に
ついて説明する。マイクロコンピュータを用いたシステ
ムでは、システムが複雑化されればされるほど管理装置
400による制御が多岐に渡り、オペレータが関与すべ
き処理も多くなる。従って、それらオペレータが関与す
る処理を分かり易くし、かつコンソールパネル406を
容易に操作できるように支援するため、CRT表示装誼
4o5の表示画面の構成と、画面の制御手順が重要とな
る。
この発明は、以下のようにして画面制御を行なうことに
より、それほど経験を有しないパチンコ店の係員でも容
易にシステムを稼動できるようにバックアップしている
第60図に、開店前の操作に関する画面制御フローを示
す。
管理装置400および各端末機の電源が投入されると、
ハードディスク装置11HDDからプログラムが読み込
まれてシステムがスタートする。すると、先ずネットワ
ークを使った回線テストが開始され、CRT表示画面上
には回線テスト中であることを示すメツセージと日付が
表示される(ルーチンRIOI)。そして、回線テスト
が終了し、異常なしと判定する(ルーチンR102)と
、ルーチンR103へ進み開店の準備ができたこと、す
なわちテスト終了を示すメツセージと開店スイッチ42
1のオン操作を促すメツセージが表示される。なお、こ
の際CRT画面上には、このとき操作することのできる
スイッチ(設定スイッチ432、ビルトイン・スイッチ
438および日時設定スイッチ439)のメニューも表
示されるようになっている。
一方、回線テストの結果、異常を発見したときには、ル
ーチンR104へ進んで異常のある端末機の番号をCR
T画面上に表示する。しかして、この実施例では1回線
異常端末があっても開店スイッチ421をオンすること
でシステムをスタートさせることができるようにされて
おり、その旨の表示もなされる。
上記ルーチンR103またはR104によりメツセージ
が表示されている状態で、コンソール背面のビルトイン
・スイッチ438(第16図参照)がオンされると、ル
ーチンR105でYES (スイッチオン)と判定して
ルーチンR111へ進み、購入玉レート、識別コード、
NAU台数、パチンコ機台数、発行機台数、精算機台数
、賞球数等の設定可能なデータのメニューを示す画面が
表示され1画面の指示に従った初期値の変更処理が実行
される。しかも、この実施例では、賞球数を複数台ごと
に設定できるようにするため、第69図に示すように、
現在の設定状態を示す%1LTR1と、設定範囲(台番
号)と設定値(メイン賞球数およびサブ賞球数)のイン
プットを示唆するIULTR2とからなる画面が表示さ
れるようになっている。
また、上記ルーチンR103またはR104によりメツ
セージが表示されている状態で、コンソール上の設定ス
イッチ432がオンされると、ルーチンR106でYE
S (スイッチオン)と判定してルーチンR112へ進
み、打止数を設定するための画面と打止モードを設定す
るための画面が表示され、その画面の指示に従った設定
内容の変更処理が実行される。なお、上記打止数および
打止モードの設定のための画面は、第69図に示したも
のと同じく2つの欄から構成されており、これによって
複数台ごとに設定変更を行なえるようになっている。
一方、上記ルーチンR103またはR104によりメツ
セージが表示されている状態で、日時設定スイッチ43
9がオンされると、ルーチンR107でYES (スイ
ッチオン)と判定してルーチンR113へ進み、日時設
定用の画面が表示され、画面の表示に従った日時(年月
日と時刻)の変更処理が実行される。
さらに、上記ルーチンR103またはR104によりメ
ツセージが表示されている状態で、開店スイッチ422
がオンされると、ルーチンRIO8でYES (スイッ
チオン)と判定して開店処理フローA(第61図参照)
へ移行するようになっている。なお、上記処理実行中宮
に通信回線(ネットワーク)を監視していて、発行機2
00のカードなし状態あるいは精算機300のつり銭切
れ等の緊急情報を知らせる割込みが入ってきたと判定す
ると(ルーチンR109)、割込みメツセージを各処理
画面の下W(第69図では第19行目)に表示するよう
になっている。
第61図には、上記開店後の処理フローの一例を示す。
開店スイッチ421がオンされると、先ずCR1表示画
面には作業メニューの表示(以下、ノーマル表示と称す
る)がなされる(ルーチンRL21)。この場合1作業
メニューの表示は、例えばこの画面表示中に受付は可能
な有効スイッチの種類を表示することで行なう、有効ス
イッチとしては、■所望の稼動データをCRTに表示さ
せるための「表示メニュー」スイッチ、■所望の稼動デ
ータをプリンタにより印字させるための「印字メニュー
」スイッチ、■コンソールからの入力により打止解除指
令を与える「打止解除」スイッチ、■所望の端末機の動
作を強制的に停止させるための「強制終了」スイッチ、
■強制終了させた端末機の動作を再開させるための「終
了解除」スイッチ、■カード復活処理を開始させるため
の「カード復活」スイッチ、■閉店指令を与えるための
「閉店」スイッチがある。
上記ノーマル表示状態(ルーチンR121)において1
表示メニュースイッチ428がオンされると、ルーチン
R122でスイッチオンと判定してルーチンR201へ
移行して先ず表示可能な稼動データの種類を示すメニュ
ー選択画面(第70図参照)が表示される。ここで、テ
ンキー425を使って選択枝として「1」が入力される
と、打止台(パチンコ機)の番号および番台ごとの打止
回数、出玉数、アウト玉数、差数(回収玉数−出玉数)
、持玉数、売上額、遊技客数等のデータの一覧表が表示
される(ルーチンR211)。
一方1選択枝「2」が入力されると、特定台のデータ表
示画面に変わり、台番号を入力することによりその台に
関する稼動データが表示される(ルーチンR212)。
また、選択枝「3」が入力されると、パチンコ機の全台
に関する稼動データの一覧表が表示される(ルーチンR
213)、選択枝「4」が入力されると、出玉数が回収
玉数よりも多いいわゆる「赤字台」の台番号とその稼動
データが、また選択枝「5」が入力されると、回収玉数
が出玉数よりも多いいわゆる「黒字台」の台番号とその
稼動データがそれぞれ表示される(ルーチンR214゜
R215)。
さらに、選択枝「6」が入力されると、全発行機の台番
号と各機ごとの受入金額、預り金額(発行カードの総額
)、払出金額(つり銭総額)、発行回数、モニタ情報等
の稼動データの一覧表が表示される(ルーチンR216
)。
選択枝「7」が入力されると、全精算機の台番号と各機
ごとの精算全額、精算玉数、精算回数、モニタ情報等の
稼動データの一覧表が表示される(ルーチンR217)
選択枝「8」が入力されると、端末機の種類ごとの稼動
データの総計(例えば、パチンコ機については出玉数と
アウト球数、差数、持玉数の各合計、発行機については
預り金額とカード発行枚数の各合計、精算機については
精算金額と精算玉数と精算カード枚数の各合計)が表示
される(ルーチンR218)。
選択枝「9」が入力されると、特定カードのデータ表示
画面に変わり、カードの発行通し番号nを入力すること
により、第71図に示すように、そのカードに関する来
歴データ(受付は端末の番号、残高すなわち持玉への交
換がなされていない金額、持玉数、時刻)が表示される
(ルーチンR219)。
選択枝[10」が入力されると、第72図に示すような
カードの明細を表示する画面、すなわち開店後から現時
点までに発行したすべてのカードの発行通し番号と各々
のカードの残高、持玉数、所定端末番号等の稼動データ
の一覧表およびそれらの全カードの稼動データの現時点
での合計を表示する画面に変わる(ルーチンR220)
。しかも第72図のカード明細表示画面では、表示の末
尾に全カードの状態の分布をカード枚数で示すデータ表
示欄LTR3が設けられている。
選択枝「11」を入力すると、カード合計表示画面に変
わり(ルーチンR211)、全発行カードのカード枚数
、残高合計、持玉合計および遊技中、中断中、精算終了
、フリー状態、帰零、復活等の各状態のカードの枚数が
それぞれ表示される。
選択枝「12」を入力すると、中断カードに関するデー
タ(残高、持玉数、中断した端末機の番号、中断時刻、
中断経過時間)をカード番号ごとに表示する画面に変わ
る(ルーチンR222)。
上記画面のうち、打止台表示(ルーチンR211)、全
台表示(ルーチンR213)、赤字台表示(ルーチンR
214)、黒字台表示(ルーチンR215)、発行機デ
ータ表示(ルーチンR216)、特定カード表示(ルー
チンR219)、カード明細表示(ルーチンR220)
、中断カードデータ表示(ルーチンR222)の各表示
画面はスクロールが可能にされている。しかも、本実施
例のシステムでは、1秒ごとに各端末機から稼動データ
を収集しており、上記各画面表示中対応するデータは収
集データに応じて刻々と更新される。
次に、上記各画面表示中(ルーチンR211〜R222
)またはメニュー選択画面表示中(ルーチンR201)
に、コンソール上のCRTクリアスイッチ427がオン
されると、ルーチンR121へ復帰する。
さらに、上記各処理実行中に、発行機200におけるカ
ード切れやつり銭切れ、打止台発生等の緊急情帽を知ら
せる割込みが通信回線より入ってくると、ルーチンR2
O3で割込みありと判定してルーチンR233へ移行し
て例えば表示画面の割込み表示411(第70図の第1
9行目)に割込み表示を行なう。
次に、作業メニューを表示するノーマル表示(ルーチン
R121)に戻って、ここで印字メニュースイッチ43
0がオンされると、第62図のルーチンR123でスイ
ッチオンと判定されてルーチンR301へ進み、印字メ
ニュー選択画面が表示される。印字メニューの内容は表
示メニューの内容と全く同じであり、画面を見ながら各
選択枝の番号をテンキーを用いて入力すると、対応する
稼動データの印字(ルーチンR311〜R322)が実
行される。
各稼動データの印字が終了し、または印字メニュー選択
画面表示中(ルーチンR301)に、コンソール上のC
RTクリアスイッチがオンされると、ルーチンR121
のノーマル表示画面に戻る。
また、上記各処理実行中に、通信回線から割込みが入っ
てくると表示画面の割込み表示欄に割込み表示を行なう
(ルーチンR303,R323)。
次に、再びノーマル表示(ルーチンR121)に戻り、
ここでコンソール上の打止解除スイッチ433がオンさ
れたとする。すると、第63図のルーチンR124から
ルーチンR401へ移行し、第73図に示すような打止
解除用の画面が表示される。この画面には打止台の台番
号とその稼動データが表示され、最後の列(画面の右端
)には打止状態にあることを示す符号として「打」なる
文字が表示される。
この画面の表示中に、下欄のメツセージに従って台番号
を入力すると、指定された台番号のパチンコ機の打止状
態が解除され、画面上の指定台番号の表示行の右端のr
打」なる文字が[空」に書き換えられる(ルーチンR4
11)、そして1次の台番号が入力されたときあるいは
一旦ノーマル表示に戻って再び打止解除画面が表示され
たときに、「空」のついている台番号が表示画面のリス
トから外されるようになっている。
また、上記打止解除画面が表示されているときに、CR
Tクリアスイッチがオンされると、ルーチンR121に
復帰してノーマル表示がなされ。
打止解除画面表示中に通信回線から割込みが入ってくる
と、所定のa(第73図第19行目)に割込み表示がな
される(ルーチンR413)。
一方、ノーマル表示に戻ったところでコンソール上の強
制終了スイッチ434がオンされると、ルーチンR12
5からルーチンR402へ進み、強制終了メニュー画面
がCRTに表示される。このメニューの内容は、パチン
コ機、発行機および精算機であり、画面のメツセージに
従って選択枝「1」を入力すると、強制終了させたいパ
チンコ機を指定するためのパチンコ機強制終了画面が表
示される(ルーチンR421)、ここで、コンソールの
テンキーを使って所望のパチンコ機の台番号を入力して
やると、指定されたパチンコ機が強制終了され1画面の
表示が更新される(ルーチンR422)、なお、この実
施例では強制終了を番台ごとに実行できるのはもちろん
台番号とじで「0」を入力すると全台を対象とした強制
終了を実行できるようになっている。この強制終了表示
画面は、第73図の打止台表示と略同じ構成でよく、各
行の末尾のr打」の代わり強制終了を示す1強」の符号
を表示させるようになっている。
また、ルーチンR402の強制終了メニュー画面表示中
に選択枝「2」を入力すると1強制終了させたい発行機
を指定するための発行機強制終了画面が表示される(ル
ーチンR431)、ここで。
テンキーを使って所望の発行機の台番号を入力してやる
と、指定された発行機が強制停止され、画面の表示が更
新される(ルーチンR432)。この場合にも、各端末
機ごとの強制終了の他、全機を一括して強制停止させる
ことができるよう番こなっている。
さらに、ルーチンR402の強制終了メニュー画面表示
中に選択枝「3」を入力すると、強制終了させたい精算
機を指定するための精算機強制終了画面が表示される(
ルーチンR441)、ここで、テンキーを使って所望の
精算機の台番号を入力してやると、指定された精算機が
強制停止され、画面の表示が更新される(ルーチンR4
42)。
全精算機を一括して強制停止させることも可能である。
なお、上記各強制終了画面表示中(ルーチンR421、
R43に、R441)において1通信回線から割込みが
入って来ると所定の欄に割込み表示がなされ、またCR
TクリアスイッチがオンされるとルーチンR121のノ
ーマル表示に戻る。
さらに、強制終了メニュー画面表示中(ルーチンR40
2)においても0割込みが入ってくると画面上に割込み
表示がなされ、(ルーチンR451)、CRTクリアス
イッチがオンされると、ルーチンR121のノーマル表
示に戻る。
そして、ノーマル表示に戻ったところで、コンソール上
の終了解除スイッチ435がオンされると、ルーチンR
126からルーチンR403へ進み1強制終了状態を解
除するためのメニュー画面がCRTに表示される。この
メニューは上述した強制終了メニューと全く同じであり
、各選択枝を入力すると、第63図のルーチンR421
〜R423、R431〜R433,R441〜R443
に対応するルーチンR461〜R463,R471〜R
473またはR481〜R483が実行され1強制終了
中の端末機が再び動作状態にされる。
また、表示画面上では指定された台番号の行の末尾の1
強」が消去されてブランクになってから、リストから外
される。
この強制終了解除の場合にも、各端末の種別ごとに一括
して解除することができる。また、通信回線から割込み
が入ってくると1画面上に割込み表示がなされ(ルーチ
ンR491) 、CRTクリアスイッチがオンされると
、ルーチンR121のノーマル表示に戻る。
再びノーマル表示に戻ったところで、コンソール上のカ
ード復活スイッチ424がオンされると、第65図のル
ーチンR127るからルーチンR405へ進み、第74
図に示すようなカード復活を実行するための画面(初め
は上から3行目までの11LTR4)が表示される。こ
こで、画面のメツセージに従って先ず復活したいカード
の発行通し番号n(第2図に示したように、カードの表
面に印刷されている)を入力すると、そのカードの現在
の未使用金額と持玉数とともに、カードの来歴データが
表示される(ルーチンR501)、そこで、この画面の
データを見てカードを復活してもよいかどうかオペレー
タが判断して、画面下方のメツセージに従って管理装置
に設けられたカードライタ407の挿入口に白紙のカー
ド(裏面は磁気面)を挿入してから再度カード復活スイ
ッチ424をオンさせると、年月日、識別コードおよび
カード番号を記録した復活カードが発行される。
CPUは磁気面に記録したコードのベリファイを行ない
、一致すると“OK”の表示を、また一致しなかったと
きは“エラー″の表示を行なう(ルーチンR502)、
それから、CRTクリアスイッチがオンされるとルーチ
ンR121のノーマル表示に戻る。また、上記カード復
活処理画面(ルーチンR405)または復活カードのデ
ータ表示画面(ルーチンR501)が表示されていると
きに、通信回線から緊急情報の割込みが入ってくると、
画面上の割込み表示欄(第19行目)に割込み表示がそ
れぞれなされる(ルーチンR503゜R504)、  
一方、ルーチンR121のノーマル表示に戻ったところ
で、コンソール背面のテストカードスイッチ437がオ
ンされると、第65図のルーチンR128からルーチン
R406へ進み、゛′テストカード発行″中を示す文字
と次の操作を示すメツセージからなるテストカード発行
処理画面が表示される。この画面の指示に従って、先ず
白紙のカードをカードライタ407に挿入してから、テ
ストカードスイッチ437を再度抑圧すると、例えば金
額にして1000円分の遊技が可能なテストカードが発
行される。このとき、カードライタがベリファイを行な
って一致が得られなかったときは、CRT画面上にエラ
ー表示がなされる(ルーチンR601)、そして、CR
Tクリアスイッチがオンされた時点でルーチンR121
のノーマル表示に戻る。
なお、上記テストカード発行処理画面表示中に。
通信回線から緊急割込みが入ってくると割込み表示が成
される(ルーチンR602)。
ノーマル表示(ルーチンR121)に戻ったところで、
コンソール上の閉店スイッチ422がオンされた場合に
は、ルーチンR129でYESと判定されて第66図に
示す閉店処理へ移行する。
また、上記ノーマル表示(ルーチンR121)による作
業メニュー画面が表示されている間に通信回線から緊急
割込みが入ってきた場合にも割込み表示がなされる(ル
ーチンR130,R131)。
第66図には、上記ルーチンR129において、閉店ス
イッチがオンされたと判定された場合の画面制御手順が
示されている。すなわち、閉店スイッチ422がオンさ
れると、ルーチンR129からR170ヘジヤンプし、
有効スイッチの種類を示す閉店メニューの画面が表示さ
れる。閉店メニューの画面に表示される有効スイッチは
、「表示メニュー」と[印字メニュー」と「終了」の3
つのスイッチである。この閉店メニュー画面の表示中に
おいて、表示メニュースイッチ428がオンされると、
ルーチンR171でスイッチオンと判定されてルーチン
R701へ進み、メニュー選択画面が表示される。ここ
で、メニュー選択画面に表示されるメニューの種類は、
開店中の処理Aにおいて、ルーチンR121のノーマル
表示中に表示メニュースイッチがオンされた場合(第6
1図参照)と同じである。ただし、第61図における各
種データの表示は、システム稼動中に定期的(1秒間隔
)で収集される可変データであるのに対し、閉店スイッ
チオン後における表示データは既に確定したデータであ
る点が異なる。
メニュー選択画面表示中(ルーチンR701)において
選択枝の番号「1」〜「12」を入力して所望のデータ
を表示させる処理(ルーチンR711〜ルーチンR72
2)および表示中にCRTクリアスイッチがオンされた
場合(ルーチンR702)、割込みが入った場合の処理
(ルーチンR703、R723)の手順は第61図の場
合と同様であるので説明を省略する。
次に、第67図には、ルーチンR170の閉店メニュー
表示中において、コンソール上の印字メニュースイッチ
430がオンされた場合の画面制御手順を示す、印字メ
ニュースイッチ430がオンされると、ルーチンR17
2からR801ヘジヤンプし、メニュー選択画面の表示
を行なう。
メニューの種類は、開店処理中のデータ印字(第62図
)と同じであり、かつ選択枝の番号を入力して所望の収
集データを印字させる処理(ルーチンR−R822)お
よび表示中にCRTクリアスイッチがオンされた場合(
ルーチンR802)、割込みが入った場合(ルーチンR
803,R823)の処理も第62図と同じである。
一方、ルーチンR170の閉店メニュー表示中において
、終了スイッチ423がオンされると、ルーチンR17
3からルーチンR180へ進み、マスクコンピュータの
電源遮断の確認および電源スィッチをオフすべき旨のメ
ツセージからなる画面を表示する。また、閉店メニュー
画面表示中に割込みが入った場合にも、画面の割込み表
示欄(第19行目)に割込み表示がなされる(ルーチン
R174,R190)。
次に、第68図には、上記第60図〜第67図における
割込み表示処理(ルーチンR114,R223、R32
3,R412,R423,R433、R443,R45
1,R463,R473゜R483,R491,R50
3,R504,R602、R131,R723,R82
3,R190)のより具体的な制御手順を示す。
通信回線から割込みが入ってくると、先ずコンソール内
のブザー440を鳴動(ルーチンR901)させてから
、端末機の種別ごとに割込みの原因を解析して、対応す
る割込み表示へ移行する。
ここで、割込みの要因がパチンコ機における打止の発生
によるものである場合には、ルーチンR902にて打止
発生時刻と打止台の番号と打止回数とをCRTの画面上
に割込み表示させる。また、割込みの発生源がカード発
行機であった場合には、その割込み要因を解析して、発
生時刻と台番号および割込み要因の種類を表示させる(
ルーチンR903)、カード発行機における割込み要因
としては、つり桟用の紙幣切れ1発行前の白紙カード切
れ、購入紙幣のタンクの満杯等がある。一方、割込みの
発生源が精算機であった場合にも、割込み要因を解析し
て発生時刻と台番号および割込み要因の種類を表示させ
る(ルーチンR904)。
精算機における割込み要因としては、未使用全払戻し用
の紙幣切れと硬貨切れ、レシート用紙切れ、カード回収
用のタンクの満杯等がある。
上記各割込み表示は、特に限定されるわけではないが、
この実施例では前述したように、各種メニュー表示画面
やデータ表示画面の第19行目において行なうようにな
っている。また、これらの割込み原因はプリンタ408
により直ちに印字される。
また、管理装置のCPUに対する上記割込みは、パチン
コ機の打止については、″打止l′パケットを用いて、
またカード発行機および精算機からのものは、″モニタ
異常″パケットを用いて行なわれる。
そして、上記各ルーチンR902〜R904による割込
み表示中にコンソール上のブザーストップスイッチ43
6がオンされると、ルーチンR905でブザーの鳴動を
停止させてからちとのルーチンへ復帰する。
なお、第70図に示すように、表示画面の第20行目に
タイマ割込みによる収集データに基づく営業統計データ
を表示させるようにすることもできる。
[発明の効果] 以上説明したごとくこの発明は、遊技開始に使用される
カードに持玉数を記録する代わりに識別符号を記憶し、
持玉数はこの識別符号を用いて中央管理装置内の記憶装
置に記憶させるようにするとともに、カード購入に際し
ては購入金額を金額のまま払戻し可能な第1の有価デー
タとして記録し、パチンコ機にはこの第1の有価データ
から持玉数と等価な第2の有価データに変換するための
変換機能とその操作手段を設けるようにしたので、カー
ド発行時には持玉数という直接的に遊技可能な有価デー
タ(第2)を購入するのではなく、持玉数という直接的
に遊技可能な有価データ(第2)に変換し得る前段とし
ての第1有価データを得、パチンコ遊技機において第1
有価データを、遊技権利と等価な第2有価データに変換
してパチンコ遊技を行ない、残存している第1有価デー
タに対しては景品交換ではなく、未使用金としての返却
がなされる。そのため、遊技客は安心して高額のカード
を購入することができ、これによって玉切れによる遊技
中断の回数が減少され、遊技の興趣が高められるととも
に、遊技店にとってはカード発行機数を減少させて、カ
ードのコストを低減することができる。しかも、カード
内に記憶されるのは有価データを呼び出すための識別符
号であるので、カードコピーによる不正を防止すること
ができる。
また、中央管理装置とパチンコ店内に分散しているパチ
ンコ機、発行機および精算機等の端末装置に、それらの
間で相互に緊密な交信を可能にする情報交換手段をそれ
ぞれ設け、ローカルネットワークにより中央管理装置と
各端末装置とを有機的に接続せしめて有機的結合体を形
成し、カードによってのみ前記有機的結合体への介入を
可能とならしめ、かつこの有機的結合体によってのみ前
記第1有価データと第2有価データとの運用を可能とな
らしめるように構成したので、遊技客がパチンコ機で遊
技中であっても、管理装置によりリアルタイムでパチン
コ遊技機を含む各端末装置の状態(現在値)を逐一把握
することができこれによって停電等の事故が発生しても
速やかにデータを復旧させてシステムを立ち上げること
ができるという効果がある。
なお、前記実施例では、精算機におけるカード精算の際
にカードの持玉数を印字したレシートを発行し、このレ
シートにより景品と交換するシステムについて説明した
が、有価価値を有するレシートを発行する代わりに、持
玉数と一定の交換レートの下で等価な金銭を直接払い出
すように精算機を構成することも可能である。
また、前記実施例では一例としてこの発明を、パチンコ
機を遊技機とするシステムに適用したものについて説明
したが、この発明はそれに限定されるものでなく、アレ
ンジボールやスロットマシン等、金銭を一定の交換レー
トの下で遊技権利と等価の有価価値に変換して遊技を行
なうようにされたゲーム機を複数配置して構成するよう
にした遊技システム一般に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用されたパチンコ遊技システム全体
の構成を示すシステム構成図、第2図(A)、、(B)
は本発明に係るシステムに使用されるカードの構成を示
す正面図および背面図、 第3図は本発明に係るシステムに使用されるカード発行
機の構成例を示す正面図、 第4図はカードリーダの構成例を示すもので、(A)は
発行機用、(B)はパチンコ機用、(C)は精算機用そ
して(D)は管理装置用のカードリーダの概略構成図。 第5図はカード発行機の制御系の構成例を示すブロック
図、 第6図(A)はパチンコ機の結成例を示す正面図、 第6図(B)はパチンコ機の制御ユニットの構成例を示
す斜視図、 第7図はパチンコ機の裏面の構成例を示す背面図、 第8図はパチンコ機の裏面の封入球循環装置の構成例を
示す背面図。 第9図(A)は封入球循環装置の玉抜き部の詳細を示す
拡大図。 第9図(B)は封入球循環装置の玉送り部の詳細を示す
斜視図。 第10図はパチンコ機全体の制御系の構成例を示すブロ
ック図、 第11図はパチンコ機の制御装置の構成例を示すブロッ
ク図、 第12図は精算機の構成例を示す正面図、第13図は精
算機の制御系の構成例を示すブロック図、 第14図は管理装置全体の構成例を示す斜視図、第15
図は管理装置自身のシステム構成例を示すブロック図、 第16図は管理装置のコンソールの構成例を示すもので
、(A)は平面図、(B)は背面図。 第17図は本発明の遊技システム内でのカードの状態遷
移を示す説明図、 第18図は本発明の遊技システムにおける伝送系の構成
例を示すブロック図、 第19図は各端末機のユニットコントローラと伝送路(
ネットワーク)との間のデータ送受信の制御を行なう制
御ユニットの構成例を示すブロック図、 第20図はネットワーク上でのデータ転送制御を行なう
NAU (ネットワークアダプタユニット)の構成例を
示すブロック図、 第21図〜第24図はネットワークにおいて使用される
代表的なパケットの構成例を示すもので、第21図は“
定時データ要求″パケットの構成図、 第22図は″“カードイン”パケットの構成図、第23
図は“カードイン”パケットに対する肯定応答パケット
の構成図、 第24図は“カードイン”パケットに対する否定応答パ
ケットの構成図。 第25図は管理装置による各端末機の初期化およびネッ
トワークの回線テストの手順を示すシステムフローチャ
ート。 第26図(A)は管理装置における伝送アドレスファイ
ルの作成手順を示すシステムフローチャート、 第26図(B)は″テーブル要求″′パケットに対する
応答パケットの構成図。 第27図は管理装置による各端末機への初期値設定の手
順を示すシステムフローチャート。 第28図は管理装置による各端末機からの定時データ収
集の手順を示すシステムフローチャート、第29図は管
理装置による各端末機への開店指令の処理手順を示すシ
ステムフローチャート、第30図は管理装置による各端
末機への閉店指令の処理手順を示すシステムフローチャ
ート、第31図はパチンコ機へのカード挿入から遊技開
始までの手順を示すシステムフローチャート、第32図
は遊技中にパチンコ機の中断スイッチがオンされた場合
の処理手順を示すシステムフローチャート、 第33図は中断中のパチンコ機にカードが挿入された場
合の処理手順を示すシステムフローチャート、 第34図は遊技中にカードの持玉数と金額がともにゼロ
になった場合の処理手順を示すシステムフローチャート
、 第35図は、遊技中に打止が発生した場合の処理手順を
示すシステムフローチャート、第36図は管理装置のコ
ンソールから打止解除指令が入った場合の処理手順を示
すシステムフローチャート、 第37図は管理装置のコンソールから強制終了指令が入
った場合の処理手順を示すシステムフローチャート、 第38図は強制終了中の端末機の終了を解除する場合の
処理手順を示すシステムフローチャート、第39図は遊
技中にパチンコ機の遊技終了スイッチがオンされた場合
の処理手順を示すシステムフローチャート、 第40図は中断中のカードが精算機において精算された
場合の処理手順を示すシステムフローチャート、 第41図はカード発行に購入紙幣が挿入された場合の処
理手順を示すシステムフローチャート、第42図は精算
機にカードが挿入された場合の処理手順を示すシステム
フローチャート、第43図は端末機の側で強制終了要因
が発生した場合の処理手順を示すシステムフローチャー
ト、第44図は管理装置が端末機のデータの異常を検出
した場合のデータ復旧処理手順を示すシステムフローチ
ャート。 第45図は各端末機に対するデータ復旧処理後に再スタ
ートさせる場合の処理手順を示すシステムフローチャー
ト、 第46図は端末機の側でモニタ異常を検出した場合の処
理手順を示すシステムフローチャート。 第47図は低層ネタ1−ワークの異常を検出した場合の
処理の手順を示すシステムフローチャート、第48図は
カード発行機と管理装置との相互関係に関する動作手順
を示すフローチャート、第49図はカード発行機におけ
る動作手順を示すフローチャート、 第50図は精算機と管理装置との相互関係に関する動作
手順を示すフローチャート、 第51図は精算機における動作手順を示すフローチャー
ト、 第52図はパチンコ機と管理装置との相互関係に関する
動作手順を示すフローチャート、第53図はパチンコ機
におけるカード挿入による遊技開始の動作手順を示すフ
ローチャート、第54図はパチンコ機におけるカード挿
入による中断終了の動作手順を示すフローチャート、第
55図はパチンコ機における遊技の中断とカード精算し
;よる中断終了の動作手順を示すフローチャート、 第56図はパチンコ機における帰零の発生の場合の動作
手順を示すフローチャート、 第57図はパチンコ機において中断スイッチがオンされ
た場合の動作手順を示すフローチャート、第58図はパ
チンコ機において打止が発生した場合と、管理装置から
打止解除指令があった場合の動作手順を示すフローチャ
ート、 第59図はパチンコ機の制御ユニットにおける遊技処理
の一例としての遊技球演算処理と持玉購入処理の手順を
示すフローチャート、 第60図〜第68図は管理装置におけるCRT表示装置
の画面制御方法を示すもので、第60図は開店前の画面
制御に関するフローチャート、 第61図は開店後に表示メニュースイッチがオンされた
場合の画面制御に関するフローチャート、第62図は同
じく印字メニュースイッチがオンされた場合のフローチ
ャート、 第63図は、打止解除スイッチまたは強制終了スイッチ
がオンされた場合のフローチャート、第64図は強制終
了解除スイッチがオンされた場合のフローチャート。 第65図はカード復活スイッチ、テストカードスイッチ
または閉店スイッチがオンされた場合のフローチャート
、 第66図は閉店スイッチのオン後に表示メニュー゛スイ
ッチがオンされた場合のフローチャート、第67図は閉
店後に印字メニュースイッチがオンされた場合のフロー
チャート。 第68図は上記各処理中に通信回線から割込みが入った
場合の処理フローチャート、 第69図は管理装置における初期値設定および変更用両
面の構成例を示す表示画面構成図、第70図は管理装置
におけるメニュー選択用画面の構成例を示す表示画面構
成図、 第71図は管理装置における特定カードのデータ表示用
画面の構成例を示す表示画面構成図、第72図は管理装
置における発行済カードの明細表示用画面の構成例を示
す表示画面構成図、第73図は管理装置におけろ打止台
に関するデータ表示用画面の構成例を示す表示画面構成
図、第74図は管理装置におけるカード復活処理用画面
の構成例を示す表示画面構成図である。 100・・・・パチンコ機、110・・・・遊技機本体
、120・・・・封入球循環装置、160・・・・制御
ユニット、170・・・・ユニットメモリ、180・・
・・カードリーダ、190・・・・ユニットコントロー
ラ、200・・・・カード発行機、210・・・・紙幣
識別機、220・・・・カードライタ、230・・・・
残金払出器、250・・・・制御ユニット、300・・
・・精算機、310・・・・カードリーダ、320・・
・・紙幣払出器、330・・・・プリンタ、350・・
・・制御ユニット、400・・・・管理装置、510・
・・・低層ネットワーク、520・・・・高層ネットワ
ーク、530・・・・NAU (ネットワーク・アダプ
タ・ユニット)。 第2図 (A) (B) n 第3図 第4図 CA) (B) (C) 第6図 第6図 (B) 166 t−yアジアII 第9図 (A) (B) 第12図 第22図 「″カードイン″パケット楕成」 高  層  ネ   ッ   ト   ワ  −  り
管理装置←NAU(カードNo) 低層ネットワーク NAU←制御ユニット(カードNo) 第24図 [″カードイン”パケット構成(応答拒否)高  層 
 ネ  ッ  ト  ワ  −  り管理装置→NAU
 (NAK) 低層ネットワーク NAU→制御ユニット(NAK) 第59図 件11中瓢塁1=・・/1 1160図 第68図 第69図 第70図 第71図 第72図 第73図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)自己の識別符号を記憶する記憶媒体を金額に対応
    して発行する記憶媒体発行装置と、前記記憶媒体の読取
    装置を有し、所定の有価価値により遊技が可能となり特
    定の状態の発生によって付加価値を遊技者に与えるよう
    にされた遊技機と、前記記憶媒体に保持された金銭と実
    質的に等価な第1の有価データおよびこの第1有価デー
    タから変換された遊技権利と実質的に等価な第2の有価
    データとを前記識別符号を用いて前記記憶媒体ごとに記
    憶する記憶手段を備えた管理装置と、前記記憶媒体の読
    取装置と前記第1有価データに相当する金銭を払い出す
    金銭返却装置と前記第2有価データに相当する有価媒体
    を発行する有価媒体発行装置を有する記憶媒体精算装置
    とを、伝送媒体を介して有機的に接続せしめることによ
    り有機的結合体を形成し、前記記憶媒体によってのみ前
    記有機的結合体への介入を可能とならしめ、かつ有機的
    結合体によってのみ前記第1有価データと第2有価デー
    タとの運用を可能とならしめるように構成したことを特
    徴とする遊技システム。
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