JPS6328896Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6328896Y2 JPS6328896Y2 JP1982132984U JP13298482U JPS6328896Y2 JP S6328896 Y2 JPS6328896 Y2 JP S6328896Y2 JP 1982132984 U JP1982132984 U JP 1982132984U JP 13298482 U JP13298482 U JP 13298482U JP S6328896 Y2 JPS6328896 Y2 JP S6328896Y2
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- Japan
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- metal
- porous material
- metal material
- aromatic agent
- accessory
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- Expired
Links
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Landscapes
- Adornments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は組合わせ装身具に係り、詳しくは、香
水その他の芳香剤を含浸させて成る多孔質材と金
属材とが組合わされ、しかも、長時間にわたりそ
の芳香剤が発散し、香りを発する新規な装身具に
係る。
水その他の芳香剤を含浸させて成る多孔質材と金
属材とが組合わされ、しかも、長時間にわたりそ
の芳香剤が発散し、香りを発する新規な装身具に
係る。
装身具には、金、銀その他の貴金属から成つて
いるものがあり、その中には表面に貴金属を嵌着
させたものもある。これら装身具は何れのもので
も、貴金属特有の色、光沢等による視覚的な審美
的効果を目的とするものである。この装身具の視
覚的効果とともに、人間の体臭等を緩和するため
古くから香水等の芳香剤が用いられている。しか
し、装身具と芳香剤とは通常個別的に着用されて
おり、これら両目的、つまり、審美的効果と芳香
の発散とが同時に達成できる装身具は未だ提案さ
れていない。
いるものがあり、その中には表面に貴金属を嵌着
させたものもある。これら装身具は何れのもので
も、貴金属特有の色、光沢等による視覚的な審美
的効果を目的とするものである。この装身具の視
覚的効果とともに、人間の体臭等を緩和するため
古くから香水等の芳香剤が用いられている。しか
し、装身具と芳香剤とは通常個別的に着用されて
おり、これら両目的、つまり、審美的効果と芳香
の発散とが同時に達成できる装身具は未だ提案さ
れていない。
本考案は上記のところから成立し、具体的に
は、従来例のものと同様に視覚からの審美的効果
を有する上に香りを発散し、更にその発散に長時
間にわたり持続性を持つ装身具を提案する。
は、従来例のものと同様に視覚からの審美的効果
を有する上に香りを発散し、更にその発散に長時
間にわたり持続性を持つ装身具を提案する。
すなわち、本考案は、金属若しくは合金若しく
はこれらを主成分とする粉末粒子間に形成される
連通孔中に芳香剤等を含浸して成る多孔質材と金
属材とを相対的に嵌合させて成ることを特徴とす
る。
はこれらを主成分とする粉末粒子間に形成される
連通孔中に芳香剤等を含浸して成る多孔質材と金
属材とを相対的に嵌合させて成ることを特徴とす
る。
以下、図面によつて本考案の実施態様について
説明する。
説明する。
まず、第1図ならびに第2図は本考案の一つの
実施例に係る装身具の一部の拡大断面図であつ
て、多孔質材1と金属材2とは相対的に嵌合され
ている。すなわち、第1図において多孔質材1か
ら基材を構成し、その多孔質板1の表面に所望形
状の凹所1aを形成し、その凹所1aのところに
金属材2を嵌合させて一体化する。この多孔質材
1は金属若しくは合金の粉末粒子若しくはそれを
主成分として他の粒子を混合したものの焼結体で
あつて、これら粉末粒子の間には孔隙若しくは連
通孔が形成されている。この多孔質材はその粉末
粒子に適合する条件で焼結できるが、通常は例え
ばパウダーロールで加圧成形後焼結し、その後、
再びパウダーロールで表面のみを加圧し、表層部
の密度のみを高めるのが望ましい。更に、粉末粒
子中に減摩剤等を配合し、成形性を高めるほか、
焼結時に減摩剤を飛散させて積極的に連通孔を形
成して孔隙率を高めるのが望ましい。
実施例に係る装身具の一部の拡大断面図であつ
て、多孔質材1と金属材2とは相対的に嵌合され
ている。すなわち、第1図において多孔質材1か
ら基材を構成し、その多孔質板1の表面に所望形
状の凹所1aを形成し、その凹所1aのところに
金属材2を嵌合させて一体化する。この多孔質材
1は金属若しくは合金の粉末粒子若しくはそれを
主成分として他の粒子を混合したものの焼結体で
あつて、これら粉末粒子の間には孔隙若しくは連
通孔が形成されている。この多孔質材はその粉末
粒子に適合する条件で焼結できるが、通常は例え
ばパウダーロールで加圧成形後焼結し、その後、
再びパウダーロールで表面のみを加圧し、表層部
の密度のみを高めるのが望ましい。更に、粉末粒
子中に減摩剤等を配合し、成形性を高めるほか、
焼結時に減摩剤を飛散させて積極的に連通孔を形
成して孔隙率を高めるのが望ましい。
また金属材2は審美的効果を高める上に、所望
の金属若しくは合金通常貴金属等から構成し、こ
の金属材2は凹所1aの形状に合わせ、彫金的手
法で嵌合させれば良いが、粉末的治金的手法によ
れば容易に金属材2は所望形状に成型できる。
の金属若しくは合金通常貴金属等から構成し、こ
の金属材2は凹所1aの形状に合わせ、彫金的手
法で嵌合させれば良いが、粉末的治金的手法によ
れば容易に金属材2は所望形状に成型できる。
また、第1図に示すものの代りに、第2図に示
す如く、金属材2から基材を構成し、この金属材
2の表面に凹所2aを形成し、凹所2a中に多孔
質材1を嵌合することもできる。
す如く、金属材2から基材を構成し、この金属材
2の表面に凹所2aを形成し、凹所2a中に多孔
質材1を嵌合することもできる。
この場合、金属材2には彫金的手法で凹所2a
を形成することができるが、これに代つて、量産
的には粉末治金的手法によつて凹所2aを具える
ものとして一度に成型することができる。
を形成することができるが、これに代つて、量産
的には粉末治金的手法によつて凹所2aを具える
ものとして一度に成型することができる。
次に、以上の如く、多孔質材1と金属材2とが
一体に組合わせて成る装身具において、その多孔
質材1の連通孔中に香水その他芳香剤を含浸させ
る。この芳香剤は香料が含まれる液体であれば何
れの濃度のものでも良く、例えば、多孔質材の連
通孔中の残存空気を予め吸引して減圧状態に保
ち、その後、この連通孔中に芳香剤を吸引させる
と、容易に含浸させることができる。
一体に組合わせて成る装身具において、その多孔
質材1の連通孔中に香水その他芳香剤を含浸させ
る。この芳香剤は香料が含まれる液体であれば何
れの濃度のものでも良く、例えば、多孔質材の連
通孔中の残存空気を予め吸引して減圧状態に保
ち、その後、この連通孔中に芳香剤を吸引させる
と、容易に含浸させることができる。
以上の通り、芳香剤を含浸させて成る多孔質材
と、金属材とを相対的に嵌合させて一体化して成
る装身具であると、これらの組合わせによつて彫
金的な審美的効果が発揮される上に使用によつて
含浸芳香剤が発散し、併せて美香的効果も達成で
きる。
と、金属材とを相対的に嵌合させて一体化して成
る装身具であると、これらの組合わせによつて彫
金的な審美的効果が発揮される上に使用によつて
含浸芳香剤が発散し、併せて美香的効果も達成で
きる。
すなわち、例えば、ペンダント、リング、その
他の装身具が着用されると、その装身具には人間
の体温が伝達し、温度が上昇する。この温度上昇
によつて多孔質材中の含浸芳香剤がその多孔質板
の表面までにじみ出て、その芳香剤が周囲に発散
し、連通孔は無限に屈折しているとともに、金属
材との組合わせによつて芳香剤の発散は徐々に行
なわれ、芳香剤等は長時間保持できる。
他の装身具が着用されると、その装身具には人間
の体温が伝達し、温度が上昇する。この温度上昇
によつて多孔質材中の含浸芳香剤がその多孔質板
の表面までにじみ出て、その芳香剤が周囲に発散
し、連通孔は無限に屈折しているとともに、金属
材との組合わせによつて芳香剤の発散は徐々に行
なわれ、芳香剤等は長時間保持できる。
更に詳しく説明すると、第2図に示す如く、多
孔質材1の裏面は金属材2によつて包囲されるこ
とになつて含浸芳香剤が浸出しても裏面からの浸
出は十分に防止でき、芳香剤の持続性は大巾に向
上させることができる。
孔質材1の裏面は金属材2によつて包囲されるこ
とになつて含浸芳香剤が浸出しても裏面からの浸
出は十分に防止でき、芳香剤の持続性は大巾に向
上させることができる。
なお、含浸芳香剤が完全に飛散したときには、
多孔質材のみを取外して含浸し再び組合わせるこ
とができる。更に、金属材は貴金属等その他の金
属から構成する代りに、合成樹脂、セラミツクス
その他の非金属から構成することができる。この
合成樹脂等から構成する場合は、合成樹脂等には
周知の通り微細な孔隙が存在するため、その孔隙
を通しても芳香剤は発散できる。また、金属材若
しくは非金属材と多孔質材とを相対的に嵌合させ
る際に、その接触面に接着剤または粘着剤を介在
させても良い。
多孔質材のみを取外して含浸し再び組合わせるこ
とができる。更に、金属材は貴金属等その他の金
属から構成する代りに、合成樹脂、セラミツクス
その他の非金属から構成することができる。この
合成樹脂等から構成する場合は、合成樹脂等には
周知の通り微細な孔隙が存在するため、その孔隙
を通しても芳香剤は発散できる。また、金属材若
しくは非金属材と多孔質材とを相対的に嵌合させ
る際に、その接触面に接着剤または粘着剤を介在
させても良い。
また、装身具以外に何れのものにも用いること
ができる。
ができる。
第1図ならびに第2図は本考案の一つの実施例
に係る装身具の一部を拡大した各断面図である。 符号、1……多孔質材、1a……凹所、2……
金属材、2a……凹所。
に係る装身具の一部を拡大した各断面図である。 符号、1……多孔質材、1a……凹所、2……
金属材、2a……凹所。
Claims (1)
- 金属または合金若しくはこれらを主成分とする
粉末粒子を成型および焼結して形成される孔隙若
しくは連通孔中に芳香剤等を含浸してなる多孔質
材と、金属材とを相対的に嵌合させてなることを
特徴とする組合わせ装身具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13298482U JPS5936709U (ja) | 1982-09-01 | 1982-09-01 | 組合わせ装身具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13298482U JPS5936709U (ja) | 1982-09-01 | 1982-09-01 | 組合わせ装身具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5936709U JPS5936709U (ja) | 1984-03-08 |
JPS6328896Y2 true JPS6328896Y2 (ja) | 1988-08-03 |
Family
ID=30300135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13298482U Granted JPS5936709U (ja) | 1982-09-01 | 1982-09-01 | 組合わせ装身具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5936709U (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5095291U (ja) * | 1973-12-28 | 1975-08-09 | ||
JPS5694386U (ja) * | 1979-12-22 | 1981-07-27 |
-
1982
- 1982-09-01 JP JP13298482U patent/JPS5936709U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5936709U (ja) | 1984-03-08 |
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