JPS63287443A - 多孔質キャンデ−の製造法 - Google Patents
多孔質キャンデ−の製造法Info
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- JPS63287443A JPS63287443A JP62123362A JP12336287A JPS63287443A JP S63287443 A JPS63287443 A JP S63287443A JP 62123362 A JP62123362 A JP 62123362A JP 12336287 A JP12336287 A JP 12336287A JP S63287443 A JPS63287443 A JP S63287443A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、多孔質キャンデーの製造法に間するもので
あり、軽い食感の多孔質キャンデーを供するとき利用さ
れる。
あり、軽い食感の多孔質キャンデーを供するとき利用さ
れる。
従来の技術
俗にバナナと呼ばれるフローレットのような多孔質キャ
ンデーは、糖類などの原料を煮詰めた後気泡を混入した
キャンデー生地を、澱粉に石膏型を押しつけてできた凹
部に流し込み、乾燥室に入れ、乾燥して造られる。
ンデーは、糖類などの原料を煮詰めた後気泡を混入した
キャンデー生地を、澱粉に石膏型を押しつけてできた凹
部に流し込み、乾燥室に入れ、乾燥して造られる。
また、例えば特公昭50−11981号に見られるよう
に、糖類などの原料に水を加え、水分が0.5〜2%と
なるまで煮詰めたキャンデー生地をモールドなどの型容
器に入れ、これを減圧に放置してキ、ヤンデー生地を膨
化してから冷却、固化して造る方法も知られている。
に、糖類などの原料に水を加え、水分が0.5〜2%と
なるまで煮詰めたキャンデー生地をモールドなどの型容
器に入れ、これを減圧に放置してキ、ヤンデー生地を膨
化してから冷却、固化して造る方法も知られている。
発明が解決しようとする問題点
フローレットなどの従来の多孔質キャンデーは、ゼラチ
ン、アルブミン、アラビアガムなどの気泡安定剤を加え
た糖溶液を泡立て気体を含ませたものと砂糖などを煮詰
めたキャンデー生地とを混合して気泡を混入したキャン
デー生地とし、更に結晶種となる粉砂糖を加え、次いで
これを澱粉に型を押してできた凹部に流し込み、40〜
80℃の乾燥室に入れて乾燥したキャンデーを澱粉の中
から取り出して造られる。
ン、アルブミン、アラビアガムなどの気泡安定剤を加え
た糖溶液を泡立て気体を含ませたものと砂糖などを煮詰
めたキャンデー生地とを混合して気泡を混入したキャン
デー生地とし、更に結晶種となる粉砂糖を加え、次いで
これを澱粉に型を押してできた凹部に流し込み、40〜
80℃の乾燥室に入れて乾燥したキャンデーを澱粉の中
から取り出して造られる。
しかし、澱粉に型を押して凹部を設ける場合、浅い木箱
に澱粉を入れ、表面を平らにしてからバナナなどの形を
した石膏型で形を押して石膏型に対応した凹部を澱粉の
表面に設けなければならず、しかもこの時用いる澱粉は
塊などがあると凹部がきれいな形とならないので、使用
の度に篩でふるって使わなければならず、作II場は澱
粉の粉が舞い、大変溝れるだけでなく、呼吸と共に体内
に吸い込むなど健康上も望ましくなかった。また、乾燥
したキャンデーを澱粉の中から取り出すときも篩でふる
わなければならなかった。
に澱粉を入れ、表面を平らにしてからバナナなどの形を
した石膏型で形を押して石膏型に対応した凹部を澱粉の
表面に設けなければならず、しかもこの時用いる澱粉は
塊などがあると凹部がきれいな形とならないので、使用
の度に篩でふるって使わなければならず、作II場は澱
粉の粉が舞い、大変溝れるだけでなく、呼吸と共に体内
に吸い込むなど健康上も望ましくなかった。また、乾燥
したキャンデーを澱粉の中から取り出すときも篩でふる
わなければならなかった。
その上、澱粉に設けた凹部にキャンデー生地を流し込む
とき、凹部の形が崩れたり変形したりしないように流動
性の大きなキャンデー生地を用いなければならず、その
ため水分の多いキャンデー生地が用いられている。その
結果、乾燥に時間がかかり、通常12〜30時間ぐらい
乾燥しなければならなかった。
とき、凹部の形が崩れたり変形したりしないように流動
性の大きなキャンデー生地を用いなければならず、その
ため水分の多いキャンデー生地が用いられている。その
結果、乾燥に時間がかかり、通常12〜30時間ぐらい
乾燥しなければならなかった。
また、特公昭5o=tx9sx号の方法は、水分が0.
5〜2%(実施例ではおよそ150℃)となるまで煮
詰めたキャンデー生地に砂糖の微細結晶を種晶として加
え、混練し、含まれる糖を結晶化させ、次いで減圧にて
膨化させ、冷却して造っている。すなわち、キャンデー
生地は、混練による篭の結晶と冷却により粘度が上昇し
、流動性が小さくなった。このような流動性の小さいキ
ャンデー生地は、澱粉の凹部などに流し込んで一口で口
の中に入る大きさとすることが難しく、大きな塊のまま
膨化してから小さい粒に切断するか、コーンカップなど
に入れて大きな塊のまま食べるものとしなければならず
、美観上優れたものとは言えなかった。
5〜2%(実施例ではおよそ150℃)となるまで煮
詰めたキャンデー生地に砂糖の微細結晶を種晶として加
え、混練し、含まれる糖を結晶化させ、次いで減圧にて
膨化させ、冷却して造っている。すなわち、キャンデー
生地は、混練による篭の結晶と冷却により粘度が上昇し
、流動性が小さくなった。このような流動性の小さいキ
ャンデー生地は、澱粉の凹部などに流し込んで一口で口
の中に入る大きさとすることが難しく、大きな塊のまま
膨化してから小さい粒に切断するか、コーンカップなど
に入れて大きな塊のまま食べるものとしなければならず
、美観上優れたものとは言えなかった。
この発明の発明者は、形の良い粒状の膨化キャンデーを
良い作業環境で短時間に造るための方法を検討し、キャ
ンデー生地中の結晶性の糖をあらかじめ結晶化しておか
なくとも、気泡を混入して成形したキャンデー生地を減
圧、膨化させるだけで糖が結晶化することを見いだし、
この発明を完成させた。
良い作業環境で短時間に造るための方法を検討し、キャ
ンデー生地中の結晶性の糖をあらかじめ結晶化しておか
なくとも、気泡を混入して成形したキャンデー生地を減
圧、膨化させるだけで糖が結晶化することを見いだし、
この発明を完成させた。
問題点を解決するための手段
この発明では、細かい気泡を混入した水分4〜9%のキ
ャンデー生地を40〜60℃とすることによりドウ状の
可塑物として成形し、このキャンデー成形物を60〜8
0℃にて200mmHg以下の減圧下に放置して膨化さ
せた後固化させ、次いで乾燥することにより水分が4%
以下で比重がおよそ0.2〜0.4の多孔質キャンデー
としている。
ャンデー生地を40〜60℃とすることによりドウ状の
可塑物として成形し、このキャンデー成形物を60〜8
0℃にて200mmHg以下の減圧下に放置して膨化さ
せた後固化させ、次いで乾燥することにより水分が4%
以下で比重がおよそ0.2〜0.4の多孔質キャンデー
としている。
ここに用いる細かい気泡を混入したキャンデー生地とは
、砂糖、水飴などの糖類の濃厚な溶液とゼラチン、アル
ブミン、アラビアガム、卵白などの気泡安定剤とを混合
した後オーバミキサー、マシュマロビータ−、アイスク
リームフリーザー等により泡立てたホイップベースにキ
ャンデー生地又は糖類を加えたものを指す、すなわち、
糖類、水飴、もしくはそれに乳製品、油脂等を加え煮詰
めた通常のハードキャンデー生地又はソフトキャンデー
生地とホイップベースを混合したもの、ホイップベース
に砂糖等の糖類な加え混合したもの等が利用される。
、砂糖、水飴などの糖類の濃厚な溶液とゼラチン、アル
ブミン、アラビアガム、卵白などの気泡安定剤とを混合
した後オーバミキサー、マシュマロビータ−、アイスク
リームフリーザー等により泡立てたホイップベースにキ
ャンデー生地又は糖類を加えたものを指す、すなわち、
糖類、水飴、もしくはそれに乳製品、油脂等を加え煮詰
めた通常のハードキャンデー生地又はソフトキャンデー
生地とホイップベースを混合したもの、ホイップベース
に砂糖等の糖類な加え混合したもの等が利用される。
ホイップベースとキャンデー生地などを混合する際、温
度が高いとホイップベースの気泡が破壊されるおそれが
あるのでなるべく低い温度で処理するのが望ましいが、
低くすぎると硬くなって混ぜ難くなる。したがって、3
5〜65℃ぐらいの温度で処理するのが望ましい。
度が高いとホイップベースの気泡が破壊されるおそれが
あるのでなるべく低い温度で処理するのが望ましいが、
低くすぎると硬くなって混ぜ難くなる。したがって、3
5〜65℃ぐらいの温度で処理するのが望ましい。
また、後で減圧下で膨化させたときキャンデー生地中の
糖を結晶化させる際の種晶となるように、キャンデー生
地に粉糖又はフォンダントクリームを加えるのが望まし
い。
糖を結晶化させる際の種晶となるように、キャンデー生
地に粉糖又はフォンダントクリームを加えるのが望まし
い。
このように細かい気泡を混入したキャンデー生地の水分
は、少ないとあまり膨化せず、多いと膨化のときすぐに
固化しないので、4〜9%とする。
は、少ないとあまり膨化せず、多いと膨化のときすぐに
固化しないので、4〜9%とする。
このようなキャンデー生地を40〜60℃とするとドウ
状の可塑物となるので、これを成形して所望の形をした
キャンデー成形物とする。
状の可塑物となるので、これを成形して所望の形をした
キャンデー成形物とする。
キャンデー生地を成形するには、例えばドウ状のキャン
デー生地をロールで延ばして薄いシート状とし、これを
ロータリーカッター等で切断したり、打ち抜き型で打ち
抜いたりして行うことができる。
デー生地をロールで延ばして薄いシート状とし、これを
ロータリーカッター等で切断したり、打ち抜き型で打ち
抜いたりして行うことができる。
次いで、キャンデー成形物を60〜80℃の温度として
200 m m Hg以下の減圧雰囲気に放置して膨化
させる。この時のキャンデー成形物の温度が高いとキャ
ンデー生地の粘度が小さくなり減圧で大きくなった気泡
が逃げてしまい、低いとキャンデー生地が十分に膨化し
ないので、温度に注意する。
200 m m Hg以下の減圧雰囲気に放置して膨化
させる。この時のキャンデー成形物の温度が高いとキャ
ンデー生地の粘度が小さくなり減圧で大きくなった気泡
が逃げてしまい、低いとキャンデー生地が十分に膨化し
ないので、温度に注意する。
減圧で膨化させることによりキャンデーの水分は勢い良
く蒸発し、キャンデー生地の水分を低下すると同時に温
度を下げるためか、キャンデー中の糖が結晶化し、非晶
形の生地に細かい糖の結晶が混ざったものとなり、これ
により小石の入ったセメントのごとく膨化したキャンデ
ーが固化し、形が保てるものとなる。
く蒸発し、キャンデー生地の水分を低下すると同時に温
度を下げるためか、キャンデー中の糖が結晶化し、非晶
形の生地に細かい糖の結晶が混ざったものとなり、これ
により小石の入ったセメントのごとく膨化したキャンデ
ーが固化し、形が保てるものとなる。
次いで、固化した膨化物を水分が4%以下となるまで乾
燥する。乾燥は、そのまま減圧雰囲気中に放置して行っ
ても良いが、70℃以上の常圧の乾燥器などで行うこと
もできる。
燥する。乾燥は、そのまま減圧雰囲気中に放置して行っ
ても良いが、70℃以上の常圧の乾燥器などで行うこと
もできる。
このようにして乾燥した膨化物の比重が、およそ0.2
〜0.4となるようにあらかじめ膨化の程度を調整する
。乾燥した膨化物の比重が小さすぎると脆くて壊れやす
いものとなり、大きすぎるとサクサクした軽い食感のも
のとならなかった。
〜0.4となるようにあらかじめ膨化の程度を調整する
。乾燥した膨化物の比重が小さすぎると脆くて壊れやす
いものとなり、大きすぎるとサクサクした軽い食感のも
のとならなかった。
発明の効果
この発明の多孔質キャンデーは、製造する際澱粉で造っ
た型(凹部)を使わないため作業中澱粉の粉が舞い上が
って汚れる心配がなく、衛生面、精神面などに良いだけ
でなく、乾燥工程が従来の多孔質キャンデーに比べ非常
に短いので短時間で製造することができる。
た型(凹部)を使わないため作業中澱粉の粉が舞い上が
って汚れる心配がなく、衛生面、精神面などに良いだけ
でなく、乾燥工程が従来の多孔質キャンデーに比べ非常
に短いので短時間で製造することができる。
しかも、特公昭50−11981号のようにキャンデー
生地中の糖類を結晶としてから成形する必要がなく、キ
ャンデー生地を成形してから膨化させるので形の良い多
孔質キャンデーが得られる。
生地中の糖類を結晶としてから成形する必要がなく、キ
ャンデー生地を成形してから膨化させるので形の良い多
孔質キャンデーが得られる。
また、この発明では、減圧とする前のキャンデー生地中
の糖類は結晶化していないが、本発明の発明者の得た知
見によると、減圧、膨化させる工程中にキャンデー生地
の水分が蒸発し、しかも減圧と膨化による物理的刺激が
重なるためか、膨化工程中にキャンデー生地中の非結晶
状態の糖類が結晶化し、膨化した組織が保持される安定
な組織となり、多孔質キャンデーの形が保てるものとな
った。このように糖類が結晶した膨化キャンデーは、食
べたとき口の中でカリカリと容易に砕ける軽い食感のも
のとなる。
の糖類は結晶化していないが、本発明の発明者の得た知
見によると、減圧、膨化させる工程中にキャンデー生地
の水分が蒸発し、しかも減圧と膨化による物理的刺激が
重なるためか、膨化工程中にキャンデー生地中の非結晶
状態の糖類が結晶化し、膨化した組織が保持される安定
な組織となり、多孔質キャンデーの形が保てるものとな
った。このように糖類が結晶した膨化キャンデーは、食
べたとき口の中でカリカリと容易に砕ける軽い食感のも
のとなる。
実施例1
砂糖60部と水飴40部に水20部を加え、加熱溶解し
てから130℃となるまで煮詰めた後、およそ100℃
まで冷やし、オーバミキサーに移し、ゼラチン1部を水
2部に溶解したものを加え泡立ててホイップベースとし
た。
てから130℃となるまで煮詰めた後、およそ100℃
まで冷やし、オーバミキサーに移し、ゼラチン1部を水
2部に溶解したものを加え泡立ててホイップベースとし
た。
これとは別に砂糖90部と水飴30部に水30部を加え
加熱溶解してから116℃に煮詰めたシロップを冷却し
ながら撹拌して砂糖の微細な結晶を生じさせてフォンダ
ントクリームとした。
加熱溶解してから116℃に煮詰めたシロップを冷却し
ながら撹拌して砂糖の微細な結晶を生じさせてフォンダ
ントクリームとした。
また、水飴280部、全練乳340部、砂糖130部、
水50部、植物性硬化油5部、レシチン0.3部を加熱
、混合して溶解し、均一な組成物としてから煮詰め、組
成物の温度が123℃となったら冷却盤に流して冷却し
てキャラメルベースとした。
水50部、植物性硬化油5部、レシチン0.3部を加熱
、混合して溶解し、均一な組成物としてから煮詰め、組
成物の温度が123℃となったら冷却盤に流して冷却し
てキャラメルベースとした。
このキャラメルベース70部をおよそ50℃とし、これ
にホイップベース13部、フォンダントクリーム21部
、粉砂糖8部を加えその温度を保ちながら混捏してドウ
状の可塑性をしたキャンデー生地とした。この細かい気
泡を混入したキャンデー生地の水分は、8.0%であっ
た。
にホイップベース13部、フォンダントクリーム21部
、粉砂糖8部を加えその温度を保ちながら混捏してドウ
状の可塑性をしたキャンデー生地とした。この細かい気
泡を混入したキャンデー生地の水分は、8.0%であっ
た。
次いでこの組成物をハンドロールで延ばして厚さが約3
mmのシートとし、このシートを打ち抜き型で打ち按い
て菱形のキャンデー成形物とした。
mmのシートとし、このシートを打ち抜き型で打ち按い
て菱形のキャンデー成形物とした。
このキャンデー成形物をあらかじめ68℃としておいた
真空装置に入れ、およそ5分間放置してキャンデー成形
物が装置内の温度となってから80mm)[gの減圧と
し、その状態に20分間維持してキャンデー成形物を膨
化、固化させた。
真空装置に入れ、およそ5分間放置してキャンデー成形
物が装置内の温度となってから80mm)[gの減圧と
し、その状態に20分間維持してキャンデー成形物を膨
化、固化させた。
次いで、膨化物を真空装置から取り出し、70℃の乾燥
器に60分間入れて乾燥して多孔質キャンデーを得た。
器に60分間入れて乾燥して多孔質キャンデーを得た。
この多孔質キャンデーは、ラフビーボール様の形をして
おり、水分2.5%、比重0.36であった。また、食
べると口の中でカリカリと容易に噛み砕ける軽い食感の
ものとなった。
おり、水分2.5%、比重0.36であった。また、食
べると口の中でカリカリと容易に噛み砕ける軽い食感の
ものとなった。
実施例2
砂糖60部、水飴45部、蜂蜜5部に水15部を加え加
熱、溶解してから煮詰め、煮詰め温度が123℃となっ
たら冷却盤に流して55℃となるまで冷却してキャンデ
ーベースとした0次いで、このキャンデーベース70部
に実施例1に記載のホイップベース25部及び粉砂糖1
5部を加え混捏し、水分が7.0%であり、63℃でド
ウ状の可塑性を示す気泡を混入したキャンデー生地を得
た。
熱、溶解してから煮詰め、煮詰め温度が123℃となっ
たら冷却盤に流して55℃となるまで冷却してキャンデ
ーベースとした0次いで、このキャンデーベース70部
に実施例1に記載のホイップベース25部及び粉砂糖1
5部を加え混捏し、水分が7.0%であり、63℃でド
ウ状の可塑性を示す気泡を混入したキャンデー生地を得
た。
次いでこのキャンデー生地をハンドロールで延ばし、厚
さが2mmのシートとした。このシートをカッターで切
断して暢3mm、 長さ120mmの長い短冊形をし
たキャンデー成形物とした。
さが2mmのシートとした。このシートをカッターで切
断して暢3mm、 長さ120mmの長い短冊形をし
たキャンデー成形物とした。
このキャンデー成形物をあらかじめ65℃としておいた
真空装置に入れ、およそ5分間放置して装置内の温度と
なってから100mmHgの減圧とし、その状態に20
分間維持してキャンデー生地を膨化、固化させた。
真空装置に入れ、およそ5分間放置して装置内の温度と
なってから100mmHgの減圧とし、その状態に20
分間維持してキャンデー生地を膨化、固化させた。
次いで、膨化物を真空装置から取り出し、75℃とした
乾燥器に60分間入れて乾燥して多孔質キャンデーを得
た。
乾燥器に60分間入れて乾燥して多孔質キャンデーを得
た。
この多孔質キャンデーは、水分2.3%、比重0.28
で丸い棒状をしており、一端を持ってカリカリと食べる
ことができた。また、端の部分を残してチョコレートで
被覆すると端を持ってかじることのできる、今まで知ら
れていなかったタイプのチョコレートコーティングキャ
ンデーとなった。
で丸い棒状をしており、一端を持ってカリカリと食べる
ことができた。また、端の部分を残してチョコレートで
被覆すると端を持ってかじることのできる、今まで知ら
れていなかったタイプのチョコレートコーティングキャ
ンデーとなった。
実施例3
実施例1に記載のホイップベース50部及びフォンダン
トクリーム25部に粉砂糖25部を加え40℃で混捏し
てドウ状の可塑性をした気泡が混入したキャンデー生地
とした。この気泡を混入したキャンデー生地の水分は、
6.5%であった。
トクリーム25部に粉砂糖25部を加え40℃で混捏し
てドウ状の可塑性をした気泡が混入したキャンデー生地
とした。この気泡を混入したキャンデー生地の水分は、
6.5%であった。
次いでこのキャンデー生地をロールで延ばして厚さが4
mmのシートとした。
mmのシートとした。
次いで、このシートをロータリーカッターで切断してハ
ート形をしたキャンデー成形物とした。
ート形をしたキャンデー成形物とした。
次いで、キャンデー成形物をあらかじめ65℃とした真
空装置に入れ、3分間放置して装置内の温度とした後3
0mmHgに減圧し、その状態を30分間維持して膨化
、固化させ、更に真空度をそのままにして温度を80℃
まで上げて30分間乾燥して多孔質キャンデーを得た。
空装置に入れ、3分間放置して装置内の温度とした後3
0mmHgに減圧し、その状態を30分間維持して膨化
、固化させ、更に真空度をそのままにして温度を80℃
まで上げて30分間乾燥して多孔質キャンデーを得た。
この多孔質キャンデーは、水分3.3%、比重0.33
で、食べるとカリカリした食感の大変おいしいものであ
った。
で、食べるとカリカリした食感の大変おいしいものであ
った。
Claims (1)
- 細かい気泡を混入した水分4〜9%のキャンデー生地を
40〜60℃として成形し、次いでキャンデー成形物を
60〜80℃として200mmHg以下の減圧下に放置
して膨化させた後固化させ、次いで乾燥して水分4%以
下でしかも比重がおよそ0.2〜0.4の膨化物とする
ことを特徴とする多孔質キャンデーの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62123362A JPS63287443A (ja) | 1987-05-20 | 1987-05-20 | 多孔質キャンデ−の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62123362A JPS63287443A (ja) | 1987-05-20 | 1987-05-20 | 多孔質キャンデ−の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63287443A true JPS63287443A (ja) | 1988-11-24 |
Family
ID=14858710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62123362A Pending JPS63287443A (ja) | 1987-05-20 | 1987-05-20 | 多孔質キャンデ−の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63287443A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002534109A (ja) * | 1999-01-15 | 2002-10-15 | カドベリー・シュウェップス・ピーエルシー | 膨張食品の製造方法 |
-
1987
- 1987-05-20 JP JP62123362A patent/JPS63287443A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002534109A (ja) * | 1999-01-15 | 2002-10-15 | カドベリー・シュウェップス・ピーエルシー | 膨張食品の製造方法 |
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