JPS63285893A - シ−ズヒ−タ - Google Patents

シ−ズヒ−タ

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JPS63285893A
JPS63285893A JP12180587A JP12180587A JPS63285893A JP S63285893 A JPS63285893 A JP S63285893A JP 12180587 A JP12180587 A JP 12180587A JP 12180587 A JP12180587 A JP 12180587A JP S63285893 A JPS63285893 A JP S63285893A
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Japan
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pipe
fin
heater
heat
tube
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JP12180587A
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Shoichi Kumakura
熊倉 庄一
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Toshiba Home Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、ヒータ管にこのヒータ管とは異種材料で構成
される放熱フィンを接触状態で取付けたシーズヒータに
関する。
(従来の技術) この種のシーズヒータは、エアコンや電気温風機等の空
調暖房機器等に用いられており、そして、その構造は、
従来、第2図のように、電熱線を内部に有したヒータ管
1に、2枚の放熱フィン部材2aでヒータ管1を挟んで
ねじ3により締付は固定する構造の放熱フィン2を取付
けるものや、また、第3図のように、ヒータ管1の外側
に嵌合する放熱フィン部442bを有し、この放熱フィ
ン部材2bをヒータ管1の軸方向に平行に?!数重ね合
ねゼてヒータ管1の両端で固定する構造の放熱ツイン2
を取付けるもの等がある。
そして、これらの各ヒータ管1の外管は軟鋼やステンレ
ス鋼等の金属材料で構成され、一方、放熱フィン2はア
ルミニウム等の金属材料で構成され、すなわち、ヒータ
管1の外管と放熱フィン2とは異種金属材料で構成され
ていた。
(発明が解決しようとする問題点) 上述のように、ヒータ管1の外管と放熱フィン2とは熱
i服率の異なる異種金属材料で構成されているため、ヒ
ータ管1の外管を例えば5tlS304のステンレス鋼
で構成しかつ放熱フィン2を例えばA3003のアルミ
ニウムで構成した場合に、ヒータ管1の表面温度が20
0℃に達した時点では、ヒータ管1の外管の熱膨張率と
放熱フィン2の熱膨張率との差は約38%もあり、ヒー
タ管1と放熱フィン2との間で膨張ずれが生じてきしみ
音が発生する。このきしみaは、特に放熱フィン2から
発生しやすく、また、ヒータ管1の加熱が停止されて常
温に戻る際にも発生する。
また、エアコンの場合にはシーズヒータに結露が生じ、
電気温風機の場合には冬期以外は長期にわって収納して
おくため、ヒータ管1と放熱フィン2との異種金属材料
の接触による電蝕や隙間腐蝕等が生じて腐蝕しやすかっ
た。
本発明は上述のような問題点に鑑みなされたもので、異
種材料で構成されたヒータ管と放熱フィンとの熱Wf、
脹率の差により生じるきしみ音の発生を防止するととも
に、耐腐蝕性を改善したシーズヒータを提供することを
目的とするものである。
〔究明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明は、ヒータ管にこのヒータ管とは異秒材料で構成
される放熱フィンを接触状態で取付けたシーズヒータに
おいて、上記ヒータ管の表面に耐熱被膜を形成したもの
である。
(作用) 本発明のシーズヒータは、ヒータ管と放熱フィンとの接
触部間に耐熱被膜が介在し、熱膨張の差による膨張ずれ
が耐熱被膜と放熱フィンとの接触部間で生じ、また、耐
熱被膜が電気的絶縁層となって耐腐蝕性を改善するもの
である。
(実施例) 以下、本発明の一実施例の構成を第1図を参照して説明
する。
図において、11はヒータ管で、例えば5US304等
のステンレス鋼で構成された円筒状の外筒12の内部に
、鉄−クロム合金からなるコイル状の電熱!!13が略
中心に配設されるとともに、絶縁物であるマグネシア1
4が充填され、また、電熱線13の両端にステンレス鋼
からなるターミナルピン15が点溶接等で接続固定され
、この各ターミナルビン15が外管12の両端を閉塞す
る各キャップ16から外部に突出している。
また、21は放熱フィンで、上記ヒータ管11の外管1
2とは異なる異種金属材料の例えばA3003等のアル
ミニウム材料で構成され、中空状のチューブ部22およ
びこのデユープ部22の外側から相反して平行に突出す
る一対のフィン部23とが押出成形によって一体に形成
されている。このフィン部23は、押出成形後に各フィ
ン24単位に切断加工されるとともに、その各フィン2
4がチューブ部22との結合箇所からフィン24の長さ
方向を軸とする回転IJ向に所定角度ずつ曲げ加工きれ
ている。
そして、この放熱フィン21のチューブ部22がヒータ
管11の外管12の外側に嵌合され、デユープ部22の
全長域が外管12にかしめられてヒータ管11と放熱フ
ィン21とが結合されている。
また、上記ヒータ管11の外管12の表面および放熱フ
ィン21の表面には、シリコーン系黒色塗料(例えば、
三重油脂製・おきっも’3962 )が焼付は塗装され
て厚さ10〜20μの耐熱被Il!cが形成されている
。なお、耐熱被膜Cは、少なくともヒータ管11の表面
に形成してあればよく、また、放熱フィン21のチュー
ブ部22の内周面に形成してもよい。
次に、ヒータ管11および放熱フィン21の表面に耐熱
被膜Cを形成していないシーズヒータをサンプルIとし
、ヒータ管11の表面に耐熱被膜Cを形成したシーズヒ
ータをサンプル■とし、ヒータ管11および放熱フィン
21の両方の各表面に耐熱被11ICを形成したシーズ
ヒータをサンプルmとして、同一条件で通電試験を行な
い、その結果を次の表−Aに示す。なお、ヒータ管11
は、外管12の外径が6.5am、  100V通電時
に外管12の表面電力密度が3.2W/CIiとなるよ
うに製作されている。
(以下次頁) 表−八 (以下次頁) まず、放熱フィン21の中央部分の表面温度は、サンプ
ルIが340℃と最も高く、サンプル■が337℃で3
℃低くなり、シンブル■が250℃で90℃低くなる。
この表面温度については、温度が高い方が空気中への放
熱性が悪く、温度が低い方が空気中への放熱性が良好な
ことを表わしており、したがって、ザンプルエに対して
サンプル■、■は、その温度が低い分だけ熱が放出して
おり、放熱効果が改善され、かつ、ヒータ管11の内部
の電熱線13の温度も低くなり、長寿命化を図れる。
また、ヒータ@11と放熱フィン21との熱膨張率が異
なることから生じるきしみ音の有無については、サンプ
ルIではヒータ管11と放熱フィン21の各金属面が直
接接触しているためきしみ音が発生するが、サンプル■
、■ではヒータ管11の外管12の外面と放熱フィン2
1のチューブ部22の内面との間に耐熱被膜Cが介在す
るためきしみ音は発生しない。
また、各表面温度での膨張差は、ヒータ管11および放
熱フィン21とも常温での同一長さLo=470mを比
較距離区間として設定し、各tンプルエ−Lmのフィン
中央部分の表面温度時のヒータ管11の比較距11区間
L11の長さと放熱フィン21の比較距離区間121の
長さとの差Xを次式によって求めたものである。なお、
αは各材料の熱膨張係数、王は表面温度である。
L11= Lo  (1+(X11T11)lz1= 
I−o  (1+α211−21 )X =121−1
11 そして、υンブル■の膨張差が1.2閤なのに対して、
サンプル■の膨張差には明確な変化が表られれないが、
サンプル■の膨張差は0.9aとなって膨張差が少なく
なっていることがわかる。
次に、表面に耐熱被膜Cを形成していないヒータ管11
に耐熱被膜Cを形成した放熱フィン21を取付けた。シ
ーズヒータをサンプル■とし、表面に耐熱被膜Cを形成
したヒータ管11にやはり耐熱被膜Cを形成した放熱フ
ィン21を取付けたシーズヒータをサンプルVとして、
同一条件で耐蝕試験を行ない、その結果を次の表−81
,:示す。なお、表−B中の評価記号は、◎は腐蝕が無
く、X G、を腐蝕が有り、◎>Q>Δ〉×の順となっ
ている。
(以下次頁) 表−B (以下次亘) まず、湿潤試験は、雰囲気温度40℃、相対湿度100
%の条件中に720詩間放置する試験方法であり、そし
て、サンプル■ではヒータ管11の表面および放熱フィ
ン21の内面とも腐蝕が生じ始めているのが確認できた
が、サンプルVではヒータ管11の表面および放熱フィ
ン21の内面と6腐蝕は確認されなかった。
また、塩水噴霧試験は、JIS 22371に規定され
ているように、塩水噴霧の条件中に720II!i間放
置する試験方法であり、そして、す゛ンプル■はヒータ
管11の表面および放熱フィン21の内面とも腐蝕の進
行を確認できたが、サンプルVではヒータ管11の表面
および放熱フィン21の内面ともわずかに腐蝕が生じ始
めた程度にしか確認されなかった。
また、キャス試験は、JIS 88681に規定されて
いるように、塩化ナトリウム溶液に塩化第二銅を添加し
た酢酸酸性の溶液を皮膜に噴霧させて、皮膜の耐蝕性を
レイティングナンバ標準図表により判定する方法であっ
て、そして、サンプル■はヒータ管11の表面に腐蝕の
進行を確認できたとともに、放熱フィン21の内面にか
なりの腐蝕の進行を確認できたが、サンプルVではヒー
タ管11の表面にわずかに腐蝕が生じ始めた程度にしか
確認されなかったとともに、放熱フィン21の内面は腐
蝕が多少進行した程度にしか確認されなかった。
以上のような各耐蝕試験からヒータ管11の表面に耐熱
被膜Cを形成したシーズヒータの方が耐蝕性に優れてい
ることがわかる。
また、シーズヒータの使用温度が150℃以下の場合で
あれば、上記実施例のような高耐熱性のシリコーン系耐
熱塗料でなく、低耐熱性のポリエステル系塗料やエボギ
シ系塗利等によって耐熱被膜Cを形成しても上述のよう
な効果を期待できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ヒータ管の表面に耐熱被膜を形成した
ので、ヒータ管と放熱フィンとの接触部間に耐熱被膜が
介在して、異種月利で偶成されたヒータ管と放熱フィン
との熱膨張率の差により生じるきしみ音の発生を防止で
き、また、耐熱被膜が電気的絶縁層となって電蝕や隙間
IIXr&等を防いで耐腐蝕性を改善できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のシーズヒータの一実施例を示す一部を
切り欠いた状態の平面図、第2図および第3図はそれぞ
れ従来のシーズヒータを示す斜視図である。 11・・ヒータ管、21・・放熱フィン、C・・耐熱被
膜。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ヒータ管にこのヒータ管とは異種材料で構成され
    る放熱フィンを接触状態で取付けたシーズヒータにおい
    て、 上記ヒータ管の表面に耐熱被膜を形成したことを特徴と
    するシーズヒータ。
  2. (2)ヒータ管および放熱フィンの表面に耐熱被膜を形
    成したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のシ
    ーズヒータ。
JP62121805A 1987-05-19 1987-05-19 シ−ズヒ−タ Expired - Lifetime JP2521290B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH08140833A (ja) * 1994-11-15 1996-06-04 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 電磁炊飯器
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KR20040007196A (ko) * 2002-10-16 2004-01-24 허행조 이동형 전기히터방열기
KR100823519B1 (ko) 2006-11-17 2008-04-21 이화숙 방열기

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