JPS6328485B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6328485B2 JPS6328485B2 JP12902481A JP12902481A JPS6328485B2 JP S6328485 B2 JPS6328485 B2 JP S6328485B2 JP 12902481 A JP12902481 A JP 12902481A JP 12902481 A JP12902481 A JP 12902481A JP S6328485 B2 JPS6328485 B2 JP S6328485B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- fin
- tank
- oil chamber
- rib
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 5
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 5
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 230000000191 radiation effect Effects 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/08—Cooling; Ventilating
- H01F27/10—Liquid cooling
- H01F27/12—Oil cooling
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Transformer Cooling (AREA)
- Housings And Mounting Of Transformers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、変圧器,リアクトル等の油入電気機
器用タンクに係り、特にシート状鋼板を波形に折
り曲げて、ひれ状の張出部を形成し、そのひれ状
張出部を放熱部とした油入電気機器用タンクに関
する。
器用タンクに係り、特にシート状鋼板を波形に折
り曲げて、ひれ状の張出部を形成し、そのひれ状
張出部を放熱部とした油入電気機器用タンクに関
する。
一般に油入電気機器では機器内部で発生した熱
を絶縁油を媒体としてタンク表面から放散するこ
とにより冷却している。このため油入電気機器の
タンクは放熱効果を高めるために各種の構造が採
用されている。その中でも近年シート状鋼板を連
続的に波形状に折曲して多数のひれ状張出部を形
成し、各ひれ状張出部の上,下両端縁を油密に形
成したリブ状放熱板をタンクの側板とした油入電
気機器が多用されるようになつてきた。
を絶縁油を媒体としてタンク表面から放散するこ
とにより冷却している。このため油入電気機器の
タンクは放熱効果を高めるために各種の構造が採
用されている。その中でも近年シート状鋼板を連
続的に波形状に折曲して多数のひれ状張出部を形
成し、各ひれ状張出部の上,下両端縁を油密に形
成したリブ状放熱板をタンクの側板とした油入電
気機器が多用されるようになつてきた。
また機器の容量が大きくなると更に多くの放熱
面積が必要となるので、この場合には第1図及び
第2図に示すように本体タンク1の側面に複数個
の油室2を設け、各油室2の両側に、シート状薄
鋼板を波形に折り曲げて多数のひれ状張出部3を
形成し、各ひれ状張出部3の上,下両端縁を油密
に固着したリブ状放熱板4A,4Bをひれ状張出
部2の基部が互いに対向するように配置し、油室
2とひれ状張出部3とを連通させて放熱器とした
構造が採用されるようになつてきた。この放熱器
においては、本体タンク1内の温度上昇した絶縁
油が油室2の上部に流入し、油室2の上部から両
側のリブ状放熱板4A,4Bの各ひれ状張出部3
に流入して冷却され油室2の下部からタンク1の
下部に流入するように循環して冷却されるもので
ある。
面積が必要となるので、この場合には第1図及び
第2図に示すように本体タンク1の側面に複数個
の油室2を設け、各油室2の両側に、シート状薄
鋼板を波形に折り曲げて多数のひれ状張出部3を
形成し、各ひれ状張出部3の上,下両端縁を油密
に固着したリブ状放熱板4A,4Bをひれ状張出
部2の基部が互いに対向するように配置し、油室
2とひれ状張出部3とを連通させて放熱器とした
構造が採用されるようになつてきた。この放熱器
においては、本体タンク1内の温度上昇した絶縁
油が油室2の上部に流入し、油室2の上部から両
側のリブ状放熱板4A,4Bの各ひれ状張出部3
に流入して冷却され油室2の下部からタンク1の
下部に流入するように循環して冷却されるもので
ある。
ところがこのような構造の放熱器は十分な冷却
効果を期待する為に一般の変圧器用の場合には油
室2の幅が40m/m程度と大きく、このため相当
量の絶縁油が必要となり不経済になつている欠点
があつた。
効果を期待する為に一般の変圧器用の場合には油
室2の幅が40m/m程度と大きく、このため相当
量の絶縁油が必要となり不経済になつている欠点
があつた。
本発明はこのような欠点を除去するためになさ
れたもので、リブ状放熱板の利点を活かして油室
の油量を低減することのできる経済的な油入電気
機器の放熱器を提供することを目的とするもので
ある。
れたもので、リブ状放熱板の利点を活かして油室
の油量を低減することのできる経済的な油入電気
機器の放熱器を提供することを目的とするもので
ある。
以下本発明の一実施例を図面を参照して説明す
る。第3図は本発明による油入電気機器用タンク
の平面図で、第4図は、その一部分を拡大して示
す斜視図である。本体タンク1の側面に複数個の
油室12をそれぞれ外がわに延びるように設ける
が、この油室12の間隔を、内がわ面の幅が従来
の油室2の幅と同一で、外がわ面の幅がそれより
も小さくなるように外がわに行くに従つて除々に
狭くなるように構成し、この油室12の両側にリ
ブ状放熱板4A,4Bを、ひれ状突出部3の基部
が対向するように配置し、油室12と各リブ状放
熱板4A,4Bのひれ状張出部3とを連通して構
成する。
る。第3図は本発明による油入電気機器用タンク
の平面図で、第4図は、その一部分を拡大して示
す斜視図である。本体タンク1の側面に複数個の
油室12をそれぞれ外がわに延びるように設ける
が、この油室12の間隔を、内がわ面の幅が従来
の油室2の幅と同一で、外がわ面の幅がそれより
も小さくなるように外がわに行くに従つて除々に
狭くなるように構成し、この油室12の両側にリ
ブ状放熱板4A,4Bを、ひれ状突出部3の基部
が対向するように配置し、油室12と各リブ状放
熱板4A,4Bのひれ状張出部3とを連通して構
成する。
このようなタンク構造は例えばシート状鋼板を
連続的に波形に折曲して多数のひれ状張出部3を
形成するとともに各ひれ状張出部3の上,下端縁
を圧接して溶接する等して油密に形成したリブ状
放熱板4A,4Bを形成する場合、その間の平板
部を小さな寸法で形成しておけば、この平板部を
折曲して形成する先端部12aの幅を基部12b
の幅より小さく容易に構成することができる。そ
してこの油室12の上,下面に閉塞板7を溶接に
より油密に固着すれば、油室12内とリブ状放熱
板4A,4Bの各ひれ状張出部3内とが連通し、
また油室12の基部12bがタンク1内に連通し
て放熱器を構成することになる。
連続的に波形に折曲して多数のひれ状張出部3を
形成するとともに各ひれ状張出部3の上,下端縁
を圧接して溶接する等して油密に形成したリブ状
放熱板4A,4Bを形成する場合、その間の平板
部を小さな寸法で形成しておけば、この平板部を
折曲して形成する先端部12aの幅を基部12b
の幅より小さく容易に構成することができる。そ
してこの油室12の上,下面に閉塞板7を溶接に
より油密に固着すれば、油室12内とリブ状放熱
板4A,4Bの各ひれ状張出部3内とが連通し、
また油室12の基部12bがタンク1内に連通し
て放熱器を構成することになる。
なお、8は各リブ状放熱板4A,4Bのひれ状
張出部3の先端部に取付けた補強片、また9は上
部側板である。
張出部3の先端部に取付けた補強片、また9は上
部側板である。
然るに、このようなタンクを用いて油入電気機
器を構成すれば、本体タンク1内で温度上昇した
絶縁油は油室12の上部から各リブ状放熱板4
A,4Bの各ひれ状張出部3に流入し、ここで冷
却されて下降し、油室12の下部からタンク1内
に戻る循環路を形成する。この場合、各リブ状放
熱板4A,4Bの単位個数当りのひれ状張出部3
に流入する絶縁油の流量は、第5図に示すように
これをひれ状張出部3の流量をqiとし、ひれ状張
出部3の個数をNとすると、油室12の基部12
bに流入する絶縁油の流量がN 〓i=1 qiとなり、また油
室12の任意の場所に於ける絶縁油の流量Qnが
Qn=N 〓i=1 qiとなるので先端に行くに従つて減少し
ていることになる。しかも油室12の先端部12
aはその幅を略零とすることが可能であり、一
方、基部12bは従来形と同一の寸法であるの
で、従つて油室12内の絶縁油量は従来形のそれ
に比較して略1/2に減少することができる。
器を構成すれば、本体タンク1内で温度上昇した
絶縁油は油室12の上部から各リブ状放熱板4
A,4Bの各ひれ状張出部3に流入し、ここで冷
却されて下降し、油室12の下部からタンク1内
に戻る循環路を形成する。この場合、各リブ状放
熱板4A,4Bの単位個数当りのひれ状張出部3
に流入する絶縁油の流量は、第5図に示すように
これをひれ状張出部3の流量をqiとし、ひれ状張
出部3の個数をNとすると、油室12の基部12
bに流入する絶縁油の流量がN 〓i=1 qiとなり、また油
室12の任意の場所に於ける絶縁油の流量Qnが
Qn=N 〓i=1 qiとなるので先端に行くに従つて減少し
ていることになる。しかも油室12の先端部12
aはその幅を略零とすることが可能であり、一
方、基部12bは従来形と同一の寸法であるの
で、従つて油室12内の絶縁油量は従来形のそれ
に比較して略1/2に減少することができる。
一方油室12内の流体抵抗(管抵抗)は流量が
順次減少するため、従来形に比較して不都合にな
ることはない。又、機械的な強度もZ方向,Y方
向は従来形と同一でありX方向についても、先端
部12aに至る程荷重が減少する為に問題となる
事はなく、又基部12bにおいても逆に油室12
内の絶縁油量が減少する為、応力が低下する利点
がある。更に放熱器間の間隔gも先端に行くに従
い広くなるので、放熱効果も向上する。
順次減少するため、従来形に比較して不都合にな
ることはない。又、機械的な強度もZ方向,Y方
向は従来形と同一でありX方向についても、先端
部12aに至る程荷重が減少する為に問題となる
事はなく、又基部12bにおいても逆に油室12
内の絶縁油量が減少する為、応力が低下する利点
がある。更に放熱器間の間隔gも先端に行くに従
い広くなるので、放熱効果も向上する。
なお第3図の実施例では放熱器の数が6個の場
合を例示したが放熱器の数はいくつであつても同
じである。
合を例示したが放熱器の数はいくつであつても同
じである。
以上説明したように本発明による油入電気機器
用タンクによれば、油室内の絶縁油量が減少する
ので、経済的になるばかりでなく、放熱器間のピ
ツチを広く取る事ができるため放熱効果が向上
し、又放熱器取り付け基部の応力が小さくなる等
の効果を得ることができる。
用タンクによれば、油室内の絶縁油量が減少する
ので、経済的になるばかりでなく、放熱器間のピ
ツチを広く取る事ができるため放熱効果が向上
し、又放熱器取り付け基部の応力が小さくなる等
の効果を得ることができる。
第1図は先に提案されている油入電気機器用タ
ンクを示す平面図、第2図は第1図の要部を拡大
して示す斜視図、第3図は本発明の一実施例によ
る油入電気機器用タンクを示す斜視図、第4図は
第3図の要部を拡大して示す斜視図、第5図は第
4図の―線断面を示す平面図である。 1……本体タンク、2……油室、3……ひれ状
張出部、4A,4B……リブ状放熱板、7……閉
塞板、12……油室、12a……先端部、12b
……基部。
ンクを示す平面図、第2図は第1図の要部を拡大
して示す斜視図、第3図は本発明の一実施例によ
る油入電気機器用タンクを示す斜視図、第4図は
第3図の要部を拡大して示す斜視図、第5図は第
4図の―線断面を示す平面図である。 1……本体タンク、2……油室、3……ひれ状
張出部、4A,4B……リブ状放熱板、7……閉
塞板、12……油室、12a……先端部、12b
……基部。
Claims (1)
- 1 シート状の薄鋼板を連続的に波形状に折り曲
げることによつて複数個のひれ状張出部を形成す
るとともに、各ひれ状張出部の上,下の両端縁を
油密に形成したリブ状放熱板をひれ状張出部の基
部が対向するように、しかも先端部に行くに従い
除々に狭くなるような間隔を介して配置し、その
間隔の上,下面及び先端部を油密に形成して油室
とし、この油室の基部を本体タンクに連通してな
る油入電気機器用タンク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12902481A JPS5830112A (ja) | 1981-08-18 | 1981-08-18 | 油入電気機器用タンク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12902481A JPS5830112A (ja) | 1981-08-18 | 1981-08-18 | 油入電気機器用タンク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5830112A JPS5830112A (ja) | 1983-02-22 |
JPS6328485B2 true JPS6328485B2 (ja) | 1988-06-08 |
Family
ID=14999253
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12902481A Granted JPS5830112A (ja) | 1981-08-18 | 1981-08-18 | 油入電気機器用タンク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5830112A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH028683Y2 (ja) * | 1984-11-29 | 1990-03-01 | ||
JPH057725Y2 (ja) * | 1985-02-05 | 1993-02-26 | ||
JPH0744445Y2 (ja) * | 1991-11-29 | 1995-10-11 | 東レエンジニアリング株式会社 | 研磨廃液処理装置 |
CN105157095A (zh) * | 2015-09-30 | 2015-12-16 | 宁波先锋电器制造有限公司 | 一种带有储油加强筋的散热片及使用该散热片的电热油汀 |
-
1981
- 1981-08-18 JP JP12902481A patent/JPS5830112A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5830112A (ja) | 1983-02-22 |
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