JPS63283922A - 射出成形機 - Google Patents

射出成形機

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JPS63283922A
JPS63283922A JP11976887A JP11976887A JPS63283922A JP S63283922 A JPS63283922 A JP S63283922A JP 11976887 A JP11976887 A JP 11976887A JP 11976887 A JP11976887 A JP 11976887A JP S63283922 A JPS63283922 A JP S63283922A
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temperature
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injection
sectional area
cross
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Teruo Tanigawa
谷川 照男
Koichi Sakai
康一 酒井
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Meiki Seisakusho KK
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    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/20Injection nozzles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/76Measuring, controlling or regulating
    • B29C45/7646Measuring, controlling or regulating viscosity
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
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    • B29C45/78Measuring, controlling or regulating of temperature

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は射出成形機に係り、特に先端のノズル部を通じ
て射出される樹脂材料の温度若しくは粘度を成形条件に
応じて精度良く制御することのできる射出成形機に関す
るものである。
(従来技術とその問題点) 加熱、流動化せしめた所定の樹脂材料を、先端のノズル
部を通じて射出し、所定の金型の製品キャビティ内に充
填せしめるようにした射出成形機では、ノズル部を通じ
て射出される樹脂材料の温度若しくは粘度を成形条件に
応じた温度若しくは粘度に精度良く一致させることが望
ましい。そこで、従来より、樹脂材料の温度若しくは粘
度を成形条件に応じた所望の温度若しくは粘度(以下、
温度と総称する)に調整、制御するための技術が種々提
案されている。
ところで、射出シリンダ内に嵌挿された射出スクリュの
回転作動に基づいて樹脂材料を加熱、流動化(可塑化)
せしめると共に、射出スクリュの前進作動に基づいて樹
脂材料の射出を行なうようにした、所謂インラインスク
リュ式の射出成形機では、一般に、樹脂材料の可塑化時
における射出スクリュの回転速度を制御することにより
、該射出スクリュの回転に基づく樹脂材料の剪断発熱を
利用して、樹脂材料の温度を所望の温度に調整、制御す
ることが行なわれている。しかし、このような温度制御
手法では、スクリュの実質的なし/Dの変化に起因して
、射出シリンダ内の樹脂材料の温度、ひいてはノズル部
を通じて金型の製品キャビティに射出される樹脂材料の
温度に偏りが生じることが避けられず、そのことに起因
して成形不良が生じ易いといった問題があった。
また、従来のインラインスクリュ式射出成形機において
は、上述のように、射出シリンダ内の射出前の樹脂材料
の温度が調整、制御されるようになっていただけであっ
たため、樹脂材料がノズル部を通過する際の温度変化に
起因して、製品キャビティ内に射出される樹脂材料の実
際の温度と目標温度との間の温度差が比較的大きくなり
易く、樹脂材料の温度を所望の温度に精度良く制御する
ことに限界があった。
さらに、インラインスクリュ式射出成形機においては、
前述のように、射出シリンダ内の樹脂材料の均一化を図
ることはできるものの、射出シリンダの熱容量が大きく
、通常の外部加熱手段では樹脂材料の温度を迅速に変化
させることが難しいことから、射出工程中において、射
出樹脂材料の温度を樹脂材料の温度勾配や製品キャビテ
ィの形状等に応じて速やかに変更制御することができな
いといった問題もあった。
(解決手段) 本発明は、このような事情に鑑みて為されたものであり
、その要旨とするところは、前述の如き、加熱、流動化
せしめた所定の樹脂材料を、先端のノズル部を通じて射
出し、所定の金型の製品キャビティ内に充填せしめるよ
うにした射出成形機において、前記ノズル部の射出樹脂
通路に、該射出樹脂通路の断面積を変化させて、かかる
射出樹脂通路の断面積変化部位を通過する前記樹脂材料
の発熱量を変化せしめる発熱量制御部材を配設すると共
に、該発熱量制御部材を作動させて、前記射出樹脂通路
の断面積を変化せしめる駆動手段を設け、更に、前記射
出樹脂通路の断面積変化部位よりも下流側の部位に位置
して、前記樹脂材料の温度若しくは粘度を検出する温度
/粘度検出手段を設けて、該温度/粘度検出手段にて検
出された射出樹脂材料の温度若しくは粘度に基づいて前
記駆動手段を制御することにより、前記発熱量制御部材
にて前記射出される樹脂材料の発熱量を制御し得るよう
にしたことにある。
(作用・効果) このような射出成形機によれば、ノズル部の射出樹脂通
路の断面積変化部位を通過する樹脂材料の発熱量を迅速
に且つ連続的に増減制御することができるのであり、し
かもその発熱量の増減制御を、ノズル部を通じて金型の
製品キャビティに射出される樹脂材料の温度若しくは粘
度に基づいて行なうことができるのである。従って、射
出シリンダ内の樹脂材料の温度若しくは粘度が多少偏っ
ていても、製品キャビティに射出される樹脂材料の温度
若しくは粘度を目標とする所望の温度若しくは粘度に良
好な応答性をもって精度良く一致させることができるの
であり、それ故、樹脂材料の温度若しくは粘度のバラツ
キを大幅に抑制して、その樹脂材料の温度若しくは粘度
のバラツキに起因する成形不良の発生を著しく低減させ
ることができるのである。
また、このような射出成形機によれば、上述と同様の理
由から、射出工程中において、製品キャビティに射出さ
れる樹脂材料の温度若しくは粘度を成形品の形状等に応
じて最適制御することができるのであり、それ故、成形
品の品質をより一層向上させることが可能になるといっ
た利点もあるのである。
(実施例) 以下、本発明をより一層具体的に明らかにするために、
その一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
なお、ここでは、本発明をインラインスクリュ式射出成
形機に適用した例について述べるが、本発明が、プラン
ジャ式等、インラインスクリュ式以外の射出成形機に対
しても適用できることは勿論である。
先ず、第1図には、本発明に従うインラインスクリュ式
射出成形機の要部が概略的に示されている。そこにおい
て、10は、型締装置の固定盤であり、該固定盤10に
対して可動盤12が接近・離間可能に支持されている。
そして、これら固定盤10と可動盤12とにそれぞれ固
定金型14および可動金型16が配設されており、それ
ら両金型14.16間において所定形状の製品キャビテ
ィ18が形成されるようになっている。
一方、図中、20は、射出装置の加熱筒(射出シリンダ
)であって、その先端部にノズル22が取り付けられて
いると共に、その外周部に複数のバンドヒータ24が取
り付けられている。また、図示はしないが、加熱筒20
の後端部には材料供給口が設けられており、良く知られ
ているように、かかる材料供給口から所定の樹脂材料が
加熱筒20内に供給されるようになっている。
この加熱筒20内には、射出スクリュ26が回転可能且
つ前後方向に移動可能に嵌挿されており、材料供給口か
ら加熱筒20内に供給された樹脂材料が、かかる射出ス
クリュ26の回転作動に基づいて、可塑化(加熱、流動
化)されつつ、スクリュ26の前方に導かれるようにな
っている。そして、かかる射出スクリュ26の回転作動
に基づく樹脂材料の可塑化、計量後、該射出スクリュ2
6が前進作動せしめられることにより、該スクリュ26
の前方に導かれた樹脂材料がノズル22を通じて射出さ
れ、前記型締装置の製品キャビティ18内に充填せしめ
られるようになっている。
ここにおいて、前記ノズル22は、第2図に詳細に示さ
れているように、長手筒状のノズル本体28内に、同じ
く長手状を成すニードルプランジャ30が長手方向に所
定距離移動可能に収容された構造を有しており、該ニー
ドルプランジャ30の長手方向の移動に伴って、該ノズ
ル本体28内の射出樹脂通路の断面積を連続的に変化し
得るようになっている。
より具体的には、ノズル本体28は、加熱筒20の先端
部に固着される比較的大径の長手筒状のノズル基部32
と、該ノズル基部32の先端部に固着される比較的小径
の長手筒状のノズルヘッド34とからなっており、それ
らを軸心方向に貫通する状態で射出樹脂通路としての貫
通孔36が形成されている。そして、ここでは、かかる
ノズル本体28の貫通孔36が、ノズル本体28の基端
側、すなわち射出樹脂通路の上流側から、順に、テーパ
部38.大径部40.中径部42および小径の小径部4
4とされ、前記加熱筒10内で加熱、流動化された樹脂
材料が、前記射出スクリュ26の前進作動に伴い、かか
るテーパ部38.大径部40および中径部42内を順次
導かれてノズル本体28の先端の小径部44に導かれ、
この小径部44から前記製品キャビティ18内に射出せ
しめられるようになっている。
なお、第2図から明らかなように、テーパ部38と大径
部40とは、テーパ部38の小径側の径と同径の小径部
46で接続されており、かかる小径部46と大径部40
との間には環状の段付面4日が形成されている。また、
大径部40と中径部42、および中径部42と小径部4
4とは、それぞれテーパ部50.52によって連続的に
接続されている。さらに、ノズル本体2日の外周部には
、該ノズル本体28を加熱するためのバンドヒータ24
が複数配設されている。
一方、前記ニードルプランジャ30は、第2図に示され
ているように、有底円筒状のプランジャ本体54の底壁
部から、前記貫通孔36の小径部44よりも径の若干大
きい所定長さのニードル56が同心的に延び出させられ
た構造を有している。
そして、ここでは、かかるニードルプランジャ30が、
ニードル56を中径部42内に突入せしめられた状態で
、且つプランジャ本体54において大径部40に摺動可
能に嵌合せしめられた状態で、ニードル56の先端部が
小径部44を閉塞する位置と、プランジャ本体54の開
口端面が前記段付面48に当接する位置との間で所定距
離移動可能に貫通孔36内に配設されており、かかるニ
ードルプランジャ30の軸心方向(長手方向)への移動
に伴って、ニードル56の先端部と貫通孔36のテーパ
部52の内面との間の断面積が連続的に変化せしめられ
るようになっている。
つまり、本実施例では、ニードルプランジャ30の軸心
方向の移動位置を制御することにより、テーバ、部52
部位における貫通孔36の断面積の大きさを連続的に制
御し得るようになっているのであり、これにより、かか
る貫通孔36のテーバ部52部位を通過する樹脂材料の
剪断作用等に基づく発熱量、ひいては小径部44を通じ
て前記製品キャビティ18に射出せしめられる樹脂材料
の温度(粘度)を、速やかに且つ連続的に制御し得るよ
うになっているのである。このことから明らかなように
、本実施例では、ニードルプランジャ30が発熱量制御
部材を構成しており、また、貫通孔36のテーバ部52
部位が射出樹脂通路の断面積変化部位とされている。
なお、ニードルプランジャ30には、プランジャ本体5
4の底壁部に位置して、プランジャ本体54の内外空間
を連通せしめる連通孔58が形成されており、第2図か
ら明らかなように、ここでは、貫通孔36の大径部40
内に導入された樹脂材料がかかる連通孔5Bを通じて中
径部42側に導かれるようになっている。
ところで、ノズル本体28のノズル基部32には、第2
図に示されているように、その側壁部を内外に貫通する
状態で、ノズル22の長手方向に所定長さで延びる通孔
60が形成されている。そして、この通孔60からノズ
ル本体28の外部に突出する状態で、所定長さのアーム
62がニードルプランジャ30のプランジ中本体54か
ら延び出させられている。なお、通孔60は、前記ニー
ドルプランジャ30の軸心方向の移動を充分許容し得る
長さをもって形成されている。
かかるニードルプランジャ30のプランジャ本体54か
ら延び出させられたアーム62の先端部には、ボールネ
ジナツト64が固設されており、このポールネジナツト
64に対して、ノズル22の長手方向に平行にボールネ
ジ66が螺合されている。そして、このボールネジ66
が、加熱筒20に対して位置固定に配設されたモータ6
8によって回転駆動せしめられるようになっている。
モータ68によってボールネジ66を回転駆動させるこ
とにより、ニードルプランジャ30の軸心方向における
移動位置を連続的に変化させ得るようになっているので
あり、これにより、前記貫通孔36の断面積変化部位(
テーバ部52部位)における断面積、ひいてはかかる断
面積変化部位を通過する樹脂材料の発熱量を連続的に増
減し得るようになっているのである。このことから明ら
かなように、本実施例では、モータ68.ボールネジ6
6、ポールネジナツト64等から駆動手段が構成されて
いる。
一方、前記ノズル本体28のノズルヘッド34には、貫
通孔36の小径部44に臨む状態で、かかる小径部44
内の樹脂材料の温度を検出するための温度/粘度検出手
段としての温度センサ70が配設されており、この温度
センサ70からその小径部44内の樹脂材料の温度を表
す温度信号S1が出力されるようになっている。そして
、かかる温度センサ70から出力された温度信号S1が
アナログ入力カード72およびA/Dコンバータ74を
介して比較器76に供給されるようになっている。
また、この比較器76には、樹脂温度設定パターンメモ
リ78が接続されており、この樹脂温度設定パターンメ
モリ78から、予め設定された樹脂温度設定パターンに
基づき、前記射出スクリュ26の移動位置乃至は射出操
作開始後の経過時間に関連して、目標とすべき樹脂温度
を表す目標温度信号S2が供給されるようになっている
。そし・て、比較器76は、かかる目標温度信号S2と
前記温度センサ70から供給される温度信号S1とを比
較して、それらの比較差を表す偏差信号S3を出力する
ようになっている。そして、ここでは、この比較器76
から出力された偏差信号S3がPID制御回路80を介
してストロークリミッタ82に供給され、さらにこのス
トロークリミッタ82からD/Aコンバータ84および
アナログ出力カード86を介してモータドライバ88に
供給されるようになっており、これにより、かかる偏差
信号S3がゼロとなるように、前記モータ68が正逆回
転駆動せしめられるようになっている。
つまり、温度信号S1が表す小径部44内の樹脂材料の
実際の温度が目標温度信号S2が表す目標温度よりも低
い場合には、モータ68が正転駆動されてニードルプラ
ンジャ30がその温度差に応じて前進作動されるように
なっているのであり、前記貫通孔36の断面積変化部位
の断面積がその温度差に応じて小さくされるようになっ
ているのである。そしてこれにより、かかる貫通孔36
の断面積変化部位を通過する樹脂材料の発熱量が増大せ
しめられて、小径部44内の樹脂材料の温度が高められ
、以てかかる小径部44内の樹脂材料の温度が目標温度
に合致せしめられるようになっているのである。
また、温度信号S1が表す小径部44内の樹脂材料の実
際の温度が目標温度よりも高い場合には、上述の場合と
は逆に、モータ68が逆転駆動されてニードルプランジ
ャ30がその温度差に応じて後退作動され、貫通孔36
の断面積変化部位の断面積がその温度差に応じて大きく
されるようになっているのであり、これにより、貫通孔
36の断面積変化部位を通過する樹脂材料の発熱量が低
減されて、小径部44内の樹脂材料の温度が目標温度に
合致せしめられるようになっているのである。
なお、前記ストロークリミッタ82は、ニードルプラン
ジャ30が予め設定された前進限度位置(最小断面積設
定位置)および後退限度位置(最大断面積設定位置)に
達したことを検出して、ニードルプランジャ30の前進
限度位置よりも前方への移動および後退限度位置よりも
後方への移動を規制するためのものであり、ニードルプ
ランジャ30がそれら前進限度位置と後退限度位置との
間の許容ストローク範囲内にある間は、前述のように、
比較器76からの偏差信号S3をモータドライバ88に
供給し、ニードルプランジャ30の移動を許容するが、
ニードルプランジャ30がその許容ストローク範囲を外
れて移動しようとする場合には、モータドライバ88へ
の偏差信号S3の供給を停止し、前記貫通孔36の断面
積変化部位における断面積が予め設定された最小断面積
よりも小さくなること、並びに最大断面積よりも大きく
なることを阻止するようになっている。
すなわち、かかるストロークリミッタ82には、位置セ
ンサ90から、アナログ入力カード92およびA/Dコ
ンバータ94を介して、ニードルプランジャ30の移動
位置を表す位置信号S4が供給されるようになっており
、ストロークリミッタ82では、かかる位置センサ90
からの位置信号S4に基づいて、ニードルプランジャ3
0が前進限度位置および後退限度位置に達したかどうか
が検出されるようになっている。そして、その検出結果
に基づき、上述のように、ニードルプランジャ30が許
容ストローク範囲から外れるような偏差信号S3が入力
された場合において、かかる偏差信号S3のモータドラ
イバ88への供給を停止するようになっているのである
。なお、このストロークリミッタ82は、樹脂材料の非
射出時においては、モータドライバ88に対して樹脂通
路閉塞信号を出力するようになっており、ニードルプラ
ンジャ30をその前進位置に移動させて、貫通孔36を
ニードル56の先端部で閉塞せしめるようになっている
また、かかるストロークリミッタ88は、ここでは、ニ
ードルプランジャ30を許容ストローク範囲外に移動さ
せるような偏差信号S3が入力された場合において、該
偏差信号S3の大きさに応じた射出速度修正信号S5を
出力するようになっており、スイッチ96を閉成するこ
とにより、その射出速度修正信号S5を図示しない射出
速度設定器に供給して、樹脂材料の射出速度設定値、す
なわち前記射出スクリュ26の前進速度設定値を偏差信
号S3の内容に応じて修正し得るようになっている。つ
まり、必要に応じてスイッチ96を閉成することにより
、樹脂材料の射出速度を調節して、前記貫通孔36の断
面積変化部位における樹脂材料の発熱量を増減制御でき
るようになっているのであり、これにより前記小径部4
4内の樹脂材料の温度を目標温度信号S2に対応した目
標温度に近づけることができるようになっているのであ
る。なお、上記樹脂材料の射出速度制御は、前記スイッ
チ96の閉成時以外は、前記ニードルプランジャ30の
移動位置制m<樹脂材料の発熱量制御)とは独立して行
なわれるようになっている。
このような構成の射出成形機によれば、前述のように、
モータ68によってニードルプランジャ30をノズル2
2の長手方向に移動制御することに基づいて、貫通孔3
6の小径部44の樹脂材料温度を目標温度信号S2が表
す目標温度に速やか、に、しかも精度良く合致させるこ
とができるのであり、型締装置の製品キャビティ18に
射出される樹脂材料の温度を樹脂温度設定パターンメモ
リ78で設定された樹脂温度設定パターンに従って精度
良く、良好な応答性をもって制御することができるので
ある。
従って、かかる樹脂温度設定パターンを一定の温度に設
定すれば、たとえ前記射出スクリュ26の回転作動に基
づ(樹脂材料の可塑化時において、樹脂材料の温度にあ
る程度の偏りが生じても、製品キャビティ18に射出す
る樹脂材料の温度をその設定温度に極めて良好な精度を
もって一致させることができるのであり、それ故、樹脂
材料の温度のバラツキに起因する成形不良を著しく低減
して、成形品の品質を従来よりも大幅に向上させること
ができるのである。
また、樹脂温度設定パターンを製品キャビティ18の形
状等の成形条件に応じた最適パターンに設定すれば、製
品キャビティ18に射出される樹脂材料の温度を成形条
件に応じて最適制御することができるのであり、成形品
の品質を更に向上させることができるのである。
以上、本発明の一実施例を詳細に説明したが、これは文
字通りの例示であり、本発明がかかる具体例に限定して
解釈されるべきものでないことは、勿論である。
例えば、前記実施例では、比較器76で比較される目標
温度が温度パターンとして設定されるようになっていた
が、設定温度が一定の場合には、目標温度は必ずしも温
度パターンとして設定する必要はなく、単に一定の大き
さの信号として設定することが可能である。
また、前記実施例では、温度/粘度検出手段として温度
センサ70が採用され、貫通孔36の小径部44内の樹
脂材料の温度、すなわち射出樹脂通路の断面積変化部位
よりも下流側の樹脂材料の温度が予め設定された樹脂温
度設定パターンに従って制御せしめられるようになって
いたが、温度センサ70に代えて粘度センサを採用し、
射出樹脂通路の断面積変化部位よりも下流側の樹脂材料
の粘度を所定の樹脂粘度設定パターンに従って制御させ
るようにすることも可能である。
さらに、前記実施例では、発熱量制御部材として軸心方
向に移動制御せしめられるニードルプランジャ30が採
用されていたが、発熱量制御部材は必ずしもこのような
プランジャタイプのものに限定されるものでなく、例え
ば、ノズルの射出樹脂通路上に位置して一軸回りに回動
可能なロークリバルブを配設し、このロータリバルブを
その軸心回りに回動させて射出樹脂通路の断面積を変化
させるようにすることも可能である。
また、前記実施例では、ストロークリミッタ82から射
出速度修正信号S5が出力されるようになっていたが、
ストロークリミッタ82は必ずしもそのような射出速度
修正信号S5を出力する機能を備えている必要はない。
また、前記実施例では、ニードルプランジャ30の移動
位置制御(樹脂材料の発熱量制御)と樹脂材料の射出速
度制御とが原則として互いに独立して制御されるように
なっていたが、それらを互いに関連させて制御させるよ
うにすることも可能である。
その他、具体例を−々列挙することは割愛するが、本発
明が、その趣旨を逸脱しない範囲内において、当業者の
有する知識に基づき、種々なる変更、修正、改良等を施
した態様で実施できることは、言うまでもないところで
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に従うインラインスクリュ式射出成形
機の一例を概略的に示す要部断面図であり、第2図は、
第1図の射出成形機のノズル部をニードルプランジャの
移動制御部と共に示す系統図である。 18:製品キャビティ 20:加熱筒(射出シリンダ) 22:ノズル     26:射出スクリュ28:ノズ
ル本体 30:ニードルブランジャ(発熱量制御部材)36二貫
通孔(射出樹脂通路) 54ニブランジャ本体  56:ニードル64:ボール
ネジナツト 66:ボールネジ68:モータ 70:温度センサ(温度/粘度検出手段)76:比較器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)加熱、流動化せしめた所定の樹脂材料を、先端の
    ノズル部を通じて射出し、所定の金型の製品キャビティ
    内に充填せしめるようにした射出成形機において、 前記ノズル部の射出樹脂通路に、該射出樹脂通路の断面
    積を変化させて、かかる射出樹脂通路の断面積変化部位
    を通過する前記樹脂材料の発熱量を変化せしめる発熱量
    制御部材を配設すると共に、該発熱量制御部材を作動さ
    せて、前記射出樹脂通路の断面積を変化せしめる駆動手
    段を設け、更に、前記射出樹脂通路の断面積変化部位よ
    りも下流側の部位に位置して、前記樹脂材料の温度若し
    くは粘度を検出する温度/粘度検出手段を設けて、該温
    度/粘度検出手段にて検出された射出樹脂材料の温度若
    しくは粘度に基づいて前記駆動手段を制御することによ
    り、前記発熱量制御部材にて前記射出される樹脂材料の
    発熱量を制御し得るようにしたことを特徴とする射出成
    形機。
  2. (2)前記発熱量制御部材が、前記ノズル部の長手方向
    に所定距離移動可能に配設された、先端側に該ノズル部
    の長手方向に延びるニードルを備えたニードルプランジ
    ャであり、該ニードルプランジャが前記駆動手段によっ
    て該ノズル部の長手方向に移動せしめられることにより
    、該ニードルの先端部と前記射出樹脂通路の内壁との間
    の断面積が変化せしめられるようになっている特許請求
    の範囲第1項記載の射出成形機。
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