JPS63283384A - コンバ−ゼンス装置 - Google Patents

コンバ−ゼンス装置

Info

Publication number
JPS63283384A
JPS63283384A JP11944387A JP11944387A JPS63283384A JP S63283384 A JPS63283384 A JP S63283384A JP 11944387 A JP11944387 A JP 11944387A JP 11944387 A JP11944387 A JP 11944387A JP S63283384 A JPS63283384 A JP S63283384A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
convergence
circuit
screen
detection
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11944387A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Tsujihara
辻原 進
Teruo Kataoka
片岡 暉雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP11944387A priority Critical patent/JPS63283384A/ja
Publication of JPS63283384A publication Critical patent/JPS63283384A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はカラーテレビジョン受像機のコンバーゼンスを
調整するにあたり、ダイナミックコンバーゼンス調整後
、温度等でスタティック的に動くコンバーゼンスを自動
的に調整するコンパーゼンス装置に関するものである。
従来の技術 一般に3原色を発光する3本の投写管を用いてスクリー
ンに拡大投写する投写形カラー受像機においては、投写
管のスクリーンに対する入射角が各投写管で異なるため
スクリーン上で色ずれが生じる。これらの3原色の重ね
合わせ、いわゆるコンバーゼンスは、水平および垂直走
査周期に同期させてアナログ的にコンバーゼンス補正波
形をつくり、この波形の大きさ、形を変えて調整する方
式をとっているが、コンバーゼンス精度の点で問題があ
る。そこでコンバーゼンス精度の高い方法として、例え
ば、特公昭59−8114号公報、さらに調整時間の短
縮及び作業の簡単な、自動調整ができるディジタルコン
パ−センス装置、特開昭55−61552号公報の方法
が提案されている。
その従来のコンバーゼンス装置の第1方式を以下に説明
する。第12図は従来のディジタルコンパ−センス装置
の構成図を示すものであり、画面上に格子パターン等(
第13図に示す)のコンバーゼンス補正用パターンを映
出し、その各調整点ごとのコンバーゼンス補正量のデー
タをディジタル的に1フレームメモリに書き込み、この
データを読み出しD/A変換し、コンバーゼンス補正を
行なうものである。
まず第13図に示すように画面に例えば水平方向9行、
垂直方向7列の格子パターンをパターン映出回路1より
映出する。このパターン信号の水平方向の信号14は、
一画面の走査に同期した水平同期信号2を、PLL回路
と分周回路で構成される水平アドレスカウンタ回路3に
供給し作成される。また垂直方向の信号15は垂直同期
信号4でリセットされる垂直アドレスカウンタ回路5で
作成され、パターン映出回路1に供給され映出される0
次にコントロールパネル8のカーソルキー(図示せず)
によって補正したい場所の格子点と補正を行なった色、
例えば赤色を選択する。カーソルキーで選択した格子点
(以下調整点と呼ぶ)の番地は書き込みアドレス発生回
路7に記憶し、フレームメモリ制御回路10を介しフレ
ームメモリ11に供給され、カーソルキーで指定した調
整点の補正データをフレームメモリ11から読み出し、
データ可逆カウンタ9に書き込む、さらにコントロール
パネル8の書き込みキー(図示せず)を操作し、データ
可逆カウンタ9を増減し、フレームメモリ11に書き込
み訂正を行なう0次にフレームメモリ11に書き込まれ
ているコンバーゼンス補正データの読み出しの説明を行
なう0画面の調整点に対応した水平、垂直アドレスを画
面の走査に同期した水平同期信号2を入力とする水平ア
ドレスカウンタ回路3と垂直同期信号4を入力とする垂
直アドレスカウンタ回路5で作成し、読み出しアドレス
発生回路6に供給し、フレームメモリ制御回路10を介
しフレームメモリ11に加え各調整点の補正データを読
み出す、フレームメモリ11は、各調整点に対応した場
所の補正データしか記憶されでいないので、垂直方向の
調整点間については、垂直補間回路12で内挿を行なう
、垂直補間回路12は減算回路、係数ROM、乗算回路
、加算回路等で構成され、その動作は、例えば第2行目
16と第3行目17の2点の調整点の補正データから減
算回路で差を求め、係数ROMのあらかじめ書き込まれ
ている走査線ごとの重み係数を乗算回路で乗算し、その
結果を第2行目17の補正データを加算回路で加えて補
間を行なう0以上のように動作する垂直補間回1!12
の出力を、D/A変換回路13でアナログ量に変換し階
段波状の信号を得る。水平方向の調整点間の信号は各行
の調整点の補正量を低域通過フィルタ(図示せず)で平
滑し、増幅後、コンバーゼンスヨークに供給する。
以上のように、従来の方法であると各調整点に対し独立
に補正できるので精度よくコンバーゼンス補正を行なう
ことができる。
次に第14図を用いて第2の従来方式について説明する
。第14図において、18は投写管、19は投写レンズ
、20はスクリーン、21は偏向ヨーク、22はコンバ
ーゼンスヨークである。23は映像信号入力端で到来し
た映像信号を映像回路24で必要な振幅まで増幅し投写
管18を駆動する。映像回路24は通常の受像機と同じ
動作を行なうが、コンバーゼンス調整時はディジタルコ
ンバーセンス回路25で作成された格子パターン等のコ
ンバーゼンス調整用パターンが供給され映出される。こ
のコンバーゼンス回路25は従来方式1で説明したもの
と同様であるので説明は省略する。偏向回路27と偏向
ヨーク21は、到来する同期信号26で投写管18の電
子ビームを走査する。
第14図は投写管18を1本しか示していないが通常カ
ラー受像機では赤(R)、緑(G)、青(B)の3本の
投写管が用いられている。調整パターン検出器28は、
カメラ等の光検出を行なうもので、スクリーンに映出さ
れたコンバーゼンス調整パターンを検出し、調整点検出
回路29に供給する。調整点検出回路29は、各調整点
のコンバーゼンスずれを検出し、そのコンバーゼンスず
れの信号によってディジタルコンパ−センス回路25の
補正量を変化させ、自動的にコンバーゼンス調整を行な
うものである。ざらに゛自動的に調整する方法として、
光検出器付きのスクリーン等でコンバーゼンスずれを補
正する方法があるが説明は省略する。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成のコンバーゼンス装置で
は、コンバーゼンス調整時は精度よく調整することがで
きるが、電源投入後又はディスプレイ装置の周辺温度等
で、スタティック的なコンバーゼンスずれを生じる。こ
のスタティック的なずれは、投写管のネックチャージ、
ガンセンタードリフト等や、コンバーゼンスの出力回路
のDCドリフト、コンバーゼンスヨークの熱による変形
偏向及びフォーカス系の変化などが組み合わさったもの
である。したがって、コンバーゼンスを従来方式で精度
よく調整する場合、ディスプレイ装置のヒートランを十
分した上で調整する必要がある。さらに、電源投入後又
は温度上昇で生じるスタティック的なずれは、スタティ
ックセンタリング等の機能を備えその都度調整しなけれ
ばいけないという問題点を有していた。また、画面の周
辺部に検出器を設けて検出する場合、精度よく検出する
ためには複雑な信号処理が必要で回路規模が大きくなる
という問題点を有していた。また装置のコンバーゼンス
ドリフトと画面位相の変動を考えると、検出器の受光面
積としては大きいものが必要であり、検出部としては非
常に高価なセンサーが必要であるという問題点を有して
いた。また前面投写型ディスプレイのように二体型のシ
ステムの場合、検出部と信号処理間のデータ伝送が難し
いという問題点を有していた。
本発明はかかる点に鑑み、画面周辺部に設けた検出器で
スタティック的な色ずれを簡単な回路構成で精度よく検
出し、画像を表示した状態で自動的にスタティック的な
コンバーゼンス補正を行なうコンバーゼンス装置を提供
することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は、画面の周一辺部に設けられた光電変換素子で
基準位置に対しての位置ずれを検出する検出手段と、パ
ターン信号を検出手段で受光できる画面上の位置に発生
するパターン発生手段と、検出器からの光電変換出力の
最大値と最小値を検出し、この両検出信号が等しくなる
基準位置に対しての位置ずれ量を検出する位置検出手段
と、位置検出手段からの位置データを保持する保持手段
と、保持手段からの出力によりコンバーゼンス補正手段
を制御するコンバーゼンス装置である。
作用 本発明は前記した構成により、コンバーゼンス調整を終
了後、温度等でスタティック的なコンバーゼンスずれが
生じたとき、画面の周辺部に設けた光電変換素子で基準
位置に対しての位置ずれを検出し、との光電変換出力の
最大値と最小値を検出してこの両検出信号が等しくなる
基準位置に対しての位置ずれ量を精度よく検出し、この
検出信号でコンバーゼンス補正回路を制御することによ
り、画面に映像を映出した状態受も、精度のよい自動ス
タティックコンバーゼンス補正を行なうことができる。
実施例 第1図は本発明の第1の実施例におけるコンバーゼンス
装置のブロック図を示すものであ°る。第1図において
、38はコンバーゼンスずれを検出するために必要なパ
ターン信号を発生するパターン発生回路、30.31は
基準位置に対してのコンバーゼンスずれを検出するため
画面周辺部に設けられた検出器、32は最大値検出回路
33と最小値検出回路34と加算器35で構成され、基
準位置を検出するための位置検出回路、36は位置検出
回路32からの位置データを保持する保持回路、37は
保持回路36からの出力信号によりスタティック的なコ
ンバーゼンス補正を行なうコンバーゼンス補正回路であ
る。同図において、従来と同様に動作するものは同じ番
号で示し説明は省略する。
以上のように構成された本実施例のコンバーゼンス装置
について、以下その動作を説明する。画面全体のコンバ
ーゼンス調整は従来と同様にディジタルコンバーゼンス
回路25あるいはアナログコンバーゼンス回路により調
整を行ない、調整終了後、パターン発生回路38により
検出器30゜31を通過する各色のパターン信号を映出
する。
第2図a)に検出器30.31を通過するパターン信号
40,39の映出画面を示す。コンバーゼンス調整終了
直後であれば色ずれはなく同じ位置を走査している。こ
のとき検出器30.31は基準位置XO、YOに対して
の位置ずれを検出している。この検出器30.31から
の光電変換された信号は位置検出回路32に供給されて
基準位置に対しての位置ずれ量を検出している。位置検
出回路32では最大値検出回路33と最小値検出回路3
4で検出器30.31からの光電変換出力の最大値と最
小値を検出し、この両検出信号を加算器35で加算して
両検出信号が等しくなる基準位置に対しての位置ずれ量
を検出している。位置検出回路32からの各色の位置デ
ータは保持回路36で位置ずれ量を一定期間保持してい
る。保持回路36からの出力をコンバーゼンス補正回路
37に供給してスタティック的なずれ量を制御している
ため、パターン信号は検出器30.31m対して常に一
定の位置に映出されて自動的にコンバーゼンス補正が行
なわれる。またコンバーゼンスずれ量が生じない状態で
もパターン信号39.40は常に一定の位置すなわち基
準位置xo、yoになるように画面位相も自動的に補正
される。
次にコンバーゼンスずれが生じた場合の動作について説
明するため第2図b)の画面図を用いる。
コンバーゼンス調整後のパターン信号が第2図a)から
第2図b)に示すように、例えば赤色パターン信号41
が上方にずれたときで説明する。なおこのときのパター
ン信号の色切換は、最初のフィールド走査時に緑色(以
下Gと呼ぶ)パターン信号39を、第2のフィールド走
査時に赤色(以下Rと呼ぶ)パターン信号41がパター
ン発生回路38から出力される。検出器31でGパター
ン信号39とRパターン信号41を光電変換した光電変
換信号は、前記で述べたように位置検出回路32に供給
され基準位置に対しての位置ずれ量を検出している0位
置検出回路32からは基準位置XOと移動位置X1の差
分データ(XO−XI)の位置ずれ量が出力されこのデ
ータは保持回路36で位置データを保持している。保持
回路86からの出力信号はコンバーゼンス補正回路37
のR垂直方向スタティックコンバーゼンス補正回路に供
給して、第2図b)に示す画面上で赤色パターン信号4
1をXlからXOに移動させて緑色パターン信号39と
同位置になるように、スタティック的なずれ量を制御す
ることにより、自動的にスタティック的なコンバーゼン
ス補正が行なえる。
また、左右方向のスタティック的なずれのコンバーゼン
ス調整も同様に、画面下部に横方向に設けた検出器30
を用いて行なうことができる。さらに青色(以下Bと呼
ぶ)の補正も赤色(R)と同様に行なうものであるから
説明は省略する。
以上のように本実施例によれば、画面の周辺部に設けた
検出器30.31で基準位置に対して位置ずれを検出し
、この検出信号を位置検出回路32に供給して基準位置
に対しての位置ずれ量の検出を行ない、この検出信号に
よりコンバーゼンス補正回路を制御することにより、簡
単な回路構成で精度よく検出し、画面に映像を映出した
状態で自動的にスタティックコンバーゼンス補正を行な
える。
第3図は本発明の第2の実施例を示すコンバーゼンス装
置のブロック図、第4図は本実施例を説明するための動
作図である。第3図において第1図の構成と同様なもの
は削除して示し説明も省略する。第3図において32は
位置検出回路、36は保持回路、37はコンバーゼンス
補正回路、以上は第1図の構成と同様なものである。第
1図の構成と異なるのは検出器30.31の光電変換素
子として位置演算機能を有する検出器(以下、演算検出
器と呼ぶ)4またとえば半導体装置検出器(PSD)で
構成した点である。
前記のように構成させた第2の実施例のコンバーゼンス
装置について以下その動作を説明する。検出器31の光
電変換素子として、演算検出器4またとえば半導体装置
検出器(PSD)について詳細に説明するため、第5図
のPSDの原理図を用いる。PSDの構造は平板状シリ
コンの表面にP層、裏面にN層、そして中間にある1層
の3層から構成されており、PSDに入射した光は光電
変換され、光電流としてP層に設けられた電極から分割
出力される。またPSDの原理は光スポットが入射する
と、入射位置には光エネルギーに比例した電荷が発生す
る1発生した電荷は光電流として抵抗層(P層)を通り
電極から出力される。抵抗層は全面に均一な抵抗層を持
っているため、光電流は電極までの距離(抵抗値)に逆
比例して分割され取り出される。ここで電極間の距離を
2L、光電流を10.電極から取り出される電流■1、
I2とすれば次式で表わされる。
PSD中心を原点とした場合、 11 = 10 XL−XA/2L 12 =IOXL+XA/2L It −12/11 +12 =XA/LIt /12
 =L−XA/L+ZA となる。第3図に示すように演算検出器42からの出力
電流■1とI2は電流−電圧変換回路43゜44に供給
されて電流−電圧変換すると共に増幅される。電流−電
圧変換口!43.44からの出力電流に対応した信号は
減算器45に供給されて減算される。減算器45からの
出力としては演算検出器42の中心位置すなわち基準位
置にパターン信号が位置すれば、電流−電圧変換回路4
3゜44からの信号は第4図a)b)に示すように同じ
振幅の波形となるため、減算器45からの出力は第4図
C)に示すように電圧0(V)となる。
また第3図に示すように演算検出器42で受光されるパ
ターン信号の光が矢印方向に移動すると、電流−電圧変
換回路43.44からの信号も第4図a)b)に示すよ
うに矢印の方向に信号振幅か変化する。したがって減算
器45がらの出力は第4図d)に示すように、演算検出
器42の中心を基準位置として位置ずれ方向により極性
が変わり、位置ずれ量により信号振幅が変化する。この
位置情報を含む信号は最大値検出回路33と最小値検出
回路34に供給されて、最大と最小値を検出しこの直流
電位の最大と最小値を加算器35で加算することにより
、位置ずれ方向と位置ずれ量に応じた直流電位が加算器
35から出力される。したがって加算器35からの出力
は、検出器42の中心にパターン信号が位置するときは
第4図e)に示すように電圧0(■)となり、パターン
信号が上方向(矢印方向)に移動したときは電圧子■1
(V)となり、またパターン信号が下方向(矢印と反対
方向)に移動したときは電圧−V2(V)となる、加算
器85からの出力は各色の位置データを保持するための
サンプルホールド回路46゜47.48に供給される。
なおサンプルホールドを行なうタイミングは、パターン
信号の色切換に同期して行なうようにパルス発生回路4
9からサンプルホールド用パルスを発生している。サン
プルホールド回路46.47.48からの各色のデータ
は、コンバーゼンス補正回路37に供給され入力端子5
9からのマニュアルデータと加算器50゜51.52で
加算された後、増幅器53.54゜55に供給してRG
B−Hのコンバーゼンスヨーク56.57.58を駆動
することにより、自動的にスタティックコンバーゼンス
を制御している。
すなわち演算検出器42を通過する各色のパターン信号
は、演算検出器42からの出力電流が等しくなる演算検
出器42の中心の位置になるように制御され、スタティ
ックコンバーゼンスと共に画面位相も自動的に調整され
る。それ以降の処理は前記で述べたものと同様であるた
め説明は省略する。
以上のように、本実施例によれば検出器30゜31の光
電変換素子として位置演算機能を有する検出器(演算検
出器)42を用いることにより、画面の周辺部に映出さ
れたパターン信号の位置を前記演算検出器42の基準位
置に一定になるようにコンバーゼンス補正回路37を制
御しているため、画面位相とスタティックコンバーゼン
スの変動を画面に映像を映出した状態で自動的に調整で
きる。また演算検出器42の基準位置になるように制御
されるため、光電変換素子の受光部面積も少なくできる
と共に信号処理での複雑な演算が不要で、かつ制御信号
の処理が直流電位であるため、簡単な回路構成で実現で
きる。
第6図は本発明の第3の実施例を示すコンバーゼンス装
置のブロック図である。第6図において第1図の構成と
同様なものは削除して示し説明も省略する。第6図にお
いて第1図と異なるのは、演算検出器42からの光電変
換出力により、パターン発生回路38のパターン信号の
色切換と保持回路36の保持周期を初期調整を行なうよ
うに検出周期を制御した点である。一般に検出周期は制
御系の誤動作と外部からの影響を少なくするため、一定
周期ごとに検出及びデータの保持が行なわれている。そ
のためディスプレイ装置の電源投入直後の初期コンバー
ゼンス補正を行なうことができず、画面上でコンバーゼ
ンスずれが生じるため装置の電源投入直後の初期調整を
行なうものである。
前記のように構成された第3の実施例のコンバーゼンス
装置について、以下その動作を説明するため第7図の検
出周期モードを示す動作図を用いる。
演算検出器42からの検出信号は電流−電圧変換回路4
3.44に供給されて光電変換された信号が出力される
。この光電変換された信号の一部が検出周期制御回路6
0に供給されて、パターン発生回路38のパターン信号
の映出周期とサンプルホールド回路46.47.48の
サンプルホールド周期を制御している。第7図に示すよ
うにディスプレイ装置の電源投入時は、電流−電圧変換
回路44からの光電変換出力の有無を検出しており、初
期検出モードとしては画面上にRGBが加算されたW(
ホワイト)信号を映出し、とのW信号を位置検出回路3
2で同時に検出すると共に、位置検出回路32からの共
通位置データをサンプルホールド回路46,47.48
で同時にサンプルホールドしてデータを保持している。
そのため電源投入と同時に初期調整が行なわれためコン
バーゼンスずれが生じない、初期調整後は従来と同様に
各色ごとにパターン信号の色切換とその周期に同期して
サンプルホールドを行ない検出周期の設定を行なってい
る。それ以降の処理は前記で述べたものと同様であるた
め説明は省略する。
以上のように、本実施例によれば演算検出器からの光電
変換出力によりパターン信号の色切換周期とサンプルホ
ールド周期を制御して、装置の電源投入時の初期調整を
行なうように検出周期を制御しているため、外部からの
不要光による検出誤動作及び装置の電源投入直後のコン
バーゼンスずれがなく、精度のよい自動スタティックコ
ンバーゼンス補正を行なうことができる。
第8図、に本発明の第4の実施例を示すコンバーゼンス
装置のブロック図である。第8図において第1図の構成
と同様なものは削除して示す、第1図の構成と異なるの
は、演算検出器42と電流−電圧変換回路43.44で
光電変換された検出信号レベルをクランプして位置検出
を行なうようにした点である0本システムでは、微小な
光電変換出力の最大値と最小値を検出して位置ずれ方向
と位置ずれ量を検出しているため、位置検出回路32で
の直流電位の変動が検出精度に大きく影響されるため、
基準電位となる電圧0(V)でクランプ(直流再生)し
て位置検出を行ない検出精度の向上をはかっている。
前記のように構成された第3の実施例のコンパーセンス
装置について、以下その動作を説明するため第9図の動
作図を用いる。演算検出器42と電流−電圧変換回路4
3.44からの光電変換信号は、演算検出器42の基準
位置に位置するときは第9図a)b)に示すように同じ
振幅の信号が出力される。この両信号は減算器45に供
給されて減算され第9図C)に示すように電圧0(V)
近傍の信号が出力される。電流−電圧変換回路44から
の信号はクランプパルス発生回路62に供給されて、第
9図e)に示すようにクランプパルスを作成している。
減算器45からの信号はクランプ回路61に供給され、
クランプ回路61からは前記クランプパルスにより第9
図f)に示すように電圧0(■)でクランプされた信号
が出力される。クランプ回路61からの信号は前記と同
様に最大値検出回路33と最小値検出回路34に供給さ
れて振幅レベルを検出している。それ以降の処理は、前
記で述べたものと同様であるため説明は省略する。
以上のように、本実施例によれば演算検出器42からの
光電変換信号をクランプして位置検出しているため、安
定でかつ精度のよい自動スタティックコンバーゼンス補
正を行なうことができる。
第10図は本発明の第5の実施例のコンバーゼンス装置
のブロック図である。第10図において@1図の構成と
同様なものは削除して示す。第1図の構成と異なるのは
、位置検出回路32からの検出信号に動作範囲を制限す
るリミッタ回路63を設けた点である。
前記のように構成された第5の実施例のコンバーゼンス
装置について、以下その動作を説明する。
演算検出器42からの信号は位置検出回路32で基準位
置に対しての位置方向とずれ量が検出される。位置検出
回路32からの検出信号はリミッタ回路63に供給され
て検出信号の動作範囲を制限している。リミッタ回路6
3からの信号は前記と同様に保持回路36に供給されて
各色のデータを保持している。それ以降の処理は、前記
で述べたものと同様であるため説明は省略する。
以上のように、本実施例によれば位置検出回路32から
の検出信号を動作範囲内で制限することにより、演算検
出器42の受光部面積内にパターン信号が存在するよう
にしているため、常に安定でかつ精度のよい自動スタテ
ィックコンバーゼンス補正を行なうことができる。
第11図は本発明の第6の実施例を示すコンバーゼンス
装置のブロック図である。第11図において第1図の構
成と同様なものは削除して示す。第1図の構成と異なる
のはディスプレイ装置の水平・垂直のスキャンレートと
各色の光学系分光特性による、光電変換出力の振幅及び
パルス応答の違いを補正するため、利得制御回路43.
44と低域通過フィルタ66を設けた点である。本シス
テムは、前記で述べたように微小な光電変換出力の振幅
検出(最大・最小値検出)を行ない位置検出しているた
め、画面の水平・垂直方向と各色の光電変換出力を等し
くなるようにして位置検出を行ない、検出精度と感度の
向上をはかつている。
前記のように構成された第6の実施例のコンバーゼンス
装置について、以下その動作を説明する。
演算検出器42と電流−電圧変換回路43,44からの
光電変換出力は、利得制御回路64.65に供給されて
一定振幅になるように利得制御される。利得制御回路6
4.65からの信号は、減算器45に供給されて減算さ
れる。減算器45からの利得制御された信号は、低域通
過フィルタ66に供給されて帯域制限される。低域通過
フィルタ66からの振幅と周波数特性が等しくなった信
号は、前記と同様に最大値検出回路33と最小値検出回
路34に供給されて振幅検出される。それ以降の処理は
、前記で述べたものと同様であるため説明は省略する。
以上のように、本実施例によれば光電変換出力の振幅と
周波数特性を常に等しくして位置検出を行なっているた
め、検出精度と感度のよい自動スタティックコンバーゼ
ンス補正を行なうことができる。
なお、本実施例では理解を容易にするため検出周期を制
御する手段としては、演算検出器で受光されるパターン
信号を制御するときについて述べてきだが、検出側で制
御してもよいことは言うまでもない。また色切換による
RGB位置検出としたが、RGB同時のW(ホワイト)
位置検出としてもよい。また初期調整手段としては、W
信号で同時検出場合について述べてきたが、電源投入時
のみ検出周期を短く設定して色切換によるRGB検出と
してもよい。
なお、本実施例では理解を容易にするため光電変換出力
の振幅と周波数特性を制御する手段としては、検出側で
制御するときについて述べてきたが、パターン発生側で
制御してもよいことは言うまでもない。
また、本実施例ではスタティック的なコンバーゼンス補
正について述べてきたが、画面の周辺部の相反する部分
にも光電変換素子を設けて、ダイナミックコンバーゼン
ス補正の一部を行なってもよい、また、ダイナミック的
なずれかを判断して、ダイナミックコンバーゼンス調整
を行なうことをランプ等を用いて表示し、ダイナミック
コンバーゼンス調整指示としてもよいことは言うまでも
ない。
また、本実施例では3原色の重合わせ、いわゆるコンバ
ーゼンス補正と画面位相の補正について述べてきたが、
画面振幅等の制御も行なってもよいことは言うまでもな
い。
また、本実施例では理解を容易にするため投写形カラー
受像機について述べてきたが、シャドウマスク式の直視
形受像機についても有効であることは言うまでもない。
発明の詳細 な説明したように、本発明によればディジタル及びアナ
ログ方式のダイナミックコンバーセンス回路で精度よく
調整されたコンバーゼンスが温度等によりスタティック
的なずれが生じた場合、画面に映像を映出した状態で自
動的にスタティック的なコンバーゼンスと画面位相を同
時に補正できるため、検出器の光電変換素子の受光面積
が小さくできると共に、信号処理での複雑な演算が不要
で制御信号が直流電位で扱うことができるため、簡単な
回路規模でデータ伝送と信号処理が行なえる。また初期
調整付きの周期検出方式と、制御系の安定化をはかって
位置検出しているため、画面上に映出されるパターン信
号が目立たず、かつ検出誤動作がなく、検出精度と感度
がよく、安定でかつ正確なコンバーゼンス補正が実現で
き、その実用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるコンバーゼンス装置
のブロック図、第2図は同実施例の動作を説明するため
の図、第3図は本発明の第2の実施例のコンバーゼンス
装置のブロック図、第4図、第5図は同実施例の動作を
説明するための図、第6図は本発明の第3の実施例のコ
ンバーゼンス装置のブロック図、第7図は同実施例の動
作を説明するための図、第8図は本発明の第4の実施例
のコンバーゼンス装置のブロック図、第9図は同実施例
の動作を説明するための波形図、第10図は本発明の第
5の実施例のコンバーゼンス装置のブロック図、第11
図は本発明の第6の実施例のコンバーゼンス装置のブロ
ック図、第12図は従来のディジタルコンバーゼンス回
路のブロック図、第13図は同回路の動作を説明するた
めの図、第14図は従来の自動的にコンバーゼンス調整
を行なうコンバーゼンス装置のブロック図である。 30.31・・・検出器、42・・・位置演算機能を有
した位置検出器(演算検出器)、37・・・コンバーゼ
ンス補正回路、36・・・保持回路、32・・・位置検
出回路、33・・・最大値検出回路、34・・・最小値
検出回路、38・・・パターン発生回路、60・・・検
出周期制御回路、61・・・クランプ回路、62・・・
クランプパルス発生回路、63・・・リミッタ回路、6
4゜65・・・利得制御回路 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 はか1名¥1   
    4         掻%         
   ぽ ≦ 第2図 第4図 季 第5図 第7図 第8図 第9図 ↑ f)□0 第10図 3H 第13図 第14図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)画面上に映像を表示する表示手段と、画面上での
    色ずれを補正するためのコンバーゼンス補正手段と、前
    記画面の周辺部に設けられた光電変換素子で基準位置に
    対しての位置ずれを検出する検出手段と、パターン信号
    を前記検出手段で受光できる前記画面上の位置に発生す
    るパターン発生手段と、前記検出手段からの光電変換出
    力の最大値と最小値を検出し、この両検出信号が等しく
    なる基準位置に対しての位置ずれ量を検出する位置検出
    手段と、前記位置検出手段の出力からの位置データを保
    持する保持手段と、前記保持手段からの出力により前記
    コンバーゼンス補正手段を制御する制御手段とを備えた
    コンバーゼンス装置。
  2. (2)検出手段が、位置演算機能を有する検出器で構成
    されたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のコ
    ンバーゼンス装置。
  3. (3)検出手段が、光電変換出力により初期調整される
    ように検出周期を制御したことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載のコンバーゼンス装置。
  4. (4)位置検出手段が、検出信号レベルをクランプして
    制御するようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載のコンバーゼンス装置。
  5. (5)位置検出手段が、制御範囲を制限するリミッタ回
    路を設けたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    のコンバーゼンス装置。
  6. (6)検出手段が、各色及び水平・垂直方向の光電変換
    出力の振幅と周波数特性が一定となるようにしたことを
    特徴よする特許請求の範囲第1項記載のコンバーゼンス
    装置。
JP11944387A 1987-05-15 1987-05-15 コンバ−ゼンス装置 Pending JPS63283384A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11944387A JPS63283384A (ja) 1987-05-15 1987-05-15 コンバ−ゼンス装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11944387A JPS63283384A (ja) 1987-05-15 1987-05-15 コンバ−ゼンス装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63283384A true JPS63283384A (ja) 1988-11-21

Family

ID=14761532

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11944387A Pending JPS63283384A (ja) 1987-05-15 1987-05-15 コンバ−ゼンス装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63283384A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5644412A (en) * 1991-12-25 1997-07-01 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Hologram and method of reading the same

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5644412A (en) * 1991-12-25 1997-07-01 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Hologram and method of reading the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4857998A (en) Automatic primary color convergence alignment system for projection television
JP2653899B2 (ja) 画像補正装置
CA2026393C (en) Digital convergence apparatus
EP0474420A2 (en) Image correction apparatus
JPH03139985A (ja) 画像表示方法及び装置
JPH03179893A (ja) デジタルコンバーゼンス装置
JPS63283384A (ja) コンバ−ゼンス装置
JPS60130288A (ja) ディジタルコンバ−ゼンス装置
JPS63209388A (ja) コンバ−ゼンス装置
JP2003047017A (ja) 3管式プロジェクションテレビの自動コンバーゼンス補正回路
JP2653063B2 (ja) コンバーゼンス装置
JPS63283383A (ja) コンバ−ゼンス装置
JP2002369214A (ja) 3管式プロジェクションテレビの自動コンバーゼンス補正回路
JPS63224574A (ja) コンバ−ゼンス装置
JP3201099B2 (ja) ディジタルコンバーゼンス装置
JPS63238790A (ja) コンバ−ゼンス装置
JPS63224572A (ja) コンバ−ゼンス装置
JPH069393B2 (ja) コンバ−ゼンス装置
JPH07121126B2 (ja) コンバ−ゼンス装置
JPS63209389A (ja) コンバ−ゼンス装置
JP2646762B2 (ja) デイジタルコンバーゼンス装置
JPS63209386A (ja) コンバ−ゼンス装置
JPH0750936B2 (ja) デイジタルコンバ−ゼンス装置
JPS63221788A (ja) デイジタルコンバ−ゼンス装置
JPH01287428A (ja) 赤外線撮像装置