JPS63282719A - 液晶光バルブ - Google Patents

液晶光バルブ

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JPS63282719A
JPS63282719A JP63103657A JP10365788A JPS63282719A JP S63282719 A JPS63282719 A JP S63282719A JP 63103657 A JP63103657 A JP 63103657A JP 10365788 A JP10365788 A JP 10365788A JP S63282719 A JPS63282719 A JP S63282719A
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wire
collector electrode
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liquid crystal
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Esu Buzaku Toomasu
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Esu Batone Rorufu
ロルフ・エス・バトネ
Ii Uitorou Dana
ダナ・イー・ウィトロウ
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    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/13Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
    • G02F1/133Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
    • G02F1/1333Constructional arrangements; Manufacturing methods
    • G02F1/133348Charged particles addressed liquid crystal cells, e.g. controlled by an electron beam

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電子ビーム・アドレス指定型液晶光バルブミ
特に2次電子コレクタ電極を有する液晶光バルブに関す
る。
[従来技術及び発明が解決しようとする課題]第1及び
第2の偏光板の間にねじれネマティック型の液晶セルを
入れた液晶光バルブは、ブザク等による米国特許出願第
46,822号「電気的スイッチ可能な2次電子コレク
タ電極を有する液晶光バルブ」に記載されている。この
液晶セルは、排気された管球内の誘電ターゲット表面と
、このターゲット表面と反対側に設けられた透明なフェ
ースプレートと、これらターゲット表面とフェースプレ
ート間に封入された液晶物質を含んでいる。
光源から発射された可視光線は、第1偏光板を通過して
この液晶セルを発光させる。書込み電子銃及び消去電子
銃は、この排気された管球内と通じており、液晶セルの
ターゲット表面に夫々書込み電子ビーム及び消去電子ビ
ームを照射する。これら書込み電子ビーム及び消去電子
ビームは、夕一ゲット表面上の予め選択された位置を順
次照射し、ターゲット表面から2次電子を放射させる。
これにより、予め選択された位置に静電的な電位勾配が
形成される。この2次電子は、電子ビームの電流変調に
従って予め選択された位置で放射され、これにより、表
示画像が形成される。
2次電子コレクタ電極は、例えばワイヤ・メツシュ型か
或いはワイヤ・グリッド型であって、ターゲット表面と
実質的に平行に離れて設けられており、ターゲット表面
の総ての領域から放射される2次電子を略一様に収集す
る。書込み電圧ビーム及び消去電子ビームは、この2次
電子コレクタ電極を通過してターゲット表面に照射され
る。コレクタ電極制御回路は、書込み電子ビーム及び消
去電子ビームによる予め選択された位置の照射に同期し
てターゲット表面及びコレクタ電極間に第1及び第2の
電位差を順次印加する。
この第1の電位差により、コレクタ電極はターゲット表
面上の予め選択された位置の静電的電位勾配を維持する
のに十分な数の2次電子を収集する。これにより、液晶
セルは第1偏光の光線を通過させる。第2の電位差によ
り、コレクタ電極は比較的少ない数の2次電子を収集す
る。残留2次電子は、ターゲット表面上に再分布し、予
め定められた位置の静電的電位勾配を変化させる。これ
により、液晶セルは、第2偏光の光線を通過させる。液
晶セルを通過した光線は、これら第1及び第2偏光の光
線の一方を通過させる第2偏光板を介して伝播し、表示
画像を形成する。
書込み電子ビームは、2次電子コレクタ電極を介してタ
ーゲット表面を照射するので、書込み電子の中には、コ
レクタ電極のワイヤに衝突するものもある。これらの電
子はコレクタ電極に遮断され、ターゲット表面には到達
しない。この為、ターゲット表面上に好ましくない電荷
の変調が生じ、コレクタ電極のワイヤ部分に併設された
ターゲット表面上にワイヤの影が投影される原因になっ
ている。このワイヤの影により、書込み電子ビームのタ
ーゲット表面上の照射が妨げられ、表示画像が不鮮明に
なる上にコレクタ電極の影が画像上に重畳されてしまう
という問題があった。
従って、本発明の目的は、コレクタ電極の影が表示画像
に影響しないような液晶光バルブを提供すことである。
[課題を解決する為の手段及び作用] 本発明の液晶光バルブは、書込み1次電子ビームがコレ
クタ電極を通過する際に遮断されて生じるワイヤの影の
影響を補償する手段を有する。このワイヤの影は、書込
み電子ビームが照射されるはずのターゲット表面上の領
域に電荷が不足することにより発生する。本発明によれ
ば、2次電子コレクタ電極に適当な電圧を印加すること
により、書込み電子ビームの電子を遮断していた2次電
子コレクタ電極のワイヤ付近を通過する電子ビームを偏
向させ、ターゲット表面上の影の領域に電子ビームを照
射出来るようにして実質的に電子ビームの遮断を防止し
ている。この結果、ターゲット表面上の電荷分布を一層
均一にし、それによって2次電子コレクタ電極による電
子ビームの遮断に起因する電荷の部分的な不足を補償し
、2次電子コレクタ電極の影を除去している。
[実施例] 本発明の電子ビームアドレス指定型液晶光バルブの動作
を、第1図の投射型画像表示装置の1実施例によって説
明する。この第1図の装置は、電子ビームでアドレス指
定される液晶光バルブ10を具えており、この光バルブ
10は、セラミック本体14から成る排気された管球1
2と、光学的に透明な入口窓、即ちフェースプレート1
6と、管球12に設けられ光学的に透明な出口窓18と
を有している。
この実施例では、プロジェクション・ランプ22及びパ
ラボラ反射器24で構成された適当な光源20からの光
は、入力レンズ系26及びフィールド・レンズ系27に
より、濃度の淡い直線偏光フィルタ28を介してフェー
スプレート16に向かう。入力レンズ系26は、光源2
0によって照らされる領域の大きさを再フォ−マツトし
、フィールド・レンズ系27は、窓18を介して伝播す
る光を適当な方向に向ける。投射レンズ系30は、濃度
の淡い直線偏光フィルタ、即ちアナライザ32を介して
、フェースプレート16からの光を遠隔の表示面(図示
せず)に投影する。偏光フィルタ28及びアナライザ3
2の光伝播軸が互いに平行になるように、これら偏光フ
ィルタ28及びアナライザ32を配置する。偏光フィル
タ28及びアナライザ32の軸が直角でも動作するよう
に、光バルブ10を構成できることは当業者には明かで
あろう。
光バルブ10は、内部液晶セル40(第1図では、明瞭
にするため拡大している)を具えている。
この液晶セル40を、フェースプレート16を介して管
球12に入射する被偏光投影光の経路内に配置する。こ
の液晶セル40は、フェースプレート16と薄く光学的
に透明なターゲット基板44との間に挟まれたネマティ
ック液晶物質の層42を具えており、ターゲット基板4
4には、ターゲツト面45がある。ターゲット基板44
は、ガラス、ポリイミド又はマイカ等の誘電体材料で形
成するが、最後に述べた材料が好適である。ノ\ベン等
による米国特許出願第46,807号「電子ビームでア
ドレス指定する液晶セル」に記載されているように、酸
化マグネシウム(MgO)の層でマイカを被覆できる。
このMgO被覆により、2次電子放射比率が比較的高(
なる。セラミック・フリット・シール50又は他の適当
な物質により、フェースプレート16及び基板44の端
部を本体14に密封する。好適には、チットウッド等に
よる米国特許出願第46,826号「液晶セル及びその
組み立て方法」に記載されているように、スペーサ48
にわたって延されたターゲット基板により、液晶セルを
組み立てる。この結果、ターゲット基板の張力より、こ
の基板の位置が安定するので、このセルは均一な厚さを
維持する。
フェースプレート16の内面を覆う酸化錫インジウム(
ITO)の光学的に透明な導電フィルム46は、このセ
ル用の背面電極として作用する。
後述するごとく、直流電圧を導電フィルム46に供給し
て、この導電フィルムを書込み電子銃の電圧よりも一層
正にする。はぼ均一な高さの複数のスペーサ48により
、ターゲット基板44をフィルム46から所定距離に維
持する。好適には、フェースプレート16及びターゲッ
ト基板440間に、多くの小さなスペーサ(例えば、ガ
ラス・ビーズ又は写真石版により作ったスペーサ)を完
全に均等に分布させる。
ターゲット基板44及びITOフィルム46の対向する
面を処理して、これらの間に挟まれたネマティック物質
を均質な(即ち、平行な)面装置とする。これら2つの
面の配置ガロを直角にして、90度ツイスト・セルとす
る。約5度の角度で、この面に一酸化シリコン(S i
 O)を真空蒸着するなどの既知の方法で、この面を所
望に適応させる。
セル40に用いるのに好適なネマティック液晶物質は、
イー・メラックからZLI2244として市販されてい
るネマティック液晶物質を含んでいる。理想的には、ネ
マティック液晶物質の誘電定数及び粘度は、室温にて、
低くなければならない。このような特性の物質が好まし
いのは、標準モノクロ・テレビジョン画像表示を行うの
に必要な速度でセルをスイッチするのに要する書込みビ
ーム電流を最小にするからである。
電界が供給されない(即ち、「オフ」状態の)際に、こ
のセルを通過する面偏光された光の偏光方向が90度回
転するように、層42のネマティック液晶物質の分子を
整列させる。液晶物質の任意所定領域に電位差を与える
と、その領域内の液晶分子の長手方向の軸が、電界と平
行な方向に同かおうとするので、セル40のその領域を
通過する光の偏光方向の回転量が減少する。セル40の
電位差が充分な大きさく即ち、「オン」状態)であると
、このセルのその領域を通過する光の偏光方向は、実質
的に変わらない。偏光フィルタ28及びアナライザ32
の両方の光伝送軸は同じ方向なので、「オン」状態のセ
ル40の領域を光が伝播するとき、光はアナライザ32
を通過し、また「オフ」状態のセル40の領域を光が伝
播するとき、光はアナライザ32により阻止される。
管球12は、第1及び第2の同様な細長い管状のガラス
・ネック52a及び52bを具えており、各ネックの一
端は窓18に隣接した本体14にフリットにより密封さ
れている。書込み電子放射手段、即ち電子銃54aをネ
ック52a内に設ける。
電子銃54aは、陰極56a、制御グリッド58a及び
細い電子ビーム60aを形成するための一連の電極を具
えている。この電子ビーム60aは、液晶セル40のタ
ーゲツト面44に対して傾いた角度で進む。導電フィル
ム46の電位は、電子銃54aの陰極56aに供給した
電位よりも遥かに高いので、書込み電子ビーム60aの
加速電位勾配が形成される。映像又は他の入力信号をグ
リッド58aに供給し、遠隔の表示面に投射される映像
画像に応じて電子ビーム60aのビーム電流を変調する
第2図は、2次電子の放射率の曲線64をターゲット基
板44の入射電子のエネルギーの関数として表したグラ
フである。変調された書込み電子ビーム60aにより、
ネック52aの周りの電磁偏向ヨーク62aに偏向回路
(図示せず)から供給される適当な電気信号に応じて、
ターゲット基板44のターゲット表面45がラスク走査
される。
電磁偏向の代わりに静電偏向ヨークを用いて光バルブ1
0を構成しても良い。
電子ビーム60aの電子がターゲツト面45をエネルギ
Ebで衝撃して、1より大きい2次電子放射比率δで2
次電子を放射するように、書込み電子銃54aを動作さ
せる。(2次電子放射比率は、ターゲット基板44を衝
撃する各入射電子の数に対して、ターゲット基板44が
放射した2次電子の数の比率で定義される。)よって、
書込みビーム60aにより発生した2次電子の数は、タ
ーゲツト面45を衝撃する書込み電子の数よりも多い。
2次電子コレクタ電極66は、グリッド型式でも、メツ
シュ型式でも良く、ターゲツト面45を覆うように、且
つ平行に、このターゲツト面から離れた位置に配置され
ている。コレクタ電極66は、約2.54ミリメータだ
けターゲツト面45から離れている。コレクタ電極66
は、例えば第5図のフレーム80に、直径が約5ミクロ
ンの平行なワイヤ・セグメントを取り付けて形成したグ
リッドである。電子ビームの直径がメツシュ型式の電極
のピッチと比較して略等しいか又は小さい場合には、グ
リッド型式の電極がコレクタ電極66として用いられる
。書込みビーム60aは、コレクタ電極66を介して、
ターゲツト面45に向かう。
第1期間に、書込みビーム60aがターゲツト面45を
ラスク走査するとき、コレクタ電極制御回路81は、導
電フィルム46の電位に対して約+300ボルトの電位
をコレクタ電極66に供給する。よって、コレクタ電極
66は、ターゲツト面45が放射した2次電子を収集す
る。書込みビーム60aに対する2次電子放射比率は1
より大きく、また、コレクタ電極66が2次電子を収集
するので、書込みビーム60aが書き込んだ、即ちアド
レス指定したターゲツト面45の領域は、正の静電電位
となる。
消去電子放射手段、即ち消去電子銃54bをネック52
b内に設ける。この電子銃54bは、陰極56b1制御
グリツド58b1及び細い電子ビーム60bを形成する
一連の電極を具えている。この電子ビーム60bは、液
晶セル40のターゲット基板44に対して傾いた角度で
このターゲット基板に同かう。書込みビーム60aによ
りターゲツト面45のラスク走査が完了した後、ネック
52bに支持された電磁偏光ヨーク62bに偏向回路(
図示せず)が供給した適切な電気信号に応じて、ターゲ
ツト面45上を消去ビーム60bがラスク走査すると、
映像画像フィールドが完了する。消去電子銃54bは、
書込み電子銃54aと同様に動作する。電子ビーム60
bの電子は、エネルギEbでターゲット表面を衝撃する
。また、ターゲツト面45をラスク走査期間中、消去ビ
ーム60bのビーム電流を変調する必要はないが、変調
することも出来る。
第2期間中にターゲツト面45にわたって消去ビーム6
0bをラスク走査するとき、コレクタ電極制御回路81
は、フィルム46の電位に対して約Oボルトの電位をコ
レクタ電極66に供給する。
コレクタ電極66の電位が低電位になったので、2次電
子はターゲツト面45上で先ず再結合し、書込み電子ビ
ーム60aが前にアドレス指定した画像を消去する。コ
レクタ電極66の作用は、ターゲツト面45の任意の点
の静電電位を、フィルム46の電位に対してゼロ・ボル
トに安定させることである。これは、消去電子ビーム6
0bのエネルギ値がEcolとE co2の間のいかな
る値であっても成立する。勿論、適切なリフレッシュ比
率で書き換えることにより画像を維持することも出来る
例えば、60H2のノン・インタレース型表示モニタで
は、書込み電子ビームにより約16.66ミリ秒毎に1
フイールドが走査されるが、画像情報は1フイールドお
きに書き込まれる。画像の消去は、書込み動作のフィー
ルドと異なるフィールドで実行される。従って、画像情
報のリフレッシュ比率は約33.33ミリ秒になる。
セラミック本体14の内側表面上の導電被覆82を、ウ
ィンドウ18の内側表面上のITOの導電フィルム84
に電気的に接続する。被覆82及びフィルム84に、コ
レクタ電極66の最大電位(即ち、導電フィルム46に
対して+300ボルト)よりも約100ボルトだけ高い
電位を供給し、本体14及びウィンドウ18の夫々の内
側表面に、光バルブ10の動作期間中、電荷が累積する
のを防止する。
第3図に示されている正電荷分布100は、書込み電子
ビーム60aがターゲット表面上を矢印104の方向に
ラスク走査するにつれてコレクタ電極66のワイヤ部分
102により生成される。
ワイヤ部分102は、書込み電子ビーム60aの電子を
一部遮断するので、ターゲット表面45上にワイヤの影
の領域106が形成される。この領域106は書込み電
子ビーム60aでアドレス指定出来ないので、書込み電
子ビーム60aで「オン」状態にすることが出来ない。
この結果、コレクタ電極のワイヤの影に対応した一連の
縞模様が光バルブ10の投影画像上に生じてしまう。
第4図は、コレクタ電極66が導電フィルム46に対し
て約+300ボルトの電位にある時のコレクタ電極66
とターゲット表面45の間の等電位線108を示してい
る。第1図、第3図及び第4図において、書込み電子ビ
ーム60aがターゲット表面上をラスク走査する間にコ
レクタ電極66には正電位が印加されているので、ター
ゲット表面45から放射される2次電子は、コレクタ電
極66に収集される。導電フィルム46とコレクタ電極
66の間の+300ボルトの電位差により、コレクタ電
極66とターゲット表面45間に第1電界E1が生じる
同時に、導電被覆82及びITOのフィルム84にはコ
レクタ電極66に対して約+100ボルトの電位が印加
されている。この+100ボルトの電位差により、導電
被覆82及びフィルム84と、コレクタ電極66の間に
第2電界E2が生じる。従って、電界の差ΔE=E1−
E2がコレクタ電極66の両端に生じる。
この電界の差ΔEは、コレクタ電極66に印加される電
位に比例している。この電界の差ΔEによって書込み電
子ビーム60aの電子が名目上の経路110から偏向さ
れ、第3図の破線で示した経路112に沿ってターゲッ
ト表面45上に集束する。このように偏向された電子は
、ターゲット  。
表面45上の偏向されない場合の名目上の書込み点から
距離Xだけ変位した点に照射される。このターゲット表
面45上の変位距離Xは、次式で表される。
X= (P/2−Y)XSXΔE/2Vここで、Xは変
位距離、Yは、書込み電子ビーム60aがコレクタ電極
66を通過して伝播する時の電子から最も近いワイヤ部
分102までの距離、Sはコレクタ電極66からターゲ
ット表面45までの距離、Pは隣合うワイヤ部分102
の間隔(ピッチ)、ΔEは電界E1とE2の差、■はコ
レクタ電極66と書込み電子銃54aの陰極56aとの
間の電位差である。
第5図に示すように、コレクタ電極66の複数の平行な
ワイヤ部分102は、フリット・シールが付属した矩形
のセラミック製フレーム80に固定されている。ワイヤ
部分102は、ピッチPでフレーム80に固定されてい
るので、各ワイヤ部分102は隣のワイヤ部分と通常、
0.2〜0゜5ミリメートルの所定の距離だけ離れてい
る。
コレクタ電極66はターゲット表面45から距離Sだけ
離れており、Sの好適値は約2.54ミリメートルであ
るが、通常、2〜4ミリメートルの範囲に設定し得る。
書込み電子ビーム60aが隣合うワイヤ部分102の間
を伝播する瞬間に、書込み電子ビーム60aの電子は最
も近いワイヤ部分102から距離Yだけ離れている。各
ワイヤ部分102の付近を通過する電子ビームがワイヤ
78の直径の1/2に略等しい距離Xだけ電子ビームが
偏同されない場合の照射位置から変位するだけの電位を
コレクタ電極66に印加すれば、ワイヤの影を実質的に
除去することが出来る。本発明においてこの点は特に効
果的である。即ち、ワイヤの影を除去すると同時に2次
電子の収集電界を維持することが出来るからである。
第6図では、ワイヤ部分102の付近を通過する電子ビ
ームの変位距離Xが第5図のワイヤ78の直径の1/2
に略等しい場合にターゲット表面45上に略一様な電荷
分布が形成される様子を示している。コレクタ電極66
は、ターゲット表面45が矢線104の方向にラスク走
査される際に、まだ書込み電子ビーム60aを遮断して
いる。しかし、ワイヤ部分102付近を通過する電子ビ
ームがワイヤの直径の略1/2に等しい距離Xだけ偏回
されるので、ターゲット表面45上にワイヤの影は生じ
ない。各ワイヤ部分102の両側を電子ビームが通過し
、各電子ビームはワイヤの直径の略1/2に等しい距離
Xだけ偏同されるので、ワイヤ部分102の下に従来形
成された影の領域106(第3図)にも略一様に電荷が
分布する。
この結果、ターゲット表面45上の略総での領域を書込
み電子ビーム60aでアドレス指定することが出来、且
つ「オン」状態に駆動することが出来るので、ワイヤの
影に起因する画像の劣化を排除することが出来る。
隣合うワイヤ部分102の各々の間には、第6図で破線
で示されている電子ビームの発散レンズ116が等測的
に存在していると言うことが出来る。これらのレンズ1
16を通過した書込み電子は、レンズ116の中心から
発散し、ワイヤ部分102の真下のターゲット表面45
の領域106に同かって伝播する。破線で示したレンズ
116は、書込み電子ビーム60aに対するワイヤ部分
102の機能的作用を表している。
以上本発明の好適実施例について説明したが、本発明は
ここに説明した実施例のみに限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱する事な(必要に応じて種々の変形
及び変更を実施し得る事は当業者には明らかである。例
えば、成る種の液晶セルの中には、入射光線を電気光学
的に変調する為に偏光光線を必要としないものもある。
また、異なるグレイ・スケール値の画像を表示するため
に3つ以上の状態を用いて液晶を駆動することも出来る
[発明の効果] 本発明によれば、2次電子コレクタ電極のワイヤに適当
な補償電位を印加することにより従来書込み電子が照射
されずに影が生じていた領域に書込み電子ビームを照射
し得るようにしたので、ターゲット表面の電荷分布を略
一様に調整することが出来、画像の劣化の原因になるワ
イヤの影を除去することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による電子ビームアドレス指定型液晶
光バルブ及びそれに関連する投射システムの一部の断面
図、第2図は、第1図の光バルブのターゲット表面に照
射される電子のエネルギの関数として表した2次電子放
射率のグラフ、第3図は、液晶セルのターゲット表面上
にワイヤの影が形成される様子を表す液晶セル及び2次
電子コレクタ電極の断面図、第4図は、液晶セルと2次
電子コレクタ電極との間に形成される等電位線を示す液
晶セル及び2次電子コレクタ電極の断面図、第5図は、
第1図の光バルブの2次電子コレクタ電極の構造を示す
図、第6図は、本発明によってワイヤの影が除去される
様子を示した液晶セル及び2次電子コレクタ電極の断面
図である。 45:ターゲット表面 54a:書込み手段(書込み電子銃) 54b:消去手段(消去電子銃) 66:2次電子コレクタ電極 81:補償手段(制御回路)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 液晶セルのターゲット表面上の選択した領域をアドレス
    指定する書込み電子ビームを発生する書込み手段と、上
    記ターゲット表面上のアドレス指定された領域の画像を
    消去する消去電子ビームを発生する消去手段と、上記書
    込み手段及び消去手段と上記ターゲット表面との間に設
    けられた2次電子コレクタ電極とを具備する電子ビーム
    ・アドレス指定型液晶光バルブにおいて、 上記書込み電子ビームを上記2次電子コレクタ電極が遮
    断することによって上記ターゲット表面上に形成される
    影の領域に、上記書込み電子ビームを偏向させて書込み
    電子を照射させるような補償電位を上記2次電子コレク
    タ電極に印加する補償手段を具えることを特徴とする液
    晶光バルブ。
JP63103657A 1987-05-05 1988-04-26 液晶光バルブ Granted JPS63282719A (ja)

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