JPS63282483A - 竪型炉の炉内状況検出方法 - Google Patents

竪型炉の炉内状況検出方法

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JPS63282483A
JPS63282483A JP11673687A JP11673687A JPS63282483A JP S63282483 A JPS63282483 A JP S63282483A JP 11673687 A JP11673687 A JP 11673687A JP 11673687 A JP11673687 A JP 11673687A JP S63282483 A JPS63282483 A JP S63282483A
Authority
JP
Japan
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furnace
gas
pressure
gas sampling
vertical
Prior art date
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Pending
Application number
JP11673687A
Other languages
English (en)
Inventor
桜井 雅昭
一政 脇元
牧 章
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
Priority to JP11673687A priority Critical patent/JPS63282483A/ja
Publication of JPS63282483A publication Critical patent/JPS63282483A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、竪型炉を操業する場合において、炉内の状
況を適切に把握しつつ竪型炉を運転する竪型炉の炉内状
況検出方法に関する。
[従来の技術] 従来の炉内状況の検出手段のうちには、消耗型送り込み
式ゾンデや挿入式垂直上置ゾンデなどを利用するガスサ
ンプリング方法がある。
これらの従来方法の検出方法のうち、消耗型送り込み式
ゾンデは、炉内の状況の確認が必要な際のたびごとに炉
内に送りこむものであり、確認ないしは測定が完了する
と消耗するものである。
この方式のものは、竪型炉自体にはさほどの設備を必要
としないものであり、操業が定常状態にあるときには費
用のかからない安直な方法である−ということができる
一方の挿入式垂直上置ゾンデは、ゾンデを炉内に挿入さ
せたままでいることにより、炉内の各位置におけるガス
成分や温度を検出して、これらの検出結果から原料の溶
融帯位置あるいは、還元状況等の炉内状況を推定してい
る。
[発明が解決しようとする問題点コ しかし、上記のような従来技術において、消耗型送り込
み式ゾンデの場合には1回の測定にしか利用できず、9
EZに炉内の状態を知りたいときには結局費用がかさむ
という欠点を有しているし、また、挿入式垂直ゾンデの
場合には、ゾンデが原料表面に着地したまま荷下りとと
もにその位置を降下させつつ検出を行なうため、1バツ
チの検出が完了するまでに長時間かかることになる。
従って、いずれの場合も一日に数回程度の測定を行うに
留まり、長期間連続して炉内状況を検出することは困難
であった。
さらに、任意の時間に炉内の測定を行なうことが不可能
であり、また、フレキシブルなプローブを使用している
ものについては、測定位置に対する誤差も大きいという
問題点があった。
[問題点を解決するための手段] この発明は、以上のような従来装置ないしは方法におけ
る不都合を解消するについて検討を加えた結果到達した
ものであって、竪型炉の高さ方向に複数のガスサンプリ
ング装置と圧力測定装置を備えた測定手段を炉の円周方
向に少な炙とも2つ設け、ガスサンプリング装置から得
たガス成分のうちcoおよびCO2成分の組成から炉内
の還元状態を、また圧力測定装置からの情報に基いて炉
内圧力を求め炉内の操業状態を検出し制御の情報として
利用することを特徴とする竪型炉の炉内状況検出方法に
関するものである。
[作 用コ この発明においては、竪型炉の高さ方向に複数の圧力測
定装置とガスサンプリング装置を備えた測定手段を炉の
円周方向に少なくとも2つ恒常的に設けて炉内状況を検
出しているため、任意の所望の時に短時間で、かつ、3
次元的な検出を長期°間連続して行い得るものであり、
従って従来の方法に比較して容易で、しかも的確なに炉
内状況の検出ができるようになったという作用を有する
また、炉内のガスのうち窒素ガスを利用することなくC
OおよびCO2成分の組成から還元率を求めるため、測
定要素が少なく簡略化された方法で−ありながら正確な
還元状態を検出できるという利点を有するものでる。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図面を参照しながら説明す
る。
第1図は、この発明の一実施例を示す構成図であり、(
1)は竪型炉の炉壁、(2)は炉体の高さ方向に垂直に
複数配置すると共に、炉壁(1)を貫通して炉内に挿入
させているガス採取管である。
このガス採取管(2)は、炉頂から20m近辺までの区
間に記者するが、特に還元率などの変化が大きなボッシ
ュ部には狭い間隔で配置するのが好ましい。
これは、竪型炉炉内における原料の溶融付蓋が炉頂から
20m近辺であるが、誤差の少ない検出を行なうために
は、特に変化の大きく現れる領域において密な情報を得
るために機能させるためである。
また、最上段に位置した採取管(2)は、炉頂の原料挿
入位置直下の近傍に配置するが、これは、炉頂のガス成
分が、操業状況を把握するための各データの初期値を算
出するための計算上重要な情データの初期値を算出する
ための計算上重要な情報となるからであって、仮に最上
段の採取管(2)が、炉頂の原料挿入位置から離れた位
置に設置した場合には、炉頂近傍のガス成分が採取管(
2)に至るまでに変化し、誤差が大きくなってしまった
  −めである。
(3)はパージ用窒素ガス供給管、(4)は窒素ガスの
背圧を測定しその測定値に応じて電気信号を出力するた
めの圧力変換器、(5)はサンプリング管、(6)はガ
スクロマトグラフィなどの分析装置である。
この分析装置(6)の入力端は、サンプリング管゛(5
)を介してガス採取管(2)に接続し、出力側は後記制
御装置(7)に接続している。
他方、操業管理を行なう構成要素のうち、制御装置(7
)は、例えば、TDC3とプロコンなどによって構成さ
れいて、後記の出力装置(8)に接続している。
出力装置(8)は、炉内状況の測定データを出力表示す
るCRTなどの出力装置である。
上記のように構成している実施例の全体的な動作につい
て説明する。
まず、炉壁(1)の高さ方向に多段に挿入して設けたガ
ス採取管(2)からなる測定手段を、少なくとも2つ設
け、炉内のガスを採取しサンプリング管(5)によって
分析装置(6)に導く。
各段のガス採取管(2)には、それぞれ、窒素ガス供給
管(3)および圧力変換器(4)を接続しており、この
窒素ガス供給管(3)によってN2ガスを炉内に供給し
、圧力変換器(4)によりN2ガスの背圧を測定してそ
の測定値に応じた信号も分析装置(6)に人力する。
分析装置(6)では、供給された情報に基いてガス組成
を分析し、炉内の原料の溶融帯位置、ガス還元率、ガス
背圧から炉内圧の圧損などの炉内状況を検出する。
具体的には、この分析装置(6)では、採取ガス中のC
OおよびCO□の含有量、ガス利用率および背圧などを
分析し、その分析結果に基づいて炉内の操業状況を把握
するためのデータを得るのである。
なお、炉内の操業状態の判断材料としては、炉内のガス
利用率η、。(CO2/ CO+ CO2)を測定する
ことにより求めることができる。
このような検出結果を制御装置(7)に人力し、その入
力信号に応じて炉の操業を制御すると同時に、CRT 
(8)にその操業指標を表示するのである。
次に、この発明の検出結果の測定方法を第2図〜第4図
を参照しながら説明する。
先ず、第2図は、炉内の鉱石の還元率を求めるための操
業線図を示したものであってその横軸は一ガス利用率η
COs縦軸は鉱石酸化度(0/Fe)とし、この両者に
関しての操業傾向を示したものである。
また、第3図(A)および第4図(A)には、炉壁とそ
のストックラインを示しており、一方第3図(B)には
、前記第2図によって求めた鉱石の還元率R0とガス利
用率η。。の関係を示しているものであり、第4図(B
)は、前述のストックラインに対応する圧損を示したも
のである。
先ず、炉内のガスをガス採取管(2)により採取し、こ
のようにして採取したガスをサンプリング管(5)によ
り分析装置(6)に供給する。
この分析装置(6)では、サンプリングしたガスのC0
1CO2成分の濃度、組成、ガス利用率および背圧など
を計測分析しその分析結果に基づいて炉内の操業状況を
知るためのデータを供給するものである。
これらのデータのうち、還元率R8は、第2図に示した
リスト線図により求めるが、まず、炉頂近傍に設置した
最上段のガス採取管(2)によりガス組成と鉱石酸化度
の初期値1+(ηco)。、(0/ F e ) oを
求める。
なお、鉱石酸化度は、あらかじめ原料分析値より求めて
おくが、大幅な原料の変更が無い限り固定点として取扱
ってよい。
また、リザーブゾーンにおけるFeOとFeの平衡点と
、W点を仮定して、これらの2点を結び図のような1次
方程式で示される直線を得る。
つぎに、この線図から採取管(2)を設置している各段
のガス利用率および鉱石酸化度を求め、として還元率を
求めるのである。
以上の手法によって求めた還元率R8は、第3図(B)
のような挙動として示される。
また、分析装置(6)の結果から測定したガス利用率と
その測定位置の関係を考慮することにより同図(B)の
η。。で示したガス利用率分布曲線を得るのである。
そして、この曲線から還元率がX%となる位置゛を近似
的に求めて、炉内原料の溶融帯位置を検出する。
なお、還元率X%の値は、100〜70%の範囲であり
、使用原料により変更することが望ましい。
一方、各段に設置しているセンサーからの各位置の炉内
圧を求め、最上段のガス採取管(2)からの炉頂位置近
傍の炉内圧力を基準とした各サンプリング位置における
圧損を求めて表示したものが第4図(B)である。
このように、ガス採取管(2)、窒素ガス供給管(3)
および圧力変換器(4)を竪型炉の高さ方向に複数設置
したことからなる測定手段を少なくとも2つ、炉の円周
に配置して炉内の状況を検出するようにしていることか
ら、任意の時間に連続的に炉内状況を把握することがで
きる。
このときガス採取管(2)を炉頂から20m近辺までの
区間、特に最上段のガス採取管(2)を炉頂の原料面の
直上位置の近傍に設けると共に、還元率が大きく変化す
ることが予想されるボッシュ部では、特にその間隔をせ
ばめてガスのサンプリングを行っていることから、誤差
の少ない測定を行うことができる。
また、ガス還元率をCOとCO2のガス組成から求める
ので測定の対象となるガスは簡略化されることになり、
それだけ各種装置の縮小化と保守の簡素化に貢献するこ
とになる。
なお、上述の説明では、ガス採取管(2)を竪型炉に対
して垂直に対向している場面を想定して述べたが、これ
は例えば炉に対して螺旋状に配置してもよいのはいうま
でもない。
[発明の効果コ 以上説明したように、この発明によれば、竪型炉の高さ
方向に圧力測定装置およびガスサンプリング装置を複数
設置して、炉内の操業状況を検出するようにしたので、
任意の時間に連続的に炉内状況を長期的に把握すること
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示した概略構成′図、第
2図はデータの算出方法を説明するための説明図、第3
図および第4図はデータの算出方法を説明するためのグ
ラフである。 (1)は炉壁、(2)はガス採取管、(3)は窒素ガス
供給管、(4)は圧力変換器、(5)はサンプリング管
である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)竪型炉の高さ方向に複数のガスサンプリング装置
    と圧力測定装置を備えた測定手段を炉の円周方向に少な
    くとも2つ設けて、ガスサンプリング装置から得たガス
    成分のうちCOおよびCO_2成分の組成から炉内の還
    元状態を、また圧力測定装置からの情報に基いて炉内圧
    力を求めて炉内の操業状態を検出し、竪型炉の操業条件
    を調節することを特徴とする竪型炉の炉内状況検出方法
  2. (2)ガスサンプリング装置から得た情報によつて炉内
    の溶融帯位置を検出することを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の竪型炉の炉内状況検出方法。
JP11673687A 1987-05-15 1987-05-15 竪型炉の炉内状況検出方法 Pending JPS63282483A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014224291A (ja) * 2013-05-16 2014-12-04 新日鐵住金株式会社 高炉への装入物装入方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014224291A (ja) * 2013-05-16 2014-12-04 新日鐵住金株式会社 高炉への装入物装入方法

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