JPS63280902A - 無溶接連結具 - Google Patents
無溶接連結具Info
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- JPS63280902A JPS63280902A JP11245387A JP11245387A JPS63280902A JP S63280902 A JPS63280902 A JP S63280902A JP 11245387 A JP11245387 A JP 11245387A JP 11245387 A JP11245387 A JP 11245387A JP S63280902 A JPS63280902 A JP S63280902A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、無溶接連結具に関するもので、具体的には、
平板状のパネル、アングル材、又はチャンネル材等々を
同一平面内で又は角度をなす異なる面内で、溶接を用い
ることなく、従って溶接痕を表面に現わすことなく、簡
易且つ強固に連結することのできる連結具に関するもの
である。
平板状のパネル、アングル材、又はチャンネル材等々を
同一平面内で又は角度をなす異なる面内で、溶接を用い
ることなく、従って溶接痕を表面に現わすことなく、簡
易且つ強固に連結することのできる連結具に関するもの
である。
[発明の背景]
従来、例えばベランダや階段等々の手摺の上縁部を形成
するには、断面はゾチャンネル形の金属材を用いること
が多いが、この金属材を角度をなして曲がる屈曲部に配
する時は、1つの方法として、連続した1本の金属材の
屈曲部となる部分を、その−辺(屈曲部の外側)のみを
残して所要の角度で切欠き、切欠き部を突き合わせて、
その合わせ面で溶接するか、又は他の方法として、2本
の金属材を所要の相補形状に切断して互いに突き合わせ
、突き合わせ面で溶接すると云うような手法が行なわれ
ている。
するには、断面はゾチャンネル形の金属材を用いること
が多いが、この金属材を角度をなして曲がる屈曲部に配
する時は、1つの方法として、連続した1本の金属材の
屈曲部となる部分を、その−辺(屈曲部の外側)のみを
残して所要の角度で切欠き、切欠き部を突き合わせて、
その合わせ面で溶接するか、又は他の方法として、2本
の金属材を所要の相補形状に切断して互いに突き合わせ
、突き合わせ面で溶接すると云うような手法が行なわれ
ている。
前者の方法は、所要角度の切欠きのためプレスを用いる
が、角度が常に一定(例えば90’)L、ている訳では
ないから、種々の角度の屈曲部に対応するためには種々
の角度のプレス型を容易しなければならない不経済さが
あり、その点後者の方法であれば1種類の切断工具を用
いて、切断角度だけを変えればよいので優れているが、
いずれの方法も突き合わせ面に溶接痕が現われるので、
外観を損ない、仕上げ作業を追加的に必要とする難点が
ある。
が、角度が常に一定(例えば90’)L、ている訳では
ないから、種々の角度の屈曲部に対応するためには種々
の角度のプレス型を容易しなければならない不経済さが
あり、その点後者の方法であれば1種類の切断工具を用
いて、切断角度だけを変えればよいので優れているが、
いずれの方法も突き合わせ面に溶接痕が現われるので、
外観を損ない、仕上げ作業を追加的に必要とする難点が
ある。
また、一般的に、チャンネル材に限らず、アングル材や
平板状部材でも、2本又は2枚の部材を接合しようとす
る時は、溶接技術を用いるのが最も安易であるが、突き
合わせ面の表面に溶接痕が残るので外観上好ましくない
という問題がある。
平板状部材でも、2本又は2枚の部材を接合しようとす
る時は、溶接技術を用いるのが最も安易であるが、突き
合わせ面の表面に溶接痕が残るので外観上好ましくない
という問題がある。
さらに、溶接技術は金属材の場合しか使えない不便さが
あり、金属以外の例えば木材、プラスチック材、コンク
リート材等々の接合に対しても等しく適用できる連結手
段というものはこれまで開発されていない。
あり、金属以外の例えば木材、プラスチック材、コンク
リート材等々の接合に対しても等しく適用できる連結手
段というものはこれまで開発されていない。
[発明が解決しようとする問題点]
従って本発明は、2つの部材の接合部に溶接痕が現われ
るという難点を排除し、金属材にしか適用できないとい
う不便さを解消するためになされたもので、その目的と
する所は、広くあらゆる材質、あらゆる形状の2部材間
を容易、強固且つ美麗に連結することができる、無溶接
連結具を提供することにある。
るという難点を排除し、金属材にしか適用できないとい
う不便さを解消するためになされたもので、その目的と
する所は、広くあらゆる材質、あらゆる形状の2部材間
を容易、強固且つ美麗に連結することができる、無溶接
連結具を提供することにある。
[発明の概要]
上記目的を達成するため、本発明の無溶接連結具は、弾
性と靭性のある材質、好適に金属板の小片のはゾ中央部
をリブ状に隆起させて締め込み部を形成し、この締め込
み部の対向する2壁に一対又はそれ以上の螺孔を穿設し
、締め込み部の両側に賀状に張出している部分の上縁と
下縁に、締め込み部側に噛み付きエツジを有する係合凸
部を突設して連結具を構成し、これに対応してこの係合
凸部を受け入れて噛み付きエツジを強く当接させる小ブ
ロック、凸条、切欠き、スロット等々から成る掛止部を
被連結部材、例えば平板パネル、チャンネル材、アング
ル材等々の連結端部近くの内面に一体に形成し、2つの
被連結部材の端縁を突き合わせて前記連結具の係合凸部
を掛止部に嵌め込み、前記締め込み部の螺孔にネジ、ネ
ジボルトなどの締結具を挿通して締め込むことにより締
め込み部を接近方向に強圧して前記係合凸部の噛み付き
エツジを被連結部材の掛止部に強く噛み付かせ、以って
2つの被連結部材を溶接なしで内面側から強固に結合す
るようにしたものである。
性と靭性のある材質、好適に金属板の小片のはゾ中央部
をリブ状に隆起させて締め込み部を形成し、この締め込
み部の対向する2壁に一対又はそれ以上の螺孔を穿設し
、締め込み部の両側に賀状に張出している部分の上縁と
下縁に、締め込み部側に噛み付きエツジを有する係合凸
部を突設して連結具を構成し、これに対応してこの係合
凸部を受け入れて噛み付きエツジを強く当接させる小ブ
ロック、凸条、切欠き、スロット等々から成る掛止部を
被連結部材、例えば平板パネル、チャンネル材、アング
ル材等々の連結端部近くの内面に一体に形成し、2つの
被連結部材の端縁を突き合わせて前記連結具の係合凸部
を掛止部に嵌め込み、前記締め込み部の螺孔にネジ、ネ
ジボルトなどの締結具を挿通して締め込むことにより締
め込み部を接近方向に強圧して前記係合凸部の噛み付き
エツジを被連結部材の掛止部に強く噛み付かせ、以って
2つの被連結部材を溶接なしで内面側から強固に結合す
るようにしたものである。
前記翼状部部分は締め込み部を挟んで同一平面内にある
もの、或いは角度(例えば90’ )をなして異なる面
内にあるものを数種用意しておけば、直線状又は同一平
面上の2部材でも、或いは角度をなす2部材でも容易に
接続することができる。
もの、或いは角度(例えば90’ )をなして異なる面
内にあるものを数種用意しておけば、直線状又は同一平
面上の2部材でも、或いは角度をなす2部材でも容易に
接続することができる。
締め込み部の螺孔は、締結部材(ネジ等)を締め込んだ
時、対向する二壁を接近させ、係合凸部の噛み付きエツ
ジを被連結部材の掛止部に強く当接させるためのもので
、締結部材との関係で、右ネジ又は左ネジいずれも利用
することができ、また対向する2孔は少なくともいずれ
か一方が螺孔であればよい。
時、対向する二壁を接近させ、係合凸部の噛み付きエツ
ジを被連結部材の掛止部に強く当接させるためのもので
、締結部材との関係で、右ネジ又は左ネジいずれも利用
することができ、また対向する2孔は少なくともいずれ
か一方が螺孔であればよい。
[実施例]
図面を参照して本発明の実施例数例について説明する。
第1図から第6図には、直線状の連結の例を示し、第8
図から第10図には屈曲した連結の例を示す。
図から第10図には屈曲した連結の例を示す。
第1図において、1は本発明の無溶接連結具であり、1
0は被連結部材、たとえば2枚の平板パネルの接合端縁
近くに設けた掛止部である。
0は被連結部材、たとえば2枚の平板パネルの接合端縁
近くに設けた掛止部である。
第1図に示す連結具1を拡大して第2図に斜視図として
示す。連結具lは、−続きの、好適に金属板の中央部を
締め込み部2として隆起成形し、対向する2つのi2a
に挿通孔2bを二対穿設しである。一対の挿通孔2bは
両方とも螺孔としてもよく、或いは第3図、第4図に示
すように一方のみを螺孔としてもよい。
示す。連結具lは、−続きの、好適に金属板の中央部を
締め込み部2として隆起成形し、対向する2つのi2a
に挿通孔2bを二対穿設しである。一対の挿通孔2bは
両方とも螺孔としてもよく、或いは第3図、第4図に示
すように一方のみを螺孔としてもよい。
挿通孔2bには締結部材たるネジ3が挿通される。ネジ
3を締め付ければ、対向二壁2aは接近方向へ強圧され
る。
3を締め付ければ、対向二壁2aは接近方向へ強圧され
る。
締め込み部2の両側に連続する翼部4,4ははゾ同一平
面内にあり、それぞれの上下縁から一体に係合部5が突
設されている。各係合部5の内側縁は、被連結部材の掛
止部10の側面10aに強く噛み付く噛み付きエツジ5
aを構成している。
面内にあり、それぞれの上下縁から一体に係合部5が突
設されている。各係合部5の内側縁は、被連結部材の掛
止部10の側面10aに強く噛み付く噛み付きエツジ5
aを構成している。
第3図は締め込み部の一部のみを破断して示す部分断面
図で、この例では図で左側の壁2aのみが右ネジ螺孔2
bを形成され、右側の壁の穿孔は平滑孔である。ネジ3
は頭部3a寄りが円筒部となり、先端へかけて右ネジが
刻設されている。挿通したネジ3を右回しに締め付けれ
ば、両壁2aは矢示のように互いに接近方向に強圧され
、第2図に示した係合部5は矢印方向に引き寄せられ、
掛止部10に強く当接する。
図で、この例では図で左側の壁2aのみが右ネジ螺孔2
bを形成され、右側の壁の穿孔は平滑孔である。ネジ3
は頭部3a寄りが円筒部となり、先端へかけて右ネジが
刻設されている。挿通したネジ3を右回しに締め付けれ
ば、両壁2aは矢示のように互いに接近方向に強圧され
、第2図に示した係合部5は矢印方向に引き寄せられ、
掛止部10に強く当接する。
第4図の例は、逆に右側の壁2aに左ネジ螺孔2bを形
成し、左側は円筒孔としである。ネジ3は先端に座金3
bを固着し、基端側に左ネジを切っである。このネジ3
を右回しに締め付ければ、同様に二壁2aは接近方向に
強圧される。
成し、左側は円筒孔としである。ネジ3は先端に座金3
bを固着し、基端側に左ネジを切っである。このネジ3
を右回しに締め付ければ、同様に二壁2aは接近方向に
強圧される。
被連結部材の掛止部10は、第1図、第2図に示したよ
うな小ブロック状体の平滑側面10aを利用してもよい
が、好適には第5図に示すように、係合部5の噛み付き
エツジ5aを外さないように受け入れる、えぐり面10
bを形成しておくとよい。
うな小ブロック状体の平滑側面10aを利用してもよい
が、好適には第5図に示すように、係合部5の噛み付き
エツジ5aを外さないように受け入れる、えぐり面10
bを形成しておくとよい。
第5図は被連結部材の上縁近くのみを示す部分図である
。
。
第6図は、逆に被連結部材の下縁付近のみを示す部分図
で、この例では下縁付近の内面に凸条20を固着し、こ
れにスロットを穿設して、その−側10cを掛止部とし
て利用する。
で、この例では下縁付近の内面に凸条20を固着し、こ
れにスロットを穿設して、その−側10cを掛止部とし
て利用する。
さらに、第7図は、被連結部材が、平板パネルでなく、
アングル材、又は鎖線で補ったようにチャンネル材であ
る場合を示し、その下隅に肉盛り部30が形成され、こ
こに連結具の係合凸部5(第2図)を受け入れるスロッ
ト30aが形成され、掛止部として機能する。下隅も同
様な肉盛り部を設けてスロットを穿設してもよいが1図
示の例では折り曲げたフランジ31の基端にスロット3
1aを穿設しである。スロットに代え、フランジ外縁か
ら切欠き31b(鎖線)を形成して掛止部としてもよい
。
アングル材、又は鎖線で補ったようにチャンネル材であ
る場合を示し、その下隅に肉盛り部30が形成され、こ
こに連結具の係合凸部5(第2図)を受け入れるスロッ
ト30aが形成され、掛止部として機能する。下隅も同
様な肉盛り部を設けてスロットを穿設してもよいが1図
示の例では折り曲げたフランジ31の基端にスロット3
1aを穿設しである。スロットに代え、フランジ外縁か
ら切欠き31b(鎖線)を形成して掛止部としてもよい
。
本発明の連結具は、以上に示した同一平面内の連結のほ
か、屈曲部の連結にも利用し得る。第8図はその一例を
示すもので、はソ90@に接合されるチャンネル材の内
コーナーを内面から連結する例を示している。この例で
、締め込み部−2の両側の翼部4,4は被連結部材の接
合角度に応じた角度に曲げて形成されているが、その他
の構成は第2図に示したものと同様である。各翼部4の
上縁の係合部5は、第7図に示した肉盛り部30に設け
たスロット30aと同様な掛止部に噛み付き、下縁の係
合部5は第7図のフランジ31の切欠き31bと同様な
掛止部に噛み合っている。左右のチャンネル材は、後述
第11図に示すチャンネル材Xとyのように端部を相補
的に斜断されている。この斜断端部を突き合わせた後、
下方から本発明の連結具を挿入し、締め込み部2を締結
部材3によって締め付ければ、両チャンネル材は強く突
き合わされて結合される。
か、屈曲部の連結にも利用し得る。第8図はその一例を
示すもので、はソ90@に接合されるチャンネル材の内
コーナーを内面から連結する例を示している。この例で
、締め込み部−2の両側の翼部4,4は被連結部材の接
合角度に応じた角度に曲げて形成されているが、その他
の構成は第2図に示したものと同様である。各翼部4の
上縁の係合部5は、第7図に示した肉盛り部30に設け
たスロット30aと同様な掛止部に噛み付き、下縁の係
合部5は第7図のフランジ31の切欠き31bと同様な
掛止部に噛み合っている。左右のチャンネル材は、後述
第11図に示すチャンネル材Xとyのように端部を相補
的に斜断されている。この斜断端部を突き合わせた後、
下方から本発明の連結具を挿入し、締め込み部2を締結
部材3によって締め付ければ、両チャンネル材は強く突
き合わされて結合される。
次に、このようなチャンネル材の外コーナーを連結する
例を第9図に示す、第9図の連結具は。
例を第9図に示す、第9図の連結具は。
1つの締め込み部2の片側の翼部41は第2図の場合と
同様であるが、他方の翼部4□はチャンネル材yの内面
に沿って延びる部分の先端をチャンネル材Xの内面に沿
うように折り曲げ、その先端に第2の締め込み部を構成
する第1 Q221が形成されている。これに対応して
第2壁22□を有する第3翼部材43が設けられる。第
1壁と第2壁を通じて挿通孔2bが一対又はそれ以上穿
設され、締結部材3を挿通させる。挿通孔2bと締結部
材3とは、第3図又は第4図に示したいずれかのタイプ
のものでよい。
同様であるが、他方の翼部4□はチャンネル材yの内面
に沿って延びる部分の先端をチャンネル材Xの内面に沿
うように折り曲げ、その先端に第2の締め込み部を構成
する第1 Q221が形成されている。これに対応して
第2壁22□を有する第3翼部材43が設けられる。第
1壁と第2壁を通じて挿通孔2bが一対又はそれ以上穿
設され、締結部材3を挿通させる。挿通孔2bと締結部
材3とは、第3図又は第4図に示したいずれかのタイプ
のものでよい。
第9図の連結具は、まず第1の締め込み部2を有する方
をチャンネル材yの対応する掛止部に挿入して締め込み
、チャンネル材yと一体化する。
をチャンネル材yの対応する掛止部に挿入して締め込み
、チャンネル材yと一体化する。
ついで、他方のチャンネル材Xをその掛止部の一方に第
1壁221の近くの係合部を噛みあわせるように当てが
い、第3翼部材4.を残りの掛止部に挿入して締結部材
3により第1壁221と第2壁22□とを締め付ける。
1壁221の近くの係合部を噛みあわせるように当てが
い、第3翼部材4.を残りの掛止部に挿入して締結部材
3により第1壁221と第2壁22□とを締め付ける。
これにより、チャンネル材yと一体化していた第1壁2
2□を含む部分と第3翼部材43とを介してチャンネル
材Xがyと一体に連結される。
2□を含む部分と第3翼部材43とを介してチャンネル
材Xがyと一体に連結される。
第10図は、水平と垂直の間で角度をなす2部材の連結
の例を示す。この連結具は、中央の締め込み部2の両側
に同一平面で張り出した翼部14.14が矩形状とは異
なる多角形をなしているが、上縁と下縁とにそれぞれ係
合部5及び15を有する点は第2図の例と基本的に同じ
である。それぞれの係合部は、被連結部材の掛止部10
(第5,6.7図のいずれかに示したものでもよい)に
噛み合う。
の例を示す。この連結具は、中央の締め込み部2の両側
に同一平面で張り出した翼部14.14が矩形状とは異
なる多角形をなしているが、上縁と下縁とにそれぞれ係
合部5及び15を有する点は第2図の例と基本的に同じ
である。それぞれの係合部は、被連結部材の掛止部10
(第5,6.7図のいずれかに示したものでもよい)に
噛み合う。
外側コーナーの結合を強めるには、翼部を14′のよう
に延長し、追加的に係合部15′を設けてもよい。勿論
、15′を受け入れる掛止部を被連結材に設ける。
に延長し、追加的に係合部15′を設けてもよい。勿論
、15′を受け入れる掛止部を被連結材に設ける。
こうして、第8図、第9図、第10図に示した本発明の
3種の連結具を使用すれば、第11図に示すように、水
平面内で角度をなす2つの被連結材Xとy、及び水平と
垂直間で角度をなす2つの部材yとZを、その表面に溶
接痕やその他の凸出物を現わさずに美麗且つ強固に結合
することができる。
3種の連結具を使用すれば、第11図に示すように、水
平面内で角度をなす2つの被連結材Xとy、及び水平と
垂直間で角度をなす2つの部材yとZを、その表面に溶
接痕やその他の凸出物を現わさずに美麗且つ強固に結合
することができる。
また、本発明の連結具により結合した部材を解体する場
合は、各締め込み部の締結部材を緩めるだけでよく、被
連結部材を破断、溶断などする必要がないから、作業は
簡便であると共に、資材の再使用が可能である。
合は、各締め込み部の締結部材を緩めるだけでよく、被
連結部材を破断、溶断などする必要がないから、作業は
簡便であると共に、資材の再使用が可能である。
[発明の効果コ
以上詳説のように本発明によれば、平板パネル、チャン
ネル材、アングル材、その他種々の部材を突き合わせて
、その内面の見えない所で締め付は作用により2部材を
連結するから、突き合わせた接合線の表側に、従来の溶
接痕やその他の凸出物を醜く露出させることがなく、美
麗な仕上りを得ることができる。本発明によれば、平面
状又は直線状の接合だけでなく、角度をなすコーナ一部
の接合も、予め種々の角度の連結具を用意しておけば容
易に対応することができ、幅広い応用が期待される。ま
た、本発明の連結具は、対象が金属製のものでなくても
、所要の掛止部を取付けることができるものであれば、
何にでも応用することができ、さらに、一旦結合した部
材を破断・切断・溶断なとすることなく、奇麗に分解し
て再利用することを可能ならしめるから、資材の節約に
も資することができる。その上、本発明の連結具は、取
扱が簡単で、安全であるから、特殊技能者でなくても、
容易に結合・分解作業を行ない得る利点がある。
ネル材、アングル材、その他種々の部材を突き合わせて
、その内面の見えない所で締め付は作用により2部材を
連結するから、突き合わせた接合線の表側に、従来の溶
接痕やその他の凸出物を醜く露出させることがなく、美
麗な仕上りを得ることができる。本発明によれば、平面
状又は直線状の接合だけでなく、角度をなすコーナ一部
の接合も、予め種々の角度の連結具を用意しておけば容
易に対応することができ、幅広い応用が期待される。ま
た、本発明の連結具は、対象が金属製のものでなくても
、所要の掛止部を取付けることができるものであれば、
何にでも応用することができ、さらに、一旦結合した部
材を破断・切断・溶断なとすることなく、奇麗に分解し
て再利用することを可能ならしめるから、資材の節約に
も資することができる。その上、本発明の連結具は、取
扱が簡単で、安全であるから、特殊技能者でなくても、
容易に結合・分解作業を行ない得る利点がある。
第1図は本発明の連結具の基本的実施例により平板パネ
ルを連結した状態を例示する立面図、第2図は第1図の
連結具1個を拡大して示す斜視図。 第3図は本発明の連結具の締め込み部の一例の詳細を示
す部分断面図。 第4図は同じく締め込み部の他の例の詳細を示す部分断
面図、 第5図は被連結部材に設けるべき掛止部の好適例を示す
部分斜視図、 第6図は同じく掛止部の他の好適例を示す部分斜視図、 第7図はアングル材又はチャンネル材の内隅に設けるべ
き掛止部の好適例を示す部分斜視図、第8図は屈曲部の
内隅を連結する連結具の一例を示す一部切除した斜視図
。 第9図は同じく屈曲部の外隅を内側から連結する連結具
の一例を示す分解斜視図、 第10図は屈曲部を連結する他の連結具の一例を示す立
面図、 第11図は本発明の連結具の使用により連結され得る連
結部を例示する斜視図である。 [主要符号] 1・・・本発明の連結具、2・・・締め込み部、2a・
・壁。 3・・・締結部材、4・・・翼部、5・・・係合部、5
a・・噛み付きエツジ、10・・・掛止部。
ルを連結した状態を例示する立面図、第2図は第1図の
連結具1個を拡大して示す斜視図。 第3図は本発明の連結具の締め込み部の一例の詳細を示
す部分断面図。 第4図は同じく締め込み部の他の例の詳細を示す部分断
面図、 第5図は被連結部材に設けるべき掛止部の好適例を示す
部分斜視図、 第6図は同じく掛止部の他の好適例を示す部分斜視図、 第7図はアングル材又はチャンネル材の内隅に設けるべ
き掛止部の好適例を示す部分斜視図、第8図は屈曲部の
内隅を連結する連結具の一例を示す一部切除した斜視図
。 第9図は同じく屈曲部の外隅を内側から連結する連結具
の一例を示す分解斜視図、 第10図は屈曲部を連結する他の連結具の一例を示す立
面図、 第11図は本発明の連結具の使用により連結され得る連
結部を例示する斜視図である。 [主要符号] 1・・・本発明の連結具、2・・・締め込み部、2a・
・壁。 3・・・締結部材、4・・・翼部、5・・・係合部、5
a・・噛み付きエツジ、10・・・掛止部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、互いに接近し得る二壁と、この二壁を接近方向に強
圧して維持する締結部材とを有する締め込み部を設け、 この締め込み部の両側に、連結されるべき2つの部材の
それぞれの内面に沿う角度で翼部を連設し、各翼部の上
縁及び下縁に、それぞれ締め込み部側に噛み付きエッジ
を有する係合部を突設し、 被連結部材には、前記噛み付きエッジを受け入れる掛止
部を一体に形成して成る無溶接連結具。 2、前記二壁を通じて少なくとも一対の対応する挿通孔
を穿設し、その少なくとも一方を右メネジ孔とし、両対
応孔に右ネジ締結部材を挿通し、右回しに締めつけて締
め込み部を強圧するようにした特許請求の範囲第1項記
載の無溶接連結具。 3、前記二壁を通じて少なくとも一対の対応挿通孔を穿
設し、その少なくとも一方を左メネジ孔とし、両対応孔
に左ネジ締結部材を挿通し、右回しに締めつけて締め込
み部を強圧するようにした特許請求の範囲第1項に記載
の無溶接連結具。 4、前記締め込み部の両側の翼部は互いに同一平面内に
あり、締め込み部と両翼部とその上下縁から突設した係
合部とが一体物である特許請求の範囲第2又は3項記載
の無溶接連結具。 5、前記両翼部は中央の締め込み部に関し角度をなした
異なる面内にあり、締め込み部と両翼部とその上下縁か
ら突設した係合部とが一体物である特許請求の範囲第2
又は3項記載の無溶接連結具。 6、前記両翼部が中央の締め込み部に関し内方へ互いに
90°の角度をなしている特許請求の範囲第5項記載の
無溶接連結具。 7、前記翼部の一方は、締め込み部の片側から1つの被
連結部材の面に沿って延設された後、他方の被連結部材
の面に沿うように折り曲げられ、折り曲げられた面の外
端に第2の締め込み部を構成する第1壁を設け、該第1
壁に対応する第2壁を設けた第3翼部材を前記他方の被
連結部材の面に沿わせるようにして成る特許請求の範囲
第1、2又は3項記載の無溶接連結具。 8、特許請求の範囲第7項記載の無溶接連結具であって
、第1の締め込み部の両側上下、及び第2の締め込み部
の両側上下にそれぞれ係合部を突設した無溶接連結具。 9、前記第3翼部材は、第1の締め込み部両側の翼部と
は別体である特許請求の範囲第8項記載の無溶接連結具
。 10、前記第3翼部材は、第1の締め込み部両側の翼部
と一体物である特許請求の範囲第8項記載の無溶接連結
具。 11、前記一方の翼部は、1つの被連結部材の面に沿っ
て延設された後、約90°折り曲げられている特許請求
の範囲第9又は10項記載の無溶接連結具。 12、前記締め込み部の両側の翼部は互いに同一平面内
にあり、各翼部の上縁が、角度をなして連結される2つ
の被連結部材の内面に沿う角度をなしている特許請求の
範囲第2又は3項記載の無溶接連結具。 13、前記各翼部と締め込み部とは一体物である特許請
求の範囲第12項記載の無溶接連結具。 14、前記各翼部の下縁には1個以上の係合部が突設さ
れ、対応して各被連結部材に1個以上の掛止部が形成さ
れている特許請求の範囲13項記載の無溶接連結具。 15、前記被連結部材の掛止部は、前記噛み付きエッジ
を当接させる側面を有する小ブロック状体である特許請
求の範囲第1項記載の無溶接連結具。 16、前記掛止部は前記噛み付きエッジに対向する側に
えぐり面を有する小ブロック状体である特許請求の範囲
第1項記載の無溶接連結具。 17、前記掛止部は、被連結部材の内面に固着した突条
に穿設した、前記係合部を挿入するスロットである特許
請求の範囲第1項記載の無溶接連結具。 18、前記掛止部は、被連結部材の内面に固着した突条
に切り込んだ、前記係合部を嵌めこむ切欠きである特許
請求の範囲第1項記載の無溶接連結具。 19、前記掛止部は、被連結部材の内面に設けた肉盛り
部に穿設したスロットである特許請求の範囲第1項記載
の無溶接連結具。 20、前記被連結部材は平板状部材である特許請求の範
囲第1項記載の無溶接連結具。 21、前記被連結部材はアングル材である特許請求の範
囲第1項記載の無溶接連結具。 22、前記被連結部材はチャンネル材である特許請求の
範囲第1項記載の無溶接連結具。 23、前記チャンネル材を、水平面内で角度をなして連
結する特許請求の範囲22項記載の無溶接連結具。 24、前記チャンネル材を、垂直面内で角度をなして連
結する特許請求の範囲第22項記載の無溶接連結具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11245387A JPS63280902A (ja) | 1987-05-11 | 1987-05-11 | 無溶接連結具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11245387A JPS63280902A (ja) | 1987-05-11 | 1987-05-11 | 無溶接連結具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63280902A true JPS63280902A (ja) | 1988-11-17 |
Family
ID=14587014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11245387A Pending JPS63280902A (ja) | 1987-05-11 | 1987-05-11 | 無溶接連結具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63280902A (ja) |
-
1987
- 1987-05-11 JP JP11245387A patent/JPS63280902A/ja active Pending
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