JPS6327911Y2 - - Google Patents

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JPS6327911Y2
JPS6327911Y2 JP5328684U JP5328684U JPS6327911Y2 JP S6327911 Y2 JPS6327911 Y2 JP S6327911Y2 JP 5328684 U JP5328684 U JP 5328684U JP 5328684 U JP5328684 U JP 5328684U JP S6327911 Y2 JPS6327911 Y2 JP S6327911Y2
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JP
Japan
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water glass
flux
kneading
tank
raw material
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JP5328684U
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English (en)
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JPS60166488U (ja
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  • Nonmetallic Welding Materials (AREA)
  • Accessories For Mixers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は有機物の含有量が多いハイセルローズ
系フラツクス原料に水ガラスを投入して混練し得
られた混練フラツクスを心線ワイヤ外周面に塗装
してハイセルローズ系被覆アーク溶接棒を製造す
るに当たり、フラツクスの塗装状態が均一となる
様に前記フラツクス原料と水ガラスを均一に混練
する混練装置に関するものである。
被覆アーク溶接棒を製造するに当たつては、フ
ラツクス原料に固着剤としての水ガラスを添加し
て混練した後これを心線ワイヤの外周面に塗装す
るが、アーク安定性等の良好な被覆アーク溶接棒
を得ようとすれば心線ワイヤの外周面にフラツク
スを均一に塗布する必要があり、その為の条件と
してフラツクス原料と水ガラスを均一に混練する
ことが要求される。即ち混練状態が不均一である
と水ガラス不足部分と過多部分が偏在し、不足部
分のフラツクスは固着力が不足する為にフラツク
スが心線ワイヤ外周に十分に塗着せず、一方過多
部分のフラツクスは粘着性が強いので厚めに塗着
されて塗装状態の不均一な(仕上り段階からみる
と心線ワイヤが偏心した)被覆アーク溶接棒がで
きあがる。そこで均一な混練状態を得る為に、形
状に工夫を凝らした撹拌羽根や撹拌ローラを備え
た混練装置が提案されており、ライムチタニヤ系
やイルミナイト系の被覆アーク溶接棒製造用の塗
装フラツクスについては一応満足できる混練状態
が得られている。
しかるにハイセルローズ系溶接棒を製造するに
当たつては、ハイセルローズ系フラツクス原料中
に有機物が17〜40%と多量に含まれる(前記溶接
棒の場合には10%前後である)為に有機物が水ガ
ラスを吸着して団塊物が生成し、水ガラスの分散
が妨げられる。即ちハイセルローズ系フラツクス
においては水ガラスの混合状態が不均一となり易
く、フラツクスの固着力の不均一によつて塗装状
態が不均一になる。そこでこれを防止する為に混
練装置における撹拌時間を長くする等の対策をと
つているが、生産性の低下や水分蒸発によるフラ
ツクスの固化等の欠点が発生している。
本考案者等は上記事態を憂慮し検討を重ね、混
練装置内への水ガラス投入手法に問題があるので
はないかとの考えに想到した。即ち従来水ガラス
は混練槽を臨んで設けられた投入パイプ(素管)
の先端開口から槽内へ投入されており、水ガラス
の投入区域は狭いものであつた。従つて水ガラス
は槽内に投入された後撹拌羽根等によつて分散さ
れてフラツクス原料と混合されているものの投入
区域が狭い為にその部分でフラツクス原料中の有
機物の水ガラス吸着が進行してしまい分散が妨げ
られていると考えられた。そこで本考案者等は水
ガラスを予め分散させた状態で槽内に投入できる
手段を開発する必要があると考え検討を進めた結
果本考案に到達した。尚水ガラスを分散させて投
入する手段として噴霧ノズルの使用を考慮した
が、水ガラスの粘度は相当に高いのでノズルが目
詰りして実用不可能であつた。
本考案は上記の経緯をたどり完成されたもので
あつて、フラツクス原料と水ガラスを均一に混練
することができる様なハイセルローズ系被覆アー
ク溶接棒用フラツクスの混練装置を提供しようと
するものである。しかしてその要旨は長手方向に
沿つて略等間隔をおいて直径3〜20mmφの水ガラ
ス投入孔を複数個穿設してなる水ガラス投入パイ
プを、混練槽の上方であつて半径方向略水平に設
けた点に存在する。
以下図面に沿つて本考案の構成並びに作用効果
を説明するが、図例の装置は本考案を限定するも
のではなく、前・後記の趣旨に徴して適宜設計変
更を加えること等は全て本考案の技術的範囲に含
まれる。
第1図は本考案に係る混練装置の断面説明図、
第2図は第1図における−線断面矢視図で、
1は混練槽、2は回転軸、3a〜cは支持アー
ム、4a〜cは撹拌羽根、5は撹拌ローラ、6は
水ガラス投入パイプを夫々示す。
回転軸2は混練槽1に固定されたケース9内に
回転自在に枢支されてなり、該回転軸2に支持ア
ーム3a,3b,3c及びホツパー13が一体的
に取付けられると共に支持アーム3a,3bに撹
拌羽根4a,4b,4c、支持アーム3cに撹拌
ローラ5が夫々固設あるいは枢支されている。尚
撹拌ローラ5は支持アーム3bに載置されたモー
タMによつて矢印A方向に回転する。一方ホツパ
13は底部が遠心方向に突出して開口し、該突出
部13aに水ガラス投入パイプ6がフランジ接合
される。即ち本考案に係る水ガラス投入パイプ6
は第3図に示す様に先端側を閉鎖してなる円筒管
の図中下面壁に直径3〜20mmφ(図例では12mmφ)
の水ガラス投入孔14を長手方向に複数個(図例で
は8個)穿設すると共に開放端側にフランジ15
を形成している。そして該フランジ15を突出部
13aに接合することによつて該水ガラス投入パ
イプ6を混練槽1の上方に半径方向略水平に配設
している。尚水ガラス投入パイプはホツパ13と
一体的に回転する。又ホツパ13の上方には蓋体
10に固設された上部ホツパ16を配置し、該上
部ホツパ16に水ガラス投入口7を臨設してい
る。その他蓋体10にはフラツクス投入口8を設
置すると共に、混練槽1の底部にはシリンダー1
2によつてリンク機構を介して開閉するフラツク
ス排出口11を設けている。
上記の様な混練装置Sを用いてハイセルローズ
系被覆アーク溶接棒用フラツクスを調製するに当
たつては、フラツクス投入口8から図示する状態
の混練槽1内にフラツクス原料を投入し、且つ回
転軸2を矢印B方向に回転させることによつて撹
拌羽根4a,4b,4c及び矢印A方向に回転す
る撹拌ローラ5を夫々矢印B方向に回転させる。
次いで水ガラス投入口7より上部ホツパ16経由
でホツパ13内に水ガラスを投入し、水ガラス投
入パイプ6の投入孔14から槽内に水ガラスを散
布する。これにより水ガラスは槽内フラツクス上
に半径方向へ均等に散布される。そして散布直後
に撹拌羽根4a,4b,4cが到達するのでフラ
ツクスと水ガラスは撹拌羽根4a,4b,4cに
よつて混合撹拌されながら撹拌ローラ5と混練槽
1の底部との間にかみ込まれて混練される。以後
散布及び混練を繰返し混練が完了するとシリンダ
ー12のピストン12aを後退させることによつ
て排出口11を開放し、混練フラツクスを槽外へ
排出する。
尚水ガラス投入パイプ6に穿設する投入孔の直
径は前記の通り3〜20mmφとすべきであり、3mm
φ未満の場合には水ガラスによつて投入孔が閉塞
する恐れがある。一方20mmφを超える場合には1
箇所に単位時間当たり投入される水ガラス量が過
多である為に投入位置において原料フラツクス中
の有機物と水ガラスの吸着・団塊化が起こり、水
ガラスの十分な分散が達成できなくなる。又水ガ
ラス投入パイプ6には第3図に示す様に水ガラス
投入孔14を長手方向に形成しているので水ガラ
スを均等に分散させる為には前記の通り該水ガラ
ス投入パイプ6を混練槽1内に半径方向略水平に
設けなければならない。尚前記実施例においては
水ガラス投入パイプ6の投入孔14が下向きとな
る様に突出部13aに水ガラス投入パイプ6を取
付けたが、投入孔14が上向きあるいは横向き等
であつても特に支障はない。その他水ガラス投入
パイプ6の周方向配設位置については特に制限は
ないが、撹拌ローラ5の進行方向側近傍とすると
原料フラツクス上に落下した水ガラスが撹拌羽根
4a等に1度もかき回されないうちに撹拌ローラ
5によつて押されて塊状となり易く分散状態が悪
くなる。そこでこれを避ける為に水ガラス投入パ
イプの周方向配設位置は第2図に示す如く撹拌ロ
ーラ5と反対側近傍とすることが望ましい。
本考案は以上の様に構成されており、水ガラス
を十分に分散させて混練槽内に投入するので、有
機物含有量の多いハイセルローズ系被覆アーク溶
接棒端製用フラツクス原料と混合しても団塊物が
生成することはなく、水ガラス分散状態が均一な
混練フラツクスを得ることができる。そしてこれ
を心線ワイヤ外周面に塗装することによつて塗装
状態の良好なハイセルローズ系被覆アーク溶接棒
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る混練装置を示す断面説明
図、第2図は第1図における−線断面矢視
図、第3図は本考案に係る水ガラス投入パイプの
拡大説明図である。 1……混練槽、2……回転軸、3……支持アー
ム、4a,4b,4c……撹拌羽根、5……撹拌
ローラ、6……水ガラス投入パイプ、7……水ガ
ラス投入口、8……フラツクス投入口、9……ケ
ース、10……蓋体、11……排出口、12……
シリンダー、13……ホツパ、14……投入孔、
15……フランジ、16……上部ホツパ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハイセルローズ系被覆アーク溶接棒製造用のフ
    ラツクス原料に水ガラスを投入して混合撹拌する
    為の混練装置であつて、長手方向に沿つて略等間
    隔をおいて直径3〜20mmφの水ガラス投入孔を複
    数個穿設してなる水ガラス投入パイプを、混練槽
    の上方であつて半径方向略水平に設けてなること
    を特徴とするハイセルローズ系被覆アーク溶接棒
    用フラツクスの混練装置。
JP5328684U 1984-04-10 1984-04-10 ハイセルロ−ズ系被覆ア−ク溶接棒用フラツクスの混練装置 Granted JPS60166488U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5328684U JPS60166488U (ja) 1984-04-10 1984-04-10 ハイセルロ−ズ系被覆ア−ク溶接棒用フラツクスの混練装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5328684U JPS60166488U (ja) 1984-04-10 1984-04-10 ハイセルロ−ズ系被覆ア−ク溶接棒用フラツクスの混練装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60166488U JPS60166488U (ja) 1985-11-05
JPS6327911Y2 true JPS6327911Y2 (ja) 1988-07-27

Family

ID=30574001

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5328684U Granted JPS60166488U (ja) 1984-04-10 1984-04-10 ハイセルロ−ズ系被覆ア−ク溶接棒用フラツクスの混練装置

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JP (1) JPS60166488U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60166488U (ja) 1985-11-05

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