JPS6327882B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6327882B2
JPS6327882B2 JP54145681A JP14568179A JPS6327882B2 JP S6327882 B2 JPS6327882 B2 JP S6327882B2 JP 54145681 A JP54145681 A JP 54145681A JP 14568179 A JP14568179 A JP 14568179A JP S6327882 B2 JPS6327882 B2 JP S6327882B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dipoles
phase
circuit
difference
correction circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54145681A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5669904A (en
Inventor
Yasuo Osada
Takeyo Nakagawa
Kimitake Utsunomya
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP14568179A priority Critical patent/JPS5669904A/ja
Publication of JPS5669904A publication Critical patent/JPS5669904A/ja
Publication of JPS6327882B2 publication Critical patent/JPS6327882B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q21/00Antenna arrays or systems
    • H01Q21/06Arrays of individually energised antenna units similarly polarised and spaced apart
    • H01Q21/08Arrays of individually energised antenna units similarly polarised and spaced apart the units being spaced along or adjacent to a rectilinear path
    • H01Q21/12Parallel arrangements of substantially straight elongated conductive units

Landscapes

  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はテレビ受像機におけるゴースト等の妨
害波の除去装置に使用されるアンテナ装置に関す
る。
いわゆる位相差給電アンテナは、一般に第1図
に示すように構成されている。図において、1
a,1bは前方のダイポール、2a,2bは後方
のダイポールであつて、前方のダイポール1a,
1bからの信号が差合成回路3に供給されると共
に、後方のダイポール2a,2bからの信号が逆
相で差合成回路3に供給される。そして差合成回
路3からの信号が出力端子4に取り出される。
このような位相差給電アンテナにおいて、水平
面指向性DE(θ)は、一般に次式で表わされる。
DE(θ)=cos(βhsinθ)−cosβh/cosθ|1−ej
d(cos+1)|……(1) 但し、θ:前方正面から時計回り方向の電波到
来方向の角度 β:伝搬定数 h:アンテナの一本の長さ d:前後のアンテナの間隔 この式において、θ=180゜とすと絶対値の中が
0になる。従つて正面(θ=0)と後方(θ=
180゜)との指向性利得比(F/B1)は∞となり、
このような位相差給電アンテナは、理想的には後
方からの電波に対して感度を指さないことにな
る。
すなわち後方からの電波に対して、前方及び後
方ダイポールに同位相、同振幅の電流が流れれ
ば、これらを逆相で合成した出力は0になる。
ところが実際には、ダイポールの相互インピー
ダンスによつて振幅、位相は等しくなり、θ=
180゜で絶対値の中が0にならないので、上述の
F/B1は劣化してしまう。
このため従来は、後方ダイポール2a,2bの
さらに後方に第3のダイポールを設けてこれを反
射器にして後方からの信号を遮断したり、さらに
多素子化して特性を向上させる方法や、折返しア
ンテナを用いる方法などが提案されている。しか
しながらこれらの方法では、アンテナの構成が複
雑になつたり、形状が大型になるなどの欠点があ
つた。
本発明はこのような点にかんがみ、簡単な構成
で指向特性を向上させようとするものである。
ところで、上述の相互インピーダンスを考慮し
て、前方及び後方のダイポールの中央部にそれぞ
れ流れる電流を、I1ej1、I2ej2とすると、水平面
指向性DE(θ)は次のように表わされる。
DE(θ)=cos(βhsinθ)−cosβh/cosθ|1−Ke
j{〓d(1+cos)+〓}|……(2) 但し、K=−I1/I2 α=δ1−δ2 従つて上述のアンテナにおいて、振幅差K及び
位相差αを測定し、これらを補正する補正回路を
設けることにより、指向特性を向上させることが
できる。なお後方からの電波に対しては、 |I1|<|I2|、α>0であるから、電波感度を
0にするためには、後方ダイポール側に、振幅
差、位相差を補正する回路を設ける。
ここで、振幅差K及び位相差αは次のようにし
て求められる。
すなわち上述の位相差給電アンテナにおいて、
後方ダイポール2a,2bを差合成回路3との接
続を前方ダイポール1a,1bと同じように順方
向に接続してθ=180゜における差合成出力A〓を
得、後方ダイポール2a,2bと差合成回路3と
の接続を第1図のように前方ダイポール1a,1
bとは逆方向に接続してθ=180゜における差合成
出力B〓を得、A〓+B〓を1/2して前方ダイポール1
a,1bの特性を測定し、A〓−B〓を1/2して後方
ダイポール2a,2bの特性を測定することがで
きる。この場合差合成回路は一般的にはリングコ
アに逆方向に巻装された一対の入力巻線と出力巻
線とにより構成できる。又、上述においてA〓+B〓
を1/2して求められる前方ダイポール1a,1b
の周波数特性とA〓−B〓を1/2して求められる後方
ダイポール2a,2bの周波数特性は等しくな
り、振幅の周波数特性を測定すると第2図のよう
になり、位相の周波数特性を測定すると第3図の
ようになる。なおローチヤンネル帯域について
は、振幅差、位相差とも問題はないので図示して
いない。
従つてこのような振幅差特性及び位相差特性を
補正する補正回路を設ければ、F/B1を∞にす
ることができる。
第4図はそのようにして求めた補正回路を設け
た場合の、周波数200MHzにおける指向特性の実
測値を示している。
ところがこの図からも明らかなように、F/
B1は大きくできるものの、後方の所定範囲(θ
=180゜±60゜)の内の感度が最大になる点と正面
との指向性利得比(F/B2)は、同じ点におけ
る補正回路のない場合(破線図示)の利得比より
劣化する。そしてこのF/B2を大きくしようと
した場合には、上述のF/B1が劣化してしまう。
そこで補正回路の減衰量と位相量をパラメータ
として、F/B1、F/B2の関係を図にすると第
5図のようになる。なお図は周波数200MHzの場
合を示している。
この図において、F/B1、F/B2が共に改善
されない不可能領域(斜線部)が存在している。
従つてF/B1、F/B2が等しく改善される条
件(F/B1=F/B2)において、これらを最大
にする点Aの減衰量及び位相量を求める。
第6図、第7図はこのようにして求めた減衰量
及び位相量の特性を示す。
さらに第8図はこのような特性を有する補正回
路10の一実施例を示す。すなわち図において、
後方のダイポール2a,2b間にコイル11、コ
ンデンサ12、抵抗器13の直列回路が接続され
ると共に、コイル11、コンデンサ12に並列に
コイル14が接続される。
そしてこの補正回路10において、コンデンサ
12とコイル14とが100MHz付近で並列共振を
とり、コイル11とコンデンサ12とが190MHz
付近で直列共振となるように設計される。また抵
抗器13にてハイチヤンネルにおける減衰量及び
位相量が調整される。
従つてこの回路において、90〜110MHzのロー
チヤンネルにおいては減衰量及び位相量ともにほ
ぼ0となり、ハイチヤンネルにおいてのみ補正が
行われる。
そして第9図、第10図はこのようにして設計
された補正回路10の減衰量、位相量の特性を示
す。これらの図において、一点鎖線で示された曲
線はそれぞれ第6図と第7図に示された曲線のハ
イチヤンネル部に対応しており、減衰量特性は第
9図から明らかなようにハイチヤンネルにおいて
一点鎖線に近いので適当な特性となるが、位相量
特性は第10図から明らかなようにハイチヤンネ
ルにおいて一点鎖線から遠いので不十分である。
そこでさらに、第11図に示すように前方のダ
イポール1a,1b間にも補正回路20を設けて
位相量の補正を行う。この場合に、前方ダイポー
ルに設ける補正回路は、直接アンテナ利得に影響
するので、挿入損失がなく、位相のみ変化するも
のでなければならない。
そこで図において、前方のダイポール1a,1
b間にコイル21とコンデンサ22との直列回路
が接続される。
そしてこの補正回路20において、コイル21
とコンデンサ22との共振点が300MHz以上にな
り、位相量が10゜〜20゜前後となるように設計され
る。
従つてこの補正回路20の減衰量、位相量特性
は第12図、第13図のようになる。すなわち第
12図でわかるように補正回路20の減衰量はほ
とんどないため減衰特性への影響はない。そして
位相量特性について考えると、差合成回路3によ
つて第10図に示された位相量から第13図に示
された位相量が引算されることになるから、合成
の特性は第10図のハイチヤンネル部において持
上つて一点鎖線に近づくように補正される。
そしてこれらの補正回路10,20を設けたと
きの指向特性は第14図のようになり、F/B1
F/B2を共に大きくすることができる。なお図
中波線は補正回路を設けないときの特性、一点鎖
線は後方に補正回路10のみを設けたときの特性
である。
こうしてF/B1、F/B2を共に大きくするこ
とができるわけであるが、本発明によればアンテ
ナの素子数を増加することがなく、極めて簡単な
構成で良好な特性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の装置の構成図、第2図〜第7図
はその説明のための図、第8図は本発明の一例の
構成図、第9図、第10図はその説明のための
図、第11図は他の例の構成図、第12図〜第1
4図はその説明のための図である。 1a,1bは前方のダイポール、2a,2bは
後方のダイポール、3は差合成回路、4は出力端
子、10,20は補正回路である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 前方ダイポールの一対の給電線と後方ダイポ
    ールの一対の給電線との間に合成回路を設けて上
    記前方ダイポールと後方ダイポールからの信号を
    合成すると共に、少くとも上方後方ダイポールの
    上記給電線間に直並列共振回路による位相補正回
    路を設け、この位相補正回路の共振周波数をロー
    チヤンネル帯域で並列共振となり、ハイチヤンネ
    ル帯域で直列共振となるように設定したことを特
    徴とするアンテナ装置。
JP14568179A 1979-11-09 1979-11-09 Antenna unit Granted JPS5669904A (en)

Priority Applications (1)

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JP14568179A JPS5669904A (en) 1979-11-09 1979-11-09 Antenna unit

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JP14568179A JPS5669904A (en) 1979-11-09 1979-11-09 Antenna unit

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Publication Number Publication Date
JPS5669904A JPS5669904A (en) 1981-06-11
JPS6327882B2 true JPS6327882B2 (ja) 1988-06-06

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JP14568179A Granted JPS5669904A (en) 1979-11-09 1979-11-09 Antenna unit

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5977916A (en) * 1997-05-09 1999-11-02 Motorola, Inc. Difference drive diversity antenna structure and method

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JPS5669904A (en) 1981-06-11

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