JPS63278716A - 緩み止め弾性ねじ部品のねじ切り装置 - Google Patents

緩み止め弾性ねじ部品のねじ切り装置

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JPS63278716A
JPS63278716A JP11117687A JP11117687A JPS63278716A JP S63278716 A JPS63278716 A JP S63278716A JP 11117687 A JP11117687 A JP 11117687A JP 11117687 A JP11117687 A JP 11117687A JP S63278716 A JPS63278716 A JP S63278716A
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pitch
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male
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JP11117687A
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Kenjiro Jinbo
神保 健二郎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、六角ボルト六角ナツト、植込ボルト、小ね
じ、止めねじ等のねじ部品ねじの緩み止めのためにねじ
径とピッチとか異なる二つのねじを有することを特徴と
する緩み止め弾性ねじ部品のねじ切り装置に関する。
従来の技術 ねじ切り装置としては1手工具を用いたタップ、ダイス
切りに始まり種々あるが2代表的な装置としては旋盤で
あるということか出来る。
第1図は旋盤によるねじ切りハイド8を用いたねじ切り
機構の略図を示すものでこれにより説明する。工作物で
あるおねじくボルト〉1は、主軸台と心神台の両センタ
ー間に支えられて回転し、動力を得た主軸は3ねじ〈ボ
ルト〉1の回転と、親ねじ4の正逆転の歯車を選択しで
、変換歯車箱9に回転が伝達され、親ねじ4が回転する
。親ねじ4はエプロン内の半割ナツト10をかみ合わせ
ることによっで、往復台11に縦送りを与え、従って刃
物台とねじ切りハイド8も送られ、おねじ〈ボルト〉1
にねじが切られる。この場合ねじ切りを行うピッチは規
格て定められたものに限定される。なお、第1図におけ
る無段変速装置6は後で説明する本発明におけるねじ切
り装置として従来の旋盤に挿入したものである。従って
ここの説明では前記6は挿入されていないものと解釈さ
れたい。
発明が解決しようとする問題点 ところで、ねじ径とピッチが異なる二つのねじを有する
緩み止め弾性ねじ部品のねじ切りを上記した通常の旋盤
で行うとしよう、すなわち、第1図においで、無段変速
装置6が挿入されていない通常の旋盤でのねじ切りは、
まず、おねじ(ボルト〉1の従属完全おねじ部3のピッ
チp2のねじ切りを行い、そのねじ切りが終了した時点
て旋盤の回転数を止め、基準完全おねじ部のピッチp1
のねじ切りが出来る親ねじ側の換え歯車5、主軸側の歯
車7、遊び歯車12を選択して歯車掛けを行い、ねじ切
りハイド8を先にねじ切りを行った従属完全おねじ部3
の最終のねじ切り溝に合わせてから、前記p1のねじ切
りを行うことは出来るが、本発明の目的とする前記p1
、またはp2を任意に変更するねじ切りを行うことは出
来ない問題点がある。
問題点を解決するための手段 以下、上記問題点を解決する本発明の二つの方法を図面
に基づいて説明する。
第1図は、本発明のねじ切り装置として無段変速装置6
を従来の旋盤のねじ切り系に挿入したものである。初め
に旋盤に取付けた工作物としてのおねじくボルト)1の
基準完全おねじ部のピッチp1より大きいか、あるいは
等しいねじ規格に規定された基準ピッチp3を選択しで
、前記p3のねじ切りが出来る換え歯車5.7、遊び歯
車12の歯車掛けを行う。
次に、前記6の速度比=従属完全おねじ部のピッチp2
/ねじ規格に規定された基準ピッチp3、 に調整しておねじ1の従属完全おねじ部のピッチp2の
ねじ切りを行い、このねじ切りが終了後、 無段変速装置6の速度比=基準完全おねじ部のピッチp
i/ねじ規格に規定された基準ピッチp3、 に戻してからねじ切りハイド8を先にねじ切りを行った
従属完全おねじ部3の最終のねじ切り溝に合わせて完全
おねじ部のピッチp1のねじ切りを行う。
今、おねじくボルト〉1の実際の寸法としで、pi =
 1.5mm、  p2= 1.3mm、  p3 =
 2.0mmと仮定しで、ピッチの異なる二つのおねじ
を有する前記1のねじ切りを行うためには、前記6の速
度比= 1.372.O= 0.65となるように調整
してから、p2のねじ切りを行い、次に前記6の速度比
! 1.5/2.O= 0.75に更に調整し直してか
らpiのねじ切りを終了する。この結果無段変速装置6
を通常のねじ切り系に挿入することにより、PI −p
2 = 1.5−1.3=0.2mn+となり、ピッチ
の異なる二つのおねじのピッチの差0゜2mmによりね
じの緩み止めを可能にする右ねじ〈ボルト〉1を製作す
ることが出来る。
第2図においで、電動機駆動無段変速装置16は、本発
明のねじ切り装置を従来の上部送り台15上に配設し、
クラッチ17を入れることにより前記15の縦送りを自
動化し、かつ縦送り速度を自由に変速可能にするもので
ある。
初めに旋盤に取付けたおねじくボルト)1の基準完全お
ねじ部のピッチp1より大きいか、あるいは等しいねじ
規格に規定された基セピッチp3を選択しで、前記p3
のねじ切りが出来る換え歯車5,7、遊び歯車12の歯
車掛けしてから、旋盤を作動させて前記p3のねじ切り
時の往復台11の1分間の縦送り移動距離m3を確認す
る0次に従属完全おねじ部のピッチp2のねじ切りを行
うため、上部送り台15の1分間の縦送り移動距離m2
=ねじ規格に規定されたピッチp3のねじ切り時の往復
台11の1分間の縦送り移動距離m3−従属完全おねじ
部のピッチp2のねじ切りを行うと仮定した時の計算で
求めた往復台11の1分間の縦送り移動距離m4、にな
っていることを確認してから前記3のピッチp2のねじ
切りを行う。更に、基準完全おねじ部p1のねじ切りを
行うため、上部送り台15の1分間の縦送り移動距離m
l=ねじ規格に規定された基準ピッチp3のねじ切り時
の往復台11の1分間の縦送り移動距離m3−基準完全
おねじ部のピッチp1のねじ切りを行うと仮定した時の
計算で求めた往復台11の1分間の縦送り移動距離m5
、になっていることを確認してから前記2のピッチp1
のねじ切りを行う。
今、おねじくボルト〉1に実際の寸法としで、pi =
 2.0mm、  p2= 1.72mm、p3 =2
.5mmとしで、  p3=2.5mmのねじ切りを行
う時の往復台11の1分間の縦送り移動距離m3 = 
250mmと仮定すれば、p2 = 1.72mmのね
じ切り時の往復台11の1分間の移動比gI m4 =
1.72÷2.5 x 250 = 172mmと計算
出来る。従っで、上部送り台15の1分間の縦送り移動
比@ m2 = m3− m4 = 250−172 
= 78mmとなり、 p2のねじ切りを行うことか出
来る。
次に、pi =2.0mmのねじ切り時の往復台11の
1分間の移動距離m5=2.0÷2.5 x 250 
= 200mmと計算出来る。従っで、上部送り台の1
分間の縦送り移動距離ml = m3− m5 = 2
50−200 = 50mmとなり、  ptのねじ切
りを行うことが出来る。すなわち、電動機駆動無段変速
装置16を上部送り台15に配設することによりpi 
−p2 =2.0−1.72 = 0.28mmとなり
、ピッチの異なる二つのおねじのピッチの差0.28m
mによりねじの緩み止めを可能にするおねじくボルト〉
1を製作することか出来る。
作用 従来の旋盤のねじ切り系に無段変速装置6を挿入する第
1図の場合においで、おねじ(ボルト〉1の完全おねじ
部のピッチp1と従属完全おねじ部のピッチp2のいず
れもが規格外の任意の数値としよう。
今、前記2のピッチp1より大きいねじ規格に規定され
た基準ピッチp3を選択すれば、p3>pi>p2の関
係か成立する。初めに前記p3のねじ切りが出来る換え
歯車5.7、・遊び歯車12の歯車掛けしで、旋盤の親
ねじ4の軸線上にある親ねじ側の歯車5寄りで、前記4
と同一軸線上に無段変速装置6か配設されていることを
確認してから、前記6の速度比= p2 / p3に調
整してp2のねじ切りを行う。
次にp2のねじ切りが終了後、前記6の速度比= pi
 / p3に調整し直してから、ねじ切りバイト8を先
にねじ切りを行った従属完全おねじ部3のねじ切り溝に
合わせてから基準完全おねじ部のピッチp1のねじ切り
を行う。従来の旋盤の上部送り台15上に電動機駆動無
段変速装置16を配設して本発明のねじ切りを行う第2
図の場合においで、第1図で説明した時と同じおねじ〈
ボルト〉1のピッチp1、p2のいずれもか規格外の任
意の数値としよう。
今、前記2のピッチpiより大きいねじ規格に規定され
ている基準ピッチp3を選択すれば、上記の場合と同様
にp3 > pi > p2の関係が成立する。初めに
前記p3のねじ切りが出来る換え歯車5.7、遊び歯車
12の歯車掛けしで、旋盤を作動させて前記p3のねじ
切り時の往復台11の1分間の移動距離を確認してから
、旋盤の上部送り台15に電動機駆動無段変速装置16
か配設されていることを確認し、従属完全おねじ部のピ
ッチp2のねじ切りを行うため。
前記15の1分間の縦送り移動距離m2=ねじ規格に規
定された基準ピッチp3のねじ切り時の往復台11の1
分間の縦送り移動比#m3−従属完全のねじ部のピッチ
p2のねじ切りを行うと仮定した時の計算で求めた往復
台11の1分間の縦送り移動距離m4、になっているこ
とを確認し、旋盤本体を起動させると直ちに電動機駆動
無段変速装置16も起動させるが、上部送り台15は往
復台11の縦送り移動方向と反対方向に移動させで、お
ねじ1の従属完全おねじ部のピッチp2のねじ切りを行
う。
次に、基準完全おねじ部のピッチp1のねじ切りを行う
ため、前記15の1分間の縦送り移動距離ml=ねじ規
格に規定された基準ピッチp3のねじ切り時の往復台1
1の1分間の縦送り移動距離m3−基準完全おねじ部の
ピッチp1のねじ切りを行うと仮定した時の計算で求め
た往復台の1分間の縦送り移動距離m5゜になっている
ことを確認し、旋盤本体を起動させると直ちに電動機無
段変速装置16も起動させるが、上記と同様に上部送り
台15は往復台11の縦送り移動方向と反対の方向に異
動させで、おねじ1の基準完全おねじ部のピッチp1の
ねじ切りを行う。
実施例 以下に、この発明の実施例として緩み止め弾性ねじ部品
の代表例としておねじ〈ボルト〉1のねじ切り装置につ
いて説明する。第1図においで、無段変速装N6は1本
発明のねじ切り装置を従来の旋盤のねじ切り系に挿入配
設したものでそのねじ切り機構の略図を示す、この場合
に無段変速装置6は機械的原理に基づくものを示してい
るが、油圧駆動方式のものであっても差支えない。
おねじくボルト)1は、主軸台と心理台の両センタ間に
支えて回転し、動力を得た主軸は前記1の回転と、親ね
じ4の正逆の歯車を選択しで、変換歯車箱9に回転が伝
達され、無段変速装置6及び送り歯車箱13を通じて親
ねじ4か回転する。前記4はエプロン内の半割りナツト
10をかみ合わせることによっで、往復台11に縦送り
を与え、従ってねじ切りバイト8も送られ、おねじくボ
ルト〉1にねじが切られる。
今、前記1の完全おねじ部のピッチp1と従属完全おね
じ部のピッチp2とのねじ切りを行うため、先ず、旋盤
に取付けた工作物としてのおねじ〈ボルト〉1の基準完
全おねじ部のピッチp1より大きいか、あるいは等しい
ねじ規格に規定された基準ピッチp3を選択しで、前記
p3のねじ切りが出来る親ねじ側の換え歯車5、主軸側
の換え歯車7、遊び歯車12の歯車掛けを行う。なお、
旋盤の親ねじ4の軸線上にある親ねじ側の換え歯車5寄
っで、かつ前記4と同一直線上に無段変速装置6か配設
されていることを確認する。それから、無段変速装置6
の速度比=従属完全おねじ部のピッチp2/ねじ規格に
規定された基準ピッチp3、 になるように前記6を調整しで、おねじくボルト〉1の
従属完全おねじ部3のピッチp2のねじ切りを行う。こ
のねじ切りが終了後エプロン内の半割ナツト10のかみ
合わせを外して往復台を移動しながら、ねじ切りハイド
8を先にねじ切りを行った従属完全おねじ部3の最終の
ねじ切り溝に合わせる。次に無段変速装置6の速度比=
基準完全おねじ部のピッチpi/ねじ規格に規定された
基準ピッチp3、に調整し直しておねじ1の基準ピッチ
p3に等しい場合の前記p1のねじ切りは、無段変速装
置6の速度比=1/1に調整して前記p1のねじ切りを
行うことが出来る。
第2図においで、本発明のねじ切り装置として電動機駆
動無段変速装置16を従来の旋盤の上部送り台15上に
配設し、通常は前記15の縦送りを手動で行うのを自動
化し、かつ縦送り速度を前記16により自由に変速可能
としだものである。
今、おねじ〈ボルト〉1の完全おねじ部のピッチp1と
従属完全おねじ部のピッチp2とのねじ切りを行うため
、先ず、旋盤に取付けた工作物としての前記1の完全お
ねじ部のピッチp1より大きいか、あるいは等しいねじ
規格に規定された基準ピッチp3を選択しで、前記p3
のねじ切りが出来る親ねじ側の換え歯車5、主軸側の換
え歯車7、遊び歯車12の歯車掛けしてから、旋盤を起
動さすて前記p3のねじ切り時の往復台11の1分間の
縦送り移動距離m3及び旋盤の刃物台14を支える上部
送り台15上に電動機無段変速装置16がクラッチ17
、連結歯車18、送り軸歯車13、送り軸19を介して
配設されていることを確認する。
また、クラッチ17を外しで、ツール送りハンドル21
を操作して上部送り台15を旋盤の工作物を取付ける面
板20の方向に従属完全おねじ部のピッチp2のねじ切
りが出来る位置まで移動させてから、往復台11を前記
ピッチp2のねじ切りが出来るようにエプロン内の半割
ナツトをかみ合わせておく。従属完全おねじ部のピッチ
p2のねじ切りを行うため、 上部送り台15の1分間の縦送り移動距離m2=ねじ規
格に規定された基準ピッチp3のねじ切り時の往復台1
1の縦送り移動距離m3−従属完全おねじ部のピッチp
2のねじ切りを行うと仮定した時の計算で求めた往復台
11の1分間の縦送り移動距離m4、すなわちm2 =
 m3− m4、になるように電動機駆動無段変速装置
16の速度を調整後、前記16を起動させて上部15の
1分間の縦送り移動距離m2になっていることを確認す
る0次に上部送り台15の位置を従属完全おねじ部のピ
ッチp2のねじ切りが出来る位置まで戻し、前記3のピ
ッチp2のねじ切りを行うため、旋盤本体を起動させる
と直ちに電動機駆動無段変速装置116も起動させるが
、上部送り台15は往復台11の縦送り移動方向と反対
の方向に移動させで、おねじ1の従属完全おねじ部のピ
ッチp2のねじ切りを行う。
それから、基準完全おねじ部のピッチp1のねじ切りを
行うため、上部送り台15の1分間の縦送り移動距離m
l=ねじ規格に規定された基準ピッチ3のねじ切り時の
往復台11の1分間の縦送り移動距離m3−基準完全お
ねじ部のピッチp1のねじ切りを行うと仮定した時の計
算で求めた往復台11の1分間の縦送り移動比lll1
m5、すなわちml = m3− m5、になるように
電動機駆動無段変速装置16の送り速度を調整後、前記
16を起動させて上部送り台15の1分間の縦送り移動
距離m1になっていることを確認する0次に上部送り台
15の位置を基準完全おねじ部のピッチp1のねじ切り
を行うため旋盤本体を起動させると直ちに電動機駆動無
段変速装置16も起動させるが、上部送り台15は往復
台11の縦送り移動方向と反対の方向に移動させで、お
ねじ1の基準完全おねじ部のピッチp1のねじ切りを行
う。前記2のピッチp1がねじ規格に規定された基準ピ
ッチp3に等しい場合の前記p1のねじ切りは、電動機
駆動無段変速装置16は停止の状態、すなわち通常の旋
盤によるねじ切りと同じ状態で基準完全おねじ部のピッ
チp1のねじ切りを行うことが出来る。
発明の詳細 な説明したように、第1図においては無段変速装置6を
従来の旋盤のねじ切り系に挿入したものであり、また第
2図においては電動機駆動無段変速装置16を従来の旋
盤の上部送り台15上に配設したもので、これら二つの
ねじ切り装置のいずれもが、ねじ部品の緩み止め効果を
発揮することが出来るピッチの異なる二つのねじ、すな
わち。
plとplの数値、あるいはその組合わせを自由に対応
させることの出来るねじ七Jり装置であるということが
出来る。従来の旋盤では、前記p1とplの数値、ある
いはその組合わせは極めて少なく限定され、本発明の目
的である緩み止め弾性ねじ部品のねじ切り装置を兼ね備
えているということはできない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のねじ切り装置として無段変速装置6を
従来の旋盤のねじ切り系に、第2図は従来の旋盤の上部
送り台15上に電動機駆動無段変速装置16を配設した
もので、図中には旋盤に取付けた工作物としてのおねじ
くボルト)1の基準完全おねじ部のピッチルミ、外径d
i、従属完全おねじ部のピッチp2、外径d2を示すほ
か、図示されていないがねじ規格に規定された基準ピッ
チp3を示す。また第2図においで、上部送り台15の
1分間の縦送り移動距離ml、m2、m3.m4は図示
されていない。 1・・・おねじ〈ボルト〉、2・・・完全おねじ部、3
・・・従属完全おねじ部、4・・・親ねじ、5・・・親
ねじ側の換え歯車、6・・・無段変速装置、7・・・主
軸側の換え歯車、8・・・ねじ切りバイト、9・・・変
換歯車箱、1o・・・半割ナツト、11・・・往復台、
12−・・遊び歯車、13・・・送り軸歯車、14・・
・刃物台、 15・・・上部送り台、16・・・電動機
駆動無段変速装置、17・・・クラッチ、18・・・連
結歯車、19・・・送り軸、20・・・面板、21・・
・ツール送りハンドル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1〉おねじ〈1〉の緩み止めのために、前記〈1〉は基
    準完全おねじ部〈2〉と従属完全おねじ部〈3〉との二
    つのおねじ部を有し、前記〈2〉は外径〈d1〉、ピッ
    チ〈p1〉、ねじの深さ〈r1〉のおねじを、前記〈3
    〉は外径〈d2〉、ピッチ〈p2〉、ねじの深さ〈r2
    〉のおねじを形成し、かつおねじの形成に当たっては従
    属完全おねじ部〈3〉のねじから、引続き連続して基準
    完全おねじ部〈2〉のねじを形成する構造として、相手
    の組合わせめねじと組合わせる時に、従属完全おねじ部
    〈3〉のねじ込みが容易にできるようにしたもので、 〈イ〉従属完全おねじ部の外径〈d2〉≦基準完全おね
    じ部の外径〈d1〉−2×基準完全のねじ部のねじの深
    さ〈r1〉、〈ロ〉従属完全おねじ部のピッチ〈p2〉
    <基準完全おねじ部のピッチ〈p1〉、前記ねじ部のピ
    ッチ〈p1〉、〈p2〉にはそれぞれねじ規格に規定さ
    れた基準ピッチを含む、 により従属完全おねじ部〈3〉が構成されるおねじ〈1
    〉は、相手の組合わせめねじ及び締付体と組合わせて締
    付けを行えば、基準完全おねじ部のピッチ〈p1〉と従
    属完全おねじ部のピッチ〈p2〉とのピッチの差から圧
    縮力が働き、この圧縮力による弾性変形が基準完全おね
    じ部〈2〉と従属完全おねじ部〈3〉との間に生ずるお
    ねじ〈1〉の締付けによるねじ部の弾性縮みを伴って、
    前記おねじ部〈2〉、〈3〉と相手の組合わせめねじと
    のねじ山が互いに圧着し戻り止めになることを特徴とす
    る緩み止め弾性ねじ部品の代表としてのおねじ〈ボルト
    〉〈1〉の基準完全おねじ部のピッチ〈p1〉と従属完
    全おねじ部のピッチ〈p2〉とにより構成されるおねじ
    〈1〉のねじ切りを行うため、 〈ハ〉旋盤に取付けた工作物としてのおねじ〈1〉の基
    準完全おねじ部のピッチ〈p1〉より大きいか、あるい
    は等しいねじ規格に規定された基準ピッチ〈p3〉を選
    択して、前記〈p3〉のねじ切りが出来る換え歯車〈5
    〉、〈7〉、遊び歯車〈12〉の歯車掛けをする。 〈ニ〉旋盤の親ねじ〈4〉の軸線上にある親ねじ側の換
    え歯車〈5〉寄りで、前記〈4〉と同一軸線上に無段変
    速装置〈6〉が配設されていることを確認する。 〈ホ〉無段変速装置〈6〉の速度比=従属完全おねじ部
    のピッチ〈p2〉/ねじ規格に規定された基準ピッチ〈
    p3〉、に調整しておねじ〈1〉の従属完全おねじ部の
    ピッチ〈p2〉のねじ切りを行う。 〈ヘ〉無段変速装置〈6〉の速度比=基準完全おねじ部
    のピッチ〈p1〉/ねじ規格に規定された基準ピッチ〈
    p3〉、に調整し直しておねじ〈1〉の基準完全おねじ
    部のピッチ〈p1〉のねじ切りを行う。 〈ト〉前記〈2〉のピッチ〈p1〉がねじ規格に規定さ
    れた基準ピッチ〈p3〉に等しい場合の前記〈p1〉の
    ねじ切りは、無段変速装置〈6〉のrpmが親ねじ〈4
    〉のrpmと同一、すなわち無段変速装置〈6〉の速度
    比=1/1に調整して、前記〈p1〉のねじ切りを行う
    。 以上の手順でピッチの異なるねじ部品の緩み止め効果を
    発揮する二つのねじ切りを行うことが出来る無段変速装
    置〈6〉を旋盤の親ねじ側の歯車〈5〉寄りの軸線上に
    配設することを特徴とする緩み止め弾性ねじ部品のねじ
    切り装置。 2〉おねじ〈1〉の緩み止めのために、特許請求の範囲
    第1項に記載の緩み止め弾性ねじ部品の代表としてのお
    ねじ〈ボルト〉1の基準完全おねじ部のピッチ〈p1〉
    と従属完全おねじ部のピッチ〈p2〉とにより構成され
    るおねじ〈1〉のねじ切りを行うため、〈チ〉旋盤に取
    付けた工作物としてのおねじ〈1〉の基準完全おねじ部
    のピッチ〈p1〉より大きいか、あるいは等しいねじ規
    格に規定された基準ピッチ〈p3〉を選択して、前記〈
    p3〉のねじ切りが出来る換え歯車〈5〉、〈7〉、遊
    び歯車〈12〉の歯車掛けしてから、旋盤を起動させて
    前記〈p3〉のねじ切り時の往復台〈11〉の1分間の
    縦送り移動距離〈m3〉を確認する。 〈リ〉旋盤の刃物台〈14〉を支える上部送り台〈15
    〉上に電動機駆動無段変速装置〈16〉がクラッチ〈1
    7〉、連結歯車〈18〉、送り軸歯車〈13〉、送り軸
    〈19〉を介して配設されていることを確認する。 〈ヌ〉クラッチ〈17〉を外して、ツール送りハンドル
    〈21〉を操作して上部送り台〈15〉を旋盤の工作物
    を取付ける面板〈20〉の方向に従属完全おねじ部のピ
    ッチ〈p2〉のねじ切りが出来る位置まで移動させてか
    ら往復台〈11〉を前記ピッチ〈p2〉のねじ切りが出
    来るようにかみ合わせて置く。 〈ル〉従属完全おねじ部のピッチ〈p2〉ののねじ切り
    を行うため、上部送り台〈15〉の1分間の縦送り移動
    距離〈m2〉=ねじ規格に規定された基準ピッチ〈p3
    〉のねじ切り時の往復台〈11〉の1分間の縦送り移動
    距離〈m3〉−従属完全おねじ部のピッチ〈p2〉のね
    じきりを行うと仮定した時の計算で求めた往復台〈11
    〉の1分間の縦送り移動距離〈m4〉、 になるよう電動機駆動無段変速装置〈16〉の速度を調
    整後、前記〈16〉を往復台〈11〉の縦送り移動方向
    と反対方向に起動させて上部送り台〈15〉の1分間の
    縦送り移動距離〈m2〉になっていることを確認する。 〈オ〉上部送り台〈15〉の位置を従属完全おねじ部の
    ピッチ〈p2〉のねじ切りが出来る位置まで戻す。 〈ワ〉前記ピッチ〈p2〉のねじ切りを行うため、旋盤
    本体を起動させると直ちに電動機駆動無段変速装置〈1
    6〉も起動させるが、上部送り台〈15〉は往復台〈1
    1〉の縦送り移動方向と反対方向に移動させて、おねじ
    〈1〉の従属完全おねじ部のピッチ〈p2〉のねじ切り
    を行う。 〈カ〉基準完全おねじ部のピッチ〈p1〉のねじ切りを
    行うため、上部送り台〈15〉の1分間の縦送り移動距
    離〈m1〉=ねじ規格に規定された基準ピッチ〈p3〉
    のねじ切り時の1分間の縦送り移動距離〈m3〉−基準
    完全おねじ部のピッチ〈p1〉のねじ切りを行うと仮定
    した時の計算で求めた往復台〈11〉の1分間の縦送り
    移動距離〈m5〉、 になるように電動機駆動無段変速装置〈16〉の送り速
    度を調整後、前記〈16〉を往復台〈11〉の縦送り移
    動方向と反対方向に起動させて上部送り台〈15〉の1
    分間の縦送り移動距離〈m1〉になっていることを確認
    する。 〈ヨ〉上部送り台〈15〉の位置を基準完全おねじ部の
    ピッチ〈p1〉のねじ切りが出来る位置まで戻す。 〈タ〉前記ピッチ〈p1〉のねじ切りを行うため旋盤本
    体を起動させると直ちに電動機駆動無段変速装置〈16
    〉も起動させるが、上部送り台〈15〉は往復台〈11
    〉の縦送り移動方向と反対の方向に移動させて、おねじ
    〈1〉の基準完全おねじ部のピッチ〈p1〉のねじ切り
    を行う。 〈レ〉前記〈2〉のピッチ〈p1〉がねじ規格に規定さ
    れた基準ピッチ〈p3〉に等しい場合の前記〈p1〉の
    ねじ切りは、電動機駆動無段変速装置〈16〉は停止の
    状態で、基準完全おねじ部のピッチ〈p1〉のねじ切り
    を行う。 以上の手順でピッチの異なるねじ部品の緩み止め効果を
    発揮する二つのねじ切りを行うことが出来る電動機駆動
    無段変速装置〈16〉を旋盤の上部送り台〈15〉上に
    配設することを特徴とする緩み止め弾性ねじ部品のねじ
    切り装置。
JP11117687A 1987-05-07 1987-05-07 緩み止め弾性ねじ部品のねじ切り装置 Pending JPS63278716A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017078174A1 (ja) * 2015-11-05 2017-05-11 株式会社NejiLaw 両ねじ体製造方法、両ねじ体製造プログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2017078174A1 (ja) * 2015-11-05 2017-05-11 株式会社NejiLaw 両ねじ体製造方法、両ねじ体製造プログラム

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