JPS63278501A - 高圧二酸化炭素を用いる抽出方法 - Google Patents
高圧二酸化炭素を用いる抽出方法Info
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- JPS63278501A JPS63278501A JP11556787A JP11556787A JPS63278501A JP S63278501 A JPS63278501 A JP S63278501A JP 11556787 A JP11556787 A JP 11556787A JP 11556787 A JP11556787 A JP 11556787A JP S63278501 A JPS63278501 A JP S63278501A
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- CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N Carbon dioxide Chemical compound O=C=O CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 46
- 229910002092 carbon dioxide Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 23
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- Extraction Or Liquid Replacement (AREA)
- Fats And Perfumes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野〕
この発明は、液化二酸化炭素あるいは超臨界二酸化炭素
等の高圧二酸化炭素を抽出溶剤として使用し、例えば穀
類等の被抽出物から油脂等の抽出物質を抽出する方法に
関する。
等の高圧二酸化炭素を抽出溶剤として使用し、例えば穀
類等の被抽出物から油脂等の抽出物質を抽出する方法に
関する。
第5図は、従来の高圧二酸化炭素を用いた抽出装置の例
を示すものである。二酸化炭素貯槽1に貯えられた液化
二酸化炭素(以下、LCO2と略称する。)は逆止弁2
を経て熱交換器3に送られる。熱交換器3には、フロン
冷*S等の冷却装置4からのブラインが送給されており
、熱交換器3に送られたLCOzは、ここで過冷却され
たのち、加圧ポンプ5に送られる。加圧ポンプ5で加圧
されたLCO2はついで抽出槽6に送られ、ここで被抽
出物と接触し、目的とする抽出物質を抽出する。目的の
抽出物質を抽出し、これを溶解したLCO2は、抽出槽
6から導出され、減圧弁7で減圧されて分離槽8に送ら
れる。分離槽8では、LCO2から目的の抽出物質が分
離され、LCO2は気化して弁9から系外に排出される
。
を示すものである。二酸化炭素貯槽1に貯えられた液化
二酸化炭素(以下、LCO2と略称する。)は逆止弁2
を経て熱交換器3に送られる。熱交換器3には、フロン
冷*S等の冷却装置4からのブラインが送給されており
、熱交換器3に送られたLCOzは、ここで過冷却され
たのち、加圧ポンプ5に送られる。加圧ポンプ5で加圧
されたLCO2はついで抽出槽6に送られ、ここで被抽
出物と接触し、目的とする抽出物質を抽出する。目的の
抽出物質を抽出し、これを溶解したLCO2は、抽出槽
6から導出され、減圧弁7で減圧されて分離槽8に送ら
れる。分離槽8では、LCO2から目的の抽出物質が分
離され、LCO2は気化して弁9から系外に排出される
。
ところで、このような抽出方法では、加圧ポンプ5内で
のキャビテーション現象の発生を防止するため加圧前に
予めLCO2を十分過冷却する必要がある。このため、
上記例では冷却装置4を設け、これによって熱交換器3
にブラインを流し、これの冷熱でLCOzを過冷却する
ようにしているが、冷却装置4の設備費用や運転費用等
がかがり、また装置が大型化するなどの問題があった。
のキャビテーション現象の発生を防止するため加圧前に
予めLCO2を十分過冷却する必要がある。このため、
上記例では冷却装置4を設け、これによって熱交換器3
にブラインを流し、これの冷熱でLCOzを過冷却する
ようにしているが、冷却装置4の設備費用や運転費用等
がかがり、また装置が大型化するなどの問題があった。
(問題点を解決するための手段)
この発明では、貯槽からのLCOzまたは抽出後のLC
Ozを減圧し、この減圧によって発生した冷熱を利用し
て上記過冷却を行うようにし、冷却装置を不要とした。
Ozを減圧し、この減圧によって発生した冷熱を利用し
て上記過冷却を行うようにし、冷却装置を不要とした。
第1図は、この発明の抽出方法を実施するに好適な抽出
装置の第1の例を示すものである。二酸化炭素貯槽1か
らのLCOzは逆止弁2を経て第1の減圧弁10に送ら
れ、ここで減圧され、ジュール・トムソン効果により温
度降下したのち、熱交換器3に送られる。熱交換器3は
、このLCOzによって予備冷却される。次いで一1第
1の減圧弁10が閉じられ、二酸化炭素貯槽1からのL
COzは、熱交換器3に送られ、ここで過冷却されたう
え、加圧ポンプ5で加圧されたのち抽出槽6に送られる
。抽出物質を溶解したLCOzは、抽出槽6から第2の
減圧弁11に送られ、ここで減圧されて温度降下し、熱
交換器3に入り、二酸化炭素貯槽1からのLCOzを過
冷却し、第3の減圧弁12から分離槽8に送られる。分
離槽8では、LCOzが気化し、溶解している抽出物質
か析出し、気化したCO2は分離槽8厚ら系外に排出さ
れる。
装置の第1の例を示すものである。二酸化炭素貯槽1か
らのLCOzは逆止弁2を経て第1の減圧弁10に送ら
れ、ここで減圧され、ジュール・トムソン効果により温
度降下したのち、熱交換器3に送られる。熱交換器3は
、このLCOzによって予備冷却される。次いで一1第
1の減圧弁10が閉じられ、二酸化炭素貯槽1からのL
COzは、熱交換器3に送られ、ここで過冷却されたう
え、加圧ポンプ5で加圧されたのち抽出槽6に送られる
。抽出物質を溶解したLCOzは、抽出槽6から第2の
減圧弁11に送られ、ここで減圧されて温度降下し、熱
交換器3に入り、二酸化炭素貯槽1からのLCOzを過
冷却し、第3の減圧弁12から分離槽8に送られる。分
離槽8では、LCOzが気化し、溶解している抽出物質
か析出し、気化したCO2は分離槽8厚ら系外に排出さ
れる。
このような抽出方法によれば、LCOzの過冷却のため
の冷熱を、高圧のLCOzを減圧膨張させて得られる冷
熱でまかなうことができるので、過冷却のための冷却装
置が不要となり、従来捨てられていたLCOzの冷熱を
有効に利用できる。
の冷熱を、高圧のLCOzを減圧膨張させて得られる冷
熱でまかなうことができるので、過冷却のための冷却装
置が不要となり、従来捨てられていたLCOzの冷熱を
有効に利用できる。
また、冷却装置によって熱交換器3を冷却するのではな
く、LCOzによる冷却であるので、熱交換器4の冷却
が速やかに行え、装置全体の起動が迅速に行える。
く、LCOzによる冷却であるので、熱交換器4の冷却
が速やかに行え、装置全体の起動が迅速に行える。
第1図に示した例は、抽出後のLCOzを全量系外に排
出するものであるが、この場合には十分な抽出を行い、
LCOzの消費量を少な(しようとすると、LCOzの
流速をかなり小さくする必要がある。しかしながらLC
Ozの流速を小さくすると総括物質移動係数が小さくな
り、抽出に長時間を要することになる。一般に、LCO
zの流速を大きくし、総括物質移動係数を大きくして短
時間で抽出を行い、かつLCOzの使用量を少なくする
ために、LCOzの流れを循環系とすることが多い。
出するものであるが、この場合には十分な抽出を行い、
LCOzの消費量を少な(しようとすると、LCOzの
流速をかなり小さくする必要がある。しかしながらLC
Ozの流速を小さくすると総括物質移動係数が小さくな
り、抽出に長時間を要することになる。一般に、LCO
zの流速を大きくし、総括物質移動係数を大きくして短
時間で抽出を行い、かつLCOzの使用量を少なくする
ために、LCOzの流れを循環系とすることが多い。
第2ないし第4図に示した装置はいずれも循環方式の例
である。第2図に示した例では、二酸化炭素貯槽1から
のLCOzは、管13がら第1の減圧弁10に入り、こ
こで減圧し、温度降下し熱交換器3に送られ、熱交換器
3を予備冷却する。
である。第2図に示した例では、二酸化炭素貯槽1から
のLCOzは、管13がら第1の減圧弁10に入り、こ
こで減圧し、温度降下し熱交換器3に送られ、熱交換器
3を予備冷却する。
次いで、貯槽1からのLCOzは逆止弁2を経て、熱交
換器3に入り、ここで過冷却されたのち、加圧ポンプ5
で加圧されて抽出槽6に送られる。抽出W16からの抽
出物を溶解したLCOzはその一部が惰14、逆止弁1
5、管16を経て、熱交換13に入り、ここで過冷却さ
れて、再び加圧ポンプ5に送られ、循環使用される。抽
出槽6からのLCOzの残部は、第2の減圧弁11に送
られ、ここで減圧され、温度降下して熱交換器3に入り
、ここを通るLCOzを過冷却し、第3の減圧弁12を
経て分離槽8に入り、抽出物質を析出し、気化して系外
に排出される。このようにして、LCOzの大部分は循
環使用されるが、一部のLCOzを抜き出すため循環系
内のLCOz @iが減少する。この減少分を補うため
、貯槽1からLCOzが管17を経て熱交換器3に送ら
れ、ここで過冷却されて補助加圧ポンプ18に送られる
。補助加圧ポンプ18で循環系のLCOzの圧力まで加
圧されたのち、このLCOzは管16に送られ、循環系
に合流される。
換器3に入り、ここで過冷却されたのち、加圧ポンプ5
で加圧されて抽出槽6に送られる。抽出W16からの抽
出物を溶解したLCOzはその一部が惰14、逆止弁1
5、管16を経て、熱交換13に入り、ここで過冷却さ
れて、再び加圧ポンプ5に送られ、循環使用される。抽
出槽6からのLCOzの残部は、第2の減圧弁11に送
られ、ここで減圧され、温度降下して熱交換器3に入り
、ここを通るLCOzを過冷却し、第3の減圧弁12を
経て分離槽8に入り、抽出物質を析出し、気化して系外
に排出される。このようにして、LCOzの大部分は循
環使用されるが、一部のLCOzを抜き出すため循環系
内のLCOz @iが減少する。この減少分を補うため
、貯槽1からLCOzが管17を経て熱交換器3に送ら
れ、ここで過冷却されて補助加圧ポンプ18に送られる
。補助加圧ポンプ18で循環系のLCOzの圧力まで加
圧されたのち、このLCOzは管16に送られ、循環系
に合流される。
第3図に示した例は、第2図に示した循環系にお心)で
補助加圧ポンプを不要としたものである。
補助加圧ポンプを不要としたものである。
この例では、抽出槽6からのLCOzの一部が第4の減
圧弁19で二酸化炭素貯槽1内のLCOzの圧力まで減
圧さ、れたうえ、再び熱交換器3に送られ循環使用され
る。
圧弁19で二酸化炭素貯槽1内のLCOzの圧力まで減
圧さ、れたうえ、再び熱交換器3に送られ循環使用され
る。
第4図は、第3図に示した装置の変形例であって、抽出
槽6からの抽出物質を溶解したLCO2の一部が第4の
減圧弁19に送られ、ここで貯槽1内のLCO2の圧力
まで減圧され、補助分離槽20に送られる。補助分離槽
20では、LCO2中に溶解した抽出物質の一部が析出
、分離され、抽出物質濃度が低くなったLCO2が再び
熱交換器3に送られ、循環使用される。この例では、循
環系におけるLCOZ中の抽出物質濃度が低下するので
、抽出槽6での抽出速度を早めることができる。
槽6からの抽出物質を溶解したLCO2の一部が第4の
減圧弁19に送られ、ここで貯槽1内のLCO2の圧力
まで減圧され、補助分離槽20に送られる。補助分離槽
20では、LCO2中に溶解した抽出物質の一部が析出
、分離され、抽出物質濃度が低くなったLCO2が再び
熱交換器3に送られ、循環使用される。この例では、循
環系におけるLCOZ中の抽出物質濃度が低下するので
、抽出槽6での抽出速度を早めることができる。
また、本発明では、これらの例の他に、第2の減圧弁1
1で発生した冷熱をブライン等で一旦回収し、このブラ
インで加圧ポンプ5に吸入される前のしCO2を冷却す
る方法や熱交換器3と分離槽8と機能を兼ねた熱交換器
兼分離槽を設ける方法などをとることもできる。
1で発生した冷熱をブライン等で一旦回収し、このブラ
インで加圧ポンプ5に吸入される前のしCO2を冷却す
る方法や熱交換器3と分離槽8と機能を兼ねた熱交換器
兼分離槽を設ける方法などをとることもできる。
以上説明したように、この発明の抽出方法は貯槽からの
LCO2または抽出後のLCO2を減圧して冷熱を発生
させ、この冷熱によってLCO2を過冷却するものであ
るので、従来、捨て去られていたLCO2自身が有して
いる冷熱を過冷却に利用できるので、フロン冷却機など
の冷却装置が不要となる。このため、抽出装置のコスト
ダウン、コンパクト化が可能となる。さらに、熱交換器
の冷部が短時間に速やかに行えるので、装置全体の起動
時間が短縮化できるなどの利点を有するものとなる。
LCO2または抽出後のLCO2を減圧して冷熱を発生
させ、この冷熱によってLCO2を過冷却するものであ
るので、従来、捨て去られていたLCO2自身が有して
いる冷熱を過冷却に利用できるので、フロン冷却機など
の冷却装置が不要となる。このため、抽出装置のコスト
ダウン、コンパクト化が可能となる。さらに、熱交換器
の冷部が短時間に速やかに行えるので、装置全体の起動
時間が短縮化できるなどの利点を有するものとなる。
第1図ないし第4図は、いずれもこの発明の抽出方法に
好適な装置の例を示す概略構成図、第5図は従来の抽出
装置を示す概略構成図である。 1・・・・・・二酸化炭素貯槽、3・・・・・・熱交換
器、5・・・・・・加圧ポンプ、6・・・・・・抽出槽
、8・・・・・・分離槽、10・・・・・・第1の減圧
弁、11・・・・・・第2の減圧弁、12・・・・・・
第3の減圧弁、18・・・・・・補助加圧ポンプ、19
・・・・・・第4の減圧弁、20・・・・・・補助分離
槽。
好適な装置の例を示す概略構成図、第5図は従来の抽出
装置を示す概略構成図である。 1・・・・・・二酸化炭素貯槽、3・・・・・・熱交換
器、5・・・・・・加圧ポンプ、6・・・・・・抽出槽
、8・・・・・・分離槽、10・・・・・・第1の減圧
弁、11・・・・・・第2の減圧弁、12・・・・・・
第3の減圧弁、18・・・・・・補助加圧ポンプ、19
・・・・・・第4の減圧弁、20・・・・・・補助分離
槽。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 液化二酸化炭素を過冷却したのち加圧して被抽出物と接
触せしめ、抽出物質を抽出する高圧二酸化炭素を用いる
抽出方法において、 貯槽からの液化二酸化炭素または抽出後の高圧二酸化炭
素を減圧して冷熱を発生させ、この冷熱によって前記液
化二酸化炭素の過冷却を行なうことを特徴とする高圧二
酸化炭素を用いる抽出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11556787A JPH0790122B2 (ja) | 1987-05-12 | 1987-05-12 | 高圧二酸化炭素を用いる抽出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11556787A JPH0790122B2 (ja) | 1987-05-12 | 1987-05-12 | 高圧二酸化炭素を用いる抽出方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63278501A true JPS63278501A (ja) | 1988-11-16 |
JPH0790122B2 JPH0790122B2 (ja) | 1995-10-04 |
Family
ID=14665753
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11556787A Expired - Lifetime JPH0790122B2 (ja) | 1987-05-12 | 1987-05-12 | 高圧二酸化炭素を用いる抽出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0790122B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7824725B2 (en) | 2007-03-30 | 2010-11-02 | The Coca-Cola Company | Methods for extending the shelf life of partially solidified flowable compositions |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021009820A (ja) * | 2019-07-02 | 2021-01-28 | 株式会社デンソー | エネルギマネジメントシステム |
-
1987
- 1987-05-12 JP JP11556787A patent/JPH0790122B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7824725B2 (en) | 2007-03-30 | 2010-11-02 | The Coca-Cola Company | Methods for extending the shelf life of partially solidified flowable compositions |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0790122B2 (ja) | 1995-10-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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